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取得日:2023年12月23日[更新]

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                 令和4年度  大阪府立桜塚高等学校(定時制の課程)
                            「第2回学校運営協議会」報告
 
 
 【日 時】令和4年 10 月 14 日(金)
 【出席者】学校運営協議会委員: 古川 知子、 島村 宏二、 北之坊 晋次、
                                  永井 敏輝、 南 美紀、 飯野 哲生(書面参加)
           准 校 長 : 田中 徹
           事 務 局 : 武内 由佳(教頭)、二子石 知恵(主査)、
                           根岩 直希(首席)
 
 
 【報告・協議】
 
 1 准校長、会長 挨拶
   准校長:お忙しい中ありがとうございます。本日は本校の文化祭となっておりますので、この
           機会に生徒たちの様子をご覧いただければと思っております。本日は進捗状況の報告
           をさせてもらい、最後にスクールミッションについてお話しできればと考えておりま
           す。
   会長:今日は文化祭と合わせての開催と聞いております。先程、生徒が準備をしている様子
         を見てきました。後の見学も楽しみにしています。
 
 
   2 報告
   准校長:始めに保護者の意見提出状況について報告する。
   教頭:現時点で、まだ意見はない。今後も HP 等で意見を集めていく。
 
   (1)学校経営計画における「本年度の取組内容」の進捗状況について
   准校長:授業改善について、全ての授業で「本時のめあて」を示すよう統一したいが、まだ全
           ての授業では実施していない。授業見学週間等を通じて、黒板への「本時のめあて」
           の明示を徹底したい。一人一台端末については、オンライン授業等で活用しているほ
           か、コグトレや RST(リーディングスキルテスト)においても活用している。コグト
           レの状況については、生徒達は喜んでやっていると聞いている。この調子でコグトレ
           を継続的に行ってもらい、生徒達の認知力を高めたい。RST は今年の6月に実施し
           た。こちらは、生徒の能力測定を目的としたものではなく、教員の授業改善をねらい
           とした取り組みである。短縮授業に関しては予定通り縮小することできており、授業
           時間の確保につながっている。今年は文化祭を行っているが、このような行事を通し
           て、生徒達の「こういうことがしたい」という意思をもっと自分達から発信してほし
           いと考えている。支援体制について、担任は生徒に丁寧に話を聞いている。まずは担
           任で支援が必要となる生徒を把握し、支援 CO を中心にしてヤングケアラー等に対応
           していきたい。校内の業務については、誰が担当になっても問題がない体制を構築し
           ている。会議資料の電子化は実施できていない。組織の最適化として、今年度から4
           分掌を整理・統合し、3分掌体制をとっている。勤務終了後から1時間を超えて残っ
           ている教員の割合を調べたが、その割合は少ない。本校は定時制課程であるため、授
           業が終了する時間が遅いので、勤務終了後も一部の教員が残るのは仕方ない部分があ
           ると考えている。現状、教員の負担は少ないと考えている。全校生徒と保護者への連
           絡手段であるが、メールでの情報発信を行っている。1年生は生徒保護者ともに特に
           高い割合で登録できている。来年以降も登録率あげていく。NHK による取材は新型コ
           ロナウイルスの影響で企画を変更して実施された。
 首席:RST の結果概要と授業改善に関して報告する。RST の結果、本校生徒は読解力を構成する
       能力のうち、推論や具体的同定(理数)等の文章中の数値データを正しく読み取り、論理
       的に考えることが弱みであるとわかった。ただし、いくつかの能力では、高校生の平均値
       に近い能力をもった生徒も一定数いることがわかった。生徒には、各能力を3段階で評価
       した個票を返却することで、自身の得意な分野と苦手な分野がわかるようにしている。こ
       の結果を生徒の読解力を向上に活かすため、読解力を構成する各能力を伸ばすための具体
       的な指導方法を検討し、全職員で共有した。後期の授業では、読解力向上をめざした授業
       づくりを学校全体で進めていきたい。
 教頭:授業アンケートは九つの質問項目で構成されている。各学校で質問項目は共通である。質
       問項目4は、昨年よりも下がっている。質問項目3、6については、十分高い得点である
       が、学校全体としてさらに伸ばしていきたいと考えている。全体的に昨年度よりも下がっ
       ているが、大きな変動ではない。質問項目9は令和元年度からみると安定して上昇傾向に
       ある。
 委員 A:先程の報告について意見質問はあるか。
 委員 B:商店街と NHK の企画であるが、補足する。企画には一人の生徒が関わってくれていた。
       商店街で毎年、お店大会を行っており、それが「バリバラ」という番組で注目された。
       NHK からは、障がいのある人も一緒に楽しめるお祭りを模索してほしいという依頼を受け
       た。そこで、地元の高校生に協力してもらおうということで桜塚高校に協力依頼をした。
       お祭りは、8月に神社で実施予定であったが、新型コロナウイルスの感染者が増えていた
       ので、状況を鑑みて中止とした。定時制課程の生徒は。輪投げコーナーに協力してくれて
       おり、それがテレビに放送されたと思う。
 委員 C:授業アンケートだが、この3年は新型コロナウイルスの影響で学校に行けなかった状況
         があったと思う。それもアンケートの結果に影響しているのか?
 教頭:昨年度は最もアンケート結果が高かった。令和元年度と令和2年度は新型コロナウイルス
       の影響で学校活動できなかったため、その反動で昨年度はアンケート結果が高かったと分
       析している。今年度は令和元年度と令和2年度の頃の数値に戻った可能性がある。
 委員 A:アンケートを実施したのは授業中か?
 教頭:HR での実施である。
 
 委員 D:書面参加
         具体的に進捗状況の記載がなされており、大変分かりやすい報告と思いますが、全
         体を通して、第 1 回運営協議会で示された評価指標との比較といいましょうか、数値的
         なものをもう少しお出しいただければと感じました。例えば短縮授業日については 30%
         削減について、ほぼほぼ達成しているのでは。
         地域連携において、ボランティア参加報告が無い、とのことでした。個の取組みと自治
         会としての取組みは異なるかと思いますが、様々なメニューはありますので社協にご相
         談いただければと存じます。
 
 (2)生徒指導及び進路指導の状況について
 首席:生徒指導及び進路指導の状況について報告する。今年度の行事であるが、昨日と本日が文
       化祭である。新型コロナウイルスの感染防止のため、飲食模擬店は実施せず、舞台発表と
       ゲーム縁日のみとした。文化祭は3年ぶりの実施であるため、生徒達は非常に楽しんでい
       る。修学旅行については、4 年生が 6 月 22 日24 日に沖縄に行った。本来は、昨年度に
       修学旅行に行っていたはずだが、新型コロナウイルスの影響で延期していたため、今年は
       予定通り実施することができてよかった。3 年生は 10 月 26 日28 日に沖縄に行く予定で
       ある。部活動における成果として、卓球部の生徒が大阪での予選を勝ち抜き、東京で開催
       された全国大会に参加した。生徒秋季発表大会と呼ばれる大阪府内の定時制・通信制高等
       学校が参加する行事についても、6名の生徒がそれぞれの活動で成果をあげている。令和
       4 年度の進路状況であるが、15 名の生徒が学校斡旋での就職1を希望し、指導を行っている。各
       社で選考が進んでいるが、すでに多くの生徒が内定を獲得している。今年度は、キャリア支援コー
       ディネーターという外部講師が生徒に直接指導してくれているため、高い内定率につながってい
       ると考えている。
 委員 A:先程の報告について意見質問はあるか。
 委員 A:外国籍の生徒の多くは家族滞在の資格であり、そのような生徒は高校卒業によって、在
         留資格が変わっていくと思う。就職2活動時に、企業側はそのような事情を理解して採用
         しているのか?
 首席:今年度に関しては、アルバイトを継続することになっている。昨年度に関しては、そうい
       った生徒がいなかったので、状況はわからない。
 教頭:他校の状況等を聞いていると、アルバイトを継続して、アルバイト先で正社員になること
       が多いようである。
 
 
 (3)スクーミッションの策定について
 教頭:3回の職員研修を通してスクールミッションを策定する予定であり、すでに第1回目の研
       修が終わっている。この研修では、スクールミッションを策定するだけでなく、ホワイト
       ボード会議等を学ぶことで教員の資質向上を図るねらいもある。現在は、1回目の研修で
       出てきたキーワードを元に案を作成している。
 委員 A:スクールミッション策定と職員の研修を合わせているということか?
 准校長:スクールミッションには学校経営計画を中心に研修結果を踏まえて落とし込む予定であ
         る。スクールミッションに関しては、協議会で案を承認してもらう必要がある。3回目
         の研修を終えてからスクールミッションを完成させる予定であるため、研修後に作成し
         たスクールミッションを書面で委員の先生方に送付させてもらう形式としたい。
 委員 A:メール審議という形式でよいか?
 委員 A:特に異論はないようなので、スクールミッション承認については、メール審議の形式で
         行う。
 准校長:今回の取り組みは研修を通して職員にスキルをみにつけてほしいというねらいがある。
 委員 A:3回の研修は全て同じ講師か?
 准校長:同じ講師で、東京の方である。研修でのワークの結果を見ていると、それぞれが考えて
         いることが可視化されとてもよかった。
 委員 B:いわゆる経営学的な研修であると思う。様々な手法があるが、このような研修を実施す
         ると自分が所属する組織を客観視できるので、非常に良いと思う。
 准校長:研修をよい機会にしたいと考えている。
 
 
 (4)そのほか
 委員 A:教科用図書採択について報告がある。
 教頭:前回の会議で採択スケジュールを示したが、その結果を表にまとめている。
 委員 B:新学習指導要領では新しい科目が増えるようであるが、日本史探究等の新たな科目はな
         いのか?
 首席:日本史探究は来年度の開講はない。3 年後に開講予定である。来年度は、地理総合や言語
       文化等の科目が開講予定である。