丸子修学館(丸子実業)高校
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取得日:2024年03月21日
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(様式1)
令和5年度入学生 キャリア教育全体計画書
学校番号 32 学校名(課程) 丸子修学館高等学校(全日制)
1 全 体 目 標
1 産業社会と人間や総合的な探究の時間の授業内容を充実させ、生徒に自身の生き方や社会のあり方を深く探究させる。
2 講座選択を通じて、学習活動に対し目的意識を持たせ、生徒の主体的に学習に取り組む態度を育成する。
3 規範意識を高め、社会や学校のルールを守り、生徒が充実した高校生活を過ごせるよう指導する。
4 学校間の教育協力や地域連携活動、教科間連携授業等を積極的に実施し、生徒に深く広い学びを実感させる。
2 現状・課題
1 総合学科開設時から続いているキャリア教育に関する諸活動について、時代に合わせた抜本的な改革が必要となってきており、全職員が一丸と
なり、新たな時代を生きていくための力を育む体制づくりが急務となっている。
2 産業社会と人間をはじめ、キャリア教育の授業によって多くの活動を展開しているが、これらをきちんと現実の進路指導や学習指導に結び付け
るような指導展開の構築と観点別学習状況の評価導入による総合的な探究の時間における指導と評価の一体化の実現。
3 つけたい力
【基礎的・汎用的能力】(人間関係形成・社会形成能力、自己理解・自己管理能力、課題対応能力、キャリアプランニング能力)【キャリア・デザイン力】を含める。
学校で言い換えた力でもよい。
a 知的能力
1基礎学力 ………… すべての教科にあてはまる基礎的な知的能力
2論理的思考力 …… 論理的に考える力
b 社会・対人関係力 = 人間関係形成・社会形成能力
1コミュニケーション能力 … 自分とは違う人を認め理解する力、他者と協調・協働できる力、自分の考えをまとめて伝達する力
2規範意識 …… 約束・規則を守ろうとする力
c 自己制御力 = 自己理解・自己管理能力
1意欲 ……… 目標に向かって努力する気持ち 自己肯定感
2忍耐力 …… 目標や夢の実現に向けて努力をしつづける力
d 創造力 = 新しいものをつくり出す力
1発想力 …… これまでのかたちにとらわれず、自由に表現する力
2実行力 …… 表現したことをかたちにしようとする力
4 内 容
指導項目 指導方針 〈対応する項目〉
1自己の在り方、生き方を考え、社会参 ア 1年次 「産業社会と人間」を指導の中核とする。
画の意識を醸成する 1 新たな時代において求められる力について理解を深めながら、自己理解・職業理
2仕事や社会で必要となる力(基礎的・ 解、キャリアプラン作成など諸活動を通じて、自らの生き方について考える。
汎用的能力)を育む イ 2年次 「探究基礎」を指導の中核とする。
3様々な学習や体験を通して勤労観、 1 社会認識・社会の中の自己認識、同世代間のコミュニケーション力を育てる。
職業観の形成を促す 2 SDGs等を題材とした講座別のプレ探究活動を通じて、課題発見能力を養う。
4卒業後の進路を選択し、職業を通して ウ 3年次 「総合研究」および「キャリア・レッスン」を指導の中核とする。
どう社会と関わり、どう生きたいのかを 1 社会認識・社会の中の自己認識、課題解決能力を育成する。
構想し続ける力を育む 2 地域連携活動などを通して、異世代間のコミュニケーション力を育てる。
5自分の「選択」を正しいものに変えて エ 学校生活全般をキャリア教育の場と考え、卒業後(目先)の進路選択だけでなく、そ
いく力を育む の後の生き方を含めたライフプランの設計と自分の選択を正しいものに変えていく
力を育む。
指導場面等 指導計画・キャリア教育の視点等 〈実施学年〉
・ 1年次 「産業社会と人間」 … 就業体験、講座選択による自己理解、キャリアプランニング
教科の授業 講演会や上級学校見学、インターンシップ後の話し合いや討論会を繰り返す。
・ 全学年 … 基礎的な知的能力、論理的に考える力、考え抜く力、相談する力等の育成
・ 2年次 「探究基礎」 … 地域探究、地域比較探究をテーマとしたプレ探究を通じて、自己の生き
方、これからの社会の在り方について考え、より深い将来設計を行う。
総合的な探究の時間 ・ 3年次 「キャリア・レッスン」 … 進路実現に向けて、具体的な探究活動・準備活動を行う。
・ 3年次 「総合研究」 … 課題対応能力の向上と地域貢献活動などを通したコミュニケーション力の
向上、協働性意識の向上をはかる。
・ HR活動 … SHR・LHRでの自己管理能力の養成。各係・委員会活動の企画・実施・報告等の活
動を通じて、クラスにおける自己の立ち位置を認識するとともに企画力・課題対応力を高める。
・ 生徒会活動 … 多様な生徒会活動を通じて、自治活動、組織運営など社会参画に向けた力を身に
付けるとともに、地域や校外の団体との協働的な活動を通じて、学校全体の動きを俯瞰し、視野を
特別活動
広げる。
・ 学校行事 … 各種学校行事に積極的に参加していくなかで、事前学習(準備)を大切にすることに
よって全体像・流れを把握し、実施によって周囲の生徒との連携力を高め、次回開催に向けての反
省や改善点を見出し、よりよいものへと変革させていく実践力・行動力を養う。
・ 1年次(11月) … 1 学年全生徒が2日間のインターンシップに参加する。
校外の体験活動
・ 2年次(夏期休業中) … 就職希望者を軸とする希望者(原則2日以上)。
(就業体験活動等)
・ 3年次(随時) … 総合研究や分野の学習を柱にした地域連携活動。
・ 松本大学と教育協力協定締結(平成 23 年 12 月 21 日)
・ 東京農業大学国際食料情報学部食料環境経済科と教育協力協定締結(平成 24 年 2 月 2 日)
→ 東京農大との教育連携「山村再生プロジェクト」通年参加・大学見学
・ 上田女子短期大学と教育協力協定締結(平成 24 年 2 月 14 日)
・ 上田市および上田市商工会とパートナーシップ協定締結(平成 24 年 2 月 28 日)
→ まるこ産業フェスタ、国際交流フェスティバル等
→ 依田川リバーフロント整備事業等
地域や産業界等との連携 ・ 長野大学と教育協力協定締結(平成 26 年 3 月 27 日)
・ 佐久大学信州短期大学部と教育協力協定を締結(平成 27 年 3 月 27 日)
・ 介護老人福祉施設ベルポートまるこ東との連携(福祉・工業・農業分野)
・ 長野県建設業協会上小支部の協力による丁張技術講習会等の開催(工業分野)
・ 丸子中央小学校との連携交流(農業・工業分野)
・ 上田市商工観光部との地域活性化・中小企業支援に関する共同研究(商業分野)
・ 上田市学園都市推進室との「信州上田学」に関する連携
・ 株式会社電通とのマーケティング分野およびキャリア教育に関する共同研究(商業分野他)
・ 「産業社会と人間」 (原則履修科目) 5段階評価および観点別評価の実施。
・ インターンシップは生徒アンケート、企業アンケート、教員評価により総括。
評価
・ 「探究基礎」「キャリア・レッスン」「総合研究」は担当者による観点別評価を実施、文章で評価。
・ 各行事や活動に対応して、学校独自のアンケートを実施。その結果により総括。
・ 学校説明会、公開授業、
体験入学
1
等において中学生を対象に、本校のキャリア教育の概要説明。
中学校との連携
・ 中学校訪問、中学校での出前授業、協働学習の実施。
(指導の継続性)
・ 中学校との連絡会議の開催。
・ 総合学科推進係 係7名(主任1名 1年2名 2年2名 3年2名)が中心となり、キャリア教育を中心
校内の推進体制
に、行事・就業体験・探究活動、日常の学習等を企画運営する。
・ 生徒に学校指定の手帳やポートフォリオを配布。適宜、生徒の書き込みをまとめさせ、学校生活の
キャリア・パスポートの取組
振り返りに活用。
5 学年別指導計画
1 年 2 年 3 年
○基本的な生活習慣の確立 ○学力の伸長と汎用的スキルの修得 ○進路実現と自己実現
○基礎学力の定着と向上 ○主体的に情報を得る力を育成し、社 ○成人としての自覚と責任の涵養
目
○特別活動や部活動に積極的に参加 会の中で生きていくための思考力お ○課題解決能力の育成
標
し、豊かな人間性を育む よび表現力の向上 〇自分の選択を正しいものに変えてい
〇キャリアプランニング力の育成 〇課題発能力、探究基礎力の向上 く力の育成
○コミュニケーションキャンプ ○教員別テーマ型講義 ○分野別の課題探究活動
主 ○インターンシップ ○プレ探究活動 〇企業見学・説明会
な ○校外研修(上級学校見学) 〇ENAGEED 教材 ○希望進路別の進路探究活動
取 ○講座選択 ○進学探究(進学希望者対象) ○分野別地域連携活動
組
○ENAGEED 教材 ○就業体験(就職希望者対象) ○地域行事への参加
○産社・CS合同発表会 ○産社・CS合同発表会 ○総合研究発表会
・ 生徒の取り組みを総合的に評価 ・ 生徒の取り組みを総合的に評価 ・ 生徒の取り組みを総合的に評価
評
・ 観点別評価の実施 ・ 観点別評価の実施 ・ 観点別評価の実施
価
・ 各種調査、アンケート ・ 各種調査、アンケート ・ 各種調査、アンケート
年間指導計画と各取組の関連 *就業体験活動、校外活動は□で囲む
教 科 / 総合的な探究の時間 / 特別活動 等 / その他 (面接・評価等)
(記入例) ・共生社会と福祉(家庭)
・ともに生きる社会を 特別養護老人ホーム訪問に向けて
目指して(公民) 福祉社会における私たちの役割 (講話及びホームルーム活動) ポートフォリオを用いた自己
を考える 評価
特別養護老人ホーム訪問(交流)
4 コミュニケーションキャンプ 4 進路希望調査 4 自己分析アンケート
6 講座選択説明会 → 予備調査 4 基礎力診断テスト (学びの指標)
7 上級学校見学事前学習 5 交通安全教室 4 生徒面談
7 文化祭に関わる諸活動 7 保護者懇談会
1
夏 7-8 進学者補習
休
年
8 上級学校見学 8 基礎力診断テスト 9 中間評価
8 第 1 回講座選択 9 芸術鑑賞 10 保護者懇談会
9 第 2 回講座選択 10 クラスマッチ
11 インターンシップ 10 平和人権講演会 12 自己分析アンケート
11 インターンシップ振り返り 11 薬物講話 (学びの指標)
11 第 3 回講座選択 12 小論文対策講座 12 生徒面談
1 「総合研究発表会」参加 1 分野別進路ガイダンス 2 年度末評価
2 産社・探基合同発表会 2 1年間の振り返り
春 3 キャリア教育特編授業 3 オープンキャンパス参加
休
5 地域探究活動開始 4 進路希望調査 4 自己分析アンケート
※自らが選択した柱となる分野を 6 講座選択予備調査 4 基礎力診断テスト (学びの指標)
中心に進路実現・自己実現に向けた 5 交通安全教室 4 生徒面談
学習を展開 6 薬物講話 7 保護者懇談会
7 文化祭に関わる諸活動
夏 7-8 進学者補習 7 インターンシップ 7-8 オープンキャンパス参加
2 休 7 オープンキャンパス
8 地域比較探究開始 8 基礎力診断テスト 9 中間評価
年 8 第 1 回講座選択 9 芸術鑑賞 10 保護者懇談会
※自らが選択した柱となる分野を 9 第 2 回講座選択 10 クラスマッチ 10 平和人権講演会 12 自己分析アンケート
中心に進路実現・自己実現に向けた 11 修学旅行 (学びの指標)
学習を展開 11 第 3 回講座選択 12 小論文対策講座 12 生徒面談
2 産社・探基合同学習発表会 1 就職ガイダンス 2 年度末評価
2 総合研究テーマ設定 2 1年間の振り返り
3 キャリア教育特編授業
4 キャリア・レッスン 講座分け 4 進路希望調査 4 自己分析アンケート
※自らが選択した柱となる分野を 4 総合研究 テーマ設定 4 基礎力診断テスト (学びの指標)
中心に進路実現・自己実現に向けた 5 総合研究 研究開始 5 交通安全教室 4 生徒面談
学習を展開 6 上田地域事業所見学会 6 前期中間評価
6 佐久・小諸事業所見学会 7 保護者懇談会
7 文化祭に関わる諸活動
3 夏 7-8 進学者補習 8 オープンキャンパス参加 7
体験入学
2
学校説明
休
年 9-12 CL 面接・作文・志望理由書指導 8 基礎力診断テスト 9 中間評価
9-12 CL 試験対策講座 一般教養講座 9 芸術鑑賞 10 保護者懇談会
※自らが選択した柱となる分野を 9-12 CL 学力向上講座 10 クラスマッチ 12 自己分析アンケート
中心に進路実現・自己実現に向けた 9-12 CL 社会人基礎力養成講座 11 平和人権講演会 11 学年行事 (学びの指標)
学習を展開 12 薬物講話 12 生徒面談
1 総合研究発表会 1 3年間の振り返り 2 年度末評価
1 総合研究まとめ