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       令和3年(2021 年)度 第1回 大阪府立西成高等学校 学校運営協議会 記録
 
 【日 時】 6 月 19 日(土)10:0012:00
 【場 所】 大阪府立西成高等学校 多目的室A
 【出席者】 (会長)西田芳正委員、
                                (副会長)高見一夫委員、
             緋田隆平委員、榎井縁委員、田中俊英委員、寺嶋公典委員、堂上勝己委員
 【内 容】 1.校長挨拶
             2. 委員・事務局紹介、会長・副会長選出
             3.議事
               (1) 今年度の重点取組み事項について
               (2) 生徒の現状について
                  1 各学年の様子 / 2 「学校生活と人権アンケート」結果と取組みへの提言
               (3) ロードマップにもとづく「産業社会と人間」
                                                         「総合的な探究の時間」実施計画について
 
 
 【議事について学校からの説明】
 ○ 4 月から、PCR 陽性者が出て保健所の指示で 6 回臨時休校した。ここ 3 週間続けて授業ができた。中間考査
   をやめ、授業そのものを確保していこうと進めているところ。体育祭も延期して生徒の取組み充実を考え、
   校外のアリーナを使って熱中症対策等もできるような形で検討している。
 ○ 今年度の重点取り組み事項について。めざす学校像で「第 3 の教育」と言っているが、中学での支援学級在
   籍者の 8 割が高校へ進学する一方で、中学校時代の不登校の生徒に対しても高校卒業の支援をというニーズ
   が合わさった形でエンパワメントスクールというのが存在してきている。
                                                                   (当初はそういう思いではなかっ
   たが)
       。要支援の生徒と小中学校不登校等で学校から離れた生徒が、人間関係をむすびながら高校卒業して幸
   せになるためにどうしたらいいか、ということが大きな目標である。
 ○ 3 年連続定員割れという想定していなかったことが起こっている。セイフティネットを求めている生徒も含
   めて生徒減少期に入っている。私立もテリトリーとして手を伸ばしてきているという状況の中で、公立高校
   として最もしっかりやってきた我が校はどうするべきなのかということが求められている。
 ○ 学校運営体制を変えた。1 年は 6 学級。2 年は 7 学級に増やし、1 クラス約 25 人で担任 1 人。3 年も同じ。
 ○ 「キャリア教育でエンパワー」にある「地域課題研究」というカリキュラムについて、地域との連携の中で
   生徒が地域を元気にするための知恵を出して言って関わっていこうと、西成区長からもオーダーを受けてい
   る。同友会の支部のみなさんからも一緒にやりましょうと言われている。校内では、地域や地域課題研究を
   研究する会を作ろうと思っている。その中で特に起業家教育をしたいと考えている。
 ○ 最大の課題として、組織としてどうどういうふうに記憶力を発揮させていくのか。組織を属人的なその 1 人
   に属するようなことで回すのではなく、組織としてどうしていくのか。それが継続的に子どもの幸せを支援
   している学校になるんだろう。また、教員全体の大きな課題としては評価の問題。学習指導要領が変わって
   観点別評価をしていくことになる。生徒のどうどういうところを見てどう評価すれば生徒たちはやる気にな
   るか。継続的に研究していく。
 ○ エンパワメントスクールが府内に 8 校ある。それぞれの地域に作った(もともと地域に根ざしていないと困
   る学校)ので、繋がりが非常に弱い。本校は自立支援とエンパワメントスクールの融合であるが、次に狙う
   べきは何なのか。アントレプレナーシップ教育をベースにしたような事業展開や、調理士免許が取れるよう
 
                                                    1
   な教育課程や、芸術に特化しているような学校など。考えなければならないのは、要配慮生とそうじゃない
   生徒のバランスをどう考えていくのか。この 1 年のテーマとして考えていきたい。
 ○ 3 年について。スタートからコロナ休校がいっぱい出て波に乗れない状態から始まった。体育祭が延期にな
   ってメリハリがないままずっとここまできている感じで疲れているような雰囲気はある。しかし体育祭があ
   と 2 週間後にある、最終学年で学校を引っ張っていかないという意識はみんなそれぞれ持っているような感
   じで、体育祭に向けて頑張ろうっていうような雰囲気は出てきている。
     就職1にむけて、去年のインターンシップ中止、企業の合同説明会も中止ということで、実際の会社と一切
   ふれあいのないまま就職2に向かうことになる。2 年生最後の面接テストはすごく緊張感持っていい雰囲気で
   出来た。7 月からの応募前職場見学、8 月 2 日の最終面接テストに向けて緊張感を持ってやっていく。
     最後の 1 年、成人年齢引下げもあり、学年目標は「社会に通用する大人になる」
                                                                            。西成高校に来て良かった
   なと思えるような気持ちで卒業できるように学年としても取り組んでいきたい。
 ○ 2 年について。6 月 15 日に、ちょうど 1 年前入学式だったなと思った。優しい子どもたちがすごく多い。今
   年もインターンシップが厳しい中、
                                 「やりたい仕事が必ずしも自分にとってできる仕事じゃない」ということ
   を伝えていきたい。今の一番の悩みは宿泊研修。大きな行事がどんどん減らされている中、何としてでもで
   きるようにしたい。
 ○ 1 年について。定員を大きく下回って 193 人でスタートした。例年と比べちょっと覇気がない、元気がない
   ような感じもある。休み時間は教室でじっと座ってスマホ見つめて過ごしているというような感じ。危機意
   識を持っているのは、中学校で 8 割休んでいた生徒もいるので、高校が続くかどうか非常に心配。学校は安
   心して楽しく学べるところなんだよっていう気持ちを芽生えさせていきたい。まだ学校行事を 1 つも体験し
   ていないが、小さな褒めることを担任に徹底してやっていただきたいなと思っている。学校ではクラス LINE
   をうまく活用していきたい。
 ○ 学校生活と人権アンケートについて。アルバイトしたいけれどもなかなか見つからない生徒が去年よりも
   かなり多くなっている。アルバイト代の使い道については、だいたい親に渡す/定期代とか教材費とかお昼
   ご飯代等が多くなっており、学校生活に必要なものに使っている回答が多い。家を出たいと思ったことがあ
   る・自分の性格で嫌だと思うところが多い・自分のことは自分で決めている・周りの大人は自分に大きな期
   待をかけていない について、すべての項目において大阪平均よりもかなり高い数値が出ている。家の中に
   自分の部屋があるは 66%で増加している。学習するための机がないは 15%。オンラインでの課題の受け取りや
   課題提出動画視聴などができるかどうかについては難しい・できないと答えた生徒が 14.4%、これは 1 クラ
   スあたり 3.6 人はオンラインが難しいということ。最後に、西成高校生であること、西成高校に入学するこ
   とに対して周りの人から嫌なこと言われたり態度にだされたことがあるか、について 24.8%の生徒があると
   回答している。これに対しては、西成学習やテーマ別の人権学習などを通じて今後学習を進めていく。
 ○ ロードマップについて。コロナ休校で予定が変わり何度か書き直している。このロードマップは、転任者が
   増え教員が入れ替わっても、しっかり次の人たちに記録を繋げていくもの。
                                                                     「チャレンジ」のマップや「キャ
   リア教育」のマップで、この学習は何のためにするのかというのをきちんと伝えるためのもの。今後はこの
   ロードマップを生徒にも示して、3 年間でこんなことを学んで行くんだ、と思ってもらえるような形で提供
   できたらなと思っている。
 ○ 45 期生の卒業後の進路について。就職3については「フリーター・その他」が今年は増加している。その原因
   としてはやはりコロナで販売の求人がなく、ほかの業種に変更せずにそのまま卒業してアルバイトで頑張る
   という生徒が多く見受けられたため。進学者が例年よりも少し多くなっている。
 
                                                   2
 【各委員からの主な意見等】
 ○ 今年の重点課題について全面的に支持したい。今注目しているのは、昔で言うと個人事業主、商店を開いた
   り町工場を起こしたりみたいなことが、現在なくなった。これからどうしていくのか。地域の中で地域課題
   を取り上げることを 1 つの目的として起こしていく取り組みを 20 年くらいやっているが、どの辺を狙うか。
   講演会は簡単にできると思うが育てる環境も合わせて作っていく。大人でも難しい話なので、どうこれから
   考えていくのかという研究も併せてお願いしたい。私のところに大学生からも相談が来る。ベンチャーキャ
   ピタルとか先輩の経営者とかの支援体制を作ろうということも含めて考えていただけるのがいいと思う。
 ○ アントレプレナーシップは 4,5 年前から非営利で流行りだした。NPO の中では曲がり角に来ている。有名な
   人が何人もいるが、マネージメントが効かなくなる、末端が麻痺している状況もある。負の側面もある。
 ○ 個人事業主をもう一度見直す時代ではないか。個人事業とか株式会社は起業しやすくなっているのは事実。
   先走った非営利組織の方は夢をばらまく時代ではなくなっている。
                                                             非営利じゃなくて民間のリセッター、
                                                                                             SDGs
   なども絡ませて。それをふまえてやると西成高校が先陣きっているみたいな感じになる。
 ○ 地域課題研究、是非連携させて欲しい。地域の小中学校でも人権学習やっているが、そこを連携しながらや
   っていきたい。街が元気になって欲しいので、高校に近い鶴見橋商店街で、この時期は高校で商店をやった
   りなどもおもしろいが、実際やってみると人が来ないとか、マッチしていないとかもあるので、ニーズに基
   づいた事業をやると活気づいたり学校の売りになってくると思う。ぜひ一緒に相談させてほしい。
 ○ 地域課題、西成と付き合って 20 年以上になるが、やっぱり課題から入る。厳しい現実があるが、同時に変
   えがたい価値もいっぱい見つける。その地域資源をどう見つけどう活用するか、人も含めて。それを如何に
   したら街が活性化するのか。
                           「自分もこの街に住みたい」という街になるのかという発想もいるのかな。
 ⇒ どうしても地域課題から始まってしまう。3 年前に「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」で
   東京まで行ったとき、面接官が「それは西成のマイナスをゼロにする活動ですか」と言ったが、それは逆に
   言うと自分たちもそこからしか入ってなかったのではないか。子どもたちがこの地域をどう見ているか、ど
   ういう風にプラスに思っているのか。小中連携して学習しながら進められたらいいなと思う。また、生徒に
   金儲けということを本当に考えさせたい。商業の授業で商店街に店を開いたこともあった。電話 1 本ででき
   る仕事もある。いろんなことを制限つけずに考える、大人ももっと考えねばと話を聞きながら思った。
 ○ 企業でも今までのビジネススタイルはもう通用しなくなっていくだろうなというのはうすうす感じている。
   キーワードになるのは地域の課題をどう解決していくか。生徒からいろいろなアイディアを頂いて解決する
   方法はいろいろとれるが、学校単位でやるのか、プラットフォーム的なものを作るか。また、作るだけでは
   なく売る側の企業にも入ってもらわないといけないので、何企業か集まらないと完結しないだろう。企業と
   生徒が「どうしよう」と考える、中核的なものを今やりたいなと思っているので、参加してもらうとか可能
   かなと思う。
 ○ 働く力をいかにつけるか、技術・資格をいかにつけるか、それを地域の企業のニーズといかに密接に繋げる
   かということと、
                 支援を要する人たちの学習に繋げるか、
                                                   職業教育に繋げるかというのはわれわれのテーマ。
   高校卒業してもっと学びたいとき、アメリカには制度がある。そういうものがあれば高校時代に学べること
   はどんどん学校に落としていけるし、
                                   学べなかったら卒業してから繰り返し働きながら学ぶこともできるし、
   講座を提供できる。西成高校と関わって 1 番やりたいことはそれ。企業は何をすべきか、学校は何をすべき
   か、どんなメニューを提供してどんな資格を提供できるか、ということを館あげて協力したい。これが制度
   化されたら大阪素晴らしい。教育庁だけでなく労働部局も含めて制度化を考えていただきたい。
 ○ 日本のアニメーションが国際的に認められるジャンルになったので、高校で新しいコースを取り入れても
 
                                                  3
   良い。いろんなアイディアが欲しいっていうなら、声優とアニメーターが良い。アニメーターには、キャラ
   クターデザインのほうと、風景とか CG で出すほうの 2 種類ある。声優への思いは純粋なので、無理ならアニ
   メーターに流すとか、東京以外でも大阪の小さい広告会社へ就職4できますよ、みたいなのを取り込める。公
   立高校だからできると思う。
 ○ 私立の高校は、
                「いろんな経験ができますよ。クオリティーもとても高いですよ」って言っている。講師は
   専門学校から来て専門学校と直結する。鬼滅の刃などが書ける講師なら若者受けするが、不登校や発達障が
   いの生徒支援などはできない。生徒のフォローは学校の先生が中心でやりながら絵の勉強だけは専任講師、
   みたいなコースを作ったら退学を防げる。ビジネスモデルとしてとても上手くいくだろう。
 ○ 途中で転学する子たちの行き先の、私立の通信制学校のような高校が、非常にバラエティーにとんでいて、
   将来も大丈夫だよ、みたいにバラ色に広報している。お金も結構かかるみたいで心配。状況は変わっていく
   中、西成高校が大事にしてきたことを発信する攻めの姿勢が求められているのではないか。
 ○ 可能性もあるけど、楽な方にすい寄せてお金を吸い取るっていう、実はとても危ない高校だというふうにも
   思う。そこ公立高校が乗っかっていくっていうのは、勝負っていうのもあるけど危うさも感じる。
 ○ 発達障がいのある生徒が芸術系の大学に行って物凄く能力発揮するっていうふうな道もある。
 ○ 専門学校では人権学習はしない。高校では、そのことが楽しみで高校へ来て、それ以外にもいろんなことを
   学びながらどっちも大事だなあという 3 年間を過ごせる。また、地域連携の中で鶴見橋商店街のアナウンス
   をするなども面白い。部活動でもそういうブランドを作ってやったらやりがいがあってずっと面白くなる。
 ○ 短大で、いわゆるアニメーションと、調理師のコースができた。そこで私は人権の講義を見ている。障がい
   のある学生もたくさんいるが、感覚が良かったり、社会問題がすごく入ってきたり、一度も習って来なかっ
   たみたいなのに文章をしっかり書けたり、なので、いろんな切り口から入ってくることがあったらいいなっ
   て思う。調理とかアニメとか手に職みたいな憧れがあると、要支援ではない生徒たちにとっても魅力はあり
   そうな気がする。さらに、地域課題とか人権の問題を入れることもできる。暴力にしても貧困にしても、そ
   れが自分の問題ではなくて社会の問題なんだということがわかると、すごいやっぱり食いついてくるという
   か、びっしり文章を書く。
 ○ アンケート、放課後の過ごし方について、ヤングケアラー問題について、教員で問題を共有して欲しい。生
   徒は誇りを持ってやっている、それは言い換えると搾取、こども自身の時間は奪われている。この 200 年ぐ
   らいで子どもの概念ができてきて、公教育を受ける権利がある、ケアは大人がするというのが近代の常識に
   なっている。ヤングケアしている生徒たちにどういうふうなフォローを考えているのか。全国平均 4%、西成
   高校が 25%、この差は、親御さんに高校としてできることは限られていると思うが、この差にどのように取
   り組むかというのが大きな課題だろう。
 ⇒ ヤングケアラーが多いというのはほぼ周知されている。遅刻しても保育園に送っているとかもわかってい
   る。担任はよく話を聞いている。やっぱり家族の一員(自縛かもしれないが)なので献身的に面倒見ている
   ことが多いので否定してはいけないと思っている。学校で何ができるか。こども食堂行ったらというのも一
   つ。生徒は訴えるという力もそこまでなく、現状を受けいれている。気持ちのケアに、となりカフェもそう
   だが、いろんな人間が関わっているというのが本校の役割。
 ○ ご飯食べられていない数値も大変。それぞれの先生が、この子とその子がそうなんだという実態の把握、顔
   が分かる感じで把握できているか?
 ⇒ 分かっている。カフェと提携して、冷凍豚まんとか、焼ビーフンとか、電子レンジさえあれば食べられるの
   で、見えている生徒には食べてなさそうだなというのがあったら担任などでも対応できている。ただ、それ
 
                                                  4
   だけでは補うことはできない。1 月 1 回朝食をカフェにやっていただいたりしている。
 ○ モーニングカフェで気づくのだか、腹もすいているが、親というか自分が置かれている境遇に対して何とも
   言えない怒りというのがある。親が苦労しているのは良くわかっているが、ちょっと違和感みたいな憤りみ
   たいな感じをスタッフに言う。もうお腹よりまず精神なんだと感じる。
 ⇒ 学校としてはどう思ってるのか、基本本人には世話をしているとかやらされているという自覚がないので、
   そのことがちゃんと対処できるカリキュラムがいるだろう。本校教員もよくインタビューされるが、そこで
   初めて特別なことやってるんだって気づく。それまでは普通のことをしていると思っていたのが他所から見
   ると非常に変わっているんだという風に思われているみたい。
                                                         「ヤングケアラー」と言われる生徒たちが、自
   分たちのことがわからないと、親をどうするとか家庭をどうするかって言っているのかわからない。道を例
   えばその家庭から自立して行くような進路を考えるのか(できるだけこの方向で進めたいが)
                                                                                     、その中にどっ
   ぷり浸かって生きて行くのかということも本人で選べるようになるといい。この生徒たちは小学校からずっ
   とそうなので、高校入ってからいきなり子どもたちの世話をした訳ではない。10 何年続いているので、地域
   との連携とかが必要なのかなと思う。
 ○ アルバイトのところ、したいのに見つからないのか、面接に行ってるけど落ちてくるとか、それは何が原因
   かとかいう実態が判った方が次の対応ができやすい。心理面と実態面が混じっている。
 ○ 定着支援をしていると、アルバイトをやっていた生徒のほうがスムーズに就職5も入り込めているなという
   気がする。アルバイト支援で繋がっている生徒で、何か自分を表現することができなかったり、コミュニケ
   ーション上の問題を抱えていたりの生徒は、クリエバさんで練習させて働く練習を階段的に行いアルバイト
   につなぐ形にしている。
 ○ アンケート、学年によっての変化は? 3 年間教育を受けると回答が変わってくるとか、総数ではなく学年
   ごとでどう変わってくるとか、なんかそういうイメージは?
 ⇒ イメージで言うと、3 年間の学校行事等で特に 3 年生の就職6活動の時期なんかは自分から動けるようになっ
   たり、自信をつけた状態で自己 PR ができるようになったりとかっていうのは担任していた時には感じるこ
   とができた。
             生徒の状態を見て自己肯定感っていうかその自信をもって卒業していったなというのは感じる。
 ○ 1 つの学年が 2 年前 3 年前のデータと比べてこんな風に変わっていったのかとか、その学年の個性とか例え
   ば定員割れした 1 年生はどんな傾向があるとかいう風に細かく見ていけばもっと大事なことが出てくるかも
   しれない。あるいはその昨年比での増減が、特に変化が大きかった項目など、こちらはその本業なので余計
   に気になるところ。捕まえるべきところがいっぱいあるお宝の情報だと思う。
 ○ 定員割れて 193 人になったが、逆に言うととらえやすくなった。ここが悪いとかでなく単なる 1 学年の全人
   口が減っているというのが 1 番大きいと思う。中退者を減らすというのは数が少なくなればなるほど取り組
   みやすいんじゃないか。単純に思うと定員割れは逆にチャンスだと思った。
 
 
 【今後の予定】
     第2回) 10 月 16 日(土) 10:0012:00
     第3回) 01 月 22 日(土) 10:0012:00
 
 
 
 
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