池田工業高校
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2021/10/27
創立100周年記念
長野県池田工業高等学校
北安曇農業高校 校歌 池田工業高等学校 旧校歌(昭和三十八年) 池田工業高等学校 校歌(昭和五十八年)
須澤 貞夫、密澤 宏、浅原 鐵夫、今溝 正、小林 勉、須澤 基樹、山田 豊、小林 貫治、竹内 敬、丸山 圭三
片瀬 信男、小林 公廣、北澤 日出志、栗林 武生、奥野 仁、伴在 夏彦、西澤 篤、山田 利幸、西山 美裕紀
副委員長:清水 史明、山本 和男、中村 義明、清水 憲一郎、北澤 伊 男、甕 聖章、矢崎 昭和、矢花 浩司
大木 惇夫 作詞 折井 一 作詞 仁科 惇 作詞
太田 弥市、奥原 博幸、清水 澄雄、荻窪 大成、宮澤 哲朗、山本 史、北澤 伸夫、酒井 孝芳、宮下 昭男
千国 富司、遠藤 徹雄、宇海 泉市、布山 則男、平田 正夫、塩瀬 道則、浅原 鐵夫、宮澤 則雄、内山 亨
瀧澤 豊光、青沼 司、小林 和孝、川上 利文、竹内 延彦、草深 国芳、石井 克則、荒井 正規、南山 清高
飯田 信夫 作曲 吉川 宗雄 作曲 飯沼 信義 作曲
一 花咲きみのり稲そよぎ 一 安曇の野辺に 水ぬるみ 一、確かさを
絶江せぬ恵みあふれたる 心かなしく 春は来ぬ アルプスの襞に 尋ねて
矢口 和豊、茅野 徳則、平林 功、両角 友成、大厩 富義、那須 博天、中山 真一、丸山 孝
わが学び舎にペンとりて いざや若人 くわとりて 投げかける 英知の光
はた鍬とりて励みなん 学びの田畑 たがやしつ 朝 さやかに 夕べ雄々しく
耕す者に幸はあり 未来をはらむ 種まきて 友よ
刈り穫る者に誇りあり 創造の花を 咲かせなん 集うは麓 池田工高
創立100周年記念事業実行委員会の構成
研ぎ澄まし 創り出そう
平林 泉、大厩 美秋、佐藤 豊、赤羽 正、勝野 昌洋、宮崎 鉄雄、寺嶋 秀徳
二 高瀬の川の真清水に 二 高瀬の川の 河石は 青い地球の生命 探り続けよう
磨けば石も玉となる 夏日に白く 輝きぬ
一粒の種子いたわりて 流るる水は 細くとも 二、移ろいを
萬の知恵をみのらせん 我らが想い ゆたかにて 高瀬の水瀬に 読みとり
大出 美晴、矢口 新平、松澤 哲俔、赤田 彌寿文、西澤 みよ子
種子まく者に幸はあり 明日の世界を 照らすべき 懸け渡す 信愛の心
実らす者に誇りあり 創造の技に はげみなん 朝 優しく 夕べ厳しく
山 美加、高木 一美、荻窪 由紀夫、森 平蔵、村松 義晴
友よ
事務局 事務局長:片瀬 章寛、学校事務局長:矢原 和義
三 日本アルプス仰ぎ見て 三 冬はきたりぬ 山なみは 集うは川辺 池田工高
朝夕山の気を吸はん 雪雲くらく 安曇野を いとおしみ 支えあおう
こゝろは剛く健かに 吹きくる風は 寒くして 深い宇宙の窓を 開き続けよう
起ちてぞ土を穫るため 手足はこごえ なゆるとも
耕す者に幸はあり 胸張りて行け 面あげよ 三、思い出を
刈り穫る者に誇りあり 我等池田の 若人よ 安曇野の 野辺にちりばめ
仰ぎみる 故郷の空
記念誌委員会 委員長:清水 憲一郎
四 緑もすがし畑つ物 四 小さき鳥の くちばしに 朝 親しく 夕べ遙かに
事業委員会 委員長:北澤 伊 男
募金委員会 委員長:中村 義明
蚕は吐くよたまの繭 含める水は はかなくも 友よ
われらの拳りたつ時に 飛びては運び 燃えさかる 集うは広み 池田工高
村里栄江国安し 紅の 消しとめん 誇りもて 輝かそう
種子まく者に幸はあり 折りはかたく 胸に秘め 果てない希望の炎 燃やし続けよ
委 員 長:宮澤 敏文
実らす者に誇りあり 池田の子なり いざ進め
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記念式典パンフレット.indd
委員
あいさつ
創立100周年記念式典 学校の沿革
仰ぎ見る北アルプスの峰々は、変わることなく壮麗に連なり、名峰槍ヶ岳から流れ下る高瀬
令和 3 年11月 6 日
川の川べりに建つ長野県池田工業高校は、1921年に貧しい中で浄財を集め『地域の力で創立』 大正10年 実業補習学校令に基づく昼間通年 2 年制の
し、以来「地域の発展は地域産業を担う人づくりにあり」の創立精神を掲げ、地域とともに歩 町立池田実業補習学校が設置され、本校設
み池田実科中学、県立北安曇農業高校など変遷を経て、今年で100年の大いなる歴史を刻む。
記念式典 10:0010:45 第 1 体育館
立の母体となる
新型コロナの感染防止の中で、地域行政、同窓会、PTA、商工事業者、学校関係者が「100 1 開式の辞
周年記念事業実行委員会」を組織し、募金委員会、記念誌委員会、事業委員会、同窓会地域支 大正14年 北安南部 1 町 6 ヶ村組合立「池田実科中等
2 校歌
部役員など関係の皆さんの献身的な取り組みと地域の皆さんの応援によって本日が迎えられました。言葉に言い 学校」設置
尽くせない敬意と感謝を申し上げます。 3 実行委員長式辞
「実業補習学校」設置
心静かに学校と卒業生が歩んだ戦前戦後の激動の 1 世紀思いますと、生徒が農業開墾作業に明け暮れた戦後の 4 校長挨拶
混乱期を含めた農業高校時代、高度成長期の工業高校への変更、生産拠点の海外流出する中で海外での勤務など、 校舎落成式を行い、この日を開校記念日と
5 経過報告
多くのものが本校の伝統である本気で目を輝かせ踏ん張り、時代の波濤を乗り切ってきました。 定める
6 100周年記念表彰
また本校の郷学郷就の設立精神は、脈々と継承され、同窓会、地域の企業者、行政と学校が一体となり約20年 昭和 7 年 常盤村が参加し 1 町 7 ヶ村組合立となる
前に『魅力ある池田工業高校をつくる検討委員会』が設置され、その提案で全国から注目される生徒が 1 年間、 7 来賓祝辞
8 来賓紹介 昭和15年 組合立長野県北安曇農学校設置
企業に出掛けて生きた先進技術を学ぶ「池工版デュアルシステムの導入」、県下初の総合職業人育成を目指し情
報、機械、建築の分野を学ぶための「くくり募集の導入」など本校独自の先駆けた多くの実績を重ねています。 9 祝電披露 昭和23年 全日制農業科農村家庭科をもつ長野県北安
将にその原点は『地域を担う人材は地域で育てる。自立の精神がわくわく滾々と継承されている誇り』であり 曇農業高等学校設置。全日制(普通)課程、
10 生徒代表挨拶
ます。
11 閉式の辞 農業課程、農村家庭課程を設置
AI、IOT の導入等地球的規模で変わる第 4 次産業革命と国の歴史に経験のない少子時代を迎え、長野県の産
業界は大きく変わろうとしています。 昭和24年 高瀬川沿いにグラウンド新設
この時100年の節目迎えた本校は、「地域企業が求める専門力の向上や地域社会を担う人材づくり」を高らかに 昭和28年 普通課程募集停止、農業課程増募
掲げ、大改革期の試練や苦難にも「前へ精神」で乗り切れる社会の中核になる人を世に送り出していかなくては 記念講演 11:0012:30 第 1 体育館
昭和36年 工業課程機械科 2 学級募集、農業課程農業
ならないと思います。
1 講師紹介 科募集停止
主役である一人ひとりが輝くために「気を養い、本気で果敢にチャレンジする本校の伝統を再度見つめ、高瀬
の川のように流れ続くことを確認し合う100周年の記念でありたい。 」と峰々に誓う。 2 講演 昭和38年 長野県池田工業高等学校と校名変更。電気
長野県池田工業高校100周年記念事業実行委員長 同窓会長 長野県議会議員 宮 澤 敏 文 長野県南信工科短期大学校校長、
元信州大学工学部長 科 2 学級生徒募集。農村家庭科が生活科に
大石 修治氏
変更。
演題 『池田工業高等学校と結晶成長』
昭和44年 電気科 1 学級を工業家庭科に科名変更
本校は大正10年に池田実業補習学校として創立以来、長野県北安曇農業高等学校など産業の 平成 2 年 電気科、工業家庭科を電気・情報システム
変化とともに発展的に変遷を経て、今年で創立100周年という輝かしい節目の年を迎えました。 魅力ある池田工業高校をつくる検討委員会会長
科に学科転換
これも卒業生の皆様のご努力とご活躍はもとより長野県教育委員会ならびに池田町をはじめと (長野県議会議員) 宮澤 敏文氏
平成18年 池工版デュアルシステム開講
する近隣の市町村の皆様の深いご理解とご支援の賜物と厚く御礼申し上げます。 演題 『わくわく滾々の百年と池工に期待されるもの』
さて、正門の奥に「農魂」の石碑があり、そこに創立の精神について「農を基にして郷土に 平成19年 文部科学省「ものづくり人材育成のための
その魂を植えつけ、永遠ならんことを希求する」と記されています。これは地域の全ての若者 専門高校・地域産業連携事業」指定
たちが等しく教育を受けられ、地域に貢献する人材を育成するために創立されたことを意味しているものです。
平成22年 くくり募集導入
その精神は工業高校に転換してからも継承され、地域とともに産業の振興に貢献する人材の育成を行ってまいり
ました。地域の企業や団体に生徒が 1 年間を通して研究・研修を行う「池工版デュアルシステム」の取り組みや 機械工場棟屋根改修
機械科 2 年生の就業体験などの専門教育での地域連携や、地域の子どもたちを対象とした工作教室や地域の困り 平成23年 高圧受電設備改修
ごとを解決する池工お助け隊、生徒会活動で取り組む通学路や駅の清掃活動や池工祭でのバザーなど、地域との 建築材料試験室(測量実習室)
・ 格技室耐
連携は益々深くなっています。
震化改修
ところで、これからの専門高校のあり方について国は「令和の日本型学校教育」の構築を目指して、地域の産
官学が一体となり将来の地域産業の在り方を検討し、人材育成の在り方を整理してそれに基づく教育課程の開発 記念事業 創立90周年記念式典挙行、関係市町村へベ
と実践することが謳われています。本校では、令和 2 年度から同窓会ならびに地域の行政や産業界から組織され ンチ寄贈
ている「魅力ある池工をつくる検討委員会」の提案で、池田町を主体とする「ものづくり人材育成地域連携推進 レーザー加工機購入
平成24年 管理棟屋根改修
事業」に取り組んでいます。この事業ではコーディネーターを配置していただいており、企業の意見を聞きなが 折り畳み式アルミ製ステージ購入
ら新たに探究型の就業体験を企画しています。生徒のキャリア形成を進めるために、地域産業との連携をさらに 平成26年 管理棟、電気機械棟耐震化改修
丁合機購入
深め、地域を学ぶフィールドとして探究的な学びを進める予定です。これらの新たな取り組みにより生徒が自分 チッパーシュレッダー購入 平成30年 電気機械棟屋根改修
のよさや可能性を認識し、持続可能な社会の担い手となる自覚を持つことを目指してまいります。 生徒昇降口 ・ 生徒会室棟耐震化改修
後輩への
進路
1
アドヴァイス事業
結びに本校100周年記念事業の推進につきまして、100周年記念実行委員会をはじめ、お力添えを賜りました関
北農・池工100年メモリアルパーク 平成31年 県道沿いブロック塀撤去、フェンス設置
係の皆様に心から感謝を申し上げますとともに、今後も池田工業高校にご支援とご協力を賜りますようお願い申
し上げご挨拶とさせていただきます。 記念誌発刊 令和 2 年 エアコン設置
長野県池田工業高等学校長 清 水 史 明 SBC 記念番組制作 令和 3 年 放送設備更新
記念式典パンフレット.indd 3-4 2021/10/27 10:30:29