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No.309
府立花園高等学校
校長
1
中原 光子
平成 31 年度 学校経営計画及び学校評価
1 めざす学校像
生徒も教職員も生き生きと学び続ける学校
1.全ての生徒が進路希望を実現するために学力の向上を図るとともに、将来を見据えた進路選択を促し、キャリア形成を支援する
2.授業、学校行事・部活動、探究学習等のすべての教育活動を通じて、たくましく、しなやかにグローバル社会を生き抜く力を育む
3.英語・第二外国語の習得や多文化理解教育を通して、多様性を認め、世界の課題に対して当事者意識を持ち、多文化共生を推進する人材を育てる
2 中期的目標
1.すべての生徒の進路希望実現とキャリア形成支援
(1)新学習指導要領を踏まえ「主体的・対話的で深い学び」につながる授業の実践による学力の向上
ア 授業アンケートの結果を踏まえた改善を進め、互見授業・公開授業・研究授業等を通じて組織的な授業力向上の取組を行う
イ 到達度テスト(国数英)等を活用し、授業と自学自習により、1・2年次において基礎学力の定着をはかる
ウ 自学自習の習慣を確立する 小テスト・朝学・補習・講習・教育産業の実力テストや動画学習・講座等様々なアプローチをする
(2)キャリア形成の段階的支援(社会に開かれた教育課程の実践)
ア 進路指導部を中心に、進路指導戦略を明確にし、その共有のもとに効果的な進路指導を行う
イ 「総合的な探究の時間」を進路探究とし、社会や世界の課題に目を向け、SDGsと関連づけ地球の一員として当事者意識を持って考え、自分の可能性
を探るなかで、将来を見据えた進路選択を促し、自分のキャリアをデザインする力を育む
ウ 探究的な活動を通じて、視野を広げ、未知なるものに果敢に挑戦し、意見の交換・調整を通して仲間とともに課題を解決する力をつけ、自尊感情を
高め、予測不能な 21 世紀社会を生き抜く力を育む (平成 29 年度学校経推進費)
(3)社会性の育成と学習環境の整備
ア 挨拶の励行などのマナーや遅刻防止・TPO に合せた服装等の指導を推進し、社会性を育む
イ 様々な教育活動を通じて、自他の人権を尊重する態度を養う
ウ 校内美化を推進し、落ち着いて学習に取り組むための清潔、快適な学習環境を保つ
エ 施設の改善や教科指導に活かせるよう、限られた予算を効率よく使い、節減に努める
※2021 年度までに「学校教育自己診断」の生徒の肯定率「自学自習の習慣」50%台後半に(H30:49%)、
「進路意識の確立」80%台(H30:77%)、
「人権を尊
重する学び」の肯定率 80%後半に(H30:83%)とする。また、国公立大と難関私立大(関関同立近以上)の合格者数 100 をめざす。さらに、探究的な
学習を継続的に行い、卒業時の生徒アンケート「探究学習を通じて成長できた」の肯定率 90%以上とする。
2.多文化共生を推進する人材の育成(国際教養科の再編に向けて)
(1)多文化理解教育の一層の充実
ア 留学生や姉妹校との交流の推進、多文化社会との交流、フィールドワークやボランティア活動への積極的参加等を通して多文化共生について深く考
え、課題の解決に協働して向かう姿勢を養う
(2)両学科ともに英語四技能を総合的に伸ばす英語教育の充実を図る
ア 四技能を総合的に伸ばす指導方法を研究するとともに、ネイティブ英語教員を最大限に活かせる英語教育体制を構築する
イ 英語学力調査スコアのレベル 4 以上、TOEIC 受検等資格取得に挑戦させる
ウ 国際理解教育を推進し、生徒の視野を広げ、海外語学研修や留学に挑戦させる
※2021 年度までに、
「学校教育自己診断」の生徒の肯定率「英語教育・国際理解教育の充実」90%台維持(H30:95%)また、英語学力調査スコアのグレ
ード4以上を 30%台に(H30:27.2%)
3.地域との連携や社会との繋がりによる人間力の育成
(1)自主的な活動の活性化
ア 学校行事や部活動を通じて、コミュニケーション力、調整力を養い、良好な人間関係を構築する力を育む
(2)生徒会活動の充実
ア 学校行事の活性化を通じて、生徒の自尊感情を高めるとともに、自主・自立の力を育む
イ ボランティア活動や国際交流、地域との交流を通じて社会との関わりの中で成長させる
※2021 年度までに、
「学校教育自己診断」の生徒肯定率で、
「生徒会活動に積極的に参加」を 85%以上に(H30:83%)、
「部活動が活発」を 90%台維持(H30:90%)
「友好的な人間関係の構築」90%台維持(H30:94%)を目標とする。
4.学校力の向上
(1)組織で課題に取り組む体制づくり
ア 運営委員会を中心に、課題の明確化、情報の共有、組織間の連携を促進し、教職員一人ひとりが学校経営参画意識を持つ
イ ミドルリーダーの育成、経験の少ない教員の校内研修等、教員力の向上に努める
ウ 働き方改革 一斉退庁日の徹底 クラブ活動の休日付添いを複数顧問で分担する等、負担緩和を図る。
(2)広報活動の充実
ア 学校の魅力を発信する Web ページの充実と説明会の内容充実、「花園 PRESS」の活動の発展等学校全体で推進する
※2021 年度までに、
「学校教育自己診断」の教職員の肯定率「組織が有効に機能」70%台に(H30:69%)「各組織の連携」50%台維持(H30 :53%)
No.309
府立花園高等学校
【学校教育自己診断の結果と分析・学校運営協議会からの意見】
学校教育自己診断の結果と分析[令和元年11月実施分] 学校運営協議会からの意見
・生徒において唯一 50%(以下数字は肯定率)を切る「家庭学習の週間」 第 1 回(6 月 4 日)
42%について、教科や学年団等での取組の工夫は進んでおり、辛抱強く取 ・求められる学力が変化する中で本校の素晴らしい探究の取組がますます充実することを
り組んでいきたい。 願う。
・教員において、昨年度末から今年度にかけて指導の共通理解を深めた生 ・花園高校は自由な校風が人気であるが、その自由の意味をはき違えないようにすること
徒指導については、前年度急激に落ち込んだものが今年度は 17 ポイント が肝要。今の TPO に応じた行動ができる生徒を育てる教育を続けてもらいたい。
上昇して 55%となった。教職員の入れ替わりが進み、特に昨年度より、貴 第 2 回(11 月 21 日)
平均年齢が下がってきているので、組織の中のすべてにおいて共通認識を ・新しい試みや教育が進んでいると感じた。探究学習は外部の力をうまく使っているのが
深めたり、個々の教職員に全体を見る視点が必要だと思われる。 素晴らしい。生徒が動ける仕掛けを工夫していると感じた。
・学科改編いついては、費用面も含めて教育委員会に応援してもらわなければならない。
第 3 回(2 月 25 日)
・動画視聴等のICTの活用はうまく誘導してあげれば有効。
・探究学習において生徒の成長を感じる。
・校外での発表は貴重な体験。フィールドワークも取り入れた取組がよい。
・公私の切磋琢磨というが決して同じ条件になっていない。行政が考える必要あり。
3 本年度の取組内容及び自己評価
中期的
目標 今年度の重点目標 具体的な取組計画・内容 評価指標 自己評価
(1)学力の向上 (1) (1) (1)
ア授業力向上の取組 ア・授業の「めあて」
「振り返り」を明確にし、 ア・授業アンケート 「授業計画」 ア・
「授業計画」3.38「知識・技能が身についた」3.26
生徒が考えたり、意見を発表・交換する場面 3.3 以上(H30:3.31)「知 (◎)
を取り入れる等の工夫をする 識・技能が身についた」 ・全教科での授業公開、教科内だけでなく教科を超
・互見授業・公開授業・研究授業を促進し、授 3.15 以上(H30:3.18) えて「授業力向上のための校内研修」を実施し、セン
業の課題解決への議論を活発に行う。 ・全教科授業公開し、授業に ターの研修参加の教員がファシリテーターとなり、ク゛ルーフ゜討
イ1・2年次での基 イ・1、2 年次各 2 回到達度テスト(英数国)を全 ついて検討の機会をもつ 議・共有を行った(◎)
礎学力の定着 員実施し、分析会を行い基礎学力の定着の取 イ・分析会年 2 回実施と定 イ・分析会 2 回実施 英数国教科担当者で、結果を
組を行う。 着の取組体制の構築 もとに話し合ったり、学年進路中心に取り組む体制
ウ・学校教育自己診断「自 は定着(◎)
ウ自学自習の習慣の ウ・学校全体で、自学自習の習慣確立の手立てを 学自習の習慣がつい ウ・学校教育自己診断肯定率【以下自己診断( )内
確立 考え、その共有のもとに、各教科・学年で た」50%以上(H30:49%) H30】生徒 42%(49%)と微減だが、教員 71%(65%)
様々なアフ゜ローチをする。 と教科や学年での取組は昨年度よりきめ細かくな
(2) っている(△)
1 (2)キャリア形成の段階 (2) ア・新たな三年間の進路指 (2)
. 的支援 ア・新入試への対応も含め、進路指導部を中心に 導計画完成と教員間で ア・大学入試改革の変更に合わせ修正し、総括で共
す
べ ア効果的な進路指導 指導計画の明確化 の共有研修実施 有(○)
て の実践 ・ホ゜ートフォリオの電子化 ・各学年担当を決め電子化 キャリアハ゜スホ゜ートとして
の
生 ・ホ゜ートフォリオの指導体制を構築 ・小論文等研修 2 回実施 も活用予定(◎)
徒
の ・小論文やフ゜レセ゛ンテーション等の指導体制の強化 ・小論文等研修 2 回実施(○)
進
路
希 イ進路探究の推進 イ・ヒ゛シ゛ョンチームと進路指導部・各学年との連携を イ・探究と進路指導の効果 イ・進路探究フ゜ロク゛ラムが進路決定につながるケースも増
望 強め、より効果的な取組とする。 的な取組の実施 えた。次年度さらに「総合的な探究の時間」とのリン
実
現 ・
『クエスト』の1・2学年での実施 ・探究の学年発表会実施 クした取組を行う(◎)
と
キ ・
『HANAZONO 進路探究フ゜ロク゛ラム』の改善・発展さ ・新たなフ゜ロク゛ラムの完成 ・各学年発表会を実施。2 年では初めてホ゜スターセッション
ャ せ、SDGsと関連させた新たな探究プログラ ・学校教育自己診断生徒 形式を行う(◎)
リ
ア ムの策定 肯定率 「進路意識の ・SDGs と関連した計画完成。1 年で SDGsについて
形 確立」70%台後半維持 学ぶと同時に、探究の基礎を学びながら、視野を広
成
支 (H30:77%) 生徒アンケート げさせる。2 年では、地球上の課題に目を向け、修
援
「探究学習を通じて成 学旅行等でフィールト゛ワークを行い、当事者意識を持って
長した 80%台後半維持 課題解決に取り組む。次年度実施(◎)
(H30:88.4%) ・自己診断「進路意識の確立」77%(77%)(○)
(3) 生徒アンケート「探究学習を通じて成長した」93.5%
(3)社会性の育成と (3) ア・挨拶運動 2 回以上 (88.4%)(◎)
学習環境の整備 ア・挨拶の励行とマナーの徹底 ・年 5 回以上遅刻者 (3)
ア挨拶の励行とマナー ・遅刻防止指導の強化 (H30:30%)に重点指導を ア・挨拶運動 2 回実施(○)
の徹底 行い、30%を切ること ・年 5 回以上遅刻者 21.5%(30%) 大幅減(◎)
ウ校内美化の推進 をめざす。 例年に比べ、3 年生の遅刻が少なかったことは評価
ウ・保健委員会の活性化 できる。
・クリーンアッフ゜キャンヘ゜ーンの定着 ウ・美化点検各学期 1 回 ウ・美化点検各学期 1 回 (○)
・保健委員会との連携に ・保健委員会との連携によるクリーンアッフ゜の初実施
よるクリーンアッフ゜の実施 これまで生徒会執行部とクラブ員のみ参加だった
が、全校生徒に呼びかけ保健員会とタイアッフ゜して実施
することができた。(◎)
No.309
府立花園高等学校
(1)多文化理解教育 (1) (1) (1)
の一層の充実 ア・多文化共生について考える機会を様々な場面 ア・国際交流の機会の増加 3 ア・国際交流の機会 1 回 ※韓国の姉妹校との交流
で設定し、理解を深める 回以上(H30:2 回) 予定(11 月・3 月)は国際情勢により中止、オーストラリ
・フィールト゛ワークやホ゛ランティア活動 アの姉妹校の来校が都合により中止となった。(△)
の実施 ・探究のフ゜ロク゛ラムや地域との交流で実施 3 回(◎)
2
.
多 (2)英語教育の充実 (2) (2) (2)
文
化 ア四技能を総合的に ア・英語 WG を中心に、四技能を総合的に伸ばす ア・WG を中心に昨年度検討 ア・入試制度の変化や国際文化科への再編を受け、
共
生 伸ばす指導方法の 各科目の授業内容・方法のさらなる検討 した内容を補完し、完成 さらに検討を継続する(○)
を
推 研究
進
す ・GTEC ク゛レート゛4以上 20% ・今年度は 4 技能を受検(昨年度は 3 技能)4 技能
る
人 イ英語外部検定 ・GTEC の指導体制の確立 台維持(H30:27.2%) はスコア表記なので、トータルスコア 740 以上に相当する。
材
の ・TOEIC に挑戦させる ・TOEIC 講座の実施 51.3%(◎)speaking のスコアがよいためと思われる。
育
成 ・TOEIC 講座 年 2 回実施(○)
・
ウ海外語学研修や留 ウ・海外語学研修 事前・事後指導の充実 ウ・海外語学研修後の発表の ウ・海外語学研修発表の機会 2 回(○)
学の奨励 ・留学説明会の実施 機会 2回 ・留学説明会開催 6 月 20 名程度(○)
・留学説明会開催
(1)自主的な活動の (1) (1) (1)
3
. 活性化 ア・生徒会執行部を中心に、各種委員会の活性化 ア・学校教育自己診断の生徒 ア・自己診断「行事へ説教的に参加」83%(○)
地
域 ア良好な人間関係の ・部活動の活性化 の肯定率「行事へ積極的に参
と 構築 加」80%台維持(H30:83%) ・部活動の入部率は減少傾向にある。入学式後す
の
連 ・ 部 活 動 入 部 率 70 % 前 後 ぐにクラブ体験期間を設定し、一定入部には効果を
携
や (H30:72%) あげているが、定着が難しい。68%(72%) (△)
社
会
と (2) (2) (2)
の (2)生徒会活動の充 イ・様々な活動に積極的に参加させ、社会との関 イ・学校外での活動の機会 イ・学校外での活動の機会7回 (◎)
繋
が 実 わりの中で、人間力を鍛える 5 回以上(H30:5 回) 地元商店街、障がい者施設、保育園、大学2
り
に イ社会との関わりの 高齢者施設、あいりん地区等
よ 中での成長 ・学校教育自己診断の生徒 地域活性フ゜ロシ゛ェクトやホ゛ランティア活動、探究の取組等
る
人 の肯定率「良好な人間関係の ・自己診断「良好な人間関係の構築」95%(◎)
間 構築」90%台維持(H30:94%)
力
の
育
成
(1)体制の強化 (1) (1) (1)
ア学校運営参画の推 ア・2 名の首席が、各担当を統括し、情報の共有 ア・学校教育自己診断の教員 ア・自己診断「組織の連携」47% 「組織が有効に
進 や連携を促進する の肯定率「組織の連携」 機能」59% (△) ※一方で、
「各種委員会の機
・運営委員が、各分掌・委員会において、課題 50%前後維持(H30:53%)「 能」が 12 ホ゜イントアッフ゜しており、次年度に向けて
の共有、議論の活性化に勤め、組織としての 組織が有効に機能」60%台 総括して活かしたい。
動きをスムーズにする 維持(H30:69%)
・PT や WG に多くの教職員が参加できるように ・PT や WG 参加教員数:の ・のべ 40 名 実人数 33 名と大幅増(◎)
人材を配置する べ 30 名 以 上 (H30:37
名)
4 イ人材育成 イ・PT や WG のリータ゛ーや取組の中心を担うなど、 イ・新たな人材の活用:10 名 イ・新たな人材:10 名 (○)
. 経験を積む機会を増やす ・研修・勉強会 各学期 1 ラク゛ヒ゛ー W 杯フ゜ロシ゛ェクト主担や探究 PT 等で活躍
学
校 ・校内研修や勉強会、各取組を通して、経験の 回 ・各学期 1 回以外に、学校外の研修(探究、主体
力 少ない教員の力を高める 的・対話的で深い学び、進路指導)へ参加する
の
向 教員が増えた。(◎)
上
(2)広報活動の充実 (2) (2) (2)
ア・Web ヘ゜ーシ゛の充実 ア・中学生向けヘヘ゜ーシ゛の情報 ア・情報更新:かなり小まめに更新を行う(◎)
更新:毎月 2 回以上
・
「花園 PRESS」の活動の充実 ・
「花園 PRESS」 ・校内案内モテ゛ルコースも定着し、PRESS も意欲的に
校内案内モテ゛ル作成 活動し、説明会でも好評(◎)
効率よく効果的に校内を
案内するためのモテ゛ルコース