大阪教育大学附属高等学校池田校舎
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令和3年度 学校自己評価 大阪教育大学附属高等学校池田校舎
区分 項目 現状 課題 達成目標・方略 進捗状況 到達度 今後の課題
・科目選択の傾向はさらに変化し,講座編成,学級編成が
・将来を見据えた主体的学習姿勢を養う ・3年生の出席状況の把握方法に関して,校務支援ソフトと
困難となってきた。
科目選択機会の活用 の連携を考える必要がある。
・次期教育課程の編成はできたが,この教育課程による入
・生徒の学力の多面的評価についての ・各学年及び各教科と適切に連携し,生徒が希望する科目をできるだ ・校務支援ソフトの運用については試行的運用から本格的
試制度に不確定な要素が多く,見直しが必要となる可能性
教務面からの検討 け良好な学習環境で履修できるように講座編成を行う。 運用に移る必要があるが,現時点では教務の業務増大に
がある。
教 本校の教育目標に沿った教科の学習活 ・次期指導要領の教育課程編成につい ・次期指導要領の趣旨に従い,教育課程を編成するとともに,適切な なっている。
・大学入試の在り方が毎年のように変わり,生徒も進路指導
動の実践と適切な学習評価が行われる ての検討 評価(評定)のあり方について検討を行う。 ・次期教育課程の観点別評価については,校内の共通理
務 よう,教務内規に基づいて校務を分担し ・教務と進路の連携を意識した役割分担 ・進路情報の提供,生徒の進路希望の把握に努める。
担当も対応に苦労する状況が続いている。 4
解を深める必要がある。
部 ・コロナの影響で行事予定が大きく変わるなか,授業の進め
ている。 の検討 ・教育実習の在り方について,大学および連携校との連携を密にす ・WWLに関して,教務として検討することがまだ多くある。
方や授業形態の対応に各教科とも苦慮していた。
・生徒の立場に立った進路指導の推進 る。 ・教育実習については大学および系列校との連携をしっか
・教育実習については大学の改編の影響とコロナ対応の必
・有意義な教育実習の在り方の検討 ・校務支援ソフトの円滑な運用を目指す。 りと取りながら,新たな状況に対応していく必要がある。
要性によって,大きな変化が求められている。
・教務関係事務の効率的な進め方の検 ・大学の入試制度の変化に対応した進路指導を心掛ける
・校務支援ソフトの制約が多く,校内システムとのすり合わ
討 必要がある。
せが大変である。
・各学年より1名,養護教諭,部長の5名
体制。
・他者を尊重し,お互いに支え合い,高
・健康診断,教育相談,自転車安全指 ・学校生活の中で他者への思いやりや共感できる心を大切
生 め合える集団づくり。 ・登下校中のトラブルに関する報告があった。
導,清掃指導,遺失物管理,対外的な対 ・学校生活,社会生活におけるマナーの指導。 にする総合的な指導。
活 ・担任,養護教諭,スクールカウンセラー ・届け出された盗難件数は減少した。
応,校門指導,問題行動時の指導,その ・基本的な生活習慣についての支援。 ・安全,安心,信頼の空間づくり。
(SC),学校安全推進センター,スクール ・各学年による「生指人権LHR」が有効に活用されていた。
指 他生活指導全般にかかわる支援を担
ソーシャルワーカー(SSW)と連携した生
・担任,養護教諭,スクールカウンセラー(SC),学校安全推進セン
・生活指導部,担任,養護教諭,スクールカウンセラー
4 ・生徒の状況を全体で把握し,支援できる体制づくり。
導 当。 ター,スクールソーシャルワーカー(SSW)との連携,連絡体制の強化。 ・規範意識や情報リテラシーの向上。
徒支援体制の構築および運営。 (SC),学校安全推進センター,スクールソーシャルワーカー
部 ・1年生からChromebookが導入され,学 ・北摂地区補導連絡協議会への参加と情報交換。 ・清掃,整理整頓の徹底。
・安全で安心できる学習環境の整備。 (SSW)間で情報共有を行うことができた。
校生活でより一層ICTの活用がみられる ・欠席,遅刻,入校証忘れの減少。
・メディアリテラシー教育の充実。
ことから,関連した課題への対応が求め
られる。
昨年度に引き続き,6名の部員で構成。 ・生徒が行事や企画を検討する際,「な
主に以下の仕事を担当。 ぜその行事や企画を行うのか?」「どの
教 ・執行部,委員会3役で集まり意見交換や情報共有する場
・生徒会指導(生徒会執行部や委員会 ような効果が得られるのか?」といった ・各行事や企画において,「本質を追求する姿勢」と,「活動
科 ・1つ1つの生徒会行事や企画の意義・目的をふまえて活動内容を整 を定期的に設定した。その場において,個々の生徒会行事
の指導,生徒会行事の運営,部・同好会 目的・目標・理想像など(=行事や企画 の意義を明確にし,主体的かつ効率的に活動に取り組む
理し,よりよい方策を検討させる機会をつくる。 や企画の意義・目的を再確認し,より効率的な執行部・委員
外 活動全体に関係する仕事の指導・調整) の「幹」となる部分)を最初に考える習慣 姿勢」を生徒に定着させる指導を継続すること。
・Google ClassroomやFormsなどのオンラインツールを活用し,生徒の 会活動を意識させることができた。 3
活 ・LHR運営指導・調整(リーダー(執行部・ を身につけさせること。
活動に適宜フィードバックを行うことで,計画的かつ継続的な委員会 ・G-Suiteを活用し,1年間の活動記録とふり返り,次年度の
・教員の入れ替わりによる指導の方向性の微妙な差異をな
校 動 代議員)研修,活動場所の調整,LHR使 ・少ない部員数で最大限の効率を生み くし,学校として一本筋の通った教科外活動指導を継続す
活動を行うことができるようにする。 検討課題等を蓄積させることができた。これらの資料を次年
務 部 用物品の管理) だせる生徒会の指導方法を確立するこ ること。
度以降の生徒の活動に適切に還元することが課題となる。
分 ・部長含む4名が担任兼務。2名が学年 と。
副担兼務。担任外は0名。
掌
(
部
)
・小中高共同で研究協議会,部会,研修会を定期的に持 ・池田地区附属学校(小中高)の育てたい生徒の実現に向
・池田地区附属学校(小中高)共同研究 ・新学習指導要領の趣旨を踏まえた授
ち,池田地区附属学校研究発表会(小中高共同研究テー けて,効果的な協働のあり方を検討する。次年度の研究会
に取り組み,公開授業研究会で成果発 業モデルを,池田地区附属小・中学校,
・高校の研究課題に取り組んで授業改善を進め,小中高を通した児 マ:社会とつながり,明日を切り拓く資質・能力の育成)をオ については各校種別で実施し,それぞれの取り組みの周
表をしている。 大教大教員等と協働して開発する。
童・生徒の学びの在り方を視野に入れて研究する。 ンラインで開催した(2021年11月20日)。 知と2023年度に向けた研究活動の検討を行う。
・研究成果を『研究紀要』にまとめ,他機 ・近年の動向を踏まえた研究テーマを掲
・研究内容を広く発信するために,高校の実践発信サイト「一人ひとり ・2021年1月23日高校の実践発信サイトを年度更新をしな ・研究テーマに全教員が取り組み,教科会議において議論
関への送付や本学リポジトリ登録にて発 げて全教員が取り組んで発信し,他校,
教 の学びを深める授業」を作成し公開する。公開授業研究会の参加者を がら公開中。昨年度研究授業,教科や校務分掌に関連する を深めて日常的な授業改善に努める。
信している。 他機関との協働的な取り組みを推進す
育 増やし,「研究紀要」の内容充実に努める。 研究,年間研究記録を「研究紀要」に掲載。昨年度の「研究 ・池田地区附属学校の教育目標実現の核として「総合的な
・グローバル探究I,グローバル探究II る。
・「グローバル探究I,II」に関する議論の頻度を増やすことで,授業 紀要」を大教大リポジトリに登録。 探究の時間」を位置付ける。これまでの素地を生かした各
研 の教員チームを統括(学年担任団と連 ・「グローバル探究(総合的な探究の時
内容の充実と担当者の荷重軽減を図る。また授業内容をHPに定期的 ・「グローバル探究I,II」は概ね予定通りに実施すること
4
校のカリキュラムの上に異学年連携や教科教育の連携を
究 携をとって運営,チームの協力体制構 間)」の継続的・発展的な指導体制の構
にアップし,普及を図る。 ができた。「グローバル探究I」については池田地区研究会 取り入れて内容の充実を図り,地区としてカリキュラム開発
部 築)している。 築と外部向けの発信の強化。
・WWL推進委員会と連携し,評価指標について原案を作成する。事業 で発表を行った。 をめざす。
・WWL事業の「グローバル探究」やイノ ・グローバルでイノベーティブな人材育成
初年度として運用する。 ・「イノベーティブ・シンキング」については,計画していた内 ・WWL事業の「グローバル探究」やイノベーティブ人材の評
ベーティブ人材の評価に関する研究を (新規事業)に関して,評価指標を研究
・IB教育についてのこれまでの研究成果や実践等を踏まえ,学習活動 容を概ね実施することができた。また評価指標については 価に関する研究を継続し,よりよい評価活動の実現をめざ
担当する。 開発することが必要。
の一部に取り入れる。 原案を作成し,それをもとに評価を行う予定。 す。
・国際バカロレア教育(IB)に関する研究 ・IBのDPを実践するだけの人員や施設
・IBのTOKを「グローバル探究」に一部取り入れるなど,一条 ・IB教育の研究を踏まえ,IB教育のエッセンスを一条校で
(大学中期計画最終年)の総括を行う。 が不十分であること。
校での導入について実践的に研究している。 生かしていく。
・令和3年3月に「SPS認証支援校 計画
・大阪教育大学の後藤先生にSPS推薦委員として7月の学
&実践報告書 2020年度」を作成。全教
校安全委員会に参加いただき助言を得た。
員および第3回学校安全委員会参加者 ・SPS認証校の内定はいただいたが課題は多い。具体的
・かつて年1回であった防災訓練が火災対応と地震対応の
に配布した。 には,安全点検体制の拡充,学校安全活動への生徒のよ
・安全で安心な学校つくりの結果として 2回の訓練となった。
・2020年度の学校安全委員会での生徒 ・SPS推薦委員の指導・助言を受けつつ,SPSの7つの指標を達成す り一層の参加,安全教育の開発などである。学校安全委員
のSPS7つの指標の達成 ・地震対応避難訓練を教員と生徒が共同で企画・実施した。
代表発言をふまえ,今年は防災訓練の る。 会の活用やSPSサポーター委嘱制度の導入などをその対
・学校安全への高校生の参画をどのよう ・「学校安全マニュアル」の防犯隊における役割が明確化で
総 回数をこれまでの2回から3回に増やす ・学校安全委員会での生徒代表の意見を積極的に取り入れる。 応策として検討中である。
に実現するかの検討 きた。
予定である。 ・「安全マニュアル」を見直し必要な改訂を行う。 ・まだ「さすまた」がない場所への配置,「捕獲ネット」など安
務 ・学校安全マニュアルに自衛消防隊(運
・「安全マニュアル」の改訂
・「さすまた」を廊下などに配置する。
・「安全点検表」の結果を生徒代表にフィードバックできた。 4
全関係用品の充実が必要。
部 ・「安全点検表」の内容の再確認と活用 ・「さすまた」を廊下に配置できた。
用細則)を追加し「負傷者発見の際の対 ・「安全点検表」の結果を生徒にフィードバックすることで,生徒が主体 ・備蓄品の検討
・職員室・事務室・研究室以外の場所へ ・「1mものさし」を防犯用として各教室に配置できた。
応」が追加できた。さらなる改善が必要 的に学校安全に関わる仕組みをつくる。 ・附属小学校や中学校とのさらなる連携について検討が必
の「さすまた」の設置 ・非常時に使用する医療品袋を各教室に配置でき,その用
である。 ・生徒貸出し用chromebookのルールづくりと運用 要。
・生徒貸出用chromebookの管理と運用 途を風紀委員と保健委員が他生徒に説明した。
・不審者侵入時の「さすまた」が職員室・ ・職員会議や校務分掌関係など内規集の一層の充実を図
・SPS実地審査があり,SPS認証が内定した。
事務室・研究室にしかない。 る。
・生徒貸出しchromebookのルールが作成され運用できた。
・安全業務に備蓄品の管理が追加され
・職員会議をリモートで行うためのルールを作成した。
た。
・修学旅行,遠足に関して目的や行程,安全面で適切な内
・昨年度(2020年度)に新設され2年目を
学 容であるかを内規に照らし合わせて検討し,問題点を企画
迎えた。
校 本委員会設立以前の学校としての課題 者に示した。 ・昨年度に作成した修学旅行,遠足,研修合宿に関する内
・内規に照らし合わせて,修学旅行,遠 ・修学旅行,遠足,研修合宿に関して,目的や内容,行程等が適切に
行 として,修学旅行,遠足,研修合宿に関 ・今年度の視聴覚行事「古典芸能」として落語鑑賞を行っ 規を全職員に十分に理解してもらう必要がある。
足などに関して委員会で内容を検討す 企画されているか,昨年承認された内規とも照らし合わせて検討し,
する内規が存在せず,情報の共有や円 た。参加した生徒たちの鑑賞態度,反応も良く,事後アン ・各学年と連携をとり,安全かつ円滑に教育的に意義のあ
事 る。
滑な引き継ぎがなされていなかった。本
職員会議で承認を得る。
ケートでもほとんど全ての生徒が好意的な感想を述べてい
4
る学校行事を運営していく。
委 ・本年度の視聴覚行事の運営を行う。 ・今年度の視聴覚行事である「古典芸能」の運営を行う。
年度は昨年承認された内規に則って,本 た。 ・視聴覚行事に関しては,主に3年生の出席率の向上が課
員 ・次年度の視聴覚行事の企画,立案,予 ・次年度の視聴覚行事である「演劇」の企画立案を行う。
委員会で検討を行った。 ・次年度の視聴覚行事「演劇」では宝塚観劇を実施する予 題である。
会 約を行う。
定である。スタンダードな2幕もので,お芝居とレビューの両
・次年度の研修合宿の予約を行う。
方が楽しめる構成になっている。
・学校説明会(SG),オンライン学校説明 ・昨年度に比べ受験者数は増加したが,さらに本校の魅力
会 ・課題解決のため,学校説明会や中学校訪問などの内容をより実効 を知ってもらえるように継続的に広報活動を行う。
広 ・学校案内及び学校ホームページを刷新した。
・体験授業 性のあるものに変え,本校の魅力を伝える機会を十分に活用するべく ・参加者アンケートを踏まえて来年度のスクールガイダンス
報 ・学校紹介動画,国際枠入学希望者向け動画を作成した。
・中学校訪問 努める。 の実施内容を検討する。また,参加する受験生の負担にな
・本校の教育活動とその魅力を中学校 ・コロナ禍ではあったが,オンラインスクールガイダンス,ス
委 ・学校案内の作成と各中学校への案内
や受験生に十分に伝えきれていない。
・体験授業や在校生によるスクールライフ紹介など,中学生のニーズ
クールガイダンスを実施し,受験生に本校の魅力を体験して
5 らず,進路検討がしやすい時期に実施する。
員 送付 に合った学校説明会の実施 ・中学校訪問の時期を早め,本校の紹介とスクールガイダ
もらう機会を作ることができた。
会 ・学校HPの管理・更新 ・学校ホームページの内容やデザインの刷新 ンスの案内を行う。
・夏期に行う中学校訪問数を増やすことができた。
・大阪府公立高校進学フェアWeb版への ・学校案内冊子の送付,中学校訪問の拡大 ・学校案内の内容の更なる改善を行う。
掲載
・学校のHPにおいて,国際交流活動に
関する広報活動が定着しつつある。
・大阪ユネスコスクールネットワークの加
校 ・コロナ禍において,海外のASPnet校と
国 盟校としての活動実績が,学校内での
の交流をどのように継続・発展させていく
務 際 活動において効率的に還元されていな
べきか。
・韓国・サンダン高校との交流において,Zoomを活用した国
・引き続き,留学生の受け入れ態勢を整える。
分 教 い。 際的な交流会を実施した。オンライン交流2年目の今年度
・学校内での活動(「グローバル探究I・ ・オンラインツールを活用した国際的な交流のあり方を確立する。 ・引き続き,学校内での活動と大阪・関西ASPnetにおける
掌 ・海外のASPnet校との交流が限定的で は3日間のプログラムを準備し,ディスカッションを含めて対
育 II」,ユネスコ部の取り組み,生徒会執 ・本委員会の活動や,海外のASPnet校との学び合いや大阪・関西 4 活動を効果的に連関させる方法を検討する。
(
ある。 面実施の時と同程度の交流ができた。
委 行部の取り組みなど)と大阪・関西 ASPnet加盟校としての取り組みを様々な場面で発信する。 ・海外の高校とのオンラインツールを用いた交流方法を確
・留学生の受け入れ態勢を整理している ・大阪・関西ASPnet加盟校としての取り組みを「マルカル通
委 員 段階である。
ASPnetにおける活動をどのように連結さ
信」で発信した。
立する。
員 会 せるか(相乗効果を一層生みだすための
・国際枠入試に
合格
1
した生徒の交流会
会 方策)。
を通じて,当該生徒が本校での生活に
・ 早く慣れることができるよう対応してい
W る。
G
)
・昨年度は「探究活動の支援(ICT活用 ・学校のICT環境を整備する ・BYAD環境に関しては導入段階より移行段階へ向けての
情 および図書館活用を含んだメディア活 ・学校全体の情報化推進 ・情報活用力育成のための教育を推進し,日本におけるメディア活用 ・生徒のWi-Fiアカウントの作成,付与,管理 接続をシームレスに行う。
報 用)」としていたが,コロナ禍によるICT活 ・新入生へのガイダンス実施や機器購入 教育をリードする実践をめざす。 ・教員研修を実施する ・新型コロナ感染症拡大に伴い,ICT推進が急務となった。
化 用の需要の高まりの中,ICT環境整備を の告知 ・生徒の探究活動の支援 ・校内の1人1ID(端末)環境を構築 そのため,ICT業務が増大し,図書館活用の業務との兼任
推 行っている。 ・附属池田中学校との連携 ・情報メディア(ICTと図書)活用力の育成 ・探究活動におけるメディア活用(ICTおよび図書館活用)を が難しくなっている。図書館活用業務は委員会から独立さ
4
進 ・具体的には校内のID管理(Googleや ・大阪教育大学との連携 ・それらをサポートする教員の指導体制の構築,指導力向上 支援 せたほうが良い。
委 Wi-fi)や端末の管理を担っている。 ・校内の各分掌との連携 ・BYAD環境の構築と改善 ・本校HPで2021年度からのBYAD導入について広報の実施 ・新入生オリエンテーションおよび新着任教職員オリエン
員 ・2021年度新入生より実施するBYAD環 ・教職員への周知 ・採用する端末,およびアプリの選定 ・2023年度入学生でBYAD全学年完全実施ができる予定 テーションの実施。
会 境構築に際して,Chromebookの導入過 ・学校図書館の利用向上 ・ICT機器を利活用した教育活動についての研修の実施 ・生徒に対する使用方法やモラルに関する指導について ・学習支援システムの導入の検討。
程の作業を担っている。 は,ガイドラインの作成とともに継続中 ・校内での分掌間の連携の在り方の検討
・「グローバル探究I,II」,「データサイエンス基礎」を必修
W 科目として実施した。
W ワールド・ワイド・ラーニングコンソーシア ・WWLの目標の趣旨を生かしたプログラ ・WWLとしての探究活動を目指し,1,2年生全員を対象として,「グ ・1,2年生の希望者対象に「イノベーティブシンキング」,
L ・今年度開講したプログラムについて,より充実度を増すた
ム構築支援事業の共同実施校として, ムを新規に企画・運営を行い,継続性を ローバル探究I,II」の授業を進めていく。 「データサイエンス」,「エンパワメントプログラム」,「ランチタ
めに内容の吟味や今後の継続性を検討する必要がある。
推 世界で活躍できるイノベーティブなグ 意識して,その運営方法を模索・確立す ・幅広く探究に関わる意欲や能力を高めるため,特定の内容に偏るこ イムチャット」など多種のプログラムを実施した。
5 ・今年度の高校生国際会議はコロナ禍の影響でほぼ全面
進 ローバル人材を育成するプログラムを構 る。 とのないように,多様なプログラムを企画・実施する。 ・1月には高校生国際会議を2日間開催した。
的にオンラインでの実施となったが,次年度は対面実施に
委 築することを目標として校内プログラム ・校内だけでの実施ではなく,関係機関 ・管理機関である大阪教育大学や拠点校の平野校舎,および連携機 ・新しく企画・開発したプログラムが多く,またコロナ禍による
備えて体制づくりに早くから取り組むことが必要である。
員 を企画・実施していく。 との連携をとり協働して実施していく。 関,連携校との調整を適切に行っていく。 急な予定変更や実施内容の変更もあり,それぞれに課題が
残ったが,大学,平野校舎,国内外の連携校と共同して実
会
施することで得られた成果は大きい。
令和3年度 学校自己評価 大阪教育大学附属高等学校池田校舎
区分 項目 現状 課題 達成目標・方略 進捗状況 到達度 今後の課題
・科目選択の傾向はさらに変化し,講座編成,学級編成が
・将来を見据えた主体的学習姿勢を養う ・3年生の出席状況の把握方法に関して,校務支援ソフトと
困難となってきた。
科目選択機会の活用 の連携を考える必要がある。
・次期教育課程の編成はできたが,この教育課程による入
・生徒の学力の多面的評価についての ・各学年及び各教科と適切に連携し,生徒が希望する科目をできるだ ・校務支援ソフトの運用については試行的運用から本格的
試制度に不確定な要素が多く,見直しが必要となる可能性
教務面からの検討 け良好な学習環境で履修できるように講座編成を行う。 運用に移る必要があるが,現時点では教務の業務増大に
がある。
教 本校の教育目標に沿った教科の学習活 ・次期指導要領の教育課程編成につい ・次期指導要領の趣旨に従い,教育課程を編成するとともに,適切な なっている。
・大学入試の在り方が毎年のように変わり,生徒も進路指導
動の実践と適切な学習評価が行われる ての検討 評価(評定)のあり方について検討を行う。 ・次期教育課程の観点別評価については,校内の共通理
務 よう,教務内規に基づいて校務を分担し ・教務と進路の連携を意識した役割分担 ・進路情報の提供,生徒の進路希望の把握に努める。
担当も対応に苦労する状況が続いている。 4
解を深める必要がある。
部 ・コロナの影響で行事予定が大きく変わるなか,授業の進め
ている。 の検討 ・教育実習の在り方について,大学および連携校との連携を密にす ・WWLに関して,教務として検討することがまだ多くある。
方や授業形態の対応に各教科とも苦慮していた。
・生徒の立場に立った進路指導の推進 る。 ・教育実習については大学および系列校との連携をしっか
・教育実習については大学の改編の影響とコロナ対応の必
・有意義な教育実習の在り方の検討 ・校務支援ソフトの円滑な運用を目指す。 りと取りながら,新たな状況に対応していく必要がある。
要性によって,大きな変化が求められている。
・教務関係事務の効率的な進め方の検 ・大学の入試制度の変化に対応した進路指導を心掛ける
・校務支援ソフトの制約が多く,校内システムとのすり合わ
討 必要がある。
せが大変である。
・各学年より1名,養護教諭,部長の5名
体制。
・他者を尊重し,お互いに支え合い,高
・健康診断,教育相談,自転車安全指 ・学校生活の中で他者への思いやりや共感できる心を大切
生 め合える集団づくり。 ・登下校中のトラブルに関する報告があった。
導,清掃指導,遺失物管理,対外的な対 ・学校生活,社会生活におけるマナーの指導。 にする総合的な指導。
活 ・担任,養護教諭,スクールカウンセラー ・届け出された盗難件数は減少した。
応,校門指導,問題行動時の指導,その ・基本的な生活習慣についての支援。 ・安全,安心,信頼の空間づくり。
(SC),学校安全推進センター,スクール ・各学年による「生指人権LHR」が有効に活用されていた。
指 他生活指導全般にかかわる支援を担
ソーシャルワーカー(SSW)と連携した生
・担任,養護教諭,スクールカウンセラー(SC),学校安全推進セン
・生活指導部,担任,養護教諭,スクールカウンセラー
4 ・生徒の状況を全体で把握し,支援できる体制づくり。
導 当。 ター,スクールソーシャルワーカー(SSW)との連携,連絡体制の強化。 ・規範意識や情報リテラシーの向上。
徒支援体制の構築および運営。 (SC),学校安全推進センター,スクールソーシャルワーカー
部 ・1年生からChromebookが導入され,学 ・北摂地区補導連絡協議会への参加と情報交換。 ・清掃,整理整頓の徹底。
・安全で安心できる学習環境の整備。 (SSW)間で情報共有を行うことができた。
校生活でより一層ICTの活用がみられる ・欠席,遅刻,入校証忘れの減少。
・メディアリテラシー教育の充実。
ことから,関連した課題への対応が求め
られる。
昨年度に引き続き,6名の部員で構成。 ・生徒が行事や企画を検討する際,「な
主に以下の仕事を担当。 ぜその行事や企画を行うのか?」「どの
教 ・執行部,委員会3役で集まり意見交換や情報共有する場
・生徒会指導(生徒会執行部や委員会 ような効果が得られるのか?」といった ・各行事や企画において,「本質を追求する姿勢」と,「活動
科 ・1つ1つの生徒会行事や企画の意義・目的をふまえて活動内容を整 を定期的に設定した。その場において,個々の生徒会行事
の指導,生徒会行事の運営,部・同好会 目的・目標・理想像など(=行事や企画 の意義を明確にし,主体的かつ効率的に活動に取り組む
理し,よりよい方策を検討させる機会をつくる。 や企画の意義・目的を再確認し,より効率的な執行部・委員
外 活動全体に関係する仕事の指導・調整) の「幹」となる部分)を最初に考える習慣 姿勢」を生徒に定着させる指導を継続すること。
・Google ClassroomやFormsなどのオンラインツールを活用し,生徒の 会活動を意識させることができた。 3
活 ・LHR運営指導・調整(リーダー(執行部・ を身につけさせること。
活動に適宜フィードバックを行うことで,計画的かつ継続的な委員会 ・G-Suiteを活用し,1年間の活動記録とふり返り,次年度の
・教員の入れ替わりによる指導の方向性の微妙な差異をな
校 動 代議員)研修,活動場所の調整,LHR使 ・少ない部員数で最大限の効率を生み くし,学校として一本筋の通った教科外活動指導を継続す
活動を行うことができるようにする。 検討課題等を蓄積させることができた。これらの資料を次年
務 部 用物品の管理) だせる生徒会の指導方法を確立するこ ること。
度以降の生徒の活動に適切に還元することが課題となる。
分 ・部長含む4名が担任兼務。2名が学年 と。
副担兼務。担任外は0名。
掌
(
部
)
・小中高共同で研究協議会,部会,研修会を定期的に持 ・池田地区附属学校(小中高)の育てたい生徒の実現に向
・池田地区附属学校(小中高)共同研究 ・新学習指導要領の趣旨を踏まえた授
ち,池田地区附属学校研究発表会(小中高共同研究テー けて,効果的な協働のあり方を検討する。次年度の研究会
に取り組み,公開授業研究会で成果発 業モデルを,池田地区附属小・中学校,
・高校の研究課題に取り組んで授業改善を進め,小中高を通した児 マ:社会とつながり,明日を切り拓く資質・能力の育成)をオ については各校種別で実施し,それぞれの取り組みの周
表をしている。 大教大教員等と協働して開発する。
童・生徒の学びの在り方を視野に入れて研究する。 ンラインで開催した(2021年11月20日)。 知と2023年度に向けた研究活動の検討を行う。
・研究成果を『研究紀要』にまとめ,他機 ・近年の動向を踏まえた研究テーマを掲
・研究内容を広く発信するために,高校の実践発信サイト「一人ひとり ・2021年1月23日高校の実践発信サイトを年度更新をしな ・研究テーマに全教員が取り組み,教科会議において議論
関への送付や本学リポジトリ登録にて発 げて全教員が取り組んで発信し,他校,
教 の学びを深める授業」を作成し公開する。公開授業研究会の参加者を がら公開中。昨年度研究授業,教科や校務分掌に関連する を深めて日常的な授業改善に努める。
信している。 他機関との協働的な取り組みを推進す
育 増やし,「研究紀要」の内容充実に努める。 研究,年間研究記録を「研究紀要」に掲載。昨年度の「研究 ・池田地区附属学校の教育目標実現の核として「総合的な
・グローバル探究I,グローバル探究II る。
・「グローバル探究I,II」に関する議論の頻度を増やすことで,授業 紀要」を大教大リポジトリに登録。 探究の時間」を位置付ける。これまでの素地を生かした各
研 の教員チームを統括(学年担任団と連 ・「グローバル探究(総合的な探究の時
内容の充実と担当者の荷重軽減を図る。また授業内容をHPに定期的 ・「グローバル探究I,II」は概ね予定通りに実施すること
4
校のカリキュラムの上に異学年連携や教科教育の連携を
究 携をとって運営,チームの協力体制構 間)」の継続的・発展的な指導体制の構
にアップし,普及を図る。 ができた。「グローバル探究I」については池田地区研究会 取り入れて内容の充実を図り,地区としてカリキュラム開発
部 築)している。 築と外部向けの発信の強化。
・WWL推進委員会と連携し,評価指標について原案を作成する。事業 で発表を行った。 をめざす。
・WWL事業の「グローバル探究」やイノ ・グローバルでイノベーティブな人材育成
初年度として運用する。 ・「イノベーティブ・シンキング」については,計画していた内 ・WWL事業の「グローバル探究」やイノベーティブ人材の評
ベーティブ人材の評価に関する研究を (新規事業)に関して,評価指標を研究
・IB教育についてのこれまでの研究成果や実践等を踏まえ,学習活動 容を概ね実施することができた。また評価指標については 価に関する研究を継続し,よりよい評価活動の実現をめざ
担当する。 開発することが必要。
の一部に取り入れる。 原案を作成し,それをもとに評価を行う予定。 す。
・国際バカロレア教育(IB)に関する研究 ・IBのDPを実践するだけの人員や施設
・IBのTOKを「グローバル探究」に一部取り入れるなど,一条 ・IB教育の研究を踏まえ,IB教育のエッセンスを一条校で
(大学中期計画最終年)の総括を行う。 が不十分であること。
校での導入について実践的に研究している。 生かしていく。
・令和3年3月に「SPS認証支援校 計画
・大阪教育大学の後藤先生にSPS推薦委員として7月の学
&実践報告書 2020年度」を作成。全教
校安全委員会に参加いただき助言を得た。
員および第3回学校安全委員会参加者 ・SPS認証校の内定はいただいたが課題は多い。具体的
・かつて年1回であった防災訓練が火災対応と地震対応の
に配布した。 には,安全点検体制の拡充,学校安全活動への生徒のよ
・安全で安心な学校つくりの結果として 2回の訓練となった。
・2020年度の学校安全委員会での生徒 ・SPS推薦委員の指導・助言を受けつつ,SPSの7つの指標を達成す り一層の参加,安全教育の開発などである。学校安全委員
のSPS7つの指標の達成 ・地震対応避難訓練を教員と生徒が共同で企画・実施した。
代表発言をふまえ,今年は防災訓練の る。 会の活用やSPSサポーター委嘱制度の導入などをその対
・学校安全への高校生の参画をどのよう ・「学校安全マニュアル」の防犯隊における役割が明確化で
総 回数をこれまでの2回から3回に増やす ・学校安全委員会での生徒代表の意見を積極的に取り入れる。 応策として検討中である。
に実現するかの検討 きた。
予定である。 ・「安全マニュアル」を見直し必要な改訂を行う。 ・まだ「さすまた」がない場所への配置,「捕獲ネット」など安
務 ・学校安全マニュアルに自衛消防隊(運
・「安全マニュアル」の改訂
・「さすまた」を廊下などに配置する。
・「安全点検表」の結果を生徒代表にフィードバックできた。 4
全関係用品の充実が必要。
部 ・「安全点検表」の内容の再確認と活用 ・「さすまた」を廊下に配置できた。
用細則)を追加し「負傷者発見の際の対 ・「安全点検表」の結果を生徒にフィードバックすることで,生徒が主体 ・備蓄品の検討
・職員室・事務室・研究室以外の場所へ ・「1mものさし」を防犯用として各教室に配置できた。
応」が追加できた。さらなる改善が必要 的に学校安全に関わる仕組みをつくる。 ・附属小学校や中学校とのさらなる連携について検討が必
の「さすまた」の設置 ・非常時に使用する医療品袋を各教室に配置でき,その用
である。 ・生徒貸出し用chromebookのルールづくりと運用 要。
・生徒貸出用chromebookの管理と運用 途を風紀委員と保健委員が他生徒に説明した。
・不審者侵入時の「さすまた」が職員室・ ・職員会議や校務分掌関係など内規集の一層の充実を図
・SPS実地審査があり,SPS認証が内定した。
事務室・研究室にしかない。 る。
・生徒貸出しchromebookのルールが作成され運用できた。
・安全業務に備蓄品の管理が追加され
・職員会議をリモートで行うためのルールを作成した。
た。
・修学旅行,遠足に関して目的や行程,安全面で適切な内
・昨年度(2020年度)に新設され2年目を
学 容であるかを内規に照らし合わせて検討し,問題点を企画
迎えた。
校 本委員会設立以前の学校としての課題 者に示した。 ・昨年度に作成した修学旅行,遠足,研修合宿に関する内
・内規に照らし合わせて,修学旅行,遠 ・修学旅行,遠足,研修合宿に関して,目的や内容,行程等が適切に
行 として,修学旅行,遠足,研修合宿に関 ・今年度の視聴覚行事「古典芸能」として落語鑑賞を行っ 規を全職員に十分に理解してもらう必要がある。
足などに関して委員会で内容を検討す 企画されているか,昨年承認された内規とも照らし合わせて検討し,
する内規が存在せず,情報の共有や円 た。参加した生徒たちの鑑賞態度,反応も良く,事後アン ・各学年と連携をとり,安全かつ円滑に教育的に意義のあ
事 る。
滑な引き継ぎがなされていなかった。本
職員会議で承認を得る。
ケートでもほとんど全ての生徒が好意的な感想を述べてい
4
る学校行事を運営していく。
委 ・本年度の視聴覚行事の運営を行う。 ・今年度の視聴覚行事である「古典芸能」の運営を行う。
年度は昨年承認された内規に則って,本 た。 ・視聴覚行事に関しては,主に3年生の出席率の向上が課
員 ・次年度の視聴覚行事の企画,立案,予 ・次年度の視聴覚行事である「演劇」の企画立案を行う。
委員会で検討を行った。 ・次年度の視聴覚行事「演劇」では宝塚観劇を実施する予 題である。
会 約を行う。
定である。スタンダードな2幕もので,お芝居とレビューの両
・次年度の研修合宿の予約を行う。
方が楽しめる構成になっている。
・学校説明会(SG),オンライン学校説明 ・昨年度に比べ受験者数は増加したが,さらに本校の魅力
会 ・課題解決のため,学校説明会や中学校訪問などの内容をより実効 を知ってもらえるように継続的に広報活動を行う。
広 ・学校案内及び学校ホームページを刷新した。
・体験授業 性のあるものに変え,本校の魅力を伝える機会を十分に活用するべく ・参加者アンケートを踏まえて来年度のスクールガイダンス
報 ・学校紹介動画,国際枠入学希望者向け動画を作成した。
・中学校訪問 努める。 の実施内容を検討する。また,参加する受験生の負担にな
・本校の教育活動とその魅力を中学校 ・コロナ禍ではあったが,オンラインスクールガイダンス,ス
委 ・学校案内の作成と各中学校への案内
や受験生に十分に伝えきれていない。
・体験授業や在校生によるスクールライフ紹介など,中学生のニーズ
クールガイダンスを実施し,受験生に本校の魅力を体験して
5 らず,進路検討がしやすい時期に実施する。
員 送付 に合った学校説明会の実施 ・中学校訪問の時期を早め,本校の紹介とスクールガイダ
もらう機会を作ることができた。
会 ・学校HPの管理・更新 ・学校ホームページの内容やデザインの刷新 ンスの案内を行う。
・夏期に行う中学校訪問数を増やすことができた。
・大阪府公立高校進学フェアWeb版への ・学校案内冊子の送付,中学校訪問の拡大 ・学校案内の内容の更なる改善を行う。
掲載
・学校のHPにおいて,国際交流活動に
関する広報活動が定着しつつある。
・大阪ユネスコスクールネットワークの加
校 ・コロナ禍において,海外のASPnet校と
国 盟校としての活動実績が,学校内での
の交流をどのように継続・発展させていく
務 際 活動において効率的に還元されていな
べきか。
・韓国・サンダン高校との交流において,Zoomを活用した国
・引き続き,留学生の受け入れ態勢を整える。
分 教 い。 際的な交流会を実施した。オンライン交流2年目の今年度
・学校内での活動(「グローバル探究I・ ・オンラインツールを活用した国際的な交流のあり方を確立する。 ・引き続き,学校内での活動と大阪・関西ASPnetにおける
掌 ・海外のASPnet校との交流が限定的で は3日間のプログラムを準備し,ディスカッションを含めて対
育 II」,ユネスコ部の取り組み,生徒会執 ・本委員会の活動や,海外のASPnet校との学び合いや大阪・関西 4 活動を効果的に連関させる方法を検討する。
(
ある。 面実施の時と同程度の交流ができた。
委 行部の取り組みなど)と大阪・関西 ASPnet加盟校としての取り組みを様々な場面で発信する。 ・海外の高校とのオンラインツールを用いた交流方法を確
・留学生の受け入れ態勢を整理している ・大阪・関西ASPnet加盟校としての取り組みを「マルカル通
委 員 段階である。
ASPnetにおける活動をどのように連結さ
信」で発信した。
立する。
員 会 せるか(相乗効果を一層生みだすための
・国際枠入試に
合格
2
した生徒の交流会
会 方策)。
を通じて,当該生徒が本校での生活に
・ 早く慣れることができるよう対応してい
W る。
G
)
・昨年度は「探究活動の支援(ICT活用 ・学校のICT環境を整備する ・BYAD環境に関しては導入段階より移行段階へ向けての
情 および図書館活用を含んだメディア活 ・学校全体の情報化推進 ・情報活用力育成のための教育を推進し,日本におけるメディア活用 ・生徒のWi-Fiアカウントの作成,付与,管理 接続をシームレスに行う。
報 用)」としていたが,コロナ禍によるICT活 ・新入生へのガイダンス実施や機器購入 教育をリードする実践をめざす。 ・教員研修を実施する ・新型コロナ感染症拡大に伴い,ICT推進が急務となった。
化 用の需要の高まりの中,ICT環境整備を の告知 ・生徒の探究活動の支援 ・校内の1人1ID(端末)環境を構築 そのため,ICT業務が増大し,図書館活用の業務との兼任
推 行っている。 ・附属池田中学校との連携 ・情報メディア(ICTと図書)活用力の育成 ・探究活動におけるメディア活用(ICTおよび図書館活用)を が難しくなっている。図書館活用業務は委員会から独立さ
4
進 ・具体的には校内のID管理(Googleや ・大阪教育大学との連携 ・それらをサポートする教員の指導体制の構築,指導力向上 支援 せたほうが良い。
委 Wi-fi)や端末の管理を担っている。 ・校内の各分掌との連携 ・BYAD環境の構築と改善 ・本校HPで2021年度からのBYAD導入について広報の実施 ・新入生オリエンテーションおよび新着任教職員オリエン
員 ・2021年度新入生より実施するBYAD環 ・教職員への周知 ・採用する端末,およびアプリの選定 ・2023年度入学生でBYAD全学年完全実施ができる予定 テーションの実施。
会 境構築に際して,Chromebookの導入過 ・学校図書館の利用向上 ・ICT機器を利活用した教育活動についての研修の実施 ・生徒に対する使用方法やモラルに関する指導について ・学習支援システムの導入の検討。
程の作業を担っている。 は,ガイドラインの作成とともに継続中 ・校内での分掌間の連携の在り方の検討
・「グローバル探究I,II」,「データサイエンス基礎」を必修
W 科目として実施した。
W ワールド・ワイド・ラーニングコンソーシア ・WWLの目標の趣旨を生かしたプログラ ・WWLとしての探究活動を目指し,1,2年生全員を対象として,「グ ・1,2年生の希望者対象に「イノベーティブシンキング」,
L ・今年度開講したプログラムについて,より充実度を増すた
ム構築支援事業の共同実施校として, ムを新規に企画・運営を行い,継続性を ローバル探究I,II」の授業を進めていく。 「データサイエンス」,「エンパワメントプログラム」,「ランチタ
めに内容の吟味や今後の継続性を検討する必要がある。
推 世界で活躍できるイノベーティブなグ 意識して,その運営方法を模索・確立す ・幅広く探究に関わる意欲や能力を高めるため,特定の内容に偏るこ イムチャット」など多種のプログラムを実施した。
5 ・今年度の高校生国際会議はコロナ禍の影響でほぼ全面
進 ローバル人材を育成するプログラムを構 る。 とのないように,多様なプログラムを企画・実施する。 ・1月には高校生国際会議を2日間開催した。
的にオンラインでの実施となったが,次年度は対面実施に
委 築することを目標として校内プログラム ・校内だけでの実施ではなく,関係機関 ・管理機関である大阪教育大学や拠点校の平野校舎,および連携機 ・新しく企画・開発したプログラムが多く,またコロナ禍による
備えて体制づくりに早くから取り組むことが必要である。
員 を企画・実施していく。 との連携をとり協働して実施していく。 関,連携校との調整を適切に行っていく。 急な予定変更や実施内容の変更もあり,それぞれに課題が
残ったが,大学,平野校舎,国内外の連携校と共同して実
会
施することで得られた成果は大きい。
令和3年度 学校自己評価 大阪教育大学附属高等学校池田校舎
区分 項目 現状 課題 達成目標・方略 進捗状況 到達度 今後の課題
・科目選択の傾向はさらに変化し,講座編成,学級編成が
・将来を見据えた主体的学習姿勢を養う ・3年生の出席状況の把握方法に関して,校務支援ソフトと
困難となってきた。
科目選択機会の活用 の連携を考える必要がある。
・次期教育課程の編成はできたが,この教育課程による入
・生徒の学力の多面的評価についての ・各学年及び各教科と適切に連携し,生徒が希望する科目をできるだ ・校務支援ソフトの運用については試行的運用から本格的
試制度に不確定な要素が多く,見直しが必要となる可能性
教務面からの検討 け良好な学習環境で履修できるように講座編成を行う。 運用に移る必要があるが,現時点では教務の業務増大に
がある。
教 本校の教育目標に沿った教科の学習活 ・次期指導要領の教育課程編成につい ・次期指導要領の趣旨に従い,教育課程を編成するとともに,適切な なっている。
・大学入試の在り方が毎年のように変わり,生徒も進路指導
動の実践と適切な学習評価が行われる ての検討 評価(評定)のあり方について検討を行う。 ・次期教育課程の観点別評価については,校内の共通理
務 よう,教務内規に基づいて校務を分担し ・教務と進路の連携を意識した役割分担 ・進路情報の提供,生徒の進路希望の把握に努める。
担当も対応に苦労する状況が続いている。 4
解を深める必要がある。
部 ・コロナの影響で行事予定が大きく変わるなか,授業の進め
ている。 の検討 ・教育実習の在り方について,大学および連携校との連携を密にす ・WWLに関して,教務として検討することがまだ多くある。
方や授業形態の対応に各教科とも苦慮していた。
・生徒の立場に立った進路指導の推進 る。 ・教育実習については大学および系列校との連携をしっか
・教育実習については大学の改編の影響とコロナ対応の必
・有意義な教育実習の在り方の検討 ・校務支援ソフトの円滑な運用を目指す。 りと取りながら,新たな状況に対応していく必要がある。
要性によって,大きな変化が求められている。
・教務関係事務の効率的な進め方の検 ・大学の入試制度の変化に対応した進路指導を心掛ける
・校務支援ソフトの制約が多く,校内システムとのすり合わ
討 必要がある。
せが大変である。
・各学年より1名,養護教諭,部長の5名
体制。
・他者を尊重し,お互いに支え合い,高
・健康診断,教育相談,自転車安全指 ・学校生活の中で他者への思いやりや共感できる心を大切
生 め合える集団づくり。 ・登下校中のトラブルに関する報告があった。
導,清掃指導,遺失物管理,対外的な対 ・学校生活,社会生活におけるマナーの指導。 にする総合的な指導。
活 ・担任,養護教諭,スクールカウンセラー ・届け出された盗難件数は減少した。
応,校門指導,問題行動時の指導,その ・基本的な生活習慣についての支援。 ・安全,安心,信頼の空間づくり。
(SC),学校安全推進センター,スクール ・各学年による「生指人権LHR」が有効に活用されていた。
指 他生活指導全般にかかわる支援を担
ソーシャルワーカー(SSW)と連携した生
・担任,養護教諭,スクールカウンセラー(SC),学校安全推進セン
・生活指導部,担任,養護教諭,スクールカウンセラー
4 ・生徒の状況を全体で把握し,支援できる体制づくり。
導 当。 ター,スクールソーシャルワーカー(SSW)との連携,連絡体制の強化。 ・規範意識や情報リテラシーの向上。
徒支援体制の構築および運営。 (SC),学校安全推進センター,スクールソーシャルワーカー
部 ・1年生からChromebookが導入され,学 ・北摂地区補導連絡協議会への参加と情報交換。 ・清掃,整理整頓の徹底。
・安全で安心できる学習環境の整備。 (SSW)間で情報共有を行うことができた。
校生活でより一層ICTの活用がみられる ・欠席,遅刻,入校証忘れの減少。
・メディアリテラシー教育の充実。
ことから,関連した課題への対応が求め
られる。
昨年度に引き続き,6名の部員で構成。 ・生徒が行事や企画を検討する際,「な
主に以下の仕事を担当。 ぜその行事や企画を行うのか?」「どの
教 ・執行部,委員会3役で集まり意見交換や情報共有する場
・生徒会指導(生徒会執行部や委員会 ような効果が得られるのか?」といった ・各行事や企画において,「本質を追求する姿勢」と,「活動
科 ・1つ1つの生徒会行事や企画の意義・目的をふまえて活動内容を整 を定期的に設定した。その場において,個々の生徒会行事
の指導,生徒会行事の運営,部・同好会 目的・目標・理想像など(=行事や企画 の意義を明確にし,主体的かつ効率的に活動に取り組む
理し,よりよい方策を検討させる機会をつくる。 や企画の意義・目的を再確認し,より効率的な執行部・委員
外 活動全体に関係する仕事の指導・調整) の「幹」となる部分)を最初に考える習慣 姿勢」を生徒に定着させる指導を継続すること。
・Google ClassroomやFormsなどのオンラインツールを活用し,生徒の 会活動を意識させることができた。 3
活 ・LHR運営指導・調整(リーダー(執行部・ を身につけさせること。
活動に適宜フィードバックを行うことで,計画的かつ継続的な委員会 ・G-Suiteを活用し,1年間の活動記録とふり返り,次年度の
・教員の入れ替わりによる指導の方向性の微妙な差異をな
校 動 代議員)研修,活動場所の調整,LHR使 ・少ない部員数で最大限の効率を生み くし,学校として一本筋の通った教科外活動指導を継続す
活動を行うことができるようにする。 検討課題等を蓄積させることができた。これらの資料を次年
務 部 用物品の管理) だせる生徒会の指導方法を確立するこ ること。
度以降の生徒の活動に適切に還元することが課題となる。
分 ・部長含む4名が担任兼務。2名が学年 と。
副担兼務。担任外は0名。
掌
(
部
)
・小中高共同で研究協議会,部会,研修会を定期的に持 ・池田地区附属学校(小中高)の育てたい生徒の実現に向
・池田地区附属学校(小中高)共同研究 ・新学習指導要領の趣旨を踏まえた授
ち,池田地区附属学校研究発表会(小中高共同研究テー けて,効果的な協働のあり方を検討する。次年度の研究会
に取り組み,公開授業研究会で成果発 業モデルを,池田地区附属小・中学校,
・高校の研究課題に取り組んで授業改善を進め,小中高を通した児 マ:社会とつながり,明日を切り拓く資質・能力の育成)をオ については各校種別で実施し,それぞれの取り組みの周
表をしている。 大教大教員等と協働して開発する。
童・生徒の学びの在り方を視野に入れて研究する。 ンラインで開催した(2021年11月20日)。 知と2023年度に向けた研究活動の検討を行う。
・研究成果を『研究紀要』にまとめ,他機 ・近年の動向を踏まえた研究テーマを掲
・研究内容を広く発信するために,高校の実践発信サイト「一人ひとり ・2021年1月23日高校の実践発信サイトを年度更新をしな ・研究テーマに全教員が取り組み,教科会議において議論
関への送付や本学リポジトリ登録にて発 げて全教員が取り組んで発信し,他校,
教 の学びを深める授業」を作成し公開する。公開授業研究会の参加者を がら公開中。昨年度研究授業,教科や校務分掌に関連する を深めて日常的な授業改善に努める。
信している。 他機関との協働的な取り組みを推進す
育 増やし,「研究紀要」の内容充実に努める。 研究,年間研究記録を「研究紀要」に掲載。昨年度の「研究 ・池田地区附属学校の教育目標実現の核として「総合的な
・グローバル探究I,グローバル探究II る。
・「グローバル探究I,II」に関する議論の頻度を増やすことで,授業 紀要」を大教大リポジトリに登録。 探究の時間」を位置付ける。これまでの素地を生かした各
研 の教員チームを統括(学年担任団と連 ・「グローバル探究(総合的な探究の時
内容の充実と担当者の荷重軽減を図る。また授業内容をHPに定期的 ・「グローバル探究I,II」は概ね予定通りに実施すること
4
校のカリキュラムの上に異学年連携や教科教育の連携を
究 携をとって運営,チームの協力体制構 間)」の継続的・発展的な指導体制の構
にアップし,普及を図る。 ができた。「グローバル探究I」については池田地区研究会 取り入れて内容の充実を図り,地区としてカリキュラム開発
部 築)している。 築と外部向けの発信の強化。
・WWL推進委員会と連携し,評価指標について原案を作成する。事業 で発表を行った。 をめざす。
・WWL事業の「グローバル探究」やイノ ・グローバルでイノベーティブな人材育成
初年度として運用する。 ・「イノベーティブ・シンキング」については,計画していた内 ・WWL事業の「グローバル探究」やイノベーティブ人材の評
ベーティブ人材の評価に関する研究を (新規事業)に関して,評価指標を研究
・IB教育についてのこれまでの研究成果や実践等を踏まえ,学習活動 容を概ね実施することができた。また評価指標については 価に関する研究を継続し,よりよい評価活動の実現をめざ
担当する。 開発することが必要。
の一部に取り入れる。 原案を作成し,それをもとに評価を行う予定。 す。
・国際バカロレア教育(IB)に関する研究 ・IBのDPを実践するだけの人員や施設
・IBのTOKを「グローバル探究」に一部取り入れるなど,一条 ・IB教育の研究を踏まえ,IB教育のエッセンスを一条校で
(大学中期計画最終年)の総括を行う。 が不十分であること。
校での導入について実践的に研究している。 生かしていく。
・令和3年3月に「SPS認証支援校 計画
・大阪教育大学の後藤先生にSPS推薦委員として7月の学
&実践報告書 2020年度」を作成。全教
校安全委員会に参加いただき助言を得た。
員および第3回学校安全委員会参加者 ・SPS認証校の内定はいただいたが課題は多い。具体的
・かつて年1回であった防災訓練が火災対応と地震対応の
に配布した。 には,安全点検体制の拡充,学校安全活動への生徒のよ
・安全で安心な学校つくりの結果として 2回の訓練となった。
・2020年度の学校安全委員会での生徒 ・SPS推薦委員の指導・助言を受けつつ,SPSの7つの指標を達成す り一層の参加,安全教育の開発などである。学校安全委員
のSPS7つの指標の達成 ・地震対応避難訓練を教員と生徒が共同で企画・実施した。
代表発言をふまえ,今年は防災訓練の る。 会の活用やSPSサポーター委嘱制度の導入などをその対
・学校安全への高校生の参画をどのよう ・「学校安全マニュアル」の防犯隊における役割が明確化で
総 回数をこれまでの2回から3回に増やす ・学校安全委員会での生徒代表の意見を積極的に取り入れる。 応策として検討中である。
に実現するかの検討 きた。
予定である。 ・「安全マニュアル」を見直し必要な改訂を行う。 ・まだ「さすまた」がない場所への配置,「捕獲ネット」など安
務 ・学校安全マニュアルに自衛消防隊(運
・「安全マニュアル」の改訂
・「さすまた」を廊下などに配置する。
・「安全点検表」の結果を生徒代表にフィードバックできた。 4
全関係用品の充実が必要。
部 ・「安全点検表」の内容の再確認と活用 ・「さすまた」を廊下に配置できた。
用細則)を追加し「負傷者発見の際の対 ・「安全点検表」の結果を生徒にフィードバックすることで,生徒が主体 ・備蓄品の検討
・職員室・事務室・研究室以外の場所へ ・「1mものさし」を防犯用として各教室に配置できた。
応」が追加できた。さらなる改善が必要 的に学校安全に関わる仕組みをつくる。 ・附属小学校や中学校とのさらなる連携について検討が必
の「さすまた」の設置 ・非常時に使用する医療品袋を各教室に配置でき,その用
である。 ・生徒貸出し用chromebookのルールづくりと運用 要。
・生徒貸出用chromebookの管理と運用 途を風紀委員と保健委員が他生徒に説明した。
・不審者侵入時の「さすまた」が職員室・ ・職員会議や校務分掌関係など内規集の一層の充実を図
・SPS実地審査があり,SPS認証が内定した。
事務室・研究室にしかない。 る。
・生徒貸出しchromebookのルールが作成され運用できた。
・安全業務に備蓄品の管理が追加され
・職員会議をリモートで行うためのルールを作成した。
た。
・修学旅行,遠足に関して目的や行程,安全面で適切な内
・昨年度(2020年度)に新設され2年目を
学 容であるかを内規に照らし合わせて検討し,問題点を企画
迎えた。
校 本委員会設立以前の学校としての課題 者に示した。 ・昨年度に作成した修学旅行,遠足,研修合宿に関する内
・内規に照らし合わせて,修学旅行,遠 ・修学旅行,遠足,研修合宿に関して,目的や内容,行程等が適切に
行 として,修学旅行,遠足,研修合宿に関 ・今年度の視聴覚行事「古典芸能」として落語鑑賞を行っ 規を全職員に十分に理解してもらう必要がある。
足などに関して委員会で内容を検討す 企画されているか,昨年承認された内規とも照らし合わせて検討し,
する内規が存在せず,情報の共有や円 た。参加した生徒たちの鑑賞態度,反応も良く,事後アン ・各学年と連携をとり,安全かつ円滑に教育的に意義のあ
事 る。
滑な引き継ぎがなされていなかった。本
職員会議で承認を得る。
ケートでもほとんど全ての生徒が好意的な感想を述べてい
4
る学校行事を運営していく。
委 ・本年度の視聴覚行事の運営を行う。 ・今年度の視聴覚行事である「古典芸能」の運営を行う。
年度は昨年承認された内規に則って,本 た。 ・視聴覚行事に関しては,主に3年生の出席率の向上が課
員 ・次年度の視聴覚行事の企画,立案,予 ・次年度の視聴覚行事である「演劇」の企画立案を行う。
委員会で検討を行った。 ・次年度の視聴覚行事「演劇」では宝塚観劇を実施する予 題である。
会 約を行う。
定である。スタンダードな2幕もので,お芝居とレビューの両
・次年度の研修合宿の予約を行う。
方が楽しめる構成になっている。
・学校説明会(SG),オンライン学校説明 ・昨年度に比べ受験者数は増加したが,さらに本校の魅力
会 ・課題解決のため,学校説明会や中学校訪問などの内容をより実効 を知ってもらえるように継続的に広報活動を行う。
広 ・学校案内及び学校ホームページを刷新した。
・体験授業 性のあるものに変え,本校の魅力を伝える機会を十分に活用するべく ・参加者アンケートを踏まえて来年度のスクールガイダンス
報 ・学校紹介動画,国際枠入学希望者向け動画を作成した。
・中学校訪問 努める。 の実施内容を検討する。また,参加する受験生の負担にな
・本校の教育活動とその魅力を中学校 ・コロナ禍ではあったが,オンラインスクールガイダンス,ス
委 ・学校案内の作成と各中学校への案内
や受験生に十分に伝えきれていない。
・体験授業や在校生によるスクールライフ紹介など,中学生のニーズ
クールガイダンスを実施し,受験生に本校の魅力を体験して
5 らず,進路検討がしやすい時期に実施する。
員 送付 に合った学校説明会の実施 ・中学校訪問の時期を早め,本校の紹介とスクールガイダ
もらう機会を作ることができた。
会 ・学校HPの管理・更新 ・学校ホームページの内容やデザインの刷新 ンスの案内を行う。
・夏期に行う中学校訪問数を増やすことができた。
・大阪府公立高校進学フェアWeb版への ・学校案内冊子の送付,中学校訪問の拡大 ・学校案内の内容の更なる改善を行う。
掲載
・学校のHPにおいて,国際交流活動に
関する広報活動が定着しつつある。
・大阪ユネスコスクールネットワークの加
校 ・コロナ禍において,海外のASPnet校と
国 盟校としての活動実績が,学校内での
の交流をどのように継続・発展させていく
務 際 活動において効率的に還元されていな
べきか。
・韓国・サンダン高校との交流において,Zoomを活用した国
・引き続き,留学生の受け入れ態勢を整える。
分 教 い。 際的な交流会を実施した。オンライン交流2年目の今年度
・学校内での活動(「グローバル探究I・ ・オンラインツールを活用した国際的な交流のあり方を確立する。 ・引き続き,学校内での活動と大阪・関西ASPnetにおける
掌 ・海外のASPnet校との交流が限定的で は3日間のプログラムを準備し,ディスカッションを含めて対
育 II」,ユネスコ部の取り組み,生徒会執 ・本委員会の活動や,海外のASPnet校との学び合いや大阪・関西 4 活動を効果的に連関させる方法を検討する。
(
ある。 面実施の時と同程度の交流ができた。
委 行部の取り組みなど)と大阪・関西 ASPnet加盟校としての取り組みを様々な場面で発信する。 ・海外の高校とのオンラインツールを用いた交流方法を確
・留学生の受け入れ態勢を整理している ・大阪・関西ASPnet加盟校としての取り組みを「マルカル通
委 員 段階である。
ASPnetにおける活動をどのように連結さ
信」で発信した。
立する。
員 会 せるか(相乗効果を一層生みだすための
・国際枠入試に
合格
3
した生徒の交流会
会 方策)。
を通じて,当該生徒が本校での生活に
・ 早く慣れることができるよう対応してい
W る。
G
)
・昨年度は「探究活動の支援(ICT活用 ・学校のICT環境を整備する ・BYAD環境に関しては導入段階より移行段階へ向けての
情 および図書館活用を含んだメディア活 ・学校全体の情報化推進 ・情報活用力育成のための教育を推進し,日本におけるメディア活用 ・生徒のWi-Fiアカウントの作成,付与,管理 接続をシームレスに行う。
報 用)」としていたが,コロナ禍によるICT活 ・新入生へのガイダンス実施や機器購入 教育をリードする実践をめざす。 ・教員研修を実施する ・新型コロナ感染症拡大に伴い,ICT推進が急務となった。
化 用の需要の高まりの中,ICT環境整備を の告知 ・生徒の探究活動の支援 ・校内の1人1ID(端末)環境を構築 そのため,ICT業務が増大し,図書館活用の業務との兼任
推 行っている。 ・附属池田中学校との連携 ・情報メディア(ICTと図書)活用力の育成 ・探究活動におけるメディア活用(ICTおよび図書館活用)を が難しくなっている。図書館活用業務は委員会から独立さ
4
進 ・具体的には校内のID管理(Googleや ・大阪教育大学との連携 ・それらをサポートする教員の指導体制の構築,指導力向上 支援 せたほうが良い。
委 Wi-fi)や端末の管理を担っている。 ・校内の各分掌との連携 ・BYAD環境の構築と改善 ・本校HPで2021年度からのBYAD導入について広報の実施 ・新入生オリエンテーションおよび新着任教職員オリエン
員 ・2021年度新入生より実施するBYAD環 ・教職員への周知 ・採用する端末,およびアプリの選定 ・2023年度入学生でBYAD全学年完全実施ができる予定 テーションの実施。
会 境構築に際して,Chromebookの導入過 ・学校図書館の利用向上 ・ICT機器を利活用した教育活動についての研修の実施 ・生徒に対する使用方法やモラルに関する指導について ・学習支援システムの導入の検討。
程の作業を担っている。 は,ガイドラインの作成とともに継続中 ・校内での分掌間の連携の在り方の検討
・「グローバル探究I,II」,「データサイエンス基礎」を必修
W 科目として実施した。
W ワールド・ワイド・ラーニングコンソーシア ・WWLの目標の趣旨を生かしたプログラ ・WWLとしての探究活動を目指し,1,2年生全員を対象として,「グ ・1,2年生の希望者対象に「イノベーティブシンキング」,
L ・今年度開講したプログラムについて,より充実度を増すた
ム構築支援事業の共同実施校として, ムを新規に企画・運営を行い,継続性を ローバル探究I,II」の授業を進めていく。 「データサイエンス」,「エンパワメントプログラム」,「ランチタ
めに内容の吟味や今後の継続性を検討する必要がある。
推 世界で活躍できるイノベーティブなグ 意識して,その運営方法を模索・確立す ・幅広く探究に関わる意欲や能力を高めるため,特定の内容に偏るこ イムチャット」など多種のプログラムを実施した。
5 ・今年度の高校生国際会議はコロナ禍の影響でほぼ全面
進 ローバル人材を育成するプログラムを構 る。 とのないように,多様なプログラムを企画・実施する。 ・1月には高校生国際会議を2日間開催した。
的にオンラインでの実施となったが,次年度は対面実施に
委 築することを目標として校内プログラム ・校内だけでの実施ではなく,関係機関 ・管理機関である大阪教育大学や拠点校の平野校舎,および連携機 ・新しく企画・開発したプログラムが多く,またコロナ禍による
備えて体制づくりに早くから取り組むことが必要である。
員 を企画・実施していく。 との連携をとり協働して実施していく。 関,連携校との調整を適切に行っていく。 急な予定変更や実施内容の変更もあり,それぞれに課題が
残ったが,大学,平野校舎,国内外の連携校と共同して実
会
施することで得られた成果は大きい。
令和3年度 学校自己評価 大阪教育大学附属高等学校池田校舎
区分 項目 現状 課題 達成目標・方略 進捗状況 到達度 今後の課題
・科目選択の傾向はさらに変化し,講座編成,学級編成が
・将来を見据えた主体的学習姿勢を養う ・3年生の出席状況の把握方法に関して,校務支援ソフトと
困難となってきた。
科目選択機会の活用 の連携を考える必要がある。
・次期教育課程の編成はできたが,この教育課程による入
・生徒の学力の多面的評価についての ・各学年及び各教科と適切に連携し,生徒が希望する科目をできるだ ・校務支援ソフトの運用については試行的運用から本格的
試制度に不確定な要素が多く,見直しが必要となる可能性
教務面からの検討 け良好な学習環境で履修できるように講座編成を行う。 運用に移る必要があるが,現時点では教務の業務増大に
がある。
教 本校の教育目標に沿った教科の学習活 ・次期指導要領の教育課程編成につい ・次期指導要領の趣旨に従い,教育課程を編成するとともに,適切な なっている。
・大学入試の在り方が毎年のように変わり,生徒も進路指導
動の実践と適切な学習評価が行われる ての検討 評価(評定)のあり方について検討を行う。 ・次期教育課程の観点別評価については,校内の共通理
務 よう,教務内規に基づいて校務を分担し ・教務と進路の連携を意識した役割分担 ・進路情報の提供,生徒の進路希望の把握に努める。
担当も対応に苦労する状況が続いている。 4
解を深める必要がある。
部 ・コロナの影響で行事予定が大きく変わるなか,授業の進め
ている。 の検討 ・教育実習の在り方について,大学および連携校との連携を密にす ・WWLに関して,教務として検討することがまだ多くある。
方や授業形態の対応に各教科とも苦慮していた。
・生徒の立場に立った進路指導の推進 る。 ・教育実習については大学および系列校との連携をしっか
・教育実習については大学の改編の影響とコロナ対応の必
・有意義な教育実習の在り方の検討 ・校務支援ソフトの円滑な運用を目指す。 りと取りながら,新たな状況に対応していく必要がある。
要性によって,大きな変化が求められている。
・教務関係事務の効率的な進め方の検 ・大学の入試制度の変化に対応した進路指導を心掛ける
・校務支援ソフトの制約が多く,校内システムとのすり合わ
討 必要がある。
せが大変である。
・各学年より1名,養護教諭,部長の5名
体制。
・他者を尊重し,お互いに支え合い,高
・健康診断,教育相談,自転車安全指 ・学校生活の中で他者への思いやりや共感できる心を大切
生 め合える集団づくり。 ・登下校中のトラブルに関する報告があった。
導,清掃指導,遺失物管理,対外的な対 ・学校生活,社会生活におけるマナーの指導。 にする総合的な指導。
活 ・担任,養護教諭,スクールカウンセラー ・届け出された盗難件数は減少した。
応,校門指導,問題行動時の指導,その ・基本的な生活習慣についての支援。 ・安全,安心,信頼の空間づくり。
(SC),学校安全推進センター,スクール ・各学年による「生指人権LHR」が有効に活用されていた。
指 他生活指導全般にかかわる支援を担
ソーシャルワーカー(SSW)と連携した生
・担任,養護教諭,スクールカウンセラー(SC),学校安全推進セン
・生活指導部,担任,養護教諭,スクールカウンセラー
4 ・生徒の状況を全体で把握し,支援できる体制づくり。
導 当。 ター,スクールソーシャルワーカー(SSW)との連携,連絡体制の強化。 ・規範意識や情報リテラシーの向上。
徒支援体制の構築および運営。 (SC),学校安全推進センター,スクールソーシャルワーカー
部 ・1年生からChromebookが導入され,学 ・北摂地区補導連絡協議会への参加と情報交換。 ・清掃,整理整頓の徹底。
・安全で安心できる学習環境の整備。 (SSW)間で情報共有を行うことができた。
校生活でより一層ICTの活用がみられる ・欠席,遅刻,入校証忘れの減少。
・メディアリテラシー教育の充実。
ことから,関連した課題への対応が求め
られる。
昨年度に引き続き,6名の部員で構成。 ・生徒が行事や企画を検討する際,「な
主に以下の仕事を担当。 ぜその行事や企画を行うのか?」「どの
教 ・執行部,委員会3役で集まり意見交換や情報共有する場
・生徒会指導(生徒会執行部や委員会 ような効果が得られるのか?」といった ・各行事や企画において,「本質を追求する姿勢」と,「活動
科 ・1つ1つの生徒会行事や企画の意義・目的をふまえて活動内容を整 を定期的に設定した。その場において,個々の生徒会行事
の指導,生徒会行事の運営,部・同好会 目的・目標・理想像など(=行事や企画 の意義を明確にし,主体的かつ効率的に活動に取り組む
理し,よりよい方策を検討させる機会をつくる。 や企画の意義・目的を再確認し,より効率的な執行部・委員
外 活動全体に関係する仕事の指導・調整) の「幹」となる部分)を最初に考える習慣 姿勢」を生徒に定着させる指導を継続すること。
・Google ClassroomやFormsなどのオンラインツールを活用し,生徒の 会活動を意識させることができた。 3
活 ・LHR運営指導・調整(リーダー(執行部・ を身につけさせること。
活動に適宜フィードバックを行うことで,計画的かつ継続的な委員会 ・G-Suiteを活用し,1年間の活動記録とふり返り,次年度の
・教員の入れ替わりによる指導の方向性の微妙な差異をな
校 動 代議員)研修,活動場所の調整,LHR使 ・少ない部員数で最大限の効率を生み くし,学校として一本筋の通った教科外活動指導を継続す
活動を行うことができるようにする。 検討課題等を蓄積させることができた。これらの資料を次年
務 部 用物品の管理) だせる生徒会の指導方法を確立するこ ること。
度以降の生徒の活動に適切に還元することが課題となる。
分 ・部長含む4名が担任兼務。2名が学年 と。
副担兼務。担任外は0名。
掌
(
部
)
・小中高共同で研究協議会,部会,研修会を定期的に持 ・池田地区附属学校(小中高)の育てたい生徒の実現に向
・池田地区附属学校(小中高)共同研究 ・新学習指導要領の趣旨を踏まえた授
ち,池田地区附属学校研究発表会(小中高共同研究テー けて,効果的な協働のあり方を検討する。次年度の研究会
に取り組み,公開授業研究会で成果発 業モデルを,池田地区附属小・中学校,
・高校の研究課題に取り組んで授業改善を進め,小中高を通した児 マ:社会とつながり,明日を切り拓く資質・能力の育成)をオ については各校種別で実施し,それぞれの取り組みの周
表をしている。 大教大教員等と協働して開発する。
童・生徒の学びの在り方を視野に入れて研究する。 ンラインで開催した(2021年11月20日)。 知と2023年度に向けた研究活動の検討を行う。
・研究成果を『研究紀要』にまとめ,他機 ・近年の動向を踏まえた研究テーマを掲
・研究内容を広く発信するために,高校の実践発信サイト「一人ひとり ・2021年1月23日高校の実践発信サイトを年度更新をしな ・研究テーマに全教員が取り組み,教科会議において議論
関への送付や本学リポジトリ登録にて発 げて全教員が取り組んで発信し,他校,
教 の学びを深める授業」を作成し公開する。公開授業研究会の参加者を がら公開中。昨年度研究授業,教科や校務分掌に関連する を深めて日常的な授業改善に努める。
信している。 他機関との協働的な取り組みを推進す
育 増やし,「研究紀要」の内容充実に努める。 研究,年間研究記録を「研究紀要」に掲載。昨年度の「研究 ・池田地区附属学校の教育目標実現の核として「総合的な
・グローバル探究I,グローバル探究II る。
・「グローバル探究I,II」に関する議論の頻度を増やすことで,授業 紀要」を大教大リポジトリに登録。 探究の時間」を位置付ける。これまでの素地を生かした各
研 の教員チームを統括(学年担任団と連 ・「グローバル探究(総合的な探究の時
内容の充実と担当者の荷重軽減を図る。また授業内容をHPに定期的 ・「グローバル探究I,II」は概ね予定通りに実施すること
4
校のカリキュラムの上に異学年連携や教科教育の連携を
究 携をとって運営,チームの協力体制構 間)」の継続的・発展的な指導体制の構
にアップし,普及を図る。 ができた。「グローバル探究I」については池田地区研究会 取り入れて内容の充実を図り,地区としてカリキュラム開発
部 築)している。 築と外部向けの発信の強化。
・WWL推進委員会と連携し,評価指標について原案を作成する。事業 で発表を行った。 をめざす。
・WWL事業の「グローバル探究」やイノ ・グローバルでイノベーティブな人材育成
初年度として運用する。 ・「イノベーティブ・シンキング」については,計画していた内 ・WWL事業の「グローバル探究」やイノベーティブ人材の評
ベーティブ人材の評価に関する研究を (新規事業)に関して,評価指標を研究
・IB教育についてのこれまでの研究成果や実践等を踏まえ,学習活動 容を概ね実施することができた。また評価指標については 価に関する研究を継続し,よりよい評価活動の実現をめざ
担当する。 開発することが必要。
の一部に取り入れる。 原案を作成し,それをもとに評価を行う予定。 す。
・国際バカロレア教育(IB)に関する研究 ・IBのDPを実践するだけの人員や施設
・IBのTOKを「グローバル探究」に一部取り入れるなど,一条 ・IB教育の研究を踏まえ,IB教育のエッセンスを一条校で
(大学中期計画最終年)の総括を行う。 が不十分であること。
校での導入について実践的に研究している。 生かしていく。
・令和3年3月に「SPS認証支援校 計画
・大阪教育大学の後藤先生にSPS推薦委員として7月の学
&実践報告書 2020年度」を作成。全教
校安全委員会に参加いただき助言を得た。
員および第3回学校安全委員会参加者 ・SPS認証校の内定はいただいたが課題は多い。具体的
・かつて年1回であった防災訓練が火災対応と地震対応の
に配布した。 には,安全点検体制の拡充,学校安全活動への生徒のよ
・安全で安心な学校つくりの結果として 2回の訓練となった。
・2020年度の学校安全委員会での生徒 ・SPS推薦委員の指導・助言を受けつつ,SPSの7つの指標を達成す り一層の参加,安全教育の開発などである。学校安全委員
のSPS7つの指標の達成 ・地震対応避難訓練を教員と生徒が共同で企画・実施した。
代表発言をふまえ,今年は防災訓練の る。 会の活用やSPSサポーター委嘱制度の導入などをその対
・学校安全への高校生の参画をどのよう ・「学校安全マニュアル」の防犯隊における役割が明確化で
総 回数をこれまでの2回から3回に増やす ・学校安全委員会での生徒代表の意見を積極的に取り入れる。 応策として検討中である。
に実現するかの検討 きた。
予定である。 ・「安全マニュアル」を見直し必要な改訂を行う。 ・まだ「さすまた」がない場所への配置,「捕獲ネット」など安
務 ・学校安全マニュアルに自衛消防隊(運
・「安全マニュアル」の改訂
・「さすまた」を廊下などに配置する。
・「安全点検表」の結果を生徒代表にフィードバックできた。 4
全関係用品の充実が必要。
部 ・「安全点検表」の内容の再確認と活用 ・「さすまた」を廊下に配置できた。
用細則)を追加し「負傷者発見の際の対 ・「安全点検表」の結果を生徒にフィードバックすることで,生徒が主体 ・備蓄品の検討
・職員室・事務室・研究室以外の場所へ ・「1mものさし」を防犯用として各教室に配置できた。
応」が追加できた。さらなる改善が必要 的に学校安全に関わる仕組みをつくる。 ・附属小学校や中学校とのさらなる連携について検討が必
の「さすまた」の設置 ・非常時に使用する医療品袋を各教室に配置でき,その用
である。 ・生徒貸出し用chromebookのルールづくりと運用 要。
・生徒貸出用chromebookの管理と運用 途を風紀委員と保健委員が他生徒に説明した。
・不審者侵入時の「さすまた」が職員室・ ・職員会議や校務分掌関係など内規集の一層の充実を図
・SPS実地審査があり,SPS認証が内定した。
事務室・研究室にしかない。 る。
・生徒貸出しchromebookのルールが作成され運用できた。
・安全業務に備蓄品の管理が追加され
・職員会議をリモートで行うためのルールを作成した。
た。
・修学旅行,遠足に関して目的や行程,安全面で適切な内
・昨年度(2020年度)に新設され2年目を
学 容であるかを内規に照らし合わせて検討し,問題点を企画
迎えた。
校 本委員会設立以前の学校としての課題 者に示した。 ・昨年度に作成した修学旅行,遠足,研修合宿に関する内
・内規に照らし合わせて,修学旅行,遠 ・修学旅行,遠足,研修合宿に関して,目的や内容,行程等が適切に
行 として,修学旅行,遠足,研修合宿に関 ・今年度の視聴覚行事「古典芸能」として落語鑑賞を行っ 規を全職員に十分に理解してもらう必要がある。
足などに関して委員会で内容を検討す 企画されているか,昨年承認された内規とも照らし合わせて検討し,
する内規が存在せず,情報の共有や円 た。参加した生徒たちの鑑賞態度,反応も良く,事後アン ・各学年と連携をとり,安全かつ円滑に教育的に意義のあ
事 る。
滑な引き継ぎがなされていなかった。本
職員会議で承認を得る。
ケートでもほとんど全ての生徒が好意的な感想を述べてい
4
る学校行事を運営していく。
委 ・本年度の視聴覚行事の運営を行う。 ・今年度の視聴覚行事である「古典芸能」の運営を行う。
年度は昨年承認された内規に則って,本 た。 ・視聴覚行事に関しては,主に3年生の出席率の向上が課
員 ・次年度の視聴覚行事の企画,立案,予 ・次年度の視聴覚行事である「演劇」の企画立案を行う。
委員会で検討を行った。 ・次年度の視聴覚行事「演劇」では宝塚観劇を実施する予 題である。
会 約を行う。
定である。スタンダードな2幕もので,お芝居とレビューの両
・次年度の研修合宿の予約を行う。
方が楽しめる構成になっている。
・学校説明会(SG),オンライン学校説明 ・昨年度に比べ受験者数は増加したが,さらに本校の魅力
会 ・課題解決のため,学校説明会や中学校訪問などの内容をより実効 を知ってもらえるように継続的に広報活動を行う。
広 ・学校案内及び学校ホームページを刷新した。
・体験授業 性のあるものに変え,本校の魅力を伝える機会を十分に活用するべく ・参加者アンケートを踏まえて来年度のスクールガイダンス
報 ・学校紹介動画,国際枠入学希望者向け動画を作成した。
・中学校訪問 努める。 の実施内容を検討する。また,参加する受験生の負担にな
・本校の教育活動とその魅力を中学校 ・コロナ禍ではあったが,オンラインスクールガイダンス,ス
委 ・学校案内の作成と各中学校への案内
や受験生に十分に伝えきれていない。
・体験授業や在校生によるスクールライフ紹介など,中学生のニーズ
クールガイダンスを実施し,受験生に本校の魅力を体験して
5 らず,進路検討がしやすい時期に実施する。
員 送付 に合った学校説明会の実施 ・中学校訪問の時期を早め,本校の紹介とスクールガイダ
もらう機会を作ることができた。
会 ・学校HPの管理・更新 ・学校ホームページの内容やデザインの刷新 ンスの案内を行う。
・夏期に行う中学校訪問数を増やすことができた。
・大阪府公立高校進学フェアWeb版への ・学校案内冊子の送付,中学校訪問の拡大 ・学校案内の内容の更なる改善を行う。
掲載
・学校のHPにおいて,国際交流活動に
関する広報活動が定着しつつある。
・大阪ユネスコスクールネットワークの加
校 ・コロナ禍において,海外のASPnet校と
国 盟校としての活動実績が,学校内での
の交流をどのように継続・発展させていく
務 際 活動において効率的に還元されていな
べきか。
・韓国・サンダン高校との交流において,Zoomを活用した国
・引き続き,留学生の受け入れ態勢を整える。
分 教 い。 際的な交流会を実施した。オンライン交流2年目の今年度
・学校内での活動(「グローバル探究I・ ・オンラインツールを活用した国際的な交流のあり方を確立する。 ・引き続き,学校内での活動と大阪・関西ASPnetにおける
掌 ・海外のASPnet校との交流が限定的で は3日間のプログラムを準備し,ディスカッションを含めて対
育 II」,ユネスコ部の取り組み,生徒会執 ・本委員会の活動や,海外のASPnet校との学び合いや大阪・関西 4 活動を効果的に連関させる方法を検討する。
(
ある。 面実施の時と同程度の交流ができた。
委 行部の取り組みなど)と大阪・関西 ASPnet加盟校としての取り組みを様々な場面で発信する。 ・海外の高校とのオンラインツールを用いた交流方法を確
・留学生の受け入れ態勢を整理している ・大阪・関西ASPnet加盟校としての取り組みを「マルカル通
委 員 段階である。
ASPnetにおける活動をどのように連結さ
信」で発信した。
立する。
員 会 せるか(相乗効果を一層生みだすための
・国際枠入試に
合格
4
した生徒の交流会
会 方策)。
を通じて,当該生徒が本校での生活に
・ 早く慣れることができるよう対応してい
W る。
G
)
・昨年度は「探究活動の支援(ICT活用 ・学校のICT環境を整備する ・BYAD環境に関しては導入段階より移行段階へ向けての
情 および図書館活用を含んだメディア活 ・学校全体の情報化推進 ・情報活用力育成のための教育を推進し,日本におけるメディア活用 ・生徒のWi-Fiアカウントの作成,付与,管理 接続をシームレスに行う。
報 用)」としていたが,コロナ禍によるICT活 ・新入生へのガイダンス実施や機器購入 教育をリードする実践をめざす。 ・教員研修を実施する ・新型コロナ感染症拡大に伴い,ICT推進が急務となった。
化 用の需要の高まりの中,ICT環境整備を の告知 ・生徒の探究活動の支援 ・校内の1人1ID(端末)環境を構築 そのため,ICT業務が増大し,図書館活用の業務との兼任
推 行っている。 ・附属池田中学校との連携 ・情報メディア(ICTと図書)活用力の育成 ・探究活動におけるメディア活用(ICTおよび図書館活用)を が難しくなっている。図書館活用業務は委員会から独立さ
4
進 ・具体的には校内のID管理(Googleや ・大阪教育大学との連携 ・それらをサポートする教員の指導体制の構築,指導力向上 支援 せたほうが良い。
委 Wi-fi)や端末の管理を担っている。 ・校内の各分掌との連携 ・BYAD環境の構築と改善 ・本校HPで2021年度からのBYAD導入について広報の実施 ・新入生オリエンテーションおよび新着任教職員オリエン
員 ・2021年度新入生より実施するBYAD環 ・教職員への周知 ・採用する端末,およびアプリの選定 ・2023年度入学生でBYAD全学年完全実施ができる予定 テーションの実施。
会 境構築に際して,Chromebookの導入過 ・学校図書館の利用向上 ・ICT機器を利活用した教育活動についての研修の実施 ・生徒に対する使用方法やモラルに関する指導について ・学習支援システムの導入の検討。
程の作業を担っている。 は,ガイドラインの作成とともに継続中 ・校内での分掌間の連携の在り方の検討
・「グローバル探究I,II」,「データサイエンス基礎」を必修
W 科目として実施した。
W ワールド・ワイド・ラーニングコンソーシア ・WWLの目標の趣旨を生かしたプログラ ・WWLとしての探究活動を目指し,1,2年生全員を対象として,「グ ・1,2年生の希望者対象に「イノベーティブシンキング」,
L ・今年度開講したプログラムについて,より充実度を増すた
ム構築支援事業の共同実施校として, ムを新規に企画・運営を行い,継続性を ローバル探究I,II」の授業を進めていく。 「データサイエンス」,「エンパワメントプログラム」,「ランチタ
めに内容の吟味や今後の継続性を検討する必要がある。
推 世界で活躍できるイノベーティブなグ 意識して,その運営方法を模索・確立す ・幅広く探究に関わる意欲や能力を高めるため,特定の内容に偏るこ イムチャット」など多種のプログラムを実施した。
5 ・今年度の高校生国際会議はコロナ禍の影響でほぼ全面
進 ローバル人材を育成するプログラムを構 る。 とのないように,多様なプログラムを企画・実施する。 ・1月には高校生国際会議を2日間開催した。
的にオンラインでの実施となったが,次年度は対面実施に
委 築することを目標として校内プログラム ・校内だけでの実施ではなく,関係機関 ・管理機関である大阪教育大学や拠点校の平野校舎,および連携機 ・新しく企画・開発したプログラムが多く,またコロナ禍による
備えて体制づくりに早くから取り組むことが必要である。
員 を企画・実施していく。 との連携をとり協働して実施していく。 関,連携校との調整を適切に行っていく。 急な予定変更や実施内容の変更もあり,それぞれに課題が
残ったが,大学,平野校舎,国内外の連携校と共同して実
会
施することで得られた成果は大きい。
令和3年度 学校自己評価 大阪教育大学附属高等学校池田校舎
区分 項目 現状 課題 達成目標・方略 進捗状況 到達度 今後の課題
・科目選択の傾向はさらに変化し,講座編成,学級編成が
・将来を見据えた主体的学習姿勢を養う ・3年生の出席状況の把握方法に関して,校務支援ソフトと
困難となってきた。
科目選択機会の活用 の連携を考える必要がある。
・次期教育課程の編成はできたが,この教育課程による入
・生徒の学力の多面的評価についての ・各学年及び各教科と適切に連携し,生徒が希望する科目をできるだ ・校務支援ソフトの運用については試行的運用から本格的
試制度に不確定な要素が多く,見直しが必要となる可能性
教務面からの検討 け良好な学習環境で履修できるように講座編成を行う。 運用に移る必要があるが,現時点では教務の業務増大に
がある。
教 本校の教育目標に沿った教科の学習活 ・次期指導要領の教育課程編成につい ・次期指導要領の趣旨に従い,教育課程を編成するとともに,適切な なっている。
・大学入試の在り方が毎年のように変わり,生徒も進路指導
動の実践と適切な学習評価が行われる ての検討 評価(評定)のあり方について検討を行う。 ・次期教育課程の観点別評価については,校内の共通理
務 よう,教務内規に基づいて校務を分担し ・教務と進路の連携を意識した役割分担 ・進路情報の提供,生徒の進路希望の把握に努める。
担当も対応に苦労する状況が続いている。 4
解を深める必要がある。
部 ・コロナの影響で行事予定が大きく変わるなか,授業の進め
ている。 の検討 ・教育実習の在り方について,大学および連携校との連携を密にす ・WWLに関して,教務として検討することがまだ多くある。
方や授業形態の対応に各教科とも苦慮していた。
・生徒の立場に立った進路指導の推進 る。 ・教育実習については大学および系列校との連携をしっか
・教育実習については大学の改編の影響とコロナ対応の必
・有意義な教育実習の在り方の検討 ・校務支援ソフトの円滑な運用を目指す。 りと取りながら,新たな状況に対応していく必要がある。
要性によって,大きな変化が求められている。
・教務関係事務の効率的な進め方の検 ・大学の入試制度の変化に対応した進路指導を心掛ける
・校務支援ソフトの制約が多く,校内システムとのすり合わ
討 必要がある。
せが大変である。
・各学年より1名,養護教諭,部長の5名
体制。
・他者を尊重し,お互いに支え合い,高
・健康診断,教育相談,自転車安全指 ・学校生活の中で他者への思いやりや共感できる心を大切
生 め合える集団づくり。 ・登下校中のトラブルに関する報告があった。
導,清掃指導,遺失物管理,対外的な対 ・学校生活,社会生活におけるマナーの指導。 にする総合的な指導。
活 ・担任,養護教諭,スクールカウンセラー ・届け出された盗難件数は減少した。
応,校門指導,問題行動時の指導,その ・基本的な生活習慣についての支援。 ・安全,安心,信頼の空間づくり。
(SC),学校安全推進センター,スクール ・各学年による「生指人権LHR」が有効に活用されていた。
指 他生活指導全般にかかわる支援を担
ソーシャルワーカー(SSW)と連携した生
・担任,養護教諭,スクールカウンセラー(SC),学校安全推進セン
・生活指導部,担任,養護教諭,スクールカウンセラー
4 ・生徒の状況を全体で把握し,支援できる体制づくり。
導 当。 ター,スクールソーシャルワーカー(SSW)との連携,連絡体制の強化。 ・規範意識や情報リテラシーの向上。
徒支援体制の構築および運営。 (SC),学校安全推進センター,スクールソーシャルワーカー
部 ・1年生からChromebookが導入され,学 ・北摂地区補導連絡協議会への参加と情報交換。 ・清掃,整理整頓の徹底。
・安全で安心できる学習環境の整備。 (SSW)間で情報共有を行うことができた。
校生活でより一層ICTの活用がみられる ・欠席,遅刻,入校証忘れの減少。
・メディアリテラシー教育の充実。
ことから,関連した課題への対応が求め
られる。
昨年度に引き続き,6名の部員で構成。 ・生徒が行事や企画を検討する際,「な
主に以下の仕事を担当。 ぜその行事や企画を行うのか?」「どの
教 ・執行部,委員会3役で集まり意見交換や情報共有する場
・生徒会指導(生徒会執行部や委員会 ような効果が得られるのか?」といった ・各行事や企画において,「本質を追求する姿勢」と,「活動
科 ・1つ1つの生徒会行事や企画の意義・目的をふまえて活動内容を整 を定期的に設定した。その場において,個々の生徒会行事
の指導,生徒会行事の運営,部・同好会 目的・目標・理想像など(=行事や企画 の意義を明確にし,主体的かつ効率的に活動に取り組む
理し,よりよい方策を検討させる機会をつくる。 や企画の意義・目的を再確認し,より効率的な執行部・委員
外 活動全体に関係する仕事の指導・調整) の「幹」となる部分)を最初に考える習慣 姿勢」を生徒に定着させる指導を継続すること。
・Google ClassroomやFormsなどのオンラインツールを活用し,生徒の 会活動を意識させることができた。 3
活 ・LHR運営指導・調整(リーダー(執行部・ を身につけさせること。
活動に適宜フィードバックを行うことで,計画的かつ継続的な委員会 ・G-Suiteを活用し,1年間の活動記録とふり返り,次年度の
・教員の入れ替わりによる指導の方向性の微妙な差異をな
校 動 代議員)研修,活動場所の調整,LHR使 ・少ない部員数で最大限の効率を生み くし,学校として一本筋の通った教科外活動指導を継続す
活動を行うことができるようにする。 検討課題等を蓄積させることができた。これらの資料を次年
務 部 用物品の管理) だせる生徒会の指導方法を確立するこ ること。
度以降の生徒の活動に適切に還元することが課題となる。
分 ・部長含む4名が担任兼務。2名が学年 と。
副担兼務。担任外は0名。
掌
(
部
)
・小中高共同で研究協議会,部会,研修会を定期的に持 ・池田地区附属学校(小中高)の育てたい生徒の実現に向
・池田地区附属学校(小中高)共同研究 ・新学習指導要領の趣旨を踏まえた授
ち,池田地区附属学校研究発表会(小中高共同研究テー けて,効果的な協働のあり方を検討する。次年度の研究会
に取り組み,公開授業研究会で成果発 業モデルを,池田地区附属小・中学校,
・高校の研究課題に取り組んで授業改善を進め,小中高を通した児 マ:社会とつながり,明日を切り拓く資質・能力の育成)をオ については各校種別で実施し,それぞれの取り組みの周
表をしている。 大教大教員等と協働して開発する。
童・生徒の学びの在り方を視野に入れて研究する。 ンラインで開催した(2021年11月20日)。 知と2023年度に向けた研究活動の検討を行う。
・研究成果を『研究紀要』にまとめ,他機 ・近年の動向を踏まえた研究テーマを掲
・研究内容を広く発信するために,高校の実践発信サイト「一人ひとり ・2021年1月23日高校の実践発信サイトを年度更新をしな ・研究テーマに全教員が取り組み,教科会議において議論
関への送付や本学リポジトリ登録にて発 げて全教員が取り組んで発信し,他校,
教 の学びを深める授業」を作成し公開する。公開授業研究会の参加者を がら公開中。昨年度研究授業,教科や校務分掌に関連する を深めて日常的な授業改善に努める。
信している。 他機関との協働的な取り組みを推進す
育 増やし,「研究紀要」の内容充実に努める。 研究,年間研究記録を「研究紀要」に掲載。昨年度の「研究 ・池田地区附属学校の教育目標実現の核として「総合的な
・グローバル探究I,グローバル探究II る。
・「グローバル探究I,II」に関する議論の頻度を増やすことで,授業 紀要」を大教大リポジトリに登録。 探究の時間」を位置付ける。これまでの素地を生かした各
研 の教員チームを統括(学年担任団と連 ・「グローバル探究(総合的な探究の時
内容の充実と担当者の荷重軽減を図る。また授業内容をHPに定期的 ・「グローバル探究I,II」は概ね予定通りに実施すること
4
校のカリキュラムの上に異学年連携や教科教育の連携を
究 携をとって運営,チームの協力体制構 間)」の継続的・発展的な指導体制の構
にアップし,普及を図る。 ができた。「グローバル探究I」については池田地区研究会 取り入れて内容の充実を図り,地区としてカリキュラム開発
部 築)している。 築と外部向けの発信の強化。
・WWL推進委員会と連携し,評価指標について原案を作成する。事業 で発表を行った。 をめざす。
・WWL事業の「グローバル探究」やイノ ・グローバルでイノベーティブな人材育成
初年度として運用する。 ・「イノベーティブ・シンキング」については,計画していた内 ・WWL事業の「グローバル探究」やイノベーティブ人材の評
ベーティブ人材の評価に関する研究を (新規事業)に関して,評価指標を研究
・IB教育についてのこれまでの研究成果や実践等を踏まえ,学習活動 容を概ね実施することができた。また評価指標については 価に関する研究を継続し,よりよい評価活動の実現をめざ
担当する。 開発することが必要。
の一部に取り入れる。 原案を作成し,それをもとに評価を行う予定。 す。
・国際バカロレア教育(IB)に関する研究 ・IBのDPを実践するだけの人員や施設
・IBのTOKを「グローバル探究」に一部取り入れるなど,一条 ・IB教育の研究を踏まえ,IB教育のエッセンスを一条校で
(大学中期計画最終年)の総括を行う。 が不十分であること。
校での導入について実践的に研究している。 生かしていく。
・令和3年3月に「SPS認証支援校 計画
・大阪教育大学の後藤先生にSPS推薦委員として7月の学
&実践報告書 2020年度」を作成。全教
校安全委員会に参加いただき助言を得た。
員および第3回学校安全委員会参加者 ・SPS認証校の内定はいただいたが課題は多い。具体的
・かつて年1回であった防災訓練が火災対応と地震対応の
に配布した。 には,安全点検体制の拡充,学校安全活動への生徒のよ
・安全で安心な学校つくりの結果として 2回の訓練となった。
・2020年度の学校安全委員会での生徒 ・SPS推薦委員の指導・助言を受けつつ,SPSの7つの指標を達成す り一層の参加,安全教育の開発などである。学校安全委員
のSPS7つの指標の達成 ・地震対応避難訓練を教員と生徒が共同で企画・実施した。
代表発言をふまえ,今年は防災訓練の る。 会の活用やSPSサポーター委嘱制度の導入などをその対
・学校安全への高校生の参画をどのよう ・「学校安全マニュアル」の防犯隊における役割が明確化で
総 回数をこれまでの2回から3回に増やす ・学校安全委員会での生徒代表の意見を積極的に取り入れる。 応策として検討中である。
に実現するかの検討 きた。
予定である。 ・「安全マニュアル」を見直し必要な改訂を行う。 ・まだ「さすまた」がない場所への配置,「捕獲ネット」など安
務 ・学校安全マニュアルに自衛消防隊(運
・「安全マニュアル」の改訂
・「さすまた」を廊下などに配置する。
・「安全点検表」の結果を生徒代表にフィードバックできた。 4
全関係用品の充実が必要。
部 ・「安全点検表」の内容の再確認と活用 ・「さすまた」を廊下に配置できた。
用細則)を追加し「負傷者発見の際の対 ・「安全点検表」の結果を生徒にフィードバックすることで,生徒が主体 ・備蓄品の検討
・職員室・事務室・研究室以外の場所へ ・「1mものさし」を防犯用として各教室に配置できた。
応」が追加できた。さらなる改善が必要 的に学校安全に関わる仕組みをつくる。 ・附属小学校や中学校とのさらなる連携について検討が必
の「さすまた」の設置 ・非常時に使用する医療品袋を各教室に配置でき,その用
である。 ・生徒貸出し用chromebookのルールづくりと運用 要。
・生徒貸出用chromebookの管理と運用 途を風紀委員と保健委員が他生徒に説明した。
・不審者侵入時の「さすまた」が職員室・ ・職員会議や校務分掌関係など内規集の一層の充実を図
・SPS実地審査があり,SPS認証が内定した。
事務室・研究室にしかない。 る。
・生徒貸出しchromebookのルールが作成され運用できた。
・安全業務に備蓄品の管理が追加され
・職員会議をリモートで行うためのルールを作成した。
た。
・修学旅行,遠足に関して目的や行程,安全面で適切な内
・昨年度(2020年度)に新設され2年目を
学 容であるかを内規に照らし合わせて検討し,問題点を企画
迎えた。
校 本委員会設立以前の学校としての課題 者に示した。 ・昨年度に作成した修学旅行,遠足,研修合宿に関する内
・内規に照らし合わせて,修学旅行,遠 ・修学旅行,遠足,研修合宿に関して,目的や内容,行程等が適切に
行 として,修学旅行,遠足,研修合宿に関 ・今年度の視聴覚行事「古典芸能」として落語鑑賞を行っ 規を全職員に十分に理解してもらう必要がある。
足などに関して委員会で内容を検討す 企画されているか,昨年承認された内規とも照らし合わせて検討し,
する内規が存在せず,情報の共有や円 た。参加した生徒たちの鑑賞態度,反応も良く,事後アン ・各学年と連携をとり,安全かつ円滑に教育的に意義のあ
事 る。
滑な引き継ぎがなされていなかった。本
職員会議で承認を得る。
ケートでもほとんど全ての生徒が好意的な感想を述べてい
4
る学校行事を運営していく。
委 ・本年度の視聴覚行事の運営を行う。 ・今年度の視聴覚行事である「古典芸能」の運営を行う。
年度は昨年承認された内規に則って,本 た。 ・視聴覚行事に関しては,主に3年生の出席率の向上が課
員 ・次年度の視聴覚行事の企画,立案,予 ・次年度の視聴覚行事である「演劇」の企画立案を行う。
委員会で検討を行った。 ・次年度の視聴覚行事「演劇」では宝塚観劇を実施する予 題である。
会 約を行う。
定である。スタンダードな2幕もので,お芝居とレビューの両
・次年度の研修合宿の予約を行う。
方が楽しめる構成になっている。
・学校説明会(SG),オンライン学校説明 ・昨年度に比べ受験者数は増加したが,さらに本校の魅力
会 ・課題解決のため,学校説明会や中学校訪問などの内容をより実効 を知ってもらえるように継続的に広報活動を行う。
広 ・学校案内及び学校ホームページを刷新した。
・体験授業 性のあるものに変え,本校の魅力を伝える機会を十分に活用するべく ・参加者アンケートを踏まえて来年度のスクールガイダンス
報 ・学校紹介動画,国際枠入学希望者向け動画を作成した。
・中学校訪問 努める。 の実施内容を検討する。また,参加する受験生の負担にな
・本校の教育活動とその魅力を中学校 ・コロナ禍ではあったが,オンラインスクールガイダンス,ス
委 ・学校案内の作成と各中学校への案内
や受験生に十分に伝えきれていない。
・体験授業や在校生によるスクールライフ紹介など,中学生のニーズ
クールガイダンスを実施し,受験生に本校の魅力を体験して
5 らず,進路検討がしやすい時期に実施する。
員 送付 に合った学校説明会の実施 ・中学校訪問の時期を早め,本校の紹介とスクールガイダ
もらう機会を作ることができた。
会 ・学校HPの管理・更新 ・学校ホームページの内容やデザインの刷新 ンスの案内を行う。
・夏期に行う中学校訪問数を増やすことができた。
・大阪府公立高校進学フェアWeb版への ・学校案内冊子の送付,中学校訪問の拡大 ・学校案内の内容の更なる改善を行う。
掲載
・学校のHPにおいて,国際交流活動に
関する広報活動が定着しつつある。
・大阪ユネスコスクールネットワークの加
校 ・コロナ禍において,海外のASPnet校と
国 盟校としての活動実績が,学校内での
の交流をどのように継続・発展させていく
務 際 活動において効率的に還元されていな
べきか。
・韓国・サンダン高校との交流において,Zoomを活用した国
・引き続き,留学生の受け入れ態勢を整える。
分 教 い。 際的な交流会を実施した。オンライン交流2年目の今年度
・学校内での活動(「グローバル探究I・ ・オンラインツールを活用した国際的な交流のあり方を確立する。 ・引き続き,学校内での活動と大阪・関西ASPnetにおける
掌 ・海外のASPnet校との交流が限定的で は3日間のプログラムを準備し,ディスカッションを含めて対
育 II」,ユネスコ部の取り組み,生徒会執 ・本委員会の活動や,海外のASPnet校との学び合いや大阪・関西 4 活動を効果的に連関させる方法を検討する。
(
ある。 面実施の時と同程度の交流ができた。
委 行部の取り組みなど)と大阪・関西 ASPnet加盟校としての取り組みを様々な場面で発信する。 ・海外の高校とのオンラインツールを用いた交流方法を確
・留学生の受け入れ態勢を整理している ・大阪・関西ASPnet加盟校としての取り組みを「マルカル通
委 員 段階である。
ASPnetにおける活動をどのように連結さ
信」で発信した。
立する。
員 会 せるか(相乗効果を一層生みだすための
・国際枠入試に
合格
5
した生徒の交流会
会 方策)。
を通じて,当該生徒が本校での生活に
・ 早く慣れることができるよう対応してい
W る。
G
)
・昨年度は「探究活動の支援(ICT活用 ・学校のICT環境を整備する ・BYAD環境に関しては導入段階より移行段階へ向けての
情 および図書館活用を含んだメディア活 ・学校全体の情報化推進 ・情報活用力育成のための教育を推進し,日本におけるメディア活用 ・生徒のWi-Fiアカウントの作成,付与,管理 接続をシームレスに行う。
報 用)」としていたが,コロナ禍によるICT活 ・新入生へのガイダンス実施や機器購入 教育をリードする実践をめざす。 ・教員研修を実施する ・新型コロナ感染症拡大に伴い,ICT推進が急務となった。
化 用の需要の高まりの中,ICT環境整備を の告知 ・生徒の探究活動の支援 ・校内の1人1ID(端末)環境を構築 そのため,ICT業務が増大し,図書館活用の業務との兼任
推 行っている。 ・附属池田中学校との連携 ・情報メディア(ICTと図書)活用力の育成 ・探究活動におけるメディア活用(ICTおよび図書館活用)を が難しくなっている。図書館活用業務は委員会から独立さ
4
進 ・具体的には校内のID管理(Googleや ・大阪教育大学との連携 ・それらをサポートする教員の指導体制の構築,指導力向上 支援 せたほうが良い。
委 Wi-fi)や端末の管理を担っている。 ・校内の各分掌との連携 ・BYAD環境の構築と改善 ・本校HPで2021年度からのBYAD導入について広報の実施 ・新入生オリエンテーションおよび新着任教職員オリエン
員 ・2021年度新入生より実施するBYAD環 ・教職員への周知 ・採用する端末,およびアプリの選定 ・2023年度入学生でBYAD全学年完全実施ができる予定 テーションの実施。
会 境構築に際して,Chromebookの導入過 ・学校図書館の利用向上 ・ICT機器を利活用した教育活動についての研修の実施 ・生徒に対する使用方法やモラルに関する指導について ・学習支援システムの導入の検討。
程の作業を担っている。 は,ガイドラインの作成とともに継続中 ・校内での分掌間の連携の在り方の検討
・「グローバル探究I,II」,「データサイエンス基礎」を必修
W 科目として実施した。
W ワールド・ワイド・ラーニングコンソーシア ・WWLの目標の趣旨を生かしたプログラ ・WWLとしての探究活動を目指し,1,2年生全員を対象として,「グ ・1,2年生の希望者対象に「イノベーティブシンキング」,
L ・今年度開講したプログラムについて,より充実度を増すた
ム構築支援事業の共同実施校として, ムを新規に企画・運営を行い,継続性を ローバル探究I,II」の授業を進めていく。 「データサイエンス」,「エンパワメントプログラム」,「ランチタ
めに内容の吟味や今後の継続性を検討する必要がある。
推 世界で活躍できるイノベーティブなグ 意識して,その運営方法を模索・確立す ・幅広く探究に関わる意欲や能力を高めるため,特定の内容に偏るこ イムチャット」など多種のプログラムを実施した。
5 ・今年度の高校生国際会議はコロナ禍の影響でほぼ全面
進 ローバル人材を育成するプログラムを構 る。 とのないように,多様なプログラムを企画・実施する。 ・1月には高校生国際会議を2日間開催した。
的にオンラインでの実施となったが,次年度は対面実施に
委 築することを目標として校内プログラム ・校内だけでの実施ではなく,関係機関 ・管理機関である大阪教育大学や拠点校の平野校舎,および連携機 ・新しく企画・開発したプログラムが多く,またコロナ禍による
備えて体制づくりに早くから取り組むことが必要である。
員 を企画・実施していく。 との連携をとり協働して実施していく。 関,連携校との調整を適切に行っていく。 急な予定変更や実施内容の変更もあり,それぞれに課題が
残ったが,大学,平野校舎,国内外の連携校と共同して実
会
施することで得られた成果は大きい。
令和3年度 学校自己評価 大阪教育大学附属高等学校池田校舎
区分 項目 現状 課題 達成目標・方略 進捗状況 到達度 今後の課題
・科目選択の傾向はさらに変化し,講座編成,学級編成が
・将来を見据えた主体的学習姿勢を養う ・3年生の出席状況の把握方法に関して,校務支援ソフトと
困難となってきた。
科目選択機会の活用 の連携を考える必要がある。
・次期教育課程の編成はできたが,この教育課程による入
・生徒の学力の多面的評価についての ・各学年及び各教科と適切に連携し,生徒が希望する科目をできるだ ・校務支援ソフトの運用については試行的運用から本格的
試制度に不確定な要素が多く,見直しが必要となる可能性
教務面からの検討 け良好な学習環境で履修できるように講座編成を行う。 運用に移る必要があるが,現時点では教務の業務増大に
がある。
教 本校の教育目標に沿った教科の学習活 ・次期指導要領の教育課程編成につい ・次期指導要領の趣旨に従い,教育課程を編成するとともに,適切な なっている。
・大学入試の在り方が毎年のように変わり,生徒も進路指導
動の実践と適切な学習評価が行われる ての検討 評価(評定)のあり方について検討を行う。 ・次期教育課程の観点別評価については,校内の共通理
務 よう,教務内規に基づいて校務を分担し ・教務と進路の連携を意識した役割分担 ・進路情報の提供,生徒の進路希望の把握に努める。
担当も対応に苦労する状況が続いている。 4
解を深める必要がある。
部 ・コロナの影響で行事予定が大きく変わるなか,授業の進め
ている。 の検討 ・教育実習の在り方について,大学および連携校との連携を密にす ・WWLに関して,教務として検討することがまだ多くある。
方や授業形態の対応に各教科とも苦慮していた。
・生徒の立場に立った進路指導の推進 る。 ・教育実習については大学および系列校との連携をしっか
・教育実習については大学の改編の影響とコロナ対応の必
・有意義な教育実習の在り方の検討 ・校務支援ソフトの円滑な運用を目指す。 りと取りながら,新たな状況に対応していく必要がある。
要性によって,大きな変化が求められている。
・教務関係事務の効率的な進め方の検 ・大学の入試制度の変化に対応した進路指導を心掛ける
・校務支援ソフトの制約が多く,校内システムとのすり合わ
討 必要がある。
せが大変である。
・各学年より1名,養護教諭,部長の5名
体制。
・他者を尊重し,お互いに支え合い,高
・健康診断,教育相談,自転車安全指 ・学校生活の中で他者への思いやりや共感できる心を大切
生 め合える集団づくり。 ・登下校中のトラブルに関する報告があった。
導,清掃指導,遺失物管理,対外的な対 ・学校生活,社会生活におけるマナーの指導。 にする総合的な指導。
活 ・担任,養護教諭,スクールカウンセラー ・届け出された盗難件数は減少した。
応,校門指導,問題行動時の指導,その ・基本的な生活習慣についての支援。 ・安全,安心,信頼の空間づくり。
(SC),学校安全推進センター,スクール ・各学年による「生指人権LHR」が有効に活用されていた。
指 他生活指導全般にかかわる支援を担
ソーシャルワーカー(SSW)と連携した生
・担任,養護教諭,スクールカウンセラー(SC),学校安全推進セン
・生活指導部,担任,養護教諭,スクールカウンセラー
4 ・生徒の状況を全体で把握し,支援できる体制づくり。
導 当。 ター,スクールソーシャルワーカー(SSW)との連携,連絡体制の強化。 ・規範意識や情報リテラシーの向上。
徒支援体制の構築および運営。 (SC),学校安全推進センター,スクールソーシャルワーカー
部 ・1年生からChromebookが導入され,学 ・北摂地区補導連絡協議会への参加と情報交換。 ・清掃,整理整頓の徹底。
・安全で安心できる学習環境の整備。 (SSW)間で情報共有を行うことができた。
校生活でより一層ICTの活用がみられる ・欠席,遅刻,入校証忘れの減少。
・メディアリテラシー教育の充実。
ことから,関連した課題への対応が求め
られる。
昨年度に引き続き,6名の部員で構成。 ・生徒が行事や企画を検討する際,「な
主に以下の仕事を担当。 ぜその行事や企画を行うのか?」「どの
教 ・執行部,委員会3役で集まり意見交換や情報共有する場
・生徒会指導(生徒会執行部や委員会 ような効果が得られるのか?」といった ・各行事や企画において,「本質を追求する姿勢」と,「活動
科 ・1つ1つの生徒会行事や企画の意義・目的をふまえて活動内容を整 を定期的に設定した。その場において,個々の生徒会行事
の指導,生徒会行事の運営,部・同好会 目的・目標・理想像など(=行事や企画 の意義を明確にし,主体的かつ効率的に活動に取り組む
理し,よりよい方策を検討させる機会をつくる。 や企画の意義・目的を再確認し,より効率的な執行部・委員
外 活動全体に関係する仕事の指導・調整) の「幹」となる部分)を最初に考える習慣 姿勢」を生徒に定着させる指導を継続すること。
・Google ClassroomやFormsなどのオンラインツールを活用し,生徒の 会活動を意識させることができた。 3
活 ・LHR運営指導・調整(リーダー(執行部・ を身につけさせること。
活動に適宜フィードバックを行うことで,計画的かつ継続的な委員会 ・G-Suiteを活用し,1年間の活動記録とふり返り,次年度の
・教員の入れ替わりによる指導の方向性の微妙な差異をな
校 動 代議員)研修,活動場所の調整,LHR使 ・少ない部員数で最大限の効率を生み くし,学校として一本筋の通った教科外活動指導を継続す
活動を行うことができるようにする。 検討課題等を蓄積させることができた。これらの資料を次年
務 部 用物品の管理) だせる生徒会の指導方法を確立するこ ること。
度以降の生徒の活動に適切に還元することが課題となる。
分 ・部長含む4名が担任兼務。2名が学年 と。
副担兼務。担任外は0名。
掌
(
部
)
・小中高共同で研究協議会,部会,研修会を定期的に持 ・池田地区附属学校(小中高)の育てたい生徒の実現に向
・池田地区附属学校(小中高)共同研究 ・新学習指導要領の趣旨を踏まえた授
ち,池田地区附属学校研究発表会(小中高共同研究テー けて,効果的な協働のあり方を検討する。次年度の研究会
に取り組み,公開授業研究会で成果発 業モデルを,池田地区附属小・中学校,
・高校の研究課題に取り組んで授業改善を進め,小中高を通した児 マ:社会とつながり,明日を切り拓く資質・能力の育成)をオ については各校種別で実施し,それぞれの取り組みの周
表をしている。 大教大教員等と協働して開発する。
童・生徒の学びの在り方を視野に入れて研究する。 ンラインで開催した(2021年11月20日)。 知と2023年度に向けた研究活動の検討を行う。
・研究成果を『研究紀要』にまとめ,他機 ・近年の動向を踏まえた研究テーマを掲
・研究内容を広く発信するために,高校の実践発信サイト「一人ひとり ・2021年1月23日高校の実践発信サイトを年度更新をしな ・研究テーマに全教員が取り組み,教科会議において議論
関への送付や本学リポジトリ登録にて発 げて全教員が取り組んで発信し,他校,
教 の学びを深める授業」を作成し公開する。公開授業研究会の参加者を がら公開中。昨年度研究授業,教科や校務分掌に関連する を深めて日常的な授業改善に努める。
信している。 他機関との協働的な取り組みを推進す
育 増やし,「研究紀要」の内容充実に努める。 研究,年間研究記録を「研究紀要」に掲載。昨年度の「研究 ・池田地区附属学校の教育目標実現の核として「総合的な
・グローバル探究I,グローバル探究II る。
・「グローバル探究I,II」に関する議論の頻度を増やすことで,授業 紀要」を大教大リポジトリに登録。 探究の時間」を位置付ける。これまでの素地を生かした各
研 の教員チームを統括(学年担任団と連 ・「グローバル探究(総合的な探究の時
内容の充実と担当者の荷重軽減を図る。また授業内容をHPに定期的 ・「グローバル探究I,II」は概ね予定通りに実施すること
4
校のカリキュラムの上に異学年連携や教科教育の連携を
究 携をとって運営,チームの協力体制構 間)」の継続的・発展的な指導体制の構
にアップし,普及を図る。 ができた。「グローバル探究I」については池田地区研究会 取り入れて内容の充実を図り,地区としてカリキュラム開発
部 築)している。 築と外部向けの発信の強化。
・WWL推進委員会と連携し,評価指標について原案を作成する。事業 で発表を行った。 をめざす。
・WWL事業の「グローバル探究」やイノ ・グローバルでイノベーティブな人材育成
初年度として運用する。 ・「イノベーティブ・シンキング」については,計画していた内 ・WWL事業の「グローバル探究」やイノベーティブ人材の評
ベーティブ人材の評価に関する研究を (新規事業)に関して,評価指標を研究
・IB教育についてのこれまでの研究成果や実践等を踏まえ,学習活動 容を概ね実施することができた。また評価指標については 価に関する研究を継続し,よりよい評価活動の実現をめざ
担当する。 開発することが必要。
の一部に取り入れる。 原案を作成し,それをもとに評価を行う予定。 す。
・国際バカロレア教育(IB)に関する研究 ・IBのDPを実践するだけの人員や施設
・IBのTOKを「グローバル探究」に一部取り入れるなど,一条 ・IB教育の研究を踏まえ,IB教育のエッセンスを一条校で
(大学中期計画最終年)の総括を行う。 が不十分であること。
校での導入について実践的に研究している。 生かしていく。
・令和3年3月に「SPS認証支援校 計画
・大阪教育大学の後藤先生にSPS推薦委員として7月の学
&実践報告書 2020年度」を作成。全教
校安全委員会に参加いただき助言を得た。
員および第3回学校安全委員会参加者 ・SPS認証校の内定はいただいたが課題は多い。具体的
・かつて年1回であった防災訓練が火災対応と地震対応の
に配布した。 には,安全点検体制の拡充,学校安全活動への生徒のよ
・安全で安心な学校つくりの結果として 2回の訓練となった。
・2020年度の学校安全委員会での生徒 ・SPS推薦委員の指導・助言を受けつつ,SPSの7つの指標を達成す り一層の参加,安全教育の開発などである。学校安全委員
のSPS7つの指標の達成 ・地震対応避難訓練を教員と生徒が共同で企画・実施した。
代表発言をふまえ,今年は防災訓練の る。 会の活用やSPSサポーター委嘱制度の導入などをその対
・学校安全への高校生の参画をどのよう ・「学校安全マニュアル」の防犯隊における役割が明確化で
総 回数をこれまでの2回から3回に増やす ・学校安全委員会での生徒代表の意見を積極的に取り入れる。 応策として検討中である。
に実現するかの検討 きた。
予定である。 ・「安全マニュアル」を見直し必要な改訂を行う。 ・まだ「さすまた」がない場所への配置,「捕獲ネット」など安
務 ・学校安全マニュアルに自衛消防隊(運
・「安全マニュアル」の改訂
・「さすまた」を廊下などに配置する。
・「安全点検表」の結果を生徒代表にフィードバックできた。 4
全関係用品の充実が必要。
部 ・「安全点検表」の内容の再確認と活用 ・「さすまた」を廊下に配置できた。
用細則)を追加し「負傷者発見の際の対 ・「安全点検表」の結果を生徒にフィードバックすることで,生徒が主体 ・備蓄品の検討
・職員室・事務室・研究室以外の場所へ ・「1mものさし」を防犯用として各教室に配置できた。
応」が追加できた。さらなる改善が必要 的に学校安全に関わる仕組みをつくる。 ・附属小学校や中学校とのさらなる連携について検討が必
の「さすまた」の設置 ・非常時に使用する医療品袋を各教室に配置でき,その用
である。 ・生徒貸出し用chromebookのルールづくりと運用 要。
・生徒貸出用chromebookの管理と運用 途を風紀委員と保健委員が他生徒に説明した。
・不審者侵入時の「さすまた」が職員室・ ・職員会議や校務分掌関係など内規集の一層の充実を図
・SPS実地審査があり,SPS認証が内定した。
事務室・研究室にしかない。 る。
・生徒貸出しchromebookのルールが作成され運用できた。
・安全業務に備蓄品の管理が追加され
・職員会議をリモートで行うためのルールを作成した。
た。
・修学旅行,遠足に関して目的や行程,安全面で適切な内
・昨年度(2020年度)に新設され2年目を
学 容であるかを内規に照らし合わせて検討し,問題点を企画
迎えた。
校 本委員会設立以前の学校としての課題 者に示した。 ・昨年度に作成した修学旅行,遠足,研修合宿に関する内
・内規に照らし合わせて,修学旅行,遠 ・修学旅行,遠足,研修合宿に関して,目的や内容,行程等が適切に
行 として,修学旅行,遠足,研修合宿に関 ・今年度の視聴覚行事「古典芸能」として落語鑑賞を行っ 規を全職員に十分に理解してもらう必要がある。
足などに関して委員会で内容を検討す 企画されているか,昨年承認された内規とも照らし合わせて検討し,
する内規が存在せず,情報の共有や円 た。参加した生徒たちの鑑賞態度,反応も良く,事後アン ・各学年と連携をとり,安全かつ円滑に教育的に意義のあ
事 る。
滑な引き継ぎがなされていなかった。本
職員会議で承認を得る。
ケートでもほとんど全ての生徒が好意的な感想を述べてい
4
る学校行事を運営していく。
委 ・本年度の視聴覚行事の運営を行う。 ・今年度の視聴覚行事である「古典芸能」の運営を行う。
年度は昨年承認された内規に則って,本 た。 ・視聴覚行事に関しては,主に3年生の出席率の向上が課
員 ・次年度の視聴覚行事の企画,立案,予 ・次年度の視聴覚行事である「演劇」の企画立案を行う。
委員会で検討を行った。 ・次年度の視聴覚行事「演劇」では宝塚観劇を実施する予 題である。
会 約を行う。
定である。スタンダードな2幕もので,お芝居とレビューの両
・次年度の研修合宿の予約を行う。
方が楽しめる構成になっている。
・学校説明会(SG),オンライン学校説明 ・昨年度に比べ受験者数は増加したが,さらに本校の魅力
会 ・課題解決のため,学校説明会や中学校訪問などの内容をより実効 を知ってもらえるように継続的に広報活動を行う。
広 ・学校案内及び学校ホームページを刷新した。
・体験授業 性のあるものに変え,本校の魅力を伝える機会を十分に活用するべく ・参加者アンケートを踏まえて来年度のスクールガイダンス
報 ・学校紹介動画,国際枠入学希望者向け動画を作成した。
・中学校訪問 努める。 の実施内容を検討する。また,参加する受験生の負担にな
・本校の教育活動とその魅力を中学校 ・コロナ禍ではあったが,オンラインスクールガイダンス,ス
委 ・学校案内の作成と各中学校への案内
や受験生に十分に伝えきれていない。
・体験授業や在校生によるスクールライフ紹介など,中学生のニーズ
クールガイダンスを実施し,受験生に本校の魅力を体験して
5 らず,進路検討がしやすい時期に実施する。
員 送付 に合った学校説明会の実施 ・中学校訪問の時期を早め,本校の紹介とスクールガイダ
もらう機会を作ることができた。
会 ・学校HPの管理・更新 ・学校ホームページの内容やデザインの刷新 ンスの案内を行う。
・夏期に行う中学校訪問数を増やすことができた。
・大阪府公立高校進学フェアWeb版への ・学校案内冊子の送付,中学校訪問の拡大 ・学校案内の内容の更なる改善を行う。
掲載
・学校のHPにおいて,国際交流活動に
関する広報活動が定着しつつある。
・大阪ユネスコスクールネットワークの加
校 ・コロナ禍において,海外のASPnet校と
国 盟校としての活動実績が,学校内での
の交流をどのように継続・発展させていく
務 際 活動において効率的に還元されていな
べきか。
・韓国・サンダン高校との交流において,Zoomを活用した国
・引き続き,留学生の受け入れ態勢を整える。
分 教 い。 際的な交流会を実施した。オンライン交流2年目の今年度
・学校内での活動(「グローバル探究I・ ・オンラインツールを活用した国際的な交流のあり方を確立する。 ・引き続き,学校内での活動と大阪・関西ASPnetにおける
掌 ・海外のASPnet校との交流が限定的で は3日間のプログラムを準備し,ディスカッションを含めて対
育 II」,ユネスコ部の取り組み,生徒会執 ・本委員会の活動や,海外のASPnet校との学び合いや大阪・関西 4 活動を効果的に連関させる方法を検討する。
(
ある。 面実施の時と同程度の交流ができた。
委 行部の取り組みなど)と大阪・関西 ASPnet加盟校としての取り組みを様々な場面で発信する。 ・海外の高校とのオンラインツールを用いた交流方法を確
・留学生の受け入れ態勢を整理している ・大阪・関西ASPnet加盟校としての取り組みを「マルカル通
委 員 段階である。
ASPnetにおける活動をどのように連結さ
信」で発信した。
立する。
員 会 せるか(相乗効果を一層生みだすための
・国際枠入試に
合格
6
した生徒の交流会
会 方策)。
を通じて,当該生徒が本校での生活に
・ 早く慣れることができるよう対応してい
W る。
G
)
・昨年度は「探究活動の支援(ICT活用 ・学校のICT環境を整備する ・BYAD環境に関しては導入段階より移行段階へ向けての
情 および図書館活用を含んだメディア活 ・学校全体の情報化推進 ・情報活用力育成のための教育を推進し,日本におけるメディア活用 ・生徒のWi-Fiアカウントの作成,付与,管理 接続をシームレスに行う。
報 用)」としていたが,コロナ禍によるICT活 ・新入生へのガイダンス実施や機器購入 教育をリードする実践をめざす。 ・教員研修を実施する ・新型コロナ感染症拡大に伴い,ICT推進が急務となった。
化 用の需要の高まりの中,ICT環境整備を の告知 ・生徒の探究活動の支援 ・校内の1人1ID(端末)環境を構築 そのため,ICT業務が増大し,図書館活用の業務との兼任
推 行っている。 ・附属池田中学校との連携 ・情報メディア(ICTと図書)活用力の育成 ・探究活動におけるメディア活用(ICTおよび図書館活用)を が難しくなっている。図書館活用業務は委員会から独立さ
4
進 ・具体的には校内のID管理(Googleや ・大阪教育大学との連携 ・それらをサポートする教員の指導体制の構築,指導力向上 支援 せたほうが良い。
委 Wi-fi)や端末の管理を担っている。 ・校内の各分掌との連携 ・BYAD環境の構築と改善 ・本校HPで2021年度からのBYAD導入について広報の実施 ・新入生オリエンテーションおよび新着任教職員オリエン
員 ・2021年度新入生より実施するBYAD環 ・教職員への周知 ・採用する端末,およびアプリの選定 ・2023年度入学生でBYAD全学年完全実施ができる予定 テーションの実施。
会 境構築に際して,Chromebookの導入過 ・学校図書館の利用向上 ・ICT機器を利活用した教育活動についての研修の実施 ・生徒に対する使用方法やモラルに関する指導について ・学習支援システムの導入の検討。
程の作業を担っている。 は,ガイドラインの作成とともに継続中 ・校内での分掌間の連携の在り方の検討
・「グローバル探究I,II」,「データサイエンス基礎」を必修
W 科目として実施した。
W ワールド・ワイド・ラーニングコンソーシア ・WWLの目標の趣旨を生かしたプログラ ・WWLとしての探究活動を目指し,1,2年生全員を対象として,「グ ・1,2年生の希望者対象に「イノベーティブシンキング」,
L ・今年度開講したプログラムについて,より充実度を増すた
ム構築支援事業の共同実施校として, ムを新規に企画・運営を行い,継続性を ローバル探究I,II」の授業を進めていく。 「データサイエンス」,「エンパワメントプログラム」,「ランチタ
めに内容の吟味や今後の継続性を検討する必要がある。
推 世界で活躍できるイノベーティブなグ 意識して,その運営方法を模索・確立す ・幅広く探究に関わる意欲や能力を高めるため,特定の内容に偏るこ イムチャット」など多種のプログラムを実施した。
5 ・今年度の高校生国際会議はコロナ禍の影響でほぼ全面
進 ローバル人材を育成するプログラムを構 る。 とのないように,多様なプログラムを企画・実施する。 ・1月には高校生国際会議を2日間開催した。
的にオンラインでの実施となったが,次年度は対面実施に
委 築することを目標として校内プログラム ・校内だけでの実施ではなく,関係機関 ・管理機関である大阪教育大学や拠点校の平野校舎,および連携機 ・新しく企画・開発したプログラムが多く,またコロナ禍による
備えて体制づくりに早くから取り組むことが必要である。
員 を企画・実施していく。 との連携をとり協働して実施していく。 関,連携校との調整を適切に行っていく。 急な予定変更や実施内容の変更もあり,それぞれに課題が
残ったが,大学,平野校舎,国内外の連携校と共同して実
会
施することで得られた成果は大きい。