日高高校
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取得日:2024年03月22日
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兵庫県立日高高等学校 全日制の課程
令和5年度 学校経営の重点等
1 学校経営の重点
(1) スクール・ミッション
「自主創造 清純明朗 敬愛奉仕」の理念のもと、生きる力や自立する力を育み、積極的
に社会を創造し貢献する態度及び人との絆を大切にする思いやりの心や共生の心を備え、
我が国の社会及び国際社会に貢献できる人材を育成する。
(2) スクール・ポリシー
1 育成をめざす資質・能力に関する方針(グラデュエーション・ポリシー)
ア 地域や社会の看護・医療等を支え地域福祉の推進と持続可能な福祉社会の発展を
担う職業人になるための資質・能力を育む。
イ 高度化、多様化する医療・福祉に対応する人材に求められる基礎的・基本的な知
識・技能と思考力・判断力・表現力等を身に付け、問題発見・解決能力を育む。
ウ 看護科・専攻科・福祉科の特色を活かした教育活動を通じて、「生」と「死」を看
つめ、護り、心豊かな人間性、思いやりの心と共生の態度を育む。
2 教育課程の編成及び実施に関する方針(カリキュラム・ポリシー)
確かな学力の育成、専門的な技術の習得、豊かな人間性、高い倫理観と思いやりの
涵養、社会的・職業的な自立を目指した教育課程
【福祉科】
・福祉に関する知識、技能を総合的に習得し、地域に貢献できる人材育成を目指した
教育活動
・多様な福祉施設での実習を通し、主体的・協働的に行動できる力を養うとともに、福
祉実践における課題解決能力の育成を目指した教育活動
【看護科】
・基礎学力の充実を図るとともに、看護実践の基礎となる知識、思考力や技術力を身に
付け、主体的に行動する力を育成する教育活動
【看護専攻科】
・さらに専門性を深めた学習を重点的に行い、臨地実習を重ね実践力を養う教育活動
・社会の変化に対応できる看護の専門職としての知識・技術・態度を身に付け、チーム
医療を実践する能力を養う教育活動
3 入学者の受入れに関する方針(アドミッション・ポリシー)
ア 看護の心」「福祉の心」
「奉仕の心」について考え続け、成長し続けることので
きる生徒
イ 看護・福祉の専門職として必要な価値観と資質・能力を身に付け、将来、社会の
ため人のために貢献したいという強い思いを持つ生徒
ウ 自らの
進路
1
目標の実現に向けて、あらゆることに興味・関心を持ち、他者を尊重・
協力して努力することのできる生徒
(3) 指導上の重点目標
1 志や夢を育て、生きる力や自立する力を育むとともに、積極的に社会を創造し、社会
に貢献する態度を養う。
2 看護科、専攻科・福祉科の特色をいかした教育活動を通じて、人と人との絆を大切に
するとともに、思いやりの心や共生の心を育む。
(4)指導体制
1 生徒・保護者の心に寄り添う指導(自己肯定感・自己効力感の向上)
2 地域に根ざした教育活動
3 職員の連携と協働
4 ICT活用能力の向上
2 教科指導及び生徒指導(特別教育活動を含む。)の重点
(1) 教科指導
1 学習指導
ア 家庭学習の習慣を定着させるとともに、自主・自発学習を促し、自ら学ぶ力を培う。
イ 授業の方法や内容の工夫改善に努め、講座分割や習熟度別授業等の学習を取り入れ、
一人一人に対し丁寧で分かりやすい授業を行う。
ウ 生徒が自ら計画し目標を定めて学習できるように、各教科の授業計画や到達目標を
具体化する。
エ 教科間の連携をとり、基礎学力の定着に向けてきめ細かい指導を行い、生徒一人
一人の能力を伸長させる。
オ 授業や家庭学習においてICT等の活用をすすめ、情報モラル・セキュリティ等を
含めた情報社会に対応できる情報活用能力を育成する。
2 実習指導
ア 普通教科・科目と関連させながら、実習に対するコミュニケーション能力や課題解
決能力を養う。
イ 実習指導者との連携を密にして生徒の発達段階に合わせた学習支援を行い、具体的
な目的意識をもって実習に臨ませる。
3 教育課程
ア 新学習指導要領の趣旨を踏まえ、「主体的・対話的で深い学び」の観点から新しい教
育課程の研究と実践に努める。
イ 学科の特性をいかし、資格取得に結びつく特色のある教育課程を編成する。
4 学習評価
ア 各教科・科目、学科の目標や内容を踏まえたうえでの評価を行う。
イ 考査成績、実技・実習結果のみならず、指導の過程や学習態度・意欲を的確にとら
え、観点別評価を取り入れた適切な評価を行う。
(2) 生徒指導
校訓の具現化を図り、健全な社会人として、また、専門的職業人としての資質を高め
る生活態度を確立させる。
1 生活指導
ア 自主性・自律性を養い、集団の一員としての自覚ある生活態度を育てる。
イ 校外実習等の活動により、協調・協働の大切さを学び、奉仕の精神と態度を培う。
ウ 人間的なふれあいに基づく生徒指導に努め、生徒理解を深める。
エ 携帯電話、スマートフォンなど情報機器の適切な使用のルールづくりやマナーア
ップの取組を行う。
オ 電車や自転車、徒歩等、それぞれの通学マナーの指導を徹底する。また、自転車
保険への加入を義務づけるとともに、ヘルメットの着用を努力義務とする。
2 特別活動
ア ホームルーム活動に自己表現の場を設定し、発表力・表現力を養う。
イ 部活動
(ア) 安全指導を徹底する。
(イ) 部活動を活性化する。
ウ 生徒会活動
(ア)ホームルーム活動との連携を図る。
(イ)生徒の自主的な活動を促す。
3 学校行事
授業・実習の時間確保とともに、適切な学校行事を精選して実施する。
4
進路
2
指導
ア キャリアガイダンスを充実させ、生徒の個性と適性に応じた
進路
3
を開拓させる。
イ 生徒全員の
進路
4
希望達成をめざす。
(3) 人権教育
1 自他を尊重し、多様な価値観を大切にした人権尊重の意識を持たせる。
2 教職員の継続的な研修に努め、意思統一・共通理解を図る。
3 健康管理に関する指導の重点
(1) 基本的な生活習慣の確立
1 生涯を通じて主体的に調和のとれた健康な生活を送るための基礎を培う。
2 食事、運動、休養及び睡眠等、明るく健全な生活態度を確立させる。
(2) 健康教育の推進
1 生徒の心身の状況を的確に把握し、心身の健康に関する指導を行う。
2 健康教育講演会を実施する(性教育、薬物乱用防止教育等)。
(3) 心の教育の推進
1 心の健康問題を早期に発見し、問題解決に向けて校内外の連携を図る。
2 キャンパスカウンセラーによる相談活動を充実させる(年間33回)。
4 学科の特色等
(1) 福祉科
1 福祉に関する知識・技術を総合的に習得し、豊かな人間性、高い倫理観と思いやりの
心を持つ、地域に貢献できる介護福祉士をめざす。
2 多様な福祉施設での実習を通し、主体的、協働的に行動できる力を養うとともに、福
祉実践における課題解決能力を身に付ける。
3 全生徒に介護福祉士国家試験の受験資格を取得させ、全員合格をめざす。
(2) 看護科
1 基礎学力の充実を図るとともに、豊かな人間性を培う。
2 看護実践の基礎となる知識、思考力や技術力を身に付け主体的に行動できる力を養う。
(3) 看護専攻科
1 看護科での基礎学習をもとに、さらに専門性を深めた学習を重点的に行い、病院、訪
問看護ステーション、保育所などの臨地実習を重ね学習を深める。
2 社会の変化に対応できる看護の専門職としての知識・技術・態度を身に付け、チーム
医療を実践する能力を養う。
3 全学生に看護師国家試験の受験資格を取得させ、合格をめざす。
5 寄宿舎
(1) 規則正しい集団生活を通して、協調性と自律心を養う。
(2) 家庭と学校が連携し、協力体制のもと、生徒の心身の発達を支援する。
(3) 生徒の心身の健康と安全の確保に配慮した、施設・設備の整備と危機管理体制の充実
を図る。
6 研究テーマ
(1) 看護科・看護専攻科 5年一貫教育の効率性と質の高い魅力ある教育内容について
(2) 福祉科 実習施設や地域との連携・協働による質の高い介護福祉士の育成について
7 高校生ふるさと貢献・活性化事業
(1) ふるさと貢献活動
1 音楽・演劇・お茶会による地域との交流
2 いきいきサロン
3 文化部発表会
(2) ふるさと活性化活動
1 看護科の高校生が取り組む地域交流活動
・日高ふるさとまつりへの参加
・専攻科による日高小学校健康教室
2 地域ぐるみで育てよう!「福祉のこころ」
・小学生介護教室
・学校デイサービス
8 高校生就業体験事業
(1) 福祉科
介護実習(特別養護老人ホーム、通所介護事業所等)
(2) 看護科・看護専攻科
臨地実習(公立豊岡病院組合、訪問看護ステーション等)
9 高校生キャリアノート及びキャリアパスポートの活用
面談及びホームルームにおける、キャリアノート及びキャリアパスポートの活用の推進
10 特色ある教育課程推進事業
各科専門領域講演・講義
福祉科 13講座
看護科 4講座
看護専攻科 3講座
計 20講座
11 地域に開かれた学校づくり事業
(1)学校評議員会の設置
開催回数・・・・・年間2回の予定 人 数・・・・・7名
(2)各学科の特性を生かしたボランティア活動の推進
12 県立高校魅力アップ推進事業
地元自治体・大学・企業との連携による特色ある教育活動の展開
13 ひょうごの達人招聘事業
実習や課題研究等の実技指導に、専門家を特別非常勤講師として招聘