兵庫県立浜坂高等学校 校長室だより No.2
                                                                                                                       令和4年4月22日
 
 
 
 
                                                                                              兵庫県立浜坂高等学校長              小山 朋子
 
 
 
  ★ 対面式・部紹介  Let’s Enjoy 浜高 Life Together !! 
    4月11日（月）、対面式で、新入生と在校生が初顔合わせ。新入生は在校生の大きな拍手に
  迎えられ、少し緊張の面持ちでしたが、生徒会長の温かい挨拶に安心した様子。そして、その後
  の部紹介では、各部によるユニークで楽しいパフォーマンスに雰囲気が一気に和み、興味津々、
  笑顔が広がりました。少人数で活動している部も多く、新入生の入部はどの部も大歓迎です。
  どんどん入部して、先輩たちと一緒に伝統を継ぎ、新たな歴史を創ってくれることを期待します。
      ＜部活動の精選について＞
    学校の小規模化による生徒と教職員の減員のため、部活動の運営が困難になっています。生徒、教職員の負担が増加する現
  状を鑑み今後の部活動の在り方について検討した結果、部活動を精選し、人的資源の集中を図ることで、生徒の安全、安心を
  確保した部活動の活性化を進めることといたしました。今年度は以下のとおりですが、生徒の自主的、創造的な活動を大いに奨
  励していることから、今後も引き続き、より望ましい部活動の在り方について模索していく所存です。ご理解ください。
    【運動部】     バレーボール(男)、卓球(男女)、サッカー、野球¹、バスケットボール(男)
    【文化部】     茶華道、美術、写真、家政、麒麟獅子舞、吹奏楽               【サークル】    柔道、ダンス、ボランティア、囲碁・将棋
 
  ★ 『 新入生歓迎ミニライブ 』 by ダンスサークル
    4月14日（木）放課後、体育館がライブ会場と化しました。発足3年目を迎え、今や学校一の
  大所帯のダンスサークル。校内でのライブも3月末に続き、2度目となり、キレキレのダンスに新
  入生はもちろん、会場は大盛り上がりでした。生徒自身の自主的な活動が実り、町内のイベン
  トにも出演の依頼があります。引き継いでくれる新入生を大いに募集しています！
    その他、新入生歓迎のための、吹奏楽部による「中庭コンサート」、ボランティアサークルによる「松林・サンビーチ清掃」も企画
  されています。新入生の新たなパワーが加わって、さらに活動が活発になることを大いに期待しています。
 
  ★ 『 スマホのルール改正にむけて 』 by 生徒会
    昨今、校則の見直しが話題になっていますが、本校においても、スマホ使用のルール改正に
  ついて生徒会から提案がありました。現在、本校ではスマホの校地内での使用を禁じています
  が、時間、場所を限った使用を許可してほしいというものです。生徒会で練ったルールで試行し、
  生徒会が監督してルールが遵守できれば改正を…と職員、生徒に説明があり、5月から試行と
  なります。誰もが過ごしやすく気持ちよく過ごせる学校について生徒自らが考え、行動する自主
                                                                                                                 生徒会長が職員朝礼で提案
  的・創造的な活動として大いに奨励し、今後を温かく見守っていきたいと思います。
 
     浜坂高等学校は、創立以来70年以上、地域の学校として皆様に愛され、地域を支える人材を多く輩出してまいりました。近年、人口減少や
 
   教育環境の変化等により、小規模校となってしまいましたが、新温泉町唯一の県立高等学校として、地域の未来を担う人材を育てるという使命
 
   をより強く感じます。そのためにどうあるべきか、何ができるか、教育活動の見直しとともに、今年度より新温泉町の関係機関との連携をさら
 
   に強めてその方策を模索しています。地域に根ざし、より愛される学校として、新温泉町の「未来」を地域の皆様とともに考え、創ってまいり
 
   ます。浜高生に、より一層のご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
                                                                           （“浜高の今”をお伝えしてまいります。ご一読いただけたら幸いです。）