学校長挨拶
昨年の4月に本校に着任し、今年は2年目となります校長の渡辺賢一です。どうぞよろしくお願いします。
さて、本校は、1983年(昭和58年)4月に創立され、普通科と県内唯一の英語科を併置する高等学校として、昨年度、創立40周年を迎え、今年度は新たな一歩を踏み出しました。これまでの40年にわたる歴史の中で、「己の道に徹す」という校訓のもと、15,000人を超える有為な人材を社会に輩出してまいりました。卒業生が築いてきた歴史と伝統を継承しさらに発展させ、50周年、そしてその先に向けて着実に歩を進めていきたいものです。
さて、本校は、スクール・ミッションとして掲げているように、静岡県西部地区の普通科・英語科を併設した、多文化共生を推進する拠点となる高校として、社会に広く目を向け、異文化理解を促進すると同時に、自己探究と個性の確立を目指す教育を通じて、真理を愛し、国際感覚を備えた社会の有為な形成者として、たくましく未来を切り拓いていく人間の育成を目指しています。このミッションのもと、生徒には、自らが主体的に深く学び、本校での出会いを大切にして様々な人々の考え方や価値観に触れ、学校内外の諸活動を通じ自ら積極的に行動して様々な経験を重ねる中で、自分の才能や個性を伸ばしたり、自分でもまだ気づいていない才能や個性に気づいたり、また、自身の進むべき方向性や「道」を定めていってもらいたいと考えています。
急速に進むグローバル化や情報化に加え、少子高齢化や世界情勢の変化にともなう安全保障問題等、変化が激しく、また、将来を予測することが難しい時代が続く中、教職員一同、生徒が健やかに、そして、たくましく未来を切り拓いていける人材に成長するよう、全力で教育活動に取り組んでまいります。そのためにも、学校と御家庭や地域との連携が欠かせません。何卒、引き続き、本校の教育への御理解と温かい御支援・御協力をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
静岡県立浜松湖南高等学校長 渡辺 賢一