交野高校
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取得日:2024年03月21日
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令和4年度 学校評価 集計結果
令和4年度 学校評価 アンケートの概要
1.実施期間 教 員:令和4年 11 月(自己評価)、回答 44 人
保護者:令和4年 11 月中旬 用紙配付
生 徒:令和4年 11 月 HR にて実施
2.回答数 保護者 生 徒
1年生(49 期生) 226 人 230 人
2年生(48 期生) 162 人 207 人
3年生(47 期生) 170 人 257 人
合 計 558 人 694 人
3.質問項目 大阪府教育委員会指定の必須項目を含めて実施
1.自己評価(教員アンケート)の集計結果
(1)分析の概要 いくつかの質問において、数値が前年比で大きく下降した。
1. 学校の教育活動について、教職員で日常的に話し合っている。(昨年度 68.3% → 今年度 79.5%)
2. 教育活動全般にわたる評価を行い、次年度の計画に生かしている。(68.3% → 62.8%)
3. 授業において、指導方法の工夫・改善に努めている。 (92.7% → 90.9%)
4. 教育相談体制が整備されており、生徒は学級担任以外の教職員とも相談することができる。(70.7% → 68.2%)
5. 生徒一人ひとりが興味・関心、適性に応じて
進路
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選択ができるよう、きめ細かい指導を行っている。
(82.5% → 86.4%)
6. 学校行事が生徒にとって魅力あるものとなるよう、工夫・改善を行っている。(85.0% → 81.4%)
7. 学校では、カウンセリングマインドを取り入れた生徒指導を行っている。 (56.1% → 70.5%)
8. 教育活動に必要な情報について、生徒・保護者や地域への周知に努めている。(82.9% → 79.1%)
9. 施設・設備について日常的に点検や管理が行われている。 (70.7% → 62.8%)
10. いじめ(疑いを含めて)が起こった際の体制が整っており、迅速に対応することができている。 (84.6% → 88.4%)
*質問1、7の上昇が目立つ。学年や分掌でコミュニケーションが円滑に行われる度合いが高まってきて
いることが考えられる。昨年度大きく落ち込んだこの数値が回復してきていることは職場にとっては良い
傾向であり、新型コロナの影響が薄れていくことになるであろう今後は、さらにコミュニケーションの場が
広がることが期待される。生徒指導に関しては、時代の流れに合わせて徐々に指導の形態も変化してき
ていることの表れではないかと考えられる。多様化する生徒に対応するため、画一的な指導から対応力
の高い指導への進化が着実に進んでいるのではないかと思われる。他の項目については、大きな数字
の振れは生じていないが、質問2の項目などについては、現在の数値では全く足りない
状況
1
にあり、本
来もっとできていなければならないことができていない部分がまだまだ見られることの表れであろう。年
度終わりにさしかかる今の時期に振り返りと課題発見をし、次年度へ向けて新たな目標を設定するとい
う当たり前のことを当たり前にする必要がある。
2.保護者アンケートの集計結果
・保護者アンケートについては全体的には前年比で評価数値が相当に低下していることが気になる部分
である。保護者からの信頼と評価はこれまでの本校の大きな支えであったからである。
(1)分析の概要 ほぼ全ての質問で数値が下降した。
1. 子どもは学校に通うのが楽しいと言っている。(昨年度 79.5% → 今年度 77.9%)
2. 子どもは、授業が楽しくわかりやすいと言っている。(63.8% → 60.6%)
3. 学校の生徒指導の方針に共感できる。(74.4% → 67.9%)
4. 学校は将来の
進路
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や職業などについて適切な指導を行っている。(82.9% → 78.7%)
5. 学校は、保護者の相談に適切に応じてくれる。(84.6% → 80.1%)
6. この学校の部活動は活発である。(89.0% → 84.6%)
7. 学校は子どもに生命を大切にする心や社会ルールを守る態度を育てようとしている。(86.5% → 83.2%)
8. 先生は、すべての教育活動において、生徒の人権を尊重する姿勢で指導に当たっている。(79.1% → 74.2%)
9. この学校の授業参観や学校行事に参加したことがある。(42.1% → 57.5%)
10.学校は教育情報について、提供の努力をしている。(87.2% → 80.7%)
11.学校はいじめなど子供が困っていることがあれば真剣に対応してくれる。(82.8% → 79.3%)
12..学校は一人一台端末を効果的に活用している。(新設問 → 85.1%)
*全体として確実に数値が下がっている。上昇しているのは新型コロナの行動制限による影響が弱まっ
た9だけであり、危機感を感じざるを得ない
状況
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ではないかと思われる。質問1の数字が一昨年から今
年までの 2 年間で 85.0→79.5→77.9 と大きく下降し、質問3については 79.4→74.4→67.9 とおよそ 10 ポ
イント下がっている。また、質問6については長年にわたっておよそ 90%を保っていたが、これも下降傾向
にある。学校生活に対する意欲、規律、活気に関わる部分であり、本校の一番大切な部分でもあるだけ
に、非常に気にかかる部分である。
新型コロナ以降、世間一般の学校が保護者に「私たちは締め出されている」という印象を与えてしまっ
ていることは否定できない。本校もその例にもれていない。教育活動をできるだけ多くの場面でよりよく
観てもらう機会を設けるとともに学校と保護者の意思疎通をさらに深めていくことがこれ以降必要になる
だろう。
また、教師の対応についても自由記述では厳しい意見が届いている。常に教師の振る舞いや言動に
は責任が伴うことを改めて確認する必要があるのかも知れない。
3.生徒アンケートの集計結果
(1)生徒アンケート 分析の概要 全体としてトータルすると±0 に近いが、学年によって大きな振れが生
じている項目が目立った。
1. 学校に行くのが楽しい。(昨年度 75.9% → 今年度 74.5%)
2. この学校には他の学校にはない特色がある。(58.0% → 55.2%)
3. 授業が楽しくわかりやすい。(55.9% → 53.9%)
4. 教 材 や教 え方 に ICT(パソコンやプロジェクター等 )も含 めて、様 々な工 夫 をしている先 生 が多 い。(89.7% →
89.9%)
5. 授業で自分の考えをまとめたり、発表することがよくある。(83.7% → 84.2%)
6. 復習などを中心とした宿題の量は適切である。(75.6% → 76.7%)
7. 理解度に応じて補習や講習が行われている。(61.4% → 68.3%)
8. 学校生活についての先生の指導は納得できる。(56.4% → 53.5%)
9. 将来を考えると、校則はほぼ適切だと思う。(50.7% → 45.2%)
10.先生は、いじめなど生徒が困っていることがあれば真剣に対応してくれる。(80.7% → 83.9%)
14. 将来の
進路
3
や生き方について考える機会がある。(88.5% → 90.3%)
15. 将来の
進路
4
はだいたい決めている。(70.9% → 72.2%)
16. 自分の将来の
進路
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決定に際して、本校の専門コースが役立っていると思う。(67.0% → 70.9%)
17.
進路
6
説明会、大学見学、企業見学など
進路
7
選択に関して学ぶ機会がある。(71.6% → 76.3%)
18 命の大切さや社会のルールについて学ぶ機会がある。(85.7% → 80.4%)
19. 学校全体として、部活動は活発だと思う。(89.0% → 86.8%)
20 体育祭・文化祭など学校行事は楽しく行えるよう工夫されている。(84.3% → 86.0%)
21. 自習室、図書室等の開室がされていて、学習する環境が整っている。 (94.1% → 94.6%)
22. 学校は、清掃活動が行き届いていて清潔である。 (49.9% → 53.7%)
23. 学校は、一人一台端末を効果的に活用している。 (新設問 → 82.4%)
*大きく数値が下降しているのは質問9、18で、質問9に関しては令和元年度以降 62.9%→60.7%→56.3%
→50.7%→45.1%と年々下降がコンスタントに進んでおり、一定議論の必要があるのではないかと思われ
る。また、単純集団として学年によって大きな振れが生じているのは質問1、3、7、18、23で、特に質問
1(1年 69.8% 2年 78.3% 3年 75.4%) 質問3(1年 46.1% 2年 54.6% 3年 60.9%) 質問 7(1年 56.9% 2年
93.7% 3年 54.3%)の振れが気にかかる部分である。特に質問1、3で1年生が低調であること、質問7で2
年生だけが突出していることが目立っており、生徒への様々な指導に関わる
状況
3
が学年によってこの質
問以外の部分でも振れが生じていないかが気にかかる部分である。
自由記述では生活指導に関して特に 1 年生の記述が例年になく多かった。服装面ではリボン、スカー
ト、生活面ではスマホに関する記述が目立った。教科指導や教師の対応についても(中には)厳しい意
見が散見された。
4.自由記述部分について
上記以外にも保護者、生徒、教員からは自由記述による意見も多数寄せられた。特に食堂の再開
については保護者、生徒ともに記述が多く見られた。