西成高校
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取得日:2024年03月22日
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令和2年(2020 年)度 第3回 大阪府立西成高等学校 学校運営協議会 記録
【日 時】令和3年(2021 年)2月9日(火)18:0020:00
【場 所】大阪府立西成高等学校 多目的室A
【出席者】
(会長)西田芳正委員・(副会長)見一夫委員・赤坂寛臣委員・榎井縁委員・奥野喜久夫委員
田中俊英委員・寺嶋公典委員・堂上勝己委員
【内 容】
1.校長挨拶
2.報 告
・本年度の西成高校 学校運営の状況報告
3.議 事
・「令和2年度学校経営計画及び学校評価」 及び「令和3年度学校経営計画及び学校評価(案)
」について
4.閉会の挨拶
【各委員からの主な意見等】
○来年は、中堅の飲食チェーン店への
就職
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が軒並み厳しいと言われている。この減る分を介護や福祉でカバー
するとかの戦略がいるのではないか。
⇒学校のキャリア教育は生徒の希望を重視しているが、社会のニーズとマッチしていない時にはどうすり合
わせしていくのか、今後考えていかなければならないと考えている。
○今年、定着支援事業でコロナ影響前の段階の卒業生をフォローさせてもらった。来年度は、コロナの影響を
もろに受けている学年で、予想される変化で何か考えておくことはあるのか。
⇒今年は、採用したはいいけど、ずーと自宅研修という企業があった。企業さんも正直、こんなことになる
と想像できていなかったと思う。この4月から
就職
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する生徒にとっては、企業はある程度織り込み済みで
採用しているはずなので、去年みたいなドタバタの感じはないと思う。
○卒業生が会社を辞めた時のフォローというか、どこかにつなぐようなことができれば優しいかなあと思うの
で、検討してほしい。
⇒昨年度卒業した生徒に対しては、A'ワーク創造館の方で定着支援をやっています。何年後かでいうと、今
年 39 期生の生徒に、Google フォームを利用してアンケートを行った。結構簡単にできることが分かった
ので、継続してやろうと思ってる
○2人担任制のメリットはお互いが相談しながらやれることだと思う。でも、結局決定権がある一人担任制の
方が若手の先生の能力が伸ばせると思う。一人になって、完全に孤立させるのではなく、一人の先生をどう
スーパーバイズするかを考えた方が良いと思う。
⇒7クラスあって、7人の担任がどの子も自分のクラスの子やと思って指導した経験がある。7人で学年の
担任を組んだら7人がチームになるということを考えてやってくださいと話をしている。
○今の12年生は2人担任で慣れており、新23年生で減ることになるのでフォローをお願いしたい。
⇒生徒には、終業式の時に褒めながら説明しようと思っている。やっぱり、今まではいろんなことがあって
2人じゃないと無理かなあと思ったけど、もう君ら大丈夫やと思うからと言おうと思っている。
○今後の学校改編で、エンパワメントという名前が変わるかもしれないという話があったが、人がなかなか集
まらないような気がする。やはり、エンパワやから支援の子も入ってくるし、魅力がある。全然見方が違う
と思う。
○人権問題の様々な取組みの話が出ていたが、できたら連携とまでは言わないが、教えてもらいながら一緒に
やっていきたい。先生は何年かすると変わっていくが、地域にはそのノウハウが残る。
⇒この冬に入って自分が考えているのは、組織としての記憶力である。あの反貧困学習の本をリニューアル
して、もう一度みんなでそれを大事に取り組んでいくことを考えている。
○LGBTの問題は、カウンセラーの立場で言うと性 SOGI、つまり性自認と性対象に分けて考えていくと分か
りやすい。生徒と柔らかくて緩いトークができるような、ガス抜きの教員なりカウンセラーがいると当事者
の孤独感がちょっと和らげることができる。制服等の制度的な面は、後から考えれば良い。
○職員室が、今まで単学年であったものが合同になってしまうというところには、プレッシャーで発言ができ
なかったり、自分が出せないというストレスを抱えられる先生も出てくるのではないか。そのあたりの意識
をもって取り組んでほしい。
⇒おっしゃるようなデメリットも考えつつ、スピードや連帯感などのメリットの方が大きいかなと思って踏
み切った。そこは注意してやっていきたい。