結論から言うと、
SSH指定校でもあるので、他校に比べると理系に力を入れているでしょうが、分野によってやや差があります。
これは私の主観も少し含んでいますが、
生物系・化学系は設備も研究内容も充実し、
反対に物理系・地学系はあまり力を入れられていないです。
おそらく主な理由は「斬新な研究のしやすさ」(物理系のほとんどは古典物理で完成されていたり高校生の知識で扱えなかったりする) だと思います。
理科部では主に生物と化学を扱ってますが、
各部員が自分の研究テーマを持って意欲的に取り組んでいるそうです
(参考:
http://www.biol.tsukuba.ac.jp/tjb/Vol11No6/TJB201206YY.pdf)
これに対して天文部は、比較的注目度は高いものの
各部員が自分のテーマを持つのが難しいことや
部室に情報室(インターネット完備)が割り当てられているせいもあってか
普段の活動は意欲的とは言えません
1年間に1,2本の研究テーマを10数人でゆっくり進めていく、といったスタンスで、
研究というよりもむしろ発表メインですのでプレゼンテーション能力を磨きたければおすすめかもしれませんが、放課後の普段の活動は隣の情報室を使うマルチメディア部と大差がないです。
ただし近況についてはうかがい知れませんので、
私が在籍していた頃よりは改善されているかもしれませんが、少なくとも私には良い印象がありません
数学系は部活動などでの表立った活動はありませんが、
放課後に理数甲子園や
数学オリンピックの対策講座が開かれることもあります(非強制)。
ただし、それらは各年次の
数学の先生方が授業と部活動顧問の片手間の余力で行っているものなので、
年次の先生方次第、また集まってくる生徒の人数次第でもあります。
それに、運動部に在籍していると出席が難しいでしょう。
各分野はこのような感じです。これに加えて2年次からの探求(生徒たちの自主研究にあてられる時間)もありますが、各ゼミによって方法や内容が大きく違う上に、年度によって内容が変更されることもあるので、割愛します。
長文失礼しました。