信州大学

私が進路について具体的に考えるようになったのは3年生になってからでした。それまでは、漠然と大学に行きたいと考えているだけでした。いろいろなことに興味があり決められずにいました。以前から興味のあった薬剤師を第一志望と考えるようになりました。しかし、薬剤師のことを深く調べる中で、知らないことが多いことに気づきました。一つのことを深く掘り下げて考えることの必要性を強く感じました。そして、自分が本当にやりたいことは何なのか一から考え直しました。昔から理科（生物）が好きなこと、家が農家で幼いころから畑に行っていたこと、父や母との会話、先生方の的確なアドバイスがあり信州大学農学部を目指すことで気持ちは決まりました。

そこからは、放課後補習や夏休みの補習で徹底的に生物を勉強しました。自分の力だけでは足りない部分を先生方から指導いただきました。また、Asahi ? Weekly（英字新聞）や単語帳を使って英語の勉強を進めることができました。これも先生からの助言によって効率よく進めることができました。面接練習も集中して短期間に行うことができ、試験当日は緊張することもなく自信を持って臨むことができました。

長野大学

私は、漠然と「大学に行く」としか考えていませんでした。そのため、3年生になり具体的な進路決定をしていく段階になっても悩む時間が多かったです。心理学に興味があり、心理学を学べる学校へ進みたいという希望はありました。しかし、どうして心理学を学びたいのか、どう将来に活かせるのか考えを深めるところまでは至りませんでした。ただ何となく「大学に行きたい」「〜を学びたい」と思うだけでは大学には行けないことに気づきました。「自分のやりたい事は何か」「それを叶えるためにどんな学びが必要なのか」「どう将来に活かすのか」これらのことを具体的にイメージし、行動に移すことが重要だとわかりました。これらのことを明確かつ具体的なものにするために多くの時間を要しましたが、先生方のご指導や手厚いサポートもあり、受験対策にも集中して取り組めました。受験への準備は辛く苦しいと感じる時もありました。また、結果が伴わず全てが嫌になりそうな時もありましたが、目標が明確だったので最後まで諦めることなく挑戦できました。頑張れば頑張った分だけ報われることをこの受験をとおして経験できました。最後に、受験に向き合う時が来たら、自分を信じて最後まで頑張ってください。

桜美林大学

私は4月から4年制の大学に進学します。第一志望を決めたのは2年生の冬でした。1年生の頃から大学を調べたりオープンキャンパスに参加するなど大学受験を意識しててきました。志望校を絞ることに悩みましたが、決まってから受験までの時間はあっという間でした。そして、受験までの準備は毎日が充実していました。特に、志願理由書を書くことや面接練習には多くの時間を費やしました。志願理由書では、文章のまとまりがなく薄い内容になってしまったり、面接練習では自分の言いたいことが上手く伝わらなかったりと、超えなければいけない壁ばかりで「もっと早く始めていれば」と思う日々でした。しかし、絶対に合格したい大学だったので、先生方からのアドバイスを自分の力に変えることができました。指導いただいた「ゴールから逆算して言う」「文章で覚えず言いたいことを単語で覚える」「相手を見て笑顔で話す」を意識することで、自分の考えがしっかり伝わるようになりました。自分に自信が持てるようになった瞬間でした。

受験をとおして「時間は待ってくれない」ということを実感しました。だからこそ今自分が何をすべきか考えて行動することが大切です。時には、悩んでしまうこともあると思いますが先生方がサポートしてくれます。そして、最後は自分自身を信じて頑張ってください。

国士舘大学・帝京大学

私はこの度、総合型選抜で国士舘大学体育学部スポーツ医科学科と帝京大学医療技術学部スポーツ医療学科救急救命士コース共に合格し、国士舘大学に進むことを決めました。3年の夏からほぼ毎日のように放課後の時間を使い、生物の足りない部分の補修や面接練習などたくさんの指導をしていただいた先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。

ここでは、私が受験するにあたって一番大切だと感じたことを伝えたいと思います。それは、日々学校の勉強に力を入れ、学年上位の成績をキープするということです。高校生が勉強することは当たり前のことですが、これが最終的に自分の進路を左右したと思います。私が救急救命士になると決めたのは3年の9月と早くはありませんでした。それまでは診療放射線技師を目指し受験する大学も決めていたのですが、深く調べていくうちに就職難であることなど負の面が気になり、他の職種を意識し始めました。9月に進路先を変えるのは正直遅く周りからも反対されました。しかし、後悔をしたくなかったので迷わず変更することができました。その時に迷わず決心できたのは、高校に入学以来努力してきた日々の勉強があったからです。中学の頃の私は勉強が苦手で定期テストの点数もよくありませんでしたが、高校に入学してからは得意な教科も苦手な教科も全てに力を入れてきました。そのおけげで、学科試験が含まれる総合型選抜の大学を選択肢に入れることができました。その結果、無事進路を決定することができました。

私は高校での3年間をとおして、どんなことでも努力すれば必ず結果がついてくるということを学びました。また、それは自分一人でできることではなく、支えてくれる仲間や家族、放課後補習で丁寧に教えてくださった先生方がいたからこそできることだと思いました。

後輩の皆さん、これから進路決定まで悩むこともあると思いますが、小海高校の先生方は親身になって一緒に悩み、考え、支えてくれるので不安な時は迷わず相談してみてください。自分を信じて諦めず、目標に向かって最後まで一生懸命頑張ってください。やればできる！

東海大学

私は小学生の頃から魚に興味がありました。高校1年生の時に、サンマの漁獲量・個体数が減っていることをニュースで知り、どうしたら個体数を増やすことができるのか興味を持つようになりました。そこで、魚や海などの水産学を学べる東海大学海洋学部水産学科を目指すことを決めました。

先生方には受験に必要な小論文や面接の指導を1対1で徹底的にしていただきました。小論文では書き方の基本から教えていただき何度も添削をお願いしました。また、面接指導では話し方のポイントからはじまり自分自身の考えを深め自信を持って試験に臨むことができました。

試験に口頭試問があったので、数学と生物の勉強には力を入れました。家庭学習はもちろんですが、放課後補習で受験に必要な単元を先生に講義いただきました。その結果、分からない箇所が少なくなり力をつけることができました。

このように、小海高校では先生方からの手厚い指導や的確なアドバイスを受けることができます。受験勉強に向かいやすい環境を作っていただきました。そして、合格することができました。

佐久総合病院看護専門学校

私は三年生になってから受験勉強を始めました。佐久看護専門学校の予想問題集や過去問を何度も解きました。英語は覚える英単語も多く、くじけそうになりましたが先生に解説してもらい覚え方を教えてもらいました。国語もたくさんの漢字を覚えるために毎日コツコツと努力を継続しました。面接対策は試験3週間前から始めました。最初の面接練習では何も答えることができず焦りました。医療用語を覚え、自分の意見や考えを述べることは難しかったですが、何度も練習することで最後はどんな質問に対しても答えられるようになりました。

受験するにあたり多くの先生方にお世話になりました。自分の努力はもちろんですが、先生方が熱心に指導してくださったおかげで合格という結果に繋がったのだと思います。

長野県警察 警察官

私は長野県警察を目指して2年生の12月頃から勉強を始めました。自分でも教材を買って勉強をしていましたが、公務員試験特有の問題は難しく、自分の力では解けずくじけそうな時もありました。学校開催の公務員講座に毎月来てくださる予備校の方にご指導いただき解けるようになりました。また、マークテストに向けては、予備校の夏期特別講座に参加し対策をしてきました。面接や作文も苦労しましたが、先生や警察官の方に直接ご指導いただきました。

私はいろいろな方々に助けてもらって合格することができました。

樫山工業株式会社

私は就職希望だったので、まず最初に会社について徹底的に調べました。会社の仕事内容や就職試験の内容を調べることから始めて、筆記試験については、参考書を買ったり筆記試験で出る問題を繰り返しやりました。参考書などをやる時に集中力がなかったり、やる気が出ない時もありました。その時は、まずはやってみようとか、少しでも手を付けることに心がけました。そうすることで、確実に力をつけることができました。

面接の時は先生方に指導いただき、自分の言いたいことをノートに書き出しました。その際は、全部を覚えようとするのではなく重要な所を覚えて面接練習に臨みました。また、先生方にご指摘いただいたことはノートに書き、必要なことを加えたうえで何回も練習をしました。

このように、自分なりの工夫や努力を重ねた結果、希望した樫山工業株式会社様より内定をいただくことができました。

シチズン時計マニュファクチャリング株式会社ミヨタ佐久工場

私は3年生になってから将来のことを深く考えるようになりました。それまでは、進学か就職か迷っていました。自分が好きなこと、将来やりたいことは何なのか考える時間が多くなりました。物作りが好きだったので、それに関わる仕事に就きたいと思い就職することを決断しました。いざ就職となるとやるべきことがたくさんありました。志望動機を書いたり、面接練習を繰り返し行ったりと慣れないことばかりでしたが、先生方のご指導により試験に向かうことができました。そして、自分自身が納得いく挑戦をすることができ、希望する企業に合格することができました。心が折れずに頑張り続ければ自分の納得いく結果が得られると実感しました。

長野県立大学

グローバルマネジメント学部グローバルマネジメント学科

私には声優になるという夢がありました。大好きなアニメに貢献したいとの思いから目指そうと思ったのです。そのため、高校入学時にはまさか自分が四年制大学へ進学することになるとは思ってもいませんでした。一年生の頃から進路講話や、進路について考える機会を沢山いただきました。一年生の頃は専門学校への進学を考えていたので、声優や演技を学べる学校を調べていました。しかし、段々と果たして自分の夢は本当に声優なのかと、疑問を抱くようになりました。 私が本当にやりたいことは日本の文化であるアニメに貢献することであって、それが声優である必要はないのではないか、もっと自分にしかできないことや自分だからこそできることはないのかと、悩んでいました。そんな中、進路講話で経営学についての話を聞く機会がありました。もともと、経営学には興味がなく、それがどういったものなのか全く知らない状態で話を聞いていました。その時は、そういった学問があるという認識でしたが、後に進路を決める際にとても役に立った出来事だったと思います。「アニメを翻訳し、世界中に提供するサービスがしたい」と将来の夢が定まったところで、次はどこに進学すればいいのだろうという新たな問題が発生しました。先生方の助言もあり、様々な大学のオープンキャンパスには参加していましたが、自分の理想に合う大学はなかなかありませんでした。そうやって悩んでいる間に、生徒会の仕事や班活動が忙しくなり、最終的に長野県立大学の受験を決意したのは三年生の夏休み明けでした。しかしすぐに文化祭¹の準備が始まってしまい、出願書類を書き始めたのは九月の上旬というかなり遅い時期になってしまいました。こうして自分の受験を振り返ってみると、全く計画的に物事を進められていなかったことに気づき、反省しています。それでも一年生から勉学に励み、その他の活動を頑張ってきた経験が受験の役に立ったのは確かです。また、受験時の先生方の多大なるサポートには感謝してもしきれません。受験はとてもつらいものです。自分の思うようにいかないときも沢山あります。むしろ、上手くいかないことの方が沢山あります。それでも諦めずに自分の目標に向かって頑張ってください。進学でも就職でも、周りで支えてくれる人は沢山います。悩んでいる時は誰でもいいので相談しましょう。これから受験する皆さん、めげずに頑張ってください。

佐久総合病院看護専門学校

高校に入った時から、看護師になりたいと思っていたので、行きたい学校もすんなりと決まりました。だから、どの道に進みたいか迷って困ることはなかったので、早めに自分がになりたいのか決めておくことが大切だと思いました。進路が決まったら次はやはり勉強です。看護師に必要な教科を調べ、その教科をとにかく勉強することです。ですが、班活等があり、更に勉強が苦手だったので、なかなかやる気が起きず、やりませんでした。やっと三年生になってから始めたので、遅すぎて計画的にできず、不安なまま試験を受けました。もっと早くから勉強すればよかったと本当に後悔しました。皆さんはまだ間に合います。今の内から勉強してほしいと思います。行きたい学校のオープンキャンパスは何度も行くことが大切です。私の行く学校では三回は行った方がいいと言われました。三回行って細かなところまで見ると自分に合っているかよくわかってとてもいいです。更に他のところも二つくらい行っておくと違いが分かり、行きたい学校の良さが分かるので、三校くらい決めていくといいと思います。そして、試験に向けての勉強です。私は先輩が残してくれた試験内容を見て、先生と相談して何を勉強すれば良いか決めてから始めました。そこで感じたのは、英語の単語、国語の漢字の読み、書き、小論対策の大切さです。英語は単語が読めないとどの問題も解けません。だから、単語は一日五つくらい書いて覚えておくことが大切です。国語は、漢字の読み、書きは必ず出ると思うので、英語の単語と同じように行うと良いと思います。問題は小論文です。国語の試験では、自分の意見を書いたり、要約する問題が出ることが多いです。更に小論をやっておくと、長文を読む速さ、理解力がついて問題が解きやすくなります。私は、担当の先生と相談し、自分で何枚か選んだ新聞記事を読み、大事なところに線を引き、二百字に要約して、更に四百字で自分の意見を書きました。それを何度もやりました。そのお陰で学校のテストの点も上がりました。実際の試験では、自分の意見を具体例と一緒に書くと、スムーズに書くことが出来ました。更に受かった後の課題でもとても必要になるので、たくさん何度もやることが大切だと思いました。早い内から計画的に勉強をしておくことがとても大切なので、今からでも遅くないと思うので、勉強してほしいと思います。どの先生もすごく熱心に教えて下さるのでわからないことはどんどん聞いてやってほしいと思います。進路実現できるよう頑張ってください。

大妻女子大学短期大学部

家政科 生活総合ビジネス専攻

私がこの大学を受験しようと決めたのは、三年生の四月頃でした。私はそれまで、行きたい大学や将来は何になりたいのか決まっておらず、看護体験に行ってみたり、様々な大学のオープンキャンパスに参加しました。私は生徒会で会計として活動した際、縁の下の力持ちとして生徒会を支えてきました。この経験を経て、私は将来、金融機関という立場でお金を必要としている人を支えたいと思い、ビジネスマナやお金の流れ、金融について知識を身に着けるため生活総合ビジネス専攻を選びました。私はAO入試を受験しました。試験内容は、書類選考と二対一の個人面接でした。提出書類として、キャリア計画書を書いて提出しなければなりませんでした。夏休みはほとんど毎日学校へ行き、担当の先生に何度も添削してもらいました。書いたことのない文量と自分の考えを明確に且つまとめることがとても難しく、悪戦苦闘しましたが、何とか夏休み最終日に下書きを完成させることができました。文化祭²までにキャリア計画書を仕上げるはずでしたが、出願五日前に急な訂正がありました。文化祭³の準備と軽音のリハや練習で本当に余裕がなく、いっぱいいっぱいでとても辛かったです。出願初日に提出することはできませんでしたが、無事提出することができました。文化祭⁴と被らないよう、一カ月以上余裕を持ち、書類作成に取り掛かりましたが、文化祭⁵と被り、出願初日に間に合いませんでしたので、書類作成などは早め早めに書き始めた方が良いと思います。書類作成よりも大変だったのが面接でした。小海高から大妻へ進学した先輩がいませんでしたので、オープンキャンパスヘ参加しデータを集めることから始まりました。提出書類をもとに自分なりの言葉で伝える事は、本当に難しいものです。私の面接の回答は、文章で覚えるやり方であるため、一度詰まってしまうと頭が真っ白になって言えなくなってしまいます。そこで、ある先生からのアドバイスを頂きました。伝えたい部分や絶対言いたいところにマーカーで線を引くことで整理がつき、面接時に伝え忘れないなどとても効果的でした。ただ文章にするのではなく、自分なりに覚えやすく工夫することをお勧めします。また、面接練習は反復することで、自然と覚えられますのでたくさん面接練習をしてください。受験当日はとても緊張します。緊張と予想外の質問に焦り、上手く話せなかったり、何回も練習していても話しているうちに飛んでしまうこともあります。私が面接試験を経験して思ったことは、志望理由やその大学で学びたいことを伝える事は大事ですが、時事問題に目を向けることも大事だということです。私の場合半分くらいが時事問題でした。入試では必ず最近気になったニュースは何か聞かれます。ですから、普段からニュースや新聞を見ることはもちろん、自分が住んでいる県や日本が抱える問題など知っておく必要があると思います。

日本郵政株式会社 信越支社

高校へ入学した時は、自分自身は得意としている美術を生かして専門学校へ進学したいと考えていました。しかし、二年の後半になると専門学校を卒業したあと、自分は何の仕事に就きたいのか、と考え始めました。専門学校で色々と学んでも、本気で学びたいのではなく、○○が得意だからそういうのを学べる所へ行きたい．．．という程度の軽い気持ちでたくさんのお金を払って進学しても、卒業後にそれを生かせなければ、全くの無意味なのでは？と考えました。そこで私は、就職というもう一つの選択肢も良いなと考えました。私は春から日本郵便へ就職しますが、なぜ郵便局へ就職したいと思ったのかというと、手紙とは人と人をつなぐとても大切なもので、それを届けるという配達の役割はとても責任が重く、やりがいのある仕事だと感じたからです。今、スマートフォンなど便利な機械が普及し、手紙を使わなくても簡単にメールで相手に伝えたい内容を送ることが出来るため、手紙だけでなく、年賀状を出す人も減ってきていると思います。しかし、私は手紙にはメールなどと違い、待つという楽しみや相手に親しみを持ってもらえたり、手元に一生残るという手紙ならではの素晴らしさがあると思います。ですので、私は配達員をしていく中で、手紙の大切さを伝えるというとてもやりがいのある仕事をしたいです。皆さんもやりがいを感じることが出来る様な仕事を見つけてほしいと思います。