【奈良文化高等学校】 平成 31 年度(令和元年度) 学校評価報告書(自己評価・学校関係者評価・第三者評価)
奈良学園法人本部 監査室
I 学校経営計画・学校自己評価・学校関係者評価
1.教育活動に関するもの(本科:普通科・衛生看護科)
【学校自己評価】(4段階評価)
評価の観点 学校経営計画(目標・取組計画)に対する達成状況や今後の改善方策について検証する。
項目ごとの評価 A:十分達成度が高い B:概ね達成できている C:課題を残している D:課題が多く速やかな改善が必要
【学校関係者評価】
評価の観点 学校経営計画に対して,学校による自己評価の結果及びそれを踏まえた今後の改善方策が適正として認められるか。
項目ごとの評価 A:適切である B:適切でない
学校
学校経営計画 学校自己評価 関係者
中項目 小項目 評価
目標 取組(実施)計画 評価 評価の理由 課題及び改善 評価
(1) 1教育課程・学習指 ○各科・コースの特性を理解し,生 ○各科・コースに応じた指導計画 A A ○教育課程研究指定校事業(看 ○今後も継続して,より柔軟な A
教育課程 導計画の立案 徒の可能性を広げられるようにす を策定する。 護)を受け,研究を行った。 対応ができるよう,指導計画の
・ る。 ○新学習指導要領導入に向けて, ○衛生看護科は家庭学習期間お 見直しを続ける。
学習指導 学習指導内容の研究をする。 よび長期休暇中に補充授業を
実施した。
○学年進級時に,
普通科生徒の多
様な進路希望に合わせ,
コース
選択を行い,学習指導を行っ
た。
○普通科I類では学びなおしの
時間として「奈良文化タイム」
を実施した。
○子ども教育コースでは土曜日
にピアノ講座を開講した。
○衛生看護科では朝学習
“きらら
タイム”で,教科「看護」の基
礎内容の定着を図った。
○奈良県教育委員会における,
学
習指導研究会をはじめ,
様々な
研修会を,各教科に案内し,積
極的に参加するよう促した。
2学習内容の精選 ○各科・コースの特性を理解し,生 ○各科・コースの指導計画に応じ A ○各科・コースの指導計画に応じ ○生徒個々の進路実現に対応で
徒の可能性を広げられるようにす た学習内容を精選する。 た学習内容を教科内で精選し きるよう,合科目など教科横断
る。 た。 型授業の研究も進めていく。
3評価・指導方法の ○基礎学力の定着を図る。 ○観点別評価の実施により,生徒 A ○校務システムを活用すること ○生徒への指導が効率よく行え
工夫および改善 ○学習意欲を高め,次の指導に活か への評価と指導がより効果的に で,効果的な学習指導・生徒指 るよう,校務システムの活用を
せる評価を実施する。 行えるよう,進めていく。 導につなげることができた。 進める。
○学力の向上をめざす。 ○各科・コースの特性に応じ,基 ○生徒への評価と指導が効果的 ○生徒への指導がより効果的に
礎学力の定着が図れるよう,指 に行えるように観点別評価を 行えるように観点別評価にか
導方法の改善をしていく。 継続実施した。 かわる研究を行う。
○情報機器を効果的,積極的に用 ○各科・コースの特性に応じ,基 ○各科・コースの特性に応じ,基
いた指導方法の研究を続ける。 礎学力の定着が図れるよう,
従 礎学力の定着が図れるよう,さ
○観点別評価をはじめとして, 来から導入していたマナトレ らに指導方法にかかわる研修
様々な学習指導が,効果的に実 をはじめ,「学び直し」や生徒 を行う。
施できるよう,他校視察や外部 個々の進路・進度に合わせた学 ○普通教室内の情報機器の現状
への研修に積極的に参加する。 習教材として「スタディサプ を鑑み,順次修理・整備を行う。
リ」を活用した。 ○指導方法の改善に向けて,他校
○「スタディサプリ」をはじめと 視察や外部への研修を積極的
して,情報機器を効果的,積極 に行う。
的に用いた指導を行った。
○観点別評価をはじめとして,
効
果的な学習指導が実施できる
よう,
各教科を通じて外部研修
への参加を促した。
(2) 1組織的な生徒指導 ○年間計画に則った指導の具体的目 ○学期毎に学年集会,全校集会, A A ○教員による交通安全教室を年 ○生徒,保護者が学校は安心,安 A
1
生徒指導 標を着実に達成させる。 講習会を開催する。 度当初に実施し,
交通ルールお 全と感じる場所にし,この学校
○生徒の個々の特性,学年の特性 よび命の大切さについて学ば に来て良かったと思える学校
を踏まえた指導を推進する。 せた。また,奈良県警察高田署 にしていく。
○校内外の巡回指導を実施する。 による薬物乱用防止教室,
スマ ○自転車通学のマナーや歩きス
ホの使用方法(SNSの利用) マホ禁止など,適正な使用方法
についての講演を実施した。 について理解させる指導を継
○育友会主催,
奈良県高等学校生 続して行う。
徒指導研究協議会主催の全県 ○「あいさつ運動」を推進して
ターミナル指導に参加し,
乗降 いく。
車他のマナー指導にあたった。
○隔日校外指導を実施した。(や
まと門,良品買館前)
○寮生集会および部屋点検を適
宜実施し,
本校生徒としての自
覚と誇りを持たせた。
2生徒会活動の活性 ○生徒会本部との連携を深め,組織 ○生徒が主体的,積極的に学校行 A ○文化祭・体育大会を通じ,自主 ○様々な情報を提供し,生徒が自
化 の充実を図る。 事,ボランティア活動を計画・ 的活動を育み,
広報活動にも協 主的,積極的に学校生活を送れ
立案し,実行できるよう,働き 力した。 るように,指導を継続してい
かける。 ○学校最寄駅への座布団の寄付 く。
○校風を高め,本校生徒としての を継続実施した。
自覚と誇りを持って活動できる ○生徒会役員改選時に,
生徒会活
よう,生徒会本部に働きかける。 動の意義,目的を理解させ,積
○生徒が「食」に関し,マナーを 極的な参加を促した。
中心に,積極的に取り組む姿勢 ○各委員会活動を通して,
リーダ
を育てる。 ーの育成を図った。
○日常の生活において,
積極的に
挨拶をしていこうと呼びかけ
た。
3クラブの活性化 ○各クラブの活動,特徴を広く知ら ○新入生歓迎会・クラブ紹介から, A ○新入生歓迎会,
クラブ紹介の企 ○バスケットボール部・新体操
せ,加入率を上げる。 自分に適したクラブを見つけさ 画立案を図り,
各クラブの紹介 部・バレーボール部・ソフトボ
せる。 を行った。 ール部・少林寺拳法部が全国大
○クラブ紹介のDVDを活用し, ○クラブ紹介ポスターを掲示し, 会に出場した。また,吹奏楽部
各クラブの活動内容を紹介す クラブ活動への参加を促した。 も第 25 回 日本管楽合奏コン
る。 ○文化クラブも積極的に活動し, テスト(全国大会)に出場した。
○生徒・教員からの働きかけを強 成果が表れた。 ○書道部員(2 年生)が,第 34
化する。 回奈良県高等学校総合文化祭
の書道部門で優秀賞を受賞し,
令和 2 年度の第 44 回全国高等
学校総合文化祭(高知県)に推
薦され,出展されることとなっ
た。
○華道部が「花高合戦 2019(第 5
回高校生フラワーアレンジメ
ントバトル)」で優勝した。
(2
年連続)
○クラブへの加入率アップを図
る。
4学級活動・学級経 ○委員会活動の充実を図る。 ○仲間への思いやりや仲間を尊重 B ○各クラスの特徴を踏まえなが ○生徒主体の学校生活が送れる
営 ○仲間づくりを進め,居場所となる するなど,認め合うことの大切 ら,学校行事を中心にして,な ように,リーダーの育成を図
クラス環境を構築する。 さを確認させ,いじめのない学 かまづくりを進めていった。 る。
級づくりを推進する。 ○生徒が中心となるように,
委員 ○生徒がほっとでき,居場所とな
○食事を通し,マナーやコミュニ 会活動を進めた。 る学級経営を進めていく。
ケーションの大切さについて, ○スクールカウンセラーとの連
ホームルームを中心に指導を展 絡を密にした。
開する。
○居場所となる学級経営を行う。
○リーダーの育成を進める。
5生徒理解 ○学年主任を中心とした教育相談体 ○生徒とのコミュニケーションを A ○支援を要する生徒に対し,担 ○各分掌との連携を深め,細やか
制を構築する。 図る。 任,学年団が中心となり,各関 な指導を進めていく。
○一人ひとりの生徒にしっかり目を ○教育相談部・人権教育部・特別 係者と一体となりながら指導 ○必要に応じて家庭訪問し,保護
向け,理解を深める。 支援教育コーディネーターとの を進めた。 者との連携を密にする。
連携を図る。 ○スクールカウンセラーとの連
絡を密にした。
6危機管理マニュア ○いじめ防止の教育相談体制を構築 ○教育相談部・人権教育部との連 A ○支援を要する生徒に対し,
教育 ○各分掌との連携を深め,細やか
ル,いじめ防止の する。 携を図り,全教職員の共通理解 相談部・人権教育部と連携し指 な指導を進めていく。
ための基本方針の を深める。 導を進めた。 ○必要に応じて家庭訪問し,保護
共通理解 者との連携を密にする。
2
7いじめ防止のため ○いじめを起こさせない積極的な指 ○生徒理解を深める。 A ○いじめアンケートを実施し,
些 ○いじめやいじめに結びつくよ
の取組 導体制を構築する。 ○日常生活の些細な変化を見逃さ 細なことについても担任,
学年 うな行動がおきないよう,生徒
○一人ひとりの生徒にしっかり目を ない。 団,学校全体で情報を共有し, 理解を深めるとともに,些細な
向け,理解を深める。 ○保護者との連携深める。 いじめ防止に取り組めた。 ことを見逃さない指導に努め
○教育相談部・人権教育部との連 ○高校での生活にスムーズ入れ る。
携を深める。 るよう,親睦を深め,いじめの ○いじめの認知件数
未然防止の取組として,
1年生 1 年生 7件
を対象とする「きららACT」 2 年生 1件
(宿泊訓練)を実施した。 3 年生 6件
○スクールカウンセラーとの連
携を密にした。
8問題行動に対する ○問題事象を起こさせない積極的な ○生徒理解を深める。 A ○懲罰指導ではなく,
生徒の背景 ○挨拶をはじめ,当たり前のこと
指導 指導体制を構築する。 ○日常の生活指導の徹底を図る。 にあるものを十分に把握し,
生 を当たり前にできる心の育成
○生徒の背景を把握し成長を促す。 ○保護者との連携を深める。 徒に合った指導を進めた。 を図る。
○問題事象に対し,敏速に対応す ○問題事象の少ない学校である
る。 が,事象が起こらないよう,生
徒とのコミュニケーションを
深めることに留意した。
9不登校防止のため ○一人ひとりの生徒にしっかり目を ○生徒理解を深める。 A ○家庭と相談し,
生徒が教室に復 ○家庭との連携を深め,生徒への
の取組 向け,理解を深める。 ○保護者との連携を深める。 帰できることを目標に指導し きめ細かな対応を継続して行
○教育相談部との連携を図る。 た。 い,教室への復帰を視野に入れ
○スクールカウンセラーとの連 ながら,個々に応じた目標達成
携を密にした。 をめざしたい。
○不登校の認知件数
1 年生 9 名
(内 1 名は別室登校)
2 年生 15 名
(内 4 名は別室登校)
3 年生 18 名
(内 10 名は別室登校)
10家庭との連携 ○家庭との協力体制を構築する。 ○家庭との連絡を密にし,適宜家 A ○家庭と協力し,
問題行動の事前 ○家庭との信頼関係の構築を図
庭訪問を行う。 予防,指導を行った。 る。
○研修会等への参加依頼や情報
の共有を図る。
○長時間の電話対応を避け,家庭
訪問にて直接話を伺うよう努
める。
10関係諸機関との連 ○関係諸機関との連携を密にする。 ○生徒指導にかかわる専門分野の A ○スクールサポーターとの連携 ○生徒の安心,安全な環境を崩さ
携 講演会を実施する。 を密にした。 ないために,関係機関との連携
を密にしていく。
(3) 1組織的なキャリア ○開発・予防的な視点に立ってキャ ○進路指導学年推進委員などを通 A A ○進路指導学年推進委員などを ○生徒の思考力・判断力・表現力 A
キャリア教育 教育 リア教育を推進する。 して生徒の状況把握を行い,適 通して生徒状況を把握した。 を高めるために,生徒の基礎的
○進路実績の向上を図る。 切な時期に,生活習慣の改善に ○多様な進学希望への対応,
学習 な学力を伸長させる取組を実
○生徒・学生全員に将来の目標(理 かかわる取り組みや,進路ガイ 室登校の生徒に対する学力保 施する。
想的な自分のあり方)を持たせる。 ダンスなどを実施する。 障のために,
スタディサプリに ○日々変化する進路環境,生徒の
○目標実現に向かって最後まで諦め ○「きららタイム」における取組 よる課題配信を行った。 多様な進路希望に応えられる
ずに努力する生徒・学生を育てる。 (学習習慣の確立および基礎学 ○「きららタイム」を継続して実 柔軟な指導体制を確立する。
力の向上)を継続的に実施する。 施した。 ○次年度もガイダンスなど進路
○基礎学力の定着,大学入試・資 ○進路学習として,
進路を真剣に 関係の行事を,生徒実態を的確
格試験に対応した補習・講習を 考えるための最初の取り組み にとらえ,開発的視点に立って
実施する。 として進路ミュージカルを 1 企画立案する。
○生徒の状況(学力・進路希望な 年生に見せた。 ○学習習慣・基礎学力の定着を図
ど)を的確に把握し,校内予備 ○普通科の生徒を対象にキャリ るために,生徒にとって効果的
校を運営する。 ア教育の一環として
「ブラック な仕掛け,順序を考えながら,
○進路実現にかかわる模試結果デ 企業の定義」
「学歴による生涯 取組を行う。普通科で学習習慣
ータをもとに,フィードバック 賃金の格差」等の講演を行っ が定着していない生徒の家庭
ミーティングを行い,全体化す た。 環境や,自我同一性テスト等で
る。 ○普通科II類 1 年生には
「ワーキ 分析できる項目を教員で共有
○経済的に大学進学が困難な家庭 ングプア」
の現状と資格取得の し,効果的な声掛けを行う。
に対して,様々な提案ができる 重要性を講演した。 ○授業や個別学習で「スタディサ
ように教員研修を行う。 ○普通科 2 年生の生徒たちに志 プリ」を継続して,積極的な活
望理由書を作成させ,
それを元 用を促す。
にエントリーシートを作成さ ○校内だけの学びだけでなく,外
せた。
そのエントリーシートを 部の力をアウトソーシングし
元に担任と面談を行い,
3年生 て,生徒たちに実践的な学びの
になる前に進路先への強い気 場を提供する。
持ちを醸造させる取り組みを
3
行った。
○医療・看護進学コースでは看
護・医療系の養成校進学予定者
を対象とする大学見学バスツ
アーを実施した。
○衛生看護科の生徒を対象に看
護計算にかかわる確認テスト
および特別補習を実施した。
○准看校内模試において,
生徒の
個票を作成し,
単元別の定着度
の確認を行い,
学習指導につな
げた。
○特進コースは夏期休暇・春期休
暇中に学習合宿を行い,2 泊 3
日で 20 時間を超える学習を実
施した。
○特進コースは全員センター試
験を受験した。
○スポーツ特進コースからも,
ス
ポーツ推薦での合格ではなく,
学業での合格を勝ち取るため
に,模試への積極的参加,一般
入試・公募推薦入試へのチャレ
ンジをさせた。
○特進コースの生徒だけでなく,
衛生看護科の生徒も自習室を
活用するように促すための仕
掛けとして,
看護科の補習を自
習室でも実施した。
3学期には
自習室では入りきらないぐら
いの数の生徒が自習室を活用
するようになり,
NBシアター
を自学自習空間として活用す
るまでに至った。
○英語 4 技能に対応するための
スピーキングトレーニングと
して,
特進コースではオンライ
ン英会話を 4 月から導入した。
○特進コースでは一般企業との
コラボレーション企画として,
株式会社サンワ・株式会社京ろ
まんの 2 社協力のもと,
幼稚園
児と保護者への工作教室・着物
ファッションショー企画運営
等の実践的教育を行った。
2家庭との連携 ○保護者との連携を図り,生徒の進 ○育友会関係行事で進路状況等の B ○育友会関係行事で,
進路指導部 ○進路に対する生徒の思い,保護
路目標の実現を図る。 報告を随時行う。 として講演を行い,
今の社会の 者の思いを的確に把握し,迅速
○担任と保護者の連絡体制を三者懇 ○通常の三者懇談だけでなく,必 現状として「モチベーション に対応できるように支援体制
談会だけでなく,普段の日常の会 要に応じて保護者と意見交流を 3.0 時代」
「AI に負けないため を確立する。
話からも充実させる。 行う機会を持つ。 の子育て」
というトピックを通 ○各コースの状況を踏まえ,進路
○進路指導学年推進委員と,各担 して,
何をするべきかを進路部 指導部で作成する資料を充実
任の連携が円滑に進み,保護者 長として講演を行った。 させる。
理解が得られるように,進路デ ○3 学年担任と連携をし,多様な
ータの共有化を図る。 進学や就職希望に対して適切
な対応をした。
○育友会役員会を通して,
本校の
進路状況および近年の大学受
験の倍率の推移,
その対応にか
かわる進路環境の説明を行っ
た。
3指導方法の工夫改 ○進路指導の充実を図るための研修 ○受験指導・進路指導法・進路環 B ○進路環境・進路指導方法にかか ○進路実績の向上のため,教科指
善 会に積極的に参加する。 境を学ぶ校外研修会に参加す わる以下の学外研修会に参加 導力の向上を図る。
○進学および就職にかかわる動向を る。 し,進路指導に反映させた。 ○生徒の多様な進路実現に対応
的確に捉え,その状況を教員間で ○生徒個人がどれくらいの学習課 ・入試動向研究会 できるように,教務部・教科主
共有する。 題の量を持っているのか,負担 ・出願指導研究会 任会などとの連携を図る。
の把握をし,適切な量になる取 ・教育改革を見据えた研究会 ○生徒の学力,大学入試問題を分
り組みを教科間で行えるように など 析し,その分析結果を授業に反
4
進路指導部が動く。 ○予備校主催の学習指導研究会 映させるために,進路指導部か
○進路指導・学習指導を充実させ へ参加した。 ら教科への要望を出す。
るために教員対象の研修会を企 ○進路にかかわる状況は職員会 ○大学入試改革の過渡期を乗り
画・運営する。 議,進路指導部会,衛生看護科 越えるために,変更点や注意点
会議,学年会議などを通して, を可視化して伝える準備を進
教員間で共有化を図った。 める。
4関係諸機関との連 ○奈良県高等学校等進路指導研究協 ○積極的に進学希望先の大学等へ A ○奈良県高等学校等進路指導研 ○卒業生も含め,すべての生徒
携 議会・進学希望校・職業安定所な 訪問する。 究協議会・大和高田公共職業安 が,よりよい進路を実現するた
ど,関係機関との連携を図り,進 ○奈良県高等学校等進路指導研究 定所などからの情報を参考に, めに,関係機関との連携をより
路保障の実現を図る。 協議会・職業安定所との連携を 進路環境にかかわる情報発信 強く働きかける。
図り,進路にかかわる情報を教 を行った。 ○出前授業や体験授業は生徒の
員・生徒に発信する。 ○卒業生が在籍・在職している学 進路に対する意識を高めるよ
○大学などとの連携事業を推進す 校・企業と卒業生の状況につい い教材であり,次年度も連携授
る。 て意見交換を行った。 業を精選して実施する。
◎学校関係者評価委員からの意見
〈特になし〉
2.教育活動に関するもの(専攻科:衛生看護専攻科)
【学校自己評価】(4段階評価)
評価の観点 学校経営計画(目標・取組計画)に対する達成状況や今後の改善方策について検証する。
項目ごとの評価 A:十分達成度が高い B:概ね達成できている C:課題を残している D:課題が多く速やかな改善が必要
【学校関係者評価】
評価の観点 学校経営計画に対して,学校による自己評価の結果及びそれを踏まえた今後の改善方策が適正として認められるか。
項目ごとの評価 A:適切である B:適切でない
学校
学校経営計画 学校自己評価 関係者
中項目 小項目
評価
目標 取組(実施)計画 評価 評価の理由 課題及び改善 評価
(1) 1教育課程・学習指 ○看護職者に求められる職業観・倫 ○職業人として必要な人間性を養 A A ○教科で学内外の学習活動を通 ○学習指導要領,指定規則の改訂 A
教育活動 導計画の立案 理観の構築を図る。 うとともに,規範意識,倫理観 して,生命の尊厳,人権尊重, に向けて指導計画,教授方法の
等を育成する。 規範意識,倫理観の育成に取り 更なる充実に向け検討する。
組んだ。また,1年前期・2年
前期の授業でエゴグラムを取
り入れ,
学年の変化を知ること
ができた。
2学習指導方法の ○授業力を向上させる。 ○授業評価アンケートによる評価 B ○授業評価アンケートを実施し, ○授業評価アンケートの時期,内
工夫および改善 ○命の源である「食」について関心 を継続する。 指導方法の工夫・改善につなげ 容を確認し学習指導方法の工
を深めさせる。 ○栄養学等の授業を通して,人間 られた。 夫・改善に活用する。
の食生活について関心を深め ○栄養学の講義および調理実習 ○継続して食への関心を深めさ
る。 を通して食生活への関心を深 せる。
○研修会に参加し,求められる看 められた。
護教育の現状を把握する。 ○高等学校看護教育研究協議会 ○教育内容の工夫・改善に向けて
および各研修会に参加したこ 今後も研修会,看護教育セミナ
とを共有することで各自指導 ーに積極的に参加する。
に活かすことができた。
3看護臨地実習の工 ○看護臨地実習を通して,看護の実 ○臨地実習指導者との連携による A ○臨地実習指導者会に参加し,
実 ○実習指導者との連携を深め,効
夫および改善 践能力を向上させる。 指導の充実を図る。 習指導者との連携を図り,学生 果的な指導を継続していく。
○看護臨地実習に向けたイメージ 指導に活かすことができた。 ○看護の実践能力の向上に向け
を,より具体的なものにするた ○看護臨地実習に向け,シミュレ て看護臨地実習の指導計画の
め,シミュレーションを活用し ーションを活用した事前指導 点検を行う。
た事前指導の充実を図る。 を実施できた。
4キャリア教育の視 ○看護職への就業意欲や学習意欲の ○准看護師教育を基盤とした看護 B ○協働学習により,自己学習能 ○准看護師教育を基盤とした効
点に立った教育活 向上を図る。 師教育を実施する。 力,問題解決能力の向上を図っ 果的な学習指導について教員
動 た。 間の連携を図る。
5国試対策の指導体 ○看護師国家試験受験のための学習 ○1年生から計画的に国家試験対 A ○1年生前期から国家試験対策 ○学習段階に応じた模擬試験お
制 方法を定着させる。 策を行う。 を実施した。 よび国家試験対策のスマート
○WEB環境を最大限に活かした ○学生が使用できるPC環境を フォン利用の効果を検証し,国
自己学習を進める。 整備した。 家試験対策の充実を図る。
○2年生後期に習熟度による受験 2年生の国家試験対策にスマ
対策講座を実施する ートフォンを取り入れた。
5
○模擬試験の分析結果から個人面 ○国家試験対策として2年生後
談を実施し指導する。 期に習熟度別による受験対策
指導を実施した。
6地域との連携 ○地域医療に貢献する人材の育成を ○地域で実施されている健康教育 A ○「がん撲滅キャンペーン」の啓 ○更に地域医療に関心を持ち,貢
図る。 への取り組みや啓蒙活動にボラ 発活動,
「奈良マラソン救護ボ 献する機会が持てるよう,取り
ンティアとして参加する。 ランティア」に参加し,地域医 組みを継続していく。
○外部講師を招き,地域医療の現 療に貢献した。
状を知る取り組みを行う。 ○
「奈良マラソン」
参加にあたり,
外部講師による救護講演会を
2回実施した。
(2) 1就職に対する支援 ○確実な就職先への支援をする。 ○就職にかかわる情報を常に公表 A A ○情報提供や面談を適宜実施し ○学生・保護者の希望を把握し, A
学生支援 体制 する。 た。(進路内定率 100%) 迅速に対応する。
○奨学病院を定期的に訪問し,連 ○奨学病院訪問を実施し,情報共 ○定期的な訪問を継続していく。
携を深める。 有を図った。
2学生理解 ○学生の状況を的確に把握する。 ○担任制を導入し,面接指導を前 B ○アドバイザーが個人面談を実 ○学生指導が効果的に行えるよ
学生相談 期・後期に実施する。 施し,学生の情報を把握でき うに校務システムの活用を継
○学生の情報共有を図るために校 た。 続する。
務システムの活用を継続する。 校務システムを活用し,学生の
情報共有が図れた。
3自治会活動への支 ○積極的な自治会活動を支援する。 ○激励会等学年を超えた交流の機 A ○挨拶運動,環境美化活動など積 ○学生が主体的に活動できるよ
援体制 会を作る。 極的な自治会運営を支援でき う,支援を継続する。
た。
4保護者との連携 ○保護者との連携を図る。 ○保護者会を前期・後期に実施す A ○保護者会を2度実施し,専攻科 ○保護者との連携を図る取り組
る。 の指導内容や学校生活の状況 みを継続していく。
○入学時に1年生保護者に対して について,理解を得る機会を設
ガイダンスを実施する。 けた。
○入学式後に1年生保護者に対
してガイダンスを実施した。
◎学校関係者評価委員からの意見
学生達が無事に看護師国家試験を受験することができた。教職員の様々な指導・支援に対して感謝している。
3.教育活動に関するもの(本科・専攻科共通)
【学校自己評価】(4段階評価)
評価の観点 学校経営計画(目標・取組計画)に対する達成状況や今後の改善方策について検証する。
項目ごとの評価 A:十分達成度が高い B:概ね達成できている C:課題を残している D:課題が多く速やかな改善が必要
【学校関係者評価】
評価の観点 学校経営計画に対して,学校による自己評価の結果及びそれを踏まえた今後の改善方策が適正として認められるか。
項目ごとの評価 A:適切である B:適切でない
学校
学校経営計画 学校自己評価 関係者
中項目 小項目 評価
目標 取組(実施)計画 評価 評価の理由 課題及び改善 評価
(1) 1人権教育指導計画 ○人権教育基本方針に則り,人権教 ○職員研修 A A ○校内公開L.H.R.が本年も2 A
人権教育 の立案 育推進計画をもとに,生徒・保護 ・全体研修,学年研修,外部の 学期に実施された。授業では,
者・職員が一体となった体制を確 研究大会や研修会への参加 指導者が主題を
「誰もが安心で
立する。 や,公開L.H.R.を実施する。 きる避難所をつくろう」とし
○すべての生徒・保護者に,人権に ○生徒に対する取組 て,
避難所の運営を模擬体験で
ついての正しい理解と認識を培っ ・人権学習L.H.R.,全校学習会 きる教材を使うなど,
工夫され
ていくため,教職員自ら人権につ (講演会,映画会),全校人 た内容で展開した。
グループ討
いての認識を深め実践する。 権集会(人権作文発表会), 議を経て全体でまとめる中で,
○教育内容の創造と実践に努め,部 新入生人権学習会を実施す 生徒達は自他の生命を尊重し,
落差別をはじめ,あらゆる差別の る。 安全で安心な社会づくりのた
撤廃に取り組むことのできる力量 ・人間関係(なかま)づくりに めの具体的な態度や行動をと
と集団を育てる。 ついての取り組みを実施す ることの重要性を学んだ。
参観
○教育の機会均等の権利と進路を保 る。 した教員からも,
楽しみながら
障する取り組みを進める。 ○保護者に対する取組 学習できる教材や活気のある
・育友会人権教育研修会の実施 授業展開の工夫等について,
今
や『人権だより』を発行する。 後の指導に生かせるものと評
価する意見が多く出された。
○外部の研修会の参加について,
研修日程を周知し,
職員全員が ○外部研修について,年間計画を
6
参加した。また,全員の報告書 年度はじめに示し,調整するな
をまとめることにより,
研修会 ど計画的に進める。また,自主
の成果の共有化を図ることが 的な参加体制の一層の確立を
できた。 めざす。
○全校行事(全校学習会,全校人
権作文発表会,人権学習映画 ○各行事の内容については,現在
会)については,円滑に実施で の人権課題にかかわる情報収
き,
生徒の感想等から身近な人 集に努め,最新の内容を取り入
権にかかわる問題に対して,
し れる等工夫していく。
っかり考えたことがうかがえ,
人権意識を深めることができ
た。「全校人権作文発表会」で
は,
6名の生徒が独自の視点と
感受性を持って発表し,
全校生
徒に感銘を与えた。また,新入
生対象「わかば集会」では,卒
業生が高校生活の楽しさや充
実感を話してくれ,
新入生に高
校生活への夢と目標をふくら
ませる機会となった。
○育友会役員会人権教育研修会
では,
本校の人権学習の内容や
成果などについて,
本校教員が
話をし,
人権教育について考え
る機会を持っていただいた。
○保護者向けの「人権教育だよ
り」を発行し,本校の取り組み
について周知した。
2学習内容の精選 ○L.H.R.を人権問題学習の要とし ○年間指導計画に基づき,計画的 A ○学年推進委員がリーダーシッ ○L.H.R.年間指導計画をより
て,その計画・指導を充実させる 指導に努め,実践記録を通して プを取り,L.H.R.の指導例や 具体的にして,今後もきめ細か
と共に,あらゆる教育活動を通し 点検・研究する。 人権教育にかかわる情報等を く点検,改善しながら実施して
て人権教育を推進する。 ○人権作文を課題とし,教材化を 提供することで,
指導内容を深 いく。
図る。 めることができた。 ○人権作文の教材化については,
○奈良県高等学校人権作文作品 引き続き教材研究を深めてい
集を全クラスに配布した。 く。
3指導方法の工夫改 ○互いに支え合う学級集団作りを通 ○様々な状況に置かれている生徒 A ○各学年で実施される人権教育 ○学年ごとに体系づけた人権学
善 して「生きる力」を育て,「学力・ の実態を把握し,生徒や親の願 研修会において,
各事象につい 習を,より一層充実させるよ
進路」の保障をより確かなものと いを的確に受け止め,その実現 て情報を共有するとともに,
分 う,今後も時宜を得た職員研修
する。 に努力する。 析し,
具体的支援内容を協議し 会を実施する。
○各学年人教研修会で協議した指 た。
導案に基づき,L.H.R.を実施 ○各学年とも生徒との面談を大 ○特に配慮を要する生徒の実態
し,年度末の研修会で研修を深 切にするとともに,
家庭との連 把握および対応については,担
める。 携も密にしながら,
生徒の実態 任や学年だけでなく,学校全体
○外部で研修した内容を積極的に 把握に努め,
支え合う学級集団 で共有していくことを継続し
取り入れる。 をつくることができた。 ていく。
○人権教育部,
学年別人権教育研 ○来年度もより充実したL.H.
修会におけるL.H.R.指導案 R.が実施できるよう,指導方
作成の論議を通して,
教材や授 法の工夫改善を継続させる。
業展開についての研修を深め
ることができた。
(2) 1教育相談体制の整 ○年間を通して,教育相談にかかわ ○教育相談にかかわる研修を受け B A ○早稲田大学や公的機関を含め, ○より的確な支援を行うため,外 A
教育相談 備(教育相談部) るハード面(設備,組織など)の る。(外部研修も含む) 関係機関と連携し,
支援に役立 部研修に参加し,最新の知見を
整備,およびソフト面(理論・手 ○求められている教育相談につい てた。 得る。
法など)のさらなる充実を図る。 て,教職員対象の研修を行う。 ○支援を要する生徒について職 ○職員研修を充実させる。
○生徒・学生理解に資する研修を全 ○サポート・ルームの整備を行う。 員全体で共有,分析すること
教員に対して実施する。 で,
生徒学生理解に関して研修
を深めた。
○物的にも人的にもライフサポ
ート体制を整備し,
担任や学年
と連携しながら,
的確な支援を
行うことができた。
2生徒・学生理解 ○教職員の感性による生徒・学生理 ○生徒・学生理解のための研修を A ○校務システムを用いた情報共 ○アンケートなどのアセスメン
(教育相談部) 解(教職員の主観)の精度を高め 行う。 有,
ASSESS(本年度は毎月実施) トの実施回数と時期,それらの
(全教職員) るとともに,客観的な生徒・学生 ○アセスメントの実施と分析を行 による分析,教職員の感性な 分析を教育活動に活かす具体
理解(アセスメント)を 3 回程度 う。 ど,
複数の指標で生徒理解をす 的な手法について,より効果的
実施し,両面からの生徒・学生理 ることが定着した。 なものを探る。
解に努める。
7
3具体的な支援 ○支援が必要になる可能性のある生 ○生徒・学生理解に基づき,対象 A ○アンケートなどのアセスメン ○スクールカウンセラー,担任,
(教育相談部・カウ 徒・学生についても,把握,支援 に応じた支援を行う。 トや校務システム
(気づきシー 各種分掌間の,より効果的な連
ンセラー・養護教 に努める。 ○生徒指導部・人権教育部・特別 ト),日常の行動観察などで気 携を追究する。
諭など) ○支援の必要な生徒・学生について, 支援教育コーディネーター等と になる生徒については,
危機管
(全教職員) 担任・学年・組織が情報と状況の の連携を図る。 理連絡会議や各分掌,
学年など
把握をし,チームで対応に当たる。 のチームで状況の分析や声掛
けを行い,適切な支援をした。
○早稲田大学などとの連携のも
と,
「危機」にある生徒(家庭)
に対して,的確な分析,支援を
行った。
(3) 1組織的な特別支援 ○発達障害を含む障害のある生徒, ○教育相談部との連携を図りなが A A ○支援委員会を年度当初に開催 ○特別支援の対象となる生徒に A
特別支援教育 教育 および心因性疾患等により日常の ら,必要に応じて特別支援教育 し,
当該生徒の現状把握および ついて,気づきシートを活用し
学習活動が困難な生徒の自立や社 推進委員会を随時開催し,当該 指導方針について協議した。 ながら担任と教科担当者の連
会参加に向けた主体的な取り組み 生徒の現状を把握して,対応お ○校務システムを活用し,
気づき 携を中心に今後も適切な指導
を全校体制で構築する。 よび指導方針を確立する。 シートの中から危機レベルに を継続する。また,当該生徒の
○「気になる生徒」の中から危機 応じて,
当該生徒への対応方法 個別支援計画については,必要
レベルに応じて,全職員で共通 について教員間の共通理解を に応じて作成する。
理解が必要な生徒についいて随 深めた。また,中間まとめによ ○教員対象の校内研修や外部研
時情報交換し指導に活かす。 り,指導を整理し,うち 13 名 修会については,次年度も生徒
○校内研修会を企画運営する。 の生徒については個別支援計 指導部や教育相談部と連携し
画を作成した。 ながら積極的にすすめていく。
○当該生徒の指導については,
学
習室の活用等を含め,
担任と教
科担当者が連携を密にとりな
がら指導を継続した。
○本年度は外部研修に 2 名の教
員が参加した。
(4) 1心のケアや健康相 ○本校独自の健康相談体制の確立を ○教育相談部・人権教育部・スク A A ○スクールカウンセラーや教育 ○生徒へのきめ細やかな対応・指 A
保健管理 談体制の整備 図る。 ールカウンセラー・養護教諭, 相談部など関係機関と教師間 導の継続により,教室への登校
各担任との連携を密にし,様々 の連絡を密にし,
学習室を活用 に結び付けたい。
な学生・生徒の状況に応じた細 しながら個々の生徒や保護者
やかな指導を行う。 にも細やかな対応・指導を継続
○各部と連携し,専門家による教 することによって,
生徒の状況
職員への研修の機会を持つ。 改善が見られた。
○性教育の充実を図る。 ○専門家による生徒対象の講習会 ○関係機関と連携し,
教職員への ○教職員への研修内容をさらに
を行う。 研修の機会を持った。 充実させていきたい。
実施予定:第1学年 1月 ○専門家による生徒対象の講習
第2学年 未定 会を実施した。
・第1学年 2月
・第2学年 6月
2健康観察,健康管 ○健康診断・新体力テストを実施し, ○健康診断・新体力テストの結果 A ○健康診断後の結果(受診・治療 ○心身の健康問題についてしっ
理能力の育成 学生・生徒へ自己の状況を把握さ をもとに,学生・生徒が個々の の必要性の有無等)
を各検診終 かりと理解し,問題解決に向け
せ,活用させる。 問題点を把握し,自ら解決して 了後,生徒個々に配布した。保 て,自ら積極的に取り組めるよ
いく力を身に付けさせる。 護者には,1 学期末の懇談会に う,指導を継続していきたい。
結果一覧を配布し共通理解・連
携を図った。
○運動器の調査(全学年,4 月)
色覚検査(高 2 希望者,9 月)
を実施した。
○体力測定の結果を配布し,
生徒 ○測定結果が,自らの体力向上・
個々に体力・運動能力を正しく 競技力向上に繋げられるよう
認識させ,
体育の授業や部活1動 に,指導を継続していきたい。
の中で,
自ら活用できるように
促した。
○体組成計の活用を呼びかけ,
運 ○体組成計の活用についてはさ
動クラブ員を中心に活用が増 らに勧めていきたい。
えた。
スポーツ概論の授業を通
しても活用した。
3関係機関との連 ○保健関係との連携を図る。 ○医療機関等の連携を図り,学 B ○校医等との連携を図り,
日々の ○関係機関との連携を密にし,毎
携 生・生徒への健康相談・保健指 学生・生徒の心身の健康問題の 日の学生・生徒の指導に活かし
導の充実に努める。 指導に当たった。 ていきたい。
(5) 1学校安全・防災計 ○災害危機管理マニュアルの教職員 ○各教員が担当場所の安全点検・ B A ○危機管理マニュアルを改訂し, ○危機管理マニュアルについて A
安全管理 画の立案 への共通理解を図る。 確認を定期的に行う。 教職員への共通理解に努めた。 教職員全体に共通理解の周知
○防災計画に従って,年間2階(火 ○生徒に対して避難経路の確認 徹底を図りたい。
災・震災)の防災訓練やホーム や水消火器を用いての消火訓 ○防災訓練の期日・内容について
ルーム指導の立案・実施する。 練等の防火訓練を実施した。 さらに充実を図り,年間2回の
8
実施をしていきたい。
2災害危機管理体制 ○災害危機管理マニュアルの教職員 ○専門的な講師を招き,教職員・ A ○講師(奈良教育大学)を招いて ○学生・生徒・教職員に校内外で
の整備 への共通理解を図る。 生徒に向けての救命講習会を実 運動クラブ生や教職員の希望 の講習会・研修会に参加するこ
施する。 者を中心に,救命講習会(熱 とを促し,より確かな知識と実
○感染症予防について,資料を作 中症対策)を実施した。また 践力を身に付けることに努め
成し,各ホームルーム等で生徒 講習会のグループワークで作 たい。
への指導を徹底する。 成した熱中症対策のポスター ○次年度は,例年実施している救
○安全管理について,校外での研 をきららプラザに掲示し,全 命講習会の内容をさらに充実
修会にも積極的に参加するよう 校生徒保護者に注意を促し させていきたい。(AED 等)
促す。 た。 ○教職員向けの講習会について
○尿の色による脱水症状判定チ も実施していきたい。
ャートを体育館・グラウンドの
トイレを中心に掲示し,
熱中症
予防に努めた。
○感染症(インフルエンザ・ノロ ○感染症にかからない体力つく
ウイルス・新型肺炎〔新型コロ りや予防についての指導を継
ナウイルス感染症〕等)予防の 続させていきたい。
ための資料を各ホームルーム
に掲示し,
朝のホームルーム等
を通して注意を促した。(1
月・2 月)
○ウイルス除去・除菌剤を各教室
に設置し感染症予防に努めた。
(11 月)
◎学校関係者評価委員からの意見
〈特になし〉
4.学校経営に関するもの(本科・専攻科共通)
【学校自己評価】(4段階評価)
評価の観点 学校経営計画(目標・取組計画)に対する達成状況や今後の改善方策について検証する。
項目ごとの評価 A:十分達成度が高い B:概ね達成できている C:課題を残している D:課題が多く速やかな改善が必要
【学校関係者評価】
評価の観点 学校経営計画に対して,学校による自己評価の結果及びそれを踏まえた今後の改善方策が適正として認められるか。
項目ごとの評価 A:適切である B:適切でない
学校
学校経営計画 学校自己評価 関係者
中項目 小項目
評価
目標 取組(実施)計画 評価 評価の理由 課題及び改善 評価
(1) 1受験生(入学生) ○受験生を増やし,募集定員の充足 ○奈良県下はもとより,近隣の地 C B ○近隣地域を重点的に,かつ親切 ○普通科の志願者は減少傾向に A
生徒募集 の確保 を確実なものとする。 域を重点的に,遠方の地域を含め で丁寧な募集活動を実施する あり,今後は普通科I類の志
て,充実した施設・設備や特色 ことにより,大和高田市,香芝 願者増加を目標に,生徒数増
ある学科・コースをアピールし, 市,橿原市の志願者数は,昨年 加傾向にある橿原市,香芝市
受験生と保護者,中学校や塾へ 度の人数を維持することがで などを中心にアピールの強化
の親切で丁寧な募集活動を展開 きた。しかし,受験者総数は前 を含む募集活動を行う。
する。 年度(平成 31 年度)入試と比
べ減少した。
2生活環境および経 ○受験生が安心・安全な気持ちで受 ○特待制度や各奨学金制度,さら B ○特待制度を含めた各奨学金制 ○支援金制度の説明について
済的な側面に対す 験でき,さらに学生生活が過ごせ には緊急時の支援金制度を整備 度および国の就学支援金の説 は,塾,中学校,保護者に資料
る支援体制の整備 る環境を整える。 し,経済的な側面支援を実施す 明および奈良県軽減補助金の をさらにわかりやすく作成し
る。 説明を加えるなど,経済的な支 知らせる機会を増やす。
援を実施することができた。
(2) 1効果的な広報活動 ○積極的な学校の広報活動により, ○学校案内,各種パンフレットな A A ○生徒の編集委員会と共に編集 ○学校案内編集委員,総合進学 A
学校広報 知名度,募集力の向上を図る。 どのデザイン,内容に創意工夫 した学校案内冊子は,別冊の保 コース有志(動画制作メンバ
○学校内外のイベントに積極的に参 を凝らす。 護者向けと組み合わせるスタ ー),写真部,イベント参加
加,生徒の演出による企画の取組 ○ホームページ,SNS等のWE イルが定着した。Web との連動 希望者を中心に,広報活動協
等,新しい学校イメージの形成を Bサイトを魅力的な物にする。 を意識した視覚的アピールで 力生徒のグループ「きららん
図る。 ○校外での連携活動,幼稚園との 効果的に訴求できた。 ぶんぶん」を組織した。今年
一体広報,校内でのイベントな ○Web 制作会社との契約主体が本 は昨年ほどの生徒は集まらな
どで生徒の活躍の場を創出す 校ではなく法人本部にあり,運 かったが,校内外での認知も
る。 用面に課題が残るが,可能な範 進んで,イベントにおける司
○マスコミに生徒,学校の活動が 囲で紙媒体と統一性のある女 会や案内などの活躍を見るこ
数多く取り上げられるように広 子中学生向けのイメージで発 とが出来たが,その指導方法
9
報の方法を工夫する。 信できた。また,最も伝えたい をもっと研究していきたい。
ことをスマホページでもアイ ○キャンパス内に幼稚園がある
キャッチとして使えるように ことの高校側のメリットは計
ホームページも改良し,入試時 り知れないが,幼稚園一体広
に特に役立った。 報を進めて行く上で,行事の
○「YouTube 奈良文化テレビ」で あり方,日程のすり合わせ,
は大阪電気通信大学の協力を 施設利用の考え方などに改善
得て,生徒制作コンテンツが増 の余地がある。長期的視野に
えている。SNS では,大流行の 立って互恵的な連携関係を構
Instagram を活用し,生徒の活 築して行く必要がある。
躍の様子を多数発信すること ○現状ではホームページが戦略
が出来た。 的な広報ツールとして使いづ
○知名度の向上にともない,従来 らいところがあったが,「ク
から関係の深かった葛城市だ ラブ応援団」や「文字情報」,
けでなく,国(税務署インター 右側アイキャッチなどを改良
ンシップ),奈良県(奈良県大 して,ホットな情報を伝えら
芸術祭),大和高田市(イベン れるようになってきた。
ト),道の駅かつらぎ(イベン ○現場で自由に運用できるツー
ト,インターンシップ),民間 ルとして徐々に SNS にその役
企業(田原本町の製菓会社での 割を補完させつつある。SNS は
インターンシップ)など,様々 ホームページと比較にならな
な団体から協力要請,参加依頼 い更新頻度が必要で,また一
が増え,多数の生徒が多様な形 枚の画像や短時間の動画,短
で活躍して新しい学校イメー 文のコメントで見る人を引き
ジを広く校外で示すことがで 付けたり,検索にヒットする
きた。 タグを付ける必要があったり
○キャンパス内では幼稚園と一 するなど,独特のスキルが求
体化した広報活動をさらにす められる。それに対応できる
すめている。 教職員が少なく,多忙な中で
○地域連携,幼稚園一体,生徒主 時間を見つけながらの不安定
体など,県下の高校では独自の な運用となっており,今後の
存在感をマスコミにアピール 方向性を模索する必要があ
することができた。今年も記事 る。
掲載,放映が相次ぎ,学校の知
名度の向上やイメージ改善に
寄与すると共に,関係生徒の生
きた学習や自己有用感の喚起
にも役立てた。
○募集関連行事も含め,多岐にわ
たる行事で生徒が積極的に活
躍したため,生徒主体の学校イ
メージを打ち出すことができ
た。一方では,生徒たちの活躍
が光り,スポーツ・文化の両面
での活躍を広報に取り入れる
ことが出来た。インターハイへ
の 5 競技出場,国体での活躍,
日本管楽合奏コンクール(全国
大会)での受賞があった。また
食文化コース生が企画したお
弁当(「ならぶんぶん彩り鮮や
か弁当」)をスーパーヤオヒコ
(株式会社八百彦商店)が「お
弁当・お惣菜大賞 2020」(一般
社団法人全国スーパーマーケ
ット協会主催)に出品し,弁当
(スーパーマーケット)部門で
入選を果たした。
○本校の生徒会を中心に家庭
部・茶道部などが長年手がけて
きた近鉄の大和高田駅・高田市
駅への座布団の提供活動,また
生徒による大和高田市や葛城
市主催イベントへのボランテ
ィア活動が高く評価され,奈良
県および親切・美化奈良県民運
動推進協議会により令和元年
10
度の親切運動実践者として2月
に表彰された。
(3) 1学校経営計画・経 ○年度当初に学校経営計画・学校経 ○教職員間で学校経営計画・学校 A A ○年度当初に示された学校経営 ○教職員それぞれが年度の経営 A
組織運営 営方針の共通理解 営方針を教職員に示し,共通理解 経営方針を共通理解した上で, 計画・学校経営方針を教職員全 計画,経営方針を常に確認し,
を図る。 教員それぞれが面談シートを作 員が理解し,それに基づき平素 より達成度を高めるよう努め
成し,教育活動に反映させる。 の教育活動を行った。 る。
2危機管理体制の充 ○生徒指導部・教育相談部を中心に ○教育相談部と生徒指導部はじめ A ○危機事象において生徒指導 ○校務システムの最大限の利用
実 生徒指導体制の確立を図る。 各部署との連携を図り,相談し 部・教育相談部・スクールカウ を図り,全校体制で危機管理
易い学校・寮(相談しやすい雰 ンセラー等が連携し,あらゆる に取り組む。
囲気づくり)を構築する。 事態を想定して効果的に対応
することができた。
3働きやすい職場づ ○業務改善に向けた学校マネジメン ○会議・研修会・学校行事の運営 A ○教職員全体として業務改善に ○会議等の終了時間を早めるこ
くり トを推進する。 を見直し,教職員の負担の軽減 対する意識を呼びかけ,時間厳 とで駆け足になることは否め
を図る。 守を実行できた。 ない。連絡不徹底にならない
○長時間労働の是正に向けた在校時 ○各教員の在校時間の状況を把握 ○衛生委員会で定期的に検討し, ように注意する。
間管理の適正化を図る。 する。 勤怠管理の徹底によって長時 ○勤務の前,または後の在校時
○衛生委員会を定期的に開催し, 間勤務を減少させた。生徒の欠 間が長い教員への意識付けを
働きやすい職場づくりに努め 席連絡に電子メールを導入し 続ける。学校閉校日(一斉休暇
る。 たことで,早朝の電話対応はな 日)は法人に合わせているが,
○在校時間が長い教員に対しては くなった。法改正もあり年休取 更に検討する必要がある。
事情をよく吟味し,一部の教員 得が進んだ。
に過重な負担がかかることのな
いように適切な措置を講ずる。
○年休取得率の向上を図る。
○来客・電話対応など学校として
適切な時間を設定する。
○長期休暇中の学校閉校日(一斉
休暇日)として適切な日数を検
討し,設定する。
○部活2動指導にかかわる負担の軽減 ○生徒と教職員の健康維持の視点 ○クラブ活動指針を策定し,日々 ○振替休日の取得が容易になっ
を図る。 に立って,部活3動の活動時間, の活動時間や休日の活動に基 たのは主顧問だけなので,副
休養日,年間スケジュール等を 準を設けた。また強化クラブの 顧問の休日勤務を注視し,外
検討する。 休日の活動に対して平日の振 部指導者の活用も含めながら
○教員の部活4動の指導にかかわる 替休日を完全取得できるよう 健康保持と法令遵守を図る。
負担の軽減を図るため,スポー 時間割の調整を行った。
ツ・文化活動の指導に当たるこ
とができる外部の人材の活用を
進める。
○業務改善と環境整備に向けて取り ○「校務システム」の利用促進お ○校務システムの利用が定着し, ○校務システムを活用する中
組む。 よび必要に応じてシステムの改 教員同士,またスクールカウン で,改良の余地がでている部
修を行う。 セラーとのの情報共有が容易 分もあり,適宜修正していく。
○スクールカウンセラーなど専門 になり,業務改善や働き方改革
スタッフを設置する。 につながった。
○教職員のメンタルヘルス対策を推 ○教職員に対するストレスチェッ ○ストレスチェックを実施した。
進する。 クや面接指導等を行い,教職員
のメンタルヘルス対策を推進す
る。 ○健康を害するような長時間労
○職場におけるストレス要因の軽 ○休暇の取得が進まない教員に 働はほぼ解消されたので,在
減・除去および職場環境の向上 は先に面談して時期指定を行 校時間の質,即ち職員室や事
に努める。 った。職場環境としてワークラ 務室が和に満ちたものとなる
イフバランスが意識されるよ よう調整に努める。
うになりつつある。
4分掌間の連携の強 ○教育的効果を上げるため,分掌間 ○分掌会議の充実と分掌長同士の B ○校務運営委員会など,分掌長が ○分掌間の相互理解と連携を強
化 の横の繋がりを強化する。 連携を密にする。 出席する会議を定期的に行い, 化し,教育的効果を上げる。
連携,調整を図った。
5教職員間の連携の ○教職員の相互理解が図れるように ○教科や分掌など,教員の連携が A ○校務システムの活用を軸にし ○教職員相互の理解と連携のた
強化 努める。 スムーズに図れるように努め て学年,教科,分掌等,役割の異 め,職員朝礼や職員会議など
る。 なる教員同士の理解が深まり を通してさらに課題の共有化
有機的連携が図られた。 を図る。
6適正な人的配置 ○分掌が必要とする人的配置に配慮 ○校務分掌希望調べを人的配置に A ○校務分掌希望調べと面談を人 ○教員がやりがいを感じ,教育
する。 反映させる。 的配置に反映させて組織づく 効果が発揮できる組織となる
りを行った。 よう,より適切な人的配置を
考える。
7業務の効率化 ○分掌長を中心に分掌内の役割を分 ○業務の核心をよく把握し,効率 B ○各集団で意思疎通を密にし,目 ○適切な分担でさらに効率化を
担する。 良く進める。 的を充分理解して,分担業務に 進め,「働き方改革」を積極
取り組むことで効率アップに 的に推進する。
つなげた。 ○衛生委員会を定期的に開催
11
し,働きやすい職場づくりを進
める。
8学校評価の実施 ○学校関係者・第三者に意見を求め, ○関係者評価に加え,第三者評価 A ○学校関係者評価委員会,第三者 ○今後も各評価委員会を開催
その意見を反映させ,健全な学校 を実施する。 評価委員会を開き,関係者や外 し,その意見を学校運営に反
運営をめざす。 部の方の意見を聞き,学校運営 映させる。
に反映させた。
9法令,設置基準等 ○関連法令,設置基準の把握により, ○法令や設置基準の理解と把握に A ○コンプライアンスを意識しな ○さらに関連法令や設置基準等
の遵守と適正な運 健全な組織運営を実施する。 努める。 がら,組織運営を行った。 について理解を深め,適正な
営 ○修学旅行委託業者採択委員会 学校運営に努める。
および教科書採択委員会を保
護者代表とともに開催し,慎重
に審議した。
(4) 1学校情報の発信 ○授業内容,育友会・後援会行事等, ○学校行事の情報等をホームペー A A ○育友会・後援会行事の際に加 ○今後も引き続いてあらゆる媒 A
家庭・地域との 様々な学校行事の情報をできるだ ジ等のあらゆる媒体を通じて, え,新聞記事やホームページ 体を通じて本校の情報発信に
連携 け多く発信する。 出来うる限り積極的に保護者や (紹介記事や動画)からも本校 努める。
地域へ発信する。 の情報を随時発信した。
2育友会・後援会と ○保護者との連携を密にして学校へ ○保護者との懇談や面談を通じ A ○1,2 学期末に役員会や懇談会 ○さらに育友会や後援会との連
の連携 の理解を深める。 て, 保護者と学校との共通理解 を持ち,学校と保護者の相互理 携を密にして,学校,保護者,
を図る。 解を図った。 生徒・学生一体となった学校
作りをめざす。
(5) 1校舎・寮等の ○校舎各室等の施錠,火元確認,整 ○各室等の管理責任者の再確認を A A ○クラブ生,生徒会を中心に生徒 ○各教室の管理について,電 A
施設・設備 施設設備の管理 理整頓,備品管理,美化などに努 行うとともに,生徒への指導を が自主的に整理整頓および校 気・空調の切り忘れ,施錠の
める。 促す。 内美化に取り組む動きが出て 確認については,引き続き責
○教職員および生徒に省エネを意 きている。 任者への協力を求め続け,習
識づける。 ○教室の管理責任者を周知し,情 慣づけることにより,効果を
報共有しながら生徒への指導 上げていく。
を行った。 ○今後もキャンパス内の緑化の
○キャンパス内の緑化について 維持・管理を進めていく。
は,園芸部員による水やりや職
員による除草作業等を日々行
っている他,協力業者による維
持管理作業を実施している。こ
のキャンパス内緑化の取り組
みにより,
「平成 30 年度全日本
学校環境緑化コンクール」にお
いて,準特選(国土緑化推進機
構会長賞)を受賞し,6 月に愛
知県で開催された「第 70 回全
国植樹祭」において表彰され
た。
○学園全体で推進している省エ
ネに対する取り組みは,毎日の
巡回および,警備日誌をもとに
随時責任者へ節電協力を求め
続けることにより,効果が出て
いる。
2施設・設備を活用 ○みやび棟および学園会館,静ホー ○講演会およびイベントを実施す A ○地域貢献の一環としてみやび ○スポーツ教室同様,さらに地
した社会貢献 ル,奏ホール等を活用し,地域に る。 棟キッチンスタジオを会場提 域の小中学生を対象に吹奏楽
開かれた学校をめざす。 ○地域の小中学生を対象にスポー 供して
「JA ならけんキッズくら の発展をめざし,楽器別のク
ツ教室を実施する。 ぶ『スイーツ料理教室+親子で リニックを開催したい。
食体験』
」(11 月)が開催され,
親子約 150 名が参加した。試食
として提供した食文化コース
開発の桑パンや桑プリンは好
評を得た。
○静ホール・体育館では,地域ス
ポーツの活性化支援として,バ
スケットボール・バレーボー
ル・新体操の競技をとおして地
元の幼・小・中学生にスポーツ
の楽しさを教え,豊かな心と健
やかな体を育み,地域との交流
を深める活動を行った。空調設
備が整っており,利用しやすい
と好評である。
○奏ホールは,地域の団体が利用
し,交流を深めた。
12
○学園会館においては幼稚園を
中心に,定例の会議や音楽教室
の会場として使用した。
「桑姫
作業所」は,地域連携の起点と
して貢献出来た。
(6) 1個人情報の保護 ○情報セキュリティ対策をはじめと ○全教職員が個人情報を扱うもの A A ○個人情報保護に関する対策は, ○個人情報の流出の他,昨今ネ A
情報管理 する安全対策を実施し,個人情報 としての責任と自覚をもって, 法律に基づき,学園の個人情報 ット上でのトラブルも社会問
への不正アクセス,個人情報の紛 パスワード設定等の管理を徹底 保護基本方針および規程に則 題化していることからも,
今後
失・破壊・改ざん・漏えい等を防 する。 り学内の管理を実施している。 更に安全対策を講ずる必要が
止する。 ○保護者へ学校広報活動における ○校務システムの導入により,
教 ある。
協力の依頼をする。 職員による生徒個人情報の取
扱についても,共通理解を持っ
て,適切に取り扱っている。
2文書管理の徹底 ○学校関係書類の情報開示に向けて ○文書分類表に基づき,管理を徹 A ○3 学期に各保管部署の書類点検 ○書類の保存期間や保管義務に
文書管理を徹底する。 底するため,1年に一度点検を を行っている。 ついて,法人本部と規程の内
行う。 容調整・見直しを行い,管理
を行っていく。
◎学校関係者評価委員からの意見
〈特になし〉
II 第三者評価 所見
【評価の観点】
学校経営計画,学校自己評価及び学校関係者評価を通して,本科課程(普通科・衛生看護科)が高等学校教育(後期中等教育)として,専攻科課程(衛生看護専攻科)が高等教育
相当として認められるか。
【総合評価】
第三者評価【2段階評価】 A:十分認められる B:認められない
《所見記述欄における記号意味》
○⇒肯定的評価
●⇒課題
☆⇒要望・意見
【本科課程(普通科・衛生看護科)】
第三者評価
総合評価 評価 所見
【吉田 明史 委員】(奈良学園大学人間教育学部教授)
〇全体を通して,幅広い取り組みが計画され,それらがほぼ達成しているように思えた。特に,キャリアにかかわる取組が平成 30 年度の取組とは大きく異なり,ここに
教育の重点があるように思えた。
A ☆次年度の計画策定にあたっての意見として,いくつか述べておく。目標は「文章」と可能な限り「数値目標」を示しておくとともに,「取組(実施)計画」は,実施
予定時期・方法を明確にしておくこと。例えば,「の充実を図る」とは,いつ,どのような方法で実施するのか,「研修会・講演会を設ける」とは「いつごろ」ま
たは「何回」するのかなどである。これらがないと,自己評価の基準が曖昧になる。実際に,Bが 3 個ついているが,評価の理由を見る限り B となった理由が読み取
れない。さらに,新しい評価項目・目標・計画などについては下線を引くなど,取組を目立たせたい。
【杉澤 茂二 委員】(葛城市教育長)
〇文部科学省・国立教育政策所の教育課程研究における指定校となり,実践を積み重ねたことは評価できる。
〇補充授業・奈良文化タイム・きららタイム等で基礎学習・反復学習を実施したことは,生徒の学力向上に大きな影響を与えたことと評価したい。
A
☆いじめ・不登校対策に力を入れていることは,現代にマッチした取り組みで在り,継続を望みたい。
☆生徒数の確保は学校経営の根幹をなす。丁寧な募集活動はもちろんのこと,SNS 等を活用した PR が今以上に必要ではないだろうか。社会のニーズに即した学校づくり
A を実践しているので,やる気や使命感を持った志願者の発掘に全力を傾注してほしい。
【吉田 佳代 委員】(梅乃宿酒造株式会社代表取締役社長)
〇学校経営計画に対して積極的に取り組まれていることを評価します。
〇文化祭,体育大会や各種クラブ活動の活性化を通じて生徒の自主性やマナーアップ,思いやりの心の醸成に取り組まれていることは生徒の成長を促す重要な取組で
A
あると評価します。
☆各科,コースの特性に応じて,基礎学力の定着が図れるようマナトレやスタディサプリを活用した指導は今後も継続して取り組んでいただきたいと思います。
☆いじめや不登校問題については,引き続き家庭との連携を図り,学校全体で情報を共有し,いじめや不登校の事前防止に注力していただきたいと思います。
【井村 邦彦 委員】(寺口ファーム代表)
〇各科・コースの特性に応じた基礎学力の定着を図るために,外部研修への参加はもとより,観点別評価を実施したり,校務システムを活用したりして工夫を講じた点
が評価できる。
A
〇キャリア教育にかかわって,コースごとに実施される積極的な研修(フィールドワークなど)が生徒のスキルアップに効果をあげていると評価できる。
☆いじめや虐待の防止のためにスクールカウンセラーなどとの連携によるきめ細やかな指導体制を今後も引き続き取り組んでもらいたい。
☆今後も地域との交流や食育の推進をすすめて欲しい。
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【専攻科課程(衛生看護専攻科)】
第三者評価
総合評価 評価 所見
【吉田 明史 委員】(奈良学園大学人間教育学部教授)
〇全体を通して,幅広い取り組みが計画され,それらがほぼ達成しているように思えた。
☆教育活動にかかわって看護師養成という視点に立った目標設定をもう少し具体的に示した方が良いのではないか。
A ☆次年度の計画策定にあたっての意見として,いくつか述べておく。目標は「文章」と可能な限り「数値目標」を示しておくとともに,「取組(実施)計画」は,実施
予定時期・方法を明確にしておくこと。例えば,「の充実を図る」とは,いつ,どのような方法で実施するのか,「研修会・講演会を設ける」とは「いつごろ」ま
たは「何回」するのかなどである。これらがないと,自己評価の基準が曖昧になる。実際に,Bが 3 個ついているが,評価の理由を見る限り B となった理由が読み取
れない。さらに,新しい評価項目・目標・計画などについては下線を引くなど,取組を目立たせたい。
【杉澤 茂二 委員】(葛城市教育長)
〇国家試験対策に力を入れていることは評価できる。
A
☆知識だけでなく,職業人として必要な人間性を養うことに今以上に力を入れてもらいたい。
☆学校,本人,保護者が一体となった学校運営を目指し,きめ細やかな指導を重ねていってもらいたい。
A 【吉田 佳代 委員】(梅乃宿酒造株式会社代表取締役社長)
〇全体的に積極的な取組であると評価します。
〇人権教育に注力している点も評価したいと思います。
A
☆地域医療に貢献する人材を育成するために,「がん撲滅キャンペーン」等の地域医療にかかわる啓蒙活動への参加や,「奈良マラソン」に医療スタッフとしてボラン
ティア参加し,外部講師の講演会を聞いたりすることは,学生の成長に大きく影響する者であると思いますので,今後も継続した取組をお願いいたします。
☆衛生看護にかかわる人材は,社会全体でとても貴重な人材でありますので,引き続き優秀な人材の育成に注力していただくようにお願いします。
【井村 邦彦 委員】(寺口ファーム代表)
〇看護職者に求められている職業観や倫理観の構築を図るため,生命倫理や人権に対する意識の涵養を図る取組,自己理解学習の一環としてエゴグラムを活用したこと
は評価できる。またこれらの取組は看護職への就業意欲の向上につながっていると考えられる。
A
〇授業方法の工夫改善の取組として,協働学習の実施,授業アンケートの実施,教員による外部研修会への参加は評価できる。
〇地域医療に貢献する人材育成にかかわって,外部講師を招いた講演会の実施や地域における健康教育にかかわるイベントへ参加するという取組は評価できる。
☆今後も地域との交流を通して,地域医療に貢献できる教育体制の整備に引き続き取り組んで欲しい。
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