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合格体験記 | 進路 | 皇學館高等学校

進 路

合格体験記

Aさん皇學館中学校出身

上智大学 法学部 法律学科

私は学力試験のほかに小論文の試験も受けたのでその二つについて書きたいと思います。
まず、文系の私が学力試験を受験するうえで薦めることは三つあります。
一つ目は、文系は現代文を学ぶべきであるということです。私自身高二まで現代文は勘で解いており、問題との相性が一番大切なのだと思っていましたが、英語や社会と同じように本文と設問を照らし合わせて矛盾があるかどうか判断することで解くことが出来ます。是非早いうちから参考書や学習動画等で取り掛かって文章に慣れてください。
二つ目は、単語の勉強をとにかくやり続けることです。私はこれで苦労しました。特に英語は単語が分からないと高得点を狙うのは難しいです。逆に単語さえしっかり押さえておけば後は演習で身に付くと思います。
三つ目は模試等で間違えた問題や分からなかった問題をまとめるノートを作ることです。これを空いている時間に見返すことで自分がいつもどんな問題でミスをするのかが良く分かります。
次にレポートや小論文についてです。私は第一志望を受験する際にレポートと自己推薦書の提出が必要で、当日の試験は小論文と面接でした。これらを進めるには法律の知識も身につけていかないといけなかったので、勉強と両立するのが大変でした。また、私は文章を書くのが苦にならないのですが、そんな私でも辛かったので文章を書くのが苦手な人は覚悟が必要かもしれません。
高二の冬まで全く志望校が決まらず、なんとなく国公立志望でした。担任の先生に何度も「大変な道だけど本当に推薦を受験するのか」と確認されました。受験勉強している間も毎日泣き事ばかり言っていました。そんな私ですが受験を決めた瞬間から絶対に諦めませんでした。志望校を決めるまでは幾ら悩んだって良いと思います。ですが、決めたならどれだけ受かる自信がなくても自分の決断を信じましょう。地獄を走り抜ける覚悟ができたらあとは進むだけです。皆さんのことを応援しています。

Aさん小俣中学校出身

三重県立看護大学 看護学部 看護学科

私が受験をして大切だと思ったことは、日頃の授業を真剣に取り組み、理解することです。授業を真面目に受けることで、学校のテストや受験勉強の際にノートを見返して勉強する時に内容が頭に入っていたり、大切だと思ったところをメモしていたおかげで効率よく勉強することができたと思います。また、英単語や漢字の小テストも大切だと思います。受験には英単語も漢字も大切なので、小テストの勉強を疎かにせず少しでも覚えておくと受験勉強がはかどると思います。
私は第一希望の受験に国数英理(生物基礎、化学基礎)の科目が必要でした。科目が多い分勉強に時間がかかり、受験に間に合うかどうかという不安がとてもありました。しかし、諦めずに分からない問題を先生に質問し理解を深め、応用問題に対しても逃げずに解くようにすることで次第に自分に自信がつくようになりました。このことから受験勉強をする時は難しい問題にも前向きに取り組み、それが自分の自信に繋がるように理解することが大切だと思います。
私の勉強方法で一番良かった点は積極的に先生に質問をしたことです。時には一度も授業を受けていない先生にも質問をすることがありましたが、どの先生も親身になって勉強を教えてくれました。そのためこれから受験をしていく皆さんも、初めは緊張するかもしれませんが分からない問題を放っておくのではなく、先生に頼ることも頭に入れておいてほしいと思います。
最後に、受験生の皆さん、受験は1人で出来るものではなく必ず誰かに協力してもらわないとできません。そのことを踏まえた上でこれからの学校生活を見直して、志望校合格に向けて頑張ってください!応援してます!!

Iさん五十鈴中学校出身

京都教育大学 教育学部 国語領域専攻

私は12月に共通テストを課さない学校推薦型選抜で受験しました。1・2年生の時はオープンキャンパスが中止になったため、夏休みを利用して個人的に大学に問い合わせ、見学させてもらいました。その時にもらったパンフレットや前年度の過去問を参考に2年生の冬に受験校を決めました。受験科目は小論文と集団面接でした。最初に取り組んだのは、教員志望動機書の作成です。5月頃から考え始め、先生に何度も添削していただき10月に完成させることができました。小論文は8月に過去問を解き、同じような出題傾向の大学を探し20回以上練習しました。8月からは面接で聞かれる国語の知識をつけるために国語便覧を使い勉強しました。面接は受験レポートをもとに自分なりに傾向を分析し、9月頃から実践に近い形で練習をしました。小論文も面接も、先生にご指導いただいたことを毎回、ノートに書き込み改善できるようにしました。
私はオープンキャンパスに参加したことが今回の結果につながったと感じています。皇學館高校からの受験例がなかったため、試験会場の雰囲気、対策方法など、推薦で合格した学生の方にたくさん質問をして教えてもらいました。少しでも気になることは質問しておいてください。試験当日の不安要素がなくなり、本番は実力を発揮することだけに集中できます。
受験で大切だと思ったことは、自分がこれなら勝負できるという受験方法を探し、なるべく早く準備をすることです。私は高校に入った頃は国立大学の受験は考えていませんでした。しかし、3年間様々なことに一生懸命に取り組んできたことや、得意なことを活かし、国立大学に挑戦することができました。まだ、将来について迷っている人は視野を広げて自分に合った志望校や受験方法を探してみてください。素敵な春が訪れることをお祈りしています。
最後になりましたが、合格は先生方や家族、友達の支えがなければつかみ取ることができませんでした。必ず夢を叶え、支えてくださった方に恩返ししたいと思います。

Oさん伊勢宮川中学校出身

三重大学 教育学部 学校教育教員養成課程 国語教育コース 初等教育選修

私は受験の失敗談を交えながら、やっておけば良かったことや重要だと思ったことを3つ、今後受験を迎える人に伝えたいと思います。
1つ目は、毎日コツコツと継続して勉強することです。私は徹夜で定期考査を受けることもありましたが、それでは短期記憶にしかなりませんでした。毎日の授業や定期考査などの知識が受験に直結するので、疎かにせず、学んだ知識を確実に定着させるようにしてください。その上で、受験勉強として、知識を定着させ続けてください。また、受験期になってから急に長時間勉強をし続けるのは大変です。登校したあとや休み時間、寝る前など、少しずつでも良いのでコツコツ勉強してください。継続は力なりです。
2つ目は、苦手意識を持たないことです。特に文系であれば数学、理系であれば国語という「受験に使わない可能性」がある科目を捨てないようにしてください。そして、文理に関わらず、英語を苦手にしないようにしてください。英語を苦手にしてしまうと、とても苦労します。私は文系ですが英語が苦手だったので、二次試験で英語を使わず、国語と数学で受験しました。数学も得意ではなかったので、二次試験対策にとても苦労しました。苦手科目があると自分の首を絞めることになります。できるだけ苦手科目を減らすようにしてください。
3つ目は、自分を信じて努力することです。受験期のインターネットにはたくさんの情報が溢れています。しかし、すべての情報が自分に当てはまるわけではありません。「もう間に合わない」と自分を追い込むのではなく、自分の志望校に向けて、落ち着いて勉強してください。そして、最後まで諦めずに、勉強し抜くということも大切です。必死に勉強すると学力だけではなく、自信がつきます。私も実感しましたが、自信は受験にとても役立ちます。自分に自信を持って、受験に臨んでほしいと思います。最後の最後まで頑張ってください。

Oさん皇學館中学校出身

立命館大学 国際関係学部 アメリカン大学・立命館大学国際連携学科

「受かりそうな大学」を探すのではなく「行きたい大学」を探す。
大学受験を意識し始めた高校一年生の春、私はこの様な視点でいくつか気になる大学の資料を請求し、その大学の学部でどの様な学びが実践されているのか、入念に調べました。当時、模試の結果は行きたい大学の偏差値に到達していませんでしたが、「是が非でもこの大学で学びたい!」という気持ちが、高校3年間という長期にわたる勉強の日々の支えとなってくれたように思います。
私の第一志望校の受験は「立命館大学国際関係学部ジョイント・ディグリー・プログラム総合評価方式」という少々特殊な試験でした。まず出願するために英語外部資格試験のスコア基準があり、その資格試験対策をするとともに、不合格だった場合の一般入試に備えた勉強を並行して行っていく必要がありました。そこで、カレンダーに資格試験の日程や、目安として昨年度の受験予定校の出願要件と選考方法、出願日・受験日・合格発表日等を書き込み、現時点でどの勉強を最優先すべきか、勉強の進捗度合いは・・・と、2週間ごとに学びの到達度を振り返る時間を設け、様々な受験校に対した準備を綿密に行っていきました。
自分が受験までに残された時間をしっかり把握し、逆算して今やるべきことを淡々とこなす。このロジカルな思考で冷静に準備することは、受験生にとってとても大切な事です。これが私の第一志望校合格の最大の要因ではないかと思います。
大学受験、それを長く苦しい戦いと多くの人が捉えているかもしれません。しかし第一志望校を選定し、その試験に向けて準備することによって、自分は将来どんな職業に就き、どんな大人になりたいのか、自分のこれからの人生を見つめ直す良い機会となったと私は思います。皆さんも是非、「学びたい大学」と出会い、夢を膨らませながら努力し、合格をつかみ取ってください!

Kさん玉城中学校出身

中央大学 総合政策学部 国際政策文化学科

私は3年生までは部活ばかりで全く勉強をできていなくて、偏差値も40前半ぐらいでした。こんな私が1年間で合格できたのは、参考書学習のおかげです。参考書学習で一番気をつけるべきことは、できるまで、覚えるまで何度も繰り返すことです。どんな参考書も1だけではほとんど効果を発揮しないと思います。1冊を完璧にするだけで驚くほど問題が解けるようになりました。
勉強を始めたばかりの時、一番苦手なのは英語でしたが、最終的には英語が一番の武器になりました。英語を勉強する上で大切なことは、段階を踏んでいくことだと思います。長文が読めないからといって長文の勉強からはじめるのでは中々読めるようにはならないと思います。まずは学校で配られた単語帳1冊を覚え、その後熟語、文法、英文解釈、長文と段階を踏んでいけば必ず英語はできるようになると思います。この時も必ず1つの参考書を完璧にしてから次に進んでください。私が英語の勉強をしていく中で特に伸びたと感じた勉強法は長文の音読です。長文の参考書には音声が収録されています。その音声に合わせて文章を声に出して読むことを、1つの長文で20回以上しました。音読は単語力、速読力、リスニング力が同時に身につく最強の勉強法だと思うので、みなさんも是非音読を実践してみてください。
最後に受験勉強は早めに始めるに越したことはありません。1・2年生はできるだけ早く勉強を始めてください。3年生は、今からでも遅くありません。受験は諦めたら負けです。私も秋ぐらいまでは成績が思うように伸びず悩んでいましたが、担任の先生の現役生は秋以降に絶対伸びるという言葉を信じて最後まで勉強した結果、合格できたので、諦めない気持ちが大切だと思います。勉強するのは辛いと思いますが、クラスの仲間と切磋琢磨して憧れの大学に入れるように頑張ってください!

Kさん飛鳥中学校出身

富山県立大学 工学部 生物工学科

私は、皆さんに絶対にやってほしいことが二つあります。
1つ目は、勉強を習慣づけることです。高校3年生の7月で引退し、勉強にシフトチェンジしましたが、初めは勉強習慣をつけるのがとても大変でした。今思えば、もっと早くから習慣化すればよかったと、とても後悔しています。高校3年生の夏休みに勉強の習慣がついていないとスタートが遅れるので、かなりまずいです。だから、部活に入っていない人も、入っている人も、高校1年生のころから勉強の習慣をつけるようにしてください。高校2年生で習慣化できていない人は、今すぐ勉強を始めてください。最初は、英単語を5分暗記するだけでもいいです。それを習慣づけて、継続してください。
2つ目は、勉強時間を「見える化」することです。私は、受験期はスタディプラスというアプリに1日の勉強時間を記録していました。勉強時間を記録することは、自分がどれだけ努力したかが可視化できるし、「自分がこれだけ努力した」という自信にもつながります。友達と一緒に始めて、どれだけ勉強したかを競い合うのも良いと思います。特に、夏休みは会う機会が少なくなるし、一人で勉強することが多くなると思うので、そのような時に使うと、モチベーションを保つ対策にもなります。
受験期は、「勉強嫌だな」「ゲームしたいな」などといったフラストレーションが溜まってくると思います。その時は、自分がなりたい職業を調べたり、志望校のパンフレットを見たりしてみてください。そうすると、「こうなりたいから頑張ろう」「ここに行きたいから頑張ろう」というやる気が出てきます。受験はしんどいことの方が多いですが、皆さんが悔いを残さず、第一志望校に合格できることを願っています。

Tさん南中学校出身

愛知教育大学 教育学部 学校教員養成課程 幼児教育専攻

私が受験勉強において一番大切だと思うことは、自分にあった勉強スタイルを研究することです。勉強中に集中力が切れ、スマートフォンをすぐに触ってしまう自分がとても嫌でしたが、自分の苦手な部分に特化した解説動画を見ることで、無駄だと思っていた時間を有効な時間に変えることができました。他にも、通学時間が長い人はその時間を利用するなど、自分の生活面で勉強の妨げになると思っていることがある人は、それを逆に利用できないか考え、自分だけの勉強スタイルを見つけて欲しいです。
次に、自分に合った受験方式をみつけたり、志望理由に説得力を持たせたりするために、志望校について詳しく調べることも肝心です。私は第一志望の大学を調べる中で、面接と共通テストを利用する方式があることを知り、友人や先生方に協力していただき集団面接の練習をしました。同じ系統の進路5を目指す仲間と意見交換をすることは、とても刺激になりました。
また、勉強の中に楽しみを見つけることも大切です。例えば私の場合、文化と歴史的背景を結びつけてみたり、自分だけの公式や法則の語呂合わせを作ってみたり、人物名の画像を調べて成し遂げたことから発想を得てあだ名をつけたりしました。苦手意識のある教科と交互にこれを行うことで、息抜きでさえも学習時間にあてることができると思います。
そして最後に、わからないことを恥ずかしいと思わないことです。周りには、先生や友達など、助けてくれるたくさんの人達がいます。勉強だけでなく、出願方法や受験方式など、初めてで分からないことが多いと思いますが、頼ることは決して恥ずかしいことではありません。質問できる環境に感謝の気持ちを持って、どんどん質問してください。部活動に所属していたため、本格的な受験勉強を始めた時期は遅かったですが、毎日の授業と定期テストを大切にしてきたことと、引退と同時に受験勉強にしっかりと切り替えができたことが合格に結び付いたのではないかと思います。日々の学習を大切にし、皆さんが悔いなく受験に向き合えることを心より祈っています。

Tさん緑ヶ丘中学校出身

三重大学 教育学部 学校教育教員養成課程 学校教育コース 教育学専攻

まず初めに、受験を経験して最も伝えたいことは、自分の将来就きたい職業や志望校をできるだけ早いうちに決めておくということです。1.2年生の時から決めておくことで明確な目標を立てることができ、それが早ければ早いほど目標達成に向けての準備をすることができます。私は、志望校が本格的に決まったのは3年生になってからだったので、準備に取りかかるのが遅く、時間が進むにつれて不安は増し、もっと早いうちから大学のことについて調べておけば良かったと後悔する毎日でした。
私の高校生活の目標は「文武両道」です。まず勉強面に関しては、1年生の時から定期テストでしっかりと結果を残し、良い成績を取っておくことが大切だと思います。そうすることで、自分の志望する大学の選択肢が確実に広がります。私は、3年間の成績が、自分の志望校選択に繋がったので、1・2年生の時から取り組んでおいて良かったと感じています。部活面に関しては、バレーボール部に所属し、2年生の夏からキャプテンをさせていただきました。筋トレ1つでも誰にも負けない気持ちで取り組み、常に高みを目指すことを心がけていました。部活を通して、最後まで「諦めない心」と目標に向かって「努力する力」を身に付けることができて、それらを受験にとても活かすことができたと思っています。部活と勉強の両立は簡単ではありませんでした。とにかく時間との戦いでした。私は、片道2時間程度かけて登下校しています。その中で、部活で疲れ、寝てしまうこともありましたが、予習や復習をはじめ、英単語や漢字を覚えたり、ワークをしたりしていました。毎日の積み重ねが本当に大切で、限られた時間をどれだけ有効に使えたかが、最終的に結果を残せる鍵になると思います。
私の入試内容は、志望理由書・自己PR書・個人面接・集団討論・小論文でした。どの内容も対策と準備の量が必要です。志望理由書・自己PR書に関しては、そこから面接で質問されるので、じっくり考えた方が良いと思います。私は何度も書き直しました。自己PRは、どんな受験でも大切になってくると思いますが、なかなか思いつかないものです。1・2年生のうちから自信があることや得意なこと、人から自分に対してどのようなことを言われることが多いかなど、自己アピールを考えておいてください。また集団討論の練習は、1人ではできないので、先生が教育系の道を希望する人を集めてくださり、集団討論の練習の場を設けていただきました。最初は緊張していましたが、練習を重ねるにつれて、テーマに沿って自分の意見を伝えることができるようになっていきました。合格できたのはこの機会があったことがかなり大きかったと感じています。
最後に、受験に大切なことの1つとして考えていることがあります。それは「仲間」を作ることです。私は、平日の放課後には学校の自習室を利用し、休日は図書館に友人と行っていました。同じ目標を持った仲間を1人でも多く見つけてください。モチベーションが上がるきっかけにもなります。受験生の多くが、不安でネガティブになってしまう時期があります。私は、共通テストに向けて教科の勉強と共に、志望理由書など5つの準備をする必要がありました。その両立がとても辛かった時期もありましたが、そんな時の仲間の存在は、本当に心強かったです。私が志望校に合格できたのは、担任の先生が面接や小論文を見てくださったことや、集団討論の練習をする場を設けてくださった先生方、一緒に受験を乗り越えた仲間、そして応援してくれた家族のおかげです。今は感謝の気持ちでいっぱいです。もっとこうしておけばよかったと最期に後悔することの無いように、できる限り早く準備を始め、最後まで諦めず頑張ってください!応援しています。

Nさん大王中学校出身

都留文科大学 教養学部 地域社会学科

私は高校の地歴・公民科の教員を目指し、高校入学時から国公立大学に絶対行きたいと思っていました。しかし、平日・休日共に野球部の練習や試合が遅くまであり、授業や宿題に取り組むだけで精一杯でした。本格的に受験勉強を始めたのは引退後の8月からでした。
受験を通して感じたことがいくつかあります。1つ目は、まずどの教科も基礎から固めていくことです。古文単語・英単語・日本史の用語などをしっかり勉強していくことで驚くほど点数が伸びました。特に日本史は、時代の流れの把握がとても大切になってきます。現代社会は、「経済」の範囲ができるかどうかが高得点の鍵になります。私はこれらをただ暗記するのではなく、動画サイト等を参考にしたり、学校での課外に参加したりして理解を深めました。
2つ目は、とことん自分の得意教科を伸ばしていくことです。都留文科大学は共通テストの地理歴史・公民の結果の良い方の得点が2倍になるということが分かっていたので、私は日本史と現代社会に力を入れました。理科や社会は後回しにしがちですが、私の受験した入試方式のように得点源にすることができます。1、2か月で完成できる量ではないので、他の受験生と差をつけるためにも早めの対策をしておくことがおすすめです。
3つ目は、共通テストまでに出願校を複数決めておくことです。私の場合は、必要な免許が取得出来る大学を調べ尽くしました。オープンキャンパスで学べる内容を聞くのも良いと思います。実際私は、オンラインのオープンキャンパスに参加したことで、都留文科大学の良さや特徴を知ることができました。大学によって共通テストの配点や必要な科目が違います。模試等の成績を利用して、自分の得意科目が最も活かせる大学はどこなのかや、この大学の配点はどうなのかなど、担任の先生などとよく確認して準備しておいてください。私は相談や大学を探す時に担任の先生にとてもお世話になりました。
私は11月に受けた共通テスト前最後の模試も判定は合格圏内ではありませんでした。しかし、勉強に対する自分の気持ちの強さと、どうしても国公立大学に行きたいという「しつこさ」が今回の合格へ導いてくれたと思います。「成功の反対は何もしないこと」私の好きなこの言葉のように、どんな状況でも絶対に諦めることなく、自分の気持ちを強く持ってどんどんチャレンジしていってください。

Mさん五十鈴中学校出身

名古屋大学 法学部 法律・政治学科

私がこの3年間、特に大切にしてきたのは授業と授業の予習、復習、模試の復習です。
いらない科目はありません。私は3年間、一番前の席で、すべての授業を真剣に受けました。家庭や保健などの副教科や、主権者教育なども、理科や社会と関連があるので、受験勉強でも役に立ちました。また、進路6探究の時間もとても役に立ちました。私は、一般で出願する予定だったので志望理由書は必要ないと思っていたのですが、3年生の冬に推薦で出願することを決め志望理由書が必要になったときに、進路7探究の時間に志望理由書を書く練習をしていたことでとても助かりました。
模試は復習が大切です。私は一年生のときから、模試は必ず毎回受け、丁寧に復習しました。早くから模試を受けて、模試のために勉強し、復習するという習慣をつけることが大事です。また、模試で点をとるためには課外授業が有効です。私は3年間、受験に必要な科目の課外は全部受けました。必ず予習をして受けました。
英検、数検、漢検は、勉強の目標になり、入試にも利用できました。また、ニュースを見て興味のあるニュースは詳しく調べるということをしていたことも、時事問題や英検のライティング、志望理由書などに役に立ちました。
役に立つかどうかわからなかったことが、後になって役に立つというのはよくあることです。自信をもって勉強し続けてください。

Nさん嬉野中学校出身

立命館大学 文学部 人文学科 地域研究学域

私は進学コースで野球部に所属していて、本格的に勉強を始めたのは8月くらいからでした。それまでは練習を夜遅くまでやっていて、勉強の習慣などなく、電車で単語を少し覚えているだけでした。偏差値も40いかないくらいで、最初の進路8希望調査で、第5希望の大学ですら、難しいと言われていました。そこで見返したい、自分に無理なことでも挑戦して自分の人生を変えたいと思い受験勉強をしました。
私の勉強法ですが、とにかくネットなどで調べました。ここの参考書選びがすごく大事で、
絶対に基礎からしないとだめで、例えば英語でいきなり単語も知らないのに文法や長文をやっても伸びないです。学校の授業は1年生からいきなり長文中心です。単語も分からないのに長文ができるわけないのです。授業だけだったら、定期テストではとれるかもしれないけれど、一般受験とか、英語の資格では、一切通用しないです。他の教科も同じです。だから、自分のペースにあった参考書を選び勉強しないと一切伸びません。
言っておきたいことは、勉強時間は全く関係ないです。1日10時間やるとか目標立てる人がいるけれど、それは時間を気にして中身がなくなることが多いです。受験生なら、寝るとき以外は勉強する、私はこのように半年間勉強に捧げました。
一般入試は全国の人と戦います。有名大学となると偏差値65〜70以上の人と戦うことになります。その人たちはすごく早めの段階から受験勉強をしています。浪人生もいて、その人たちより勉強して勝たないと受験は落ちます。調査では、受験で第一志望校に受かる確率は10パーセントと出ています。普通に落ちます。
このように受験は厳しいです。でもやってみないと成功しないです。指定校があるから、
みんなが一緒の大学行くから、そういうことで決めると後悔します。
後悔の無いように進路9選択をして、これからがんばってその道に突き進んでください。

Nさん皇學館中学校出身

三重大学 医学部 看護学科

私が受験を通して大切だと思ったことは2つあります。
1つ目は、毎日少しでも勉強をする習慣をつけておくことです。私は高2の冬まで部活をしていて、それまで毎日自主的な勉強時間を取っておらず、テスト週間にだけ必死に勉強をしていました。そこで、高2の3学期から毎日必ず勉強をするようにしました。その結果、毎日継続することで習慣の1つになり本格的な受験勉強をし始める高3から、スムーズに受験勉強に入ることができました。自分に合った勉強法を見つけておくのもおすすめです。
2つ目は、自分が頼れる人をみつけることです。担任の先生でも部活の顧問の先生でも塾の先生でも誰でもいいです。受験をする際、志望理由書を書いたり面接練習をしたりする必要があることがあります。また、不安になること等もあると思います。そんな時は必ず頼ってください。話をするだけでも楽になります。受験は自分一人でできるものではありません。困ったときは素直に相談することをおすすめします。
3つ目は、現状に満足せず常に成績を伸ばそうとすることです。模試の結果に一喜一憂することも良いですが、一番喜ぶのは大学に受かった時です。それまではなるべく気を抜かないようにしてください。大切なのは本番にどれだけいつも通りできるかです。もちろんモチベーションを保つことも大変だと思います。私は友達と励ましあったり、ささやかなご褒美を作ったりすることで保つことができました。自分に合った方法を探してみてください。
最後になりましたが、私がここまで頑張れたのは支えてくれた先生方や家族のおかげです。これから受験する人は感謝の気持ちを忘れないでください。そして最後まで諦めないでください。頑張った証はきちんと出ます。粘ったもの勝ちです。応援しています。
何事も楽しんで!

Fさん飛鳥中学校出身

三重大学 人文学部 法律経済学科

私は高校3年間を寮で生活しました。洗濯などを自分でしなければいけなかったのに加え、部活動も行っていたので思うように勉強時間を確保できず、本格的に受験勉強を始めたのは3年生の9月からでした。それまでは自宅学習はほとんどしていませんでしたが、定期テストの期間だけは集中して勉強しました。そのおかげで基礎をある程度押さえられていたので、スムーズに受験勉強を進めることができました。
私は受験勉強を始めるにあたって、まずは得意科目を伸ばすことに専念しました。なぜなら、得意科目の方が勉強をすることへの抵抗がなく、継続して勉強できるからです。そして、ある程度勉強の習慣ができてから苦手な科目も並行して勉強するようにしました。
また、学校の図書室や進路10資料室、市の図書館など勉強する場所を数カ所作るようにしました。そうすることで集中が切れた時などに移動して気分転換をすることができました。
さらに、一緒に勉強する仲間を作りました。1人ではどうしても気分が乗らず思うように勉強が進まないこともありますが、一緒に勉強している人がいれば自分も頑張ろうという気持ちになり、勉強の効率が良くなるし、相手にとっても同じように自分の存在はプラスになるのでお互いに高め合うことができました。
最後に、受験日が近づいてくると緊張したり不安になることがあると思います。しかし、それはほかの受験生もおなじです。そして、どれだけ悩んでも本番は勉強してきたことしか発揮できません。だからあまり気負わずにリラックスして力を最大限に発揮できるように自分を信じて頑張ってください。

Fさん厚生中学校出身

東京学芸大学 教育学部 教育支援課程 E類生涯スポーツコース

私は、受験勉強を開始した時期も遅く、参考にならないかもしれませんが、受験について自分の経験から話をしたいと思います。
約2年半、部活動中心の生活を送ってきて、受験勉強も大学受験についての情報収集も全くしておらず、全国のライバルたちに遅れをとっていました。今は、周りの子たちが何もしていないから大丈夫だと思っていても、受験の相手は全国にいるので早めに情報収集、第一志望校の決定、勉強をした方が後悔はしないと思います。大学受験は高校受験と違い様々な受験方法があるので、情報不足で興味のあることが学べる大学を見落とさないことや、受験に必要な科目、自分の得意な科目で勝負できる受験方法などを探し、合格するチャンスを逃さないようにしてほしいです。
私は、国立の二次試験が実技中心だったので、共通テストの勉強だけをして、私立も共通テスト利用を主に考えていました。しかし、結果は思うようにいかず、私立の行きたいところは一般で合格しないといけなくなり、約2週間で一般の勉強をすることになりました。合格することはできましたが、これは計画をしっかりと立てられていなかったのと勉強量が少なかったことが招いたことだと思います。共通テストも私立の一般も受験する前は楽観視していて、終わると後悔もしました。みんなにはこの様な受験になってほしくないので、大学受験が簡単ではないということを覚えておいてほしいです。
勉強方法に関しては、一人ひとり違うと思うので、自分の方法を見つけてください。私は、友達に参考書を教えてもらったり、助けてもらったりしながら勉強していました。一人でずっと勉強していくのは楽なことではないと思うので、友達と助け合い、高め合って乗り越えてください。
受験は長く大変だと思いますが、応援してくれている家族、友達、先生がいることを忘れないで、最後まで諦めず頑張ってください。

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