No.416
府立貝塚南高等学校
校 長 藤 田 繁 也
令和4年度 学校経営計画及び学校評価
1 めざす学校像
「明るく、たくましく、心爽やかな」国際社会に貢献できる人材を育成し、地域に信頼され、誇りとされる学校をめざす。
―アクション、シンキング、チームワークですべての子供たちの可能性を最大限に引き出します―
1.夢・目標を主体的に見つけ、進路実現に向けて積極的に取り組む生徒を育てる。
2.知的好奇心が旺盛であり、自ら考え学ぶ姿勢を持った生徒を育てる。
3.集団の中での義務と責任を認識し、集団の一員として貢献する意欲のある生徒を育てる。
4.他人の立場や周りの人の気持ちを考え、行動できる生徒を育てる。
2 中期的目標
1. 確かな学力の育成
(1)「主体的・対話的・深い学び」を追究し新しい時代に対応できる「知識・技能」の習得、「思考力・判断力・表現力」「学びに向かう力・人間性等」
の育成に取り組む。
ア 学校としての「生徒に育成したい資質・能力」 、「めざすべき生徒像」について、全教員で共有し、授業を軸にその実現へ向かう。
※学校に期待される社会的役割【スクール・ミッション】やそれに基づく【スクール・ポリシー】(グラディエーション・ポリシー、カリキュラ
ム・ポリシー、アドミッション・ポリシー)の策定に向けた検討に着手する。
イ 学力向上委員会を中心に相互授業観察、研究授業などの計画的実施、授業アンケートの効果的活用など、学力向上に組織的に取り組む。又、ICT
機器を効果的に取り入れ個別最適な学びと協同的な学び、一斉学習を併存的に展開するなど学びの深化を図る。
※学校教育自己診断(生徒)における授業満足度の肯定的回答(R1 58%、R2 68% R3 74%)を令和6年度まで 65%以上を維持する。
ウ 新学習指導要領に対応した特色ある教育課程を追究する。
2. 夢と希望を持ち、進路実現に積極的に取り組む生徒の育成
(1)生徒の希望する進路の実現に向けて、計画的な進路指導体制を確立する。
ア 3年間を通した継続的かつ計画的に進路指導に取り組み、大学・短大、専門学校および職業などについてキャリア教育を行う。
イ 3年間を通した計画的な講習の実施により、早期からキャリア形成を見通し努力させる。
※実力考査の結果の分析を行い、学習支援クラウドサービスなどを活用し継続的な進路指導を行う。
※学校教育自己診断(生徒)における進路に関する情報提供の肯定的回答(R1 74%、R2 82% R3 87%)を令和6年度まで 80%以上を維持する。
(2)各授業、HR、「総合的な探究(学習)の時間」や学校行事1などを通じ、探究的に学び表現力を向上させる機会を確保しキャリア発達を促す。
(3)グローバル人材の育成
ア 国際関係機関との連携や海外の学校との友好交流、SDGs の視点を踏まえた授業や HR、
「総合的な探究(学習)の時間」、特別活動等の実施を奨励
し、国際理解教育を推進する。
※学校教育自己診断(生徒)における「授業や行事2で国際理解について学ぶ機会がある」の肯定的回答を(R2 57% R3 63%)令和6年度まで 60%
以上を維持する。
3.安全安心で魅力のある学校づくり
(1)規範意識を醸成する等、個々の生徒への支援体制を充実させ社会構成員としての自覚を促す。
ア 朝の職員連絡会や SHR を通して、生徒の状況を把握、教員間で共有し、望ましい生活習慣、生活規範の確立に向けた指導を行う。
イ 関係機関との連携にて校内支援体制を充実させ、すべての生徒の学びと育ちを支援する。
ウ 互いの違いを認め合い、 「ともに生きる」精神を育成し、学校に来るのが楽しいと感じる環境を作る。
※学校教育自己診断(生徒)における人権について学ぶ機会の肯定的回答(R1 74%、R2 86% 、R3 89%)を令和6年度まで 80%以上を維持する。
※1月末段階での遅刻(R1 3,676 件、R2 2,381 件、R3 1,430 件)を令和6年度まで 2,000 件以下を維持する。
※学校教育自己診断(生徒)における「先生は悩みごとや相談ごとを聞いてくれる」の肯定的回答(R1 70%、R2 77%、R3 82%)を令和6年度まで
75%以上を維持する。
※学校教育自己診断(生徒)における「学校へ行くのが楽しい」の肯定的回答(R1 74%、R2 77% 、R3 80%)を令和6年度までには 80%程度を維持
する。
(2)特別活動や生徒会活動を活性化させ生徒の自己肯定感を醸成するとともに、集団や学校への帰属意識を高める。
ア 部活動や文化祭、体育祭などの生徒の自主的な活動を活性化させるとともに協働にて取り組む内容を充実させる。
※学校教育自己診断(生徒)における「文化祭は楽しく行えるよう工夫されている」の肯定的回答(R1 63%、R2 75% R3 82%)を令和6年度まで
70%以上を維持する。
※学校教育自己診断(生徒)における「体育祭は楽しく行えるよう工夫されている」の肯定的回答(R1 49%、R2 59%、R3 78%)を令和6年度ま
で 60%以上を維持する。
※生徒向け修学旅行アンケートにおける満足度の肯定的回答(R1 93%、R2 95% R3 97%)を令和6年度まで 90%以上を維持する。
(3)生徒が安全に安心して学校生活を送ることができるよう保護者との連携および環境の整備を行う。
ア 保護者との連絡を密にし、生徒が安全・安心に学校生活を送られるようにする。
イ 美化活動等の環境整備
ウ 「防犯及び防災計画」を点検し、天災や火災、侵入者などの危機管理体制を充実させる。また、保健所や学校医との連携を深め、新型コロナウ
イルス感染症に係る対応の充実を図る。
※学校教育自己診断(保護者)における「家庭への連絡や意思疎通」
(R1 59%、R2 75% R3 79%)を令和6年度まで 75%以上を維持する。
※学校教育自己診断(職員)における「事故・事件等に迅速・適切に対応」
(R1 82%、R2 88% R3 70%)を令和6年度まで 85%以上を維持する。
4.地域・保護者と連携した学校づくり
(1)広報活動を活性化し、本校の取り組みを中学生や保護者、地域に発信する。
ア Web ページおよびブログを定期的に更新し、本校の取組みを地域・保護者に発信する。
イ 本校で実施する学校説明会をさらに充実させると共に、外部の学校説明会などにも積極的に参加する。
※学習支援クラウドサービス登録者(R1 66%、R2 100% R3 100%)の在籍者に対する割合を 100%とする。
(2)地域との連携に取り組む
ア KEYS(貝塚警察署との連携した活動)等のボランティア活動を継続発展させる。
イ 地域の学校等との連携を活発に行う。
(3)保護者向け進路説明会の実施および保護者への進路情報の提供
ア 保護者向け進路説明会の内容を充実させ、保護者が参加しやすい説明会を企画、実施すると共に、進路情報を積極的に発信する。
※学校教育自己診断(保護者)における進路に関しての情報提供(R1 55%、R2 57%、R3 66%)を令和6年度まで 60%以上を維持する。
5.教職員の資質向上と意識改革
(1) 個々の教員が学校運営に参加する意識をもって業務にあたる。
No.416
府立貝塚南高等学校
ア 運営委員会が中心となり同僚性を高め、校内での情報共有や意思統一を図り組織目標の達成を行う。
イ ICT 機器を効率的に活用し、さまざまなデータの共有・情報共有を行うと共に、事務作業、会議運営の効率化等を図り、生徒と向き合う時間を確
保する。
(2)校内での教職員研修を積極的に行うと共に、外部で実施される研修等の内容を校内で共有する。
ア 教職員の資質向上をめざした研修を計画的に実施する。
イ 校外での研修などにより、積極的に情報を収集するとともに校内での周知を行う。
(3)働き方改革の取組みを行い、職員が生徒と向き合う時間を増やす。
ア 働きやすい職場環境の整備につとめると共に、風通しがよく、働きがいのある組織作りを進める。
【学校教育自己診断の結果と分析・学校運営協議会からの意見】
学校教育自己診断の結果と分析[令和4年 12 月実施分] 学校運営協議会からの意見
【保護者に関して】※結果の詳細は HP をご覧下さい。 【第1回】
・13 項目中9項目において、昨年度より肯定的な回答ポイントを上昇さ ・スクール・ミッション、スクール・ポリシーの策定については、与えられた状況の中で
せている。上昇させた主な項目は[子どもは学校へ行くのを楽しみにし 生徒を受け入れる為に、どのように策定すればよいかを参考にして策定すればよい。
ている:74→79.1]
[学校はテストの得点だけでなくいろいろな面から学 ・評価目標については、どんどん目標を高くしていくと、目標を達成することに囚われて
習の評価を行っている:66.3→72.5]
[学校は教育情報について提供の努 しまうので気を付けた方がよい。
力をしている:71.9→72.7]等である。 ・生徒がのびのびと育つことが大切。
・
「学校は、いじめについて子どもが困っていることがあれば真剣に対応 ・生徒の主体性を伸ばすために、高校だけで伸ばすことは難しい。中学校と高校で協力す
してくれる」について、昨年度より肯定的な回答ポイントを上昇させて る必要がある。
いるが「判断できない、よくわからない」が 56.6%と高い数値である。該 ・過去3年間の遅刻数が大幅に減っていることがすごい。先生方の指導の成果だと思いま
当事例に関係する保護者が少ないことが要因と思われる。 す。
・
「学校の授業参観や学校行事3に参加したことがある」について、昨年度 ・貝塚南の良いところとして、教員のこども理解、インクルーシブ教育の観点から合理的
より肯定的な回答ポイントを上昇させているが「全くあてはまらない」 配慮をしているということがある。そこをもう少しアピールしてみてはどうか。
が 31.8%と高い数値である。主に感染症対策にて制限を施したことが要因 ・指導と評価の一体化を目指さなければいけない。その為にも、中学校と高校で情報共有
と思われる。今後、様々な手段を講じて開かれた学校づくりに努めたい。 をしていきましょう。
・修学旅行についてはどこに行くのかではなく、何を体験し何を学ぶのかであり、特に事
【生徒に関して】※結果の詳細は HP をご覧下さい。 前学習が大切である。
・21 項目中 20 項目において、昨年度より肯定的な回答ポイントを上昇さ 【第2回】
せている。本年度は新規で1項目追加されているため実質的にはすべて ・学校行事4等についてのアンケートに対して肯定的な回答が多いことは、教員と生徒との
の項目において肯定的な回答ポイントを上昇させている。
[学校へ行くの 関係が良好であると言える。関係が良いときに色々なことに取り組むと良い結果が得られ
が楽しい:79.6→84.6][授業が分かりやすい:74.2→82.5][授業や行 ると思う。今は、色々な取組みについて見直すチャンス。
事で国際理解について学ぶ機会がある:63.2→82.4]
[進路に関する情報 ・クラブ加入率が 63.0%は頼もしい。
が十分提供されている:86.6→92]
[先生は、いじめについて私達が困っ ・総合的な探究の時間について、スクール・ミッション案にあるように SDGs の取組みを
ていることがあれば真剣に対応してくれる:82.7→91.6]
[自分の考えを するうえで、企業との連携を取り入れてみてはどうか。
まとめたり発表したりする授業がよくある:77.7→80.9]等である。 ・3年生の進路先について、一般、総合型、公募で苦戦しているということなので,心配
・
「校舎内外の施設や設備が整備され、清掃がいきとどいている」につい しています。出口が1番なので引き続きご指導お願いする。
て否定的な回答が 34.2 と高い数値である。校舎の一部の老朽化が進んで ・スクール・ミッション、スクール・ポリシーについて、「看護・医療コースの設置」と
いることが要因と思われる。今後、関係機関と連携し施設、設備の整備 入っているが、現在でもコースはあるが、設置している学校は少なく本校の特徴ととらえ
に努めたい。 ているため入れており、Well-Being「継続した幸せ」のような意味も学校として問題ない
・
「学校生活についての先生の指導は納得できる」について否定的な回答 ことを伝え、概ね了承をうける。
が 30.3「担任の先生以外にも保健室や相談室等で、気軽に相談すること ・授業等での ICT 活用については、プロジェクタや PC を利用するうえで、生徒の視力(健
ができる先生がいる」について否定的な回答が 38 とともに高い数値であ 康面)や部屋の明るさ、照明の利用の仕方などについて、留意してほしい。
る。今後、生徒理解を更に深め、相談の在り方を工夫する等、更なる改 ・保健室の利用について、精神面で 12 名、保健室を利用しているが、カウンセラーの方
善に努めたい。 との連携を行っていることを伝え、理解を得ている。
・「学校図書館の図書などを利用する」について否定的な回答が 82.1 と ・3年生のこれからの入試や卒業式等ありますが、コロナに気をつけて乗り越えていって
高い数値である。情報機器の利用拡大とともに、読書活動が減少してい ほしい。
る。今後、読書の魅力を伝え、書籍の整理や購入、学校図書館に新たな 【第3回】
コーナを設置する。ビブリオバトルなどの取組みを推奨するなど、学校 ・学校教育自己診断結果のほとんどの項目の数値が上昇し、かなりいい結果が出て良かっ
図書館利用の活性化に努めたい。 た。
・相互授業参観は教科を越えて行えているのかの質問に対して、本校は行っており、今後
【教職員について】※結果の詳細は HP をご覧下さい。 ともぜひ積極的に続けてください。
・27 項目中 17 項目において、昨年度より肯定的な回答ポイントを上昇さ ・新課程カリキュラムでの3観点で困ったことについて、主体的に学習に取り組む態度の
せている。上昇させた主な項目は「教職員間での生徒に関する情報共有 評価が難しいが、発表の機会を増やすなどの工夫を行い対応しているとの回答に対し、中
ができている:87.9→88.9」「各教科において、教材の精選・工夫を行っ 学校では主体的に学習に取り組む態度の評価が高くなりがちなので、ご留意ください。
ている:84.9→91.6」
「事故・事件等に迅速、適切に対応できるよう、組 ・個別最適な学びを学校として提供するために中高連携していきましょう。
織化されている:69.7→77.8」
「コンピューター等の ICT 機器が、各教科 ・体育館が工事中の中学校への体育館の貸出ありがとうございます。貝塚南の良さが伝わ
の授業などで活用されている:87.9→88.9」等である。 り、今後の志望者数増加につながることを期待しています。
・
「学校として、部活動の活性化について工夫している」について否定的 ・学校教育自己診断の評価で、肯定的な意見が多いのは良いことです。
な割合が 52.8 と特段に高い数値である。今後、大阪モデルに沿い部活動 ・貝塚市によるカルバシティからの短期留学生の受け入れを今年度行ったので、次の来年
のありかたについて検証を深めたい。 度は行く側になるので、ぜひ生徒が参加するような声掛けを行ってほしい。
・中学校と高校の連携について良いお話を聞けて良かった。
〇診断結果より、総合的に信頼される学校づくりが順調に推進されてい ・学校教育自己診断の評価数値が上昇したのは良いことだが、働き方改革より、先生方の
る。今後、昨年度より肯定的な回答ポイントを下昇させた項目や否定 健康面について気を付けていただきたい。
的な割合の多い項目とともに、良好な評価を得た項目についても検証、 ・学校としての様々な内容における中期・長期目標を考える際に、少子化をどのように乗
改善を繰り返し、強みを特色とする等、すべての子ども達の自己実現 り越えていくのかを、少し念頭に置いて策定していっていただきたい。
に向け、更なる学校力の向上に努めたい。 ・色々なことをやっているのを中学校の保護者に伝わるような宣伝をぜひ行っていただき
たい。地元の生徒をしっかりかためて、志望者数増加させてほしい。
〇令和4年度学校評価および令和5年度学校経営計画について承認される。
No.416
府立貝塚南高等学校
3 本年度の取組内容及び自己評価
中期的
目標 今年度の重点目標 具体的な取組計画・内容 評価指標 [R3年度値] 自己評価
(1) (1) (1) (1)
「主体的・対話
的・深い学び」を
追究した学力向上
ア「生徒に育成し ア・「生徒に育成したい資質・能力」、「めざす ア・授業アンケートの結果平均ポイン ア・職員会議等、様々な場面でめざす学校
たい資質・能 べき生徒像」を全教職員で共有し、授業 トを昨年並みとする。[3.22] 像とともに授業力の重要性を共有した
力」、
「めざす授 力の向上を軸に実現に向かう。 ・スクール・ミッションやスクー 始業式の式辞や PTA 総会時の挨拶でも
業」の実現に向 ・学力向上委員会等にてスクール・ミッシ ル・ポリシーの策定に向けた検討 経営計画に触れ、生徒や保護者にも発
けて ョンやスクール・ポリシーの策定に向け に着手する。 信した。授業アンケート結果、第1回・
た検討に着手する。 第2回の全体の平均ポイントが 3.29
イ 学力向上をめ イ・授業力向上の取組み(研修、相互授業観 イ・教員相互の授業観察を年間延べ であり、昨年より上昇させた。学校教
ざした取り組み 察、研究授業など)を計画的に実施する。 100 回以上[113 回] 育自己診断結果とともに、授業力の向
・研究授業を年間延べ5回[16 回]。 上が伺える。 (〇)
ウ 授業アンケー ウ・授業アンケート実施後、 「授業アンケート ウ・学校教育自己診断(生徒)の「授業 ・学力向上員会を軸とし、貝塚南スタン
トの効果的活 結果分析シート」を活用するなど、各教 が分かりやすい」の肯定率 65% ダード、国際バカロレアの学習者像、
用 員が結果を分析し、授業改善に努める。 以上 [74%] OECD のキーコンピテンシ、Learning
エ ICT 機器を効率 エ・1人1台端末を有効に活用するなど ICT エ・学校教育自己診断(生徒)の「視聴 Compass2030 などの一部資料を参考に
的に活用した 機器を活用した授業改善について研究を 覚教材や ICT が効果的に活用さ 検討した。 (〇)
授業の研究・実 深め実践する。 れている」の肯定率 70%以上
施 [84%] イ・学力向上委員会が軸となり相互授業見
オ 自学自習の推 オ・授業を通じて教科・科目の学習への興味、 オ・自主的に学習する習慣を高める。 学週間を設定するなど、授業力の向上
進 関心を高め、自ら学ぶ姿勢を身に付けさ 基礎学力調査(9月実施分)の1 に努めた。今後も継続させたい取り組
せる。 日あたりの学習時間1時間程度 みである。年間延べ(54)回であり目
・生徒の生活実態を把握し、ICT の活用を促 以上の割合1年 35%以上、2年 標に達しなかった。 (△)
進するなど授業以外の学習時間を確保 25%以上[1年 31.6%、2年 22.1 研究授業は(5)回であり目標に達し
し、学力の向上を図る。 %] た。 (〇)
・自習室の積極的な活用を推進する。 授業観察は校務の多忙化等により目
カ 図書館の活用 カ・図書室の積極的な活用、図書委員活動を カ・校内読書感想コンクールの継続実 標に達していないが、学校教育自己診
と読書活動の 活性化させるなど、
「第4次大阪府子ども 施。図書委員の活動を年間 20 回 断や授業アンケート結果により概ね
推進 読書活動推進計画」に沿い読書活動を推 以上[20 回]。図書室の活用を奨 授業力の向上が伺える。
進する。 励
キ 特色ある教育 キ ・新学習指導要領に対応した教育課程の充 キ・学力向上委員会や教育課程委員会 ウ・授業観察(年間2回)後の授業観察シ
1 ートや任意ではあるが分析シートの作
課程の充実 実を図る。 等において教育課程および評価方
法の深化を図る。 成による振り返り、目標設定面談での
確
意識づけなどにより授業力への意識の
か
な 高まりが感じられる。学校教育自己診
学 断(生徒)の「授業が分かりやすい」の
力 肯定的回答が 82.4%であり、目標を大
の きく上回った。 (◎)
育
成 エ・ICT が効果的に活用できるよう cc 委員
会(ICT 活用向上のための委員会)が
軸となり短時間ではあるが職員会議な
どにて効果的な研修会を実施した。学
校教育自己診断(生徒)の「視聴覚教材
や ICT が効果的に活用されている」の
肯定的回答が 86.9%であり、目標を上
回った。 (〇)
オ・ICT などを効果的に活用し主体的に学
ぶ意欲の向上に努めた。基礎学力調査
の結果、1日あたりの学習時間1時間
程度以上の割合が1年(21)%、2年(1
8)%であり、目標には達していない。
授業以外の学習時間の確保について更
に研究を深めたい。 (△)
カ・大阪府青少年読書感想コンクールに
460 名の生徒が参加した。また、行事5
活動部(図書館部門)が軸となり空想
科学図書館通信を定期的に配信するな
ど図書館活用の奨励と読書活動の推進
に努めたが生徒図書委員会の活動は3
回にと止まった。今後、生徒図書委員
会の活動時間確保のため研究を深めた
い。 (△)
キ・学力向上委員会を軸とし、スクール・
ミッション、スクール・ポリシーの策
定に努めるとともに、教務部などを軸
とし、観点別学習状況の評価の充実に
努めた。
(〇)
No.416
府立貝塚南高等学校
(1) (1) (1) (1)
生徒の希望する
進路の実現
ア 3年間を通し ア・3年間を見通した進路指導計画を作成、 ア・HR 等を活用した学年全体での取 ア・教育支援クラウドサービスなどを有効
て進路指導に 生徒、保護者とも共有し都度キャリア発 組み(外部講師による講演を含 に活用し、生徒や保護者に対して教育
取り組む 達を促す。
・進路便りの発行など保護者と む)を昨年並みとする。[R3 1 情報の発信、共有に努めた。今後もよ
の情報共有にも努める。 年6回2年7回、3年 12 回] りタイムリーな情報提供と関係機関と
の連携をより深め、すべての生徒の自
イ 生徒情報の共 イ・定期考査、基礎学力調査などの結果から イ・学校教育自己診断(保護者)の「将
己実現に努めたい。
有 生徒の学力推移を分析し、学習支援クラ 来の進路や職業について適切な ・HR 等を活用した取り組み1年 7 回2年
ウドサービスを活用するなど学年、教科、 指導」の肯定率 65%以上[69%]。 8回、3年 15 回であった。学校教育
分掌間で情報共有し進路指導に活かす。 ・学校教育自己診断(生徒)の「進路 自己診断の結果より内容の充実が伺
に関する情報が十分提供されて える。
いる」の肯定率 80%以上[87%] (〇)
ウ 計画的な講習 ウ・進路目標達成に向け、教科、分掌、学年 ウ・進学講習は全体で 100 回以上[376
の実施 の連携を深め進学や就職のため多様なニ 回]を実施。教育支援クラウドサ イ・学校教育自己診断(保護者)の「将来
ーズに対応できる説明会や講習等を計 ービスによる学習動画、WEB ドリ の進路や職業について適切な指導」に
画、実施する。 ル等の活用を加えて、より個人の おける肯定的な回答は 70.5%であり目
状況に合わせた指導を進める。 標を上回った。 (〇)
・学校教育自己診断(生徒)の「進路に
関する情報が十分提供されている」の
(2)コミュニケー (2) (2) 肯定的回答は 92.0%であり目標を大き
ション能力の育成 ア・学校教育自己診断(生徒)の「自分 く上回った。教育情報の提供をますま
ア協同的な学び ア・各授業、HR、総合的な探究(学習)の時 の考えをまとめたり、発表したり す充実させすべての生徒の自己実現に
や発表機会の充 間、学校行事6などを通じて、班活動の実 する授業がある」の肯定率 70%以 繋げたい。 (◎)
実 施や生徒が発表する機会を増やし論理的 上[78%]
思考力、探究力、表現力を育む。 (3) ウ・コロナ禍ではあるが、関係機関と連携
2 (3)グローバル人 (3) した進路関係の取組みは計画通り実施
材の育成 ア・学校教育自己診断(生徒)の「授業 することができた。特に、近畿大学か
夢 ア国際理解教育の ア・国際交流、SDGs の視点を踏まえた授業や、 や行事7で国際理解について学ぶ ら講師を招いた講座の開催やキリスト
と 推進 HR、「総合的な探究(学習)の時間」、特 機会がある」の肯定率 60%以上 教短期大学との連携協定を締結するな
希 ど高大連携を深めることができた。
別活動等の実施及び関係機関と連携し異 [63%]
望 今後も個々のニーズに対応した進路指
文化に触れる機会を確保する。
を 導を実践したい。
持 ・進学講習は全体で 104 回の実施であっ
つ た。 (〇)
生
徒 (2)
育 ア・貝塚南サミット(校内プレゼン大会)
成 の継続や外部機関が主催するプレゼン
大会やビブリオバトル大会に有志が参
加するなど、探究的に学ぶ機会の奨励
に努めた。今後もグローバルな視点か
らの情報収集や課題発見解決能力、論
理的思考力、表現力、探究力等を育む
機会の確保に努めたい。学校教育自己
診断(生徒)の「自分の考えをまとめた
り、発表したりする授業がある」の肯
定的回答が 80.9%であり目標を上回っ
た。 (〇)
(3)
ア・大阪国際交流財団との連携で1年生が
10/13、2年生が 10/20 に講師を派遣い
ただき異文化について学ぶ機会を確保
した。8/8 には2年生有志 16 名、3年
生有志1名が大阪府実践的英語体験推
進事業に参加した。11/17 には1年生
有志 12 名が台湾との WEB 交流を体験し
た。R5.2/14 には貝塚市青少年教育課
との連携でアメリカ、カルバー市より
高校生(45名)を受け入れ予定で
ある。学校教育自己診断(生徒)の「授
業や行事8で国際理解について学ぶ機会
がある」の肯定的回答が 82.4%であり
目標を大きく上回った。 (◎)
(1) (1) (1) (1)
生徒の規範意識
3 の醸成と支援体制
安 の充実
ア 子ども理解(ア ア・全教育活動を通して生徒理解に努め、正 ア・学校教育自己診断(職員)の「教員 ア・学校が抱える課題と現代的特徴につい
全 て全教職員で情報を共有するととも
セスメント)力 確な生徒情報の共有を図ると共に、成長 間での生徒に関する情報共有」の
に、福祉的(SSW)や法的、危機管理
安 を充実させ、生 や支援ニーズのアセスメントとそれに基 肯定率 90%以上[88%]。 の視点や成長と発達の観点からのア
心 徒の規律性を づくプランニングを充実させ登校指導や ・生徒指導マニュアルを充実させ セスメントとプランニングの重要性
育む。 遅刻、服装、頭髪指導などより効果的な る。 を訴え、組織での対応に努めた。今後
で 規律指導を行う。 ・年間述べ遅刻回数 2,000 回以下。 もチームで働く力を高めたい。 ・学校
魅 [1,430 回(1 月末)] 教育自己診断(職員)の「教員間での生
力 イ 教育相談・支援 イ・SC、SSW、関係機関などとの連携を強め、 イ・学校教育自己診断(生徒)の「悩み 徒に関する情報共有」の肯定的回答が
体制の充実 個に応じた支援の充実を図る。 ごとや相談ごとを聞いてくれる」 88.9%であり目標に達しなかったが教
の の肯定的率 70%以上[82%]。 職員における SSW の視点に立ったアセ
あ ・就学支援会議、ケース会議の開催。 スメント力の向上が伺え、昨年度より
若干、ポイントの上昇が伺える。今後
る も生徒理解に努め、より効果的な指導
ウ 互いの違いを ウ・自尊感情と多様な個性、ともに生きる社 ウ・学校教育自己診断(生徒)の「人権
学 に繋げたい
認め合い、「共 会を理解できる人権教育を推進する。 の大切さについて学ぶ機会」の肯 (〇)
校 に生きる」精神 ・いじめ事象の発生・深刻化を防ぎ、いじ 定率 80%以上[89%] ・生徒指導の重点目標を示すとともに、
づ を育成する。 めを許さない生徒を育成する。 ・学校教育自己診断(生徒)の「先生 学力保障に繋げる謹慎課題を作成す
はいじめに真剣に対応」の肯定率 るなどマニュアルを充実させた。
く 80%以上。[83%] (〇)
り ・遅刻回数が 1483 回【12/23】、年間延
べ 2067 回であり目標に達しなかった。
今後より生徒理解に努め遅刻回数の減
No.416
府立貝塚南高等学校
(2)特別活動を通 (2) (2) 少に向かいたい。 (△)
じ、豊かな高校生 イ・SC、SSW、地区の支援教育サポート教
活を実現させる ア・1年生全員の体験入部を継続し部 員などとの連携で定期的にケース会
ア 部活動入部率 ア・新入生対象の部活動紹介や体験入部を通 活動加入率 55%以上[58.7%] 議を開催するなどし、個に応じた支援
の充実に努めた。就学支援会議を(3
の向上と部活 じ、部活動入部率の向上と部活動の活性
)回、ケース会議を(3)回開催した
動の活性化 化を図る。 イ・学校教育自己診断(生徒)の「文化 。 (〇)
イ 学校行事9の活 イ・郊外学習、体育祭、文化祭などの内容に 祭は楽しく行えるよう工夫され ・学校教育自己診断(生徒)の「悩みごと
性化 ついて検討し、より充実させる。 ている」の肯定率 70%以上[82%]。 や相談ごとを聞いてくれる」の肯定的
・「体育大会は楽しく行えるよう工 回答が 84.5%であり目標を上回った。
夫されている」の肯定率 60%以上 (〇)
[78%]。 ウ・LGBTQ・障がい理解・異文化などについ
・学校教育自己診断(生徒)の「学校 て当事者よい講演いただき共生社会の
へ行くのが楽しい」の肯定的回答 意識の醸成とともに人権教育の充実に
80%程度を維持[80%]。 努めた。同時にいじめ問題への法的対
応について教職員間にて理解を深め、
組織対応に努めた。学校教育自己診断(
(3) 保護者との (3) (3)
生徒)の「人権の大切さについて学ぶ機
連携および環境の 会」の肯定的回答が 91.6%であり目標
整備 を上回った。 (〇)
ア 保護者との連 ア・日常的に家庭との連絡を充実させ、協同 ア・ 学校教育自己診断(保護者)の「家 ・学校教育自己診断(生徒)の「先生はい
携 にて生徒理解に努め、最適な支援に努め 庭への連絡や意思疎通を積極的 じめに真剣に対応してくれる」の肯定
る。 に行っている」の肯定率 75%以上 的回答が 86.7%であり目標を上回った
[79%] 。 (〇)
イ 美化活動等の イ・環境美化への意識を高め清潔で整備され イ・学校教育自己診断(生徒)の「校舎 今後も教職員がより人権感覚を磨き
環境整備 た教育環境を維持する。 内外の環境整備、美化」の肯定率 「Well-Being」な学校づくりを加速さ
50%以上[59%]。 せたい。
・保護者との連携による美化活動の
(2)
継続[0回]
ア・学校生活を充実させるため、部活動の
ウ 防犯および防 ウ・「防犯及び防災計画」、新型コロナウイル ウ・学校教育自己診断(職員)の「事故 活性化に努めた。今後も国の動きや働
災、新型コロナ ス対策の内容を周知し、危機管理意識を 事件に迅速、適切に対応」の肯定 き方改革の基本方針を勘案しながら推
ウイルス対策 向上させる。 率 85%以上[70%]。 進したい。部活動加入率が 63%であり
の充実 目標を上回った。 (〇)
学校全体の士気を高める、同窓会との
連携にて設置した懸垂幕などの影響
も勘案できる。
イ・学校行事10については、命と安全を守る
ことを最優先し「どうすれば実施可能
か」を生徒、教職員、関係機関にて知
恵を寄せ、周囲の状況を勘案しその活
性化に努めた。特に体育祭においては
応援団組織を新設した。学校教育自己
診断(生徒)の「体育大会は楽しく行え
るよう工夫されている」88.3%であり
目標を大きく上回った。 (◎)
・学校教育自己診断(生徒)の「文化祭は
楽しく行えるよう工夫されている」の
肯定的回答 84.2%であり目標を上回っ
た。 (〇)
・学校教育自己診断(生徒)の「学校へ行
くのが楽しい」の肯定的回答 84.6%で
あり目標を上回った。 (〇)
(3)
ア・教育支援クラウドサービス等、ICT を
有効活用し教育情報等を積極的に発信
し保護者との連携協力に努めた。今後
も連携を深め、生徒の自己実現に繋げ
たい。学校教育自己診断(保護者)の「
家庭への連絡や意思疎通を積極的に行
っている」の肯定的回答が 77.5%であ
り目標を上回った。 (〇)
イ ・保護者との連携による校内美化活動
(11/12)実施や保健部による定期的な
点検などにより美化意識の醸成に努め
た。学校教育自己診断(生徒)の「校舎内
外の環境整備、美化」の肯定的回答が
65.7%であり目標を大きく上回った。
(◎)
ウ・基本的な感染防止対策を校内巡視や校
内放送、教育支援クラウドサービスな
どを活用し適時周知に努めた。防災避
難訓練においては校長が1災害発生時
の心得2日常よりの備え3複合災害な
どについて講和を行い防災意識の醸成
に努めた。また、関係機関と連携し組
織力にて様々な事象への対応に努めた
。学校教育自己診断(職員)の「事故・
事件に迅速・適切に対応」の肯定的回
答が 77.8%であり目標には達しなかっ
たが、重大事象へは教職員が一致団結
し臨機応変、スピディーな対応に努め
昨年度より肯定率を高めた。 (〇)
No.416
府立貝塚南高等学校
(1)広報活動の活 (1) (1) (1)
性化 ア・様々なブログの更新合計、年間 ア・学校案内や HP の刷新、生徒作画による
ア 学校 Web ペー ア・広報委員会が中心となり、オープンスク 100 回以上[113 回(3/15)]。 広報グッズの作成、様々なブログの積
ジ、ブログに ール等を継続すると共に、学校 Web ペー ・同窓会等との連携で学校 Web ペー 極的な更新、学校説明会の開催などに
よる情報発信 ジやブログの情報更新を活発に行い開か ジの刷新を図る。 より、開かれた学校づくりに努めた。
れた学校づくりをより推進する。 ・校長ブログ(63)回スクールライフ貝
・学校説明会開催を継続させる。
南ブログ(55)回合計(118)回の更
新であった。 (〇)
イ 学習支援クラ イ・学習支援クラウドサービスを有効に活用 イ・保護者懇談等を通じて、すべての ・学校説明会は昨年並みに(3)回開催
ウドサービス し、よりタイムリーに保護者などへの情 保護者の登録を確認する。 した。 (〇)
による情報発 報発信を行う。 ・懸垂幕の贈呈や作画生徒へ図書券を進
信 呈いただく等、学校活性化にむけ連携
に努めた。 (〇)
(2)地域との連携 (2) (2)
ア ボランティア ア・ KEYS(貝塚警察署との連携)等ボランテ ア・KEYS の活動を継続して実施する。
活動の継続発 ィアの継続実施および内容の充実 [4回]。その他ボランティア活動 イ・教育支援クラウドサービスへの登録は
展 を推進する。 100%を維持している。学校教育自己診
断(保護者)の「教育情報の提供に努力
イ 地域の学校等 イ・ 近隣の保育園での保育体験実習や防災避 している」の肯定的意見は 72.7%であ
との連携 難訓練時の連携の継続及び部活動等を イ・保育体験実習を継続する。[5回] り昨年度の 72%を上回った。 (〇)
通じた地域との連携を充実させる。 ・防災避難訓練への協力を継続す
る。 (2)
・部活動等で中学校や地域との連携 ア・地域に信頼される学校づくりとボラン
した活動を維持する。[中学校2 ティア意識の醸成のため地域連携の充
(3)保護者への進 (3) 回 地域3回] 実に努めた。今後も更に発展させ地域
4 路情報の提供 (3) に根ざした学校をめざしたい。10 名の
ア 保護者向け進 ア・保護者向け進路説明会の内容を充実させ、 ア・学校教育自己診断(保護者)の「学 有志生徒が貝塚警察より委嘱を受け、
地 路説明会の実 保護者が参加しやすい説明会を企画す 校は将来の進路や職業について KEYS の活動を6回実施した。 (〇)
域 る。
・ 施 適切な指導を行っている」の肯定
イ 保護者への進 率 60%以上[69%] イ・近隣保育園での保育体験実習を6回実
保 イ・進路だよりなどの配布とともに、学習支 施し継続させた。 (〇)
護 路情報の積極 援クラウドサービスなど、ICT をより有効 イ・ 学校教育自己診断(保護者)の「進
・11/24 には保育園の避難訓練に協力し
者 的発信 に活用し保護者などへの情報発信を充実 路に関しての情報提供」の肯定率 地域ぐるみで防災意識を醸成させた。
と させる。 60%以上[66%] 本年度は3年生生活文化選択生徒も
連
参加した。 (〇)
携
し ・中学校との合同練習会を 71 回実施し
た た。吹奏楽部が岸和田カンカン吹奏楽
学 フエスタや水間観音駅夕涼み会に参
校 加し地域の活性化に貢献した。(2回)
づ また、女子バスケットボール部が貝塚
く 市ミニバスケットボールの練習に参
り 加し 小中学生と交 流を深めた。(1
回)。 (〇)
(3)
ア・懇談期間を活用しての説明会の開催や
学習支援クラウドサービスなどを活用
しての日常的な教育情報の提供により
生徒たちの自己実現に努めた。特に、
本年度はキリスト教短期大学との連携
協定の締結や近畿大学による講座の開
催など大学との連携強化にも努めた。
学校教育自己診断(保護者)の「学校は
将来の進路や職業について適切な指導
を行っている」の肯定率は 70.5%であ
り目標を上回った。 (〇)
イ・学校教育自己診断(保護者)の「進路に
関しての情報提供」の肯定的回答は
62.6%であり昨年度よりやや下降した
が目標はクリアした。今後ますます研
究を深めより効果的な情報提供に努
めたい。 (〇)
No.416
府立貝塚南高等学校
(1) 個々の教員 (1) (1) (1)
が学校運営に参加
する意識をもって
業務に当たる。
ア 教員間での情 ア・口頭や ICT を併存的に活用し、よりタイ ア・学校教育自己診断(職員)の「校務 ア・ICT と口頭を併存的に活用し、スクー
報共有を充実 ムリーに教育情報の共有を図り同僚性を に関する情報共有ができている」 ル・ミッション作成に向けて、中央教
させるなど、チ 高め、学校力の向上に努める。 の肯定率 70%以上[67%]・その他、 育審議会答申の一部や校長研修後の報
ームで働く力 組織目標の共通理解を図り、教職 告など教育情報の共有を図り、学校力
の向上に努めた。今後もより最適な方
を育み組織目 員の学校運営への参加の意識を
法でよりフレッシュな教育情報の提供
標の達成を行 高める。 に努めたい。学校教育自己診断(職員)
う。 の「校務に関する情報共有ができてい
イ ICT 機器を活用 イ・GIGA スクールサポーターや外部人材、教 イ・学校教育自己診断(職員)の「ICT る」の肯定的回答が 75%であり目標を
し校務の効率化 員相互の支援体制を充実させ教職員の 機器や校務処理システムの活用 上回った。 (〇)
を図る ICT 活用能力の向上に努め、校務の効率化 により校務の効率を図ることが
に繋げる。 できた」の肯定率 85%以上[88%] イ・CC 委員会が 6/23 に職員会議において
ウ 危機管理体制 ウ・危機管理に対する様々なガイドラインの ウ・学校教育自己診断(職員)の「個人 短時間での研修を開催するなど ICT の
の充実 精読を日々喚起するなどし教職員間にお 情報保護の観点から、生徒の個人 より効率的な活用に努めた。学校教育
ける危機管理意識の醸成を図る。 情報に関する管理システムが確 自己診断(職員)の「ICT 機器や校務処
立している」の肯定率 80%以上 理システムの活用により校務の効率
を図ることができた」の肯定的回答が
[79%]
83.3%であり目標に達しなかった。今
(2) 実効ある教 (2) (2) 後外部人材や相互による支援体制を
職員研修の実施と 整え校務の効率化に繋げたい。 (△)
相互授業見学や勉
強会の充実、及び ウ・校長研修後の報告、職員朝礼や職員会
外部実施研修への 議でのアナウンス、共有ホルダーにあ
積極的参加を奨励 るガイドライン精読の指示などにより
し学び続ける教職 危機管理意識の醸成に努めた。今後も
員を育成する。 適時、法的対応の理解を含めた注意喚
起を行い危機管理意識の醸成に努めた
ア ニーズに合っ ア・教職員の資質向上をめざした教職員研修 ア ・教職員研修 10 回程度[7 回] い。学校教育自己診断(職員)の「個人
た教職員研修 の実施と、教員相互における勉強会の実 ・勉強会 10 回程度[16 回] 情報保護の観点から、生徒の個人情報
の実施 施 イ ・他校への視察を2回以上[2回] に関する管理システムが確立してい
イ 他校への授業 イ・他校への授業見学や研修会等への積極的 行い、校内での伝達を行う。 る」の肯定率が 77.8%であり目標に達
見学等や研修 な参加を奨励する。 しなかった。今後研究を重ね、更なる
会への参加 充実に努めたい。 (△)
5 (3) 働き方改革 (3) (3)
の取り組み (2)
教 ア 校務の見直し ア・ICT の有効活用、校務分掌や委員会組織の ア・分掌の統合など、校務の効率化の ア・教職員研修などを充実させ教職員の資
職 及び効率化 スクラップ&ビルドなど「Society5.0」 ため検討をすすめる。 質向上に努めた。今後も知名度のある
員
の 時代に対応できる学校組織の刷新を検討 講師の精選とともに、タイムリーなテ
資 する イ・ストレスチェック結果における ーマでの研修を実施し教師力の向上に
質 イ 働きやすい職 イ・職場環境を整備すると共に、支え合う意 職場のサポートを前年度より改 繋げたい。職員研修6回、学年集会型
向 場環境整備 識を醸成し温かい職場環境の構築をめざ 善させる。
【115】 4回、HR 型1回の合計 11 回の実施で
上 す。 あった。教職員のみの研修における振
と り返りではアンケートを実施したとこ
ウ 安全衛生委員 ウ 各週1回の提示退庁日に加え、月1回の定 ウ・時間外超勤務者の年間累計数を減
意 会の充実 時退庁日を設定し、放送にてアナウンス 少させる。[9 名、2/末]
ろ概ね高い満足度が確認でき効果的な
識 研修会であった。 (〇)
改 するなど定時退庁を促す。時間外超過勤 ・教員相互による勉強会は初任者研修会
革 務者とのヒアリングを充実させる。 11 回、CC 委員会で1回、学力向上委員
会で6回、学力向上委員会が軸となる
教員研修会を4回、初任者による研修
報告1回、リーダー養成研修参加者に
よる報告を1回開催した。今後も引き
続き、教員相互による勉強会等を継続
させ教師力の向上に努めたい。(〇)
イ・他校への視察は1回2名の実績であり
目標に達していないが、コロナ禍であ
り積極的に奨励できなかった。 (△)
(3)
ア・委員会組織についてのスクラップ&ビ
ルドは進行しつつある。分掌などにつ
いてはスクール・ミッションの策定に
連動させるとともに働き方改革の動向
などを勘案するなど、校務の効率化の
ため慎重に検討を勧めたい。 (〇)
ィ・互いをリスペクトし支え合う組織体制
の確立に向かった。総合健康リスクが
【109】となり昨年度【118】より減少
した。職場のサポートについても【111】
となり昨年度【115】より減少した。同
僚性やチームで働く力の向上に重点を
置き、更なる職場環境の整備に努めた
い。 (〇)
ウ・年間行事予定に定時退庁日を記載、ヒ
アリングの充実、支え合う組織体制の
確立などにおいてその縮減に努めた。
時間外超勤務者の年間累計数が 46 名
となり昨年度より大幅に増加した。昨
年度より感染症の状況も緩み、部活動
の活動時間の増加が大きな要因と考え
られる。引き続き、働き方に対する教
職員の意識改革に努めるなど様々な方
策を講じてその縮減に努めたい。
(△)