愛知県立鶴城丘高等学校 総合学科 スクール・ポリシー
 1 グラデュエーション・ポリシー（育成を目指す資質・能力に関する方針）
      総合学科の特色である「自己の進路への自覚を深めさせる学習の重視」
                                                                    、「個性を生かした主体的
    な選択や実践的・体験的な学習の重視」を教育活動の柱として、自らを高め、地域社会に貢献でき
    る人財を養成します。そのために、生徒が卒業までに身に付けるべき能力や知識等を以下のように
    定めます。
 
    〇 自分や他者の命を大切にし、困難な事態に対応する力
    〇 多様な人々の存在を尊重しつつ、ともに生きることができる力
    〇 健やかな心と体の育成に努め、たくましく生きる力
    〇 基礎的・基本的な知識・技能を習得し、自ら諸課題に目を向け、主体的に課題を解決する力
    〇 資格取得や検定試験、行事に積極的に取り組み、自らの総合的な力量を高め、社会でたくまし
      く生きる力や主体的に行動できる力
    〇 ICTを活用するなど、社会につながる協働的な学習をとおして、グローバル化や情報社会に
      対応できる力
    〇 社会における規律とマナーを身に付け、明るく元気な挨拶を始め、積極的にコミュニケーショ
      ンを図ることのできる力
 
 2 カリキュラム・ポリシー（教育課程の編成及び実施に関する方針）
      目指す生徒像の育成方針に基づき、総合学科の特色を最大限に生かして地域社会や産業界に貢献
    できる人財を育成するための教育課程の編成及び実施方針を以下のように定めます。
 
    〇 普通系列（人文科学・自然科学） 、農業系列（アグリサイエンス・環境デザイン）、工業系列
      （メカトロニクス・情報システム）
                                    、商業系列（国際ビジネス）の7系列を設置して、各生徒の個
      性を生かした主体的な学習と幅広い進路希望に対応します。
    〇 分割授業や選択授業を数多く設定し、個性を生かした主体的な選択や実践的・体験的な学習を
      重視することで、生徒の適性や理解度に合わせた丁寧でわかりやすい授業を実施します。
    〇 1年次の「産業社会と人間」の授業で産業や職業について考え、 「総合基礎」の授業で各系列の
      学習内容を知ることで、自分に合った系列を選択できるように指導します。
    〇 「総合選択科目」を設定し、自分の興味関心や進路希望に応じて、系列の枠組みを越えた教科
      横断的な科目の選択に対応します。
    〇 「職場見学会」や「デュアルシステム」 、「技の探究講座」などの地域企業と連携したさまざま
      なキャリア教育をとおして体験的な学びを実践します。
    〇 進学・就職どちらの進路希望においても、生徒一人一人のライフプランに対応して指導しま
      す。
 
 3 アドミッション・ポリシー（入学者の受入れに関する方針）
      地域を愛する心をもち、社会で活躍できる人財を育成するために、下記を理解している生徒の入
    学を期待します。
 
    〇 基本的な生活習慣が確立し、基礎的な学力を有し、充実した高校生活を送る意欲がある生徒
    〇 総合学科である本校の特色に魅力を感じ、自ら学び、将来の進路選択に向けて意欲的に取り組
      む生徒
    〇 他者との関わり合いを大切にし、お互いに尊重しながら、協働して物事に取り組む生徒
    〇 学習のみならず部活¹動や学校行事、地域貢献などのさまざまな活動に積極的に取り組む生徒
 
 ※「人財」とは、本校では「人は財産」と考え、社会や地域、企業の発展に欠かせない人という意味で使用しています。