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沼津市立高等学校・中等部 │ 校長挨拶

SCHOOL GUIDE

学校案内

GREETING

校長3挨拶

沼津市立沼津高校・中等部

 

ご挨拶

 

  

「文・武・芸」の三道鼎立で人間力を磨く中高一貫校


〜不条理の時代を生き抜くために〜


沼津市立沼津高等学校・中等部校長4 田 中 剛

 




 

本校は、戦後の混乱期にあって、「日本を、そして沼津を立て直すには教育をおいて他にない。」という当時の沼津市長の理念と熱い市民の熱意のもと開校された、創立七十四年目を迎える伝統校です。開校以来「求道」という校訓のもと、「真・善・美」を尊び、困難に立ち向かう勇気と行動力を持ち、地元を愛し地域に貢献する、人間力ある多くの優れた個性豊かな卒業生を世に送り出してきました。

幾多の変遷を経て、東部地区唯一の公立・中高一貫校となり17年が経ちましたが、

「明日への夢を見つけ歩み続ける」というビジョンのもと、生徒一人一人の多様な夢を実現するため、個に応じた学習プログラム等で、国公立大学、難関私立大学や、医療系専門学校、公務員等の合格実績も着実な成果をあげてきました。

また、過去2回の甲子園出場を果たした野球部をはじめ、全国レベルの運動部(柔道、バスケット、新体操)、文化部(書道、吹奏楽、美術、バトン)も多数あり、校内には生徒の芸術作品が多数展示されています。

学問を尊び、スポーツに親しみ、芸術を愛するという「文・武・芸」の三道鼎立で人間力を育み、学んだことを生かし、多くの生徒がボランティア活動など様々な校外活動で地域に貢献しいています。

さて、「令和」と言う新時代を迎えた今、世界はVUCA(Volatility不安定

Uncertainty不確実 Complexity複雑Ambiguity曖昧)な時代を迎えています。

令和2年度はスタートから新型コロナウィルスの嵐が世界で吹き荒れ、世界中多くの人が国境や都市の閉鎖、外出禁止でいつも暮らしの中断を強いられました。世界経済も甚大な影響受け、学校再開後、私たちの学校生活も様々な困難が待ち受けています。

まさしく、世界は不安定で、不条理の時代が到来しました。加えて、国内においても人口減少や少子高齢化に伴う地域の課題も先送りできない切実なものがあります。

このような変化の激しいグローバル社会を生き抜く、中高生に求められているのは、「いかに社会が変化しようとも、自分で課題を見つけ、自ら学び、考え、問題を解決する力」即ち、21世紀的コンピテンシー(資質)を身に付けることです。

これまでの正解を効率良く記憶するような受け身の学習では、困難な時代を生き抜くマインドやスキルは得られません。

そのため、本校の「総合的な探究の時間」では、沼津市役所と連携し、地域をグローバルな視点で学び、地域の課題解決に自ら挑戦することにより、未来を切り拓く力や、思考力、表現力等の総合知を育成しています。

また、中等部からの英検やGTEC指導、高校2年のシンガポール修学旅行やアメリカカラマズーホームステイ研修で国際理解教育を推進しています。(令和2年度の海外修学旅行は国内へ変更、海外研修は中止。)

整った設備環境のもと、日々の授業においても積極的にICTが利用され、生徒が主体的に学ぶことができる様々な工夫がされています。面倒見の良い教師集団の指導のもと、異年齢の生徒が6年間、落ち着いて、楽しく学び合える雰囲気が学校全体に満ち溢れています。

高校生が中等部生徒の学習や部活動の指導をする一方で、中等部生徒の一生懸命な姿に勇気を貰ったりしています。6月の鷹峯祭(学校祭)は中高一体となり大変盛り上がり、全校生徒が一つになります。楽しい学校行事を、生徒自ら企画・運営していくのも本校の魅力の一つです。(令和2年度の鷹峯祭は校内発表会等として実施。)

沼津市や県東部市町等の様々な分野で活躍する志の高いリーダーとなるため、生徒も教師も、「求道」の精神で、日々、切磋琢磨し続けています。

本校は、「誇り高い沼津を創造する 貴き志をもつ人づくり」を教育目標に、生徒一人一人の夢を実現するため「文・武・芸」の三道鼎立で人間力を育む中高一貫校です。