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取得日:2024年03月21日[更新]

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                 平成30年度 大阪府立交野高等学校 第3回学校協議会(記録)
 
 
 日時:平成30年1月29日(月)     午後3時30分午後5時00分
 場所:本校     校長室
 
 
 内容
 
 
 1.校長挨拶
 
 
 2.学校経営計画について
 
 
 3.学校教育自己診断の結果について
 
 
 4.校則の見直しについて
 
 
 5.諸連絡
 
 
 
 
 (記録)
 
 
 1.校長挨拶
 
 
 ○来年度からの体制について
   来年度も協議委員は同じメンバーを予定しています。
 
 
 2.学校経営計画について
 
 
 ○45期生(H30年度1年生)から1年生にΣの時間(総合的学習の時間)を追加し、キャリア
 教育を充実させる。
 ○平成29年度から平成30年度の変更点
 ・「教職員の力量の向上」→   校長が変わっても教員達自身で議論をするようになって欲しい。
 ○「交高生育成プログラム」
 ・LHR等を活用したキャリア教育の推進→社会に出た時に通用する人材育成。
 ・様々なプロジェクトチームによる学校改革→運営委員会、交野21委員会を活用。
 ・ビブリオバトルは国語科で取組み、1年生全員参加。2・3年生は学芸コース中心に継続展開予
 定。
 ・クラッシーの導入→詳細検討中
 ○別途取り組んでいきたいこと
 ・働きやすい職場→職会のペーパーレス化など。
 ・役割の見直し→自習室係等、役割の担当者の見直しと明確化。
 ・クラブ活性化→クラブ加入率を8090%に上げていきたい。
 ・表彰規準、校則の見直しなど実施したが、今後も環境変化に応じて適宜見直し予定。
 ・学校の推薦図書→教員からの推薦など。
 ・地域貢献として、交野支援学校との連携。
 
 
 3.学校教育自己判断の結果について
 
 
 (教育活動・学習指導)
 ・教員の自己評価は「日常的な話し合い」91%「評価の次年度への活用」82%「授業の指導方法の工
 夫・改善」98%と高位置にあり、授業アンケートにおける生徒の満足度は 76%で前年度 72%を上回っ
 た。
 (学校生活)
 ・教員の自己評価は「学校行事の工夫」88%と前年度 78%を大きく上回ったが、逆に生徒の「学校行
 事が楽しい」1 年生 73%,2 年生 80%で前年度から其々8%,
 6%減少。これは教師が笛を吹き過ぎて、生徒の主体的な取り組み不足の可能性あり。
                                                                           「部活動が活発」
 83%と前年比 3%減少しているのも本校の問題。
 ・生徒の「将来の進路や生き方について考える」87%「命の大切さ、社会のルール」85%で前年比其々
 4%,9%増加。これについては教師の「進路選択指導」よくあてはまる 26%から 38%にアップ。
                                                                                  「カウン
 セリングとりいれた指導」80%と前年比 12%増加している状況と一致。
 ・生徒指導において「先生の指導の納得性」62%で前年比 8%減少で、中でも 1 年生 17%,2 年生 16%ダ
 ウン。これは生活指導において教師への指導が課題。
 (学習環境)
 ・「自習室・図書館など学習環境」88%と高く、今後とも一層の学習意欲の向上を図っていきたい。
 
 
 4.校則の見直しについて
 
 
 ○主な内容は以下の3点である
   1)免許取得についての変更
   ・「三ない運動」、もしくは「四ない運動」に基づき、今までは単車について厳しく指導してきていた
   ものの、上記の運動は最近後退している。
   ・免許状は個人の所有物であるので、学校で保管するのはいいのか?という議論もある。
   →「乗らせたくない」という学校の気持ちを反映し、
                                                 「原則 免許状の取得は禁止」という風に変更を
        行った。
   2アルバイトについて
   ・内規の追加を行った。
   ・無断者への指導も追加。
   3スマホルールについて・・・結論としては変更せず
 ・校則や内規の見直しには至らなかったものの、スマホの利用制限についても、議論していく必要があ
 る。
 →北河内エリアの 2/3 の学校が、昼休みなどの使用を可としているものの、本校は現行のままのルールで
 スマホの利用制限を行っていく。
 ・許容してしまうと、人の話を聞かずに絶えずゲームをしているといった生徒が現れる可能性もあり、
 ユーチューブやインスタグラム等を通しての顔の流出にも繋がるおそれがある。
 ・「Face to Face」を大切にしながらも、生徒会のイベントでスマホを使いたい、などの要望が生徒から
     出てきた場合には、担当の先生と相談しながら使用ルールを決めていくこととする。
 
 
 5.質疑応答
 
 
 意見:自動車免許取得に関して、就職等により免許が必要だが、期間が短すぎて取りにいけないと
 いう場合あるのではないか。
 学校:就職先からの書類などがあれば審議、事情を考慮する。
 意見:中学校でもスマホが一番の悩みである。クラスメイトの写真などをアップしてしまう。善悪
 を判断できる高校生だからこそ、「なぜ?」(だめなのか)の部分を考えさせておく必要がある。
 意見:学校外でのスマホ利用についても考えて欲しい
 学校:なぜ使ってはいけないのか、という共通認識を教員でも共有しておく。
 学校:スマホに対する講習、指導を定期的・体系的に行っていく必要がある。
 意見:現代日本におけるスマホの所持率が 80%というのは、本当であるのか。
 学校:80%というのは個人で所有しているスマホを全体からみた割合であり、残り 20 パーセントの
 ものは、会社関連のスマホであることが考えられる。高校生の使用率は 100 パーセントであり、持
 ってきている生徒も 100%であるかおどうかは、本校は調査できていない。
 意見:寝屋川高校においては、クラッシーという教育ソフトを導入している。甥が寝屋川高校でク
 ラッシーをやっている。課題の期限などでおいつめられているものの、勉強をやらざるをえない環
 境にある。学内PCの整備も行っていく必要がある。子どもたちのネット環境がよりよいものにな
 れば検討しても良いのではないか。
 学校:18歳選挙権をテレビ番組で見せてはどうか。
 意見:テレビ番組は著作権の問題もあり、使い方を考えないといけない。テレビ番組の教材は学年
 での蓄積や使いまわしはできない。
 意見:保護者の方に、校長の校内的な改革などの工夫は伝わっているのか。
 意見:校長ブログでの発信はあるものの、体外的にはあまりだせていない。極力考えをふくめて話
 すようにはしているものの、全体としての成果はどうであろうか。ホームページの活用を先生方に
 お願いはしているものの、成果は出せていない。キャリア教育の充実については、進路指導部を発
 信元とし、分掌発のブログ発信を行っていきたい。
 意見:校則は罰則についての細かい規定はあるのに対し、表彰規定はどう書かれているのか。表彰
 規定もバランス良く決めておいて欲しい。例えば、1 年間(あるいは 3 年間)無遅刻無欠席であると
 か、クラブのこととかの表彰規定はあるのか、学校生活における支援はあるのか。
 学校:明確なものはないので次の通り作成した。運動部であったら、バレー部の 4 部リーグから 3
 部リーグへの昇格や、ハンドボールが目標としている 1 勝することが達成できたなど、それぞれの
 クラブに応じて一歩前進したことを校長の口頭で表彰している。
 意見:早々に大学に合格1した生徒が勉強をしない問題もある。
 意見:大学においても、推薦などで早く合格2が決まった生徒に対し、同様の問題があるので、推薦
 合格3の生徒には課題を出すようにしている。高校側も、早くに大学が決まった生徒に課題を出す、
 あるいはどんな課題が大学から出ているのかなどの確認も行ってほしい。
 意見:交野高校で大切であるのは、交野高校を卒業させてあげることである。そのため、進路が決
 まった3年生の社会勉強をふまえたキャリア教育を行うのはどうか、今後先生で協議し、たたき台
 を作り、審議していきたい。
 意見:交野高校の指導というのは、教科指導よりは学校生活上の指導に焦点があり、教科の指導法
 については、一定の課題がある。10年、20年同じ方法で教えることはどうなのだろうか?
 学校:アクティブラーニングを高校で植え付け、大学へつなげていく。四半世紀ぶりに変わりつつ
 ある日本の教育の流れはもとには戻らないであろう。高校における教員の教え方は変わらざるを得
 ない。記述式のものや、考えさせるものを取り入れる。具体的な方法としては、アクティブラーニ
 ングであり、やがてイベント(ビブリオバトル等)へ繋げていく。