松阪高校
(三重県)の
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取得日:2024年03月20日
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【様式】
令和4年度 学校マネジメントシート
学校名( 三重県立松阪高等学校全日制 )
1 目指す姿
時代の変化に対応し社会に貢献できる人材を育み、生徒・保護者・地域から信頼さ
れる進学校を目指します。
<自主自律>
校訓である「自主自律」の精神を持ち、自ら考え、自ら行動できる人を育てます。
<知・徳・体>
(1)目指す学校像
校章に象徴される「知・徳・体」の調和のとれた全人的な発達を図り、地域社会の
中心的な担い手となる人を育てます。
<高い志>
心豊かな人間性に立脚した「志」を持ち、高い目標を掲げて意欲的に挑戦する人
を育てます。
・知的な好奇心や興味を持ち、自ら考え活動する生徒。
育みたい ・命と人権を尊重し、思いやりや規範意識を持つ生徒。
児童生徒像 ・国際社会で通用する能力やグローバルな視点を持ちつつ、地域社会の活性化や発展に
貢献する生徒。
(2) ・大学受験のための進学指導だけでなく、卒業後の社会を意識させたキャリア教育を行う教
ありたい 職員。
教職員像 ・創意工夫を凝らした業務の効率化などによる働きやすい職場環境で、いきいきと働く教職
員。
2 現状認識
【生徒】
・学力にあったわかりやすい授業。
・
進路
1
指導に関する知識や見識が高い先生が多い。
(1)学校の価値を ・
進路
2
に関する適切で必要な情報の提供。
提供する相手 【保護者】
・
進路
3
に関する適切で必要な情報の提供。
とそこからの ・子どもの学力にあったわかりやすい授業。
要求・期待 ・学校からの情報提供など家庭との連携を深めること。
【中学生】
・入学したら充実した高校生活を送ることができる。
・松阪高校生の生活や活躍(進学実績や部活動実績)の様子がわかる。
連携する相手からの要望・期待 連携する相手への要望・期待
【PTA・PTA 役員】 【PTA・PTA 役員】
・信頼して子どもを預けられる進学校 ・教職員との協力
・学校の様子を知りたい ・家庭での適切な教育力
【地域住民】
(2) 連 携する 相 手 【地域住民】 ・学校からの様々な情報提供
と連携するうえ ・学校からの様々な情報提供 ・地域との交流の機会
・地域との交流の機会 【大学】
での要望・期待
【大学】 ・体験学習などの受け入れ、出前講座の開
・より良い生徒の獲得 催
【卒業生(南窓会)
】 【卒業生(南窓会)】
・母校の活躍 ・大学生や社会で活躍する方からの生徒へ
・学校の様子や変化を知りたい の助言
・生徒の部活動等へ支援
1
1授業におけるICTの活用に関して、地域的にも小中学校で取組が進んでおり、今後それ
らを経験した生徒が入学してくることを念頭に、高校でもICTの活用および活用に向け
(3)前年度の学校 た教員の研修等を進める必要がある。
関係者評価等 2
進路
4
選択において、生徒や保護者が視野を広く持って選択ができるよう、指導に一層の工
夫が必要である。
・65 分授業の中で講義や演習をバランスよく配置し、生徒にとって充実した授業を展
開するように努めている。
・ほとんどの生徒が四年制大学への進学を志望している。
教育 ・1人1台端末を用いた学習活動が効果的に機能するよう、ICT 活用について、各教
活動 科で教材研究を重ね、授業に生かしている。
4) 現 状 と
・引き続き徹底した感染拡大防止対策に取り組むとともに、これまで中止や規模が縮
課題 小となってきた学校行事や探究活動について、地域や保護者の理解も得ながら、取
組を進めていく必要がある。
・全国や地元で活躍する多くの優秀な人材を輩出した歴史と伝統がある。
学校
・社会や保護者の学校への要求の増加に伴い、学校の役割の肥大化や課題の多様化・
運営等 複雑化が進行し、教員の業務量が増大し、時間外労働が日常的に行われている。
3 中長期的な重点目標
【SSH(スーパーサイエンスハイスクール)の推進】
SSH を通して、国際舞台で通用する課題探究能力を育成するよう取り組みます。
教育活動
【道徳教育】
生徒一人ひとりが命と人権を尊重し、思いやりや規範意識を持つ人間に成長できるよう指導の
充実を図ります。
【キャリア教育】
大学受験のための進学指導に注力するとともに、卒業後の社会を意識させて将来の職業や生き
方について自覚を促すためのキャリア教育を行います。
【地域との交流】
地域活動への参加や近隣小・中学校等との事業連携等を通して、本校生徒が地域との交流を深
めるようにします。
学校運営等
【授業改善】
生徒が知的な好奇心や興味を持ち、自ら考え活動する授業の創造もめざし、より効果的な学習
指導を実践することができるよう、教員が公開授業や授業研究等を通して日常的に授業改善を
進めます。
【働きやすい環境づくり】
会議や研修の精選、校務内容や分掌の見直し等を行い、創意工夫を凝らした業務の効率化や総
勤務時間の削減など、働きやすい職場環境づくりに取り組みます。
2
4 本年度の行動計画と評価
(1)教育活動
教育活動に関する項目は、児童生徒を対象としたものとするのが望ましい。
(例)「教育課程・学習指導」「キャリア教育(
進路
5
指導)」
「生徒指導」
「保健管理」など
また、評価項目・指標等を検討する際の視点は、学校の実態に応じて設定する。
【活動指標について】取組・活動の具体的な活動量や活動実績を指標にします。
【成果指標について】取組・活動による具体的な効果や成果等を指標にします。
【備考欄について】「※」:定期的に進捗を管理する取組 「◎」
:最重点取組
項目 取組内容・指標 結果 備考
【SSH の推 【教務部】 【教務部】
進】 学校設定教科 SSH「探究」で生徒の活動時間の確保に努めま ・特編授業等を活用して、
SSH「探究」の授業時間を確
す。また、新指導要領の円滑な実施を目指します。 保した。
・カリキュラム委員会で検討
(活動指標:令和5年度入学生教育課程表を策定する)
を行い、令和5年度入学生
教育課程表を策定した。
【SSH企画推進部】
SSH第III期の指定に伴って、探究活動をさらに進めていくた 【SSH 企画推進部】
4 月に探究活動の評価の部
め、探究活動を指導する教職員の指導力を向上させる取組を行
分で、本校が独自に作成し
います。 たルーブリックシートの研修
会(学習会)を実施できた。
(活動指標:探究活動に関する教職員の学習会の実施 1 回/ 学校視察は上半期に 1 校、
年 以上、先進的な探究活動を行っている学校視察 1 回/年 下半期に1校を訪ね、先進
的な内容を視察した。
以上)
【生徒指導部】
【道徳教 【生徒指導部】 (1)全教職員が協力し、登
育】 (1)生徒とのふれあいを重んじるとともに、身だしなみ等につい 校指導の教職員数を 1 日 3
名以上で行った。地域住民
て生徒の規範意識を醸成するため、朝の登校時にあいさつ運動 の方とも協力して行うことが
と服装指導を行います。 出来た。元気に挨拶をする
生徒が増えている。
(活動指標:登校時指導の教職員数を 3 名/日以上) (2)1 年生に向けてスマホ教
(成果指標:おおよその生徒が朝のあいさつを交わしている) 室を開催した。また、集会時
にはことあるごとにスマホに
(2)携帯・スマートフォンの適正な利用について助言や指導を行 関する呼びかけを行った。
います。
(活動指標:携帯・スマートフォン教室の開催(1年次にむけ年1 【人権教育推進担当】
(1)人権講演会を各学年1
回)、全校集会時の呼びかけ年 3 回以上)
回ずつ実施。 1学年:「部
落差別問題」 2月 2学年:
「障がいのある人の人権」1
【人権教育推進担当】 月 3学年:「性の多様性」10
(1)人権に関する講演会及びLHRを実施するとともに、各学年 月 人権 LHR の内容 1学
年:「これまでの人権学習の
の人権学習をサポートします。 振り返り」「部落差別問題」
(活動指標:各学年おける講演会の開催回数を、1 回/年 以 2学年:「障がいのある人の
人権に関り、災害時の避難
上) 所運営の課題」 3学年:「統
(成果指標:松阪地区高人推 人権アンケート(3年生対象)「人権 一応募用紙と
進路
6
保障」
「高校生活での人権学習の
学習について、積極的に受けたし内容もだいたい理解できた」の 振り返り」 各学年人権 LHR
割合を 70%以上) について は学年団を主とし
た教職員 による事前学習
会・検討会を行った。 成果
指標 95%(人権学習を積極
(2)教職員の人権意識を高めるとともに、指導力の充実・向上を
的に受けた生徒の比率)
図るため、校外研修を含む現職教育を積極的に推進します。 (2)コロナ禍の中、校外研
修等への参加が制限された
(活動指標:教職員の校外での研修の参加回数を、1人あたり 1
3
回/年以上) が、三人教研究大会、松阪
地区高人推学習会等に、延
(成果指標:教職員の人権に対する意識や意欲、人権に関する べ 30 数名の教職員が参加
した。
知識が向上している)
県教委「人権感覚あふれる
(3)生徒のこれまでの人権活動の成果を継承し、さらに人権意 学校づくり事業」の指定を受
け、授業作りをテーマに、奈
識を高めるため、地域や小学校・中学校での活動等との連携や
良教育大学・赤沢教授を迎
交流を図ります。 え、全体研修会を2回実施
した。
(取組状況の指標:検討回数は、連携・交流の方法や状況に応 (3)2学年生徒を中心に、
じて随時) 松阪地区高人推の高校生
交流事業に積極的に参加し
(達成状況の指標:地域や小中の人権活動との交流の機会1回 た。人推担当者を中心に、
/年以上、生徒の人権に対する意識や意欲、人権に関する知 久保中校区同推協の学習
会等に参加した。
識が向上している)
【図書部】
【キャリア 【図書部】
進路
7
関連図書の特集 コー
教育】 生徒の
進路
8
実現や職業選択の参考になる資料を重点的に収 ナーを「大学を知るコーナ
ー」とし、進学したい大学・
集、提供します。またそれらの資料の利用促進に努めます。 学部・学科について知る、
(活動指標:
進路
9
関連図書の特集コーナー更新 1 回以上/年) 入試問題に出た本を知る、
小論文入試対策の本を知る
(成果指標:
進路
10
関連図書が閲覧や貸出でよく利用されている。) ことができるようにした。進路
に関するレファレンスがあれ
ば紹介している。
(活動指標:更新1回)
(成果指標:閲覧・貸出とも
に利用多)
【進路指導部】 【進路指導部】
進路指導部及び学年団が連携して進路検討会・研修会を実施 進路検討会は 3 学年で 3 回
(7 月、12 月、1 月)、
し、生徒に対する指導内容の充実を図ります。 進路と各担任とのクラス別進
(取組状況の指標:検討会・研修会の実施回数を各学年 4 回全 路懇談会は 3 学年で 2 回(7
月、10 月)、学力検討会は
体 1 回以上実施) 1学年で2回(4 月、10 月)、
(達成状況の指標:進路3担(推薦)会議 5 回以上、2年学力・進路 2学年で2回(4 月、10 月)、
3学年で 1 回(4 月)、
検討会 1 回以上、1年学力・進路検討会 1 回以上) 進路3担会議は 6 回(4月、
6月、9月、10 月、11 月、1
月)実施した
【理数科】 【理数科】
卒業後の社会を意識させて将来の職業や生き方について自覚 新型コロナウイルス感染症
感染拡大防止のため、東京
を促すため大学の研究室や企業等を訪問し、高度な学問や研
大学での研修、大学研究室
究を体験する機会を設けます。 の訪問については、中止と
した。その代替としてオンラ
(活動指標:東京大学での研修、大学研究室の訪問、卒業生に
インなどによる卒業生からの
よる大学紹介などの機会を年2回以上設ける) アドバイス会を開催した。ま
た、「大学の先を見据えた進
(成果指標:理数科1、2年生の大学等訪問回数を 1 回/年以 路選択に繋げる」ことを目的
上) とした宿泊研修を県内で実
施予定である。(活動指標2
回、成果指標0回)
【保健管 【保健部】 【保健部】『健康教育』
理・保健教 心身の健康の保持・増進を図るとともに、主体的に健康な生活を ・1年生対象「性に関する
教育」:7月に助産師さん
育】 送ることができる生徒の育成を目指し、健康教育の充実を行いま による講演を実施・ほけん
す。 だよりを 20 回、生徒保健
委員会だよりを 4 回発行
(1年生対象「性に関する教育」の実施、ほけんだより年10回以 『救急体制』・教職員に「ス
ポーツ事故防止ハンドブッ
上発行)
ク」「スポーツ事故対応ハ
4
救急体制の充実を図るとともに、ケガ等の予防教育を行います。 ンドブック」の配布・体育際
やスポレク前には生徒保
感染症予防の取組を行います。(健康観察の実施、欠席者の早 健委員会だよりを配布・担
架の増設
期把握、手指消毒液の設置、保健指導など)
『感染予防』
・毎日の健康観察の実施、
欠席者の把握は学年団と
協力して実施・手指消毒
は各ホームルームや玄
関、職員室前などに配置・
感染症に関する保健指導
は、保健だより配布時に担
任教諭から予防ポイントを
伝えてもらった。
【教育相 【保健部】 【教育相談】
談】 すべての教育活動を通して、生徒の悩みや不安の解消に向け スクールカウンセラーは予
定どおり年 34 回来校し、
た支援や対応を行います。(スクールカウンセラーによる教育相 多くの生徒・保護者が利用
談を年34回実施、教育相談だより年5回発行) した。教育相談だよりは年
6 回発行した。
【環境美 【保健部】 【環境美化】
化】 校舎内外の清掃美化の徹底に努めます。(大掃除年3回実施、 大掃除 3 回実施清掃美化
日々の清掃時のゴミ分別の徹底) の徹底のため、クラス掲示
ポスターなどを利用し啓発
した。
改善課題
・新型コロナウイルス感染拡大防止対策を徹底した上で、保護者や地域の理解も得ながら学校行事や校外活動を実施した。しかし、理数
科の特徴的な行事は今年度も中止や変更となり、引き続き生徒の意識付けという点で補う工夫が必要である。
・1人1台端末を用いた学習活動はある程度定着してきた。さらに学力定着・学力向上につながる学習活動となるよう、効果的な ICT 活用
について、今後も研究を重ねて指導していく必要がある。
(2)学校運営等
学校運営等に関する項目は、教職員や施設等を対象としたものとするのが望ましい。
(例)「組織運営」「研修(資質向上の取組)
」「情報提供」
「保護者・地域住民等との連携」など
また、評価項目・指標等を検討する際の視点は、学校の実態に応じて設定する。
【活動指標について】取組・活動の具体的な活動量や活動実績を指標にします。
【成果指標について】取組・活動による具体的な効果や成果等を指標にします。
【備考欄について】「※」:定期的に進捗を管理する取組 「◎」
:最重点取組
項目 取組内容・指標 結果 備考
【地域との 【生徒会】 【生徒会】
交流】 (1)ボランティア活動等への参加を通して、生徒と地域の交流を図 (1)コロナ感染拡大防止
という観点から、人と人の
ります。 交流が中心となるボラン
ティアや地域との交流は
(活動指標:生徒に参加を働きかける件数を 4 件/年以上)
進まなかった。
(成果指標:参加生徒数を 30 人/年以上) (2)文化祭自体はかろう
じて実施出来たが、上記
(2)本校の文化祭に近隣の小学校児童を招待し交流を進めま
と同様、人が密になる状
す。 態を避け、小学生を招待
することはかなわなかっ
(活動指標:小学校への参加要請件数と参加の可否) た。
(成果指標:少なくとも 1 校の児童を招待する)
【情報提供】 【総務部】 【総務部】
(1)本校の保護者を対象に、年2回教育内容や子どもの学習状況 ・6 月に本校在校生の保
護者(約 300 人参加)、8
について理解を深めていただくため、公開授業を行います。 月に中学生とその保護者
(2)中学 3 年生とその保護者を対象に公開授業を行い、在校生の (約 800 人参加)を対象に
5
学習状況や学校生活を見学する機会を提供し、中学生やその保 した公開授業を実施し
た。
護者が本校を身近なものとして捉えることができるようにします。 ・今年度は 3 年ぶりに、松
阪クラキ゛ホールで『高校生活
また、松阪高校の取り組みと魅力を紹介し、本校に対する関心を
入門講座』を中学生とそ
持たせ、本校への入学意欲を高めるための機会とするため、『高 の保護者を対象に実施
し、900 人が参加した。
校生活入門講座』を実施します。
・HPの更新がやや不足
(3)生徒の校内外での活動や地域との交流活動の状況をホーム で、今後はツイッターやイ
ンスタグラムの導入などを
ページなどで広報するとともに、報道機関への資料提供も積極的 検討したい。
に行い、地域とのコミュニケーションを図り、信頼の構築を目指しま
す。 (活動指標:月 1 回以上のホームページの更新と報道機関へ
の情報提供)
【授業改善】 【教務部】 【教務部】
(1)実施された「大学入試共通テスト」の分析を進め、各定期考査 (1)各教科とも共通テスト
を検証し問題作成の研究
等において実際に作問、検討を行います。 開発を実施している。
(活動指標:各定期考査において、教科で検討した活用問題を (2)1年生の初回授業で
は、全科目で成績に関す
1問以上出題) るオリエンテーションを実
(活動指標:実力テストにおいて、思考力養成を目的とした問題を 施した。
またカリキュラム委員会で
1問以上出題) 観 点 別 評 価 につ い て 協
(2)本年度入学生より実施される観点別評価を円滑に実施すると 議し、各教科で情報を共
有するとともに、次年度の
ともに、基準の検討及び改善を行ないます。 観点別評価についてその
基準を策定した。
(活動指標:1年生の初回授業における、各教科の観点別評価を
(3)公開授業と研究協議
踏まえた成績に関するオリエンテーションの実施) を2学期9月に実施。各教
科で授業力向上に活用し
(成果指標:次年度の観点別評価における具体的基準の策定) た。
(3)生徒の授業理解度、満足度を向上させるために、各教科で公 (4)3年生は12月に
Google form を利用して授
開授業を実施し、授業研究や協議を通して、授業力の向上を図り 業アンケートを実施。昨年
ます。 度よりも項目を絞り、その
分自由記述に時間が割
(活動指標:各教科 1 回以上/年の公開授業を実施) けるように工夫した。
(4)「生徒による授業アンケート」を実施し、教員個々の課題を明 集計結果は「総合的にみ
て、松阪高校の授業に満
確にします。また、その課題を教科や学校全体で共有し、その後 足している」の項目に関し
の授業改善に活用していきます。 ては約90%の生徒が「そ
うである」または「ややそう
(活動指標:全教員・全授業に対して1回/年実施) である」と回答。授業に関
して、一定の満足度は確
(成果指標:授業アンケートの「総合的にみて、松阪高校の授業に
保できた。
満足している」の項目について、生徒の満足度 80%以上) なお1・2年生は3月初旬
に同アンケートを実施予
(5)授業やHRにおけるICT機器の積極的な活用を進めていきま
定。
す。 (5)全体での研修会は実
施できなかった。しかし
(活動指標:各教科 1 回以上/週の授業での活用を実施) Google for education やロ
(活動指標:ICT 機器の利用に関する校内研修の実施を 1 回以上 イロノートを中心として職
場内で情報交換は活発
/年) に行われており、ICT活
用の土壌は育っている。
日 頃 の 授 業 の中 で は 各
教科の特性に合わせ、教
室設置のプロジェクター
を活用しながら授業が展
開されている。
6
【進路指導部】 【進路指導部】
1、2年生において、全員受験の模試の結果分析を進路指導部主 1,2年生とも模試の結果
を全職員に共有し、授業
導で行い、本校生徒の課題点を明確にし、授業改善に活用しま の改善にも十分に活用で
きた。(1 年4回、2 年 6 回)
す。
(取組状況の指標:1・2年生 年3回以上実施)
【組織全体】
【働きやすい 【組織全体】
(活動指標)
環境づくり】 (活動指標)
4 月から 1 月の集計
(1)時間外労働時間を 0.4 時間/月削減し 30 時間以下とします。
(1) 29.4 時間/月
【30.0 時間/月】(昨年度 30.4 時間/月)
(21.5 時間/月)
(2)休暇取得日数を 1 日/年増加します。
(2) 16.9 日 (17.3 日)
【平均 22.6 日/年】(昨年度 21.6 日/年)
(3) 24 人 ( 13 人)
(3)年 360 時間を超える時間外労働者を出しません。
(4) 112 人 ( 92 人)
(4)月45時間を超える時間外労働者を出しません。
( )内は昨年度
(成果指標)
(成果指標)
(1) 93% ( 94%)
(1)定時退校日を月に1日設定し、設定した日の定時に退校でき
る職員の割合 90%を目指します。
(2) 100% (100%)
(2)部活動休養日を週に1日設定し、予定通り休養日を設定した
部活動の割合 100%を目指します。
(3) 36% (5 回/14 回)
(3)60分以内に終了する職員会議の割合を 90%以上にします。
(46%(6 回/13 回))
改善課題
・今年度から BYOD が導入されたが、通常の教育活動の中でどのように効果的な活用を推進していくか、学校全体で
研究を継続していく必要がある。
・教員の過重労働は縮減されていない現状があり、今後も引き続き取り組んでいく必要がある。
5 学校関係者評価
明らかになっ ・地域からの松阪高校に対する期待は大きい。教職員が親身になって生徒とコミュニケーション
た改善課題と を取っており、松阪高校の良さであると思う。
次への取組方 ・1人1台端末の購入など、保護者の経済的負担が増加している。今後、負担軽減についても引
向 き続き検討が必要である。
6 次年度に向けた改善策
・
「基礎学力定着支援シート」や「授業アンケート」の活用、
「大学入試共通テスト」の結果を教
教育活動につ 科ごとに分析し、PDCA を回すことで、日々の授業改善に生かしていく。
いての改善策 ・ICT を活用した効果的な学習の推進について、「人との関わり」の重要性や教職員の負担増等
にも留意しながら丁寧に進める。
・指導や業務を見える化をすることで、縦横の連携強化と業務の平準化を目指す。
学校運営につ
・報告の徹底と情報の共有を進めるための仕組みを整える。
いての改善策
7