奈良文化高校
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学校関係者評価委員会
【奈良文化高等学校】 平成 26 年度 学校評価報告書(自己評価・学校関係者評価)
奈良学園法人本部 監査室
I 教育活動に関するもの
【項目ごとの評価】
学校自己評価 4段階評価 A:極めて達成度が高い B:概ね達成できている C:課題を残している D:課題が多く速やかな改善が必要
学校関係者評価 3段階評価 A:学校自己評価は適切である B:学校自己評価はおおむね適切である C:学校自己評価は適切でない
学校経営計画 学校自己評価 学校関
大 係者評
項 中項目 小項目 価委員
目標 取組(実施)計画 評価 評価の理由 課題及び改善
目 会によ
る評価
I 1教職員研修の充実 ○魅力ある学校を目指して,教育内容 ○教職員研修の内容を各分掌間で B B ○教育内容の充実と教職員の資質 ○経験年数を活かした研修は実 A
教 の充実と教職員の資質向上を図る。 精選し,計画を作成,実施して 向上を図るべく,様々な分野の 施できておらず,今後も教職
育 (1) いく。 研修を実施した。 員の資質向上を図るべく,研
活 教務 ○情報交換の場となるような,ミ ○1度ではあるが,ミニ研修会を 修の機会を設けていきたい。
動 ニ研修会を実施する。 実施した。 ○できれば,ミニ研修会を複数
に 回実施したい。
関 1学習指導計画の立 ○各科・コースの特性を理解し可能性 ○各科・コースに応じた指導計画 B B ○各科・コースの特性に応じて,習 ○より柔軟な対応ができるよ A
す 案 を広げることのできるようにする。 を策定する。 熟度別授業や7限目授業,放課後 う,指導計画の見直しを続け
る 補習等を実施した。 る。
も 2学習内容の精選 ○各科・コースの特性を理解し可能性 ○各科・コースの指導計画に応じ B ○各科・コースの指導計画に応じ ○生徒個々の進路実現に対応で
の を広げることのできるようにする。 た学習内容を精選する。 た学習内容を精選している。 きるような学習内容を研究す
る。
3評価・指導方法の ○基礎学力の定着を図る。 ○各科・コースに応じて基礎学力 B ○各科・コースに応じて基礎学力 〇生徒・学生の学習意欲を高め,
(2) 工夫および改善 ○学習意欲を高め,次の指導に活かせ の定着を図るよう,指導方法を の定着を図るよう,個別指導を 次の指導に活かせるような評
教科指導 る評価を実施する。 工夫する。 行うなど,指導方法を工夫して 価方法の工夫をしていきた
○学力の向上を目指す。 ○視聴覚機器を効果的積極的に用 いる。 い。
いた指導方法を研究する。 ○視聴覚機器を積極的に用いて指 ○視聴覚機器をはじめ情報機器
〇生徒・学生の学習意欲を高め, 導している。 の更なる効果的指導方法を研
次の指導に活かせるような評価 ○習熟度クラス別に評価を行うな 究する。
を実施する。 ど,学力向上を目指し,評価を ○進路指導部と連携し,模試等
○学力向上を目指せるよう,評価 効果的に行っている。 を実施し,その結果を学力向
を効果的に行う。 上の指導に活かす。
1組織的な生徒・学 ○年間計画に則し具体的目標を達成 ○生徒・学生の個々の特性,学年 B B ○年間計画に則した活動を教職員 ○学年などの特性をふまえ,教 A
生指導 する。 の特性をふまえた指導を推進 の協力のもと実施できた。 職員間で温度差のない指導を
し,いじめのない学校を目指す。 ○学科・学年・コースの特性,ま 続けていく。
○学期ごとに学年集会,全校集会, た,生徒の背景を十分に理解し
講習会を開催する。 た上での指導が行われた。
○校内外での巡回指導,月に2度
の校門指導を実施する。
2生徒会・自治会活 ○生徒会および自治会本部との交流 ○生徒・学生が主体的に学校行事, B 〇生徒会本部だけでなく,生徒会 ○生徒・学生の意欲・自主性を
動の活性化 を深め,組織の充実を図る。 ボランティア活動を計画・立案 全体の活性化が図れた。 伸ばし,リーダーの育成を図
し,実行できるよう働きかける。 〇本校生徒としての自覚と誇りを る。
○校風を高め,本校生徒としての 持ち,自主的に活動する意欲が
自覚と誇りを持たせるための活 生まれてきている。
動が展開できるよう,生徒会お 〇食に関して,マナー面での取り
(3)
よび自治会本部に働きかける。 組みが十分ではなかったが,生
生徒・学
○生徒・学生自らが食に関し,積 徒の自覚のもとマナーの改善が
生指導
極的に取り組む姿勢を育てる。 見られた。
3クラブの活性化 ○クラブ加入率を上げ活性化を図る。 ○新入生歓迎会・クラブ紹介から, B 〇特に1年生において積極的なク ○活動意欲のある生徒・学生の
自分に適したクラブを見つけさ ラブ活動への参加が見られた。 指導を各教職員が継続的に,
せる。 〇新たな強化クラブができ,活動 また積極的に取り組む。
○クラブ紹介のDVDを活用し, も順調である。他のクラブ活動 ○クラブ加入率の増加を図る。
各クラブの活動内容を紹介す の活性化の一助となっている。
る。 〇クラブごとの特性を活かした指
○生徒・教員からの働きかけを強 導のもと,積極的な活動を行い,
化する。 成果を上げてきている。
4学級活動・学級経 ○仲間づくりをすすめる。 ○仲間への思いやりの大切さを確 C 〇担任,学年団が中心となり,指 ○生徒・学生がいきいきと過ご
営 ○委員会活動の充実を図る。 認させ,いじめのない学級づく 導をすすめることができた。 し,居場所となる学級経営を
りを推進する。 進めていく。
1
学校関係者評価委員会
○食事を通し,マナーやコミュニ ○リーダーの育成を図る。
ケーションの大切さについて,
ホームルーム活動を中心に指導
する。
○居場所となるような学級経営を
実施する。
○リーダーの育成をすすめる。
5教育相談 ○教員一人ひとりがカウンセラーで ○生徒とのコミュニケーションを C 〇支援を要する生徒に対し,学 ○各分掌との連携を深め,細や
生徒・学生理解指 あることを自覚し,実践する。 図る。 年・担任を中心に様々な指導を かな指導をすすめる。
導 ○学年主任を中心とした教育相談の ○特別支援教育との連携を図る。 実施した。
体制づくりをすすめる。
6問題行動に対する ○問題事象を起こさせない事前の積 ○生徒理解を深める。 C 〇懲罰的な指導ではなく,生徒の ○いじめに対し,日常から目配
指導 極的な指導を行う。 ○事象に対しての敏速な対応を行 背景にあるものを把握したうえ り,心配りのある指導を徹底
う。 で,指導を実施した。 していく。
○保護者との連携をとる。 〇いじめに対しても生徒・学生理 ○挨拶をはじめ当たり前のこと
○日常の指導の徹底を図る。 解から指導に取り組んだ。 を当たり前にできる心の育成
を図る。
7家庭との連携 ○家庭との協力体制を構築する。 ○家庭との連絡を密にし,適宜家 B 〇状況に応じ家庭訪問を積極的に ○家庭との信頼関係の構築を図
庭訪問を実施する。 実施した。 る。
○研修会への参加依頼や情報の
共有から協力体制を築く。
8関係諸機関との連 ○関係諸機関との連絡を密にする。 ○生徒指導に関わる専門分野の講 B 〇各分掌また関係諸機関との連携 ○次年度への指導につなげる。
携 演を実施する。 のもと,いじめに対しての講演
○いじめに対しての研修会の依頼 会を皮切りに,状況に応じて講
を行う。 演会などを実施した。
1組織的な進路指導 ○進路実績の向上を図る。 ○進路指導学年推進委員などを通 B B ○特進コースや看護進学コースの ○日々変化する進路環境,生徒 A
○自己の進路について主体的に考え して生徒の状況把握を行い,生 生徒を対象とした7限補習を実 の多様な進路希望に応えられ
られる生徒に育てる。 徒・学生の可能性を広げる指導 施し,受験基礎学力の定着を図 る柔軟な指導体制を再構築し
を行う。 った。 たい。
○大学入試・資格試験を意識した ○夏期休暇・春期休暇中に特進コ ○7限補習は更なる精選・充実
補習を実施する。 ースを対象とした勉強合宿を実 を施したうえで,生徒の基礎
〇基礎学力の定着を目指した補習 施した。参加生徒たちは達成 学力の定着・発展を図る必要
を実施する。 感・充実感をもって合宿を終え がある。
〇生徒の状況(学力・進路希望な ることができた。 ○学習習慣・基礎学力の定着を
ど)を的確に把握し,校内予備 ○夏期休暇・春期休暇中に校内予 図る取り組みを,次年度以降
校を充実させる。 備校を開設した。特進コース・ も定着させ,安定的なものと
○「きららタイム」における取組 看護進学コース担当者による企 していく必要がある。
(学習習慣の確立および基礎学 画立案および招聘講師との綿密 ○進路関係の行事(ガイダンス
力の向上を図る)を継続的に実 な連携により,より充実した内 など)において,生徒実態を的
施する。 容で開講することができた。 確にとらえ,開発的視点に立
○社会的・職業的自立に向けて必 ○学習習慣・基礎学力の定着を図 った企画を検討していきた
要な能力を育てる指導を行う。 る目的で,「毎日宿題」「マナ い。
○高等教育への進学希望者に対し トレ」を全校体制で実施した。 ○生徒自身が更なる成長を望む
て「大学等の向こう側にある社 本校の実践は,ベネッセ・コー ように,学校・学級が「安心
(4) 会」を意識させ,それぞれの将 ポレーションによる「基礎学力 空間」でなければならない。
進路指導 来について考えさせる。 向上研究会」や「ハイスクール・ そして「安心空間」を作るた
○進路実現に関わるデータを有効 オン・ライン」(Web)におい め,ルールとリレーション(生
活用し,全体化する。 て紹介された。 徒間のふれあい)をバランス
○進路希望調査に基づいて,分野 よく生徒たちに定着させる必
別進路説明会・面接対策講習 要があり,そのような空間を
会・大学短大見学会などを実施 実現するためにも生徒指導
した。これらの行事は生徒の進 部・人権教育部との連携を強
路意識を高めるきっかけづくり 化しなければならない。
となったと考えられる。
○看護師・准看護師としての資質
向上を目指し専門基礎を中心と
した補習を実施した。
○准看校内模試において,生徒個
票を作成し,単元別の定着度の
確認を行い,学習指導に活かし
た。
○衛生看護科の生徒を対象に看護
計算にかかわる実力確認テスト
および特別補習を実施した。
2
学校関係者評価委員会
○模擬試験の結果(成績など)を
教職員間で共有した。
2家庭との連携 ○保護者との連携を図り,生徒・学生 ○育友会・後援会関係行事で進路 B ○育友会役員会を通して,本校の ○進路に対する生徒の思い,保
の進路目標の実現を図る。 状況等の報告を随時行う。 進路状況および高校生の進路環 護者の思いを的確に把握し,
○担任・アドバイザーと保護者の 境の説明を行った。 迅速に対応できるように支援
連絡体制を三者懇談会だけでな ○第3学年では進路にかかわる特 体制をさらに整備充実させる
く,普段の日常の会話からも充 別懇談を随時実施した。 必要がある。
実させていく。 ○担任・アドバイザーは積極的に ○各コースの状況を踏まえ,進
保護者に働きかけ,連携・連絡 路指導部で作成する資料を充
体制の充実に努めた。 実させる必要がある。
3指導方法の工夫改 ○進路指導の充実を図るための研修 ○受験指導・進路指導法・進路環 B ○進路環境・進路指導方法にかか ○生徒の多様な進路実現に対応
善 会に積極的に参加する。 境を学ぶ校外研修会に参加す わる学外研修会に参加し,進路 できるように,教務部・教科
る。 指導に活用した。 主任会との連携を図ってい
○進学および就職に関わる動向を ・先進的な取り組みをしている く。
的確に捉え,その状況を教員間 高校による実践発表会 ○進路実績の向上のため,教科
で共有する。 ・予備校主催の学習指導研究会 指導力の向上を図る必要があ
○進路指導・学習指導を充実させ への参加 る。
るために教員対象の研修会を企 など ○大学入試問題を分析し,その
画・運営する。 〇「マナトレ」の実施の仕方など, 分析結果を授業に反映させ
各担任による独自の有効な取り る。
組みについて,共有化を図った。 ○「高等学校基礎学力テスト(仮
称)」(平成 31 年度),「大
学入学希望者学力評価テスト
(仮称)」(平成 32 年度)
の実施など,大学入試制度の
諸改革に対応できるよう,指
導計画の策定および教授方法
の検討など,具体的な準備を
進めていく必要がある。
○キャリア・カウンセリング,
学習指導法,進路環境理解の
ための研修会,先進的な取り
組みをなされている学校への
視察に今後も積極的に参加
し,本校の進路指導力を強化
する。
4関係諸機関との連 ○高進協・進学希望校・職業安定所な ○高進協・職業安定所との連携を B ○高進協・職業安定所などからの ○卒業生も含め,すべての生徒
携 ど関係機関との連携を図り,進路保 図り,進路に関わる情報の発信 情報を参考に,進路環境にかか が,よりよい進路を実現する
障の実現を図る。 を積極的に行う。 わる情報発信を行った。 ために,関係機関との連携を
○大学などとの高大連携事業を推 ○今年度新たに羽衣国際大学・大 より強く働きかける。
進する。 阪電気通信大学との高大連携協 ○出前授業や体験授業は生徒の
定を結んだ。 進路に対する意識を高めるよ
〇卒業生が在籍・在職している学 い教材であり,次年度も連携
校・企業に訪問し,卒業生の状 授業を精選して実施したい。
況についての意見交換を実施し
た。
1人権教育指導計画 ○人権教育基本方針に則り,人権教育 ○職員研修 B B ○2学期に実施された校内公開 A
の立案 推進計画をもとに体制を確立し,職 ・全体研修,学年研修,外部の L.H.R.では,9名の担任の先
員・生徒・保護者に対して実施する。 研究大会や研修会への参加 生方がきめ細かな指導案を作成
○すべての生徒・保護者に,人権につ や,公開L.H.R.を実施 し,充実した授業を展開した。
いての正しい理解と認識を培って する。 各学年のテーマに沿って,生徒
いくため,教職員みずから人権につ ○生徒に対する取り組み は達成感をもって人権学習をす
いての認識を深め実践する。 ・人権学習L.H.R.の計画 ることができた。
○教育内容の創造と実践に努め,部落 的指導 ○外部の研修会の参加について, ○外部研修について,年間計画
差別をはじめ,あらゆる差別の撤廃 ・全校学習会(講演会,映画会) 研修日程を周知し,職員全員が を年度当初に示す等,計画的
(5) に取り組むことのできる力量と集 ・全校人権集会(人権作文発表 参加した。また,全員の報告書 に進める。また自主的な参加
人権教育 団を育てる。 会) をまとめることにより,研修会 体制の一層の確立を目指す。
○教育の機会均等の権利と進路を保 ・新入生人権学習会 の成果の共有化を図ることがで
障する取り組みをすすめる。 ○保護者に対する取り組み きた。
・育友会人権教育研修会
・人権だよりの発行
3
学校関係者評価委員会
○全校行事(人権学習会,全校人 ○各行事の内容については,現
権作文発表会,人権学習映画会) 在の人権問題にかかわる情報
については,円滑に実施でき, 収集に努め,新しい内容を取
生徒の感想等から身近な人権に り入れる等,工夫していく。
かかわる問題に対してしっかり
考えたことがうかがえ,人権意
識を深めることができた。「全
校人権作文発表会」では,5名
の生徒が独自の視点と感受性を
持って発表し,全校生徒に感銘
を与えた。また,新入生対象「わ
かば集会」も当初の目的を達成
できた。
○育友会役員会人権教育研修会で
は,本校の人権学習の取り組み
を紹介し,高校生の豊かな感性
や考え方を知っていただくとと
もに,人権について考える機会
を持っていただいた。
○各学期末に保護者向けの「人権
教育だより」を発行し,本校の
取り組みについて周知した。
2学習内容の精選 ○L.H.R.を人権問題学習のかな ○年間指導計画に基づき計画的指 B ○学年推進委員がリーダーシップ ○L.H.R.年間指導計画をよ
めとして,その計画・指導を充実さ 導に努め,実践記録を通して点 を取り,L.H.R.の指導例や人 り具体的にし,今後も綿密に
せると共に,あらゆる教育活動を通 検・研究する。 権教育に関わる情報等を提供す 点検,改善しながら実施して
して人権教育を推進する。 ○人権作文を課題とし,教材化を ることで,指導内容を深めるこ いく。
図る。 とができた。 ○人権作文の教材化について
○奈良県高等学校人権作文作品集 は,引き続き教材研究を深め
を全クラスに配布した。 ていく。
3指導方法の工夫改 ○互いに支え合う学級集団作りを通 ○様々な状況に置かれている生徒 B ○各学年とも家庭との連携を密に ○特に配慮を要する生徒の実態
善 して「生きる力」を育て,「学力・ の実態を把握し,生徒や親の願 しながら,生徒の実態把握に努 把握については,担任や学年
進路」の保障をより確かなものとす いを的確に受け止め,その実現 め,支え合う学級集団をつくる だけでなく,職員会議等で全
る。 に努力する。 ことができた。 体化することを継続してい
○各学年人教研修会で協議した指 ○人権教育部におけるL.H.R.指 く。
導案に基づき,L.H.R.を 導案作成の論議を通して,教材 ○来年度もより充実したL.H.
実施し,学年度末の研修会で研 や授業展開についての研修を深 R.が実施できるよう,指導方
修を深める。 めることができた。 法の工夫改善を継続させる。
○外部で研修した内容を積極的に
取り入れる。
1組織的な特別支援 ○発達障害を含む障害のある生徒,お ○特別支援教育推進委員会を随時 A A ○支援委員会を年度当初に開催 ○特別に支援の必要な生徒につ A
教育の体制作り よび心因性疾患等により,日常の学 開催し,当該生徒の現状を把握 し,当該生徒の現状把握および いては,学年会議等で協議の
習活動が困難な生徒の自立や社会 して,対応および指導方針を確 指導方針について協議し,連携 上,教科担当者との連携を密
参加に向けた主体的な取り組みを 立する。 を密にした。 にするようにしたが,今後も
支援する体制を全校体制で構築す ○校内研修会を企画運営する。 ○年度当初の職員研修会で,各担 継続していきたい。
る。 任から特別配慮の必要な生徒の ○特別支援教育について,生徒
状況やその対応の報告を行い, や保護者の理解を深めるため
職員間の共通理解を深めた。 の啓発活動が,今後より必要
(6)
○第1学年生徒を対象に,特別支 になると考えられる。次年度
特別支援
援についての学年集会を実施 も生徒や保護者向けの講演会
し,違いを認め合うことの大切 等を企画実施したい。
さを考えさせた。 ○進路決定後も進路指導部を中
○特別に支援の必要な生徒の進学 心に,大学などとの連携を密
にかかわり,受験や就学に際し にし,進学後の支援について
ての対応などについて,事前に 依頼する。
特別な配慮を依頼し承諾を得た
うえで受験させた。
4
学校関係者評価委員会
II 学校経営に関するもの
【項目ごとの評価】
学校自己評価 4段階評価 A:極めて達成度が高い B:概ね達成できている C:課題を残している D:課題が多く速やかな改善が必要
学校関係者評価 3段階評価 A:学校自己評価は適切である B:学校自己評価はおおむね適切である C:学校自己評価は適切でない
学校経営計画 学校自己評価 学校関
大 係者評
項 中項目 小項目 価委員
目標 取組(実施)計画 評価 評価の理由 課題及び改善
目 会によ
る評価
II 1効果的な広報活動 ○効果的な広報活動によって中学生, 〇地元紙を中心にマスコミに取り B B 〇学校の取り組みに加え,葛城市 〇ホームページの改修は膨大な A
学 保護者,塾,中学校に対し,学校の 上げられる機会を増やすように など地域との連携の面でもメデ 画像の撮影,文言の制作,レ
校 認知度を高め,学校イメージと
募集
1
努める。 ィアを通じて発信する機会に恵 イアウトイメージやカラー,
経 力の向上を図る。 〇ホームページを魅力的で充実し まれ,学校をアピールできた。 ページ階層の構成など,ほと
営 たものにする。 〇ホームページの体裁を改め,よ んど自前で行わねばならず,
に 〇学校案内,パンフレット等,各 り女子中学生対象に絞り込んだ イメージを巡らせる時間も含
関 種紙媒体に工夫を凝らす。 ものに特徴づけた。また奈良文 めて相当な時間と根気と労力
す 〇生徒参画・生徒参加による企画 化テレビなどの動画ページを増 を必要とする。このためとも
る を実施し,新しい学校作りのイ 設し,学校の様子を活き活きと すれば作業は遅れがちとなる
も メージ形成を推進する。 伝えられるようになった。 が,次年度に向けて手を入れ
の 〇学校案内冊子の編集に生徒の有 なければならない部分が多
(1)
志委員会を導入した。その結果, く,専心して可及的早期に平
学校広報
コンテンツとしてQR動画に加 成 28 年度向けの内容を公開
えて動フォトの運用を開始,紙 したい。また紙媒体とも,単
媒体にもスマホ世代に対応した なる年度更新ではなく新しい
内容を取り入れることができ コンテンツを開発して常に前
た。 進するイメージを打ち出した
〇「奈良文化みそ」,桑茶「桑姫」 い。
などのネーミングやラベル製
作,葛城市の「桑姫」就任とい
った生徒参画活動によって,生
徒主体の学校イメージを形成,
発信することができた。
1学校経営計画・経 ○年度当初に学校経営計画,学校経営 ○教職員相互に学校経営計画,学 B B ○教職員相互に共通理解を図りな ○常に教職員が相互に年度の経 A
営方針の共通理解 方針を教職員に示し,教職員相互に 校経営方針を共通理解し,教職 ら教育活動をすすめたが,効果 営方針・経営計画の確認を行
共通理解をはかる。 員それぞれが目標面談シートを 的に活かせない時もあった。 う。また必要に応じて修正を
作成,年間の教育活動に効果的 行いながら,教育活動を進め
に生かす。 ていきたい。
2分掌間の連携の強 ○生徒の学習活動が円滑にすすめら ○校務運営委員会の充実と分掌長 B ○校務運営委員会など分掌長が出 ○分掌間の繋がりを意識的に図
化 れるように,分掌間の横の繋がりを 同士の連携を密にする。 席する会議を充実させることに り,教職員相互の連携を密に
(2) 強化する。 より,分掌長相互の繋がりも強 し,多面的に教育効果をあげ
組織運営 化され,学校運営が円滑に進め ていきたい。
られた。
3教職員間の連携の ○教職員が相互に高め合う集団にな ○教科や分掌を通じて,教職員の B ○学年,教科,分掌を通じて教職 ○今後は更に教職員相互の連携
強化 るように連携を強化する。 連携を深める。 員間の連携が図られ,効果的に を強化して,質の高い教育活
教育活動が行われた。 動を行いたい。
4教職員研修の実施 ○教職員ひとりひとりの資質の向上 ○教職員が校内,校外の研修会に B ○教職員が自己の資質向上のため ○研修内容の共有化を図り,教
をはかる。 積極的に参加する。 積極的に研修会に参加した。 職員全体の資質の向上につな
げたい。
1心のケアや健康相 ○本校独自の健康相談体制の確立を ○人権教育部・特別支援教育コー B B ○いじめ・不登校等の対策として, ○学習室の活用により,それぞ A
談体制の整備 図る。 ディネーター・スクールカウン カウンセリング室を充実させ, れの生徒への細やかな対応・
セラー・養護教諭・各担任との 新たに学習室を開設することに 指導を行い,教室への登校に
連携を密にし,様々な生徒の状 より,生徒の状況改善が見られ 結びつけたい。
況に応じた指導を行う。 た。
○各部と連携し,専門家による教 ○教職員への研修内容の充実を
職員への研修の機会を持つ。 図りたい。
(3)
2健康観察,健康管 ○健康診断・新体力測定を実施し,生 ○診断・測定の結果により,自己 B ○診断・測定結果を,生徒・学生 ○診断・測定の結果を基に,生
保健管理
理能力の育成 徒・学生の自己の状況を把握させ活 の状況を知らせ,問題点を生徒 個々に通知し,自己の状況を把 徒・学生が個々の問題点をし
用させる。 自ら解決していく力を身につけ 握させ,日々の学校生活に活用 っかりと把握し,自ら改善し
させる。 させた。 ていく力を身に付けさせる指
導を継続していく必要があ
る。
5
学校関係者評価委員会
3関係機関との連 ○保健にかかわる関係機関との連携 ○医療機関等との連携内容を充実 B ○関連機関との連携を図り,生徒 ○関連機関との連携内容の充実
携 を図る。 させ,日々の生徒への指導に活 への指導に活用した。 に努めたい。
用する。
1学校安全・防災計 ○危機管理マニュアルの教職員への ○各教員担当場所の安全点検・確 B B ○危機管理マニュアルの教職員へ ○危機管理マニュアルについて A
画の立案 共通理解を図る。 認を行う。 の共通理解に努めた。 教職員全体に共通理解の徹底
○防災計画に従って防災訓練を立 ○9月(火災)1月(震災)の防 を図りたい。
案・実施する。 災訓練に,新たな取り組みを加 ○年間2回の防災訓練の内容に
えるなど,内容の充実を図った。 ついて,更に検討したい。
2危機管理体制の整 ○危機管理マニュアルの教職員への ○感染症対策(ノロウイルス等) B ○感染症対策(ノロウイルス等) ○教職員研修の内容を深めてい
(4) 備 共通理解を図る。 や応急処置(AED・熱中症等)な についての教職員研修会を実施 く必要がある。
安全管理 どの教職員研修・生徒への講習 し,教職員全体に周知徹底した。 ○生徒・学生・教職員に校外で
会を実施する。 ○熱中症等の予防・注意事項を各 の講習会に積極的に参加する
○校外での講習会にも積極的に参 クラスに掲示し,生徒への注意 ことを促し,より確かな実践
加できる機会を多く持つ。 を呼びかけた。 力を身につけさせたい。
○校外での救急救命講習会に生徒
代表の参加を促し,実践力を身
につける取り組みを行った。
1学校情報の発信 ○様々な広報媒体を使って本校の情 ○新聞や TV,本校の HP などあら A B ○広報企画室が情報発信の中核と ○今後も広報企画室が中心とな A
報をできるだけ多く発信していく。 ゆる情報発信の媒体を通じて本 して機能し,十分な効果と成果 り,あらゆる媒体を通じて学
校の情報を発信していく。 をあげることができた。 校情報を発信し,本校の理解
を図りたい。
(5) 2行事・授業等の公 ○学校行事や授業など,保護者や場合 ○保護者や地域の人に可能な限り B ○生徒会,文化クラブなどの活動 ○今後も積極的に,保護者や地
家庭・地 開 によっては地域の人に公開する。 広報して本校の取り組みを知っ を地域で披露し,また「奈良文 域の人々に,本校の取り組み
域との連 てもらう機会にする。 化テレビ」などで学校行事を紹 を認識してもらう機会を増や
携 介した。 したい。
3育友会・後援会と ○保護者との連携を密にして学校へ ○役員会や懇談会などを通じて学 B ○育友会や後援会の役員の方には ○三者懇談会などを通じて保護
の連携 の理解を深めてもらう。 校と保護者の相互理解をはか 役員会を通して,また保護者の 者と意思疎通をはかってきた
り,日々の教育活動に生かす。 方には懇談会を通して,学校へ が,さらに意思疎通や意見交
の理解を深めていただいた。 流の機会を設けていきたい。
1施設設備の管理 〇校舎各室等の施錠,火元確認,整理 〇各室等の管理責任者の再確認を B B 〇教室別の管理責任者を周知して 〇整理整頓および美化につい A
整頓,備品管理,美化などに努める。 行うとともに生徒への指導を促 以降,徐々に意識が高まってき て,クラブ生を中心に自主性
す。 たが,生徒に対する指導は不十 が出てきているが,全生徒へ
(6)
〇教職員および生徒に省エネを意 分であった。 の指導をどのように行うか,
施設・設
識づける。 〇学園全体で推進している省エネ 学校全体で検討したい。
備
に対する取り組みは,リーフレ
ットの掲示等で啓発し,一定の
効果が出てきた。
1学校に関する情報 〇学校評価(学校自己評価・学校関係 〇学校評価結果について育友会役 B B 〇1学期の役員会,ホームページ 〇関係者からの意見を真摯に受 A
の提供 者評価等)結果を公表する。 員等に公表する。 で平成 25 年度の学校評価(自己 け止め,更なる改善を目指す。
評価・関係者評価)を公表した。
3学期には学校関係者評価委員
(7)
会を開催し,関係者評価を実施
情報提供
した。
2文書管理の徹底 〇学校関係書類の情報開示に向けて 〇文書分類表に基づき管理を徹底 B 〇3学期に各保管部署の書類を点 〇書類の保存期間や保管義務に
文書管理を徹底する。 するため 1 年に一度点検を行 検できた。 ついて,法人本部と規程の内
う。 容の調整が必要である。
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