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取得日:2024年03月20日[更新]

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    長野県豊科高等学校                               令和5年(2023 年)5 月 26 日
 
 
                   校長室だより                                      令和5年度 第 2 号
 
 
                                    100 年後
  本校創立 100 周年記念式典につきましては、来たる 10 月 21 日(土)に本校体育館で
 挙行いたします。現在は、それに向けての準備を着々と進めているところです。
   同窓生の方々はもちろんのこと、地域の皆様 やゆかりある方々からの本校に対する温か
 なご声援を様々な場面でいただいております。改めて感謝申し上げますとともに、それらの
 期待にお応えできるよう、周年行事のみならず日々の活動に取り組んでまいります。
   本校生徒の皆さんも、100 周年に向けて具体的な動きを開始しました。その一つとして
 豊高オリジナルキャラクターの作成があり、校内から募集してデザインを決定することとし、
 まずは 7 月の豊高祭でお披露目しようという計画がなされています。どんなキャラクターが
 でき上がるか、今から楽しみにしています。
   生徒の皆さんにはこれらとは別に 100 年にちなんだ、ちょっとした課題を校長から提示
 してあります。過去の歴史を踏まえて、では 100 年後の豊科高校はどうなっているのだろ
 うか想像してほしいという問いを、Google Classroom を通じて投げかけました。
   すると回答のほとんどは、今と同じような平和で伸びやかな豊高であろうこと、充実した
 生活を送れる楽しい学校であるだろうこと、個性豊かな豊高生のままでいてほしいこと、な
 どでした。なるほどそうかもしれないと思いつつ、100 年後が今と同じような環境であるか
 どうか、もう少し掘り下 げて考えてもらおうと、次の質問 を投げかけました。それは「100
 年後の安曇野はどんな景色になっているだろうか?」、また「100 年後にそもそも学校は
 存在しているのだろうか?」です。
 
 
 
 
   今年の入学式は 4 月 6 日に満開の桜のもとで挙行されました。それがこの写真1です、と
 いうのは実 は違 っていて、この景 色 は松 本 市 内 のある場 所 で写 したもので、日 付 は平 成
 29 年(2017 年)4 月 20 日でした。たった 6 年間で桜の満開に 2 週間もの違いが生じ
 ており、別のデータでは 2021 年の京都の桜の満開日は 3 月 26 日で、平安時代までさ
 かのぼっても過去 1200 年間で最速だったといいます。
   たとえば自然環境をとっても、今と同じ状態を維持するためには相当な手立てが必要だ
 と思われます。そのあたりのことを生徒たちはどう考えていくか。これこそが探究の始まり
 だと考えます。