南安曇農業高校
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取得日:2024年03月22日
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84南安曇農業高等学校
令和5年度 南安曇農業高等学校 学校評価表(自己評価)
学校教育目標
勉学・健康・品位の向上を図り、健康で教養豊かな科学的農業人を育てる。
重点目標(中長期) 達成状況 成果 次年度への課題
・コロナ禍後に、学校の教育力 ・学校の教育活動をより充実さ
を活かして生徒が大きく成長 せながらウェルビーイングを目
食料・環境・生命に関する教育を通して豊かな人間性と生きる力を育み、地域産業 4.0 し、卒業論文やプロジェクト研 指したい。
や地域文化の継承を担う人材を育てる。また、地域と連携して開かれた学校づくり 究、また各種大会で成果を上 ・困難を抱える生徒への対応
を進め、安全で安心して学べる学校づくりに努める。 A げ、進路実績へと繋げることが について、支援方法や支援環
できた。 境の検討を行う必要がある。
本年度の重点目標
番号 項目 内容 観点(内容の詳細は別紙学校教育目標を参照) 達成状況 成果 次年度への課題
各教科の授業や農業クラブの研究
部活
1
動での地域連携の精 ・生徒が主体的に企画・運営 ・松本大学との連携によるマー
1 4.1 する学校開放j講座を4年ぶり ケティング教育を今後どのよう
選と充実を図る。
に開催、年間を通じて全27回 に発展させていくか教育課程
開 の講座を行った。 の編成と絡めて検討する必要
松本大学との連携によるマーケティング教育を農業教育の中
か 2 3.2 ・自治体や企業の方々と連携 がある。
れ へ位置付ける。
地 した取組により、商品開発や ・活動の様子を適切なタイミン
域 た
安曇野市との官学連携において、具体的な内容の検討と実施 3.8 環境保全分野等で顕著な学習 グで学校WEB等でも公開し、
1 学 3 4.1
連 校 を図る。 A 成果が現れた。 発信していきたい。
携 づ ・インスタグラム、広報チラシを
く 学校WEBページによる地域や中学向けの情報発信を有効に 作成し、中学生向けの情報発
4 3.9
り 活用する。 信に積極的に努めた。
・メディア等に取り上げて頂き、
5 南農の発展に向けて、地域人材や同窓会との連携を図る。 3.9 本校をPRする機会が増えた。
よりよい生徒理解のため、情報を共有するための組織作りと ・全体的には生徒が落ち着い ・自転車用ヘルメット着用の努
1 3.8 て学校生活を送ることができ 力義務化により、生徒の安全
職員会での情報共有を行う。
た。 意識の向上につながる指導を
いじめや生徒間トラブル、問題行動の未然防止につとめるとと ・アセス(2回)、キャリアカウン 充実させる必要がある。
2 3.8 セリング(2回)での面談、カウ ・特性や疾患を抱える生徒へ
もに、問題の早期発見と解決の指導を行う。
ンセリング利用などで生徒の の教員間での情報の共有と対
教育相談体制を充実し、生徒・保護者への周知を積極的に行 状況を把握し、生徒が抱える 応について引き続き検討する
安 3 4.0
う。 諸問題について早期に対応す 必要がある。
生 心 3.8 ることができた。 ・生徒のスマートフォンや携帯
生 ・ 生活アンケートやアセスを実施し生徒の状況を適切に把握す
徒 ・生徒会活動では、南農祭や 電話の使用について、節度を
2
徒
指
安 4
る。
4.0 A クラスマッチなどの諸行事を通 持って利用できるよう指導する
支 全
導 な じて学年間・生徒間の関わりを 必要がある。
援 スマートフォンやインターネットへの関わり方について指導し、 持つことができた。またBYOD ・「SOSの出し方教育」にも触
・ 学
校 5 ネット上でのトラブルやいじめがないように図るとともに、問題 3.6 を積極的に活用して情報発信 れ、生徒が困ったときに対応で
を早期発見し拡大しないよう予防教育に努める。 を行ったことで、一体感を持て きる教育の充実を目指す必要
た。 がある。
生徒会と連携し、携帯電話・スマートフォンの使用について生
6 3.4
徒自身が使い方について考える取り組みを行う。
様々な行事を通して、クラスや学年での生徒間のコミュニケー
7 3.8
ション活性化を図る。
・授業アンケート(2回)実施し、 ・授業参観週間等を活用して、
授業アンケートを生かして授業改善を実施する。多くの生徒が 「よくわかる」、「たいへんよくわ ICTの活用など他教科の指導
1 「よい(よく分かる)」「たいへんよい(たいへんよく分かる)」と感 3.9 かる」との高い評価を得られ 法を学び合う研修の機会を取
じられるように努力する。 た。 り入れる必要がある。
・身近な地域課題等に着目し ・観点別評価を活用し、到達目
基礎的・基本的な学力の向上のため、各教科にて課題を出し たテーマの課題研究やプロ 標をイメージしながら学習させ
2 3.6
家庭学習の習慣付けのための工夫をする。 ジェクト学習に取組、地域の ることで、生徒が学びの主体と
課題研究やプロジェクト研究等、探究的な学習への主体的な 方々と協働した質の高い学習 なる授業づくりを引き続き目指
3 4.0 ができた。 す必要がある。
取り組みを通して、総合的な学力の向上に繋げる。
・専門科目だけでなく、漢字検 ・専門学科の学びの充実を目
定や英語検定などの資格取得 指して外部講師等の活用、関
グリーンサイエンス科では、栽培・管理・栽培物の活用に関す にも積極的に挑戦することで 係機関との連携を重視した学
る基礎的知識・技術を習得させるとともに、交流学習や販売実 基礎学力の向上に結びつい 習活動を積極的に進める必要
4 習等の実践的な体験活動を通じて協働的な学習や言語活動 4.2 た。 がある。
学 学
の充実を図り、「コミュニケーション力」「企画力」「指導力」等、 ・専門科の特性を活かした教 ・ICTの活用が生徒の学力向
習 力
総合的な学力の向上を図る。 4.0 育活動が展開され、生徒が生 上や探究的な学びの充実とな
3 の
指 向 A き生きと取組める学習環境が
整い、学習成果が上がった。
るよう学習効果を検証しなが
ら、活用を推進する必要があ
導 上
る。
生物工学科では、植物・動物・微生物に関する基礎的知識・技
術を習得させるとともに、実験・実習及び研究活動を通して、
5 地域に根ざした「探究的な学び」である「あづみの学」を活用し 4.1
た地域資源を有効に活用する課題解決型学習の展開を図り、
総合的な学力の向上を図る。
環境クリエイト科では、測量設計・土木施工・造園などの基礎
的知識・技術を習得させるとともに、産学官連携の充実を図
6 り、専門的技能(資格取得等)の学習を通して、専門力と創造 4.2
力を必要とする探究的な学びを実践する等、総合的な学力の
向上を図る。
就職・進学指導体制の充実を図るための研究、情報収集を続 ・充実した進路指導でほぼ全 ・鵬塾への出席率が課題と
1 3.8 員が進路決定することができ なっているため、より一層充実
ける。
た。 できる運用方法を検討する必
「キャリアウィーク」が更に有効な取り組みとなるよう内容を検 ・毎朝取組む「鵬の時間」には 要がある。
2 3.7 話題性あふれるテーマや内容 ・個々の状況に応じた進路指
キ
キ 討し実施する。
ャ に触れ、学びの刺激を受け 導支援体制を充実させる必要
ャ リ 生徒の多岐にわたる進路希望の実現のため、個別指導の充 た。 がある。
進 3
路
リ ア 実を図る。
3.8
3.7 ・2年生全員がインターンシッ ・進路ガイダンスをより効果的
4 ア 教 プに参加、進路を考える上で に活用できるような運用方法
指
教 育
4
資格取得に取り組む学習環境を整え、多くの生徒が合格でき
4.1
A 貴重な体験となった。 をしていきたい。
導 の るように支援を行う。
育 ・大学教授や教育実習生の講
充
・ 実 話、クラーク塾による大学訪問
鵬塾への生徒の参加を促し、それぞれの進路実現に向けた学
5 3.2 を通じて大学進学希望者への
力の向上を図る。また、1・2年生の積極的な参加を促す。
意識づくりを行うことができた。
大学進学希望者について、様々な機会を活用し学年・クラス担
6 3.6
任と連携して早い時期からの意識づくりを行う。
* 達成状況の評価の基準は S:目標を大幅に上回った A:目標を上回った B:ほぼ目標どおりできた C:目標を下回った
* 5段階の評価数値による集計で 4.5以上 4.43.6 3.53 2.9以下 を目安とする
令和5年度 長野県南安曇農業高等学校 学校関係者評価
1 各評価項目のそれぞれの評価の観点についての評価
(評価は5:達成できた、4:ほぼ達成できた、3:改善の余地がある、2:相当の改善を要す、1:判断できない)
評価項目 評価の観点 評価
重点目標 食料・環境・生命に関する教育を通して豊かな人間性と生きる力を育み、
地域産業や地域文化の継承を担う人材を育てる。また、地域と連携して 4.5
(中・長期的目標) 開かれた学校づくりを進め、安全で安心して学べる学校づくりに努める。
1 開かれた学校づくり 地域と連携した教育活動および高大連携事業の充実を図るとともに、本
校教育活動の地域や保護者への広報活動を充実し開かれた学校づくり 4.7
(地域連携) を進める。
2 安全・安心な学校
すべての生徒が安心して学習活動に取り組み、学ぶ喜びと充実感を得ら
4.8
れるように生徒指導・生徒支援の充実をはかる。
(生徒指導・生徒支援)
3 学力の向上 すべての生徒が『分かった』と感じ、学ぶ喜びと充実感を得られるように
授業内容の充実をはかるとともに、専門科では学科・コースごとの特性を 4.5
(学習指導) 生かした授業を追求する。
4 キャリア教育の充実
生徒の将来を見据えた3年間の繋がりのあるキャリア教育を作り上げると
5.0
ともに、卒業時に希望の進学就職ができるように進路指導の充実を図る。
(キャリア教育・進路指導)
2 いただいた意見・提言等
本年度も卒業生の皆さんの進路先が就職・進学共に様々な分野で内定しており、生徒の努力が実
り、卒業されることを大変嬉しく思います。資格取得をはじめ、卒業論文研究、様々な大会でも活躍
し、日頃から何事にもチャレンジして真面目に取組んでいる様子が伺えます。新聞等でも、生徒の活
躍をたびたび目にし、地域の方も注目されていることと思います。
食や人々の生活に必要な知識を持つことは、人々の暮らしを支える大切なことだと思います。その
ような大切なことを学びたいと考えている南農生がこれからも地域を盛り上げて、支えてくれること
を期待しています。ご指導いただいている先生方、本当にありがとうございます。これからも生徒の
サポート、ご指導をよろしくお願いします。
生徒の専門コースに対する学習意欲はすごいものを感じます。そこで学ぶ意欲が普通科目への意欲
とリンクできる機会が与えられたらと思います。
一人でも多くの生徒に建設業への興味を抱いてもらえたらと思います。
学校評価アンケートでは、生徒の「授業」「安心」「満足」の分野で評価が高く、日頃の先生方の
活動が生徒に受け入れられている証だと思います。
地域との連携活動については、過去の活動の様子や結果を振り返ることで、生徒の感心や、やる気
に繋がると思うので追跡調査を随時行うことも必要と思います。
生徒がそれぞれの興味・関心を基に、目標をもって高校生活を送ることができていることが活動報
告からよくわかりました。
安曇養護学校高等部あづみ野分教室にかかわっては、今後、交流及び共同学習が更に深まり、お互
いの生徒の学びにつながることを期待しています。また、教職員の交流・連携についても日常的に取
組みが推進されることを願っています。
様々なところで、生徒の皆さんの様子を見る機会があり、とても礼儀正しく、気持ちが良いです。
人間としての基本的な姿勢として、とても頼もしく感じています。生徒の皆さんがそれぞれの目標を
持って、取り組んでいる姿を見てワクワクしてきます。これからも頑張っていただきたいと思いま
す。