【奈良文化高等学校】 平成 30 年度 学校評価報告書（自己評価・学校関係者評価・第三者評価）
奈良学園法人本部 監査室
I 教育活動に関するもの(本科：普通科・衛生看護科)
【項目ごとの評価】
学校自己評価【4段階評価】 A：十分達成度が高い B：概ね達成できている C：課題を残している D：課題が多く速やかな改善が必要
学校関係者評価【2段階評価】 A：学校自己評価は適切である B：学校自己評価は適切でない
学校
大 学校経営計画 学校自己評価 関係者
項 中項目 小項目 評価
目
目標 取組（実施）計画 評価 評価の理由 課題及び改善 評価
I （1） 1教育課程・学習指 ○各科・コースの特性を理解し，生 ○各科・コースに応じた指導計画 A A ○教育課程研究指定校事業（看 ○今後も継続して，より柔軟な A
教 教育課程 導計画の立案 徒の可能性を広げられるようにす を策定する。 護）を受け，研究を行った。 対応ができるよう，指導計画の
育 ・ る。 ○新学習指導要領導入に向けて， ○衛生看護科は家庭学習期間お 見直しを続ける。
活 学習指導 学習指導内容の研究をする。 よび長期休暇中に補充授業を
動 実施した。
に ○普通科I類に医療・看護進学コ
関 ースを設置した。
す ○学年進級時に，普通科生徒の多
る 様な進路希望に合わせ，
コース
も 選択を行い，学習指導を行っ
の た。
・ ○普通科I類では学びなおしの
本 時間として「奈良文化タイム」
科 を設定した。
○子ども教育コースでは土曜日
にピアノ講座を開講した。
○自然を活用した教育活動にか
かわって，「平成 30 年度学校
環境緑化コンクール」(奈良県)
で優秀校に選ばれた。本校は奈
良県知事の推薦で「平成 30 年
度全日本学校環境緑化コンク
ール」にエントリーされ，準特
選（国土緑化推進機構会長賞）
に選ばれた。
○奈良県教育委員会における，
学
習指導研究会をはじめ，
様々な
研修会を，各教科に案内し，積
極的に参加するよう促した。
2学習内容の精選 ○各科・コースの特性を理解し，生 ○各科・コースの指導計画に応じ A ○各科・コースの指導計画に応じ ○生徒個々の進路実現に対応で
徒の可能性を広げられるようにす た学習内容を精選する。 た学習内容を教科内で精選し きるよう，合科目など教科横断
る。 た。 型授業の研究も進めていく。
3評価・指導方法の ○基礎学力の定着を図る。 ○観点別評価の実施により，生徒 A ○校務システムを活用すること ○生徒への指導が効率よく行え
工夫および改善 ○学習意欲を高め，次の指導に活か への評価と指導がより効果的に で効果的な学習指導・生徒指導 るよう，校務システムの活用を
せる評価を実施する。 行えるよう，進めていく。 につなげることができた。 進める。
○学力の向上を目指す。 ○各科・コースの特性に応じ，基 〇生徒への評価と指導が効果的 〇生徒への指導がより効果的に
礎学力の定着が図れるよう，指 に行えるように観点別評価を 行えるように観点別評価にか
導方法の改善をしていく。 継続実施した。 かわる研究を行う。
○情報機器を効果的，積極的に用 ○各科・コースの特性に応じ，基 ○各科・コースの特性に応じ，基
いた指導方法の研究を続ける。 礎学力の定着が図れるよう，従 礎学力の定着が図れるよう，更
○観点別評価を始めとして，様々 来から導入していたマナトレ に指導方法に関わる研修を行
な学習指導が，効果的に実施で をはじめ，「学び直し」や生徒 う。
きるよう，他校視察や外部への 個々の進路・進度に合わせた学 ○普通教室内の情報機器の現状
研修に積極的に参加する。 習教材として「スタディサプ を鑑み，
順次修理・整備を行う。
リ」を活用した。 ○指導方法の改善に向けて，他校
○「スタディサプリ」をはじめと 視察や外部への研修を積極的
して，情報機器を効果的，積極 に行う。
的に用いた指導を行った。
○観点別評価をはじめとして，
効
果的な学習指導が実施できる
よう，各教科を通じて外部研修
1
への参加を促した。
（2） 1組織的な生徒指導 ○年間計画に則った指導の具体的目 ○学期毎に学年集会，全校集会， A A ○教員・奈良県警察高田署による ○生徒，保護者が学校は安心，安 A
生徒指導 標を着実に達成させる。 講習会を開催する。 交通安全教室を年度当初に実 全と感じる場所にし，この学校
○生徒の個々の特性，学年の特性 施し，交通ルール及び命の大切 に来て良かったと思える学校
を踏まえた指導を推進する。 さについて学ばせた。 にしていく。
○校内外の巡回指導を実施する。 ○育友会主催，
奈良県高等学校生 ○自転車通学のマナーや歩きス
徒指導研究協議会主催の全県 マホ禁止など，適正な使用方法
ターミナル指導に参加し，乗降 について理解させる指導を継
車他のマナー指導にあたった。 続して行う。
○各学期末考査終了後，SNS の使 ○「あいさつ運動」を推進してい
用・薬物乱用防止・長期休業中 く。
の過ごし方についての注意や
指導を実施した。
○隔日校外指導を実施した。(や
まと門，良品買館前)
○寮生集会及び部屋点検を適宜
実施し，
本校生徒としての自覚
と誇りを持たせた。
2生徒会活動の活性 ○生徒会本部との連携を深め，組織 ○生徒が主体的，積極的に学校行 A ○文化祭・体育大会を通じ，自主 ○様々な情報を提供し，生徒が自
化 の充実を図る。 事，ボランティア活動を計画・ 的活動を育み，
広報活動にも協 主的，積極的に学校生活を送れ
立案し，実行できるよう，働き 力した。 るように，指導を継続してい
かける。 ○全校生徒による通学路等の清 く。
○校風を高め，本校生徒としての 掃活動を実施した。
自覚と誇りを持って活動できる ○学校最寄駅への座布団の寄付
よう，生徒会本部に働きかける。 を継続実施した。
○生徒が「食」に関し，マナーを ○生徒会役員改選時に，生徒会活
中心に，積極的に取り組む姿勢 動の意義，目的を理解させ，積
を育てる。 極的な参加を促した。
○各委員会活動を通して，リーダ
ーの育成を図った。
○日常の生活において，積極的に
挨拶をしていこうと呼びかけ
た。
3クラブの活性化 ○各クラブの活動，特徴を広く知ら ○新入生歓迎会・クラブ紹介から， B ○新入生歓迎会，クラブ紹介の企 ○強化クラブ以外のクラブも全
せ，加入率を上げる。 自分に適したクラブを見つけさ 画立案を図り，
各クラブの紹介 国大会等に出場しており，継続
せる。 を行った。また，活動状況を幅 して出場できるように環境を
○クラブ紹介のDVDを活用し， 広く知らせるため，きららプラ 整備していく。
各クラブの活動内容を紹介す ザで動画を上映した。 ○クラブへの加入率アップを図
る。 ○クラブ紹介ポスターを掲示し， る。
○生徒・教員からの働きかけを強 クラブ活動への参加を促した。
化する。 ○文化クラブも積極的に活動し
成果が表れている。
4学級活動・学級経 ○委員会活動の充実を図る。 ○仲間への思いやりや仲間を尊重 B ○各クラスの特徴を踏まえなが ○生徒主体の学校生活が送れる
営 ○仲間づくりを進め，居場所となる するなど，認め合うことの大切 ら，学校行事を中心にして，仲 ように，リーダーの育成を図
クラス環境を構築する。 さを確認させ，いじめのない学 間づくりを進めていった。 る。
級づくりを推進する。 ○食堂，校内の巡回指導から，生 ○生徒がほっとでき，居場所とな
○食事を通し，マナーやコミュニ 徒の様子を観察し，状況把握に る学級経営を進めていく。
ケーションの大切さについて， 努めた。
ホームルームを中心に指導を展 ○生徒が中心となるように，委員
開する。 会活動をすすめた。
○居場所となる学級経営を行う。 ○スクールカウンセラーとの連
○リーダーの育成を進める。 絡を密にした。
5生徒理解 ○学年主任を中心とした教育相談体 ○生徒とのコミュニケーションを A ○支援を要する生徒に対し，担 ○各分掌との連携を深め，細やか
制を構築する。 図る。 任，学年団が中心となり，各関 な指導を進めていく。
○一人ひとりの生徒にしっかり目を ○教育相談部・人権教育部・特別 係者と一体となりながら指導 ○必要に応じて家庭訪問し，保護
向け，理解を深める。 支援教育コーディネーターとの を進めた。 者との連携を密にする。
連携を図る。 ○スクールカウンセラーとの連
絡を密にした。
6危機管理マニュア ○教育相談部・人権教育部と連携し， ○教育相談部・人権教育部との連 A ○支援を要する生徒に対し，教育 ○各分掌との連携を深め，細やか
ル，いじめ防止の いじめ防止の教育相談体制を構築 携を図る。 相談部・人権教育部と連携し指 な指導を進めていく。
ための基本方針の する。 導を進めた。 ○必要に応じて家庭訪問し，保護
共通理解 者との連携を密にする。
7いじめ防止のため ○いじめを起こさせない積極的な指 ○生徒理解を深める。 A ○いじめアンケートを実施し，
些 ○いじめやいじめに結びつくよ
の取組 導体制を構築する。 ○日常生活の些細な変化を見逃さ 細なことについても担任，学年 うな行動がおきないよう，生徒
○一人ひとりの生徒にしっかり目を ない。 団，学校全体で情報を共有し， 理解を深めるとともに，些細な
向け，理解を深める。 ○保護者との連携深める。 いじめ防止に取り組めた。 ことを見逃さない指導に努め
○教育相談部・人権教育部との連 ○高校での生活にスムーズ入れ る。
2
携を深める。 るよう親睦を深め，いじめの未
然防止の取組として，1年生を ○いじめの認知件数
対象とする
「きららACT」
（宿 1年生 4件
泊訓練）を実施した。 2年生 6件
○校内の巡回指導から，生徒の様 3年生 1件
子を観察し，状況把握に努め
た。
○スクールカウンセラーとの連
絡を密にした。
8問題行動に対する ○問題事象を起こさせない積極的な ○生徒理解を深める。 A ○懲罰指導ではなく，
生徒の背景 ○挨拶をはじめ，当たり前のこと
指導 指導体制を構築する。 ○日常の生活指導の徹底を図る。 にあるものを十分に把握し，生 を当たり前にできる心の育成
○生徒の背景を把握し成長を促す。 ○保護者との連携を深める。 徒に合った指導を進めた。 を図る。
○問題事象に対し，敏速に対応す ○問題事象の少ない学校である
る。 が，事象が起こらないよう，生
徒とのコミュニケーションを
深めることに留意した。
9不登校防止のため ○一人ひとりの生徒にしっかり目を ○生徒理解を深める。 A ○家庭と相談し，生徒が教室に復 ○家庭との連携を深め，生徒への
の取組 向け，理解を深める。 ○保護者との連携を深める。 帰できることを目標に指導し きめ細かな対応を継続して行
○教育相談部との連携を図る。 た。 い，教室への復帰を促したい。
○スクールカウンセラーとの連 ○不登校の認知件数
絡を密にした。 1年生 9 名
（内 2 名は別室登校）
2年生 10 名
（内 8 名は別室登校）
3年生 10 名
（内7名は別室登校）
10家庭との連携 ○家庭との協力体制を構築する。 ○家庭との連絡を密にし，適宜家 A ○家庭と協力し，問題行動の事前 ○家庭との信頼関係の構築を図
庭訪問を行う。 予防，指導を行った。 る。
○研修会等への参加依頼や情報
の共有を図る。
○長時間の電話対応を避け，家庭
訪問にて直接話を伺うよう努
める。
10関係諸機関との連 ○関係諸機関との連絡を密にする。 ○生徒指導に関わる専門分野の講 A ○今年度も継続して，
奈良県警察 ○生徒の安心，安全な環境を崩さ
携 演会を実施する。 高田署の協力を経て，自転車マ ないために，関係機関との連携
ナーアップ隊の活動を実施し を密にしていく。
た。また，地域の模範となるよ
うな通学指導を実施した。
○スクールサポーターとの連絡
を密にした。
（3） 1組織的なキャリア ○開発・予防的な視点に立ってキャ ○進路指導学年推進委員などを通 A A ○進路指導学年推進委員などを ○進路希望調査・学習状況を把握 A
キャリア 教育 リア教育を推進する。 して生徒の状況把握を行い，適 通して生徒状況を把握した。 するための取り組みを強化す
教育 ○進路実績の向上を図る。 切な時期に，生活習慣の改善に ○全校生徒に自宅学習時間の調 る。
○生徒・学生全員に将来の目標（理 関わる取り組みや，進路ガイダ 査を 2 週間行った。 ○講義形式に偏った進路ガイダ
想的な自分のあり方）を持たせる。 ンスなどを実施する。 ○進路学習として，進路を真剣に ンスのあり方を再検討する。
○目標実現に向かって最後まで諦め ○「きららタイム」における取組 考えるための最初の取り組み ○外部委託している 7 限講義の
ずに努力する生徒・学生を育てる。 （学習習慣の確立および基礎学 として外部に委託し，ミュージ あり方を再検討し，英語 4 技能
力の向上）を継続的に実施する。 カルを 1 年生に見せた。 強化に対応する形を作る。
○基礎学力の定着，大学入試・資 ○学問理解のための講義・分野別 ○保護者の持つ経済的な不安を
格試験に対応した補習・講習を ガイダンスを 1 年生・2 年生に 軽減させるための情報提供を
実施する。 実施した。 強化する。
○生徒の状況（学力・進路希望な ○生徒たちに志望理由書を 2 カ ○生徒の個々の「時間管理」「奉
ど）を的確に把握し，校内予備 月かけて作成させ，それを基に 仕意欲」「仕事へのこだわり・
校を運営する。 エントリーシートを作成した。 責任感」を熟成させるための取
○進路実現に関わる模試結果デー そのエントリーシートを実際 組を強化する。
タを元に，フィードバックミー の企業の人事部担当者に見て ○グループワーク等を通して「探
ティングを行い，全体化する。 もらい，
模擬面接を校内で実施 究活動」をより充実させる。
○経済的に大学進学が困難な家庭 した。 ○特進コースの縦の連携をより
に対して，様々な提案ができる ○特進コース担任団が中心とな 強固なものにし，学習習慣の確
ように教員研修を行う。 り，特進コースの縦のつながり 立された文化を伝統に変える
を重視し，合同での学習合宿・ 一歩を造る。
朝学習を実施し，学習姿勢の伝
統的な文化を継承する働きを
開始した。
○進路指導室の整備を行い，生徒
が質問に来やすい場所・外部講
師と連携を取りやすい場所と
3
して活用した。
○多様な進学希望に沿うために，
スタディサプリによる課題配
信を行った。
○衛生看護科では，特に数学に対
しての苦手克服のために補習
を実施した。
○e-ポートフォリオに対応する
ために教職員で研修を行った。
○インターンシップの実施を定
着させ，参加から実施・フィー
ドバックまでの流れを作成し
た。
○夏期休暇・春期休暇中に学習合
宿を行い，2 泊 3 日で 20 時間
を超える学習を実施した。
○准看校内模試において，生徒の
個票を作成し，
単元別の定着度
の確認を行い，
学習指導につな
げた。
○特進コースは全員（21 名）セ
ンター試験を受験した。
○スポーツ特進コースからも，
ス
ポーツ推薦ではなく，学業で合
格を勝ち取るために，公募推薦
入試・一般入試に積極的にチャ
レンジした。その結果，難関大
学への合格を勝ち取った。
○「トビタテ！留学1 JAPAN」に 9
名の生徒(高校生4名，専攻科
生 5 名)が採用され，カナダに
おける看護研修に参加した。
2家庭との連携 ○保護者との連携を図り，生徒の進 ○育友会関係行事で進路状況等の A ○育友会関係行事で，
進路指導部 ○保護者への情報発信ができる
路目標の実現を図る。 報告を随時行う。 として講演を行い，今の社会の 資料を充実させる。
○担任と保護者の連絡体制を三者懇 ○通常の三者懇談だけでなく，必 現状として「報われない世界」 ○育友会とのつながりを通して
談会だけでなく，普段の日常の会 要に応じて保護者と意見交流を や「ブラック企業」の怖さ，そ 卒業生からの話を聞くことが
話からも充実させる。 行う機会を持つ。 こに巻き込まれないために何 出来る場を作る。
○進路指導学年推進委員と，各担 をするべきかを進路部長とし
任の連携が円滑にいき，保護者 て講演を行った。
理解を得られるように，進路デ ○3 学年担任と連携をし，多様な
ータの共有化を図る。 進学・就職希望に対応した。
3指導方法の工夫改 ○進路指導の充実を図るための研修 ○受験指導・進路指導法・進路環 A ○e-ポートフォリオに関わる研 ○継続して大学入試改革の情報
善 会に積極的に参加する。 境を学ぶ校外研修会に参加す 修会に参加，進路指導部会を通 を収集する。
○進学および就職に関わる動向を的 る。 して情報を共有した。
確に捉え，その状況を教員間で共 ○生徒個人がどのくらいの学習課 ○大学入試センター試験の廃止
有する。 題の量を持っているのか，負担 に伴い，
新システムに関わる情
の把握をし，適切な量になる取 報を共有した。
り組みを教科間で行えるように
進路指導部が動く。
○進路指導・学習指導を充実させ
るために教員対象の研修会を企
画・運営する。
4関係諸機関との連 ○奈良県高等学校等進路指導研究協 ○積極的に進学希望先の大学等へ A ○奈良県高等学校等進路指導研 ○卒業生も含め，すべての生徒が
携 議会・進学希望校・職業安定所な 訪問する。 究協議会・大和高田公共職業安 よりよい進路を実現するため
ど，関係機関との連携を図り，進 ○奈良県高等学校等進路指導研究 定所などからの情報を参考に， に関係機関との連携をより強
路保障の実現を図る。 協議会・職業安定所との連携を 進路環境に関わる情報を共有 く働きかける。
図り，進路に関わる情報を教 した。
員・生徒に発信する。 ○大阪電気通信大学・奈良佐保短
○大学などとの連携事業を推進す 期大学・辻調理専門学校等と連
る。 携授業を行った。
○白鳳短期大学と高大教育連携
協定を，
特定非営利法人木伊と
産学福連携教育協定を結んだ。
◎学校関係者評価委員からの意見
・学習室の運営にかかわって，諸事情で登校が困難になった生徒でも，卒業・進級に結びついている。生徒の進路保障の観点で有効な取組である。
4
II 教育活動に関するもの(専攻科：衛生看護専攻科)
【項目ごとの評価】
学校自己評価【4段階評価】 A：十分達成度が高い B：概ね達成できている C：課題を残している D：課題が多く速やかな改善が必要
学校関係者評価【2段階評価】 A：学校自己評価は適切である B：学校自己評価は適切でない
学校
大
学校経営計画 学校自己評価 関係者
項 中項目 小項目
評価
目
目標 取組（実施）計画 評価 評価の理由 課題及び改善 評価
II （1） 1教育課程・学習指 ○看護職者に求められる職業観・倫 ○職業人として必要な人間性を養 A A ○教科指導において生命の尊厳 ○看護職者に求められる人間性 A
教 教育活動 導計画の立案 理観の構築を図る。 うとともに，規範意識，倫理観 と人権尊重，規範意識，倫理観 を養うための学習指導を更に
育 等を育成する。 を育成するための指導を継続 検討していく。
活 した。 ○学習指導要領，指定規則の改訂
動 に向けて指導計画，教授方法の
に 見直しを進めていく。
関 2学習指導方法の ○授業力を向上させる。 ○授業評価アンケートによる評価 A ○授業評価アンケートを実施し， ○授業評価アンケートを実施し，
す 工夫および改善 ○命の源である「食」について関心 を継続する。 指導方法の工夫・改善につなげ 学習指導方法の工夫・改善を継
る を深めさせる。 ○栄養学等の授業を通して，人間 られた。 続する。
も の食生活について関心を深め ○栄養学の講義および調理実習 ○継続して食への関心を深めさ
の る。 を通して食生活への関心を深 せる。
・ ○研修会に参加し，求められる看 められた。
専 護教育の現状を把握する。 ○高等学校看護教育研究協議会 ○学習指導方法の工夫・改善に向
攻 等に参加し，高等学校における けて今後も研修会，看護教育セ
科 看護教育の課題を共有するこ ミナーに積極的に参加する。
とができた。
3看護臨地実習の工 ○看護臨地実習を通して，看護の実 ○臨地実習指導者との連携による B ○臨地実習指導者会に参加し，
実 ○実習指導者との連携を深め，効
夫および改善 践能力を向上させる。 指導の充実を図る。 習指導者との連携を図り学生 果的な指導を継続していく。
○看護臨地実習に向けたイメージ 指導に活かすことができた。 ○看護の実践能力の向上に向け
を，より具体的なものにするた ○看護臨地実習に向け，シミュレ て看護臨地実習の指導計画の
め，シミュレーションを活用し ーションを活用した事前指導 点検を行う。
た事前指導の充実を図る。 を実施できた。
4キャリア教育の視 ○看護職への就業意欲や学習意欲の ○准看護師教育を基盤とした看護 B ○協働学習により自己学習能力， ○准看護師教育を基盤とした効
点に立った教育活 向上を図る。 師教育を実施する。 問題解決能力の向上を図った。 果的な学習指導について検討
動 していく。
5国試対策の指導体 ○看護師国家試験受験のための学習 ○1年生から計画的に国家試験対 B ○1年生前期から国家試験対策 ○学習段階に応じた模擬試験お
制 方法を定着させる。 策を行う。 を実施した。 よび国家試験対策講座の充実
○WEB環境を最大限に活かした ○学生が使用できるICT環境 を図る。
自己学習を進める。 を整備した。
○2年生後期に習熟度による受験 ○国家試験対策として2年生後
対策講座を実施する 期に習熟度別による受験対策
○模擬試験の分析結果から個人面 指導を実施した。
談を実施し指導する。
6地域との連携 ○地域医療に貢献する人材の育成を ○地域で実施されている健康教育 A ○「がん撲滅キャンペーン」の啓 ○更に地域医療に関心を持ち，貢
図る。 への取り組みや啓蒙活動にボラ 発活動，
「奈良マラソン救護ボ 献する機会が持てるよう取組
ンティアとして参加する。 ランティア」に参加し，地域医 を継続していく。
○外部講師を招き，地域医療の現 療に貢献した。
状を知る取り組みを行う。 ○
「奈良マラソン」
参加にあたり，
外部講師による救護講演会を
2 度実施した。
（2） 1就職に対する支援 ○確実な就職先への支援をする。 ○就職にかかわる情報を常に公表 B A ○進路指導部，
アドバイザーが情 ○学生・保護者の希望を把握し， A
学生支援 体制 する。 報提供を行い，
希望者への進路 迅速に対応する。
○奨学病院を定期的に訪問し，連 相談を実施した。 ○定期的な奨学病院への訪問を
携を深める。 ○奨学病院の訪問を定期的に実 継続していく。
施した。
2学生理解 ○学生の状況を的確に把握する。 ○担任制を導入し，面接指導を前 B ○アドバイザーが個人面談を実 ○学生指導が効果的に行えるよ
学生相談 期・後期に実施する。 施し，学生の情報を把握でき うに校務システムの活用を継
○学生の情報共有を図るために校 た。 続する。
務システムの活用をすすめる。 校務システムを活用し，学生の
情報共有が図れた。
3自治会活動への支 ○積極的な自治会活動を支援する。 ○激励会等学年を超えた交流の機 A ○挨拶運動，環境美化活動など積 ○学生が主体的に活動できるよ
援体制 会を作る。 極的な自治会運営を支援でき う支援を継続する。
た。
4保護者との連携 ○保護者との連携を図る。 ○保護者会を前期・後期に実施す A ○保護者会を 2 度実施し専攻科 ○保護者との連携を図る取組を
る。 の指導内容や学校生活の状況 継続していく。
○入学時に1年生保護者に対して について理解を得る機会を設
ガイダンスを実施する。 けた。
5
○入学式後に 1 年生保護者に対
してガイダンスを実施した。
◎学校関係者評価委員からの意見
（特になし）
III 教育活動に関するもの(本科・専攻科共通)
【項目ごとの評価】
学校自己評価【4段階評価】 A：十分達成度が高い B：概ね達成できている C：課題を残している D：課題が多く速やかな改善が必要
学校関係者評価【2段階評価】 A：学校自己評価は適切である B：学校自己評価は適切でない
学校
大 学校経営計画 学校自己評価 関係者
項 中項目 小項目 評価
目
目標 取組（実施）計画 評価 評価の理由 課題及び改善 評価
III （1） 1人権教育指導計画 ○人権教育基本方針に則り，人権教 ○職員研修 A A ○校内公開L.H.Rを本年も 2 ○外部研修について，年間計画を A
教 人権教育 の立案 育推進計画をもとに，生徒・保護 ・全体研修，学年研修，外部の 学期に実施。授業では指導者が 年度初めに示し，調整するなど
育 者・職員が一体となった体制を確 研究大会や研修会への参加 情報機器を駆使し，主題を「正 計画的に進める。また，自主的
活 立する。 や，公開L.H.R.を実施する。 しく情報を受け取るために」と な参加体制の一層の確立をめ
動 ○すべての生徒・保護者に，人権に ○生徒に対する取組 して，工夫された内容で展開し ざす。
に ついての正しい理解と認識を培っ ・人権学習L.H.R.，全校学習会 た。情報を正しく伝えたり，受 ○各行事の内容については，現在
関 ていくため，教職員自ら人権につ （講演会，映画会），全校人 け取ったりするために必要な の人権課題にかかわる情報収
す いての認識を深め実践する。 権集会（人権作文発表会）， ことを話し合い，真剣に学習に 集に努め，最新の内容を取り入
る ○教育内容の創造と実践に努め，部 新入生人権学習会を実施す 取り組む様子が見られた。参観 れる等工夫していく。
も 落差別を初め，あらゆる差別の撤 る。 した教員からも，機器の活用等
の 廃に取り組むことのできる力量と ・人間関係（なかま）づくりに について今後の指導に生かせ
・ 集団を育てる。 ついての取り組みを実施す る指導法であると評価する意
両 ○教育の機会均等の権利と進路を保 る。 見が多く出された。
課 障する取り組みを進める。 ○保護者に対する取組 ○外部の研修会の参加について，
程 ・育友会人権教育研修会の実施 研修日程を周知し，職員全員が
共 や人権だよりを発行する。 参加した。また，全員の報告書
通 をまとめることにより，
研修会
の成果の共有化を図ることが
できた。
○全校行事（全校学習会，全校人
権作文発表会，人権学習映画
会）については，円滑に実施で
き，生徒の感想等から身近な人
権に関わる問題に対してしっ
かり考えたことがうかがえ，人
権意識を深めることができた。
「全校人権作文発表会」では，
6名の生徒が独自の視点と感
受性を持って発表し，全校生徒
に感銘を与えた。また，新入生
対象「わかば集会」では，卒業
生が高校生活の楽しさや充実
感を話してくれ，新入生に高校
生活への夢と目標をふくらま
せる機会となった。
○育友会役員会人権教育研修会
では，平成 28 年度に施行され
た人権に関する3つの法律に
ついて，本校教員が講話をし，
人権教育について考える機会
を持った。
○保護者向けの「人権教育だよ
り」を発行し，本校の取り組み
について周知した。
2学習内容の精選 ○L.H.R.を人権問題学習の要とし ○年間指導計画に基づき，計画的 A ○学年推進委員がリーダーシッ ○L.H.R.年間指導計画をより
て，その計画・指導を充実させる 指導に努め，実践記録を通して プを取り，L.H.R.の指導例や 具体的にして，今後もきめ細か
と共に，あらゆる教育活動を通し 点検・研究する。 人権教育に関わる情報等を提 く点検，改善しながら実施して
て人権教育を推進する。 ○人権作文を課題とし，教材化を 供することで，
指導内容を深め いく。
図る。 た。 ○人権作文の教材化については，
6
○奈良県高等学校人権作文作品 引き続き教材研究を深めてい
集を全クラスに配布した。 く。
3指導方法の工夫改 ○互いに支え合う学級集団作りを通 ○様々な状況に置かれている生徒 A ○各学年で実施される人権教育 ○学年ごとに体系づけた人権学
善 して「生きる力」を育て，「学力・ の実態を把握し，生徒や親の願 研修会において，いじめや不登 習をより一層充実させるよう，
進路」の保障をより確かなものと いを的確に受け止め，その実現 校等の事象について，情報を共 今後も時宜を得た職員研修会
する。 に努力する。 有するとともに，分析し，具体 を実施する。
○各学年人教研修会で協議した指 的支援内容を協議した。 ○特に配慮を要する生徒の実態
導案に基づき，L.H.R.を実施 ○各学年とも生徒との面談を大 把握及び対応については，担任
し，年度末の研修会で研修を深 切にするとともに，家庭との連 や学年だけでなく，学校全体で
める。 携も密にしながら，生徒の実態 共有していくことを継続して
○外部で研修した内容を積極的に 把握に努め，支え合う学級集団 いく。
取り入れる。 をつくることができた。 ○来年度もより充実したL.H.
○人権教育部におけるL.H.R. R.が実施できるよう，指導方
指導案作成の論議を通して， 法の工夫改善を継続させる。
教材や授業展開についての研
修を深めた。
（2） 1教育相談体制の整 ○年間を通して，教育相談に関わる ○教育相談に関わる研修を受け A A ○物的にも人的にもライフサポ ○より的確な支援を行うため，外 A
教育相談 備（教育相談部） ハード面（設備，組織など）の整 る。（外部研修も含む） ート体制を整備し，的確な支援 部研修に参加し，最新の知見を
備，及びソフト面（理論・手法な ○求められている教育相談につい を行うことができた。 得る。
ど）のさらなる充実を図る。 て，教職員対象の研修を行う。 ○職員研修を行うことで，生徒学
○生徒・学生理解に資する研修を全 ○サポート・ルームの整備 生理解に関して研修を深めた。
教員に対して複数回実施する。 ○早稲田大学をはじめとし，各種
関係機関との連携をとった。
2生徒・学生理解 ○教職員の感性による生徒・学生理 ○生徒・学生理解のための研修を A ○校務システム
（気づきシートな ○アンケートなどのアセスメン
（教育相談部） 解（教職員の主観）の精度を高め 行う。 ど）を用いた情報共有や，「こ トの実施回数と時期，それらの
（全教職員） るとともに，客観的な生徒・学生 ○アセスメントの実施と分析を行 ころと学校生活等に関するア 分析を教育活動に活かす具体
理解（アセスメント）を定期的に 3 う。 ンケート」（2回）・ASSE 的な手法について，より効果的
回実施し，両面からの生徒・学生 SS（23回）の実施で，生 なものを探る。
理解に努める。 徒理解の精度が高まった。
3具体的な支援 ○支援が必要になる可能性のある生 ○生徒・学生理解に基づき，対象 A ○アンケートなどのアセスメン ○スクールカウンセラー，担任，
（教育相談部・カウ 徒・学生についても，能動的に把 に応じた支援を行う。 トや校務システム
（気づきシー 各種分掌間の，より効果的な連
ンセラー・養護教 握，支援に努める。 ○生徒指導部・人権教育部・特別 ト），日常の行動観察などで気 携を追及する。
諭など） ○支援の必要な生徒・学生について， 支援教育コーディネーター等と になる生徒については，
危機管
（全教職員） 担任・学年・組織が情報と状況の の連携を図る。 理連絡会議や各分掌，学年な
把握をし，チームで対応に当たる。 ど，チームで状況の分析や声掛
けを行い，適切な支援をした。
○早稲田大学などとの連携のも
と，
「危機」にある生徒（家庭）
に対して，的確な分析，支援を
行った。
○学習室登校の生徒に対してス
タディサプリを活用して課題
配信を行った。
（3） 1組織的な特別支援 ○発達障害を含む障害のある生徒， ○教育相談部との連携を図りなが A A ○支援委員会を年度当初に開催 ○特別支援の対象となる生徒に A
特別支援 教育 および心因性疾患等により日常の ら，必要に応じて特別支援教育 し，当該生徒の現状把握および ついては，気づきシートを活用
教育 学習活動が困難な生徒の自立や社 推進委員会を随時開催し，当該 指導方針について協議した。 しながら担任と教科担当者の
会参加に向けた主体的な取り組み 生徒の現状を把握して，対応お ○校務システムを活用し，気づき 連携を中心に今後も適切な指
を全校体制で構築する。 よび指導方針を確立する。 シートの中から危機レベルに 導を継続する。また，当該生徒
○「気になる生徒」の中から危機 応じて，
当該生徒への対応方法 の個別支援計画については，必
レベルに応じて，全職員で共通 について教員間の共通理解を 要に応じて作成していく。
理解が必要な生徒についいて随 深めた。また，中間まとめによ ○教員対象の校内研修や外部研
時情報交換し指導に活かす。 り，指導を整理し，うち5名の 修会については，次年度も生徒
○校内研修会を企画運営する。 生徒については個別支援計画 指導部や教育相談部と連携し
を作成した。 ながら積極的にすすめていく。
○当該生徒の指導については，
学
習室の活用等を含め，担任と教
科担当者が連携を密にとりな
がら指導を継続した。
○本年度は特別支援の校内研修
会を実施できなかったが，外部
研修には 3 名の教員が参加し
た。
（4） 1心のケアや健康相 ○本校独自の健康相談体制の確立を ○教育相談部・人権教育部・スク A A ○スクールカウンセラーや教育 ○生徒へのきめ細かな対応・指導 A
保健管理 談体制の整備 図る。 ールカウンセラー・養護教諭， 相談部など関係機関と教師間 の継続により，教室への登校に
各担任との連携を密にし，様々 の連絡を密にし，学習室を活用 結び付けたい。
な学生・生徒の状況に応じた細 しながら個々の生徒や保護者 ○第1学年・第2学年の生徒を対
やかな指導を行う。 にも細やかな対応・指導を継続 象として，次年度も「性に対す
7
○各部と連携し，専門家による教 することによって，生徒の状況 る講演会」を実施する。
職員への研修の機会を持つ。 改善が見られた。 ○教職員への研修内容をさらに
○性に関する社会的な課題に対 充実させる。
して向き合い，
考えたりできる
ようにするために，第1学年の
生徒を対象に，
「性に対する講
演会」を実施した。
○関係機関と連携し，
教職員への
研修の機会を持った。
2健康観察，健康管 ○健康診断・新体力テストを実施し， ○健康診断・新体力テストの結果 A ○健康診断後の結果（受診・治療 ○心身の健康問題についてしっ
理能力の育成 学生・生徒へ自己の状況を把握さ をともに，学生・生徒が個々の の必要性の有無等）を各検診終 かりと理解し，問題解決に向け
せ，活用させる。 問題点を把握し，自ら解決して 了後，生徒個々に配布した。保 て，自ら積極的に取り組めるよ
いく力を身に付けさせる。 護者には，1学期末の懇談会に う，指導を継続していきたい。
結果一覧を配布し共通理解・連 ○測定結果が，自らの体力向上・
携を図った。 競技力向上に繋げられるよう
○運動器の調査（全学年4月） に，指導を継続していきたい。
色覚検査（高2希望者，9月） ○体組成計の活用についてさら
を実施した。 にすすめていきたい。
○体力測定の結果を配布し，生徒
個々に体力・運動能力を正しく
認識させ，体育の授業や部活動
の中で，
自ら活用できるように
促した。
○体組成計の活用を呼びかけ，
運
動クラブ員を中心に活用が増
えた。
3関係機関との連 ○保健関係との連携を図る。 ○医療機関等の連携を図り，学 B ○校医等との連携を図り，日々の ○関係機関との連携を密にし，毎
携 生・生徒への健康相談・保健指 学生・生徒の心身の健康問題の 日の学生・生徒の指導に活かし
導の充実に努める。 指導に当たった。 ていきたい。
（5） 1学校安全・防災計 ○災害危機管理マニュアルの教職員 ○各教員が担当場所の安全点検・ B A ○危機管理マニュアルの教職員 ○危機管理マニュアルについて A
安全管理 画の立案 への共通理解を図る。 確認を定期的に行う。 への共通理解に努めた。 教職員全体に共通理解の周知
○防災計画に従って，年間2階（火 ○9月に防災訓練を計画したが 徹底を図りたい。
災・震災）の防災訓練やホーム 雨天だったため，生徒の避難経 ○防災訓練の期日・内容（雨天時
ルーム指導の立案・実施する。 路確認を中心に省略化して実 等）についてさらに充実が図れ
施した。 るよう検討する。
2災害危機管理体制 ○災害危機管理マニュアルの教職員 ○専門的な講師を招き，教職員・ A ○奈良教育大学より講師を招い ○学生・生徒・教職員に校内外で
の整備 への共通理解を図る。 生徒に向けての救命講習会を実 て運動クラブ生や教職員の希 の講習会・研修会に参加するこ
施する。 望者を中心に，救命講習会（熱 とを促し，より確かな知識と実
○感染症予防について，資料を作 中症対策）を実施した。また講 践力を身に付けることに努め
成し，各ホームルーム等で生徒 習会のグループワークで作成 たい。
への指導を徹底する。 した熱中症対策の図をきらら ○次年度は，AED についても校内
○安全管理について，校外での研 プラザに掲示し，全校生徒に注 講習会を実施したい。
修会にも積極的に参加するよう 意を促した。 ○感染症にかからない体力づく
促す。 ○尿の色による脱水症状判定チ りや予防についての指導を継
ャートを作成し，体育館やグラ 続させていきたい。
ウンドのトイレを中心に掲示
し，熱中症予防に努めた。
○感染症（インフルエンザ・ノロ
ウイルス等）予防のための資料
を各ホームルームに掲示し，朝
のホームルーム等を通して注
意を促した。（11 月）
○ウイルス除去・除菌剤を教室に
設置し，感染症予防に努めた。
○高校体育館に AED を新たに設
置した。
◎学校関係者評価委員からの意見
（特になし）
8
IV 学校経営に関するもの（本科・専攻科共通）
【項目ごとの評価】
学校自己評価【4段階評価】 A：十分達成度が高い B：概ね達成できている C：課題を残している D：課題が多く速やかな改善が必要
学校関係者評価【2段階評価】 A：学校自己評価は適切である B：学校自己評価は適切でない
学校
大
学校経営計画 学校自己評価 関係者
項 中項目 小項目
評価
目
目標 取組（実施）計画 評価 評価の理由 課題及び改善 評価
IV （1） 1受験生（入学生） ○受験生を増やし，募集定員の充足 ○近隣の地域を重点的に,遠方の地 B A ○近隣地域を重点的に，かつ親切 ○本校周辺地域の志願者につい A
学 生徒募集 の確保 を確実なものとする。 域を含めて，充実した施設・設 で丁寧な募集活動を実施する ては昨年度と同様増加につな
校 備や特色ある学科・コースをア ことにより，昨年度に続き，大 がった。今後は普通科I類の志
経 ピールし，受験生と保護者，中 和高田市，葛城市の中学校につ 願者増加を目標に，増加傾向に
営 学校や塾への親切で丁寧な募集 いて志願者が増加し，更に桜井 ある橿原市，広陵町，御所市,
に 活動を展開する。 市も増加した。 田原本町など奈良県中南部に
関 力点をおいて，募集活動を行
す う。
る 2生活環境および経 ○受験生が安心・安全な気持ちで受 ○特待制度や各奨学金制度，さら A ○特待制度を含めた各奨学金制 ○入寮にかかわる計画的な人数
も 済的な側面に対す 験でき，さらに学生生活が過ごせ には緊急時の支援金制度を整備 度及び奈良県軽減補助金の説 調整や寮運営担当者との連絡
の る支援体制の整備 る環境を整える。 し，経済的な側面支援を実施す 明を加えるなど,経済的な支援 調整を密にし，募集活動段階か
る。 を実施することができた。 ら事前に入寮希望者を把握す
る。
○支援金制度の説明については,
説明会等で機会を増やす。
（2） 1効果的な広報活動 〇積極的な学校の広報活動により， 〇学校案内，各種パンフレットな A A ○生徒の編集委員会と共に編集 ○学校案内編集委員，総合進学コ A
学校広報 知名度，募集力の向上を図る。 どのデザイン，内容に創意工夫 した学校案内冊子は，別冊の保 ース有志
（動画制作メンバー）
，
〇学校内外のイベントに積極的に参 を凝らす。 護者向けと組み合わせるスタ 写真部，イベント参加希望者を
加したり，生徒の演出による企画 〇ホームページ，SNS等のWE イルが定着した。Web との連動 中心に，広報活動協力生徒のグ
を取り入れ，新しい学校イメージ Bサイトを魅力的な物にする。 を意識した視覚的アピールで ループ「きららんぶんぶん」を
の形成を図る。 〇校外での連携活動，幼稚園との 効果的に訴求できた。 組織した。今年は今まで以上に
一体広報，校内でのイベントな ○Web 制作会社との契約主体が本 協力生徒が集まり，30 人の大
どで生徒の活躍の場を創出す 校ではなく法人本部にあり，運 きなグループとなった。校内外
る。 用面に課題が残るが，可能な範 での認知も進んで，イベントに
〇マスコミに生徒，学校の活動が 囲で紙媒体と統一性のある女 おける司会や案内などの活躍
数多く取り上げられるように広 子中学生向けのイメージで発 を見ることが出来たが，その指
報の方法を工夫する。 信できた。 導方法をもっと研究していき
○「YouTube 奈良文化テレビ」で たい。
は大阪電気通信大学の協力を ○キャンパス内に幼稚園がある
得て生徒制作コンテンツが着 ことの高校側のメリットは計
実に増えている。SNS では，大 り知れないが，幼稚園一体広報
流行の Instagram を活用し，生 を進めて行く上で，行事のあり
徒の活躍の様子を多数発信す 方，日程のすり合わせ，施設利
ることが出来た。 用の考え方などに改善の余地
○知名度の向上にともない，従来 がある。長期的視野に立って互
から関係の深かった葛城市だ 恵的な連携関係を構築して行
けでなく，国（税務署インター く必要がある。
ンシップ），奈良県（奈良県大 ○現状ではホームページが戦略
芸術祭），大和高田市（イベン 的な広報ツールとして使いづ
ト），道の駅かつらぎ（イベン らいところがあり，現場で自由
ト，インターンシップ）,民間 に運用できるツールとして
会社（田原本の製菓会社でのイ 徐々に SNS にその役割を補完
ンターンシップ）など，様々な させつつある。SNS はホームペ
団体から協力要請，参加依頼が ージと比較にならない更新頻
増え，多数の生徒が多様な形で 度が必要で，また一枚の画像や
活躍して新しい学校イメージ 短時間の動画，短文のコメント
を広く校外で示すことができ で見る人を引き付けたり，検索
た。 にヒットするタグを付ける必
○キャンパス内では幼稚園と一 要があったりするなど，独特の
体化した広報活動を更にすす スキルが求められる。それに対
めている。 応できる教職員が少なく，多忙
○地域連携，幼稚園一体，生徒主 な中で時間を見つけながらの
体など，県下の高校では独自の 不安定な運用となっており，今
存在感をマスコミにアピール 後の方向性を模索する必要が
することができた。今年も記事 ある。
掲載，放映が相次ぎ，学校の知
名度の向上やイメージ改善に
9
寄与すると共に，関係生徒の生
きた学習や自己有用感の喚起
にも役立てた。
○募集関連行事も含め，多岐にわ
たる行事で生徒が積極的に活
躍したため，生徒主体の学校イ
メージを打ち出すことができ
た。
（3） 1学校経営計画・経 ○年度当初に学校経営計画・学校経 ○教職員間で学校経営計画・学校 A A ○年度当初に示された学校経営 ○教職員それぞれが年度の経営 A
組織運営 営方針の共通理解 営方針を教職員に示し，共通理解 経営方針を共通理解した上で， 計画・学校経営方針を教職員全 計画，経営方針を常に確認し，
を図る。 教員それぞれが面談シートを作 員が理解し，それに基づき平素 より達成度を高めるよう努め
成し，教育活動に反映させる。 の教育活動を行なった。 る。
2危機管理体制の充 ○生徒指導部長を中心に生徒指導体 ○教育相談部を校務分掌に位置づ A ○危機事象において生徒指導 ○校務システムの最大限の利用
実 制の確立を図る。 け，各部署との連携を図り，相 部・教育相談部・スクールカウ を図り,全校体制で危機管理に
談し易い学校・寮（相談し易い ンセラー等が連携し，あらゆる 取り組む。
雰囲気づくり）を構築する。 事態を想定して効果的に対応
することができた。
3分掌間の連携の強 ○教育的効果を上げるため，分掌間 ○分掌会議の充実と分掌長同士の B ○校務運営委員会など,分掌長が ○分掌間の相互理解と連携を強
化 の横の繋がりを強化する。 連携を密にする。 出席する会議を定期的に行い， 化し，教育的効果を上げる。
連携，調整を図った。
4教職員間の連携の ○教職員の相互理解が図れるように ○教科や分掌など，教員の連携が A ○校務システムの活用を軸にし ○教職員相互の理解と連携のた
強化 努める。 スムーズに図れるように努め て学年，教科，分掌等,役割の異 め，職員朝礼や職員会議などを
る。 なる教員同士の理解が深まり 通して更に課題の共有化を図
有機的連携が図られた。 る。
5適正な人的配置 ○分掌が必要とする人的配置に配慮 ○校務分掌希望調べを人的配置に A ○校務分掌希望調べと面談を人 ○教員がやりがいを感じ，教育効
する。 反映させる。 的配置に反映させて組織づく 果が発揮できる組織となるよ
りを行った。 う，より適切な人的配置を考え
る。
6業務の効率化 ○分掌長を中心に分掌内の役割を分 ○業務の核心をよく把握し,効率 B ○各集団で意思疎通を密にし，目 ○適切な分担で更に効率化を進
担する。 良く進める。 的を充分理解して分担業務に め，「働き方改革」を積極的に
取り組むことで効率アップに 推進する。
つなげた。 ○衛生委員会を定期的に開催し，
働きやすい職場づくりを進め
る。
6学校評価の実施 ○学校関係者・第三者に意見を求め， ○関係者評価に加え，第三者評価 A ○学校関係者評価委員会，第三者 ○今後も各評価委員会を開催し，
その意見を反映させ，健全な学校 を実施する。 評価委員会を開き，関係者や外 その意見を学校運営に反映さ
運営を目指す。 部の方の意見を聞き，学校運営 せる。
に反映させた。
7法令，設置基準等 ○関連法令，設置基準の把握により, ○法令や設置基準の理解と把握に A ○修学旅行委託業者採択委員会 ○さらに関連法令や設置基準等
の遵守と適正な運 健全な組織運営を実施する。 努める。 及び教科書採択委員会を保護 について理解を深め，適正な学
営 者代表とともに開催し,慎重に 校運営に努める。
審議した。
（4） 1学校情報の発信 ○授業内容,育友会・後援会行事等， ○学校行事の情報等をホームペー A A ○育友会・後援会行事の際に加 ○今後も引き続いてあらゆる媒 A
家庭・地 様々な学校行事の情報をできるだ ジ等のあらゆる媒体を通じて, え，新聞記事やホームページ 体を通じて本校の情報発信に
域との連 け多く発信する。 出来うる限り積極的に保護者や （紹介記事や動画）からも本校 努める。
携 地域へ発信する。 の情報を随時発信した。
2育友会・後援会と ○保護者との連携を密にして学校へ ○保護者との懇談や面談を通じ A ○1，2 学期末に役員会や懇談会 ○さらに育友会や後援会との連
の連携 の理解を深める。 て, 保護者と学校との共通理解 を持ち，学校と保護者の相互理 携を密にして，学校，保護者，
を図る。 解を図った。 生徒・学生一体となった学校作
りを目指す。
（5） 1校舎・寮等の 〇校舎各室等の施錠，火元確認，整 〇各室等の管理責任者の再確認を A A 〇整理整頓および美化について, 〇各教室の管理について，電気・ A
施設 施設設備の管理 理整頓，備品管理，美化などに努 行うとともに，生徒への指導を クラブ生,生徒会を中心に自主 空調の切り忘れ，施錠の確認に
・ める。 促す。 性が出てきている。 ついては，引き続き責任者への
設備 〇教職員および生徒に省エネを意 〇教室の管理責任者を周知し情 協力を求め続け，習慣づけるこ
識づける。 報共有しながら生徒への指導 とにより，効果を上げていく。
を行った。 ○今後もキャンパス内の緑化の
○キャンパス内の緑化の維持・管 維持・管理を進めていく。
理にかかわって，「平成 30 年
度学校環境緑化コンクール」
(奈良県)で優秀校に選ばれた。
本校は奈良県知事の推薦で「平
成 30 年度全日本学校環境緑化
コンクール」にエントリーさ
れ，準特選（国土緑化推進機構
会長賞）に選ばれた。
〇学園全体で推進している省エ
ネに対する取り組みは，毎日の
10
巡回及び，警備日誌をもとに随
時責任者へ節電協力を求め続
けることにより，効果が出てき
た。
2施設・設備を活用 〇みやび棟及び学園会館，静ホール， 〇講演会及びイベントを実施す A 〇静ホール・体育館では，地域ス 〇スポーツ教室同様，さらに地域
した社会貢献 奏ホール等を活用し，地域に開か る。 ポーツの活性化支援として，バ の小中学生を対象に吹奏楽の
れた学校を目指す。 〇地域の小中学生を対象にスポー スケットボール・バレーボー 発展をめざし，楽器別のクリニ
ツ教室を実施する。 ル・新体操の競技をとおして地 ックを開催したい。
元の幼・小・中学生にスポーツ
の楽しさを教え，豊かな心と健
やかな体を育み，地域との交流
を深める活動を行った。空調設
備が整っており，利用しやすい
と好評である。
〇奏ホールは，地域の団体が利用
し，交流を深めた。
〇学園会館においては幼稚園を
中心に，定例の会議や音楽教室
の会場として使用した。「桑姫
作業所」は，地域連携の起点と
して貢献出来た。
（6） 1個人情報の保護 〇情報セキュリティ対策をはじめと 〇全教職員が個人情報を扱うもの A A 〇個人情報保護に関する対策は， 〇昨今ネット上でのトラブルも A
情報管理 する安全対策を実施し，個人情報 としての責任と自覚をもって， 法律に基づき，学園の個人情報 社会問題化していることから
への不正アクセス，個人情報の紛 パスワード設定等の管理を徹底 保護基本方針及び規程に則り も，今後更に安全対策を講ずる
失・破壊・改ざん・漏えい等を防 する。 学内の管理を実施している。 必要がある。
止する。 〇保護者へ学校広報活動における 〇校務システムの導入により，教
協力の依頼をする。 職員による生徒個人情報の取
扱についても，共通理解を持っ
て，適切に取り扱っている。
2文書管理の徹底 〇学校関係書類の情報開示に向けて 〇文書分類表に基づき，管理を徹 A 〇3 学期に各保管部署の書類点検 〇書類の保存期間や保管義務に
文書管理を徹底する。 底するため，1年に一度点検を を行っている。 ついて，法人本部と規程の内容
行う。 調整・見直しを行い，管理を行
っていく。
◎学校関係者評価委員からの意見
・危機管理体制の充実にかかわって，社会情勢として家庭における虐待が大きな問題となっている。家庭での虐待について情報をキャッチし，関係機関との連携をさらに図ってほしい。
V 第三者評価 所見
【評価の観点】
学校経営計画，学校自己評価及び学校関係者評価を通して，本科課程(普通科・衛生看護科)が高等学校教育(後期中等教育)として，専攻科課程(衛生看護専攻科)が高等教育
相当として認められるか。
【総合評価】
第三者評価【2段階評価】 A：十分認められる B：認められない
《所見記述欄における記号意味》
○⇒肯定的評価
●⇒課題
☆⇒要望・意見
【本科課程(普通科・衛生看護科)】
第三者評価
総合評価 評価 所見
A A 【吉田 明史 委員】（奈良学園大学奈良文化女子短期大学部学長）
○教育活動及び学校経営に関して，学校経営計画の目標及び取組計画が詳細に設定されている。自己評価の記述から，この計画の下にほぼ進められたことが推察され，
その意味で，全体の評価はAと考えた。
☆今後，第三者評価を進めるにあたっては，「校務システム」「スタディサプリ」などの説明が必要であることのほか，次の5点に留意されるとより適切にできると思
われる。
1「を実施する」という取組には実施した事実（日付，回数など）を書くこと。
2「を効果的に」「を充実させ」「との連携」などについては，実施した事実だけではなく，どのように取り組んだのかを明確にすること。
3生徒の資質・能力の向上を図るような取組については，具体的なデータを基にして，向上した事実を書くこと。
4取組計画と評価の理由の記述が言葉の言い換えにならないよう，取組計画の達成をどのような指標で評価するのかを，取組計画の中に示しておくこと。
5小項目相互の独立性を図ること。
A 【杉澤 茂二 委員】（葛城市教育長）
○学校教育の基本である「教育課程」の研究指定校事業を受け，実践していることは評価できる。
○「スタディサプリ」等，情報機器を積極的に用いた指導は評価できる。
11
○「トビタテ! 留学2 JAPAN」に 4 名の生徒が採用され，カナダで看護研修に努めた点は，在校生の励みとなる。
☆「奈良文化タイム」・土曜日のピアノ講座・「きららタイム」など，学力・技能の習熟・定着に努めた取り組みは，今後も継続してもらいたい。
A 【吉田 佳代 委員】（梅乃宿酒造株式会社代表取締役社長）
○学校経営計画に対して積極的に取り組まれていると評価できる。
○生徒会活動や各種クラブ活動の活性化を通じて生徒の自主性やマナーアップ，思いやりの心の醸成に取り組まれていることは生徒の成長を促す重要な取組であると評
価できる。
☆各科・コースの特性に応じて，基礎学力の定着が図れるようにマナトレやスタディサプリを活用した指導は今後も継続的に取り組んでもらいたい。
☆いじめや不登校問題については，引き続き家庭との連携を図り，学校全体で情報を共有し，事前防止に注力してもらいたい。
A 【井村 邦彦 委員】（寺口ファーム代表）
○基礎学力の定着を図るために，校務システムを有効に活用し，効果的な学習指導が図られている。
☆危機管理体制をすすめるにあたって，情報漏洩防止のための取組を引き続き行ってほしい。
☆いじめや虐待の防止にかかわって，関係諸機関との連携を図り，きめ細かな指導体制の構築を図ってもらいたい。
☆キャリア教育にかかわって，生徒のスキルアップのためにもカナダ看護留学3などの更なる取組を期待する。
☆食育の推進にかかわって，引き続き地域との交流・連携を図ってもらいたい。
【専攻科課程(衛生看護専攻科)】
第三者評価
総合評価 評価 所見
A A 【吉田 明史 委員】（奈良学園大学奈良文化女子短期大学部学長）
○教育活動及び学校経営に関して，学校経営計画の目標及び取組計画が詳細に設定されている。自己評価の記述から，この計画の下にほぼ進められたことが推察され，
その意味で，全体の評価はAと考えた。
☆本科課程と同様であるが，それ以外に専攻科では，より高い教育の質が求められるので，職業人として必要な人間性向上に向けた取組の一層の充実を図られると良い
かと思う。また，その取組の結果，生徒の人間性はどのように変わったのかを示すデータを明示できるような工夫をしてもらいたい。
A 【杉澤 茂二 委員】（葛城市教育長）
○生命の尊厳・人権尊重・規範意識・倫理観の育成を継続することは大切であり評価できる。
○早期から進路対策に力を入れ，指導を重ねていることは評価できる。
○校務システムによる情報共有やアンケートなどで学生理解の精度を高めたことは素晴らしい。
○「トビタテ! 留学4 JAPAN」に5名の生徒が採用され，カナダで看護研修に努めた点は，在校生の励みとなる。
A 【吉田 佳代 委員】（梅乃宿酒造株式会社代表取締役社長）
○全体的に積極的な取組であると評価できる。
☆地域医療に貢献する人材を育成するために，「がん撲滅キャンペーン」等の地域医療にかかわる啓蒙活動への参加や，「奈良マラソン」に医療スタッフとしてボラン
ティア参加したり，外部講師の講演会を聞いたりすることは，学生の成長に大きく影響するものであると思われるので，今後とも継続して取り組んでもらいたい。
☆衛生看護にかかわる人材は，社会全体でとても貴重な人材であるので，引き続き優秀な人材の育成に注力してもらいたい。
A 【井村 邦彦 委員】（寺口ファーム代表）
○看護職者に求められている職業観，倫理観，問題解決能力を育成するために，教員が臨地実習指導者会・授業評価アンケートの実施や外部の各種研究会へ参加し，授
業及び指導方法の改善を図っている。
○地域医療の貢献に学生が関心を抱くように，地域との連携を図りながらボランティア活動に積極的に参加するように働きかけている。
☆食育の推進にかかわって，引き続き地域との交流・連携を図ってもらいたい。
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