西春高校
(愛知県)の
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取得日:2023年12月23日
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令和4年度愛知県立西春高等学校学校評価
本年度の
重点目標
1 生徒一人一人の多様な夢を実現する 2 生徒の自主性や主体性を育む 3 本校の魅力を積極的に発信する
項目(担当) 重点目標 具体的方策 学年末評価 評価結果と課題
社会規範の確立と ・身近な交通のマナーや規則の遵守か 交通ルールについては,交通安全教室や日々の掲示物などを利用して生徒に伝えてきた
いじめの防止 ら公共性や社会性の拡充を図る。 が、自転車の並走や一時不停止、ながら運転など地域の方からご意見をいただくこともあっ
生徒指導
1 さらに、いじめを許さない健全な
心の育成を図る。
B た。
いじめに関するアンケートでは、教員が見られない部分がわかったり、早期発見を図るこ
(生徒指導部) とができた。
学校生活の充実 ・今の時代背景にあった視点で校則の 生徒がより良い学校生活を送るために見直しは行っているものの、更なる見直しも必要な
2 見直しや改訂をする。 A 部分がある。
新教育課程の実施 ・「生徒一人一人の多様な夢の実現」に 新教育課程の評価方法等については、学習指導委員会を通じて議論を繰り返してきた結
に向けたカリキュラ 近づけるために、本校生徒に適した 果、一応の進展を見ることができた。一方で新たに導入されたスクールエンジンについて
1
ムと評価法の研究 新カリキュラムならびに評価法を追
究する。 B は、成績処理の面で利用するには検討すべき点が多々現れたため、今後さらに研究が必要と
考えられる。
学習指導
(教務部)
授業を核とした学 ・学習サイクルの一環としての授業や 「学習に関する調査」について、時世の変化に即した新たな項目も加えつつ、調査結果を
2
習活動の充実 考査のあり方を考えさせる中で、学
習習慣を核として「生徒の自主性や A まとめることができた。調査結果を生徒の学習活動に還元する段階での効果的な方法は、今
後に課題を残すが学習実態の調査としては十分に役割を果たしていると考える。
主体性」を涵養する。
学力向上を目指す ・生徒の
進路
1
意識の高揚を図るガイダ 各学年で
進路
2
検討会・研究会を実施し、様々な観点から生徒の
状況
1
を把握し、学力伸長や
学習指導・自ら考 ンスや
進路
3
研究の実施。 受験大学等について具体的方策を考えることができた。また、総合的な探究の時間やLTな
1
え、夢を実現する進
路指導の充実
・入試問題研究や模試結果の分析に基
づく指導の充実。 A どの時間を用いて、卒業生や大学の教員によるガイダンスを実施し、生徒の視野を広げるこ
とができたのではないか。
・基礎早朝テストを通じた基礎力の定 基礎・早朝テストについては、概ね問題なく実施できたと思われる。しかし、もう少し柔
進路
4
指導
着と学習習慣の確立。 軟に対応できる形を模索したい。
(
進路
5
指導部)
信頼され期待され ・保護者、生徒に対する適切な情報発 保護者等に向けた
進路
6
(受験)説明会を、今年度はすべて実施することができた。講師に
る学校として、新カ 信。 よる講演については、当該学年の意向をうまく反映させられなかった部分もあるかもしれな
2 リキュラムへの変更
を含めた多様化する
・最新の情報の正確な把握。
B い。大学説明会への参加が少なかったので、もう少し積極的な参加を促すべきであった。
大学入試への対応
防災減災体制の整 ・防災対策の強化 防災委員会として、生徒が主体的に取り組むことができた。
備と充実 ・北名古屋市との連携強化 防災食品の設置について、適切な場所へ配置し直すことができた。
1
東日本大震災発生
から11年
・防災委員会の充実
・令和34年度名古屋大学防災セ A コロナ禍においての防災訓練の在り方について、生徒の提案を元に、工夫して行うことが
できた。
総務 ミナー参加 北名古屋市との連携を密に行い、新しい取組を行えた。
(総務部) 担当の負担が大きいため、引き続き業務の整理等が必要と感じた。
魅力ある学校像の ・学校説明会の充実 コロナ禍における学校説明会の在り方について、さらに検討をすすめることが重要であ
2
発信
生徒募集を主とし
・新しい広報体制の確立
B る。リスクの回避のため、今年度は中学生の来校時間を設定し、密を回避した。
た広報体制の充実
学校行事の充実 ・コロナ感染症の予防対策に重点を置 学校祭の準備、運営において感染症対策を第一に実施できた。制限された部分も多くあっ
生徒会活動
部活動
1 きながら、生徒が団結できる行事と
なるように工夫する。
A たが、ICTを活用して生徒一人一人が活躍できる学校行事となった。
広報活動の充実 ・学校行事や部活動の大会及び発表会 学校行事及び主な部活動結果をホームページで発信できたが、一部、発信が遅くなったと
(特別活動部)
2 の結果をホームページで発信する。 B ころがあった。
教育相談の充実 ・教育相談や特別支援に対する理解を 個々の生徒に対してきめ細かい支援活動を行えるように、計画実施できた。また、特性を
保健厚生
1
教員間にひろげる。
・個々の生徒に対する支援活動を充実 A 持っているのではないかと疑われる生徒への対応について、教員間に理解を広げることがで
きた。
させる。
(保健厚生部) 新型コロナウイル ・新型コロナウイルス感染防止のた 全体的には新型コロナウイルス感染症に対する基本的な感染予防の意識は高いが、慣れが
2
ス感染予防 め、衛生的な環境づくりに努める。
・感染予防の意識を維持させる。 B 生じたり、マスクの着用や昼食時の黙食等が緩和されるようになり、これくらいならいいの
ではという意識を持つ生徒が多くはないが見られるようになった。
読書活動の推進 ・生徒がより読書に親しめるような環 図書委員を中心として,図書館企画やビブリオバトルの実施などを行い,読書活動の推進
境整備。 を図れた。また,読書感想文や読書感想画への応募を積極的に促し,読書への興味を高めら
1 ・委員会活動の活性化を図り、様々な
角度から読書啓発活動を行う。
A れた。各種の賞の受賞作品は,速やかに配架し,生徒が読書に親しめるように努めた。
図書情報教育
(図書情報部)
ICTの利用・活用の ・学習面や行事など、様々な場面にお 高機能プロジェクターを各教室に配備するなど、ICTの積極的な活用を行うための環境
2
推進 いて、タブレットやネットワークの
効果的な活用を図る。 A を整えられた。生徒タブレットの活用に関して、タブレットの故障対応等を迅速に行い、円
滑な利用を推進できた。
・ICTの活用による校務効率化を図る。
学校を中心とする ・成功も失敗も前向きにとらえ、課題 早朝学習や個人面談を行って生徒の生活環境、学習環境を整えた。また、タブレットを
学年指導
1 学習指導の充実 解決に向けて、意欲的に行動できる
力を養う。
A 使って補習の申込、各種模試の入力を行いICTを大いに活用した。
(第3学年)
進路
7
目標の明確化 ・丁寧な
進路
8
指導のもとに、主体的な 業後補習、土曜講座、年始プレなどを有意義に利用できた。
進路
9
情報を講話、学年通信な
2 と実現に向けての指
導の充実
選択を促す環境を整える。
A どを通し数多く発信(学年通信は現在19号まで発行済)できた。
規則正しい生活習 ・授業規律を整え、授業に全員が集中 授業や早朝テスト、考査を落ち着いて準備ができた状態で開始できるように継続して指導
1
慣と授業を中心とし
た学習習慣の確立
できる環境を作る。
A した。前もって準備をし、切り替えをはっきりすることで、自分の力が発揮できる集団にな
るように、これからも継続して指導していきたい。
(第2学年)
学校諸活動の中核 ・学校行事、部活動に積極的に参画さ 各行事や部活動において、それぞれ中心としての自覚と責任をもって活動できた生徒が各
2
としての自覚の涵養 せる。
B 所で見られ、成長を感じる。参加はするが主体性がなく、いわゆる指示待ちで過ごす生徒を
前向きに変えていくことが、今後の継続した課題である。
規則正しい生活習 ・新しい環境下での生活リズムを整 新しい学校生活に対して規則正しく生活ができており、学習習慣においても概ね高校の
1 慣と授業を中心とし
た学習習慣の確立
え、学習習慣の土台作りを行う。
A ペースに対応できていると判断できる。
(第1学年)
主体的行動力の育 ・物事を前向きにとらえ、課題に向け 指示を受け行動できる生徒は多いが、自ら「どうしたらよいか」と自発的に考え行動でき
2 成 て、主体的に行動できる力を養う。
B る生徒は少ない現状である。行事や集会等の場面での継続的な働きかけを更に増やしていき
たい。
全体の業務の量が減っていない中でも、呼びかけにより学校を閉める時間については改善
安全衛生委員会 勤務時間の適正化 ・長時間勤務の健康への影響を防ぐ。 A が見られた。
昨年度に引き続き、様々な教育活動に制限があり、行事の実施時期や内容の変更を余儀なくされる
状況
2
であったが、限られた条件の中であって
も、今までとは別の方法を工夫したり、ICTを活用したりして、可能な限り教育活動を前進させることができた。
総合評価
今年度得たノウハウや工夫を引継ぎ、新型コロナウイルスが第5類に分類されたときも「以前の形に戻す」のではなく、「コロナ後の新たな形」
を模索していきたい。今後も生徒の安全・安心にを中心に、生徒・保護者、そして地域に信頼される学校づくりの推進に尽力していきたい。