様式第5号
令和4年度 学校関係者評価実施報告書(まとめ用)
学校番号 23 学 校 名 静岡県立吉原高等学校 記 載 者 平井 剛
本年度の取組(重点目標はゴシック体で記載)
自己 関係者
取組目標 成果目標 意見
評価 評 価
・
「他者の授業の良いと ・教員の授業研究による効果により授業がわ
ころを自身の授業に取 かる生徒は、昨年度 78.0%から今年度 82.6%
り入れた」と答える教 となっている。上昇していることから、高く
職員 80% 評価できる。
・授業で、「理解確認を ・「学びの基礎診断」の具体がよくわかりませ
している」 と答える教 んが、生徒の実態を把握した上で授業を構想
員 100% することが大切です。したがって導入も展開
・
「授業がわかる」と答 もクラスによって異なるので、 48.1%というの
える生徒(保護者)80% は少し悲しい。
以上 ・公開授業が年3回実施はすばらしいですね。
ぜひ参観者の教科を超えた素直な意見交換を
・公開授業 年間2回以 期待したい。
上 ・先生方の授業改善への努力もあり授業が分
・「ICT 機器を活用し授 かる生徒の割合が増えているのは素晴らし
業を展開できる」と答 い。ただ、ICT のスキルに関しては少し疑問
える教職員 100% を感じる部分もある。授業展開できるという
基礎・基本
・「学びの基礎診断」を 割合が 100%となっているが、どのレベルな
的知識及
学習指導に役立ててい のかが判断できない。今後は更なる研修で
び技能を
る教員 80% ICT 活用の範囲・質の工場を進めて欲しい。
習得させ、
ア B B デジタル化が進めば様々な分析もすすみ、生
思考力、判
徒の行動傾向や学習状況から個別対応が可能
断力、表現
になると思われれます。
力を育成
・「ICT 機器を活用し授業を展開できる教職
する。
員」100%の目標に対し。81.4%の結果であっ
たが、高齢の教職員にとって ICT を使いこな
すのは困難と考える。ICT にたけた教職員や
学科毎で ICT 活用術の事例紹介や活用の仕方
を学ぶ機会を与えてあげてほしいものだ。生
徒たちに視覚で分かりやすい、おもしろい授
業をすることで興味をもたすことは必要であ
るが、教職員にとっても ICT 活用により授業
の効率化や省力化になることを認識してもら
うべきである。
・先生方の工夫や努力のおかげで「授業がわ
かる」と答える生徒(保護者)が 80%以上と
いう結果につながっていると思います。思考
力、判断力の育成はどのような場面でも必要
となってくるので、今後も工夫していただき
たいです。
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・「挨拶ができている」 ・学校評議委員が来校した際にも、生徒は笑
と答える生 徒 100%、 顔を絶やさず、学外者にも積極的に挨拶をし
保護者 90%以上 てくれている。全体的に生徒の自己肯定感を
高め、他者との良好な関係を築く力を育成で
・
「自分は価値ある人間 きている。
である」と 答える生徒 ・「自分が価値ある人間である」ことを各教科
の割合 70%以上 の授業の中でも得られるような仕掛けを是非
・
「先生はよく褒め、認 してほしい。これにより教科に対する学習意
め、励ましてくれる」 欲も高まると思う。
と答える生徒(保護者) ・「イ」の評価としての項目ですが、自己肯定
85%以上 感や相手を認めることと合意形成をどのよう
認め、褒
・
「生徒をよく褒め、励 に作っていくかは社会全体の課題で重要視す
め、励ます
ますように心がけてい べき課題であり、自分の思いを言葉で伝える
ことで自
る」教員 100% 能力を付けるための訓練も不可欠だと思いま
己肯定感
・自分の思いや考えを す。この点をもう少し強化して欲しい。
を高め、他
イ 言語化できる生徒 B B ・「自分の思いや考えを言語化できる生徒
者との良
100% 100%」に対して結果は 80.7%でbの自己評
好な関係
価であったが、成果指標に 20%未達でb評価
を築く力
は甘すぎるのでは?そもそも 100%の目標設
を育成す
定が厳しすぎであり、言語化というのが理解
る。
できない。自分の悩みや考えていることを家
族・友達・教師などに伝えたことがあるかど
うかという目標値に変更してはどうでしょう
か?
・吉原高校の生徒は昔から本当に良い挨拶が
できている思うので評価したいです。
・先生に認められ、褒めてもらいたいと思う
生徒が、励ますように心がけている先生の
100%に対してやや少ないので、1 人 1 人の生
徒が励まされていると感じるようお願いした
いと思います。
・
「家庭学習の中心」が ・常葉大学主催の多言語レシテーション大会
「自分で必要と判断し で、中国語ペア部門1位、スペイン語ソロ部
た学習」である生徒の 門2位など高い成績を示している。その他に
割合 80%以上 も様々な活動に積極的に取り組んでいる。自
・1週間の家庭学習時 主・自律の精神を育み、自己決定する力を育
間の一日平均が、1・ 成しようとする取り組みが見られた。
自主・自律
2年生2時間以上、3 ・授業参観をさせていただいている時、生徒
の精神を
年生 2.5 時間以上 の反応や姿勢を見ているのですが、受け身的
育み、自己
ではありますが、しっかりと取り組んでいる
ウ 決定する A A
様子に感心しておりました。
力を育成
・自ら進んで授業に取 ・外に拓かれた講座への取組は学校の大きな
する。
り組む生徒の割合 80% 特色にもなるすばらしいことだと思います。
以上 ぜひ発展させてほしいです。
・学校行事満足度 70% ・主体的に家庭学習が進んでいるのは評価で
・ボランティア実践。 きるところ。ただ、進学校としてまた国際科
参加者に事前指導を2 のある高校として、英検の合格1者が少ないの
回実施し意識を高め、 ではないか。学習方法の改善が必要かもしれ
単位習得率 100%とな ません。
様式第5号
る ・英検の合格2者の増強や、他の検定にも、も
・大学主催の講座等へ っと積極的に挑戦する風土があってもいいの
の参加 20 人以上 ではないかと思う。
・校内ビブリオバトル ・ビブリオバトルは、前項目「イ」の自分の
実施、及び校 外ビブリ 思いを伝え理解者を作ることにも役立つので
オ バトル 大会出 場 ( 希 今年度できなかったのは残念。今後も是非活
望者) 発に取り組んでほしい。
・英語検定等の外部検 ・成果指標をクリアしている項目が多いため A
定で CEFR B-1 以上取 評価で良いと思います。当日の評議員会でも
得 20%以上 議論となりましたが、国際科と言いつつも現
・
「失敗しても努力し続 状は英語科としての活動が中心となっている
けることができる」と 中で英検 2 級合格3者が 95 名中 19 名は寂しさ
答える生徒(保護者) を感じる。英語力の強化は受験にも役立つた
の 割合 80%以上 め合格4するために何をすればいいのか生徒た
・
「部活動・生徒会活動 ちに積極的に指導願いたい。
は活発に行われてい ・「自主・自律の精神を育み・・・」 。という
る」と答える生徒(保 取り組み目標の中で生徒の家庭での学習時間
護者) 70%以上 の成果指標値があるが、教職員が努力して達
・
「部活動ガイドライン 成できるもの(必要性を生徒に理解させるこ
を意識している」と答 とはできるが)他力本願になるため、次年度
える生徒・教職員 100% からの成果指標値からは削除したほうが良い
のではないでしょうか?
・部活動に専念している1・2年生は自分で
勉強に取り組む時間というのが非常に大切に
なってくると思います。取り組む姿勢が結果
に繋がるということを、先生方が日々いろい
ろな形で努力してくださっているおかげで生
徒も日々精進できていると思います。失敗し
ても努力し続けることができる生徒と保護者
が 80%以上ということは大変素晴らしく、是
非次に繋がるよう頑張ってほしいと思いま
す。
・今年度はコロナ禍でもいろいろな学校行事
が中止にならず開催でき本当によかったで
す。
・「研究や研究内容を取 ・総合的な探究の時間や魅力的な授業内容を
り入れた授業を実践で 具体的にどのように打ち出していくのかをご
きた」と答える教員 検討していただきたく思います。
キャリア
80%以上 ・多様な進路先が考えられる今の時代、とり
教育を推
・「総合 的な探 究の 時 あえず大学へ進学させればということにはな
進し、他者
間」が進路選択に役立 らなくなっている気もします。
と関わり
った生徒 90%以上 ・生徒とじっくり話をしてキャリア教育する
エ を通して A A
・授業内容等に興味が には1年次から計画的なカリキュラムの見直
地域に貢
あって本校を選択した しが必要となってくるかもしれません。
献する力
生徒の割合 80% しかしそれが吉高の特色のひとつになるかも
を育成す
・「進路指導に関して学 しれません。
る。
校と家庭が連携できて ・
「ア」の項目にもあったように他者の授業を
いる」と答える生徒(保 参考にしたり研究内容を授業に取り入れたり
護者)75%以上 と先生方の向上心は素晴らしいと評価しま
様式第5号
・外国の学校との交流 す。
が 学習意 欲の 向上 に ・一点、吉高の授業内容に興味があって入学
繋がった 80%以上 したという生徒が 6 割弱というのは少し残
・研修が表現力向上に 念。説明や PR が足りないのではないか。参考
役 立った 生徒 80% 以 に、他の 4 割近い生徒は何を魅力に感じて入
上 学したのか知りたいところです。
・地域等へのボランテ ・また、吉高は昔から JRC とかボランティア
ィ アへの 参加 年間 延 への取り組みが良くできていてその伝統が受
べ 550 人以上 け継がれているのは嬉しい。只、そのボラン
・地域人材の招聘年間 ティア活動が「郷土愛」に繋がっているかど
10 回以上 うかは疑問もある。富士市という郷土をもっ
・各学期1回発行する と知って、郷土を良くしたいと思うような人
新刊案内や図書館だよ 材育成がこれからの時代地方には必要かと思
り、図書館の利用促進 われます。
により生徒の読書量が ・相互授業参観など教職員のスキル UP への動
増え、
「読書は自分を豊 機づけを実施するとともに先進校視察や NPO
かにする」と答える生 団体との共有で他校の良い面を吸収し、学校
徒 70%以上 運営に反映させようとする取り組みを評価し
ます。県内に4つある国際科をもつ学校とも
連携を取り、お互いの悩みや良い活動を展開
されていくことを提案します。
・様々な研究等の授業を取り入れたことで、
進路の選択に役立った生徒が 90%以上いる
ということは先生方の授業の工夫が結果にな
っていることと思います。一方進路指導に関
して学校と家庭が連携できている生徒と保護
者 75%以上というところで、先生が十分に指
導していることがなかなか伝わっていないの
ではないでしょうか。1 人 1 人が満足する結
果に近づくよう引き続きご指導お願いいたし
ます。
・清掃参加 100% ・いじめ加害0件、被害0件と目標達成して
・地域防災訓練参加率 いる。学校の保健安全教育や教育相談活動の
100% (生徒・教職員) 成果が発揮されたと思われる。今後ともいじ
めアンケートの実施や生徒からのいじめ防止
保健安全 ・防災教育推進連絡会 の呼びかけを継続していって欲しい。
教育や教 議年1回 ・いじめに関する加害も被害もないというす
育相談活 ・いじめアンケート実 ばらしい結果だと思います。アンケートだけ
動を推進 施年3回 でなく教師間のアンテナを高くし油断するこ
し、自己や ・いじめの加害0件 被 となく見守ってほしいと思います。表面化し
オ A A
他人の健 害0件(アンケート調査) てきた時には手遅れということが多いですか
康の保持 ・生徒からのいじめ防 ら。
増進に努 止の呼びかけ 年1回 ・ルールやモラルに関して若者の意識が低下
める力を ・長期欠席生徒の減少 していることは社会全体の課題です。昨今の
育成する。 ・教育相談だより発行 「闇バイト」では高校生のアクセスもあるよ
学期2回 うです。
・新体力テスト優秀校 ・アンケートの内容をもう少し深堀りしたも
入賞 のにすべきかと思われます。いじめ防止をど
・SNS に関係する問題行 のように生徒から呼びかけていくのか、SNS
様式第5号
動0人 の問題は本当に 1 件もないのか、甚だ疑問で
・交通安全意識高揚指 す。うわべだけを見ていたら危険なこともあ
導 毎月 1 回 るので、表に出にくい問題は、個人面談の時
・外部団体と連携した 間など作っていく必要があると思います
交 通安全 事業 の実 施 ・いじめアンケート結果で加害者・被害者ゼ
各学期1回以上 ロの報告はこれまでの教職員の指導と生徒の
・自転車整備店で年 1 人間性がすばらしいことを表しており、積極
回は整備する 的にアヒ゜ールすべきです。
長期欠席者も若干名存
・交通事故死者 年間0 在するようですが、いじめが原因ではなく別
人、負傷者年間 10 人 の理由が存在するんでしょうが、ご両親とも
以下 相談しながら学校に通学できるよう尽力願い
・自転車指導カード交 たい。
付枚数 年間 100 枚以 ・近年はコロナ禍の中、地域防災訓練も実施
下 されない場合があるが、地域によっては高齢
者のみの住居が多かったり、体の不自由がき
かない方がいらっしゃるなど避難や救助に高
校生も大事な戦力になりえます。地域との共
生という観点でも地域防災訓練への参加率
100%を達成するよう指導願いたい。
・いじめの加害0件、被害0件ということで
ほっとしています。いじめの問題はなかなか
見えづらいかと思うので、これからも注意し
ながら見守っていただけると有難いです。長
期欠席生徒の減少も評価すべきところと思い
ます。事故が無いよう学校でもご指導よろし
くお願い致します。
・監査・検査等による ・コロナ禍という制限があるなか、教育活動・
指示・指摘 件数0件 運営にご苦労があったことと思われます。引
・施設、設備、用具等 続き何卒よろしくお願い申し上げます。
の不備に起因する事故 ・同窓会組織や後援会組織の財力をお願いし
発生件数0件 たことは良いと思います。私もよくお願いし
ましたが、管理職ができる大きな役割と思い
適切な事 ます。
務の執行 ・適切に施行されていると思います。施設・
により信 設備・道具の老朽化は怪我に繋がることも有
カ A A
頼される るので洗い出しをしながら予算付けをお願い
事務室運 します。
営を行う。 ・監査・検査での指摘ゼロは当然と言えば当
然であるが、お金の扱いに関しては一人作業
とならぬようにして、発生防止に引き続き実
施願います。
・新しいトイレの工事や机を新しいものに変
える等、時期等も考えてくださり感謝してお
ります。
業務改善 【職員集団の組織性、 ・職員集団の組織性、協働性(チーム吉高)
により本 協働性(チーム吉高) の向上と教職員の自己有用感を醸成するため
キ 校生徒の の向上と教職員の自己 B A に、業務改善や有効な学校運営が実施されて
成長に真 有用感の醸成】 いる。
に有効な ・全分掌が年度末まで ・学校の教職と話をする機会がなかったこと
様式第5号
学 校 運 営 に業務改善を報告でき が少し残念でした。
を 推 進 す る。 ・業務改善シートはとてもよい試みだと思い
る。 ・「授業 改善に 役立 っ ました。すばらしいです。
た」と答える教員 90% ・先生方は良くやって下さっていると思いま
以上 す。部活含め働き方改革への対応を実践でき
・「部活 動ガイ ドラ イ るようにして、先生方の多忙感解消に尽力し
ン」の趣旨を遵守して て頂きたい。
いる部活動 100% ・毎年異動されてくる教職員がおられると思
・時間外勤務時間前年 いますので、前任校と吉原高校の学校運営の
度比 5%減 違い学校経営者は理解し、良い面を展開する
・ 全教職 員の年 次休 暇 ことでより良い吉原高校になっていただきた
取得が前年度比増とな い。
る。 ・学校が一体感を持って動いていることが良
・ホームページ更新 くわかります。ホームページが 100 回以上更
100 回以上 新しているというところで情報が新しく学校
生活の様子等が保護者にも伝わりやすく安心
できると思います。