様式第3号
令和4年度 学校経営報告書（自己評価）
学校番号 49 学 校 名 県立島田高等学校 校 長 名 鈴木 政昭
本年度の取組 （重点目標はゴシック体で記載）
取組目標 成果目標 達成状況 評価 成果と課題
ア 生徒の高いここ ・予習、授業、復習のサ 【教務】・生徒アンケ ・予習、復習のサイクル
ろざしを育成し イクルを意識して取り ートによると予習、復 は今後も継続して高い数
希望する進路の 組んだ生徒 70％以上 習のサイクルに取り 値を維持できるように指
実現を図るため ・スタディサプリを学 組んだと答えた生徒 導を続けていきたい。
に、校内研修を 力向上のために有効に は 70.6％、スタディサ ・スタディサプリに関し
推進し家庭学習 使えたと感じる生徒 プリを学力向上に活 ての詳細を見ると、配信
と連動した質の 80％以上 用できたと感じてい A 課題以外に自主的に利用
る生徒は 78.2％であ した生徒が 26.0％おり、
高い授業を創造
った。（とてもそう思 導入による一定以上の効
する。
う 17.0％、まあそう思 果は得られたと感じる。
う 61.2％）（スタディ 自主的な学習が可能なこ
サプリのアンケート とをさらに周知していき
は 2/1 現在、今後数値 たい。
を更新予定）
【研修】・生徒アンケ ・学年が上がるにしたが
ートによると、主体的 って、「主体的に取り組め
・授業への主体的な取
に授業に取り組めた た」という回答よりも「だ
り組みを意識する生徒
と 答 え た 生 徒 は いたい主体的に取り組め
70％以上
94.8％であった。 た」という回答が増加し
ていく傾向にあるので、
・職員1人2回以上の
・授業見学週間で、見 B 学年が上がっても主体的
授業見学
学をして提出された に取り組めるように指導
ワークシートは各 30 していく必要がある。
人ほどで、8割ほどの ・授業見学をする職員が
実施率であった。 100％になるような工夫
をしていきたい。
・ICT活用に向けて
・職員会議での短時間 ・来年度から 1 人 1 台端
のマニュアルを作成し
の研修も含め、年4回 末が導入されるので、そ
研修を年2回以上
の研修を行った。 のためのサポートをして
いきたい。
・土曜補講受講率 70％ 【進路】・土曜補講受 ・土曜補講は概ね達成で
以上 講率 69.7％ きたが、前期 73.9、後
・国公立大合格 30％以 （前期 73.9％ 後期 期 65.6％と減少してい
上 65.6％） ることが課題である。実
施講座や内容の充実とと
もに、生徒への積極的な
・進路関係について主 ・総合的な探究の時間 A 参加を促していきたい。
体的に考えることがで などで自分の進路に ・連関図の積極的な活用
きた生徒 90％以上 ついて主体的に考え を目指し、探究の時間な
ることができた生徒 どを利用して、3年間を
91％
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見通した進路指導を心掛
けていきたい。
・しまこう学問探究ナ ・しまこう学問探究ナ ・学問探究ナビは 17 大学
ビ満足度 90％以上 ビ の講座を開講できた。ほ
進路選択に役立った とんどの講座で対面での
生徒 96.5％ 実施ができ、生徒の進路
選択に有効であった。
・年間5回以上の面談 【3年部】
・5 回以上実 ・担任の先生の丁寧で細
実施 施した。 やかな指導が行われてい
た。保護者には意外と伝
わっていない。もっと宣
伝するべきだった。
・放課後補講、土曜補講 ・ 前 期 放 課 後 79 ％ ・補講を希望する生徒は
に意欲的に参加できた 前期土曜 79％ 多かったが、欠席する生
生徒 80％以上 夏期補講 90％ 後期放 徒が多く、意欲的に参加
課後 72％ 後期土曜 A できていたかは不明であ
71％ 平均 78％ る。学年教科担当でなく
教科として授業や補講の
計画や実施に責任をもつ
べき。
・総合的な探究学習の ・あてはまる 62％ や ・HR 活動や総合的な探究
進路関連の時間につい や 29％ 学習の時間等を使い、進
て、自分の進路につい あわせて 91％※ 路についての適切な情報
て考えることができた を計画的に伝えることが
生徒 80％以上 できた。教員の入れ替わ
りが激しく、進路指導の
共通理解は大切。さらに
深めていく必要がある。
・平日2時間以上、休日 【2年部】平日2時間 ・意識の高い者もいれば
3時間以上の学習達成 以上 20.6% 低い者もいる。時間は有
生徒 60%以上 休日3時間以上 29.3% 限であるという意識づけ
・課題居残り後未提出 ・常時45名いる。 が必要。
1名以下 B ・粘り強く指導するしか
・学年通信発行 12 回以 ・12 月 13 日に 13 号 ない。
上 発行 ・定期的に発行されてい
る。
・修学旅行で視野が広 ・78.5% ・数字以上に生徒の視野
がる生徒 90%以上 は広がった。事前、事後
の研修を精選する。
・週末課題未提出生徒 【1年部】・未提出生 ・未提出や再提出の生徒
10％以内 徒 7.7％ 数は減ったが、主体的に
・平日2時間以上、休日 ・平日2時間以上、休 取り組む姿勢をもっと身
3時間以上の学習達成 日3時間以上の学習 B につけさせたい。
生徒 60％以上 達成生徒 45.7％ ・いろんな角度から指
・学年便り年 10 回以上 ・学年便り 10 号の発 導・声掛けを継続する。
の発行 行の見込み ・計画的かつ定期的に発
行できている。
イ 「人として正し ・身だしなみ検査を各 【生徒】
・全学年 3回 身だしなみに大きな乱れ
は見られないが、検査以
く生きる」ため 学期1回以上実施 実施
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に、自律した生 ・自転車安全指導カー ・【4 月1月 112 外で日常の指導を充実さ
せたい。
活態度の育成を ド昨年度比半減 件】【昨年 281 件】 学年、学級等で偏りのな
図り、規範意識 A い指導を目指したい。
交通マナーに対する苦情
を涵養する。 やイエローカードを受け
取る生徒は減ったが、決
して少ないわけではない
ので更なる指導が必要で
ある。
・フォーサイト手帳に 【3年部】・あてはま ・振り返りから主体的な
よるPDCAサイクル る 23％やや 34％ 学びにつなげる作業をも
を確立させたと回答す あわせて 57％※ う少し徹底させたかっ
る生徒 80％以上 た。学びの大切さや自ら
の成長の喜びを体感させ
る指導支援こそ本校の特
色。地道に続けていきた
・あてはまる 61％ や い。
・充実した高校生活と や 27％ ・コロナ禍の中、学習や
実感する生徒 80％以上 あわせて 88％※ 部活動、学校行事に積極
A 的に取り組む生徒が多か
った。充実していたと考
えている生徒が 88％以
上というアンケート結果
は大変ありがたい。
・頭髪服装検査時、指導 ・年間 3 回実施 ・当たり前のことを当た
対象の生徒5名以下 頭髪や服装で指導 り前にできる環境にある
される生徒は大変 集団は、いずれ成長につ
少なかった。 なげることができる。素
直な生徒たちに救われて
いる。
・低学年次に保護者対象
の見込み費用の説明会1を
実施できるとよい。
・六月祭など学校行事 【2年部】 ・数字以上に主体的に取
に主体的に取り組む生 ・82.5% り組んでいるが、時間を
徒 95%以上 かけて更に向上させる。
・服装、頭髪で指導され ・身だしなみはOK。 A ・検査がやりっぱなしに
る生徒0 なっている。
・イエローカード 50 枚 ・1月 13 日現在 43 枚 ・数字ほど良くはない。
未満 （昨年 91 枚） 今後も指導する。
・ 8:20 昇 降 口 通 過 者 【1年部】・8:20 昇降 ・よい朝の始まりができ
99％ 口通過はできており、 ている。今後も継続して
遅刻者はほぼいなか A 指導したい。
った
・頭髪服装検査を学期 ・検査を学期に1回実 ・季節ごとの問題があ
に1回以上実施 施できた。 り、指導を継続したい。
ウ 豊かな人間性、 ・1部活1つ以上のボ 【生徒】 コロナ感染の関係で積極
国際感覚、他者 ランティア活動実施 ・【運動部】5／12 的に呼び掛けはできなか
との良好な関係 男子テニス・陸上競 ったが、20 部活の中 10
づくりを身につ 技・剣道・野球・サ A 部活が実施した。運動部
け、社会で逞し ッカー での実施をより増やして
【文化部】5／8 いきたい。
様式第3号
く生き抜く力を 科学・放送・書道・ コロナ対策を考える中
養う。 吹奏楽・家庭 で、学校行事をどのよう
・学校生活が充実して ・学校生活が充実し に取り組んでいくかが課
いると答える生徒 85％ ていると答える生徒 題である。
以上 85％以上 90%（全生
徒）
・相談できる相手がい 【保健】89.2%と目標 ・コロ対策の中でも可能
る生徒 90%以上 には達成できなかっ な限り活動を広げていき
た。 B たい。
・日頃からの声掛けと支
援アンケートの配信を行
う。
エ 適正かつ効率的 ・全校の年間図書貸出 【図書】・2月1日時 昨年度は1月 14 日時点
な予算執行によ 数 2000 冊以上 点で図書貸出数は で 1926 冊の貸出があっ
る教育環境の整 1,660 冊。 たので、今年度は昨年比
備や学校運営の 大幅減となる見込みであ
効 率 化 を す す ・演劇教室に満足した ・演劇教室は2月 16 る。また、学校評価アン
め、生徒・保護 生徒 90％以上 日実施予定。 ケートに依れば、学校図
者・職員にとっ C 書館を有効利用している
と答えた生徒の割合が
て安全で安心な
40.3％と低く、来年度仮
学校づくりを目
設校舎に移り、図書館と
指す。
校舎がいっそう離れるこ
とになり、図書館利用を
促進する抜本的対策を講
じる必要がある。
・地域防災訓練の参加 【 総 務 】 32.0% 。 地域防災訓練がフルで実
率 60％以上 COVID19 感染拡大防止 C 施され、COVID19 が収束
のため、積極的な呼び することを祈る。
かけをしなかった。
・超過勤務時間の前年 【副校長】職員室の施 業務改善として業務の適
度比減 錠平均時間は、20 時 正化、平準化、効率化を
（43 分短縮）、超過勤 進めてきた。職員アンケ
務時間は、36 時間（約 ートからも意識の向上が
5時間増）であった。 定着してきている。今後、
また、45 時間超の教職 B 適切な校内組織の構築に
員は延 138 人（5 人 よる業務改革、業務の細
増）、さらに 80 時間超 分化による業務量の平準
の教職員は延 33 人（1 化等を実践し、さらなる
人減）であった。 時間外超過勤務削減の取
り組みを継続していく必
要性がある。
・施設、設備に起因した 【事務部】 ・日常的な巡回により小
校内事故の発生件数0 ・学校の施設、設備に 規模な施設・設備の不具
起因した事故の報告 合には、迅速に対応でき
はなかった。 た。
・申請書類の期限内提 ・申請書類の期限内提 ・申請書の期限内提出
出率 95％以上、差戻し 出率は 100％ 差戻し 率、差戻し率とも目標を
率5％未満 率 1.4％であった。 達成した。
・学校経営予算は光熱費
様式第3号
・学校経営予算の執行 ・学校経営予算の執行 の高騰が厳しい中ではあ
率 99.5％以上、外郭団 率は 99.5％ るが、学校運営に支障の
体の予算執行残額 25 万 外郭団体の予算執行 ないよう適正な執行がで
円未満 残額は 20 万円余りと きた。外郭団体予算につ
見込み執行している。 A いても、進路指導や部活
動充実のため有効に執行
できた。
・限られた予算の中で、
施設・設備の修繕箇所の
緊急度の見極め、特に大
規模改修工事を控えてい
るために、どの程度まで
一時的な修繕を行うかの
判断が難しい。また、教
職員から事後報告となら
ないような情報収集方法
の検討が必要である。
・申請書類の提出につい
ては、さらに差戻し率が
減少するよう、記入例や
説明等分かりやすいもの
を提供できるよう検討す
る。
・在籍している生徒のた
めに有効な予算執行がで
きるよう、上半期の執行
率を高めるなどの計画的
な執行を検討する。
オ 文武両道を実践 ・令和5年度入学者の 【入試広報委員会】 ・広報活動全体の成果と
する進学校とし 定員充足 ・一日体験入学、オー しては、裁量枠I段階で
ての教育改革・ プンスクールについ 昨年度を 20％程上回る
実践を、中学校、 ては、年度当初の 1 年 志願者数となった。今後、
家庭、地域等に 生アンケートから、本 ある程度全体の志願者数
対して適切に伝 校生徒の良さを実感 が把握できたところで、
えるための広報 してもらうことに主 B 今年度の広報についての
眼を置き実施した。 振り返りを行う予定であ
活動の改善、充
・学校案内は、これま る。
実を図る。
でよりも在校生や卒 ・在校生との協働による
業生の生の声を多く 入試広報活動を通じて、
取り入れ、本校の魅力 在校生が本校の魅力を再
をアピールした。 発見し、島高生としての
・中学校訪問について 誇りと自覚を強めること
は、三者面談直前な が出来た。
ど、タイムリーな訪問 ・一日体験入学やオープ
時期を選択し、年間2 ンキャンパスで、業務を
回実施した。 適宜、分掌で継続的に担
・在校生と協働でのイ 当することを、今後検討
ンスタ開設や動画作 する必要がある。
（清掃分
成などを通じて、在校 担割振りは保健課、部活
様式第3号
生の視点からの広報 動会場図作成は生徒課な
活動を実施した。 ど）。
・ホームページ更新 【教頭】12 月終了時点 ホームページ更新では、
年間 150 回以上。 で 138 件の発信を行っ 部活動記事の更新につい
た。今年度中に 150 件 A て、部ごとに更新数に差
は達成できる見込み があり、顧問への意識啓
である。 発が今後の課題となっ
た。