奈良文化高校
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学校関係者評価委員会/第三者評価委員会
【奈良文化高等学校】 平成 27 年度 学校評価報告書(自己評価・学校関係者評価・第三者評価)
奈良学園法人本部 監査室
I 教育活動に関するもの(本科:普通科・衛生看護科)
【項目ごとの評価】
学校自己評価【4段階評価】 A:十分達成度が高い B:概ね達成できている C:課題を残している D:課題が多く速やかな改善が必要
学校関係者評価【3段階評価】 A:学校自己評価は適切である B:学校自己評価はおおむね適切である C:学校自己評価は適切でない
学校
大 学校経営計画 学校自己評価 関係者
項 中項目 小項目 評価
目
目標 取組(実施)計画 評価 評価の理由 課題及び改善 評価
I (1) 1教育課程・学習指 ○平成 28 年度の教育課程を改編す ○衛生看護科は,教育課程研究指 A A ○衛生看護科は,教育課程研究指 ○今後も継続して,より柔軟な A
教 教育課程 導計画の立案 る。 定校の申請に向けての準備を進 定校の申請を行った。 対応ができるよう,指導計画の
育 ・ ○各科・コースの特性を理解し,生 める。 ○普通科では,平成 28 年度より 見直しを続けていく。
活 学習指導 徒の可能性を広げられるようにす ○普通科は,コースを改編する。 コースの改編を行った。
動 る。 ○各科・コースに応じた指導計画 ○学年の進行に合わせ,各科・コ
に を策定する。 ースの生徒の特性に応じた指
関 導を行った。
す ○基礎学力を充実させるための
る 学習時間を放課後から朝に移
も し,より落ち着いて取り組める
の ようにした。
・ ○帰国子女の受け入れを行った。
本 ○官民共同の留学支援プログラ
科 ム「トビタテ留学 JAPAN」に応
募する生徒を支援し,申請の指
導を行った。
○衛生看護科の指定研究への寄
与,成績処理,学習指導・生徒
指導の合理化を目的として,校
務処理システムの導入を検討
した。
2学習内容の精選 ○各科・コースの特性を理解し,生 ○各科・コースの指導計画に応じ A ○各科・コースの指導計画に応じ ○生徒個々の進路実現に対応で
徒の可能性を広げられるようにす た学習内容を精選する。 た学習内容を教科内で精選し きるよう,教科横断の研究も進
る。 た。 めていく。
3評価・指導方法の ○基礎学力の定着を図る。 ○各科・コースに応じて基礎学力 A ○各科・コースに応じて基礎学力 〇生徒の学習意欲を高め,次の指
工夫および改善 ○学習意欲を高め,次の指導に活か の定着が図れるよう,指導方法 の定着が図れるよう,個別指導 導に活かせるような評価方法
せる評価を実施する。 を工夫する。 を行うなど指導方法を工夫し の工夫をしていきたい。
○学力の向上を目指す。 ○情報機器を効果的,積極的に用 た。 ○視聴覚機器をはじめ,情報機器
いた指導方法を研究する。 ○視聴覚機器を積極的に用いて の更なる効果的指導方法を研
〇生徒の学習意欲を高め,次の指 指導した。 究する。
導に活かせるような評価を実施 ○習熟度クラス別に評価を行う ○無線LAN環境がぜい弱で,ク
する。 など,学力向上が目指せるよ ラス全員ではタブレットを操
○学力の向上が目指せるよう,評 う,評価を効果的に行った。 作できないことが多い。
価を効果的に行う。 ○進路指導部と連携し,模試等を
学力向上の指導に活かしてい
く。
(2) 1組織的な生徒指導 ○年間計画に則った指導の具体的目 ○学期毎に学年集会,全校集会, A A ○教員・警察による交通安全教室 ○生徒,保護者が学校は安心,安 A
生徒指導 標を着実に達成させる。 講習会を開催する。 を各一回実施,
交通ルール及び 全な空間で,生徒がほっとする
○生徒の個々の特性,学年の特性 命の大切さについて学ばせた。 場所,この学校に来てよかった
をふまえた指導を推進する。 ○育友会主催,
県生指協主催の全 と思えるよう,また,成長して
○校内外の巡回指導を実施する。 県ターミナル指導に参加,乗降 くれるような指導を構築して
車他のマナー指導にあたった。 いく。
○社団法人の団体代表を招き,
薬 ○スマホ,携帯電話の適正な使用
物依存症から規範意識,
命の大 について理解させる指導を継
切さ,自己肯定感について学ば 続して行う。
せた。 ○あいさつ運動を推進していく。
○各学期末考査終了後,生徒指導
部による長期休業中の過ごし
方についての注意や指導を実
施した。
1
学校関係者評価委員会/第三者評価委員会
○隔日校外指導を実施した。(や
まと門,良品買館,大和高田市
立病院付近)
○学年集会,寮生集会を適宜実
施,本校生徒としての自覚と誇
りを持たせた。
○自転車点検を実施し,安全に対
する意識高揚を図った。
○人教部と協力し,スマホ,携帯
電話の使用についての講演会
を開催した。
2生徒会活動の活性 ○生徒会本部との連携を深め,組織 ○生徒が主体的,積極的に学校行 A ○生徒による自転車マナーアッ ○様々な情報を提供し,生徒が自
化 の充実を図る。 事,ボランティア活動を計画・ プ隊を結成させ,月23回通 主的,積極的に学校生活を送れ
立案し,実行できるよう,働き 学路等での安全走行の注意喚 るように,指導を継続してい
かける。 起を促した。 く。
○校風を高め,本校生徒としての ○文化祭・体育大会・球技大会を
自覚と誇りを持って活動できる 通じ,自主的活動を育み,広報
よう,生徒会本部に働きかける。 活動にも協力した。
○生徒が「食」に関し,マナーを ○全校生徒による通学路等の清
中心に,積極的に取り組む姿勢 掃活動を実施した。
を育てる。 ○学校の最寄駅(2駅)への座布
団の寄付を継続実施した。
○大和高田市内の高校と協力し,
最寄駅の清掃活動を行い,地域
に貢献した。
○NPО法人の震災被災地への
ボランティアを紹介し,
6名の
生徒が参加した。
○生徒会本部役員が中心となり,
食堂でのマナー向上を呼び掛
けた。
○生徒会役員改選時に,生徒会活
動の意義,目的を理解させ,積
極的な参加を促した。
○各委員会活動を通して,リーダ
ーの育成を図った。
○日常の生活において,積極的に
挨拶をしていこうと呼びかけ
た。
3クラブの活性化 ○各クラブの活動,特徴を広く知ら ○新入生歓迎会・クラブ紹介から, A ○新入生歓迎会,クラブ紹介の企 ○強化クラブ以外のクラブも全
せ,加入率を上げる。 自分に適したクラブを見つけさ 画立案を図り,
各クラブの紹介 国大会等に出場しており,継続
せる。 を行った。また,活動状況を幅 して出場できるように環境を
○クラブ紹介のDVDを活用し, 広く知らせるため,きららプラ 整備していく。
各クラブの活動内容を紹介す ザで動画を上映した。 ○クラブへの加入率アップを図
る。 ○クラブ紹介ポスターを掲示し, る。
○生徒・教員からの働きかけを強 クラブ活動への参加を促した。
化する。
4学級活動・学級経 ○委員会活動の充実を図る。 ○仲間への思いやりや仲間を尊重 B ○各クラスの特徴を踏まえなが ○生徒主体の学校生活が送れる
営 ○仲間づくりをすすめ,居場所とな するなど,認め合うことの大切 ら,各行事を中心にして,仲間 ように,リーダーの育成を図
るクラス環境を構築する。 さを確認させ,いじめのない学 づくりを進めていった。 る。
級づくりを推進する。 ○食堂,校内の巡回から,生徒の ○生徒がほっとでき,居場所とな
○食事を通し,マナーやコミュニ 様子を観察し,
状況把握に努め る学級経営を進めていく。
ケーションの大切さについて, た。
ホームルームを中心に指導を展 ○生徒が中心となるように,委員
開する。 会活動をすすめた。
○居場所となる学級経営を行う。
○リーダーの育成をすすめる。
5教育相談 ・生徒 ○学年主任を中心とした教育相談体 ○生徒とのコミュニケーションを A ○支援を要する生徒に対し,担 ○各分掌との連携を深め,細やか
理解 制を構築する。 図る。 任,学年団が中心となり,各関 な指導を進めていく。
○一人ひとりの生徒にしっかり目を ○人権教育部・特別支援教育コー 係者と一体となりながら指導
向け,理解を深める。 ディネーターとの連携を図る。 を進めた。
○学習室の充実を図る。
6問題行動に対する ○問題事象を起こさせない積極的な ○生徒理解を深める。 A ○懲罰指導ではなく,
生徒の背景 ○いじめやいじめに結びつくよ
指導 指導体制を構築する。 ○日常の指導の徹底を図る。 にあるものを十分に把握し,指 うな行動がおきないよう,生徒
○生徒の背景を把握し成長を促す。 ○保護者との連携を深める。 導を進めた。 理解を深めるとともに,目配
2
学校関係者評価委員会/第三者評価委員会
○問題事象に対し,敏速に対応す ○問題事象の少ない学校である り,心配りの行き届いた指導に
る。 が,事象が起こらないよう,生 努める。
徒とのコミュニケーションを ○挨拶をはじめ,当たり前のこと
深めることに留意した。 を当たり前にできる心の育成
を図る。
7家庭との連携 ○家庭との協力体制を構築する。 ○家庭との連絡を密にし,適宜家 A ○家庭と協力し,問題行動の事前 ○家庭との信頼関係の構築を図
庭訪問を行う。 予防,指導が行えた。 る。
○研修会等への参加依頼や情報
の共有を図る。
8関係諸機関との連 ○関係諸機関との連絡を密にする。 ○生徒指導に関わる専門分野の講 A ○今年度は特に,自転車マナーア ○生徒の安心,安全な環境を崩さ
携 演会を実施する。 ップ隊の結成もあり,高田警察 ないために,関係機関との連携
署との連絡を密にし,協力のも を密にしていく。
と活動が実施された。また,高
田警察署の要請から,大中公園
歩道橋の通行に関し,地域の模
範となるような通行指導を実
施した。
○スクールサポーターとの連絡
を密にし,家庭裁判所および児
童相談所との連絡も継続して
実施した。
○高田警察署長を招いての交通
安全教室,社団法人GARDEN
代表による薬物依存症につい
ての講演から,命の大切さ,自
己肯定感について学ばせた。
(3) 1組織的なキャリア ○進路実績の向上を図る。 ○進路指導学年推進委員などを通 B A ○進路指導学年推進委員が生徒 ○日々変化する進路環境,生徒の A
キャリア 教育 ○自己の進路を主体的に考える生徒 して生徒の状況把握を行い,生 の進路に関わる状況把握を行 多様な進路希望に応えられる
教育 を育てる。 徒の可能性を広げる指導を行 い,各学年の進路行事[分野別 柔軟な指導体制を再構築する。
(進路指導) う。 進路説明会・面接対策講習会・ ○7限補習は更なる精選・充実を
○「きららタイム」における取組 大学短大見学会など]の企画運 施したうえで,生徒の基礎学力
(学習習慣の確立および基礎学 営を行った。これらの行事は生 の定着・発展を図る。
力の向上)を継続的に実施する。 徒の進路意識を高めるきっか ○学習習慣・基礎学力の定着を図
○基礎学力の定着,大学入試・資 けづくりとなった。 る取り組みを,次年度以降も定
格試験に対応した補習・講習を ○生徒および学級の状況を再確 着させ,安定的なものとする。
実施する。 認し,「きららタイム」を継続 ○進路関係の行事(ガイダンスな
〇生徒の状況(学力・進路希望な して実施した。
より効果的なも ど)において,生徒実態を的確
ど)を的確に把握し,校内予備 のとするために,2学期より実 にとらえ,開発的視点に立って
校を充実させる。 施時間の変更を行った。 企画立案する。
○社会的・職業的自立に向けて必 ○特進コースや他のコースの希 ○生徒自身が更なる成長を望む
要な能力を育てる。 望者を対象とした7限補習を ようになるために,学校・学級
○進学希望者に対して「大学等の 実施し,
受験基礎学力の定着を を「安心空間」にしなければな
向こう側にある社会」を意識さ 図った。 らない。そして「安心空間」を
せ,それぞれの将来について考 ○夏期休暇・春期休暇中に校内予 作るため,ルールとリレーショ
えさせる。 備校を開設した。特進コース・ ン(生徒間のふれあい)をバラ
○進路実現に関わるデータを有効 看護進学コース担当者による ンスよく生徒たちに定着させ
活用し,全体化する。 企画立案および招聘講師との る必要があり,そのような空間
綿密な連携により,より充実し を実現するためにも生徒指導
た内容で開講することができ 部・人権教育部との連携を図
た。 る。
○夏期休暇・春期休暇中に特進コ
ースの生徒を中心とした勉強
合宿を実施した。参加生徒たち
は達成感・充実感をもって合宿
を終えることができた。
○看護師・准看護師としての資質
向上を目指し専門基礎を中心
とした補習を実施した。
○社会的・職業的な自立,大学等
向こう側の社会の意識化を図
るために,1年次に「フリータ
ー・ニート対策」「職業理解」
のガイダンスを実施した。
○准看校内模試において,生徒個
票を作成し,単元別の定着度の
3
学校関係者評価委員会/第三者評価委員会
確認を行い,学習指導に活かし
た。
○衛生看護科の生徒を対象に看
護計算にかかわる実力確認テ
ストおよび特別補習を実施し
た。
○模擬試験の結果(成績など)を
教職員間で共有した。
2家庭との連携 ○保護者との連携を図り,生徒の進 ○育友会関係行事で進路状況等の A ○育友会役員会を通して,本校の ○進路に対する生徒の思い,保護
路目標の実現を図る。 報告を随時行う。 進路状況および高校生の進路 者の思いを的確に把握し,迅速
○担任と保護者の連絡体制を三者 環境の説明を行った。 に対応できるように支援体制
懇談会だけでなく,普段の日常 ○3年次では進路にかかわる特 をさらに整備充実させる。
の会話からも充実させる。 別懇談を随時実施した。 ○各コースの状況を踏まえ,進路
○担任は積極的に保護者に働き 指導部で作成する資料を充実
かけ,連携・連絡体制の充実に させる。
努めた。
3指導方法の工夫改 ○進路指導の充実を図るための研修 ○受験指導・進路指導法・進路環 A ○進路環境・進路指導方法にかか ○生徒の多様な進路実現に対応
善 会に積極的に参加する。 境を学ぶ校外研修会に積極的に わる以下の学外研修会に参加 できるように,教務部・教科主
参加する。 し,進路指導に活用した。 任会との連携を図る。
○進学および就職に関わる動向を ・2015 年度入試動向説明会 ○進路実績の向上のため,教科指
的確に捉え,その状況を共有す ・これからの大学受験指導の 導力の向上を図る。
る。 在り方を考える研究会 ○大学入試問題を分析し,その分
○進路指導・学習指導を充実させ ・基礎学力向上研究会 など 析結果を授業に反映させる。
るために研修会を企画・運営す ○来年度導入予定の受験サプリ ○「高等学校基礎学力テスト(仮
る。 を採用している高校(日本福祉 称)」(平成 31 年度),「大
大学付属高等学校)への学校訪 学入学希望者学力評価テスト
問を実施した。 (仮称)」(平成 32 年度)の
○予備校主催の学習指導研究会 実施など,高大接続に関わる諸
へ参加した。 改革に対応できるよう,指導計
○進路に関わる状況は進路指導 画の策定および教授方法の検
部会,学年会議などを通して, 討など,具体的な準備を進め
教員間で共有化を図った。 る。
○ベネッセ・コーポレーションか ○キャリア・カウンセリング,学
ら講師を招き,「教育改革(高 習指導法,進路環境理解のため
大接続)」についての研修会を の研修会,先進的な取り組みを
実施した。 実践している学校への視察に
今後も積極的に参加し,本校の
進路指導力を強化する。
4関係諸機関との連 ○高進協・進学希望校・職業安定所 ○高進協・職業安定所との連携を A ○高進協・職業安定所などからの ○卒業生も含め,すべての生徒
携 など,関係機関との連携を図り, 図り,進路に関わる情報の発信 情報を参考に,
進路環境にかか が,よりよい進路を実現するた
進路保障の実現を図る。 を積極的に行う。 わる情報発信を行った。 めに,関係機関との連携をより
○大学などとの連携事業を推進す ○大阪電気通信大学との高大連 強く働きかける。
る。 携事業を実施し,大学での学び ○出前授業や体験授業は生徒の
を体験する機会を設けた。 進路に対する意識を高めるよ
〇卒業生が在籍・在職している学 い教材であり,次年度も連携授
校・企業に訪問し,卒業生の状 業を精選して実施する。
況についての意見交換を実施
した。
II 教育活動に関するもの(専攻科:衛生看護専攻科)
【項目ごとの評価】
学校自己評価【4段階評価】 A:十分達成度が高い B:概ね達成できている C:課題を残している D:課題が多く速やかな改善が必要
学校関係者評価【3段階評価】 A:学校自己評価は適切である B:学校自己評価はおおむね適切である C:学校自己評価は適切でない
学校
大
学校経営計画 学校自己評価 関係者
項 中項目 小項目
評価
目
目標 取組(実施)計画 評価 評価の理由 課題及び改善 評価
II (1) 1教育課程・学習指 〇看護職者に求められる職業観・倫 ○健康に障害を持った人々との関 B B ○生命の尊厳を基盤とした倫理 ○教育課程内容の再構成,見直し A
教 教育活動 導計画の立案 理観の構築を図れるようにする。 わりを通して倫理観を養う。 観や豊かな人間性を育むため を行い,学習指導計画に反映さ
育 の教育課程を取り入れた。 せる。
活 2学習指導方法の 〇授業力を向上させる。 ○授業評価アンケートによる評価 C ○授業評価アンケートについて ○次年度,実施につなげる。
動 工夫および改善 分析を行う。 は具体的実施には至らなかっ
4
学校関係者評価委員会/第三者評価委員会
に ○研修会に参加し,求められる看 た。
関 護教育の現状を知る。 ○看護教育向上セミナーや指導 ○学習意欲を高め,次の指導に活
す 者養成研修に参加し学習指導 かせるような指導方法を工夫
る に活かした。 していく。
も 3看護臨地実習の工 〇看護臨地実習により看護実践能力 ○臨地実習指導者との連携による B ○臨地実習目標達成のために実 ○実習の学びを充実させるため
の 夫および改善 を向上させる。 指導の充実を図る。 習指導者と連携を図り,
学生の に,臨地実習指導者との連携を
・ ○看護臨地実習に向けたイメージ 学びを促進できるよう指導し より強く働きかける。
専 を,より具体的なものにするた た。
攻 めに,シミュレーターを活用し ○視聴覚機器を積極的に用いて ○視聴覚機器をはじめ情報機器
科 事前指導の充実を図る。 指導した。 の更なる効果的指導方法を研
究する。
4キャリア教育の視 〇看護職への就業意欲や学習意欲の ○准看護師教育を基盤とした看護 B ○専門基礎分野で協働学習を導 ○問題解決能力,自己学習能力を
点に立った教育活 向上を図る。 師教育を実施する。 入し,問題解決能力,自己学習 基礎とし,知識と技術の統合を
動 能力の向上を図った。 図る。
5国試対策の指導体 〇看護師国家試験受験の心構えや学 ○1年生から計画的に国家試験対 B ○1年次は毎日小テストを実施 ○学年の学習段階に応じて模擬
制 習方法を定着させる。 策を行う。 し,成績を教員間で共有した。 試験や国家試験対策講座の更
○WEB環境を最大限に活かした ○学生がパソコンを常時利用で なる充実を図る。
自己学習を進める。 きるようにし,
国家試験問題が
○2年生後期に習熟度による受験 閲覧できる環境を整えた。
対策講座を実施する。 ○模擬試験を定期的に実施し,
結
果を教員間で共有し指導に活
かした。
6地域との連携 〇地域医療に貢献する人材の育成を ○地域で実施されている健康教育 A ○「なら看護の日フェスタ」に参 ○学生が看護専門職としての知
図る。 への取り組みや,啓蒙活動にボ 加し,地域看護について視野を 識や技術を活かして地域貢献
ランティアとして参加させる。 深めた。 していける機会を引き続き設
○外部講師を招き,地域医療の現 ○「ならマラソン」に参加する為 ける。
状を知る取り組みを行う。 の講演会を開催するとともに,
当日は医療スタッフの一員と
して参加した。
(2) 1就職に対する支援 〇確実な就職を支援する。 ○就職に係る情報を常に公開す A A ○2年生全員の就職先が決定し ○大学への編入も含め,学生およ A
学生支援 体制 る。 た。 び保護者の希望を的確に把握
○奨学病院へ定期的に訪問する。 し,迅速に対応する。
2学生理解 〇学生の状況を的確に把握する。 ○担任制を導入し,面接指導を前 B ○個人面談等を通して積極的な ○学生の思い,保護者の思いを的
学生相談 期・後期に実施する。 学生理解に努めると共に,家庭 確に把握し,面接を行うなど,
との連携を密にしながら実態 迅速な対応を続ける。
把握に努めた。
3自治会活動への支 〇積極的な自治会活動を支援す ○激励会と学年を超えた交流の機 A ○積極的な自治会活動が行えた。 ○学生の意欲・自主性をさらに伸
援体制 る。 会を作る。 ばせるように指導を続ける。
4保護者との連携 〇保護者との連携を図る。 ○保護者会を前期・後期に実施す A ○保護者会を2回実施し,指導方 ○次年度も学生や保護者向けの
る。 針や学習状況,
学校生活の様子 後援会等の企画・実施を行う。
○入学時に 1 年生保護者に対して 等の説明を行った。
ガイダンスを実施する。 ○後援会と連携し,
「医療と美容」
の講演会を開催した。
III 教育活動に関するもの(本科・専攻科共通)
【項目ごとの評価】
学校自己評価【4段階評価】 A:十分達成度が高い B:概ね達成できている C:課題を残している D:課題が多く速やかな改善が必要
学校関係者評価【3段階評価】 A:学校自己評価は適切である B:学校自己評価はおおむね適切である C:学校自己評価は適切でない
学校
大 学校経営計画 学校自己評価 関係者
項 中項目 小項目 評価
目
目標 取組(実施)計画 評価 評価の理由 課題及び改善 評価
III (1) 1人権教育指導計画 ○人権教育基本方針に則り,人権教 ○職員研修 A A ○毎年実施されている校内公開 A
教 人権教育 の立案 育推進計画をもとに,生徒・保護 ・全体研修,学年研修,外部の L.H.R.が2学期に実施され
育 者・職員が一体となった体制を確 研究大会や研修会への参加 た。3名の担任の先生方が,各
活 立する。 や,公開L.H.R.を実施 学年のテーマに沿って,
きめ細
動 ○すべての生徒・保護者に,人権に する。 かな指導案を作成し,充実した
に ついての正しい理解と認識を培っ ○生徒に対する取り組み 授業を展開した。生徒達は達成
関 ていくため,教職員みずから人権 ・人権学習L.H.R.,全校 感をもって人権学習に取り組
す についての認識を深め実践する。 学習会(講演会,映画会), むことができた。参観した教員
る ○教育内容の創造と実践に努め,部 全校人権集会(人権作文発表 からも,
授業内容や指導法につ
5
学校関係者評価委員会/第三者評価委員会
も 落差別をはじめ,あらゆる差別の 会),新入生人権学習会を実 いて評価する意見が多く出さ
の 撤廃に取り組むことのできる力量 施する。 れた。
・ と集団を育てる。 ○保護者に対する取り組み ○外部の研修会の参加について, ○外部研修について,年間計画を
両 ○教育の機会均等の権利と進路を保 ・育友会人権教育研修会の実施 研修日程を周知し,職員全員が 年度初めに示し,調整するなど
課 障する取り組みを進める。 や人権だよりを発行する。 参加した。また,全員の報告書 計画的に進める。また,自主的
程 をまとめることにより,
研修会 な参加体制の一層の確立を目
共 の成果の共有化を図ることが 指す。
通 できた。
○全校行事(人権学習会,全校人 ○各行事の内容については,現在
権作文発表会,人権学習映画 の人権課題にかかわる情報収
会)については,円滑に実施で 集に努め,最新の内容を取り入
き,生徒の感想等から身近な人 れる等工夫していく。
権に関わる問題に対してしっ
かり考えたことがうかがえ,人
権意識を深めることができた。
「全校人権作文発表会」では,
6名の生徒が独自の視点と感
受性を持って発表し,全校生徒
に感銘を与えた。また,新入生
対象「わかば集会」も当初の目
的を達成できた。
○育友会役員会人権教育研修会
では,本校の人権学習の取り組
みを紹介するとともに,
人権教
育に関する重要課題について
ビデオで紹介し,考える機会を
持っていただいた。
○2学期末に保護者向けの
「人権
教育だより」を発行し,本校の
取り組みについて周知した。
2学習内容の精選 ○L.H.R.を人権問題学習のか ○年間指導計画に基づき,計画的 A ○学年推進委員がリーダーシッ ○L.H.R.年間指導計画をより
なめとして,その計画・指導を充 指導に努め,実践記録を通して プを取り,L.H.R.の指導例 具体的にして,今後もきめ細か
実させると共に,あらゆる教育活 点検・研究する。 や人権教育に関わる情報等を く点検,改善しながら実施して
動を通して人権教育を推進する。 ○人権作文を課題とし,教材化を 提供することで,指導内容を深 いく。
図る。 めることができた。
○奈良県高等学校人権作文作品 ○人権作文の教材化については,
集を全クラスに配布した。 引き続き教材研究を深めてい
く。
3指導方法の工夫改 ○互いに支え合う学級集団作りを通 ○様々な状況に置かれている生徒 A ○各学年とも生徒との面談を大 ○特に配慮を要する生徒の実態
善 して「生きる力」を育て,「学力・ の実態を把握し,生徒や親の願 切にするとともに,家庭との連 把握については,担任や学年だ
進路」の保障をより確かなものと いを的確に受け止め,その実現 携も密にしながら,生徒の実態 けでなく,職員会議等で全体化
する。 に努力する。 把握に努め,支え合う学級集団 することを継続していく。
○各学年人教研修会で協議した指 をつくることができた。
導案に基づき,L.H.R.を ○人権教育部におけるL.H.R. ○来年度もより充実したL.H.
実施し,年度末の研修会で研修 指導案作成の論議を通して,教 R.が実施できるよう,指導方
を深める。 材や授業展開についての研修 法の工夫改善を継続させる。
○外部で研修した内容を積極的に を深めることができた。
取り入れる。
(2) 1心のケアや健康相 ○本校独自の健康相談体制の確立を ○人権教育部・特別支援教育コー A A ○学習室の活用により,スクール ○生徒へのきめ細かい指導を継 A
保健管理 談体制の整備 図る。 ディネーター・スクールカウン カウンセラー,担任,教科指導 続させるなど,学習室の活用の
セラー・養護教諭・各担任との 担当等が連携を密にし,
それぞ 充実を図り,教室への登校に結
連携を密にし,様々な学生・生 れの生徒に細やかな対応・指導 び付ける。
徒の状況に応じた,細やかな指 を行い,
生徒の状況に改善が見 ○教職員への研修を積極的に行
導を行う。 られた。 い,共通理解を図り,様々な生
○各部と連携し,専門家による教 徒への指導に活用していく。
職員への研修の機会を持つ。
2健康観察,健康管 ○健康診断・新体力測定を実施し, ○診断・測定の結果を基に,学生・ A ○健康診断の結果(受診・治療の ○生徒個々の心身の健康問題解
理能力の育成 学生・生徒へ自己の状況を把握さ 生徒が個々の問題点を把握し, 必要性の有無等)を各検診終了 決に向けて,自ら積極的に取り
せ,活用させる。 自ら解決していく力を身に付け 後,
生徒個々に配布した。
また, 組めるよう,指導を継続する。
させる。 1学期末の懇談会では,
健康診
断の結果一覧を各担任より保
護者に配布し,共通理解・連携
を図った。
○体力測定の結果を,
体育の授業 ○測定結果について十分に活か
等を通して配布し,生徒個々に していけるよう,配布時期を早
6
学校関係者評価委員会/第三者評価委員会
体力・運動能力を正しく認識さ める等,検討していきたい。
せ,体力向上に向けて,自主
的・実践的に取り組む力を育成
した。
3関係機関との連 ○保健機関等との連携を図る。 ○保健機関等の連携内容を充実さ B ○日々の生徒・学生の心身の健康 ○保健機関等との連携をさらに
携 せ,日々学生・生徒への指導に 問題において,
校医等との連携 密にし,日々の学生・生徒への
活用する。 を図り指導に当たった。 指導に活用させたい。
○教職員への研修(救命講習)を
地域の関係機関(消防署)と連
携を図り実施した。
(3) 1学校安全・防災計 ○危機管理マニュアルの教職員への ○各教員が担当場所の安全点検・ B B ○危機管理マニュアルの教職員 ○危機管理マニュアルについて A
安全管理 画の立案 共通理解を図る。 確認を行う。 への共通理解に努めた。 の教職員研修の充実に努めた
○防災計画に従って,年間2回の ○生徒に対して避難経路を確認 い。
防災訓練を立案・実施する。 し,また水消火器を用いての訓 ○震災にかかわる防災訓練につ
練を行うなど,
火災にかかわる いて内容の充実を図る。
防災訓練を実施した。
2危機管理体制の整 ○危機管理マニュアルの教職員への ○アレルギー疾患(食物アレルギ B ○講師(高田消防署 救命士)を ○アレルギー疾患(食物アレル
備 共通理解を図る。 ー等)への対応や,応急処置 招いての教職員向けの救命講 ギー等)への対応についての教
(AED・熱中症等)などの教職 習会(AED等)を実施し,教 職員研修は,次年度実施してい
員研修,学生・生徒への講習会 職員全体に周知徹底した。 く。
を実施する。 ○熱中症等の予防・注意事項を各 ○生徒・学生・教職員に校外での
○校外での講習会にも積極的に参 クラスに掲示し,朝のホームル 講習会にも積極的に参加する
加する。 ーム等を使い,
生徒への注意を ことを促すなど,より確かな実
呼びかけた。 践力を身に付けることに努め
○校外での救急救命講習会に代 たい。
表生徒の参加を促し,実践力を
身に付けさせた。
(4) 1組織的な特別支援 ○発達障害を含む障害のある生徒, ○特別支援教育推進委員会を随時 A A ○支援委員会を年度当初に開催 ○指導方針を確認しながら,担任 A
特別支援 教育 および心因性疾患等により日常の 開催し,当該生徒の現状を把握 し,当該生徒の現状把握および と教科担当者の連携を中心に,
教育 学習活動が困難な生徒の自立や社 して,対応および指導方針を確 指導方針について協議した。 今後も指導体制作りを継続し
会参加に向けた主体的な取り組み 立する。 ○年度当初の職員研修会で,各担 ていく。
を全校体制で構築する。 ○全教職員の共通理解が必要な生 任から当該生徒の状況やその ○特別支援教育について,生徒や
徒は,職員会議等で随時情報交 対応の報告を行い,また,各学 保護者の理解を深めるための
換し,指導に活かす。 期末の成績会議等で,当該生徒 啓発活動が今後より必要にな
○校内研修会を企画運営する。 の状況について教員間の共通 ると考えられる。次年度も,生
理解を深めた。 徒や保護者向けの講演会等を
○当該生徒の指導については,
担 企画実施していく。
任と教科担当者の連携を密に
とりながら指導を継続した。
IV 学校経営に関するもの(本科・専攻科共通)
【項目ごとの評価】
学校自己評価【4段階評価】 A:十分達成度が高い B:概ね達成できている C:課題を残している D:課題が多く速やかな改善が必要
学校関係者評価【3段階評価】 A:学校自己評価は適切である B:学校自己評価はおおむね適切である C:学校自己評価は適切でない
学校
大
学校経営計画 学校自己評価 関係者
項 中項目 小項目
評価
目
目標 取組(実施)計画 評価 評価の理由 課題及び改善 評価
IV (1) 1効果的な広報活動 ○効果的な広報活動によって中学 〇地元紙を中心にマスコミに取り B B ○県内中学校ほぼ全校で購読さ ○独自の広報戦略のために作業 A
学 学校広報 生,保護者,塾,中学校に対し, 上げられる機会を増やすように れている地元紙に加え,全国紙 の大半を自前で行っているこ 生徒が
校 学校イメージと
募集
1
力の向上を図 努める。 にも度々取り上げられ,一般読 とに加え,取り扱う業務の範囲 様々な
経 る。また新コース編成をアピール 〇ホームページを魅力的で充実し 者の目に触れる機会に恵まれ が拡大しており,締め切りや期 行事に
営 する。 たものにする。 た。また食育(サラダバー,カ 日のあるものに間に合わせる 参画し
に 〇学校案内,パンフレット等,各 レー甲子園),生徒参画(ファ のが精一杯になっている。急ぎ ている
関 種紙媒体に工夫を凝らす。 ッションショー),クラブ活動 でない部分の更新や刷新は遅 ところ
す 〇生徒参画・生徒参加による企画 (新体操,バレーボール)など れ遅れとなり,創意工夫の余裕 が的確
る を実施し,新しい学校作りのイ 多分野でテレビ放映もあり,学 もなくなっている。それも課題 に広報
も メージ形成を推進する。 校の知名度・イメージ向上に寄 だが,そのような状況下で,ル されて
の 〇葛城市など,地域と積極的に連 与出来た。 ーチンワークに陥らず新しい いる。
携し,地元に愛される学校作り ○ホームページ改定は未だ途上 ものをクリエイトし続けるこ その結
を行う。 であるが,より女子中学生対象 とが一番の課題と言える。 果,学校
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学校関係者評価委員会/第三者評価委員会
に絞り込んだ体裁に改まった。 の良さ
動画の奈良文化テレビに加え, が周囲
女子中高生のユーザーが多い にPR
Vine,Instagram,Twitter とい できて
ったSNSの運用を開始した。 いると
生徒制作のコンテンツが大半 思う。
で,公式ホームページや紙媒体
とはまた違った日常的な生徒
の姿,学校の様子を伝えられる
ようになった。
○生徒も参画して編集に当たっ
た学校案内冊子はティーンズ
向け雑誌のテイストを取り入
れ,女子中学生ターゲットをよ
り明確に打ち出したものとな
った。一方,いずれ紙媒体の重
要性が低下することを見越し
て,QR動画,動フォトに加え
てスマホサイト(NaraBunkaVoice)
を立ち上げるなど,紙媒体から
デジタルコンテンツに誘導す
る工夫を進めた。
○
募集
2
関連行事で多数の生徒が
重要な役割を担ったほか,大阪
電気通信大学の3D技術によ
る生徒フィギュアの制作や,大
阪芸術大学・葛城市との連携に
よる葛城ファッションショー
など,様々な形で生徒が活躍で
きるステージを創出すること
が出来た。またこれらの報道に
より,校内外に生徒主体の学校
イメージを発信出来た。
○「地域創生大作戦(桑姫プロジ
ェクト)」の学校方針の下,イ
ベント等を通じ,桑を中心とす
る葛城市や寺口ファームとの
連携を更に深めた。その過程で
生徒のレシピによる桑パン・桑
ケーキが葛城市の株式会社あ
けぼのパンによって商品化さ
れ,市販されるに至った。ブラ
ンド名「桑姫のほっぺ」や商品
ラベルも生徒考案によるもの
で,こうした生徒参画活動によ
って,地元に生きる新しい学校
イメージをアピール出来た。ま
た,今年度から手掛けている高
田キャンパスとして(幼稚園一
体)の広報活動は,緒に就いた
ばかりではあるが,女子中学生
が魅力を感じるキャンパスの
一つの形を発信し始めること
が出来た。
(2) 1学校経営計画・経 ○年度当初に学校経営計画・学校経 ○教職員間で学校経営計画・学校 B B ○教職員全員が期首面談シート, ○教職員それぞれが年度の経営 A
組織運営 営方針の共通理解 営方針を教職員に示し,共通理解 経営方針を共通理解した上で, 中間面談シートを作成し,平素 計画,経営方針を確認し,年度
を図る。 教員それぞれが面談シートを作 の教育活動に活かした。 途中で当初の計画からぶれな
成し,教育活動に反映させる。 いように教育活動を行う。
2分掌間の連携の強 ○教育的効果を上げるため,分掌間 ○分掌会議の充実と分掌長同士の A ○校務運営委員会など分掌長が ○分掌間の相互理解と連携を強
化 の横の繋がりを強化する。 連携を密にする。 出席する会議を定期的に行い, 化するために,効率的な会議の
全校体制で学校運営が行われ 運営を行い,教育的効果を上げ
た。 る。
3教職員間の連携の ○教職員が相互に高め合い,繋がり ○教科や分掌など,教員の連携を B ○学年,教科,分掌などあらゆる ○教職員の意識の相違から連携
強化 を強化していく。 深める。 ところで教職員同士の連携が が取りにくい部分もあったの
図られた。 で,職員朝礼,職員会議などを
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学校関係者評価委員会/第三者評価委員会
通して意識の共通化を図って
いく。
4適正な人的配置 ○分掌が必要とする人的配置に配慮 ○校務分掌希望調べを人的配置に B ○分掌長を中心にそれぞれの分 ○校務がマンネリ化しないよう,
する。 反映させる。 掌は校務を果たしているが,さ 適切な時期の人的配置転換を
らなる自覚と責任感を持つこ 考えていく。
とが必要である。
5業務の効率化 ○分掌長を中心に分掌内の役割を分 ○業務の核心をよく把握して効率 B ○分掌内の役割分担により,効率 ○一人ひとりが分掌の業務内容
担する。 良く進める。 よく進んでいるが,より高い自 を理解したうえで業務を行い,
覚と責任が必要となる。 教育的効果を上げていく。
6学校評価の実施 ○学校関係者・第三者の意見の把握 ○関係者評価に加え,第三者評価 A ○学校関係者評価委員会,第三者 ○今後も評価委員会を開催し,そ
に努め,その意見を反映させ,健 を実施する。 評価委員会を開き,外部の人た の意見を学校運営に反映させ
全な学校運営を目指す。 ちの意見を聞き,学校運営に反 ていく。
映することができた。
7法令,設置基準等 ○関連法令,設置基準の把握によっ ○法令や設置基準の理解と把握に A ○コンプライアンスチェックを ○さらに関連法令や設置基準等
の遵守と適正な運 て健全な組織運営を実施する。 努める。 実施した。 について情報収集を行い,適正
営 な学校運営に努める。
(3) 1学校情報の発信 ○育友会・後援会行事,また様々な ○育友会・後援会行事やホームペ A B ○育友会・後援会行事だけでな ○今後も引き続いてあらゆる媒 A
家庭・地 広報媒体を通じて,本校の情報を ージ等のあらゆる媒体を通じて く,新聞記事やホームページ 体を通じて本校の情報発信に
域との連 できるだけ多く発信する。 情報を発信していく。 (紹介記事や動画)からも本校 努める。
携 の情報を随時発信した。
2行事・授業等の公 ○学校の行事や授業などを保護者や ○保護者への案内,地域への発信 B ○地域のイベントでクラブの活 ○地域,保護者,中学校・塾の教
開 地域に公開する。 を最大限実施する。 動を披露したり,ホームページ 員に対して,本校の情報を様々
上の動画で公開していったが, な機会を通して発信し,本校の
授業等の公開は教員対象・塾対 理解につながるよう努める。
象の説明会にとどまった。
3育友会・後援会と ○保護者との連携を密にして学校へ ○保護者との懇談や面談を通じて B ○1,2学期末に役員会を持ち, ○さらに育友会や後援会との連
の連携 の理解を深める。 学校と保護者との相互理解を図 一般の保護者には懇談会を持 携を密にして,学校,保護者,
る。 って学校と保護者の相互理解 生徒・学生一体になった学校作
を図った。 りを目指す。
4学校の人的資源を ○学校のもつ教育的資源を積極的に ○生徒の教育的活動の場を地域社 B ○園芸部,吹奏楽部,茶道部,ダ ○クラブの部員だけでなく,
あら
活用した社会貢献 社会貢献に活用する。 会に拡げ社会に役立てる。 ンス部,新体操部,有志の生徒 ゆる生徒が地域社会に貢献で
たちが地域の行事などに参加 き,それが生徒一人ひとりの喜
し,地域の活性化に大いに貢献 びになるように働きかける。
した。
(4) 1校舎・寮等の 〇校舎各室等の施錠,火元確認,整 〇各室等の管理責任者の再確認を A A ○教室別の管理責任者を周知し ○整理整頓および美化について, A
施設 施設設備の管理 理整頓,備品管理,美化などに努 行うとともに,生徒への指導を て以降,徐々に意識が高まって クラブ生を中心に自主性が出
・ める。 促す。 きたが,生徒・学生に対する指 てきているが,生徒・学生への
設備 〇教職員および生徒に省エネを意 導は不十分であった。 指導,備品管理をどのように行
識づける。 ○学園全体で推進している省エ うか,学校全体で検討したい。
ネに対する取り組みは,光熱水
費の前年度使用料との比較表
及びリーフレットの掲示等で
啓発し,一定の効果が出てき
た。
2施設・設備を活用 〇みやび棟及び学園会館,静ホール, 〇講演会及びイベントを実施す A ○静ホールでは,地域スポーツの ○スポーツ教室同様,さらに地域
した社会貢献 奏ホール等を活用し,地域に開か る。 活性化支援として,地元中学生 の小中学生を対象に吹奏楽の
れた学校を目指す。 〇地域の小中学生を対象にスポー を対象にバスケットボール,バ 発展をめざし,楽器別のクリニ
ツ教室を実施する。 レーボールのスポーツ教室を ックを開催したい。
実施した。また,「わの広場」
においては幼稚園を中心に,定
例の会議や音楽教室の会場と
して使用した。
(5) 1個人情報の保護 〇情報セキュリティ対策をはじめと 〇全教職員が個人情報を扱うもの A A ○個人情報保護に関する対策は, ○昨今ネット上でのトラブルも A
情報管理 する安全対策を実施し,個人情報 としての責任と自覚をもって, 法律に基づき,学園の個人情報 社会問題化していることから
への不正アクセス,個人情報の紛 パスワード設定等の管理を徹底 保護基本方針及び規程に則り も,今後更に安全対策を講ずる
失・破壊・改ざん・漏えい等を防 する。 学内の管理を実施した。教職員 必要がある。
止する。 〇保護者へ学校広報活動における による生徒・学生個人情報の取
協力の依頼をする。 扱いについても同様である。
2文書管理の徹底 〇学校関係書類の情報開示に向けて 〇文書分類表に基づき,管理を徹 A ○3学期に各保管部署の書類を ○書類の保存期間や保管義務に
文書管理を徹底する。 底するため,1年に一度点検を 点検できた。 ついて,法人本部と規程の内容
行う。 の調整が必要である。
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学校関係者評価委員会/第三者評価委員会
V 第三者評価 所見
【評価の観点】
学校経営計画,学校自己評価及び学校関係者評価を通して,本科課程(普通科・衛生看護科)が高等学校教育(後期中等教育)として,専攻科課程(衛生看護専攻科)が高等教育
相当として認められるか。
【総合評価】
第三者評価【3段階評価】 A:十分認められる B:概ね認められる C:認められない
※所見記述欄における記号意味
○⇒肯定的評価 ●⇒課題 ☆⇒要望・意見
【本科課程(普通科・衛生看護科)】
第三者評価
総合評価 評価 所 見
A A 【大西 正親 委員】(奈良県葛城市教育長)
○本科課程の習得に向けた学習指導において,学習内容の精選とともに,視聴覚機器の活用等,指導方法の工夫に努めながら,適切な教育課程の設定,学習指導計画がなされている。また,
日々の指導においては,習熟度クラス別の評価を積極的に用いるなど,学年の進行,生徒の特性に合わせた指導を進め,基礎学力の定着を図っている。
○生徒指導面においては,生徒会活動の充実,マナーアップの奨励,学校内外の清掃活動の実施とともに学校行事の企画・運営や学級会活動を活発化させ,生徒の自主・自立を目指す生徒指
導の充実に成果を上げている。
○進路指導においては,進学実績の向上を目指し,組織的な指導体制のもと生徒個々の状況(学力・希望・願い)の的確な把握に努めながら,日々の進路相談を充実させるとともに,長期休
暇中には様々な学習コースを設定し,確かな進路保障に向けた取り組みを行っている。
A 【吉田 佳代 委員】(梅乃宿酒造株式会社代表取締役社長)
○学力充実のため,早朝に学習時間を設ける,留学支援,帰国子女の受け入れ等,学習能力向上とグローバルな視野を身に付ける為の努力と実践が評価できる。特に,昨今においては,世界
で活躍できる人材育成が求められるため,生徒の視野拡大,進路決定,生徒の将来設計へ良い影響を与えていると考える。
○グローバルである前に,一人の人としての「人間育成」の取組が素晴らしい。特筆すると,地域コミュニティとの交流(地域の人々との接触),食育の重要性を理解させ実践する(桑葉茶
やサラダバー),生徒自らによる校外清掃活動,生徒会の運営,進路指導等を挙げる。
☆今後も外部関係先との連携を図り,学校内外にとどまらず,校外学習やクラブ活動,講演会等充実を図ることを期待する。
A 【井村 邦彦 委員】(葛城市寺口地区区長,寺口ファーム代表)
○学校経営計画の中で「食育の推進」を重点目標に掲げ,学校全体で取り組まれているところなどから,高等学校教育として十分評価することができる。
○寺口ファーム(葛城市寺口地区)との地域連携協定により,桑の栽培から桑粉の生産に至る助言・指導を受けながら,食育に関わる知識の修得や桑粉や桑の実を使ったレシピ作りを行って
いる。
○葛城市の主催する地域イベントにも積極的に参加し,地域交流を図っている。
○「食育に関するアンケート調査」の実施により,食育に対する課題意識を持ち,様々な取組を学校全体で進めている。
☆今後も「食」に対する学習意欲の向上に努め,「食育」の取組をさらに深められるよう期待する。
【専攻科課程(衛生看護専攻科)】
第三者評価
総合評価 評価 所 見
A B 【大西 正親 委員】(奈良県葛城市教育長)
○授業力の向上を目指して看護教育向上セミナーや指導者養成講座に参加するなどして,学習指導方法の工夫・改善を図るとともに,健康に不安をもつ人々との関わりを通して,生命の尊厳
を基盤とした倫理観や人間性を育む教育活動を充実させている。
○進路指導に関しては,学生の看護職への就業意欲や学習意欲の向上を目指し,視聴覚機器の積極的な活用や実習指導者との連携を図りながら指導の充実を図り,学生の「学び」への構えや
姿勢を促している。
○看護師国家試験受験の心構えを育てるための学習方法を定着させるため,国家試験問題をパソコンで常時閲覧できるように環境を整えるとともに,日々の小テストや定期的な模擬試験を実
施しており,それらの取組の結果として専攻科修了の全員が就職するなど,学生の進路支援に大きな成果を見ることになっている。
☆授業評価アンケートを計画されているが,さらなる指導改善に向けては,このアンケートの適切な実施,活用に期待したい。
A 【吉田 佳代 委員】(梅乃宿酒造株式会社代表取締役社長)
○衛生看護の基盤である,「生命の尊厳」の教育課程の導入,そして参加型学習指導を評価する。まさに今,社会問題でもある看護従事者不足や介護の現状を「なら看護の日フェスタ」に参
加し,生徒自身が体験している。また救急救命講習会や病院実習にて現場を体験する機会を設けていること等が非常に評価できる。生徒自らが看護現場を体験することで,看護・衛生管理
の重要性を理解し,視野の拡大,発見や問題点に「気づき」を持つことができる。将来の看護従事者としての活躍を大いに期待する。
A 【井村 邦彦 委員】(葛城市寺口地区区長,寺口ファーム代表)
○看護師の養成においても,将来,「食」に対する知識の修得,食文化の理解が必要である。健全な食生活を実践できる人間を育てることの必要性という観点から,当該校では食育を実践さ
れており,高等教育相当として十分評価することができる。
☆将来看護従事者となる学生自身,そして看護従事者として接する患者に対する健康保持の観点からも「食育」を引き続き推進されるように希望する。
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