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取得日:2024年03月20日[更新]

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ごあいさつ | 神戸・六甲にある親和中学校・親和女子高等学校

ごあいさつ

135年の歴史と伝統・文化に支えられながら、親和はさらに進化します。

この3年間、コロナウイルス感染症拡散によって当たり前であった生活に制限が加わりました。しかし、ワクチンや自然感染による獲得免疫の影響、感染防止対策の徹底等により、3月以降、感染症拡散の第8波は落ち着いています。5月8日からは感染症法上の位置づけが「5類感染症」に変更されることにより、アフターコロナとして社会は動きだします。今後はコロナ禍前と同じ程度に活発な教育活動が実施できると期待しています。

生徒はこれまでのコロナ禍でも、緑溢れ野鳥さえずる素晴らしい教育環境の下で伸び伸びと学んでいました。自然環境だけでなく、生徒愛に溢れる教員の熱心な教科指導や部活1指導をはじめ、質問や相談に来る生徒への丁寧な対応を見ていると、生徒にとって恵まれた学習環境であると感じています。これからも、感染防止対策を怠らずに、より活発な教育活動を実施してまいります。

さて、本校は創立136年目の神戸で最も古い女子校として、歴史と伝統・文化が教職員や生徒に継受されてきました。校祖 友國晴子先生が残された教育理念としての3つの校訓の一つに「堅忍不抜」があります。「つらいことに負けず耐え忍ぶ心」を意味していますが、このコロナ禍の中でもしっかりと自身の先を見据えて、自分の為すべきことを弛まず継続するといった親和魂が、親和の「心」として厳しかったコロナ禍の教職員・生徒に脈々と受け継がれていたのでしょう。

本校の教育理念を根幹として学力はもちろんのこと、人間力、国際力、情報力など、バランスのとれた女性を育成する教育の方策として、令和2年度から高等学校に国際コースを設置しました。その1期生がこの春に卒業しましたが、自分が進みたい大学へと進学して素晴らしい成績を残しています。また、令和4年度からは特進Aコースに加えて、スポーツ・芸術・教育に特化する特進Bコースを設置し、多様性に対応するカリキュラムの下、自身の才能・能力を伸ばしており、神戸親和大学との高大接続を見据えた連携事業も展開しています。

さらに、令和6年入学生からは中学校のコースを、現在の2コース(Sコース、総合進学コース)から3コース(スーパーサイエンスコース、スティーム探究コース、グローバル探究コース)へと改編します。理数系に興味関心を持ち得意な生徒を、より一層理数好きで理数に強い生徒に育成するとともに、全コースとも探究活動をとおして、文理関係なく必要なサイエンスマインドとグローバルマインドを育成するものです。これにより、社会性、課題解決能力とプレゼンテーション力の伸張といった幅広い人間力を育成し、学力向上との相乗効果を図ります。また、各コースでその特色を活かすカリキュラムを編成し、上記のようにバランスのとれた女性を育成する教育に邁進してまいります。

このように、今後も学校生活を充実した日々とし、自信をもって将来に羽ばたくことができる基盤を身に付ける教育活動に取り組んでまいります。引き続きご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

写真:校長

親和中学校・親和女子高等学校校長   中村 晶平