【様式】令和4年度学校マネジメントシート学校名（四日市中央工業高等学校） 1 目指す姿校訓「誠実努力親切」及び「四中工はあなたの能力を伸ばします！」の指導方 (1)目指す学校像針のもと、学習者の視点に立って、安全で安心な教育環境を全教職員が一丸となって構築し、生徒・保護者・地域の方々に信頼される工業高校を目指します。育みたい基礎学力と基本的生活習慣が確立し、主体性と他者との協調性を兼ね備え、将来、児童生徒像各分野のスペシャリストとして地域の産業の発展に貢献することができる。 (2) ありたい企業が望む人材を育てるため、教員自らが、たゆみなく授業力の向上に努力できる。教職員像協働による取組により組織力を高めることができる。 2 現状認識＜生徒＞ (1)学校の価値を分かりやすく丁寧な指導を望み、社会で役立つ知識や技術を身につけたい。提供する相手＜保護者＞生徒が希望する進路実現が果たせるよう、しっかりと指導してほしい。とそこからの＜企業・大学＞要求・期待基本的な生活習慣を身につけ、基礎学力やコミュニケーション力を持ち、社会人として組織の中で、明るく元気に能力を発揮出来る力を身につけてきてほしい。連携する相手からの要望・期待連携する相手への要望・期待＜家庭＞＜家庭＞安全で安心な教育環境のもと、生徒学校の教育方針への理解と協力、及の能力を伸ばして欲しい。び躾等での家庭の立場で学校を応援し (2) 連携する相手＜企業・大学＞てほしい。と連携するうえ原理原則・基礎基本を身につけ、挨＜企業・大学＞での要望・期待拶や礼儀などの基本的な生活習慣を確継続的な受け入れをして欲しい。技立された、明るく元気で組織の中で能術指導等外部教育の面で協力して欲し力を発揮できる人材が欲しい。い。＜地域社会＞＜地域社会＞生徒の地域社会における規律遵守と地地域が学校と手を携え、一緒に子ども域行事への参加等協力が欲しい。たちを育てて欲しい。 (3)前年度の学校スムーズな学校運営や進路決定率の高さ対する評価をいただいた。関係者評価等一方で、取り組みのマンネリ化に対する改善要望もあった。従来から大切にしてきた基礎基本の習得に、引き続きより一層の力をいれるととも教育に、新学習指導要領に基づくカリキュラムをもとに、ICT の活用による生徒が主体活動的に取り組む授業の開発と、適正な観点別評価、また、主体的な進路選択のためのキャリア教育の充実、コミュニケーション力の養成が必要となっている。 (4)現状と部活動が活発な学校として中学校や地域、企業からの評価は高い。工業高校生とし課題て専門分野に精通し、ソサイエティ5．0社会に対応できる力を身につけるととも学校に、部活動を通して磨かれる強い精神力と身体を兼ねそなえた職業人を育成するた運営等め、組織力向上の取組を充実させる必要がある。また、教職員のコンプライアンス遵守意識の一層の向上と、業務の効率化による教職員の総勤務時間の縮減に、引き続き取り組んでいく必要がある。 3 中長期的な重点目標・生徒の基本的生活習慣を確立し、挨拶や時間の遵守など社会生活での対応力を育てます。・低学年次からのキャリア教育に取り組み、生徒に組織や社会における対応力、コミュニケーシ教ョン力を身につけさせ第1志望の合格内定者増を目指します。育活・温かい人間関係づくりや仲間づくりの取組を通して、他人を思いやり、痛みの分かる生徒を育動て、尊い命を大切にするこころを育む教育の取組をめざします。・新学習指導要領実施にあたり、主体的な学び、観点別評価の実施とその確立、また、学びの基礎診断結果の有効活用に取り組みます。・生徒に提供する授業内容を工夫改善し、学力向上に繋げるため、小グループによる研究授業等を行い、教員の授業力向上を図る取組を行います。学校・学校活性化のための取組を進める上で、全職員が学校の課題を共有し、県立高等学校活性化計運画を踏まえて多様な教育課題へ組織的、協働的に取り組むことができる集団づくりを進めます。営・教職員が、仕事を助け合い、また、意欲的に業務に取り組めるよう、組織の目的を共有する対等話の場をつくり、教育活動全般の刷新と業務内容のスリム化や課外活動の指導の工夫等により、働き方の改善を図ります。 4 本年度の行動計画と評価（1）教育活動教育活動に関する項目は、児童生徒を対象としたものとするのが望ましい。（例）「教育課程・学習指導」「キャリア教育（進路指導）」「生徒指導」「保健管理」などまた、評価項目・指標等を検討する際の視点は、学校の実態に応じて設定する。【活動指標について】取組・活動の具体的な活動量や活動実績を指標にします。【成果指標について】取組・活動による具体的な効果や成果等を指標にします。【備考欄について】「※」：定期的に進捗を管理する取組「◎」：最重点取組項目取組内容・指標結果備考・学びの基礎診断（業者テスト等）による基礎学力の定着 ◎ ・新学習指導要領を踏まえ生徒の主体的・対話的な学びの構築に・朝学習は年間 14 取り組みます。日、学びの基礎診断【活動指標】・基礎学力の向上のため、朝学習を計画的に実施は2回実施診断に2回の学びの基礎診断テスト・朝学習を通して学び学習指導の・ICTを活用した授業及びグループ活動やプレゼの基礎診断の評価が充実ン活動等の生徒の主体的な学びを積極的に取り入上がった生徒50．8％れた授業実践・ICT の活用は全体と【成果指標】・朝学習を通し、1年間で学びの基礎診断の評価がしては進んだが、プレ上がった生徒 30％以上ゼン活動への利用は・ICTを活用し、グループ活動や生徒によるプレ少数にとどまっているゼン活動を実施している教員 100％・ポートフォリオを活用しながら、低学年から系統的にキャリア・キャリア教育関係行教育に取り組み、職業観や勤労観を身につけるとともに、組織の事や面談へのポートフキャリア教中での対応力やコミュニケーション能力の向上を図ります。ォリオの活用は50％、育の充実人間関係形成・社会形成能力を養います。インターンシップは予【活動指標】・すべての生徒が進路に向けての学習・活動内容を定どおり実施ポートフォリオとして整理・生徒の進路決定率・各科別でのインターンシップ、またはそれに代わは100％る活動の実施【成果指標】・生徒の進路決定率 100％・人権感覚豊かな学校環境づくりと仲間づくりを進め、命を大切・活動指標のは予定ど ◎ にする心を育みます。おり実施人権教育と・SNSでの誹謗中傷、いじめを無くす取組を進めます。・登下校時の交通安生徒指導の・交通事故防止に向けた取組を、年間通して実施します。全指導は年間3回、延充実【活動指標】・SNSに係る講話、命の大切さを伝える授業を実施べ15日実施・人権講演会、人権 LHR、県の研究事業、中央祭や保・SNS 関係のいじめの健部行事¹等の学校行事²の活用発生1件、重大事態発・日常の指導に加え、交通指導強化週間の取組を実施生なし【成果指標】・アンケートで「安心して学習できる」と答えた生徒の割・加害交通事故の発合 90％以上生はなし、ただし、交・本校における「いじめによる重大事態」発生なし通事故発生件数は35 ・通学時、本校生徒の加害による交通事故発生なし件（昨年度比＋16件）改善課題・学校全体が落ち着いた雰囲気で、新型コロナ感染症の影響が残る中でも、生徒たちは伸び伸びと、教科学習、実習、部活動等に力を注いでいる。その結果、卒業生の進路決定率は100％となった。・学習端末をはじめとする ICT の活用については教員間での差異が大きく、すべての教職員の意識とスキルを高めていく必要がある。・生徒が加害者となった交通事故はなかったものの、事故件数は昨年度より大幅に増えた。さらなる交通安全指導の徹底と警察や市・地域と連携した取組が求められる。（2）学校運営等学校運営等に関する項目は、教職員や施設等を対象としたものとするのが望ましい。（例）「組織運営」「研修（資質向上の取組）」「情報提供」「保護者・地域住民等との連携」などまた、評価項目・指標等を検討する際の視点は、学校の実態に応じて設定する。【活動指標について】取組・活動の具体的な活動量や活動実績を指標にします。【成果指標について】取組・活動による具体的な効果や成果等を指標にします。【備考欄について】「※」：定期的に進捗を管理する取組「◎」：最重点取組項目取組内容・指標結果備考・県立高等学校活性化計画を踏まえ、教職員の協働と課外活 ※ ・時間外在校時間年360時動の指導の工夫等により、働き方改革を進めます。間を超える教職員数13人【活動指標】・時間外在校時間月45時・週 1 日の定時退校日を設定し、定時に退校できた教職員間を超える教職員数18人の割合 95％以上・一人当たりの月平均時間・週 1 日以上の部活動休養日を設定し、予定どおり実施で働きやすい職外在校時間15．9時間以下きた部活動の割合 95％以上場環境づくり・活動指標は達成したが、・放課後に開催して60分以内に終了した会議の割合成果指標はどの項目も達成 90％以上できなかったばかりか、昨年【成果指標】度よりも悪化している。根本・時間外在校時間が年360時間を超える教職員数 0人的な解決には、学校が担う・時間外在校時間が月45時間を超える教職員数 0人べき業務と、教職員定数の・一人当たりの月平均時間外在校時間 10時間以下根本的な見直しが必要。・一人当たりの年間休暇取得日数 20日以上・「学校信頼向上委員会」において本校の課題を洗い出し、学校信頼向上委員会年4 ◎ 信頼される学「信頼される学校であるための行動計画」にもとづいて、回実施校づくりオール四中工でコンプライアンス意識を高め、人権感覚あコンプライアンスにかかる研ふれる学校づくりに取り組みます。修年2回実施・教職員間のコミュニケーションを密にし、個人で抱え込ま本校教職員によるコンプラず組織として業務を行う体制づくりを進めます。イアンス違反なし【活動指標】・学校信頼向上委員会年4回実施・コンプライアンスにかかる研修年2回実施【成果指標】・本校教職員によるコンプライアンス違反なし・工業高校としてのものづくり教育を充実させ、その成果や部活動関係を中心に3 地域社会に貢教育活動の内容を地域へ積極的に発信し、学校に対する理 0件を超える取材を受献できる学校解を深め、地域との結びつきを充実させ、広報活動に努めけた。づくります。 W 杯関係を除いても、水【活動指標】本校の取組の報道機関への資料提供 5回以上球部、サッカー部が地上【成果指標】新聞等、報道に取り上げられる回数 5回波テレビ番組に出演改善課題・様々な工夫により、教職員の相互のコミュニケーション活性化とコンプライアンス意識の向上に努めた。本校教職員によるコンプライアンス違反はなかった。・新型コロナウイルス感染症による行動制限が緩和されたことにより、一部の部活動顧問を中心に前年度より増加した。働き方改革を進めていくためには部活動をどのように位置づけていくのかが最大の課題である。・昨年度に引き続き、実際に足を運んでの広報活動は十分に行えなかった。様々な機会を通じて、また様々な手段により、四中工の工業高校としての魅力を発信していくことが求められる。・本校における教職員の働き方改革は、様々工夫を重ねたが進まなかった。本来配置されるべき常勤職員が配置されないまま令和5年度がスタートする見込みであり、ますます状況が厳しくなることが予想される。本校独自の努力で教職員の過重労働を解決sることは、もはや不可能である。 5 学校関係者評価・通学途中の交通事故が非常に多く、保護者としてはとても心配である。命に係わることなので、交通安全指導を継続するとともに、警察や市・地域とともに最優先課題として対策を進める必要がある。・部活動、特にサッカーの四中工というイメージが定着しているが、今後は工業高校としての他にはない魅明らかになった力を高めていく必要がある。そして、そのことを発信し、生徒募集にもつなげてほしい。改善課題と次へ・四中高は駅からも遠く、通学に不便という声を聞く。自転車通学に関する規則の見直しなど、通学の利便の取組方向性を高める工夫も必要であろう。・今年度「四中工の近未来を考える会」を発足したが、次年度以降継続して議論を深め、目に見える形の改革につなげていくことが求められる。 6 次年度に向けた改善策・学習指導においては、次年度は1．2学年で BYOD による学習端末が整備されることから、これを十分に活用するために教職員の意識とスキルの向上を目指した校内研修を充実させる。教育活動につ・今年度の取組を継続、さらに発展させ、引き続き、人権感覚豊かな学校環境づくりに努める。いての改善策・通学途中の交通事故防止に向けて、校内での交通安全指導に加え、警察や市・地域と連携した取組を進める。・今年度の取組を継続、さらに発展させ、教職員のコンプライアンス意識の向上と不祥事の根絶に努める。・教職員の働き方改革への道のりは険しいが、一部負担の大きい部への顧問の適正配置、定期テストや小学校運営につテストにおける採点業務の効率化、会議の効率化と時間短縮等に取り組み、一歩でも改革を前進させる。いての改善策・生徒募集が厳しい状況となっている中、工業高校としての四中工の魅力を、実際に足を運んで、またホームページや SNS を通して中学校や地域に発信していく。