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取得日:2024年03月21日[更新]

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令和5年度 第 2 回学校運営協議会(記録)
 日 時 令和5年 11 月 21 日(火) 14:00~16:00 場 所 大阪府立堺上高等学校 校長1
 出席者 【委 員】
             会 長:中川 明子      堺上高等学校元校長2
              副会長:那賀 典仁    堺市立福泉上小学校校長3
             委 員:川島 強        堺市立上野芝中学校校長4
              委 員:中尾 友彦     中尾食品工業株式会社代表取締役社長
              委 員:岩本 吉伸     堺上高等学校 PTA 会長
        【事務局】
              校 長:大門 史朗
              教 頭:大窪 成人
              事務長:下園 真人
              首 席:澤山 紀子     (総務部長)
              首 席:北野 謙悟     (生徒指導部長)
              教 諭:菅 直美       (進路指導部長)
              教 諭:前田 緒       (保健部長)
              教 諭:瀬角 明宏     (1年学年主任)
              教 諭:岡 麻佑子 (2年学年主任)
              教 諭:小田原 剛     (3年学年主任)
 
 
 
 内容
 
 1. 開会のあいさつ
 2. 報告
   A 学校経営計画の進捗状況について【校長5
   1ICT を活用した授業の拡大等による魅力ある授業づくりについて
   2共生社会実現に向けて、障がい者理解を深める取り組みについて
   3教職員の業務の効率化について
   4中学生への広報活動について
 
 
   B 第 1 回授業アンケート(1 学期)分析について【校長6
   C スクール・ポリシーについて【校長7
   D 生徒指導の現場について【生徒指導部長】
   全教職員での正門周辺あいさつ運動(水曜日)実施 10月~
   SNS の利用講習会           LHR や全校集会活用 (堺少年サポートセンターとの連携)
   校則や学校のルールについて、生徒会執行部からヒアリング実施と見直し。
   E 保健部より【保健部長】
       インフルエンザ・新型コロナウイルス感染状況報告
   F 創立40周年記念事業報告【教頭】
   G 1年生の状況について【1学年主任】
       タイピング大会実施報告等
   H 2年生の状況について【2学年主任】
       修学旅行(沖縄県)実施報告等
   I   3年生の状況について【3学年主任】
       スポーツ大会実施報告等
   J   38期生進路状況及び求人票のデジタル化とオンライン化について【進路指導部長】
 
 
 3.協議
 (本校への提言等)
   会長 :ICT の活用は、世の中でも注目しており、最近では現代版読み書き・そろばんと
            言われる「数理・データサイエンス・AI」の領域は大学では教養課程の段階で必須
            となっており情報リテラシー教育が注目されている。小学校・中学校の取り組みを
            受けて高等学校でも、より効果的な指導を期待している。
   〇 :小学校でも ICT の活用を多くの先生方が取り入れているが、市での ICT 活用が
            少し遅れており、まずは朝に登校後、パソコンに電源を入れることを徹底すると
            いうところから行なっている。具体的には、WEB 会議システムやフォーム作成
            ツールなどのアプリケーションを使ったり、多くは調べ学習でインターネ
            ットを使用して学習している。また算数など図形がでる教科に関してはイラス
            トを描いたりできる「メモ」のアプリを活用し考える時間などに使用し子どもた
            ちの学びに繋げている。子どもたちは教えると非常に吸収が早いが、我々教える
            側の教員の使い手のほうに課題を感じている。今年も新しい端末が支給され、研
            修等で学びの機会を設けているが、何か困った時に堪能な人材が現場ではまだ
            まだ少なく苦慮している。
   〇 :市では小学校・中学校合わせて135校で 7 名の加配で ICT 担当の教員がある曜
            日に別の学校に行って ICT の指導や助言を行なっている。まだまだ ICT に堪能な
            教員とそうではない教員の差が大きく感じる。中学校ではプレゼンテーションソ
            フトを使用して授業をまとめたり、インターネットを使っての調べ学習に使用し
            ている。あとは技術の授業ではプログラミングの有料のソフトを活用したり、読書
            感想文をワープロソフトで提出している。
            堺上高校のタイピング大会実施を聞いて、参考にしたい。
   〇 :企業経営者の中でも最近注目されているのは、生成 AI の活用である。メールの文
            面などを生成 AI を使って作成したりしている。いまの世の中はその傾向が強く、
         労働生産性も大きく改善されていることから、使えるものはどんどん使っている。
         間違った情報もあるので、使用するにあたって人間のチェックは必須だが、業務の
         作業効率も向上するし便利である。教職員の業務軽減に利用できればと思う。
   〇 :進路状況の「その他」の項目について、ポジティブな情報について、もう少し
         具体的に明示したほうが良い。堺上高の良さでもある多様な進路実現が可能な
         だというところを、保護者や中学生にも示すことができる。
 
 
   〇 :大学生の就活では「B(企業) to C(消費者)」企業が多いのだが、日本では「B to B」
         企業の会社が優良企業として多くあることが案外知られていない。子どもたちは、
         普段の生活で「B to C」企業に多く関わってきたことから、その業種や職種が見え
         やすく営業販売を希望するのではないかと思う。しかし、これからは IT や AI に
         とって変わるといわれている職種なのでますます厳しくなると思う。そんな中、こ
         の高校では ICT を活用した取り組みを進めているのならば、営業販売を希望する
         生徒に対してもヒトにしかできないデザインを造る領域や、ショート動画を作る
         ような仕事、ホームページなどの画像やイラストを作る分野などは個人事業主で
         はあるが、これからなくならない仕事だとは思うので、就職指導の際に生徒の目線
         を変えて指導してあげてみてはどうか?
   〇 :是非とも進路指導の際に、子どもたちにも伝えてあげてほしい。
   〇 :保護者としては、子どもが楽しく通学しているので安心している。進路のことで気
         になったのは、大学説明会等の内容が、年々定員を集めるために積極的な広報活動
         をしている印象を受けた。
   〇 :文部科学省からも通知があり、使用しても良いが使用するにあたっては子どもの発
         達状況に応じてリスクも含めて考えて使用するように言われている。生成 AI は便
         利だが、それを使って調べ学習をすると子どもの思考力が十分に身につかないと
         も思われるので、学校現場での使い方はきちんと検討をしていく必要があり。
 
 
 (1−2 まとめ)
 会長: 先生方が日頃から ICT 教育の推進だけでなく、様々な活動で熱心に教育活動に取
         り組んでいることを再認識できた。これからの社会では「DX」や「AI」の活用
         が必須になってくるが、今後教員を対象とした研修等も企画しているとのこと。
         今後もさらに良い学校になるように頑張って取り組んでほしい。
 
 
 4.閉会のあいさつ【校長8