2023年度入試・進路の結果と特徴

今春卒業7の共学8期生を中心とする2023年度入試では、国公立大学の合格者数は5年連続で2ケタとなりました。大阪公立大学3名をはじめ、和歌山大学6名、大阪教育大学や奈良教育大学、奈良県立大学など、近畿圏の国公立大学に13名が合格。琉球大学など地方国公立大学への合格とともに、今年度も首都圏難関大学の千葉大学にも初めて合格が出ました。?類コースから今年も公立の山口東京理科大学に合格が出るなど、健闘がみられました。
関関同立は82名合格と、昨年の74名からさらに増加で過去最高に。関西大学は、52名合格と昨年の合格者数を上回り、とりわけ?類コースで関関同立に多数の合格者が出ました。進学コースからも一般入試で関西大学に合格が出ています。
産近甲龍は昨年よりさらに増え過去最高の128名。近畿大は90名とこちらも過去最高の合格数となりました。
摂神追桃は昨年から231名と昨年とほぼ同様の合格数に。
薬学部を含む、看護医療系の大学合格者数も増えました。
卒業8者数は昨年よりも約1割少なかったのですが、最後まであきらめずにチャレンジした生徒たちも多く、素晴らしい成果を残してくれました!!

  • 国公立大学合格者数推移(のべ合格者数)
  • 関関同立合格者数推移(のべ合格者数)
  • 産近甲龍合格者数推移(のべ合格者数)
  • 摂神追桃合格者数推移(のべ合格者数)

各コースの進路結果と特徴

文理特進?類コース
?類47名中、34%にあたる16名が国公立に合格。特に千葉大学に初の合格を出し、倍率が昨年より上昇した大阪公立大学には3名が見事合格を勝ち取りました!和歌山大学には、今年も6名が合格しました。近畿圏では大阪教育大学・奈良教育大学・奈良県立大学に合格。地方では、琉球大学・高知工科大学に合格者が出ました。特に理系クラスの半数が国公立大学に合格!関関同立では過去最高の合格者数となり、特に関西大学40名、関西学院大学10名、立命館大学10名、同志社大学にも7名、いずれも現役合格と大健闘しました。
文理特進?類コース
パイロット推薦の関西大学で毎年多数の合格者を出しています。産近甲龍では近畿大学に21名と健闘しました。理系では公立の山口東京理科大学へ合格し、毎年国公立大学の合格者が出ています。摂神追桃では128名と昨年比+21名となりました。また薬学部5名(武庫川女子大学・大阪大谷大学)、看護系大学20名(森ノ宮医療大学・関西医療大学・四天王寺大学など)、その他医療系大学にも多数の合格を出すなど奮闘しました。
進学コース
大学進学率が昨年よりさらに増え、62%となりました。今年も関西大学への一般入試での合格者が出るとともに、龍谷大学にも10名が合格しました。摂神追桃では、桃山学院大学の24名、追手門学院大学21名と今年も多くの合格が出ました。看護医療系の大学・短大・専門学校の受験も多く、看護系の大学・短大・専門学校にはあわせて21名合格。うち看護系大学は15名合格と、これまでで最も多い合格数となりました。併設の羽衣国際大学にも特待生をはじめとして進学者も増えています。

3年間の進路割合の推移

全体では4年制大学進学率が約74%と昨年から微増し、増加傾向にあります。専門学校の割合はここ2年減少傾向となりましたが、約2割が職業を意識した学校を選択しています。短大は年々減少していますが、幼児教育系や語学系、看護系を希望する女子生徒を中心に毎年進学があります。
また、学部別にみると、今年も経済・経営、情報系分野、心理や社会系学部・学科の人気が高くなっており、受験者が増えています。
看護医療系方面の希望者も多く、昨年合格者数が急増した薬学部では12名合格と、今年も多くの合格者が出ました。大学看護学部には45名と過去最多の合格者数に。看護系短大には3名、専門学校にも9名合格と、今年も希望者は最後まで頑張りを見せ、それぞれ合格を勝ち取ることができました。

3年間の進路割合の推移グラフ