四日市工業高校
(三重県)の
公式サイト
内のPDFをテキストに変換して表示しています。
このコンテンツは、受験生と保護者の皆様の利便をはかるため取得されました。
取得日:2023年12月23日
[
更新
]
最新コンテンツは、下記の公式サイトURLにて、ご確認ください。
志望校の選定など重要な判断の際には、必ず最新の情報をご確認ください。
http://www.mie-c.ed.jp/tyokka/pdf/h27_hyoka.pdf
検索ワード:部活
[
1
]
[
検索結果に戻る
]
平成27年度 学校評価報告書
三重県立四日市工業高等学校(全日制)
(1)学校経営の改革方針における今年度の重点取組についての評価結果
部 1 行動計画の目標・評価方法 2 達成状況・評価結果 【達成率%】 3 具体的取組に関する成果や課題
1 防災への意識を高め万一の事態に備えます。 90% (1)本年度は地震による火災を想定した防災 (1)防災訓練に先駆けて、スマートフォンや携帯電話を利用して、
(1) 巨大地震が発生し津波避難を想定した防災訓練を実施 100% 訓練とした。避難場所サイトの周知やアン 避難場所を検索できるサイトを生徒に配布した。このことで、
します。(防災訓練1回) ケートで生徒の意識を高めた。消防署の協 生徒の防災への知識も深まった。
(2) 緊急連絡のシステムを整備します。 90% 力を得、効果的な訓練を行うことができた。 (2)中部電力の「きずなネット」のメール配信サービスを利用で
(2)「きずなネット」利用できるようにした。 きるようにした。「きずなネット」の100%の加入を目指す。
2 人権感覚あふれる学校づくりを目指して人権教育に取 (1) 1学年別テーマごとに人推委員会で十 (1) 1学年によっては時間が不足する場合もあった。来年度以
り組みます。 分に検討して取り組むこと ができた。 降の時間配分を検討する必要ある。
(1) 人権LHRを1学期と2学期に全学年で取り組みます。 96.2% 2子供の人権条約の内容や価値の認識を深 2生徒も映像や写真を交えた講演を興味深く聞いていた。
1 1学期は学年別テーマで実施し、1年生は仲間づくり・ め、戦争の悲惨さを知ることができた。 また、話題のテーマであったため生徒たちも意欲的に取り
障がい者問題、2年生は沖縄への修学旅行に向けて平和学 31年生に対して、スマートフォンによるト 組んだ。
習、3年生は全国高等学校統一用紙に取り組みます。 100% ラブルを回避するための啓発活動を実施し 3現在の厳しい状況を伝えることができた。
22学期は全学年を統一テーマにし、さまざまな差別につ 100% た。また、全学年に対してLINEのトラ (2)他の行事と重ならないように、全校の予定を把握しておく
いて、身近な人権問題としてとらえ、自ら考え判断し行動 ブル回避するための啓蒙活動を実施した。 必要がある。
総 できるよう話し合いを中心としたLHRを実施します。 4保護者向けに、スマートフォンの使用に (3)いじめアンケートの文言について、より精査して行う必要が
3 1年生入学後すぐに、スマートフォンの使用に関する 100% 関する啓蒙活動を実施した。 ある。
啓蒙活動をおこなう。 (2)6、9、2月に実施し、記入された全事案 (4)人権だよりは、あまり発行できなかった。次年度は更なる充
務 4 保護者向けに、スマートフォンの使用に関する啓蒙活 100% について状況を確認し未然に対応した。障 実を図り多くの生徒に人権意識を持ってもらいたい。
動をおこなう。 がい者問題に関するアンケートを実施した (5)来年度も、効果的な研修を計画したい。
(2) いじめアンケートを年3回行います。 100% (3)定期的また臨時で委員会を実施し、人権
部 (3) 人権教育を計画的、継続的に推進するため、人権教育 100% 教育を計画的・継続的に推進できた。 (6)来年1年間を通して、障がい者差別に対する取り組みを行い
推進委員会を開催します。(人権教育推進委員会年間10回) (4)職員向けに公開人権LHRや講演会の情報 たい。
(4) 教職員向けの通信は朝の打ち合わせ、desknet'sによ 70% を共有した。人権だよりを発行し啓発した。
る配信など教職員間の情報の共有を図ります。人権だより (5)7月に人権プラザでのフィールドワーク
を通して人権の啓発や情報の発信を年4回行います。
(適宜) を実施した。11月には人権LHR前に子供の権
(5) 教職員の人権意識を高めるために、研修会を開催しま 100% 利条約および障がい者に関する現職教育を
す。(研修会の開催2回以上) 実施し、生徒への指導を効果的にできた。
3 保護者との連携を深めます。 100% (1)1定例の内容を計画通りに実施できた。
(1) PTA活動を充実します。 役員との意見交換も充実した。
1 役員会を5回以上実施します。 2研修会を中心に充実した内容で実施した。
2 PTA研修視察を行います。 3研修会には役員が中心に参加することに
3 各研修会に積極的に参加しPTA会報等で還元します。 より、今後の活動につながると思われる。
(2) 総会後の学年懇談会を充実させ、今後の学校の取組に (2)スムーズに懇談会を運営できた。懇談会
も反映させます。 後に報告会を実施し、課題に対応した。
1 生徒に「力」をつける環境づくりのため、年間300 1 特別時間割の作成及び時間割変更を積 1 自習課題の時間数としては削減できたが、現状の学校行事
教 時間におよぶ自習課題時間を、授業変更や特別時間割の作 60% 極的に行った結果、昨年度の実績を維持す において、教務処理としては限界であり、授業時間確保のため
成により、授業時間の確保に努めます。また、課題処理と ることができた。課題処理のクラスの偏り には、根本的な見直しが必要である。
務 なった場合、クラスにより偏りが出ないようにも努めます。 は、改善することができなかった。
2 教務処理の運用を、現行の業務に照らし合わせ効率的 80% 2 共有ホルダを活用して業務の簡素化が 2 共有ホルダの効率的な活用できている反面、情報管理の面
部 で円滑な運用を目指し、校務処理の最適化に努めます。ま 図られた。総合認証システムへの参加にあ では課題が残った。
た、特A情報の管理の徹底を促します。 っては、業務への支障を最小限にとどめた。
1 基本的な生活習慣の確立についての取り組み (1)「元気な四工」には、まだまだ挨拶が十分に感じられないの
(1)あいさつ運動を生徒会執行部と4、9、1月に実施します。 100% (1)各学期初めや登校指導時に実施した。 でより一層の取り組みが必要である。
生 (2)頭髪服装検査を各学期の初めに実施します。再々検査 99% (2)2学期に3年生1名、2年生1名の再々 (2)生徒に理解させ、担任団や家庭との連絡を密にして、再検査
-1-
の人数を各学年「0」を目指します。 検査を出した。 での全員合格を目指す。
(3)遅刻指導を各学期の終わりに実施します。 100% (3)各学期終わりに実施した。 (3)2学期の遅刻数が多く、寝坊等の不注意に対する指導が必要。
指 2 交通事故防止の指導の取り組み
(1)登校指導を年間4回教職員全体で実施し、交通マナー 100% (1)年4回実施した。 (1)交通違反の生徒が「0」にならない。今後も全体として取り
の順守を徹底します。 (2)各学期の朝会の時間を使って、マナー向 組みが必要。
導 (2)自転車通学のマナー向上のための講話・指導を行いま 100% 上、事故時の対応について講話指導を行っ (2)自転車通学者についての指導が必要。また、四日市駐輪場付
す。(各学期2回以上) た。 近や塩浜駅周辺の通学者については、別途で対応が必要。
(3)自転車通学の安全のため、自転車点検を4月と3月に (3)年2回実施した。また、不合格者につい (3)追加登録の生徒については、その度毎に点検を行い、不備が
部 実施します。 100% も4月に不備を直させた。 ないよう徹底できた。
3 環境美化活動への取り組み (1)大掃除、教室整美はしっかりできた。長 (1)長期休業中の廊下、階段やトイレについて、掃除の徹底がで
(1)各学期に大掃除を行い、年度末には教室及び各科棟の 70% 期休業中、汚れているときには運動部に協 きなかった。今後に課題として検討が必要。
整美を行います。長期休業中も学校の美化に努めます。 力してもらい、美化に努めた。
1 職業観・勤労観を醸成するため、キャリア教育を進め (1)従来、科別で行われていた卒業生との懇 1 生徒に対し、具体的で正確な企業情報や、企業研究の方法
ます。 談会を別の科の卒業生とも懇談が可能にな 等を提供できた。特に12月の進路ガイダンスでは、企業紹介や
進 (1)進路講話(保護者全体説明会含む)・進路ガイダンス・ 100% るようにした。5月に1年生進路ガイダン 業務説明のみならず、高校生が応募する職種の説明や、本校の
卒業生との懇談会等を実施します。 スを実施。12月には10社の企業説明会によ 卒業生がどのような仕事に携わっているのかを聞くことが出来、
路 (2)インターンシップを推進します。 50% る1・2年生進路ガイダンスを実施した。 働くことの理解や仕事内容が想像でき、生徒の進路選択の幅を
(2)従来インターンシップに参加しいない科 広げさせることができた。1年生も参加させたことで、より多
導 に新規企画を提案することができなかった。くの企業情報の収集と早期の職業観の確立が可能になった。
2 進路決定と将来の生活への適応を目指します。 (1)10月中旬までに企業訪問100社を超 2 多数の企業訪問や企業来校時の面談情報などを集めるとと
部 (1)企業訪問の強化を図ります。(企業訪問100社以上) 100% えることが出来た。また、ネットワーク上 もに、その情報をWeb上で公開することにより教職員間での情報
(2)面接指導等に取り組みます。 での情報共有を図った。 共有を図り、企業の今年の採用動向や採用したい生徒の条件な
(2)全職員での面接指導を実施した。 どの早期情報提供を行い、的確な進路決定に貢献した。
1 図書館の利用促進に努めます。 (1)生徒貸出冊数7135冊(2月末現在) 1 図書館便り、新着図書情報等による継続的な広報活動は、
(1)年間貸出数(生徒)6000冊を目指します。 100% (2)1図書館便り(毎月1回)、新着図書情 図書館の活用促進に一定の効果を及ぼしている。さらなる内容
(2)広報活動の充実に努めます。 100% 報を発行した。 の充実が望まれる。企画したキャンペーンには多くの生徒が参
図 1図書館便りを月1回発行 2毎学期ホームページの更新を行った。 加し、図書館の活用促進につながった。文化祭の参加企画は生
2ホームページを年間3回更新 (3)読書DEポイントキャンペーン、秋の読書 徒図書委員会が中心となって企画・運営し、多くの一般生徒を
(3)生徒主体のキャンペーン企画を実施します。 100% キャンペーン、クリスマスキャンペーンな 集める楽しい催しとすることができた。保護者の方にも参加し
書 (4)生徒と積極的にコミュニケーションを図り、読書の手 ど、生徒参加型の企画を実施した。 ていただけた。今後も生徒が主体的にかかわれる企画を年間を
助けをします。 通じて実施していくことが大切である。
2 様々なニーズに対応できるよう、資料の収集に努め (1)各教科の推薦図書コーナーや修学旅行に (1)教科のみならず、学年や分掌とも連携し、様々なニーズに対
部 ます。 合わせて沖縄に関する図書を集めたコーナ 応した資料収集に努める必要がある。
(1)各教科・分掌の推薦により、授業や資格取得に有用な 95% ーを設け、生徒に紹介した。 (2)リクエスト制度の周知徹底に努め、より多くの生徒が制度を
図書を購入し、資料の充実に努めます。 (2)リクエスト件数 92件 有効に活用できるようにする。
(2)生徒のリクエストを受け、そのニーズに対応します。 (内、対応できた件数 87件)
1 保健便り「すこやか四工」を発行し、健康への関心を 1 保健便りを5月以降、月に1回以上発 1 今年度は、養護教諭による保健便りだけでなく、保健委員
高めます。また、生徒保健委員会による保健だよりを4回 行できている。また生徒保健委員会による 会の生徒が作成した保健便りも発行し、より生徒の興味関心を
発行し、生徒自身が健康について考える機会とします。 75% 保健便りも2回発行した。 高めることができている。
保 2 学期に一回「学校保健委員会」を開催し、学校医との 75% 2 学期に1回(年4回)の学校保健委員 2 次年度も学期に1回(年4回)開催することで学校医との
連携・情報交換を密にします。(年4回開催予定)。 会を開催した。 連携を図り、内容についても、生徒に還元できる内容とする。
3 集団指導として、薬物乱用防止講話、性に関する講話 50% 3 薬物乱用防止講話を6月に実施し、性 3 毎年、講師を変えることで(薬物乱用防止であれば、保健
健 を年1回ずつ実施します。 に関する講話を12月に実施した。 所→税関→警察)、新鮮味のある講演とすることが出来ている。
4 学期に1回安全点検を実施する。危険箇所について、 65% 4 学期に1回(年3回)の安全点検を実 4 生徒の安全上、危険箇所として報告を受けた場合は、学校
生徒・職員に周知徹底し、事故防止に努めます。 施している。 内で連携して事故防止に努めることができている。
部 5 教育相談を係によって実施し、必要に応じ、カウンセ 80% 5 希望者にはカウンセラーによる教育相 5 カウンセラーの来校が月1回のため、希望に応じられない
ラーにつなげます。 談を実施している。 こともある。
6 特別支援教育推進委員会を年5回開催し、職員が一致 60% 6 委員会を12月までに4回実施。校務 6 校務フォルダは作成したが、職員に見てもらえていない。
して支援を行えるように情報共有を図ります。 フォルダの作成を進めている。
-2-
(2)組織の状態の評価結果
アセスメントから明らかになった状況
1 生徒は多くの資格取得に積極的に取組み大きな成果をあげている。各資格の担当者の放課後や休日の指導が実を結んでいる。
強 2
部活
1
動が活発であり、優秀な成績を上げている。運動部だけでなく、文化部や各科の「ものづくり活動」においても全国大会に出場するなど、優秀な成績を残した。
み 3 進路指導が充実し、卒業生全員の就職が内定するとともに進学が決定し、進路保障がされている。
4 分掌、工業科、学年間の連携がスムーズになり、教職員間の情報共有ができているため、組織としての意識が強まり、学校全体での取組が円滑にできるようになりつつある。
弱 1 サーバーの運用が確立され、機器管理的な問題は少なくなったが、依然として十分に使いこなせているとは言い難く、引継ぎ等がスムーズにできないケースがある。
み 2 7科24学級の大規模校であり、生徒数が多く、学校の取組みや指導が生徒や家庭に伝わりにくい。
3 情報共有のため、委員会等が多くなり、教職員の放課後の時間確保が少なくなっている。
(3)学校関係者評価委員会の実施状況結果
学校関係者評価委員会の実施内容等
<実施回数> 3回
実 1 学校側から、全日制、定時制の生徒の様子、進路状況、施設設備の整備状況、及び近況報告を行いました。
施 2 平成27年度の学校経営の改革方針についての概要説明を行いました。
内 3 キャリア教育の取組について、「インターンシップ」「進路ガイダンス」「日永小学校ものづくり体験」などを見学し、意見や感想をいただきました。
容 4 学校経営の改革方針等に基づく取り組みについて、学校関係者評価を実施し、次年度への提言をいただきました。
(4)学校関係者による評価結果
学校関係者評価から明らかになった改善課題
1 キャリア教育プログラムの一環として、卒業後の進路について、進路ガイダンスを実施し、1年生から生徒に意識を持たせ、3年間を見通して取り組める体制が確立している
関 点が評価できる。進路ガイダンスに招く企業は、中小企業も含めてバランスをとるなど、キャリア教育がさらに充実するよう進めてもらいたい。
係 2 今年度は、ものづくり等教科活動においても大きな成果があった。各種活動に対する支援について、同窓会としても強化させていただくことを検討したい。
者 3 学校と地域とのつながりが徐々に深まり、地域住民として四日市工業高校生と話しやすくなり、距離感が詰まってきたように感じる。地域行事への参加や奉仕活動など、四日
評 市工業高校生に益々期待したい。
価 4 日永小学校ものづくり体験は、生徒の学習内容を深め、工業学習に誇りを持たせるとともに、小学校のキャリア教育にも活用できるという意義がある。工業教育の魅力を小学
生や保護者に発信する絶好の機会として、今後に期待したい。
5 生徒の防災意識を高めるためにも、防災面で災害時を想定した地域との調整が必要である。
(5)組織力向上のための取組(改善策)
次年度に向けた取組
1 キャリア教育プログラムを活用したキャリア教育を体系的に進め、進路保障の面で更に充実した取組を行います。
2 生徒・教職員それぞれの人権を大切にし、いじめ、差別、体罰のない学校づくりを進めます。
3 平成29年度よりすべての県立高校で導入されるデータ管理システム(
「三重県統一校務支援システム」)の試験的導入に学校として取り組み、適切なデータ管理の検証を行います。
-3-