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取得日:2024年03月23日[更新]

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  令和2年度     第1回大阪府立泉鳥取高等学校 学校運営協議会 議事録
 
 ☆学校運営協議会次第
   日時 令和2年11月6日(金)15:0017:00
   場所 泉鳥取高等学校 A棟 1 階 会議室
    〇校長室
       1.校長挨拶(5分)
    〇会議室
       2.出席委員・事務局員紹介(5分)
       3.本校各部(委員会)から報告(約5分以内 30分程度)
         ア.進路関係
         イ.生活指導関係
         ウ.保健関係
         エ.教務関係
         オ.学校の近況等
                 質疑応答
       4.学校経営計画についての報告及び協議(40分)
         《校長による説明、および委員による協議》
           (1)令和元年度学校経営計画(報告)
           (2)令和2年度学校経営計画
       5.次回の連絡ほか(5分程度)
         ※令和2年度 学校運営協議会年間予定
           第2回 1月 22日(金曜日)
 
 
 3について     本校各部(委員会)よりの報告
   ア.進路関係(安田首席)
    ・今年度の進路状況及び取り組みについて
         本校生徒の進路希望は就職希望と進学希望がおおよそ半数ずつとなっている。
       <就職について>
         今年度の就職状況は一度目の受験における合格1率が新型コロナウィルスの影響も
       あり、例年(合格2率 8 割9 割)と比べて厳しい状況となっている。残念ながら不採
       用となった生徒も 2 度目の就職試験に向けて準備を進めている。
       <進学について>
         本校生徒は四年制大学1から専門学校まで幅広く希望している。受験方式について
       は総合型選抜や指定校推薦入試を活用することが多い。また看護学校の受験もまも
       なく始まるため希望者は放課後等を利用して自習を行っている。
       進学者の合格3率については、進学先問わず例年の水準を保つことができると予想
    される。
 
 
 イ.生活指導関係(北岸教諭)
  (北岸教諭が欠席のため池田教頭が代理で報告)
    昨年度の総括及び今年度の状況、取り組みについて
      昨年度は喫煙・喫煙具所持における懲戒人数が大きく減少した。しかし、今年度は
    新型コロナウィルスに関わる休業期間があったため、1年生に学校のルールを遵守
    させるという指導に割く時間が十分に確保できなかった。そのため昨年度に比べ懲
    戒人数が若干増加している。
 
 
       制服指導については令和元年度の制服改定に伴い、特に女子生徒のスカート丈の
    変形ができない仕様となっているため、正しく制服を着用する生徒が増加している。
    また男子生徒のシャツの裾だしを認めておらず、その点についても指導を重ねてい
    るため、改善の傾向がみられる。
 
 
 ウ.保健関係(宮本教諭)
  新型コロナウィルス感染症に対する保健部の活動報告
    1生徒、保護者、教職員に対する新型コロナウィルス感染防止についての情報共有と
      啓発活動
       新型コロナウィルス感染防止についてのプリントを作成、配布した。また生徒に対
    するマスク着用指導を徹底した。
    2生徒健康観察、対応
       登校時の健康観察の徹底、また保護者の協力を得て登校前に体調不良があれば家
    庭における検温を実施。登校後についても37.5度以上の発熱が確認された場合は
    帰宅するなどの対応をとった。
    3感染防止のための環境整備
       使用する教室については手指消毒用アルコールを設置した。また3密を避けるた
    め教室を使用中は換気をこまめに行う等感染防止のための環境整備を行っている。
    4その他
       健康診断の実施についても、例年とは実施形態を変更し感染防止対策を行った。学
    校行事等についても感染防止を考慮した調整を行っている。
  以上のような活動を行う中で、新型コロナウィルス感染症対策についての課題も浮か
  び上がったが、改善に向けた活動を今後も行っていく。
 
 
 エ.教務関係(松井教諭)
   <生徒の状況、在籍数について>
     本校の生徒は学習に対する苦手意識を持つ傾向があるが、学校としてはその中で学
   習に対する意欲や、学習する楽しさを引き出すことを目的に、基礎基本に重点を置いた
   教育活動を行っている。また、各学年としても可能な限り細やかな授業を行うため、一
   部の授業においてチームティーチングを行っている。
     教科書選定については、例年と大きな変更はない。しかし令和 4 年度より新学習指導
   要領が施行されるので、来年度の教科書選定においてはその対応をする必要がある。
 
 
 オ.学校の近況等(橋本教頭)
   (橋本教頭が欠席のため中山首席が代理で報告)
 <「イズトリだより」について>
   本校情報紙「イズトリだより」を今年度の10月号から再開した。クラブ活動の近況や
 休校期間中に自宅学習用として開設した本校 Youtube チャンネルの動画紹介、受験勉強
 や資格取得のための放課後勉強会の様子などを掲載している。11月号も作成予定であ
 る。
 <放課後勉強会について>
   本校では放課後勉強会を開いている。この勉強会には「実用英語技能検定準2級」や「医
 療事務」をはじめとした資格取得を目指している生徒や大学2・看護学校の受験勉強をする
 生徒が参加している。今年度のみ経済産業省の補助を利用して無料で『スタディサプリ』
 を活用できるようになり、各学年2030名程度の生徒が資格取得や受験にむけた学
 習の中で活用している。また今年度は「日商簿記3級講座」を開講し、大学3進学予定者を
 主に10名以上の申し込みがある等、意欲的に活動も行っている。
 
 
 
 
 2.報告に対する質疑応答(全1件)
 (質問)
     新型コロナウィルス感染症による生徒への影響、懸念事項(クラブ加入率等)。
 (回答)
        クラブ加入率については、全学年で19%である。3年生だけで見れば、30%程
     度あるが、今年度については休校期間があったために、1年生に対するクラブ紹介の
     時間が十分に取れなかった。その影響もあり 1 年生のクラブ加入率は低くなってい
     る。
        学習面における影響については、休校期間があったために 6 月以降に授業が詰ま
     っている関係もあり、むしろ例年以上に授業の進度は早くなっている傾向にある。し
    かし、進路等に向けた自習を行う生徒について、例年であれば夏休み期間を利用して
    いたが、今年度は夏休みが少なく、例年と比べると遅れが出ている状況である。
 
 
 3.学校経営計画についての報告及び協議
  《校長による説明》
  令和元年度学校経営計画についての報告と令和2年度学校経営計画
      目指す学校像について全体として大きな変更はない。変更点としては目指す学校
    像の項目2に生涯を生き抜く体力をつけさせたいという思いから「体力」という言葉
    を今年度は追記した。
      学校教育自己診断については、教員と生徒の回答率に比べ、保護者の回答率が高く
    ないという現状がある。この現状については何とかして変えていく所存である。
      入試については 2 年連続で定員割れを起こしている。3 年連続の定員割れを回避す
    るため教員一丸となって広報活動に励んでいる。
 
 
   《委員による協議》
    (質問)
        学校経営計画のめざす学校像に書かれている「創造力」について教育課程の中で
      表現されている点はどこか。
    (回答)
        昨今、AI が発達していく中で、様々な仕事が AI に取って代わられるという考え
      が一般的になっている。その中で AI にはできない、
                                                    「新しいものを創り出す力」を
      つけてほしいという思いから、
                                「創造力」という言葉を目指す学校像に記している。
      具体的には何かを創り出せることや、将来起業できる人材の育成である。昨年度、
      修学旅行で初めて海外のベトナム・ダナンを訪れたのも、本校生徒にとって大きな
      学びになるという考えからである。ダナンは、今まさに変化する最中であり、その
      姿には高度経済成長期の日本と重なる点が多くある。生徒が現地の方と交流し、そ
      の姿から学ぶことで、「創造力」や将来起業する際に必要な国際的スタンダードが
      身につくのではと考えた。
  (意見交換)
    意見1
        イズトリスタンダードには「夢」、
                                      「夢中」
                                            「夢限大」という魅力的なキーワード
      がある。また自己評価についても、学年が上がるにつれて評価が上昇傾向にある。
      これは大きな強みとなる部分なので、そこをアピールポイントとすれば、受験生は
      増加するのではないか。また、中学校から見て本校の広報活動はどのように映って
      いるか?
    意見2(意見1に対して)
    「創造力」を売りにした高校というのは中学生に対するアピールとしては弱く感
  じる。やはり私学等の圧倒的広報力に公立で立ち向かうのは難しい点があるのも
  確かである。しかし、イズトリだより等に関しては非常にいい取り組みである。本
  校に通うとどのような卒業生、人材になるのかという点をよりアピールしていく
  のがいいのではないか。
 意見3
     本校生徒を子に持つ母として、休校期間中に子どもとの会話が増えることで改
  めて子どもの成長を実感できる部分があった。それも部活動をはじめとした高校
  生活 3 年間を過ごしたおかげだと考えている。そのように子どもの確かな成長を
  実感できるというのも泉鳥取高校の魅力だと考える。
 意見4
    2 学期に実施したベネッセ模試の結果から、今年度の一年生と昨年度の一年生を
  比較してみると、本校生徒に関しては学力の低下は見られない。教科によってはわ
  ずかではあるが上位層の成績の上昇も見られた。学力面において例年と比べ厳し
  いと述べる学校もある中で、このような結果が見られる要因として、休校期間中に
  いち早く動画授業や ICT の活用をうまく取り入れたからではないかと考えられる。
 意見5
     動画授業や放課後勉強会等本校の取り組み生徒にとって有意義なものが多い。
  しかし教員が忙しい中で時間を作って広報活動まで行うのは難しいところがある
  ように思う。その中で広報活動を専門で行っているところに外注するというのも
  手段の一つではないかと考える。もちろん予算もかかることではあるので、簡単に
  はできないかもしれないが、本校の魅力が伝われば、志願する生徒数も増加するの
  ではないか。
 意見6
     広報活動において重要なのはマーケットとターゲットを明確するということで
  ある。ただ単に広報として情報を外部に発信するだけでなく、明確にしたマーケッ
  トとターゲットの意向やニーズを把握したうえで、その層に届くように工夫して
  広報活動を行う必要がある。
 まとめ(校長より)
    いただいた様々な意見をもとに広報の見直しを行っていかなければならない。
  現在、さまざまな学習指導塾への訪問や、テレビ岸和田の協力のもと合同の学校説
  明会を放送してもらう等の活動行っている。また堺以南、岬町までの中学校にも学
  校紹介 DVD を配布するなどの活動も行った。今後も広報強化に努めていくととも
  に、地域から支持される安心して子どもを通学させられる学校にしていきたいと
  考える。
 4.次回の連絡ほか
   第2回学校運営協議会について
     次回 1月 22日(金曜日)14:00から