知立高校
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取得日:2024年03月21日
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令和4年度の学校評価
ア 生徒指導の充実
・集会や団体行動の指導を通して、社会における規律やマナーを重んじる生徒を育成する。いじめを許さず、人権意識を
高める指導を行う。
・全校体制で、身だしなみ指導・遅刻指導、挨拶運動等に取り組み、生徒の基本的生活習慣の確立を図る。
・適応指導や教育相談の充実に努め、生徒一人一人の帰属意識や自己有用感を高めて、心身の健康の保持増進を図る。
イ 学習指導の充実
・全職員が一丸となって「授業規律の確立」と「魅力ある授業」を通じて、基礎学力の定着を図る。
・主体的・協働的に学ぶ態度を育成し、授業や家庭学習を充実させ、進路実現に見合った学力を身につけさせる。
・授業公開・相互授業参観を積極的に実施し、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて指導方法と評価方法の
工夫改善に取り組み、教科指導力の向上を図る。
ウ キャリア教育と進路指導の充実
・系統的計画的なキャリア教育を推進し、望ましい勤労観や職業観の育成を図る。
本
年 ・進学補習や自主学習体制を充実させ、生徒一人一人の夢の実現に向け、一層の進学指導の充実を図る。
度 ・資格取得をより一層推進し、進学も視野に入れた多様な進路指導の充実を図る。
の ・生徒が自分自身の長所や適性、進路希望について熟考する機会を持ち、適切な系列の選択ができるよう図る
重
とともに、総合学科の利点を生かし、体験的な学びが充実するよう指導体制を整える。(総合学科)
点
目 ・進路目標の達成に向け、分掌・学年・教科が協働して生徒の学力向上の方策を講じる。
標 エ 生徒会活動及び部活動の充実
・生徒が主体的に取り組む生徒会活動の展開を目指す。
・部活動指導を通して、集団の規律や礼節を重んじる姿勢を築き、たくましく社会を生き抜く力を育む。
・部活動の充実と学習時間の保証に努める。
オ 地域連携の推進
・地域から信頼され、地域に愛される学校づくりを目指して、広報活動等の取組を行うことにより、本校教育活動の理解促進
を図る。
・地域との連携やボランティア活動等を通して、コミニュケーション能力の向上、豊かな人間性、社会の一員としての自覚を
育むとともに、地域に貢献し愛される学校づくりに取り組む姿勢を確立する。
カ 教職員の多忙化解消への取組・勤務時間の適正な管理
・愛知県立学校の教職員の業務量の適切な管理等に関する規則・方針に基づき、在校等時間を客観的に把握し時間外在校等時間の
上限(1か月45時間、1年360時間)が遵守できるよう業務改善・分担の見直しを行う。
項目
(担当) 重 点 目 標 具 体 的 方 策 結果と課題
・コロナ禍における学校と連 ・PTA諸行事における感染 ・コロナ感染拡大防止対策に配慮しつつ、コロナ禍においても子どもたちを楽し
携したPTA活動のあり方 拡大防止対策の充実・徹底 ませたいというPTA役員・理事の思いで、文化祭ではちりゅっぴ、体育祭では冷凍
の検討 の方策を進める。 ジュースの提供を行った。また、役員会・理事会においては授業参観や生徒に教
わるAED講座など、生徒たちの様子を見てもらえる内容を企画した。いずれも「よ
総
かった」という感想や来年度も希望する声が多かった。
務 ・「PTA任意加入」への ・魅力的な活動の発案や、
部 対応 生徒の学習環境充実の実 ・PTA理事の募集の際に、活動期間や内容が分からないまま引き受けたという声が
態の発信を心がける。 あった。その行き違いを解消すべく、広報委員会が中心となって「理事募集」の
チラシを作成した。3月の合格者登校日に配布する予定であり、その効果を期待
したい。
・観点別学習状況の評価の充 ・評価方法や評価時期の工 ・観点別学習状況の評価は学年進行の導入であり、関わる教師が一部で
実 夫、評価の妥当性や信頼性を あった。そのため、教科内や学校全体での情報共有や評価方法の検討は停
高める工夫をする。 滞し、関わる教師の負担が増加していた。来年度は、評価計画や評価ツー
教 ルの共有を進め、教師一人当たリの負担の軽減につなげる。
務 ・指導と評価の一体化による ・教科の壁を越えて教員同士 ・あいちラーニング推進事業の西三南地区重点校として、3教科を中心に
部 カリキュラム・マネジメント が互いに授業について気軽に ICTを活用しつつ、主体的・対話的で深い学びを推進するための授業改
語れる雰囲気をつくる。 善・研究授業に取り組んだ。また、全教科の主任が参加した研究協議会で
は指導内容の検討、振り返り及び情報共有を行った。来年度は重点校2年
目として、全教科の授業改善を組織的に推進する。
・生徒の基本的生活習慣の確 ・全校体制で、身だしなみ指 ・不注意遅刻者にはあいさつ運動に参加させることで、昨年度より微減さ
立 導・遅刻指導、挨拶運動等に せることができた。ただ、まだまだ遅刻数は多いので、継続して昨年度は
取り組む。 減少させなければいけない。
生 ・年度当初から規律を守るということを意識させてきた。年間通して、重
徒 ・社会における規律やマナー ・様々な機会をとらえ、心の
大な問題は起こることはなかった。少数ではあるが、制服を着崩す生徒も
指 を重んじる生徒の育成 教育の実践を行う。
いたので、来年度は制服のマナーについて全体の場で話をしていかなけれ
導 ばいけない。
部 ・校則の見直し ・現在に必要とされる校則を ・校則については、職員や生徒から提案された内容を議論し、生徒の個性
考え、校則で生徒一人一人の を生かせるように改善することができた。今後も時代の変化とともに、職
成長を促せるようにする。 員や生徒から意見を吸い上げ、より良い校則を目指す必要がある。
・他人を尊重する態度の ・部活動を通して技術、マ ・部活動に参加する生徒の減少が気になるが、部活動に所属している生徒
育成 ナーの向上、安全に協力 はまじめに取り組んでいる。学校行事でもリーダーシップを発揮し、クラ
生 し合う集団を作る。 スをまとめる生徒も多くいる。行事ではスタッフして運営には欠かせない
徒 生徒であり、その姿をみて多くの生徒が影響を受けている。
会 ・生徒主体の行事促進 ・執行部を中心に、生徒の ・コロナ禍の中で多くの制限があったが、その中でもできることを探し、
部 主体的な取り組みを行 学校行事等を行うことができた。終わると新たな課題も見つけることがで
う。 きたので、次年度に向けて改善していく。
・明確な進路意識を基盤 ・進路実現に向けた基礎学 ・補習や学習会実施により、希望進路の実現に向けた基礎学力養成のため
進 にした学習習慣の確立 力を身につけさせる。 の学習習慣の確立を図った。
路
・多様な進路目標実現に向けた ・企業大学見学会や大学模擬授業、看護医療系ガイダンスを実施し、進路
指 ・多方面においてより高い目標 進路指導を充実させる。
導 意識の向上を図った。
を持たせる進路指導の推進 ・社会で必要とされるモラル ・進路行事を通じて社会で必要とされるモラルやマナーを身に付けさせる
部
やマナーを身につけさせる。 ように指導した。
1
項目
(担当) 重 点 目 標 具 体 的 方 策 結果と課題
・自発的な学習生活環境 ・清掃活動、紙資源の回収を ・今年度も生徒による清掃箇所の点検を実施し、その結果をフィードバッ
の整備 展開する。 クすることによって自発的な清掃活動に繋がるように働きかけた。
・生徒の心身の健康維持 ・健康診断の事後指導の ・健康診断・事後指導については、新型コロナウイルス感染症予防に留意
充実を図る。 しながら行うことができた。
・特別支援教育と教育相談 教育相談活動については、発達特性や心に悩みを抱える生徒、不登校傾向
を充実する。 の生徒は年々増加している。今年度は必要に応じて個別の支援計画の作成
を行い、教員間で情報共有も行った。今後もきめ細かな指導が必要となる
保 ように感じている。
健
部 ・相談活動における各種 ・保護者やSC、外部機関と ・SCの先生には昨年に引き続き大変お世話になり、生徒からの相談だけ
機関との連携 の連携の在り方を考察 でなく、保護者からの継続的な相談がある。今後も保護者や教職員と連携
する。 をとりながら、生徒の指導にいかしていきたい。
・生徒に関する情報の共 ・生徒情報共有フォルダを ・生徒情報共有フォルダにより、生徒の状態を教員間で共有し、担任会・
有化 作成し情報の共有化を 学年会・相談委員会・分掌会などで活用することができた。
図る。
・教育相談委員会の充実を
・保健室との連携を図る。
・快適な読書空間の構築、 ・新刊本の充実と企画を ・図書選定員会を実施し、職員・生徒からの要望図書を入れることができ
新刊本や企画の充実 開催する。 た。また、図書委員による企画や広報の充実を図った。エアコンは長年要
望を出しているが要望が通らず、特に夏場の読書空間は快適とは言えな
教 い。
育 ・新校務支援システムの導入 ・新校務支援システムを導入 ・必要な時期に説明会やマニュアルを配布することで、先生方への周知を
情 する 図ることができた。また、各分掌とも連携して作業をすることができた。
報
部 ・ICT機器の活用 ・一人1台タブレットの活用 ・夏休み明けにすべての生徒にタブレット等一式を配布することができ
た。ロイロノートやスタディサプリ、その他のソフトウェアを活用して行
われる授業が増えた。破損や紛失も少なからずあったが、概ね順調に活用
されている。
・PR活動 ・体験入学・学校説明会を ・今年度の体験入学の参加者は昨年度とほぼ同じであったが、学校説明会
実施する の参加者は昨年度の2倍以上となった。また学校説明会のアンケートによ
ると8月の体験入学で参加できなかった中学生が多く参加しているという
ことが分かり、知立高校を多くの人に知ってもらうことができたのでよ
かったといえる。来年度の課題としては、申し込み方法を個人でネットか
ら申し込みにすることが可能かどうかや体験授業の内容を見直し改善して
総 いきたい。
合 ・産業社会と人間・総合的 ・将来を見据えたカリキュ ・産業社会と人間のカリキュラムは昨年度の計画を元に展開した。一人一
推 な探究の時間のカリキュラ ラムを作成する。 台タブレットが導入されたことで、テーマについて調べて発表することが
進 ムの確立 ・総合学科発表会を実施す 容易にできた。また授業内でパワーポイントが完成できない場合でも、タ
る。 ブレットのおかげで自宅でも作成することでき、作品の完成度は昨年度よ
りもよかったと感じている。総合的な探究の時間は、2年生はテーマ探し
から問題点を見つけ、その改善点を考えていくという基本的な流れを体験
し発表を行った。来年度の課題としては、2年生で学んだ基本的な探究の
手法を活かしてより深く探究させ、総合学科発表会を成功させていきた
い。
・基本的生活習慣の確立 ・挨拶の励行と、TPOに合わ ・身だしなみ指導の時だけでなく、学年全体でその場の指導を意識したこ
と集団生活における規 せた身だしなみを自らで とで、普段から身だしなみに気を付けて生活する生徒が多くなった。
律の遵守 きるように指導する。 ・外国人選抜の生徒だけでなく、外国にルーツのある生徒、特性を持った
・人権を尊重する態度の ・学校の教育活動全体を 生徒など様々な生徒がいる中で、一人一人が尊重しあい助け合える環境を
第 育成 通じて人権について多 つくることができた。生徒同士も思いやりを持って助け合う姿が見られ
1 面的・多角的に考え、 た。
学 多様性を尊重する態度
年 を育成する。
・予習復習など家庭学習 ・学習方法の指導、効果的 ・定期考査に向け計画的に取り組むことができた。しかし、定期考査以外
を基盤にした学習習慣 な課題、小テストを実施 での学習習慣の確立がなかなかできなかった。今後は進路決定に向け、
の確立 する。 日々の家庭学習が確立できる指導をしていきたい。
・意識・行動の向上 ・集会や面談等を通じて、 ・学校祭等の学校行事において、自分たちで話し合い、自己の役割を自覚
自分たちが学校生活の し協力して物事を成し遂げられるように、必要に応じた支援をすることが
様々な場面において中 できた。
心的役割を担っている ・手帳の活用により、計画的に学習する習慣の確立を目指すとともに、
第
という自覚を持たせる。 模擬試験等の結果の振り返りにより自己の苦手分野を把握したうえで、
2
・基礎学力の定着と向上 ・参考書や学習アプリ等 その克服に取り組ませるように学習アプリの活用を図った。
学
年 を効果的に活用し、自 ・3学期開始時に学年集会を開き、進路目標の実現に向け、2年次からの
ら学ぶ意欲を育成する。 切り替えが必要であることの意識付けを行った。
・次年度の選択科目の科目選択を一人一人の生徒の進路に応じた、きめ細
・進路意識の向上 ・進路指導を充実する。 やかな指導をすることができた。
・進路希望の実現 ・系列の特性に合わせた指 ・進路指導主事が担任会に参加することによって進路に関する連絡がス
導をする。 ムーズに伝わり、就職指導や
推薦
1
選抜や総合型選抜を受験する生徒への指
導も円滑に進んだと思う。一方、共通テストや一般入試で受験する生徒の
第 ・就職指導、進学者向け学 補習や学習会への参加は芳しくなく、補習等の充実というより、学習への
3 習会、補習を充実する。 動機づけからもっと手をかけて進めるべきだったと思う。
学
年 ・最上級生としての模範的 ・主体的かつ自律的に行動 ・1、2年生で行事を順当に行えなかった学年であるため、リーダーシッ
行動 し、リーダーシップを発 プを発揮できるか心配であったが、こちらが思っていた以上に最上級生と
揮するように指導する。 して積極的に後輩への指導を行っていた。
総合評価 令和4年度も新型コロナウイルス感染症の影響を受けたが、おおむね目標を達成することができた。
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