ごあいさつ
 
                                                      和歌山県立和歌山東高等学校
                                                        校   長    市   川   貴   英
 
 
   和歌山県立和歌山東高等学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。
  本校は、昭和49年に全日制普通科の学校として、本年度、創立50周年を迎えます。
   卒業生は15，000名を越え、卒業生の多くは、地元和歌山県を中心として活躍し
 ています。それゆえに本校は、地域や社会に貢献する若者を育てることを使命として、
 教育活動を続けてまいりました。
  本校では、校訓『自主・自律・敬愛』が示すように
  ・生徒一人ひとりは絶対的に価値ある存在であることを意識し、互いに尊重する。
   ・年齢や性別、性格や体格、学力や体力、もののとらえ方や考え方など、一人ひとり
  で異なるものを、それぞれの個性として認め、自己を知り、『個性』を伸ばす。
   ・互いに尊重し、助け合って高校生活を過ごすために、学校や社会の約束やルールを
  守り、マナーを身につける。
  この3点を重点目標としております。
   次に、学習内容では、1年次、国語・数学・英語で学び直しを含めた習熟度別授業を
 行っています。さらに、2年次以降は進路希望に合わせ、Iコース（商業・体育・芸術
 分野）、IIコース（四年制大学・医療看護系進学分野）に分かれた中での習熟度別授業、
 少人数授業展開を行っています。このような取り組みを通じて、生徒一人ひとりの進路
 実現を目指しています。
   また、本校独自の取り組みとして科目「教養基礎」（朝の読書活動を含む読解力や基礎
 学力を補う）と、7限目に行っている科目「社会基礎」（個の学習状況に合わせた学び直
 し）の授業を行っています。
   次に、生徒指導では、校則や社会のルール等を守れなかった生徒に対して、家庭で謹
 慎するのではなく、毎日、登校し授業に出席しながら謹慎を行う「学校謹慎」の特別指
 導を行っています。この特別指導の中で、別室での個別指導やカード指導などを通し、
 将来「よき社会人」となるために、丁寧な指導を心がけています。また、特別指導の期
 間中は「社会基礎」で個々の生徒の学習のつまずきに立ち戻って、基礎学力の定着もは
 かっています。
   一方、部活¹動では、剣道部、フェンシング部、レスリング部、硬式野球部は全国を意
 識した活動を続けています。特に、剣道部、フェンシング部、レスリング部は毎年のよ
 うに全国大会に出場、また、硬式野球部も昨春の選抜高校野球大会に出場するなど、目
 ざましい活躍をしています。
   これからも創立以来の伝統を踏まえながら、個々の生徒の成長を確実なものにし、成
 人として社会で活躍できる力を育むために、和歌山東高校は努力を続けますので、本校
 へのご理解とご支援をよろしくお願いいたします。