No. 419
府立貝塚南高等学校
校 長 糀谷 要
平成 27 年度 学校経営計画及び学校評価
1 めざす学校像
校訓の『自由と規律』と教育目標の『明るく、逞しく、心爽やかに』を実践し、生徒が自らの言動を統御(コントロール)すると共にその責任を負い、明るく逞しく
心爽やかな国際社会に通用する人間の育成をめざす。
2 中期的目標
1 確かな学力の育成
(1)生徒、保護者の希望や意向を充分に踏まえ、教員の授業力向上による学習指導の推進を図る
1 学習不振者には、補習を通して基礎学力の定着と進展を図ることで留年生徒や転退学生徒を減少させる。
2 進学希望生徒には、授業内容はもとより計画的な講習を通じて進路実現に向けて努力させる。
3 授業改善に向けて計画的な研究授業等を実施し、全教職員の授業力の向上に取り組む。
4 朝の連絡会やショートHR等を通じて生徒の状況を把握し、遅刻・欠席の減少等基本的な生活習慣の定着を図る。
5 よくわかる授業を展開することで、生徒及び保護者等による学校教育自己診断を通じて指導の向上を図る。
※ 原級留置となる生徒の更なる減少をめざし、平成 27 年度には1%(10 名)以下とする。
※ 生徒向け学校教育自己診断における授業満足度(平成 24 年度 45%)を毎年 2%引き上げ、平成 27 年度には 50%以上に引き上げる。
※ 生徒向け学校教育自己診断における「授業がわかりやすい」の項目(平成 24 年度 37%)を毎年 3%引き上げ平成 27 年度には 46%に引き上げる。
※ 遅刻・欠席者数(平成 24 年度 6,846 件)を毎年 200 件減少させ、平成 27 年度には 6,246 件以下にする(12 月末で比較)
。
2 夢と志を持つ生徒育成
(1)進路指導の充実
1 3 年間を見越し継続した指導に取り組み、入学当初から計画的に各大学や専門学校そして職業等について総合的にキャリア教育を行う。
2 進路説明会は、保護者が参加しやすいよう基本的に土曜日開催とする。
※ 進学率 90%以上、未定率1%以下を維持する。
(2)コミュニケーション能力の育成
3 進路実現に必要な情報を収集するだけではなく、生徒各々が判断できる知識を身に着けさせる。
また、
「情報の時間」等、多くの機会を活用し自分の意見を人前でも披露できるプレゼンテーション能力を育成する。
4 学校行事やクラブ活動への積極的な参加を促し、生徒が自主的に活動を行うことで更に自己肯定感を育成する。
(3)「生徒の志(こころざし)」を磨く
5 総合的な学習の時間等の計画を再検討し、 「生徒の志」を更に育成する。
※ 生徒向け学校教育自己診断の自己肯定感に関する項目における肯定率(平成 24 年度 27%)を毎年 5%引き上げ、平成 27 年度には 42%にする。
3 安全安心で魅力ある学校づくり
(1)「生きた壁」となる教職員集団の構築
生徒の悩みや不満を真正面から受け止め、生徒が話を聞いてもらえると思える環境「生徒の居場所づくり」と、あかんものは、あかんと丁寧に対応する「規
律指導」。これらのことを、教職員一人ひとりが「生きた壁」となり、生徒たちと向き合い、また壁を乗り越える力を育成する。
1 学年職員室を有効活用し、日頃から生徒の状況について情報交換ができる環境を作る。
2 教育相談体制を更に充実させ、生徒や保護者そして教職員も安心して相談できる体制を作る。
3 教職員が教育相談に関する研修に積極的に参加し、その成果を校内研修に活用することで全教職員の指導力の向上を図る。
4 「すべての教職員が生活指導部」として取り組み、事象が起こったときはその場で丁寧に対応し「安全で安心な」学校づくりに取り組む
※ 生徒向け学校教育自己診断の規範意識に関する項目における肯定率(平成 24 年度 29%)を毎年 5%引き上げ、平成 27 年度には 43%にする。
※ 生徒向け学校教育自己診断の教育相談に関する項目における満足度(平成 24 年度 36.5%)を毎年 5%引き上げ、平成 27 年度には 50%にする。
(2)共に学ぶ支援教育の更なる推進
5 様々な特性を持つ生徒達に互いの違いを認め合い「共に生きる」精神を醸成し、学校に来るのが楽しいと感じる学校環境をつくる。
6 支援が必要な生徒には、適切な支援計画を作成し組織として取り組む。
※ 生徒向け学校教育自己診断の学校生活に関する項目における満足度(平成 24 年度 56%)を毎年 3%引き上げ、平成 27 年度には 65%にする。
(3)豊かな高校生活を送らせる
7 クラブや文化祭1など生徒の自主的な活動を更に活性化させるために、自らが仲間と協力し内容のあるものになるよう教職員が支援する。
「実践的キャリア教育・職業教育」支援事業での成果を活用し、舞台発表の充実を図り、発信能力を向上させる。
8 体育大会やマラソン大会などを通して、生徒自らが何事にも全力で取り組む精神力と体力を育成する。
9 自主性や協調力、集団活動と個性の育成などを図るためクラブ入部率の向上と活性化に取り組む。
10 専門的知識と技術を持つ教職員を中心に、クラブ活動の更なる活性化を図り、さらに若手教職員の指導者養成にも取り組む。
※ 生徒向け学校教育自己診断の学校生活に関する項目における満足度(平成 24 年度 56%)を毎年 3%引き上げ、平成 27 年度には 65%にする。
※ 保護者向け学校教育自己診断の学校に対する満足度(平成 24 年度 52%)を毎年 5%引き上げ、平成 27 年度には 67%にする。
※ クラブ入部率(平成 24 年度 42.2%)を毎年 2%以上引き上げ、平成 27 年度には 50%にする。
4 地域と連携した学校づくりに取り組む
(1)ホームページの充実
1 ホームページを充実させ広報活動に努める。
※ 定期的な更新と、保護者への連絡事項の配信を行う。
(2)地域との連携と理解に取り組む
2 地域連携行事として地域住民や地元中学・保育園等と連携して運動系・文化系クラブを中心に地域交流行事を行う。
3 文化祭2の土曜開催
(3) 広報活動の充実
4 本校で開催するオープンスクールの回数を増やし、中学生・保護者により多く情報提供し来校を促す環境を作る。
5 広報委員会を活用し、中学校訪問等を計画し全職員で取り組む。
※ 地域向け学校教育自己診断を実施し、開かれた学校に関する項目で満足度 60%以上をめざす。
※ また、毎年 5%引き上げ、平成 27 年度には 70%にする。
【学校教育自己診断の結果と分析・学校協議会からの意見】
学校教育自己診断の結果と分析[平成 27 年 12 月実施分] 学校協議会からの意見
【学校生活全般】 第1回
○ 特筆すべきは、今年度の生徒に対して行った「学校教育自己診断」は、 ○学校協議会実施要項について
すべての項目において向上が見られたことである。ただし、向上した項目 ・学校協議会の目的とする、保護者等との連携協力や学校運営への参加、保護者の意向の反映
においても昨年度までの値が低いものもあり向上したことで楽観するの などの説明をおこなう。
ではなく、更なる向上をめざす必要がある。 ・学校経営計画や学校評価、教育活動における保護者の意見に対する調査・審議など協議会の
役割を説明・確認する。
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・ 授業に関する問いは、
「授業は自分に合っている」と 68.5%の生徒が感 ○学校経営計画と現状報告
じている。また、
「好きな授業がある」と 64.8%の生徒が答えている。こ ・平成 27 年度学校経営計画の説明と確認
れは、昨年度と比較すると 8.6 ホ゜イント及び 7.0 ホ゜イントと大幅な伸びである。 ・各分掌、学年団より取組みの説明・報告
・ 学習に対する評価についても昨年度比 7.6 ポイント増の 76.2%の生徒
が納得している。 ○協議会委員からの意見
・ 授業の形態について、
「考えをまとめたり発表したりする授業」との問 ・数値目標にこだわるあまり、安易な取組みとならないように。
いに対して 10.1 ホ゜イントと大幅な図台ではあったが 51.4%とまだまだ低い ・目標に向け果敢に取り組むことが大切であり、その結果として数値が達成できればよい。
値である。 ・中学校でもそうであるが、自己肯定感がどの学校においても低い。自己肯定感の伸長がそ
の他様々な取組みの指標・数値とも関連すると思われる。
○ 上記の通り学習指導全体を見ると生徒の満足度は、昨年度と比較して大
幅な上昇を示しているが、授業形態については個々の教員がいわゆる講義
形式の授業だけではなく、昨年度来取り組んでいるパッケージ研修の趣旨 第2回
を生かし組織的な校内研修を継続することで「わかりやすい授業」への授 ○学校経営計画、進捗状況の報告と活動報告
業改善につなげて行きたい。 ・各分掌、学年団より現状の説明・報告
○ 今年度から配置された指導教諭と若手教員が中心として開始した授業
改善のための取組み(授業見学月間)が軌道に乗り、校内の教員全体が相 ○協議会委員からの意見
互に切磋琢磨する環境を作りたい。 ・地域に求められる学校、地域に根差した学校として更なる取組みをお願いしたい。
○ 上記の達成をめざしては、生徒の理解を深めるために取り入れているプ ・そのためには、オープンスクールとして夏季休業中のクラフ゛体験や秋季の体験授業は、中学
ロジェクタ等によるICT機器を活用した授業形態を来年度も継続し拡 生や保護者に本校を理解してもらう良い機会である。
大・充実させたい。 ・夏季休業中のクラブ体験のほか、各クラブで中学生を招いての招待試合等の開催をするの
はどうか。
・オープンスクールでの中学生への体験授業のほか、中学校の先生方をまねいて授業など
【生徒指導】 を公開すれば更に理解が深まるのではないか。
・昨年に引き続き、オープンスクール参加者への年賀状を送るなどのアピールの活動を継続
・ 教員の生徒指導全般については、年々理解度が上昇している。
して行ってほしい。
ただ、
「納得できる指導か」の問いかけには、13.9 ホ゜イントと大幅な改善が
見られるが 54.2%と目標値には満たない。
第3回
・ 「悩みや問題への相談」には、51.7%(8.7 ホ゜イント上昇)の生徒が学校の
○学校経営計画、達成状況報告・学年の活動報告
指導に対して教員のしどいうに対して理解を示している。
・各分掌、学年団より現状の説明・報告
○ 生徒指導は、教職員が生徒の情報を共有し組織としての対応することが
○協議会委員からの意見
重要である。また、事象が発生したときの迅速で的確な対応ができる指導
・地域に根ざした学校への取組みについて
力が求められる。そのためにも校内研修は勿論のこと、教員が生徒に対し
オープンスクールの充実化にむけて
て根気よく力を注ぐ指導をして行きたい。
夏季休業中のクラフ゛体験入部については、中学生がより参加しやすい時期や期間を検討。
○ 教職員と保護者との研修が意識や連帯感を高めるのに有意義であった。
秋季の授業体験では、ニーズをとらえ充実化を図る。
今年度も共催した研修を持ち学校と家庭が一緒になって生徒の指導に取
保護者には施設見学の他、入学から卒業までの具体的な資料を持っての説明。
り組みたい。
新入生による中学校訪問(入学後の活動報告を兼ねて)の充実。
・広報活動
学校のマスコット・キャラクター「かいにゃん」
「かいにゃんこ」は好評で、
【校内活動】
入学時に水間鉄道の電車に掲示したヘッドマークは引き続いて実施したい。
・ 文化祭3や体育大会などの学校行事への取組みでは文化祭4が 65.9%、
・生徒の自主性を高める取組みを
体育大会が 71.0%の生徒が積極的に取り組んだと答えている。この数
生徒会やボランティア(KEYS)活動は年々活発になっているが、クラブ活動や学校行事
値も昨年と比較して、3.2 ホ゜イント及び 4.7 ホ゜イントと上昇している。
を活用して生徒の自主性を高めて欲しい。
・ クラブ活動に関する問いには、68.9%の生徒が活発であると感じて
・同窓会も全力を挙げて協力するので、
「行ける学校」ではなく「入りたい学校」をめざして
いる。
の取組みを期待しています。
今年度のクラブ活動への参加は、全体で 54.9%(運動部 30.3% 文化
部 24.7%)の生徒が入部(517 名)し活動している。
○ 学校行事やクラブ活動への参加や意識も昨年度と比較すると上昇して
いる。
何事にも意欲を持って取り組む活動的な生徒を育成するためにも、クラ
ブ活動への参加を更に高める努力が必要と考えている。そして、自分の行
動に自信を持ち、意欲的に行動する生徒を育成することで、誇りやプライ
ドの言葉に集約できる自己肯定感を育む取組みとしたい。
【保護者についての集計結果】
○ 本校の取り組みについて、保護者の理解が年々深まってきていることが
アンケートから見て取れる。
・項目的には、生徒への指導(規範意識の啓発等)や学習に対する評価に対
して理解が深まっている
生徒指導に関しては、75.3%(3 年前とでは 23 ホ゜イント)上昇している
評価については、77.3%(3 年前とでは 17 ホ゜イント)の上昇である
・進路指導(将来の進路や職業を見据えたキャリア教育)については、73.1%
の支持があった
これは、3年前からでは 17 ホ゜イントと年々上昇している
○ 今後の課題としては、迅速できめ細やかな家庭への連絡である
・情報公開や伝達のためホームページはできる限り更新を行っているが、生
徒を通じての保護者連絡には滞りも見られることから、保護者へのメール配
信等連携を密にしての生徒指導の充実としたい
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3 本年度の取組内容及び自己評価
中期
目標 今年度の重点目標 具体的な取組計画・内容 評価指標 自己評価
1.教員の授業力向上による 1・成績不振者に対して基礎学力の定着と進展を 1 、2、3、4、5 1、2、3、4
学習指導の推進 図る補習を強化に取り組む ・生徒向け学校教育自己診断にお ・生徒向け学校教育己診断における授
1 成績不振者に対する指導 ・生徒の学習習慣の定着を図るとともにめざ ける授業満足度(平成 26 年 業満足度は、65.4%と目標値を 5.4 ホ゜イ
の充実 す進路目標達成のため、進路指導部が主担とな 57.2%)60.0%を目標とする ント上回った (◎)
2 生徒の希望に則した講習 り、進学や就職のための講習を教科と共同して
等の計画的な取組み 体系化し実施する ・保護者向け学校教育自己診断に ・保護者の本校に対しての授業満足度は
3 授業改善への取組み 2・少人数での授業展開を増やし理解を深めると おける授業満足度(平成 26 年
4 ICTの活用など、 「よく ともに授業内容の工夫等で、生徒が希望する進 52.0%)55.0%を目標とする 60.7%と、目標値を大きく上回った
わかる授業」に向けた取組 路の実現を支援する (◎)
みを行う 3・学校全体の授業力の向上をめざし、授業改善 ・授業力向上や改善を目的として
1 5 更なる授業改善 を組織的に取組む 研究授業を計画的に実施する組
4・ICT を活用した研究授業を実施 織(チーム)を立ち上げ、学期毎 ・指導教諭と若い教員が中心となって授
確 活用の共通認識や理解に努める 3 回の開催を計画する 業改善に向けた取組みが進み、二学期に
か
な 5・少人数展開を実施している教科の研究授業や は授業見学月間として相互の授業見学や
学 公開授業を通して、今後の全校的な取組みを追 ・少人数での展開授業を数学や英
力 求する 語以外での実施をめざす 討議の場を設けた (○)
の ・また、府教育センターの研修など外部の研修
育 にも積極的に参加し、全教職員の指導力の向上 ・原級留置となる生徒数は、10
成 ・数学と英語の他、国語科でも少人数展
に努める 名以下をめざす
開での授業を開始した (◎)
【今後の取組み】
・授業満足度は目標値を達成したとはい
え低い水準であり、今後も授業改善に向
けた取組みを全校規模に広げ教員のスキ
ルアップをめざす
1.進路指導の充実 1・3 年間を見越した指導に取り組み、入学時か 1・卒業時、生徒自らの進路
1 3 年間を見越した指導、 らHR等を活用し計画的なキャリア教育を行 に対する満足度が 80.0% 1・進路指導に関する情報提供について
2 オープンスクールの充実 い、生徒がめざす進路の実現に取り組む 以上を目標とする 生徒が 62.8%、保護者が 73.1%と目標値
3 自分の思いや考えを伝え 2・中学生や保護者を対象にしたオープンスクー とは開きがあり、今後より一層の取組み
表現する力を育成する ルの回数を増やし、本校の教育活動を多くの生 ・進学率 90%以上、卒業時点で
徒や保護者に伝える の進路未定者を 1.0%以下を維 が必要である (△)
2.生徒の自己実現に向けた 34・教科「情報」等の活用はもとより、あらゆ 持する
取組み る機会を設けて情報を収集し活用する姿勢を ・今年度の進路状況は、
4 コミュニケーション能力 身につけさせる 2 ・クラブ紹介や施設案内等、
育成 ・その成果として、人前での成果発表や表現が 年間を通して 3 回の実施 四年制大学 102 名
5 自己肯定感の育成 できる指導を行う 短期大学 33 名
5・文化祭5や体育大会、クラブ活動等を支援し、 3、4、5、6 専門学校 125 名
」 生徒が自主的に活動することで自己肯定感を ・生徒向け学校教育自己診断
6 「生徒の志(こころざし)
を磨く 育成する の自己肯定感に繋がる活動意欲 就職 31 名(公務員 3 名)
6・総合的な学習の時間等の計画的な活用や学校 に関する項目(平成 26 年度 受験中 18 名
行事、クラブ活動等を活用して「生徒の志」の 62.0%)65.0%以上をめざす その他 2名(0.65%)
育成を支援する
また、各種ボランティア活動や地域交流会を通 (○)
2 じて志を育成する。
2・施設見学の他、夏季休業中のクラフ゛体
夢
と 験や秋の授業体験、地域の中学生の文化
志
を 祭への招待などを通して本校の理解が深
持 まった (○)
つ
生
徒 3、3、5、6
育
成 ・生徒向け学校教育自己診断による活動
意欲は、68.0%と目標値を上回った
(○)
【今後の取組み】
・生徒の進路実現に向けた指導体制を、
各教科と進路指導部が今以上に連携を深
める必要がある
・今年度始めた大学の見学を引き続き行
い、めざす目標の具体化を図る
次年度は、保護者にも参加を計画し、
家庭でも共通目標を持つ環境を整備した
い
・オープンスクールとしてクラフ゛体験や授
業体験を実施しているが、加えてクラブ
の招待試合や中学校の先生向けの体験授
業等を計画したい
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1.「生きた壁」となる教職員 1・学年職員室を活用し、相互の情報の共有によ 1・生徒向け学校教育自己診断
集団の構築 りきめ細やかな生徒指導にあたる の規範意識に関する項目におけ 1生徒の規範意識は、52.5%と昨年度と
1 学年職員室の活用 2・始業前の SHR 等で生徒の状況を把握し、基本 る満足度(平成 26 年度 38.0%) 比較して大幅に改善した (◎)
2 生徒指導と教育相談活動 的な生活習慣の改善を促す生徒指導により、欠 を 40%以上とする
の充実 席や遅刻の削減に努める
3 指導力向上 ・教育相談体制の充実による指導と教職員の情 2・欠席・遅刻者数、約 10%の 2・年度末の数値は、
4 安全安心な学校作り 報の共有化を図る 削減をめざす 欠席:3,535 件 遅刻:3,938 件
3・外部研修に積極的に参加し、その成果を校内 欠席 2,514 件 ⇒ 2,200 件 長期欠席の生徒が複数名在籍のため欠
2.
「共に学ぶ」支援教育の推 研修により全ての教職員の指導力向上につな 遅刻 3,540 件 ⇒ 3,100 件
進 げる 席数は多いが、遅刻の数は昨年度からは
5 「共に生きる」精神醸成 ・校務分掌ごとの職員研修を計画の他、保護者 2、3 大幅に減少している(○)
6 支援計画作成 との共催研修も実施する ・生徒向け学校教育自己
4・ 「全ての教職員が生活指導部」との意識で取 診断の教育相談に関する項目に 2、3・生徒向け学校教育自己診断の教育
3.豊かな高校生活の実現 り組み、事象が起こったときはカウンセリング おける満足度(平成 26 年度 相談に関する項目における満足度 は
7 精神と体力の育成 マインドを持って丁寧に対応する 50.0%)53.0%以上にする 70.6%と、昨年度比で 20.6 ホ゜イントもの上
8 クラブの活性化 「安全で安心な」学校づくりに取り組む 昇であった (◎)
9 クラブ指導者育成 ・上記の目的達成に不可欠な、機動力に富み組 4、5、6
織的な対応が取れる体制作りを行う ・生徒向け学校教育自己 4、5、6
3 3.教職員の資質の向上と意 5・様々な特性を持つ生徒達に互いの違いを認め 診断の学校生活に関する項目に ・生徒向け学校教育自己診断の学校生活
識改革 合い「共に生きる」精神を醸成させ、学校に来 おける満足度(平成 26 年度 に関する項目における満足度は、70.3%
安 10 職員研修の充実 るのが楽しいと感じる学校環境をつくる 67.0%)70.0%以上を目標とする と目標値を達成した (○)
全 11 組織的な学校運営 6・適切な支援計画を作成し、組織として取り組
安 む ・保護者向け学校教育自己診
心 7・学校行事に対しては、文化祭6や体育
で 7・体育大会やマラソン大会などを通して、生徒 断の学校に対する満足度(平成 祭がそれぞれ約5ホ゜イント上昇したことで
魅 自らが、何事にも全力で取り組む精神力と体力 26 年度 73.0%)から 2.0 ホ゜イント 68.5%の満足度となり目標値を達成した
力 を育成する 上昇をめざす (○)
あ 8・入学当初、クラブ紹介や体験入部などを実施
る し、クラブ入部率の向上と活発な活動をめざす 7学校行事に対する満足度(平成 8、9
学
校 9・専門的知識と技術を持つ教職員や外部指導者 26 年度 64.0%)68.0%をめざ ・クラブ活動には、文科系ク ラ フ ゛には
づ の協力をあおぎ、クラブ活動の更なる活性化を す 24.7%・運動部へは 30.3%と入部し、全
く 図ると共に若手教職員の指導者養成にも取り 体の入部率は 54.9%であった(○)
り 組む 8、9
10・教職員の資質の向上を目的として、各分掌が ・クラブ入部率(平成 26 年度 3、4、5
主催する研修を計画・実施する 50.3%)を 53.0%以上にする ・首席や各分掌主催の研修(年間6回)
11・組織的な学校経営をめざし、首席(指導教諭) を実施
を中心とした校内組織を確立する 3、4、10 保護者を招いての研修は、学校医によ
・年間 5 回(分掌ごと)の職員研 る食物アレルギーへの対応や「エピペン」
修を行い保護者の参加を募る を使っての実習を行った
11・課題の解決に向け、毎週の
ミーティンク゛(経営会議)を行う 11・課題解決に向けての会議を実施
(○)
【今後の取組み】
・教職員が主体となっての生徒指導にと
どまらず、保護者との共同研修等を通
じて共通理解をもって生徒への指導を
行いたい
・活動意欲のある生徒を育成するため
にも年度当初から体験入部をより活発
に行うなどでクラブの参加率の向上を
めざす
1.広報活動充実 1・広報委員会を活用し、ホームページの更新を 1、2、3、4、5 1、2、3、4、5満足度は、
1 ホームページを活用して 頻繁に行い外部への情報を発信する ・地域向け学校教育自己診断で、
・学校からの情報発信に対する満足度は、
の広報 ・保護者から要望の多いプリント等の連絡で 開かれた学校に関す満足度(平成
も、可能な限り掲載に努める 26 年 65.9%)68.0%をめざす 68.4%と目標値に達した (○)
2.地域連携 2 学校の活動を地域にも伝え(貝南通信の発
2 地域への情報発信と積極 行)、理解や交流を図る ・週に 1 度はホームページを更新 ・新入生へのお祝いとして、水間電車に
的な交流 ・地元中学や団体とも連携し、運動系・文化系 し、新たな情報を伝える ヘッドマークを装着した「入学おめでと
3 学校行事の活性化 クラブを中心に交流行事を行う
う号」を走らせることで、生徒や地域の
・貝塚警察署との連携で始まったボランティア 3・生徒向け学校教育自己診
3.広報活動の充実 活動(サークル名、KEYS)を継続発展させ 断における体育大会や文化祭7 方から好評を得た (○)
4 オープンスクールの活性 る の取組み満足度(平成 26 年
化 ・より多くの生徒の参加を募り、計画的・定期 64.0%)65.0%をめざす ・警察署とのボランティア活動は3年目
4 5 広報委員会の活用 的な活動を行う を迎え、継続的な活動として定着した
地域の行事や取り組みに積極的に参加し、情 5・オープンスクールの開催を
地 (○)
報を発信するだけでなく情報の収集も積極的 年間 3 回とし、(平成 26 年 230
域
と に行う 名)320 名を目標とする
連 3・文化祭8や体育大会等の学校行事やクラブ活動 ・地域の中学生や保護者への理解と情報
携 の活性化を図り、生徒の意欲を引き出す ・新入生による中学校訪問を全 発信としての文化祭9の招待やクラブオー
し 4・本校で開催するオープンスクールの回数を増 校を対象に企画し実施する
た プンスクール(体験入部や授業体験)な
やし、中学生・保護者により多くの情報を提供 参加生徒については、100 名
学 どの開催で、目標数を大きく上回る参加
校 し来校を促す環境を作る。 (30%)を目標とする
・個別の学校に対する問い合わせや見学などに 者を得た (○)
づ
く も随時対応する
り 5・広報委員会が、中学校訪問等を計画し全職員 ・活発な広報委員会活動によりホームペ
で取り組む ージの更新が頻繁になされ、保護者や卒
・また生徒(新入生)による中学校訪問を継続 業生(同窓生)に対する情報の発信が行
して行い、入学後の近況報告や本校の活動をア
ピールする場を設定する。 えた (○)
【今後の取組み】
・学校の一番の広報担当者は、生徒であ
り保護者である
・引続いての新入生による中学校訪問P
TA役員等にとどまっている学校行事へ
の参加を、より多くの保護者に働きかけ
る工夫を凝らす必要がある