No.102
府立旭高等学校
校長 森田 里江子
令和4年度 学校経営計画及び学校評価
1 めざす学校像
IT 化、多様化に対応し、国内外で社会貢献できる人物を育てる学校をめざす
1.生徒が未来社会を切り拓くための資質・能力を一層確実に育成することをめざすとともに、知識の理解の質を更に高め、確かな学力を育む
2.多文化理解教育を一層推進し、コミュニケーション能力やプレゼンテーション力に加えて世界の国の文化や伝統を理解し尊重する態度を身につける
ことで、文化が異なる人々と協働して社会の諸問題の解決に向けて積極的に行動する人物を育てる
3.豊かな心や社会人基礎力【前に踏み出す力】
【考え抜く力】
【チームで働く力】を育成する
2 中期的目標
1 確かな学力の育成【授業力】
(1) 言語能力,情報活用能力,問題発見・解決能力等の学習の基盤となる資質・能力や、現代的な諸課題に対応して求められる資質・能力を教科等
横断的な視点に基づき育成する
ア 生徒にめざす資質・能力を育むために「主体的な学び」、
「対話的な学び」、
「深い学び」の視点で、授業改善を進める
イ 各教科等において通常行われている学習活動(言語活動,観察・実験,問題解決的な学習など)の質を向上させる
ウ 単元や題材など内容や時間のまとまりの中で、学習を見通し振り返る場面をどこに設定するか、グループなどで対話する場面をどこに設定する
か、生徒が考える場面と教師が教える場面とをどのように組み立てるかを考え、実現を図っていく
エ 生徒が学習において「思考力・判断力・表現力」を自在に働かせることができるようにするために、教師が専門性を発揮する
オ ICT 等を活用して学習活動等を充実する
※ 学校教育自己診断「授業はわかりやすい」の肯定的回答を令和6年度 70%となることを目標とする(R01:59.0%,R02:66.6%,R03:61.4%)
※ 授業アンケート「授業内容に、興味・関心をもつことができた」の肯定的回答を令和6年度も 80%台を維持することを目標とする(R01:80.5%,
R02:81.7%,R03:82.4%)
※ 授業アンケート「授業を受けて、知識や技能が身に付いたと感じている」についての肯定的回答を令和6年度も 80%台を維持することを目標と
する(R01:83.7%,R02:85.6%,R03:85.7%)
※ 英語検定準2級相当以上の合格者合計が令和6年度 180 名となることを目標とする(R1:212 名,R2:67 名,R3:254 名)
(2) 基礎的・基本的な知識及び技能を確実に習得させる。また、これらを活用して SDGs の諸問題を始めとした様々な課題を解決するために必要な思考
力、判断力、表現力等を育む
(3) 個性を生かし多様な人々との協働を促す教育の充実に努める。その際、生徒の発達の段階を考慮して、生徒の言語活動など、学習の基盤をつく
る活動を充実するとともに、家庭との連携を図りながら、生徒の学習習慣が確立するよう配慮する
※ 大学入学共通テストに向けた対応、英語4技能評価にかかる民間の資格・検定試験の活用を図る
※ 国公立大学及び難関私立大学(関関同立・産近甲龍・関西/京都外大)の現役のべ合格者数が令和6年度には 200 名となることを目標とする
(R1:136 名,R2:241 名,R3:325 名)
2 豊かな心・社会人基礎力の育成【自律・自己実現】
(1) 体験活動や、多様な表現や鑑賞の活動等を通して、豊かな心や創造性の涵養をめざした教育の充実に努める
ア 総合的な探究の時間や HR を活用し、生徒の生きる力の醸成を図る
イ 部活動や有志の地域行事への参加等を通して、ボランティア活動への意識を高める
(2) 豊かな心をもち、伝統と文化を尊重し、個性豊かな文化の創造を図るとともに、公共の精神を尊び、社会の発展に努め,他の国や文化を尊重し、
未来を拓く主体性のある人物の育成に努める
ア 普通科、国際文化科(国際教養科)の両科とも国際感覚を醸成すべく、校内国際交流、海外語学研修や留学生受入れ等に取り組むとともに日本文化
への理解を深める
イ 学校行事、国際関連行事、語学研修や部活動を通し、社会人基礎力「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」を育成する。また、生
徒が夢や志を持って自身の可能性を伸ばし、よりよく社会に参画する態度を育む
ウ 生徒が自己探求と自己実現に努め、社会の一員としての自覚に基づき行動しうる発達の段階にあることから、人間としての在り方生き方を考え、
主体的な判断の下に行動し、自律した人間として他者と共によりよく生きるための基盤となる社会性を養う
エ 集団活動に積極的に取り組む機会と環境を提供し、自他の違いを認め、協調し、「協調友愛(校訓)
」の精神を培い、他者と望ましい人間関係を
構築できる人間性を育む
(3) 学校の教育活動全体を通じて、基本的な生活習慣の確立を図るとともに、集団の規範を遵守し、多様な価値観を認めながら、他者と協調して活
動することのできる規範意識を育む
ア 自分自身で考えて行動し、自らを律することのできる「自主自律(校訓)
」の精神を醸成する
イ 学校における生活指導は学校全体で組織的かつ丁寧に行う
※ 頭髪、服装の乱れ、不注意による遅刻がないように指導を継続する 遅刻について、令和6年度 1300 件程度に減ずることを目標とする
(R1:2857 件,R2:1458 件,R3:1572 件)
※ 部活動加入率(3学年平均)が令和6年度には 70%になることを目標とする。(R1:69.7%,R2:57.9%,R3:58.2%)
(4) 安全に関する情報を正しく判断し、安全のための行動に結び付けるようにする。
3 学校の特色づくりと組織力の向上【学校運営】
(1) 学習活動、学校行事、部活動などの教育活動に関する教職員の共通理解を深め、学校全体で「旭で伸ばす」の目標を持ち、邁進できる組織を構築
する
ア 将来構想委員会を核として、「これからの旭」の課題解決を図るとともに、教職員が常に「改善」の意識を持ち、PDCA による学校改革、授業
改善に更に一丸となって取り組むよう努める
イ 「大阪府立高等学校再編整備計画(2019 年度 から 2023 年度)」に基づき、これまでの取組みを発展・深化するように検討する
ウ 運営会議、職員会議などの充実を図り、教職員間の意思の疎通を図る。よりよい校務分担体制を確立し、学校運営を円滑に行う
(2) 校務の効率化を図り、生徒と向き合う時間を確保する
ア ICT を活用した取り組みを推進し教職員が機器を効率よく使用できるよう研修を行う。生徒の学びの深化を図ると同時に、校務の効率化に繋げる。
さらに、経費削減の意識を持って教職員間で使用するペーパーの削減をめざす
イ 学校休業日や部活動休養日の設定などに取組み、生徒、教職員が心身ともに健全であるように努める
(3) 学校の特色の共通認識と広報活動の充実を図る
ア ホームページやパンフレット等を充実させて情報発信することにより広く学校を理解してもらえるように努める
イ 招致される進学説明会等の参加への改善を図るとともに、学校主催のオープンスクールの見直しを行う
※ 高校入試の応募状況等から招致される進学説明会への参加や本校教員の中学訪問を検討する。オープンスクールは年3回開催し、中学生、保
護者の申込者数を併せて、定員を超えることを目標とする
ウ 校内美化に努めるとともに、令和6年度に向けて校内設備の安全と充実を図る
No.102
府立旭高等学校
【学校教育自己診断の結果と分析・学校運営協議会からの意見】
学校教育自己診断の結果と分析[令和4年 12 月実施分] 学校運営協議会からの意見
肯定的回答(よくあてはまる、ややあてはまる)の割合 今年%(昨年%) 第1回(6月 27 日)
●確かな学力の育成 ○国際交流について
【生 徒】 新型コロナの影響で今年度の修学旅行は国内で決定済。来年度以降に海外へ行ける
・授業はわかりやすい。 59.8% (61.1%) ような取り組みを検討する。
・授業で分からないことについて先生に質問しやすい。72.9%(69.2%) ○進路1実現が向上していることについて
・家庭学習の時間については、
昨年以前も上向きだったが、昨年度は大きく上向いた。公募で合格した生徒を見て
030 分 平日 47.4%(53.9%) 休日 41.2%(45.6%)
一般に挑戦する生徒が出る、などの相乗効果が起こるクラスの雰囲気ができてい
1時間 平日 25.1%(24.5%) 休日 19.1%(22.2%)
た。コロナ禍を経て学校生活に真摯に向き合う姿勢ができていたのかもしれない。
2時間以上 平日 27.6%(21.5%) 休日 39.6%(32.1%)
学年の雰囲気づくりを大切にしたい。
平日、休日ともに2時間以上の生徒が増えたが、平日の 30 分以下が
依然として多いのが課題。 ○社会人基礎力(保健室への来室が多いことについて
【保護者】 行事前など心身に不調をきたし、来室が増える。「ほけんだより」の発信はしてい
・子どもは授業が分かりやすく興味深いと言っている。 47.7%(49.3%) るが、今後も発信の仕方を考えていきたい。小学校では、自己有用感を高める取組
【教職員】 みを行っている。本校保健室でも似たような取り組みをしているので、その取組み
・教材の精選・工夫を行っている。 97.5%(92.1%) を充実させたい。
・学習指導の方法や内容について工夫している。 90.0% (92.1%) ○探究活動について
・年間の学習指導計画について、各教科で話し合っている。80.0%(76.3%) 「私達は個人として何ができるか」を考えさせることを最終目標としている。アク
・評価のあり方について話し合う機会がある。87.5%(84.2%)
ションプランを立てさせようとしている。小学校や中学校の取組みを参考にさらに
【分 析】
充実させたい。
「授業が分かりやすい(生徒)」を伸ばしていくことが課題。新カリや観点別の導
○スクールミッションについて
入により、これまでの講義型から能動的なスタイルの授業が増えたことにも要因
「旭に入学したらこんなふうになれるのだ」とイメージできるようなスクールミッ
はあると考える。一方、家庭学習の時間はやや増加し、
「先生に質問しやすい」も
増加していることは望ましい。 ションを書いてもらいたい。←スクールミッションについてより具体的にイメージ
また、教職員への質問では新カリへの移行期で「教材の精選・工夫を行ってい することができた。どのような取り組み、魅力があるか、より具体的にできるよう
る」
「学習指導の方法や内容について工夫している」が増えている。指導の工夫に な言葉を探していきたい。
ついても教職員の意識が高まっている。同時により良い評価を求めていくことが
本校においても、重点課題である。
●学校生活全般 第2回(11 月 18 日)
【生 徒】 ○スクールミッション案
・学校に行くのが楽しい 76.0%(77.8%) 教育の方針の部分で「進路2実現」という表現は、大学進学のことだけをめざして
・将来の進路3や生き方について考える機会がある 90.3% (91.1%) いるように捉える人がいるかもしれないと危惧する。中学生にわかりやすい表現を
・先生はいじめ等困っていることに真剣に対応してくれる 53.3%(66.4%)
意識して作成した。校訓をもとに作成し、地域連携のとりやすい立地、高大連携し
・担任の先生以外にも、気軽に相談することができる先生がいる
ていることなども加味した。意見を参考に再検討する。
63.7%(62.2%)
○授業力向上(授業見見学等から)
・命の大切さや社会のルールについて学ぶ機会がある。85.0%(82.5%)
スライドの内容が充実している。大学の授業に近くなっていると感じた。温かい
【保護者】
・子どもは学校に行くのを楽しみにしている 79.8%(79.9%) ことばかけが多く嬉しく感じた。アウトプットの場面がさらにあればよい。みな集
・将来の進路4や生き方について適切な指導を行っている 67.3%(69.5%) 中していた。机が狭そう。
・学校の生徒指導の方針に共感できる 62.8% (67.7%) 廊下掲示物、美術作品がすばらしい。心情がわかるような作品である。
【教職員】 ○社会人基礎力(人との距離の取り方)
・教員は生徒の意見をよく聞いている 85.0%(86.8%) 息子の在学中には旭は先生と話しやすく良き相談相手と感じていた。→1年生では
・生徒の問題行動が起こったとき組織的に対応できる 82.5%(76.3%) 少し幼いと感じる教員もいるが、3年生教員からは絶妙な距離の取り方ができるの
・生徒はクラス担任以外の教職員とも相談できる 77.5%(81.6%) が旭の生徒の良いところという意見。相談しやすい雰囲気を大切にしたい。
【分 析】 息子が在校中に言っていたことだが、旭は、先生とは話しやすく、親ではない良き
人権感覚を養い、将来の生き方について考える機会はここ23年は高い数値
相談相手として感じていて、授業以外での関係性が良かったようだ。それは旭高校
となっており、この状態を維持できるよう努めたい。取組み内容が保護者にま
の学校の雰囲気としていい面だ。
で届くよう情報発信を考える必要がある。生徒達が困りごとを教員へ相談しや
すいかということについては低い数値だが、
「判断できない」と回答した生徒が
41%であった。別途実施している「いじめアンケート」などでいじめを見逃さな
いよう組織対応をしている。 第3回(1月 23 日)
●学校経営・施設整備全般 ○確かな学力の育成
【生 徒】 探究活動について、地域とも連携し、外部発表の場もあったとのこととても良い取
・教室等は授業や生活がしやすいように整備されている 63.0% (60.5%) り組みであると思う。
・学校からの諸連絡を保護者に漏らさず伝えている 77.3%(75.1%) いま求められている学力は、従来重視されてきた学力とは大きく異なる。他者と協
【保護者】 働したりアウトプットしたりするなど、必要な力を引き出すために、授業において
・学校の施設・設備は学習環境面でほぼ満足できる 46.1%(45.3%) も質問の仕方を変える必要がある。
・子どもは学校からの諸連絡を漏らさず伝えている 61.3%(59.9%) ○豊かな心・社会人基礎力
・学校が家庭連絡を積極的におこなっている 66.6%(73.6%)
文化祭の様子をみていて、高校生のあらゆる可能性を感じた。学校内での取り組み
【教職員】
が社会で大きく役に立つと思う。学校教育における行事の大切さを痛感した。遅刻
・学校運営に教職員の意見が反映されている 72.5%(73.7%)
件数が増加したとのことだが、様々な事情によるものもあるので、個に応じた指導
・分掌や学年間の連携が円滑に行われている 50.0% (50.0%)
・教育活動について生徒・保護者への周知に努めている 87.5%(75.7%) をしていくことが大切ではないか。
【分 析】 「旭高を後輩に勧めるか」の項目が上がっていることが喜ばしい。中学生(卒業生)
昨年度の周年行事でプロジェクタと中庭ウッドデッキを、今年度の新型コロ の報告を聞いていると、旭高校に魅力が多いのだなと感じている。
ナ関連予算でトイレの一部洋式化と自動手洗いとなったことが微増につながっ
ているのか。緊急メールでの連絡の必要は今年度少なかったが、今後もグルー
プウェアやメールを有効に活用して保護者に情報を提供する必要があると考え
る。
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3 本年度の取組内容及び自己評価
中期的
目標 今年度の重点目標 具体的な取組計画・内容 評価指標〔R3年度値〕 自己評価
(1)言語能力,情 (1) (1) (1)
報活用能力,問題発 ア ア ア
見・解決能力等の学 1「主体的な学び」 1Asahi Card の充実 1Asahi Card
習の基盤となる資 本校の「キャリア・パスポート」であ ・各学年 10 枚以上書きためる。 1年 10 枚 2年 11 枚 3年 12 枚
質・能力や、現代的 る「AsahiCard」を活用する。学びの 〔Asahi Card 平均 10 枚〕 生徒自身がいつでも見ることができるファイルに
な諸課題に対応して プロセスを生徒自身が記録し蓄積す 書きためることで振り返りシートの役割を果たし
求められる資質・能 ることで変化や成長を自己評価し、 た。
(○)
力を教科等横断的な キャリア形成と自己実現につなげ
視点に基づき育成す る。 ・加えて学びの取組みの記録として ・「探究時間」振り返りシート
る 2年生では「総合的な探究の時間」 国際文化科6(行事と授業)+3(発表)=9枚
ファイルを作成し、振り返りシート 普通科 19(毎回)+2(テーマ毎)=21 枚
を6枚書き溜める。〔新規項目〕 委員会中心に検討し改善点はあるものの書き溜め
振り返りの機会となった。 (○)
2「対話的な学び」 2学校教育自己診断 2 〔90%〕
実社会で働く人々が連携・協働して ・「将来の進路5や生き方について考 ・様々な行事が新型コロナ前の内容をさらに練った
社会に見られる課題を解決している える機会がある。」
(生徒) ものとなった。(◎)
話を聞いたりすることで自らの考え 肯定評価 85%以上〔91.1%〕 ・社会人講話や模擬授業も予定通り実施できた。
〔1
を広めるとともに、生徒自らが考え ・社会人講話や模擬授業を1,2年 年4回 2年6回〕
たことを、意見交換したり、議論した で3回実施する。 (1年 人権・SNS研修・大学見学・薬物)
りすることで新たな考え方に気が付 〔1年3回、2年3回〕 (2年 人権・学部学科説明会・模擬授業・進路6講
いたり、自分の考えをより妥当なも 演・社労士・家庭科) (◎)
のとしたりする。
3「深い学び」 3令和4年には、指導計画に基づ 3委員会が中心となり、普通科国際文化科共に阪大
「総合的な探究の時間」の充実に向け き、普通科でグループでの探究活 生にも授業に入ってもらい、校内発表会では外部助
て委員会を中心として全体化し、指 動、国際文化科では個人で探究活動 言者を招いて実施することができた。(◎)
導の方向性を確立させるとともに、 を行い、校内の発表会を実施する。
現在の国際教養科の課題研究の時間
を発表に結び付けて充実させる。 3国際文化科2年次の課題研究校 3〔95%〕 (○)
内発表会を SDGs の問題を基に探究
活動をし、最終授業でのアンケート
で「SDGs についての問題を考え議論
することができた」の肯定評価
100%
〔90%〕
1 イウエ 学習活動の質の向上 イウエ イウエ
1指導方法を工夫して必要な知識・技能 1相互授業見学 100%〔57%〕 1 相互授業見学〔78%〕
確 を教授しながら、それに加えて、生徒の めざす数字とはならなかったものの、首席が授業内
か 思考を深めるために発言を促したり、気 容を聞き取り校内掲示板や会議で紹介するなど工
な 付いていない視点を提示したりするな 夫し、次年度に繋がる取組みとなった。(○)
学 ど、学びに必要な指導の在り方を研究す
力 る。 1学校教育自己診断 1〔59%〕
の 「授業はわかりやすい」
(生徒)につ 新カリ・観点別評価についても研修を実施し科会で
育 いての肯定的回答、65%以上をめざ 議論はしているものの生徒への課題の出し方や ICT
成 す。
〔61.4%〕 のよりよい活用の仕方など改善の余地がある。(△)
1学校教育自己診断 1〔90%〕
授 「生徒の学習意欲に応じて、 観点別評価や新カリについての改善点など工夫し
業 学習指導の方法や内容に ている様子がみられた。教員研修も実施し教科横断
力 ついて工夫している。」(教職 で情報を共有した。(○)
員)85%以上〔89%〕
1授業アンケート結果 1〔85%〕
「授業内容に、興味・関心をも 前年度より 3 ポイント上昇。(○)
つことができた」についての肯
定的回答、80%以上を維持する
〔82%〕
2質の高い授業を提供することで生徒が 2集団活動(行事等)後に達成感充 2〔90%〕
自らのキャリア形成への意識を高め、 実感を図るアンケートを実施。 文化祭後のアンケート達成感充実感。
(○)
さらに希望する進路7実現につなげる。 肯定評価 80%以上
・学力診断テスト、模擬試験等を学年毎2 〔新規項目〕
回以上実施
・進路8に関する説明会及び講演会を4回 2補習・講習など各種講習を充実さ 2補習講習併せて
以上実施 せ、学習の機会を増やす 〔各学年48教科1年 62 回 2年 106 回
・大学見学会、卒業生と懇談、大学による 各学年補修講習 3年 142 回〕
模擬授業1回実施 1年2教科 生徒の学ぶ機会を授業以外で数多く設定し対応し
2年2教科 た。
(○)
3年3教科以上
各教科 10 回/年
〔1年4科目 18 回 2年4科目 44
回 3年8科目 246 回〕
2授業アンケート結果 2〔87%〕
「授業を受け、知識や技能が身につ 微増だが、新カリや観点別学習が始まり研修や各教
いたと感じている」についての肯 員の成果だと考える。(○)
定的回答、80%以上を維持する。
〔86%〕
2国公立大学及び難関私立大 2〔285 人〕
(○) 目標を達成した。
学(関関同立・産近甲龍・関
西/京都外大)の現役のべ合 国公立大学 5 (1減)
格者数を 280 名とする 関関同立 前年度より増
〔 325 名 〕 産近甲龍 前年度よりやや減
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オ オ オ
ICT 等を活用して学習活動等を充実する
1GIGA スクール構想を踏まえ、教員が必 1グループウェアおよび ICT の活用 2 〔2回〕
要に応じて HR 活動や授業で ICT を活用 について研修を2回行う〔2回〕
できるようにする。
2授業、その他で、プレゼンテーション能 2アンケートで前年度よりスキル 2〔93%〕
力及 びコミュニケ ーション能 力を養 が上がったと答える教員が 90%以上 端末を利用して運営委員会、職員会議を実施。学校
う。 をめざす。 教育自己診断をはじめ様々なアンケートもグルー
〔新規項目〕 プウェアを活用した。(○)
(3)学校の教育活 (3) (3) (3)
動全体を通じて、基 ア ア ア
本的な生活習慣の確 自分自身で考えて行動し、自らを律する 学校教育自己診断(生徒) 〔78%〕
立を図るとともに、 ことのできる精神を醸成する。⇒「自主自 「学校は生活規律や学習指導 学校としては登校時の挨拶運動や遅刻した生徒へ
集団の規範を遵守 律(校訓)
」 基本的習慣の確立に力を入れ の声掛け、日々の学習指導など行っているが、学習
し、多様な価値観を ている。
」85%をめざす。
〔82%〕 指導など生徒の思いと齟齬があると思われる。学習
認めながら、他者と 指導については新学年の始まりの時期に対策を講
協調して活動するこ じる必要がある。(△)
とのできる規範意識
を育む メール配信、校長ブログ、式辞でメ 〔51 回〕
ッセージを伝える。 校長ブログ 42 回+式辞など9回
40 回程度〔40 回〕 生徒の取組みの紹介が学校の魅力発信となるよう
2 に意識をして取り組んだ。(○)
豊 学校教育自己診断(生徒) 〔85%〕
か 「命の大切さや社会のルールにつ 人権行事やその他社会人講演会など教員だけでな
な いて学ぶ機会がある」 く外部人材を活用したことが生徒の深い学びに繋
心 肯定評価 80%を維持する〔82.7%〕 がったと考える。
(○)
・
社 学校教育自己診断(生徒) 〔87%〕
会 「人権について学ぶ機会がある」 教員からの日頃のメッセージに加え、満足度の高い
人 肯定評価 80%を維持する 取組みを企画し実施することができた。(◎)
基 〔86.9%〕
礎
力 イ イ イ
の 学校における生活指導は学校全体で組織
育 的かつ丁寧に行う 123学校教育自己診断 123〔83%〕
成 1生徒に服装を正す意味や挨拶の大切 「生徒による問題行動が起こった 約7ポイント上昇した。組織的な対応が一定なされ
さを考えさせた上で、丁寧に行なう。 時、組織的に対応できる体制が整っ ていると考える。
(○)
ている。」(教職員)
自 2携帯の扱いについて考えさせる機会 肯定評価 80%以上をめざす〔76.3%〕
律 を持つとともに SNS に関係するトラブ
・ ルがないよう指導を行う。
自 ・SNS に関するモラル指導、トラブルにつ 123学校教育自己診断(保護者) 123〔63%〕
己 いての講習を行う。 「学校の生徒指導の方針に共 生徒指導の方針については前年度を下回ったこと
実 感できる」70%以上〔67.7%〕 から保護者への説明が十分でなかったと考えられ
現 る。入学の際や、長期休み前などメールや書面で丁
寧に説明を心がけると共に PTA 役員や学校運営協議
会などで広く意見を聴く。
(△)
3頭髪や服装の乱れに注意し、不注意に 3遅刻数 1400 件程度をめざす
〔1572 3 〔2942〕件
よる遅刻をなくすよう継続して指導す 件〕 2学期の時点で大幅に前年度を超えており、情報を
る。また、挨拶を励行し礼儀を身につけ 共有しながら対応したが結局大きく上回った。この
て、社会人としての規範意識 3年間で生徒の体力がやや落ちていることから体
や協調性を培う 調不良を訴える生徒も増えたとの情報もあり、さら
なる原因の分析が必要と考える。(△)
(1)教育活動に関 (1) (1) (1)
する教職員の共通理 ア ア ア
解を深め、
「旭で伸ば 将来構想委員会を核として、
「観点別評 観点別評価について研修を行う 〔88%〕
す」の目標を持ち邁 価」の試行、
「総合的な探究の時間」
「国 ・学校教育自己診断(教職員)
「評価 目標には達していないものの新カリ導入にともな
進できる組織を構築 際文化科」の充実をめざす。 の在り方について話し合う機会が い科会での情報共有の機会が多かった。また、9月
する 1学校全体の課題を整理し、校内の各 ある。90%以上をめざす。
〔84.2%〕 に 10 年経験者が中心となった観点別学習について
委員会に指示する のパフォーマンス課題と評価についての研修を実
1 国際文化科としての発展、深化を図る 施した。(◎)
・普通科、国際文化科共に ・普通科 〔91%〕
「SDGs についての問題を考え議論 ・国際文化科〔95%〕
することができた」肯定評価 90%以 (○)
上をめざす。
3 〔普通科 新規項目〕
〔国際文化科 90%〕
学
校 ・国際文化科のウェブでの国際交流 〔4回〕
(韓国2回、オーストラリア2回)
(○)
の を2回実施する。〔2回〕
特
色 ・国際文化科で外部の講師による多 〔6回〕(JICA、英語落語、台湾、GreenSchool 留学
づ 文化理解教育を5回実施する。〔6 経験者、名古屋外国語大学より留学生、大阪女学院
く 回〕 教授)(◎)
り
と イ組織的な対応 イ イ
組 1時間をかけて立案実行すべきことは将 1学校教育自己診断 1〔50%〕
織 来構想委員会で行い、各分掌での検討 「各分掌や各学年間の連携が円滑 校舎の構造上の問題はあり、依然として低い数値で
力 事 案については運営委員会で確認す に行われ、有機的に機能している。
」 はあるが、グループウェアやウェブ掲示板を利用し
の ることで、校内の課題を見えやすくす (教職員)肯定評価 60%をめざす。 て情報共有を行っている。(△)
向 る。 〔48.6%〕
上
2支援教育委員会で情報共有した内容 2学校教育自己診断 2〔53%〕
を、必要に応じて外部との連携や、生徒指 「先生はいじめなど私たちが困っ 担任は生徒との面談など実施しし、保健室や校内生
学 導部、いじめ対策委員会、教務部等へつな ていることについて真剣に対応し 徒支援委員会など一定メッセージを発信している
校 げる体制を整える。 てくれる。」
(生徒)肯定評価 70%を と認識している。「判断できない」が〔41%〕で、否
運 めざす〔66.4%〕 定的な評価は 6%に留まった。(○)
営
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(2) (2) (2)
ア ICT を活用した取り組みの推進 ア ア
1グループウェアの活用 1情報部とオンライン授業 PT によ 1〔100%〕
教職員間メールや掲示板を活用する り年度当初の様々な登録作業と活 運営委員会、職員会議で端末を活用。様々なアンケ
用のための研修を行い、グループウ ートもグループウェアでの実施が定着した。(○)
ェア活用 100%を維持する。 〔100%〕
2校内でタブレットの活用事例を紹介す 2タブレット活用の研修を実施す 2〔2回〕
ることで全教職員が抵抗なく利用でき る。2回〔1回〕 職員会議を利用して研修を実施することができた。
(2)校務の効率化 る体制を整える。 (○)
を図り、生徒と向き
合う時間を増やす 3校内の連絡事項はメール等で行う こ 3紙の使用を前年度1割減をめざ 3〔660,000 枚〕
とと、会議終了のめやすを伝えること す〔更紙 750,000 枚 〕 必要に応じて紙での提示も必要と考えるが主に会
で会議の時間短縮と使用ペーパーの削 議資料が減ったことで時間と用紙の節約につなが
減を図る ったと考える。
(○)
4保護者連絡についてもできるだけ緊急 4学校教育自己診断 4〔67%〕
メールを利用し、保護者への周知を図 「学校は、家庭への連絡や意思疎通 7ポイント減少しているが、過去2年間は新型コロ
る を積極的に行っている。」
(保護者) ナに関する急な休業連絡や行事の変更が多く緊急
肯定評価 80%をめざす。 メールを利用する回数が多かった。今年度はその必
〔73.6%〕 要が少なかったことも要因と考える。保護者宛ての
プリントは紙だと保護者へ伝わらないことも多い
と聞くので今後はメールを活用して連絡を行うこ
とをさらに進めたい。
(○)