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平成 30 年度   第1回 学校運営協議会        開催記録
                                                          と き:平成 30 年 6 月 27 日(水)
                                                                  14:00  15:30
                                                         ところ:校 長 室
 
 
                                                                  司会進行: 楠 本
                                                                  記   録 :田ノ室、樋 口
 
 
   1)学校長あいさつ
       ・6/18(月)地震と6/20(水)の大雨による休校について
       ・学校運営協議会になっての変更点紹介
 
 
   2)平成30年度学校運営協議会委員
       堂之本 篤弘 大阪工業大学 特任教授                今年度より委員に就任
       中村     浩也 桃山学院教育大学 教授
       藤田     智子 桃山学院大学 教授                  今年度より委員に就任
       西尾     重晴 福泉中央校区自治連合会会長
       鶴山     剛    堺市立福泉南中学校校長
       脇谷     里美 堺西高校PTA会長                 今年度より委員に就任
 
 
     ○委員の紹介と任期の確認
       ・今年度より新委員となられた堂之本特任教授、藤田教授、脇谷PTA会長の紹介
       ・任期の確認
       ・会長を堂之本 篤弘 氏、副会長を中村 浩也 氏に依頼
 
 
 3)平成30年度学校経営計画について」
       ・中期目標1,2,3を中心に説明
 
 
 4)学校のようす
   1生活指導部 細川生活指導部長
   2進路指導部 北川進路指導部長
   3教務部       山本前教務部長
 
 
   <協 議> Q は協議会委員、A は本校教員
   Q:学校経営計画についての説明をお願いします。
   A:中期目標の、1未来につながる確かな学力の育成と多様な進路の実現の一環として、勉強
      合宿を行っています。桃山大学の寮をお借りして、10時間ほど勉強します。去年は20
      名が参加し、今年は32名が参加を希望しています。
   2生徒が安心して学べる安心安全の学び舎づくりについて。学校を居場所と考えてもらえ
   る、生徒にとって楽しい空間を作りたいと考えています。また、学校を辛いものと考える
   生徒が出ないよう、教育相談に力を入れたり人権意識の醸成をこころがけたりしています。
   3地域とともに育つ西高生「西高コミュニティーの充実」について。10年以上行ってい
   る周辺中学校を招いて開催する「西高カップ」、泉北高等支援学校との交換授業、夏祭りや
   サマーフェスタの出演、ボランティアとして吹奏楽部が老人ホームで演奏会を行ったり、
   テントの設営や水泳指導をしたりするなどをこれからも続けていきたいと考えています。
 
 
 Q:特に質問はないようですので、学校の様子を生活指導部から報告してください。
 A:学校全体は今落ち着いています。学校が好きな生徒が多く、6月に行ったクラスマッチな
   どは、グラウンドや体育館から離れた場所にある生活指導室まで声援が聞こえるほどの盛
   り上がりでした。この学校の雰囲気はこれからも引き継いでいきたいと考えています。 懲
   戒について。27年度から28年度にかけて懲戒件数が大幅に増加しています。しかしこ
   の増加は、近隣住民から寄せられる苦情全てに真摯に対応した結果です(苦情が寄せられた
   場所への出動等)。今ではタバコも単車登校もほとんどなく、全体的に落ち着いています。
   また、教師への暴言は一般社会での基準で行っています。社会で言ってはいけないことを
   言った生徒には指導を行いました。遅刻について。以前は遅刻理由として「雨が降ってい
   たから」や「信号が赤だったから」等をあげる生徒が多くいました。そういう生徒に対し、
   厳しく注意を行いました。遅刻回数に対しての指導もきちんと行っています。また、今年
   からチャレンジシステムを導入しました。以前は遅刻回数に応じて漢字の書き取りなどの
   罰則を与えていましたが、今年からは遅刻回数の多かった週の翌週に、毎日早く登校する
   ことができれば罰則を免除されるというものです。このシステムの導入により早起きを習
   慣付け、社会に出たときにきちんとした子になって欲しいと考えています。(現在20名中
   19名がチャレンジに成功しています。) 交通安全について、去年は何件もの生徒の交通
   事故がありました。幸いにも死者はでませんでしたが、一歩間違うと大変なことになって
   いた事故もいくつかありました。今年もかすり傷程度の事故が起こっています。対策とし
   て集会での注意や、スケアードストレートを行う予定です。
 
 
 Q:学校は落ち着いているようですね。次は進路指導部から報告してください。
 A:進路状況は過去3年とほぼ同じです。四年制大学と専門学校がそれぞれ 40%程度、短期大
   学と就職がそれぞれ 10%程度です。試験形態は AO、指定校推薦1、公募推薦が人気で、早
   期に進路先を決定しておきたいという安定志向が見られます。
    39期と40期の大学実績比較について。受験者が比較的多い大学として近畿大学が20
  名から55名に、大阪経済大学が5名から35名に増加しました。全体的に目標を高く持っ
  て受験に臨んだと考えられます。関西大学へも4名の合格者が出ています。
 Q:文系、理系の割合はどのようになっていますか?
 A:文理選択について。去年は2クラス半が理型(理系+看護)
                                                        、残りが文型(文系+芸術・体
    育コース)でした。今年は2クラスが理型、残りが文型です。
 
 
 Q:最後に教務部から報告してください。
 A:数年前から校務処理システムを導入しています。普通科の高校ということで、総合の学校
   のように毎日の入力は行っていません。
      勉強合宿の補足。桃山学院大学の寮は1泊500円で宿泊することができます。生徒か
   らは5000円を参加費として集めます。去年はそのうちの1000円を生徒に返却し、昼
   食代にあてさせていました。ですが、今年は後援会からの昼食費の補助を検討しています。
   今年の参加予定は男子18名、女子14名の32名。去年の参加者が9クラス編成で20名
   参加だったことを考えると、今年の8クラスでの32名参加は割合的に大幅増加と考えるこ
   とができます。参加人数が予定していた定員の30名からは超えてしまいましたが、枠は多
   めにとっているので大丈夫です。去年参加した生徒はセンター受験率が高く、偏差値の高い
   大学に進んでいる傾向があります。
 
 
 Q:校務処理システムは順調ですか?
 A:時々困ることもありましたが、なんとかなっています。
 
 
 Q:勉強合宿は保護者としてもありがたい取り組みです。
 Q:何か要望があれば、出してもらって PTA で話し合ってもらってもいいのではないでしょう
    か?
 A:あればお願いしようと思います。
 
 
 Q:アートスタジアムや地域連携についても報告してください。
 A:アートスタジアムは例年 11 月に行う西高のイベントで平成 23 年度からはじまり、今年度
    で8回目を迎えます。今年は芸術コースだけではなく、体育コースの取り組みも考えてお
    ります。今年は栂文化会館で 11 月 17 日(土)に予定しています。
      地域連携では、西高カップ開催やサマーフェスタ出演、泉北高等支援学校との交流など
    地域貢献に努めております。
 Q:地域の連合会としても西高の生徒さんには、感謝しております。今年も、サマーフェスタ
    に参加していただきたいと思っています。
 Q:地域の夏祭りは、活発になってきているようですね。
 
 
 A:本日は多数の貴重なご意見をいただきありがとうございました。
              校内研究授業    研究討議    兼   第2回学校運営協議会     議事録
 
   学校協議会の会員様に、下記の要領で研究授業および研究討議に参加していただき、ディスカ
 ッションを含めたアクティブラーニングの教授法について、意見、感想、助言を頂いた。
 
 
 【研究授業】
 日    時:11月8日(木)6限
 場    所:本校会議室
 担当者:山岡 将大教諭
 クラス:3年1組
 科    目:コミュニケーション英語IIIA
 内    容:ディスカッションを含めたアクティブラーニング
 
 
 【研究討議出席者】
 <学校運営協議会のメンバー>
   堂之本 篤弘(大阪工業大学特任教授)
                                    、中村 浩也(桃山学院教育大学教授)、
   藤田 智子(桃山学院大学教授)、脇谷 里美(本校PTA会長)
                                                           、
   山田校長、鈴木勇教頭、村西事務長、野瀬首席、楠本首席、
   <教諭>
   小林指導教諭、
   松村、吉村、岡本晃、岡本泰、酒井、上井、中川、中嶋、佃、山本和、山本航、松本、伊田、
   奥田、小山、田和辻、中村、野里、山内、関口、玉置、我那覇、中居、坂口、清水、白垣、
   秋山、        計28名
 
 
 冒頭の挨拶(校長)
      30 年前の授業スタイルはプロジェクターもなかったが現在はこのようにアクティブラーニン
 グで主体的・対話的に学び、思考力、判断力、表現力を養うことができるようになった。英語科
 以外の先生も来られているので意見交換をたくさん行っていただき、充実した時間を送っていた
 だきたい。
 
 
 1 山岡教諭から感想
       この授業をするに当たってここまでのレッスンは終わっています。その最後のまとめという
       位置づけでこの授業を行いました。今回重視した点は、話す、読む、書く、聞くの4つをバ
       ランス良く盛り込んだ授業にするということです。堺西の生徒は受動的な生徒が多く、聞く・
       読むは普段からしているので慣れているが、自分で考えて書いたり、話したりすることは苦
       手なのでその力を養うために取り組みました。3 年生では LL 選択という授業でプレゼンテー
       ションやディスカッションする授業をしていますが、1 年生の時からこのような授業を取り
       入れると良かった。
 2 感想・質疑応答       敬称略
 (田和辻)
     クラスの雰囲気がすごく良く普段から積極的な発言が多いなと感じました。音読のときなど
   積極的ではない生徒にはどのようにアプローチしていますか?
 (山岡)
     本文を読むときは後半につれ出なくなるときがあります。そのときはしっかり読まないと終
   わらないよと声を掛け何回かやらせています。
 
 
 (奥田)
   とても素敵な授業で生徒達の伸びしろがある授業であった。クラスルームイングリッシュの活
 用で英語に触れさせ慣れさせるということを今後参考にしたい。最後のプレゼンの時は他の班の
 文面をプリントにして渡していたのですか?
 
 
 (山岡)
   各班で係りを決めていて、質問内容も事前に知っている状態だった。そうしないとその場で急
 に質問したり、答えたりすることは難しかった。
 
 
 (北川)
   生徒が積極的に動いていた。数学では生徒が前で話すことはまずないのでこのような授業もあ
 り。プレゼンのテーマが最初は本文でもあるダンボールの話であったが途中からエコの話になっ
 たが、どういうテーマでやっていたのか?理系のクラスなので理系の知識を活かすためのテーマ
 でも良かったのでは?
 
 
 (山岡)
   7つの班に分けそれぞれテーマを決めさせた。ダンボール自転車はエコなのでエコにつながる
 テーマ。エコにつながるものを自分たちで見つけて発表しても良いし、既存のものでも良い。理
 系の分野に関連させたらもっと良かった。
 
 
 (玉置)
   3年の担任で進路等でもお忙しい中、お疲れ様でした。プレゼンがこの授業のメインなのであ
 れば前半の復習部分を減らし、プレゼンに重きを置いた方が、もっと調べるきっかけができたの
 ではないか?せっかく画用紙に書いているので写真に撮って前に映してあげたら後ろの生徒も
 見やすかったのでは?他のクラスではどうだった?
 
 
 (山岡)
   確かにプロジェクターで前に映してあげたら後ろまで見やすかった。消極的な班などは、つき
 っきりで指導し、やるべきことのリストを作らせた。
 
 
 (脇谷 里美(本校PTA会長))
   まとめの部分を日本語ではなく英語で答えさせたら良かった。生徒が緊張して声が聞こえづら
 かったり、英語が日本語発音になっていたりした。
 
 
 (中村 浩也(桃山学院教育大学教授)
                                  )
   英語を学び始めて8年目になる生徒たちにとって今の高校の授業がどう結びつき、また今後、
 自己表現の英語がどのように発展していくのか大変感心を持って見させていただいた。社会に出
 てからの英語にどう活かしていくのかこれから考えていきます。
 
 
 
 
 (藤田 智子(桃山学院大学教授)
                              )
   先生が日頃からどれだけ苦労して授業の準備をしているか感じたし、生徒もそれをわかってい
 るからとても協力的で素晴らしかった。単語を発音→その単語が使われている動画を見る→その
 動画に関係するプレゼンという流れが良かった。プレゼンではセリフを読んでいるようだったの
 で朗読にならないように読む練習があったら良かった。プレゼンなので聞いている人の目を見て
 自分の言葉で話せたらよかった。文法が少々間違っていてもキーワードだけでも合っていたら良
 いのではないか。原稿を回さずに一人一枚持っておくべき。質問やその答えも事前に用意するの
 ではなく、簡単な単語を並べるだけでもいいし間違ってもいいから自分の言葉で言わせてほしか
 った。最終目標は間違ってもいいから海外で英語が話せるようになること。教室の英語ではなく、
 外に出た英語をめざしてください。
 
 
 (堂之本 篤弘(大阪工業大学特任教授))
   今回は一つのレンッスンが終わってまとめの授業だと聞いています。比較的英語を話す力はあ
 るように感じた。プレゼンスキルをどのあたりまで引き上げようとしているのですか?一言言っ
 てあげればよくなる部分もあったかもしれません。先生と生徒の関係は良かった。内容は一時間
 にしたら詰め込みすぎじゃないでしょうか?前後の授業の兼ね合いでこうなったかも知れない
 が、一時間でする内容ではちょっとしんどかったように感じます。生徒はのびのびしている。発
 問で答えが出ないときこそ全体で考えるチャンスなのでまた機会があれば工夫してください。ア
 クティブラーニングをするのであれば仕組みを理解し準備をしっかりしないと。机をくっつけて
 一緒に考えさせるのも良い。先生のやりたい授業はどんなもの?こだわりは?やりたいことはも
 っとやっていって良いと思います。それを受け止めてくれる生徒たちがいるから。お疲れ様でし
 た。
 平成30年度       第3回学校運営協議会    開催記録
                                                        と   き:平成 31 年 3 月 26 日(火)
                                                                 午後 2 時 00 分3 時 30 分
                                                       ところ:大阪府立堺西高等学校会議室
 
 
                                                                      司会進行 : 楠 本
                                                                    記    録 :田室 樋口
 
 
   ○学校長あいさつ
 
 
   ○協議内容
     「堺西の現状と課題について」
         <報告>
         ・楠本より 「学校教育自己診断について」
         ・北川より 「平成30年度進路実績等について」
         ・校長より 「平成30年度学校評価および平成31年度学校経営計画について」
 
 
 学校教育自己診断の内容の説明
 
 
 「学校教育自己診断について」に関する質問
 
 
 教員用の自己診断への質問
 Q:教育計画課題について   教員同士が話し合っているという評価が低いように感じる。堺西高
   校の職員室はどのようになっているのか。
 A:職員室には各学年の担任の席と若干名の副担任の座席がある。スペースの問題で、全教員・
   講師の席は用意することができない。
 
 
 教職員用の自己診断への意見
 ○教職員が話し合っているという評価が低い理由は何なのか。職員会議を短縮し、学年の課題に
 ついて話し合う日を設定すると良いのではないか。
 ○去年の結果に肯定的評価が多数みられる。様々な取り組みの結果が形になったのではないか。
 
 
 生徒用の自己診断への質問
 
 
 Q:携帯電話について、大阪府の教育委員会が小中学生の携帯電話への対応を議論している。高
   等学校として堺西高校は携帯電話に対してどのような対策を行っているのか。
 A:下校中の事故等に対応するため、携帯電話を学校に持ってくることは許可している。ただし、
   校内では電源を切って鞄の中に入れておくことを義務付けている。授業中の使用に関しては厳
   しく指導を行った。また、去年SNSによるいじめやトラブルが少しあった。(個人を特定で
   きる特徴をあげての誹謗中傷)これらの行為が明らかになった場合、本校では該当生徒に対す
   る停学も含めた厳しい処罰を行っている。
 
 
 Q:携帯電話等、貴重品の盗難に対する対応はどうなっているのか。
 A:移動教室時は鞄に入れての携帯電話持ち歩きの許可を与えている。また、貴重品を集めて預
   かる対応も行っているが、生徒の盗難に対する意識が低く、預け忘れる生徒も少なくない。こ
   れからも継続して貴重品預かりにたいする指導を行っていくつもりである。
 
 
 自己診断全体への質問
 Q:この診断の数字として良かった、悪かったと思う質問は何か。
 A:教職員向けの肯定的意見が全体的に低下の傾向にあること。理由として教職員不足が挙げら
   れる。担任を受け持つことができる教員が少なく、特定の教員が担任業務をずっと受け持たな
   くてはいけない状況にあることが低下につながったのではないかと考える。
   校長による補足 本校の全教員の内、4名の教員が休職、1名の教員が長期研修中である。不
   在の5名の教員を補うべく講師を雇用しているが、教員としての仕事を全て依頼することはで
   きない。今後の目標として、休職者がでない職場作りを行いたい。また、来年度から休職者が
   復帰することで改善していく予定である。
 
 
 Q:アンケートの質問内容は毎年同じものを使用しているのか。
 A:3年間は同じものを使用している。重複する質問の変更等少し手を加えたものもあるが、内
   容自体は6年前からおおむね同じである。
 
 
 Q:質問の内容は堺西高校独自のものなのか。
 A:大阪府の教育委員会で定められたものである。他の大阪府下の高校もほぼ同じ質問である。
 
 
 Q:この質問は大阪府の教育委員会が作成したものなのか。
 A:教育委員会の中でも教員経験のある指導主事が作成したものである。
 
 
 Q:質問内容が曖昧で受け取り方が人それぞれになってしまっている質問がある。また、教職員
   向けの質問で、質問の対象が自分自身へのものと、所属する組織へのものが混在している。生
   徒向けの質問の対象も自分自身へのものと、学校へのものが混在している。質問の対象を絞っ
   た質問に改善した方が良いのではないか。
 A:一個人で返答できる質問ではない。ただし、教職員に対しては評価育成システムという自分
   自身で自らの1年間の取り組みを評価するシステムがある。このシステムは管理職と共有する
   ことができる。
 
 
 Q:生徒向けの質問対象の混在はどうするのか。
 A:今後質問内容が改善されることがある。
 
 
 生徒・保護者の自己診断への意見
 ○校則に関して生徒からは否定的な意見があるが、保護者はおおむね好意的であるため、今後も
 続けていってほしい。
 
 
 「平成 30 年度の進路実績等について」の説明
 「平成 30 年度の進路実績等について」に関する質問
 Q:去年と比較して実績は良い状況にあるのか。
 A:去年のクラス編成と今年度のものは違うので一概には言えないが、大学への進学率は 6.9%
   下がっている。
 
 
 Q:進路未定者が 39 名いるが、資料作成時から数字の変動はあったか。
 A:昨日の時点で未定者は 38 名。1 名だけ専門学校への進学が決まった。
 
 
 Q:大学の定数厳格化に対し、実感はあるか。
 A:去年以上に四年制大学への進学が厳しくなった実感がある。去年と比べて合格率の低下が顕
   著な大学として、四天王寺大学(去年は 22 名合格、今年は 6 名合格)桃山学院大学(去年 48 名受
   験したうち 20 名合格、今年 74 名受験したうち 17 名合格)がある。だが、去年よりも多くの合
   格者を出した大学として大阪経済大学(去年 4 名合格、今年 7 名合格)もある。このことから全
   体の合格率が一律に下がったわけではないことがうかがえる。まだまだ分析を行う必要がある。
 
 
 Q:進路先というのは高校にとって大切なものである。38 名の進路未定者は今後どうしていく予
   定か。
 A:浪人生のケアを行い、次年度の入試に備えて担任との密なコンタクトを取るようにしている。
   また未定者の中にはフリーターではあるが、アルバイトをしながら現場で実績を重ねて正採用
   を目指す生徒も 2 名いる。
   就職希望の生徒も卒業後のケアを行うようにしている。昨年度の卒業生である 40 期の生徒の
   中に、就職先に不当な契約を結ばされそうになっている生徒がいたが、ハローワークに相談し、
   生徒の就職先への指導を行ってもらった。その後その生徒は別の就職先が決まった。
 
 
 Q:大学の合格率が低下の傾向にある。過去の進路実績のあった桃山学院大学や近畿大学への進
   学も非常に困難になっている。今後大学への進学はどうなっていくのか。大学はどう考えてい
   るのか。
 A:関西圏の大学が去年よりも志願者を増やしている。新設校である桃山教育大学にも多くの志
   願者が来ている。同時に追加合格も膨大に出ている(立命館大学等)。こういった人数調整の波
   に今の受験生が巻き込まれている状況にある。今後こういった定数厳格化の傾向は変わること
   が無いだろう。
 Q:年度によって不遇な受験生がでてきてしまうことについてどう思うか。
 A:どうしようもないが、対策を練ることはできる。入試は多様化している。センターも変化し、
   様々な英語の資格を取り入れた試験や、プレゼンを行わせるものもある。教員はこの多様化し
   た入試に柔軟に対応し、生徒への指導を行うべきである。
 
 
 Q:理系の大学は合格が難しいか。
 A:厳しい。理系大学の試験科目自体が学校で行うものよりも難易度が高い。よって授業だけで
   指導することができず、受験を希望する生徒への対応が不十分になっている。
 
 
 「平成 30 年度学校評価および平成 31 年度学校経営計画について」の説明
 「平成 30 年度学校評価および平成 31 年度学校経営計画について」に関する質問
 Q:大阪府の働き方改革によって、勤務時間は厳しくなったか。
 A:1 か月の残業時間が 100 時間を超える教員が何名の出る月がある。今後の目標として残業時
   間が 80 時間を超える教員を 3 名以下に抑えたい。ゆくゆくは 80 時間を超える教員を 0 にした
   いが、業務内容が変わらないばかりか休職している教員の仕事を代わりに行う教員もいる。こ
   ういった状況の中で残業を減らすためには業務の簡素化や効率化を図る必要がある。
 
 
 Q:アクティブラーニングの取り入れにばらつきがあるのはなぜか。
 A:授業内容や教科によってアクティブラーニングが有効な場合とそうでない場合がある。
 
 
 Q:30 年度の中期的目標1(1)の※「国公立・難関私立大学合格者 10 名以上、センター試験受
   験者 30 名、第一志望校合格者 80%以上、学校斡旋による就職内定率 100%維持」が 31 年度
   では「国公立・難関私立大学合格者 5 名以上、センター試験受験者 12 名、第一志望校合格者
   80%以上、学校斡旋による就職内定率 100%維持」に変更されているのはなぜか。
 A:今の堺西高校の実態に合わせたものにした。今後の取り組みによって改善されるよう真摯に
   受け止め、努力をしていく所存である。
 
 
 Q:中期的目標2(4)「道徳教育の推進」の項目が追加されているが、なぜか。(3)「人権意識の
   醸成」の中に組み込んでもよかったのではないか。
 A:大阪府教育委員会から、来年度から道徳教育推進教諭を置くよう通達があった。その背景に
   は今までの生徒像から外れる生徒(平気で嘘をつく、遅刻をする)が増えてきているという実態
   がある。このような多様化した生徒への指導を学校生活の様々な場で全ての教員が行う必要が
   あり、教員の意識向上のために別に項目として「道徳教育の推進」をあげた。
 
 
 Q:来年度から女子生徒が増えるのはなぜか。
 A:受験生の枠のなかに男女の区別は無い。今年度は女子の受験者が多かったから合格者も女子
   が多かっただけである。
 ○学校長謝辞
 ○終了の言葉