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取得日:2024年03月20日[更新]

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                     令和5年度第2回 学校運営協議会 議事録
 
 
 
                                             校名            府立花園高等学校
                                            校長1名              久郷 正征
 
 
   開催日時                 令和5年 10 月 24 日(火) 14:15  16:20
   開催場所                            花園高等学校 会議室
 出席者(委員)     学識経験者(会長)
                                   、学校の運営に資する活動を行う者(副会長)、
                   学校の運営に資する活動を行う者、地域住民、保護者(PTA 会長)
 出席者(学校)              校長2、教頭、首席、首席・総務部長、教務主任
    傍聴者                                     なし
   協議資料             スクールポリシー、令和6年度使用教科書採択一覧表、
                                令和5年度第1回授業アンケート結果、
                              令和5年度学校教育自己診断質問項目一覧
 
 
 議題等
 1 授業見学(14:2515:10) 各学年普通教室及び特別教室を巡回。
 
 2 学校経営計画の進捗状況について
 (1)学びについて
   大阪府の事業「リーディング GIGA ハイスクール」で普通教室に導入された電子黒板の使
 用を学校全体で進めていること。授業の相互見学を現在実施しており、教員間で情報を共
 有している。今後、公開授業を実施し、成果を公開していく。家庭学習を充実させるため
 のスタディサプリの活用も検討している。
 (2)将来を見据えた探究的な学習について
   61 期生は、探究活動を進めていく中で、自分の設定したテーマに基づく一次情報を獲得
 するために、アポイントをとったうえで、地域に出かけていく活動を先日行った。得られ
 た情報やデータは、今後の探究活動に活かしていく流れである。
 (3)教職員人権研修
   11 月 11 日(金)に実施する方向で、計画を進めている。
 (4)遅刻防止、美化活動
   全校的に取り組んでいる。
 (5)国際交流事業
   20名夏期オーストラリア語学研修に参加。国際文化科ケアンズ研修旅行も在籍者全員
 参加。Web 交流も行いつつ、コロナ禍以前の国際交流事業を実施できている。生徒の語学ス
 キルを向上させることに効果を感じている。
 (6)中学生への広報活動
   花園 PRESS(本校生徒が出身中学校に広報活動を実施する)で花園高校の魅力を発信し続
 けている。中学生の文化祭参加や 11 月学校説明会への申込みも多数。中学校などへ出向説
 明会も積極的に参加している。
 3 2年次教育旅行について
   10 月 16 日(月)10 月 20 日(金)国際文化科2クラス、オーストラリア・ケアンズ研
 修旅行を実施。事前学習を十分に行ったうえで、グループ単位で語学学校での学習プログ
 ラムを体験した。生徒は大きな達成感。全員一緒に帰国できてよかった。
   10 月 15 日(日)10 月 18 日(水)普通科6クラス、沖縄本島修学旅行を実施。大宜味
 村民家で1泊し、パイナップル農家やサトウキビ農家での農業体験、サーターアンダギー
 作り、ストラップ作りなどの体験を行った。旅程の後半は、マリン体験やお菓子作り体験、
 クラス別の観光地訪問を満喫した。
 
 
 協議内容・承認事項等(意見の概要)
 1 花園高校スクールポリシーについて
   第1回学校運営協議会でいただいた意見を取り入れた案を提案し、承認された。
 (1)グラデュエーション・ポリシー(2)カリキュラム・ポリシーをそれぞれ4項目と
 し、(1)の各項目と(2)の各項目を連携させた。
 (1)(2)の第4項目は、国際文化科におけるポリシーとして特色を持たせた。
 
 2 令和5年度学校教育自己診断について
   生徒用、保護者用、教職員用の各項目について、経年比較を行っているため、昨年度と
 変更ないことについて承認された。
 
 3 令和6年度 教科書選定について
   選定の経緯、選定理由について妥当とされ、適切に採択されていると承認された。
 
 4 令和5年度第1回授業アンケート結果
   すべての項目で、昨年度第1回、第2回のアンケートの結果を上回っている。生徒や教
 員の変化(58 期生が卒業し、61 期生が入学したことや教師の人事異動など)を考慮したと
 しても、質問2で平均 3.5 超え、平均 3.0 以上の項目が9項目中6項目あり、昨年から取
 り組んできた教員間の相互授業見学、その後の教科会での情報共有など、授業力向上の取
 り組みが成果を表していると判断している。
 
 【協議】生徒がわかる授業の実現に向けた授業力向上の取り組みについて
 委員からの意見
 ・授業アンケートの数値が昨年度を上回っているのは、先生方の努力の賜物だと思う。小
 学校・中学校では、ipad などを触り慣れており、教材の配付や受け取りをロイロノートで
 行っている。端末活用の視点から言えば、本日見学した授業よりも中学校の方が進んでい
 る感じがする。中学校では、電子黒板はすべての授業で使っている。ただ、ICT 機器はあく
 までも道具なので、その活用をすることが目的ではない。パワーポイントの内容を写すだ
 けで、ICT を活用したとは言えないので、注意が必要である。
 ・電子黒板の機能がすばらしく、それをうまく活用されていた。保護者目線で言うと、授
 業中にノートをとることが生徒には負担であると感じる。ノートをとりながらだと、話の
 内容を聞くことに集中できない。中学校では、授業が終わった後に、板書をロイロノート
 で配信。授業中にノートをとらないようになったことで、授業での先生の話に集中でき、
 成績が上昇してきた。
 ・自宅で配信された授業を子どもと見ていたのだが、黒板が見えない。何を話しているの
 かわからない。これでは授業配信の意味がない。教員と画面共有できれば、問題が解決で
 きると思う。
 ・仕事でパソコンを使っている立場で言うと、何故 ChromeBook なんだという思いはある。
 ・教室の一番前の席の生徒が前過ぎてはいないか。
 ・高校では、校長3が授業を見学したり、面談したり、教員間で授業を互見したり、話し合
 ったりして、授業力を向上させていく取り組みは行われているが、授業力を向上させてい
 くことは難しい。
 ・生徒の授業アンケートについて、アンケート結果がいいことがいい結果を生み出すとは
 考えにくい。生徒が満足していることが生徒の学力を引き上げていることにつながってい
 るのか疑問である。ちょっと上のレベルをやっておかないと、生徒の学力は向上しない。
 他教科の授業を見ても自教科に活かせるかは、疑問であり、自教科の中で意見交換し、深
 めていくことは大切。個別最適な学びをいかに実現するかが鍵となる。個別最適な学びの
 視点がなければ、学力の低い生徒はわからない、学力の高い生徒は不満足という状況がお
 きる。
 ・私立の学校では、学習メンター(大学生)制を導入して、自習室に生徒の個別質問対応
 の大学生(会社の教育を受けた)を配置している。お金はかかってしまう。
 ・今は、スライドを使って講義内容をパラパラとプロジェクターを使って写している時代
 ではない。小・中学校でパソコンのスキルは上がってきている。それらの能力を有する生
 徒への指導方法はどうするか。自習室も作っただけはなく、どう活用するか。そこに個別
 対応できる大学生等をどう活用させていくか。教員が生徒の質問に対して、答えられる限
 り答えられるように対応したい。リモートの授業では、情報科の先生に係る負担が大きく、
 ICT の活用により、1人の先生に仕事が集中する事態は避けたい。
 ・ICT の活用にだけ気を取られて、生徒の学びをどうしていくのかという視点がなければ、
 行けない。
 ・寝ている生徒はほとんどいなかった。楽しそうに授業を受けていた。その様子が見られ
 てよかった。
 【協議のまとめ】
 ・大学生の個別最適な学びをいろいろな方法を活用して実現してほしい。
 ・授業力向上のためには、教員どうしの学びの共有の場が必要である。教科内で意見交換
 を行い、学びを深めていく仕掛けが必要。
 次回の会議日程
       日時                        令和6年2月9日(金)15:45
       会場                             花園高等学校 会議室