令和元年（2019 年）度 第1回 大阪府立西成高等学校 学校運営協議会 記録
 
 
 【日 時】令和元年（2019 年）7月 13 日（土）10：0012：00
 
 【場 所】大阪府立西成高等学校 多目的室A
 
 【出席者】
         （会長）西田芳正委員・
                              （副会長）見一夫委員・榎井縁委員・田中俊英委員・寺嶋公典委員
            堂上勝己委員・林美香委員
 
 【内 容】
   1．校長挨拶
   2．委員紹介・事務局紹介ならびに会長・副会長選出
   3．議事
       （1）今年度の取組みについて
             1 令和元年度 学校経営計画の重点目標について
       （2）生徒¹の現状について
             1 43 期生進路報告
             2 学校生活と人権に関するアンケート結果
             3 新入生（46 期生）の様子
       （3）その他
   4．閉会の挨拶
 
 【各委員からの主な意見等】
   ・自分に自信がない生徒²が多いということがアンケート結果に表れてきている。先生方が西成高校で新しい取
     組みをして、ロードマップを使いながら西成高校は大阪の中でも光っているんやといつも生徒³たちと明るい
     トークをしていたら、徐々に変わっていくと思う。
   ・子どもの居場所とかに支援にくる高校生、西成の子ども食堂やいろいろな人権問題に頑張る子がいるが、僕
     らからすれば、この子めちゃ頑張っているなあと思うことが多い。僕らのようにボランティアをやっている
     団体は、こんなことをやってくれていますよと学校に情報提供をするので、地域での頑張りを学校でも評価
     してあげてほしい。
   ・今年度、障がいのある方を一人雇用した。西成高校からも障がいのある生徒⁴にインターンシップに来ていた
     だいている。障がいのある方が一定おられると相乗効果で生産性が逆に上がる可能性が高いということを今
     検証している。先生方も自信をもって企業に推薦していってほしい。
   ・これから夏休みに入り、ロードマップにある2年生の取組みの重点であるインターンシップが始まる。その
     子の得意なところでの気づきや苦手なところは、どうやったらこの子はできるだろうかというアセスメント
     の機会として使わせていただきたいと思っている。是非、そのあたりのところを担任の先生も共有して、で
     きるだけいろんな情報を引き上げてほしい。
   ・アルバイトをしたいと思っているがなかなか受からない、気が向かない生徒⁵に対するアルバイト支援を行っ
     ている。ヒューマンライツ福祉協会の職場を使って、ステップバイトとして働く練習を一定期間やってもら
     ってから、次のステップを支援していく形をとっていくので、それもロードマップの中に位置づけてほしい。
   ・学校の西成教育とか障がいのある子への取組みについては、保護者の方からはすごくありがたいと思ってい
     る。生徒⁶の特性に応じて、学力という数¹字だけでなくて、特性にあったいい所とか、秀でたところとかを評
     価していただけるような新しい取組みがあればいいと思う。
   ・エンパワメントスクールに変わってから5期ということで、体育祭や文化祭の時に参加される保護者の方の
     が、今はすごく増えてきている。保護者は先生たちが思っている以上に、先生たちの取組みや子どもたちの
     様子を見ていると思う。今までだったら限られた人にしかアナウンスできていなかったようなところも、も
     っと広く知ってもらったらいいと思う。アンケートなんかもPTA役員で共有させてもらったら、もっとい
     ろいろな考えやアイディアも浮かんでくるのかなあと感じた。
 
 【今後の予定】
   ○ 第2回：10月19日(土) 10：0012：00（場所：大阪府立西成高等学校 多目的室A）
   ○ 第3回： 1月25日(土) 10：0012：00（場所：大阪府立西成高等学校 多目的室A）