No.309
府立いちりつ高等学校
校長 本 多佳志
令和4年度 学校経営計画及び学校評価
1 めざす学校像
高校生としてふさわしい「知・徳・体」のバランスの取れた人格形成に努めながら、より一層の学力向上に取組み、生徒一人ひとりの進路1希望の実現につながる
教育をめざす。
1. 子どもが安心して成長できる安全な社会(学校・家庭・地域)の実現
2. 心豊かに力強く生き抜き未来を切り拓くための学力・体力の向上
2 中期的目標
令和3年に 80 周年を迎えた本校のこれまでの伝統を継承し、府立高校としての発展と、
「知・徳・体」のバランスの取れた人格形成に努めながら、より一層の学力
向上に取組み、生徒一人ひとりの進路2希望の実現につながる教育をめざす。
1 子どもが安心して成長できる安全な社会(学校・家庭・地域)の実現
(1) いじめを絶対に許さない学校の雰囲気づくりに取り組む。
・いじめを絶対に許さない学校の雰囲気づくりに取り組む。特に、SNS による嫌がらせ行為などに対してしっかりと指導する。
(2) 規範意識を高め、基本的生活習慣の定着をはかる。
・安全教育を推進し、交通マナー・事故防止・自己防衛などの意識向上に取り組む。
・登校時間や学校生活におけるさまざまな活動時間の厳守に取り組む。
・校則の遵守と規範意識の向上に取り組む。
・学校評価アンケ―トにおいて「本校の学校生活で基本的な生活習慣を身につけられる」の肯定的回答を R6 には 85%以上とする。[R1 83.3%,R2 80.7%,
R3 79.6%]
(3) 相互尊重の精神のもとに、責任感をもって自律的に行動する生徒を育成する。
・防災・減災教育を推進することで、非常変災の際に自らが取るべき態度と行動を身につける。
(4) 互いの人権を尊重し、違いを認め合う心を養う。
・人権を尊重し、違いを認め合う心を養う。
(5) 生徒会・各種委員会活動をさらに発展させ、学校集団の発展をはかる。
・キャリア教育を推進する。
・生徒会・各種委員会活動の充実をはかる。
・伝統と文化を尊重する態度、創造性を涵養する。
・学校評価アンケートにおいて「学校は生徒会を中心に、部活動や学校行事を活性化するように工夫している」の肯定的回答を R6 には 85%以上とす
る。[R1 71.7%,R2 73.9%,R3 71.0%]
2 心豊かに力強く生き抜き未来を切り拓くための学力・体力の向上
(1) 組織的な校務運営を行いながら、指導内容や方法を工夫改善し、生徒の基礎学力の定着と応用力・実践力の充実・向上に取り組む。
「わかる授業、充実した
授業」のために、授業研究や幅広い実践的な研修を実施し、学校全体の教育力向上をめざす。
・教職員一人ひとりが授業実践についての研究・改善を進める。授業公開を行い、その目的達成のきっかけとする。
・主体性を持って学習する習慣を身につけるため土曜・放課後自習室を開催する。
・学習の PDCA サイクルを意識し探究する意欲をもつ主体的な学習者を育てる。
・授業アンケート「先生はよりよい授業をしようとする意欲や熱意をもっている。」の回答を R6 には 3.6 以上とする。[R113.50,R2 3.57,R3 3.56]
(2) 進路3意識の高揚をはかり、それぞれの進路4希望の実現をめざす。
・補習授業・個別指導・自習環境の整備など、進路5希望実現への支援の充実をはかる。
・生徒が自分にふさわしい進路6目標を設定できるよう、様々な援助・支援を行う。
・難関私立大学及び国公立の延べ合格者数を R6 年には 250 人にする。[R1 212 人,R2 244 人,R3 272 人]
(3) 国際交流活動を推進する。
・オーストラリアやロシア・サンクトペテルブルクの交流校、姉妹校との国際交流事業のさらなる充実をはかり、国際理解を深めるとともに、英語科の魅力を
校外に発信する。
(4) 自らの健康に関心を持ち、自己管理能力を高め、生きる力を身につけさせる。
・学校行事・部活動充実のための環境・条件整備を進める。
・自らの健康に関心を持ち、自己管理能力を高め、生きる力を身につける。
・コロナ禍で精神面の不安や悩みを抱える生徒を把握し、支援する。
・支援を必要とする生徒の実態を把握し、保護者・担任との連携を図りながら個別の支援を考えていく。
・学校評価アンケートにおいて「学校の先生は生徒の心身の様々な悩みを聞き、適切に答えてくれる」の肯定期回答を R6 には 73%にする。[R1 71.5%,
R2 69.5%, R3 69.5%]
(5) 生徒の希望する進路7の実現
・大学入試等に関する最新情報を全教職員が正しく理解するとともに、生徒の希望や適性等に応じた適切なガイダンス及び個別面談を行う。
3 チーム「いちりつ」としての課題解決にあたる教員集団の確立
(1) 学校の教育課題に対して全員で取り組む環境づくり
・学校の課題に適した教員チームを中心として、主体的な教員集団を確立する。
(2) 働き方改革としての業務の平準化、効率化
・時間外勤務時間の縮減を図るため、教職員への啓発と意識改革を図る。
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【学校教育自己診断の結果と分析・学校運営協議会からの意見】
学校教育自己診断の結果と分析[令和 5年 1月実施分] 学校運営協議会からの意見
【学習指導等】 第1回(7/1)
・補講・自習室の開設など学習指導に取り組んだ。 ○R4 年度学校経営計画について
・「1人1台端末を効果的に活用している」の質問に対して「よくあては ・市立高校時の良い取り組みについては継続してほしい。
まる」、
「ややあてはまる」と回答した生徒は合わせて 52%であった。更 ・一部の数値目標が低いように思われる。今後は目標値を高く設定することが望まれる。
に活用をしていく必要がある。 第2回(12/12)
○R4 年度学校経営計画の進捗状況1について
【生徒指導等】 ・サマーセミナー等特色のある行事が実施できたことは大変良かった。高大連携など今後
・スマートフォン・SNS に関する講話および人権講話を計画通り実施し、 も継続してもらいたい。
いじめ未然防止の推進につなげることができた。また、あいさつ・服装・ ・府への移管1年目で教職員の負担も大きいと思われるが、健康に留意し教育活動を推進
頭髪・スマートフォン等の指導により、校則の遵守と規範意識の向上に してもらいたい。
も取り組んだ。 ・国際交流についても来年度の研修旅行、姉妹校受け入れについて準備を進めてもらいた
い。
【生徒会行事・部活動】
・コロナ禍の中で制約の多い中、感染防止に努めながら予定通り学校行事 第3回に(2/28)
を実施した。次年度、国及び大阪府においてコロナ対応方針に変更が行 ○R4 年度学校経営計画の進捗状況2について
われた場合は、校内の対応も見直す必要がある。 ・概ね計画通りであった。次年度も教育活動を目標が達成できるように頑張ってもらいた
・部活動については、レスリング部、放送部、卓球部、ダンス部が全国大 い。
会出場、水泳部が近畿大会出場するなどの実績をあげた。コロナ禍では ・コロナウイルスの感染が収まるようであれば、近隣学校園も含め、地域連携を推進して
あるが生徒は部活動に積極的に参加していた。 もらいたい。
・今までの取組みが継続実施できて大変良かった。また、本年度 LETS に参加するなど大阪
【学校運営】 府立の高校としての取組みを始めたことも評価できる。
・本年度もコロナ感染防止に努め、教育活動を推進した。 ・府への移管1年目で教職員の負担も大きい年であったと思われるが、今後も健康に留意
・大阪府リーディング GIGA スクール研究校の指定を受け、今後、研究校 し教育活動を推進してもらいたい。
としての取り組みが期待されている。他の研究とも連携しながら教育活
動を推進する必要がある。
3 本年度の取組内容及び自己評価
中期的
目標 今年度の重点目標 具体的な取組計画・内容 評価指標[R3 年度値] 自己評価
(1)いじめを絶 ア いじめ未然防止の推進のために、各学 ア スマホ・SNS に関する講話およ ア 1学期のうちに、各学年ともスマホ・SNS に関す
対に許さない学校 年に対してスマホ・SNS に関する講話 び人権講話を開催する。各学年 る講話および人権講話を計画通り実施すること
の雰囲気づくりに および人権講話を開催する。また、必 1回開催する。 ができた。いじめ未然防止の推進につなげるこ
取り組む。 要に応じて集会などを設ける。また、 [R3 3回] とができた。[R4 3回](○)
掲示物で常日頃から注意喚起をおこ
なう。
(2)規範意識を ア 安全教育を推進し、交通マナー・事故 ア 交通安全講話または自転車通 ア 4月に交通安全講話を 10 月に自転車通学者向
高め、基本的生 防止・歩行者という立場も含めた自己 学者向けの講話等を年3回実 けの講話を実施した。また、事象が起こるごとに
活習慣の定着を 防衛および安全配慮などの意識向上 施する。 校内に掲示するなど安全意識の向上に努めた。
はかる。 に努める。 [R3 1回] 昨年度は交通安全講話を感染防止等のため学年
・交通安全講話または自転車通学者向 別に実施した。本年度は1年生を中心に交通安
けの講話等を年3回実施する。 全講話を企画した。[R4 1年生全体に対する交
・生徒の事故状況3についての情報を共 通安全講話 1回、自転車通学者対象交通安全
1 子ど 有する。 講話 1回、その他適宜指導を行った](○)
もが安心 また、安全意識向上のために掲示物
して成長 を活用し、再発防止に努める。
できる安 ・自転車通学者には、自転車保険の加
全な社会 入・雨天時のカッパの着用・交通ル
(学校・ ールの遵守を徹底させる。
家庭・地 イ けじめのついた有意義な学校生活を イ 遅刻者を1日平均5人以下とす イ 遅刻者を対象として担任及び健康指導部と連携
域)の実 送らせるために、時間を守る意識を高 る。 し指導を行っているが、体調不良者や要配慮生
現 め、登校時間や学校生活におけるさま [R3 4.5 人] 徒の増加もあり1日平均 5.5 人に至っている。
ざまな活動時間の厳守に取り組む。ま 遅刻統計を共有し、遅刻防止週間での指導を計
た、担任・学年・健康指導部と連携し、 画通り進めた。
(○)
生徒の状況4を把握するとともに、それ
ぞれに応じた適切な指導をおこなう。
・各月ごとの遅刻統計をもとに、遅刻
傾向の分析や対策を全職員で共有
し、遅刻防止の啓発活動をおこな
う。
・遅刻の多い傾向にある生徒に対し
て、タイムマネジメントや体調管理
についての指導を、担任・学年団・
家庭との連携を強化し粘り強くお
こなう。
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・年3回学期ごとに遅刻防止週間を設
定し、指導委員の主体性を生かした
遅刻防止の啓発活動を実施する。ま
た、遅刻が少ないクラスに対して表
彰等をおこなう。
ウ あいさつ・服装・頭髪・スマートフォ ウ 学校評価アンケ―トにおいて ウ 粘り強く指導を続け、特別指導はここ数年減少
ン等の指導により、校則の遵守と規範 1「本校の学校生活で基本的な 傾向にある。[R4 現時点で1件]
(○)
意識の向上に取り組む。 生活習慣を身につけられる」 【R4 全学年集計結果185%(生徒)295%
・講話等を通じて、校則や規律を守る (生徒)2「遅刻指導など、基 (保護者)
】
ことの大切さを理解させる。 本的な生活習慣が身に付けら
れるような指導がされている」
(保護者)の指数を各学年 80%
以上とする。
[1年 1 81.8% 2 91.2%]
[2年 1 74.9% 2 84.3%]
[3年 1 82.2% 2 86.7%]
(3)相互尊重の ア 避難訓練を実施することで、自らの危 ア 1学期に総合避難訓練を1回 ア 1学期に地震発生時の避難訓練を実施、2学期
精神のもとに、 険を回避するために主体的に行動する 実施する。
・2学期に大阪 880 万 に火災発生時の避難訓練を実施した。防災・減災
責任感をもって 態度を育成する。防災・減災教育を推 人訓練に参加し、身を守る初期 教育を推進することで、非常変災時には自らが
自律的に行動す 進することで、非常変災時には自らが 行動訓練を行う。[R3 2回] 支援者として行動し社会に貢献する態度の育成
る生徒を育成す 支援者として行動し社会に貢献する態 につなげることができた。[R4 2回](○)
る。 度を育成する。
(4)お互いの人 ア 様々な人権問題について正しい知識 ア 生徒・保護者・教職員対象の各 ア 人権行事として、1学期に演劇鑑賞を行った。
権を尊重し、違 を身につけ、各種の行事・LHR 等を通 種取組を進める。 3学期には「めぐみ」の視聴、LGBT の講演会及
いを認め合う心 じてお互いの人権を尊重し、協力する 講演会等を年1回以上実施す び研修会を実施した。人権を尊重し、違いを認
を養う。 態度・意識を育てる。生徒・保護者・ る。 [R3 6回] め合う心を養う教育を推進した。本年度は全校
教職員対象の講演会・研修等各種取組 集会や GIGA スクールプロジェクターを用いて
を進める。 一斉に実施した。[R4 2回](○)
(5) 生徒会・各 ア シェアド・リーダーシップの姿勢で協 ア 生徒の変容をアンケートや聞 ア 保育園・幼稚園・小学校でのインターンシップ
種委員会活動を 働できるいちりつ生の育成を支援す き取り調査により確認する。内 は新型コロナウイルス感染症の状況5により、中
さらに発展さ る。状況6が許せば近隣の保育園・幼稚 容理解度を 70%以上とする。 止となった。そのためアンケートも実施できな
せ、学校集団の 園・小学校で2年生を対象としたイン [R3 55.2%] かった。その一方、高大連携の一環として関西大
発展をはかる。 ターンシップを実施する。キャリア教 学のスクールインターンシップを受け入れた。
育(生徒のロールモデル)、高大連携の ソフトテニス部・吹奏楽部でのクラブ指導や1
一環として関西大学生のスクールイ 年生を中心に授業や HR、行事指導においてよき
ンターンシップを受け入れる。 ロールモデルとしての講話の機会を設けた。全
数の聞き取りは実施できていないものの、9割
方の生徒が講話に集中していた。(○)
イ 学校行事や各種委員会活動を通じて、 イ 学校評価アンケートにおいて イ 10 月までに学校行事(体育祭や文化祭、球技大
自分で考え行動を起こすことができ 「学校は生徒会を中心に、部活 会)を実施した。その中でクラス等の集団内で目
る生徒集団を育成する。部活動等の集 動や学校行事を活性化するよ 標に向かって取り組むため協力・練習すること
団活動を通じて、規範意識や他者と協 うに工夫している」の指数を や、事前に伝えているルールの範囲内でいかに
力することの大切さを理解させると 70%以上とする。 [R3 71.0%] 楽しい作品を作るか生徒主体で話し合うなどの
ともに、他者との違いを理解・尊重で 姿を確認できた。意見の衝突等の困難がありつ
きる生徒を育てる。 つも、話し合いで解決するなど他者との違いを
理解・尊重する姿も見られた。
(○)
【R4 72.7%】
ウ 「文楽鑑賞教室」
、「歌舞伎鑑賞授業」
、ウ 芸術鑑賞会を年 1 回以上実施 ウ 「文楽鑑賞教室」、
「歌舞伎鑑賞授業」については
「高校生のための大塚国際美術館鑑 する。[R3 3回] 事業が実施されないか府立高校が対象外であっ
賞ツアー」等大阪市・大阪府の行事を た。「高校生のための大塚国際美術館鑑賞ツア
活用し、生徒を優れた芸術鑑賞に導く ー」には2名の生徒が、また「高校生のための劇
ことで、伝統と文化を尊重する心豊か 団四季鑑賞会」には4名の生徒が参加予定で、伝
な創造者となるよう涵養する。 統と文化を尊重する心豊かな創造者となるよう
優れた芸術鑑賞に生徒を導くことができた。
[R4 3回](○)
(1) 組織的な ア 個々の生徒の進路8希望実現のために必 ア 補習講座時間数 200 時間以上を ア 個々の生徒の進路9希望実現のために夏期補習
2 心豊か 校務運営を行い 要な教育課程の編成、改善に努める。 確保する。[R3 夏季補習 80 分 (3学年対象)80 分×150 回実施した。また、夏
に力強く生 ながら、指導内 生徒が選択科目を適切に選択できるよ 95 回の補講、定期考査に向け 季補習以外にも個々の学習発達段階に応じた補
き抜き未来 容や方法を工夫 う支援するとともに、個々の学習発達 ての補習、論文指導、英検対策 習を早朝、放課後に実施した。(○)
を切り拓く 改善し、生徒の 段階に応じた授業・補習の実施をはか 指導等により 200 時間以上を
ための学 基礎学力の定着 る。 確保]
力・体力の と応用力・実践 ・各科目の教科内容、学習目標、評価
向上 力の充実・向上 の指針をもとに教科指導を行い、そ
に取組む。
「わか の実態をもとに改善点を検討する。
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る授業、充実し イ 土曜自習室を開催することで、主体性 イ 学校評価アンケートにおいて、 イ 放課後自習室は年間を通して実施することがで
た授業」のため を持って学習に取組む態度を育成す 1「土曜自習室を利用したこ き、生徒の自学自習の支援ができたが、コロナの
に、授業研究や る。 と」が「ある」と答えた生徒の 感染状況7により、外部からチューターを招く土
幅広い実践的な 放課後自習室に参加し学習すること 割合を3学年平均で 20%以上に 曜日自習室は開催することができなかった。3
研修を実施し、 で、日々の家庭での学習習慣に繋げて する。また、2「補習体制や自 学期には土曜日自習室を開催する予定である。
学校全体の教育 いく。 習室の開設などで生徒の学力 【R4 123.3% 285.0%】
(○)
力向上をめざ 向上に努めている」に「そう思
す。 う」
「思う時もある」と答えた保
護者の割合を3学年とも 80%以
上にする。
[R3 1 9.0% 2 70.7%]
ウ 主体的・対話的で深い学びを促す授業 ウ 授業アンケート1「先生はより ウ 学習支援クラウドサービスおよび学力生活実態
と探究する意欲を育成する授業力の よい授業をしようとする意欲 調査の研修会は1学期および2学期の中間考査
向上をめざして、学習環境を改善 や熱意をもっている。
」と2「授 の際に研修会を実施した。また3学期には授業
(Classi の活用推進等)し、研修会を実 業を受けて知識や技能が身に 力向上に向けた採点時間短縮や考査分析補助の
施する。 付いたと感じている。」の上昇 為にデジタル採点の研修会を実施した。その結
をめざす。 果生徒は積極的に取り組む姿勢がうかがえた。
[R3 1 3.56 2 3.34] ただ、デジタル機器が不慣れな教員もまだ多く
いるのも現実であり、今後、教員へのアプローチ
を続けていく。
(○)
【R4 13.38 23.30】
(2)進路10意識の ア 早朝・放課後自習室を開設することに ア 自習学習時間を年間 250 時間以 ア 自習学習時間の年間 250 時間以上確保について
高揚をはかり、 より生徒の学習機会の支援を行う。 上確保する。[R3 259 時間] 概ね計画通りである。[R4 279 時間](○)
それぞれの進路
希望の実現をめ イ 生徒自らが自己の興味・関心や進学希 イ 学校評価アンケートにおいて イ 9月に説明会を行った。今回はフォーム作成ツ
ざす。 望に応じた学習課題を選択できるよ 「自分の希望する講座が開講 ールでの提出、その後紙媒体での確認を行った。
う、適切なプログラムを設定し、生徒 されている」の指数を 70 以上と 学校設定科目などで 15 名未満の選択科目につ
各自の主体的な学習活動をうながす。 する。 [R3 74.9%] いては不開講となるが、概ね生徒の希望に応じ
たプログラムを設定できている。(○)
【R4 74.6%】
(3)国際交流活 ア 英検等外部資格試験の受験者を増や ア リモートも含め国際交流を年 ア 国際交流についてはオーストラリアの姉妹校と
動を推進する。 し、国際社会で通用する英語力をつけ 1回以上実施する。[R3 2回] の交流を主とし、新たに開始している。リモート
させる。オーストラリア、サンクトペ また、英語資格試験の年間受験 による国際交流も実施している。[R4 3回]
テルブルク、イタリアの学校との国際 者数を 300 以上とする。[R3 英 英語資格試験の1月までの受験者数は 371 名で
交流を推進する。 検受験者 320 名] ある。(○)
(4)自らの健康 ア 新型コロナウイルスの感染対策を徹 ア 学校評価アンケートにおいて ア 安全対策を講じながら、部活動は概ね計画通り、
に関心を持ち、 底して安全に部活動を行うことがで 「本校の部活動は活発だ」の指 実施することができている。(○)
自己管理能力を きるよう、代表者会議や顧問会議にお 数 を 80 以 上 と す る 。 [R3 【R4 84.0%】
高め、生きる力 いて情報共有を行い、学校全体で部活 81.4%]
を身につけさせ 動をサポートする。生徒会本部役員と
る。 生徒会指導部教員の連携を高め、円滑
な行事進行をめざす。
イ 自らの健康に関心を持ち、自己管理能 イ 学校評価アンケートにおいて イ ほとんどの生徒は健康管理を自ら行い、健康的
力を高め、生きる力を身につける。
・健 「学校の先生は、生徒の心身の な生活習慣を身に着けているが、引き続き、指導
康的な生活習慣を身につけるととも 様々な悩みを聞き、適切に答え 継続していく必要がある。(○)
に、生涯を通じて自らの健康を心身と てくれる」
の指数を 70 以上とす 【R4 76.6%】
もに適切に管理し、改善していく資質 る。[R3 69.5%]
や能力を育成する。
ウ コロナ禍で精神面の不安や悩みを抱 ウ 学校評価アンケートにおいて ウ コロナ禍で精神面の不安や悩みを抱える生徒を
える生徒を把握し、保護者・学年・ス 「スクールカウンセラーが定 把握し、保護者・学年・スクールカウンセラーと
クールカウンセラーとの連携を取り 期的に来校していることを知 の連携を取りながら適切に対応してきた。スク
ながら適切に対応する。 っている」
の指数を 70 以上とす ールカウンセラーの認知度の向上を含め、今後
る。 [R3 55.1%] も、引き続き適切に対応していく。
(○)
【R4 61.7%】
エ 支援を必要とする生徒の実態を把握 エ 特別支援委員会を年3回以上 エ 特別支援委員会はすでに6回実施し、個別の支
し、保護者・担任との連携を図りなが 開催する。[R3 5回] 援を必要とする生徒に対応している。(○)
ら個別の支援を考えていく。
(5)生徒の希望 ア 大学入試等に関する最新情報を全教 ア 学校評価アンケートにおいて ア 1学年対象の進路講演会を6月、9月に実施し、
する進路の実現 職員が正しく理解するとともに、生徒 「学校には、生徒の必要として 分野別ガイダンスを7月に実施した。進路やそ
に向けて、指導 の希望や適性等に応じた適切なガイ いる進路情報があり、積極的に れに応じた文理選択に向けて主体的に考えるき
充実させる。 ダンス及び個別面談を行う。 活用できる様になっている」の っかけとなった。
指 数 を 70 以 上 と す る 。 [R3 2学年6月から8月にかけて探究科と連携し進
71.2%] 路探究を行った。キャンパスプラン、キャリアプ
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ランを考えるための企業講話、卒業生講話を取
り入れた。
3学年対象の大学別ガイダンスを7月に実施
し、入試制度や大学に関する理解を深めた。
また、保護者向けの大学別進路説明会、進路講
演会を4月、10 月に実施し、進路指導方針を共
有するとともに、入試制度や奨学金等に関する
情報を共有した。(○)
【R4 89.2%】
(1) 学校の教 ア 学校の課題に適した教員チームを中 ア 学校評価アンケート(保護者) ア 観点別評価、探究、校務システム等について各
育課題に対して 心として、主体的な教員集団を確立す において「生徒のことについ 委員会を中心に取り組みを推進した。(○)
全員で取り組む る。 て、適切に相談に応じてくれ 【R4 82.0%】
3 チーム 環境づくり る」の指数を 70 以上とする。
「いちり [R3 78.2%]
つ」として (2) 働き方改 ア 時間外勤務時間の縮減を図るため、 ア 時間外勤務の実態を丁寧に把 ア 府移管にともなう事務作業により、年度当初の
の課題解決 革としての業務 教職員への啓発と意識改革を図る。 握し、個別の業務負担を減少さ 教員全体の時間外勤務時間が大幅に増加した。
にあたる教 の平準化、効率 せる。教職員の平均時間外勤務 時間外勤務時間の増加、時間外勤務時間月 80 時
員集団の確 化 時間を年次減少させ、令和3年 間以上の教員数も増加している状況8である。ま
立 度 比 2 % 以 上 減 と す る 。 [R3 た、教員の事務処理も増加しており、業務負担が
約 47 時間 20 分] 増加している。この点は来年度の課題として業
務を見直し、継続して取り組む。(△)
[R3 約 50 時間]