長野県坂城高等学校〔全日制課程〕の「3つの方針」
 （1）生徒育成方針
   長野県の東信地域と北信地域の結節点に位置する坂城町にある本校は、開校以来 100 年以上にわたり地元を支
 える多くの人材を輩出してきました。今後は、その遺伝子を引き継ぎ、「自らライフキャリアをデザインし、地域社会
 に主体的に関わり貢献できる人」を育む学校となることをめざしています。
   この目標をめざし、本校では生徒が次の“4つの力”を身に付けることに重点をおいた教育を提供します。
     ☆ 自他の大切さを認め チームで活動できる
     ☆ 地域の良さを知り 情報発信できる
     ☆ 社会の一員として 自覚を持って行動できる
     ☆ 時代の変化に応じて キャリアデザインできる
 
 
 （2）教育課程編成・実施方針
   本校では次の“4つの柱”に従って、ユニバーサルデザイン化を進め、授業と生徒支援の質を変えていきます。
   その結果、生徒の皆さんの学びが、それまで以上により深く、自分から進んでおこなう形に変わり、生徒育成
 方針の“4つの力”が自然と身に付くことをめざします。
     1 地域連携型探究活動 ⇒       例）保育体験、企業見学会、コース別地域探究、デュアル実習など
 
       ・本校のキャッチフレーズ「Communication Collaboration Career の“3C でいこう”
                                                                                    」を合言葉に、
          坂城学（総合的な探究の時間）を3年間の縦糸に、教科の学習を横糸として、系統的な教科横断・地域
          連携型の取り組みをおこない、「自ら問いを立て課題解決に向かって協働して取り組む学び」を実現し
          ます。
     2 個別最適化学習 ⇒        例）学習アプリ、DAISY 教材の活用、ICT を活用した授業の PBL 化など
 
        ・ICT 機器を活用した個別学習支援システムや音読教材の導入による学びの環境整備と授業改善により、
          「学ぶことの楽しさを感じ、主体的に進路実現に向かう学び」を実現します。
     3 “チームさかき”による生徒支援 ⇒       例）学年室の体制強化、相談室機能の充実、心の教育など
 
       ・生徒の皆さんを学年の全職員が担任としてのまなざしで支援する体制、困りごとや悩みごとに対し、相
          談室を中心に全職員が“チームさかき”として支援する体制を実現します。
     4 個々の学びを支え 成長を促す評価 ⇒          例）ポートフォリオ型授業、さかき版ルーブリックの活用など
 
       ・本校の校訓「心を込めて 心を研き 心輝く」の理念のもとに、様々な学習場面において、学びを支え
          成長を促す観点別の評価をおこないます。これにより生徒一人ひとりが、今、取り組むべき課題と正面
          から向き合い（心を込めて）
                                  、課題解決に向けて、他者と協働する姿勢を持ち、主体的に学習に取り組む
          ことで（心を研き）、得られる成果を実感し（心輝く）、さらに、次の課題に向けて立ち向かっていくと
          いう学びのサイクルの実現をめざします。
 
 
 （3）生徒募集¹方針
   本校は生徒募集²方針として次の“4つの観点”を持ち、中学生の皆さんの入学を待っています。
     ○ 進路実現に向けて継続的に学習することができる生徒
     ○ 地域の体験的な学習に積極的に取り組む生徒
     ○ 学校行事・部活動・生徒会活動に意欲的に取り組む生徒
     ○ 基本的な生活習慣をきちんと守って生活する生徒
   本校は、本校を志望する皆さんが育つための器でありたいと願っています。このため、
                                                                               「“4つの観点”につい
 て、今は十分ではないけれど、坂城高校で変わりたい！」という中学生の皆さんの入学もお待ちしています。