2022 年度
事 業 報 告 書
2022 年 4 月 1 日から
2023 年 3 月 31 日まで
学校法人 大阪初芝学園
2023 年 5 月 25 日
学校法人大阪初芝学園
事 業 報 告 書
私立学校法第 47 条に基づく 2022 年度の本法人の事業報告書は以下のとおりです。
1．法人の概要
（1） 建学の精神と学園の理念
1937 年 4 月、大阪初芝学園は、大阪初芝商業学校の設立にあたり、校訓を「誠実剛毅」
、校
則を「剛健なる体力の練磨、勤勉の良風の養成、自治精神の発揮、責任観念の顕現、謙譲の美
徳の涵養」と定め、学校教育を通して社会に貢献する教育活動の推進に努力しています。
2010 年 12 月には「夢と高い志、挑戦、そして未来創造」を学園の理念と定め、世界で活躍
する創造的な人材の育成を目指し、教育環境と教育活動の一層の充実に努めています。
（2） 学校法人の沿革
1937年 1月20日 財団法人大阪初芝学園の設立申請。
4月30日 財団法人大阪初芝学園設立に係る大阪初芝商業学校設立（文部大
臣より許可）
。
1948年 4月 2日 学制改革により新制高等学校発足。校名を初芝高等学校（普通
科・商業科）とする。
1951年 3月 8日 財団法人から学校法人に組織変更。
1953年 4月 1日 初芝高等学校附属幼稚園開園。
1982年 8月31日 初芝高等学校附属幼稚園スイミングスクール開校。
1984年 4月 1日 初芝高等学校富田林分校開校。
1985年 4月 1日 初芝高等学校富田林分校を初芝富田林高等学校と名称変更。
初芝富田林中学校開校。
1991年 4月 1日 初芝橋本高等学校開校。
1995年 4月 1日 初芝橋本中学校開校。
1998年 4月 1日 初芝中学校開校。
2001年 9月 1日 初芝中学校を狭山登美丘学舎へ移転。
2003年 4月 1日 はつしば学園小学校開校。
9月 1日 初芝中学校を初芝堺中学校と名称変更。
2008年 7月22日 学校法人立命館と教学提携。
2009年 4月 1日 初芝高等学校を初芝立命館高等学校と名称変更。
初芝堺中学校を初芝立命館中学校と名称変更。
初芝高等学校附属幼稚園をはつしば学園幼稚園と名称変更。
2011年 4月 1日 初芝立命館高等学校、法人事務局を北野田キャンパス（狭山登美
丘学舎）へ移転。
（3） 設置する学校、学科等
設置する学校 開校年月 学科等 摘要
初芝立命館高等学校 1937 年 4 月 全日制（普通科、体育科）
初芝富田林高等学校 1984 年 4 月 全日制（普通科）
初芝橋本高等学校 1991 年 4 月 全日制（普通科、国際科*1、体育科*2）
初芝富田林中学校 1985 年 4 月
初芝橋本中学校 1995 年 4 月
初芝立命館中学校 1998 年 4 月
はつしば学園小学校 2003 年 4 月
はつしば学園幼稚園 1953 年 4 月
*1 2012 年度から募集停止
*2 2014 年度から募集停止
（4） 学校、学科等の生徒数等の状況
2022 年 5 月 1 日現在 単位：人
学校名 入学定員数 収容定員数 現員数 摘要
普通科 440 1,320 946
初芝立命館高等学校
体育科 40 120 117
初芝富田林高等学校 普通科 360 1,080 693
初芝橋本高等学校 普通科 225 675 433
初芝立命館中学校 120 360 385
初芝富田林中学校 120 360 269
初芝橋本中学校 80 240 61
はつしば学園小学校 140 840 514
満 3 歳児 75 名
はつしば学園幼稚園 3 歳児 100 名 405 327
4 歳 5 歳児若干名
（5） 役員の概要
2023 年 3 月 31 日現在
定員数 理事 7 名17 名、監事 2 名
区分 氏名 区分 氏名
1 理事長 森島 朋三 11 理 事 加藤 武志
2 学園長 牧川 方昭 12 理 事 久野 信之
3 副理事長 川 昭治 13 理 事 澤田 宗和
4 常務理事 橋 英幸 14 理 事 道上 達也
5 常務理事 宮本 健二 15 理 事 山下 洋一
6 常務理事 松本 明子
7 理 事 福永 正博 1 監 事 岸田 眞美
8 理 事 花上 徳明 2 監 事 古林 茂
9 理 事 安田 悦司
10 理 事 佐本 一晃
（6） 評議員の概要
2023 年 3 月 31 日現在
定員数 評議員 16 名35 名
氏 名 氏 名 氏 名
1 森島 朋三 13 澤田 宗和 25 田 直樹
2 牧川 方昭 14 道上 達也 26 小山 久子
3 福永 正博 15 山下 洋一 27 東留 博孝
4 橋 英幸 16 仲埜 寿樹 28 細野由紀子
5 川 昭治 17 辻林 隆昭 29 松本 明子
6 宮本 健二 18 竹谷 知子 30 東野 邦子
7 花上 徳明 19 西依恵一郎 31 指吸 明彦
8 安田 悦司 20 岩橋 徹 32 横澤 広久
9 佐本 一晃 21 城野 靖
10 加藤 武志 22 高岡 隆真
11 上野 忠雄 23 山西 登
12 久野 信之 24 上里 昌輝
（7） 教職員の概要
2022 年 5 月 1 日現在
初芝 初芝 初芝 はつしば はつしば
区分 本部 立命館 富田林 橋本 学園 学園 計
中・高校 中・高校 中・高校 小学校 幼稚園
本務 2 76 61 31 29 18 217
教
員
兼務 32 26 20 15 14 107
本務 6 3 4 3 3 1 20
職
員
兼務 5 17 12 15 24 10 83
単位：人
2．事業の概要
本学園は、「夢と高い志、挑戦、そして未来創造」の学園理念のもと、1社会に貢献し世界で
活躍する創造的な人材の育成、 2生徒・児童・園児の学びと成長を大切にした学園・学校づく
り3初等中等教育及び幼児教育を担う「総合学園」として大阪・和歌山の地域に貢献することを
目標とする 2023 基本構想・第 2 次中期計画(2017 年2022 年度)を策定し、目標の具体化を推
進してきた。
この間、世界では新型コロナウイルス感染症の発生や、ロシアによるウクライナ侵攻による情
勢不安やエネルギー価格をはじめとした物価上昇等の様々な諸課題が複雑に錯綜・拡大している。
また、日本国内では 2022 年の出生数が 80 万人を割り、77 万人程度となるなど急激に少子化
が進行し、公私を超えた学校間競争は一層厳しさを増している。
2022 年にはこの厳しい社会状況の中、2030 年の社会構造を見通した長期計画「学園
Vision2030」の策定を決定した。その課題設定や取り組みの策定を検討するため学園 Vision2030
策定委員会」及び「大阪初芝学園レビュー」を開催した。
その他、学園並びに各学校園スクールでは以下の課題に取り組んだ。
(1)学園の取り組み
1.幼小中高及びスクールの連携
・学園全体の ICT 力向上のため、ICT 委員会を開催（年 4 回）
・学園代表者会議の開催（年 2 回）
・生徒募集活動における幼小、小中、中高とスイミングスクールの連携
2.立命館との教学提携・連携の強化
・定期協議会の開催(年 1 回)
・立命館からの出向者の受入れ
・立命館一貫教育部への出向者の派遣
3.優秀な教員の確保と教職員の力量アップ
・教員組織整備計画の策定
・新任者研修の実施(年 1 回)
・教職員合同研修会(年 1 回)
4.新型コロナウイルス感染症への対応
・修学旅行をはじめとした宿泊行事については行先の変更（海外→国内）や分散実施、
実施時期の変更等を行った上での実施となったが、一部海外研修を実施する等通常
の実施となりつつある。
・文化祭や体育祭、授業参観等の行事については分散開催等の感染予防措置を取った上
での実施となったが、3 年ぶりに実施した行事もあり、通常の学校園の生活を取り戻
しつつある。
・入試についてはコロナ陽性者に対して予備日程を設定するなど対応を行った。
(2)各学校園等の取り組み
1初芝立命館中学校・高等学校
重点目標 具体的な取組内容
1．新しい教育の展開準備
(1)SSH の申請 ・理科/数学の教員を中心に SSH タスクフォースを編成、
会議を実施
・理系教育先進校への視察を実施（7校）
(2)国際コース設置の検討 ・英語/社会の教員を中心に国際コースタスクフォースを編成、
会議を実施
・国際コース、IB の学校への視察を実施（8 校）
2．独自の教育理念の打ち出し
(1)総合的な探求の時間の授業運営 ・高 1 では「宇宙」をテーマに外部講師を招き、講演会を実施
と特色化 ・中学校ではダイバーシティや環境、地域貢献をテーマに総合
授業を実施
(2)特色ある宿泊行事の実施 ・高校は対馬/五島列島/関東方面/東北・北海道での研修旅行を
実施
・中学校は鎌倉での留学生交流、千葉での地域貢献プログラムを
実施
3．各コースの特色的な教育内容の実現
(1)立命館コースの特色化 ・理工学部との連携等により理系人材の育成
・グローバル人材の育成
・附属型を活かした教育内容
(2)アドバンスト/グローバルコース ・国公立大 23 名、関関同立 71 名、早慶 GMARCH3 名
の大学進学実績向上 ・海外大学合格 5 名
・進路実現に向けた 6 年間のキャリア教育
4．入学者確保への取り組み
(1)中学校募集の比重の拡大 ・入試日程や入試方式の変更、特別奨学1金制度の整備
・出願者数、入学者数共に増加
(2)大阪市域・北摂地域を重点エリ ・北摂/大阪市域に展開する塾とのさらなる連携強化
アとして募集 ・学校近隣塾との連携強化
・中学入試/高校入試共に重点エリアからの出願者が増加
5．開かれた学校に向けた教育活動の展開
(1)地域や企業との連携 ・堺市東区役所主催文化推進プロジェクトへ参加
・インターアクトクラブ、堺市こども食堂でのボランティア
(2 大学/企業との連携 ・立命館大学理工学部長による講話の実施
・ガーナへの支援活動を行う NPO 法人と連携し、中学生への講演
や教員研修を実施
・AI・IT 特別講座を夏/冬期に実施
(3)他校との連携 ・SSH、国際、進学実績、探求などの先進校 25 校（全国）の視察
6．施設・設備の整備
・1 号館トイレ/エントランスの改修
・サイエンスラボ/ICT 機器の設置
・中学校職員室のフリーアドレス化実施
2初芝富田林中学校高等学校
重点目標 具体的な取組内容
1．広い視野と深い思考につながる教育展開と特色教育を行い、自ら考え行動できる生徒の育成
(1)教育目標「本質を問い、本質 ・自ら学ぶ姿勢を養う日々の学びの充実。
を見極める力を養う」の実現 富読/ビブリオバトルによる圧倒的な読書量の達成
のための教育内容づくり Tonglish の実施による英語力の礎を構築
形骸化を無くす工夫を生徒会と共に実施
・深い学びへの授業の質の向上
「問い」を重視した授業の質の向上と生徒の「質問力」を鍛え、
自ら深く考える力を養う
・学びの拡充と実力養成のための放課後有効活用
(2) 次年度以降の飛躍のための ・オンデマンド/AI 教材と授業を関係づけ、取りこぼしの無い前倒し
礎を築く 授業の実施
・学力の確実な定着を目指した授業進度
・シラバスに配信計画を入れ、計画的に運用する
2．明確な目標を持ち、積極的な進路選択につながる丁寧な進路指導とトップ進学校としての実績向上
(1)進路実績向上のための取り ・進路への動機づけと個別最適学習による進学実績の向上
組み ・大学研究室訪問等、難関大学への強い動機づけ
・進路指導のさらなる充実
・進路講演会/進路説明会/進対会議/出願検討会の充実
・難関大対策チームの創設
・国公立 56 名 医歯薬系大学 31 名 関関同立 110 名
3．弛まぬ向上心に満ちた友好的な職場環境の整備
(1)業務のデジタル化 ・タブレットの有効活用とペーパレス化の強化
会議ではタブレットを使用、連絡はさくらメールを活用
4．選ばれる学校としての広報活動の実施
(1)入試部の組織的運営 ・塾訪問等の担当者の割り振りの適正化
・定例会議の実施、情報共有、データ管理
(2)広報地域等の重点化 ・沿線上の中学校からの入学者数確保
・各コースの特色を重点広報
(3)特別奨学2生制度の広報効果 ・周知の徹底
(4)新制服の戦力的広報 ・早期広報の実施
5．施設・設備の整備
・体育館への空調設備の設置
・自習室の整備
・図書館の設備更新
3初芝橋本中学校・高等学校
重点目標 具体的な取組内容
1．教科教育力の強化と進学実績の向上
(1)授業評価アンケート・外部研 ・授業評価アンケートを実施
修会の積極的活動 ・予備校/出版社等主催の研修会へ参加（数学・地歴・理科・英語）
(2)進路指導の強化 ・キャリア教育の充実。進路説明会、大学見学会等、キャリア教育
関連行事の実施。
・大学進学実績の向上。
2．立命館コースの高大接続の取り組みの強化と学力向上
(1) 基礎学力の養成 ・模試成績の向上
・学習到達度検証試験において全員が追課題基準到達
・入学前教育の充実
(2)大学で学び続けるための意識 ・高 1「立命館を学ぶ」、立命館ミーティング、卒業生から学ぼう
の向上 学部説明会、ライスボールセミナーの実施
・高 2「裁判所見学」等を実施
(3)卒業生支援体制の充実 ・キャンパス訪問の実施
・電話連絡/面談等の実施
3．クラブの競技力向上と全国大会出場
(1) スポーツコースの特色化 ・探究活動の実施
(2)クラブ実績の向上 ・競技力向上による全国大会出場
全国大会出場 柔道部 なぎなた部
近畿大会出場 サッカー部 陸上部 柔道部 テニス部
4．特色ある教育（探求型教育・グローバル教育・ICT 教育）の強化
(1) セルフデザインを軸とした教 ・放課後講座「進プロ」の精進
育スタイルの確立 ・土曜講座「スタサタ！」の充実
(2)ICT を活用した個別最適学習 ・初橋チャンネル（オンデマンド）の実施
の充実 ・Qubena、スタディサプリ等の活用
(3)新学習指導要領に対応する教 ・
「初橋探求」のアウトラインの作成
育の実践 ・高校 1 年生 橋本市選挙管理委員会の協力のもと、模擬授業を実
施した
5．生徒募集強化による定員の確保
(1) 募集イベントの充実 ・小学生対象「体験入学」実施。授業体験の他、クラブ紹介、クラ
ブ体験実施
・オープンスクール実施。入試問題解説、クラブ紹介、見学・体験
(3) 広報活動の強化 ・重点地域（大阪府南部）への広報強化
・SNS の活動
6．施設・設備の整備
・外壁等大規模改修工事の実施
4はつしば学園小学校
重点目標 具体的な取組内容
1．幅広い進路選択を可能にする確かな学力の養成
(1)学力推移データ等に基づく ・到達度テストの学年別現状分析、課題整理
現状分析と課題の整理 難関中学校への合格率の上昇
(2)授業内容の改善・充実 ・校内研修の実施(8 回)
・研究授業の実施
(3)内部中学校と連携した学力 ・プレテストの積極的受験や入試対策の充実
検証の仕組みづくり ・保護者への周知
2．社会の変化に柔軟に対応できる力の養成
(1)グループ・ペア学習の深化 ・コロナの感染拡大状況に応じて、可能な範囲で実施。
(2)宿泊体験学習の充実 ・3 年ぶりに修学旅行を実施
・夏期に開催予定であった宿泊行事を 11 月に実施
(3)プログラミング学習の実践 ・35 年生で ipad を活用した授業を実施
・企業とコラボし、教員研修を実施
3．豊かな心の育成
(1)あたり前のことをあたり前 ・道徳の授業実践を積み重ね、教科研究を行い、評価のあり方を共
にする心の育成 有した。
(2)児童支援体制の整備 ・
「生活アンケート」の実施
・メンタルサポート会議を定期的に開催、児童支援について共有
4．英語教育の充実
(1) 英語教科化を踏まえた指導 ・英語 4 技能をバランスよく育成
目標・学習内容の体系化 ・35 年生は英検対策授業を週 1 回実施
(2)授業の充実 ・ネイティブ教員と日本人英語教員との連携による授業の充実
・新教材「EnglishCode」を採用
(3)上位層を伸ばす仕組み作り ・英語によるレシテーションコンテストの実施
5．安定した学校運営
(1)募集定員の確保 ・重点地域への募集活動強化
スクールバスの新コース開設。幼児教室や園への訪問強化
・募集関係行事の充実
園や幼児教室と連携した外部説明会の実施
校内説明会の一層の充実
ホームページリニューアル
5はつしば学園幼稚園
重点目標 具体的な取組内容
1．保育の質の向上と教育内容の充実
(1) 正課授業の充実 ・
「GrapeSEED」
「LittleSEED」の活用
・
「EnglishTime」の導入
・行事の充実
運動会を 2 部制開催で実施
はつしばフェスティバルの実施
冬のカーニバル実施
(2) 課外授業の充実 ・バレエ/絵画/サッカー/体操/書き方等開催
・卒園児を対象とした放課後課外教室を実施。
（英語教育等）
(3) 預かり保育の充実 ・長期休暇中の昼食を弁当/給食の選択制を導入
・チケットレス化を実施
2．園児募集
(1) 広報の充実 ・ホームページ、SNS、動画配信を活用
(2) 募集関連行事の充実 ・園庭開放を実施
・ひよこ教室の実施
・入園園内見学会の実施
(3) はつしば学園小学校との ・小学校の先生による知育教室を開催
連携 ・子育てサロン会を開催
3．その他
(1)スクールバスについて ・スクールバス利用の有無をアプリで管理
・添乗員/運転手による車内巡回を実施
6初芝スイミングスクール
重点目標 具体的な取組内容
1．会員育成 ・全国 JOC ジュニアオリンピック
100mバタフライ 第 2 位
200m自由形 第2位
全国中学校水泳競技大会
400m個人メドレー 第 5 位 200m背泳ぎ 第5位
・国体 大阪代表
4×100m メドレーリレー 4 位 4×100m フリーリレー 8位
2．会員獲得 ・2023 年 3 月現在、965 名在籍。
・年 3 回(6 月・10 月・2 月)の 1 ヶ月体験教室、年 2 回(7月・3 月)
の短期教室を実施
3．学園内各校園との連携強化 ・はつしば学園幼稚園との連携
体育授業の一環で水泳授業を実施
預かり保育/延長保育でスイミンク゛スクールの授業を受講。
・はつしば学園小学校との連携
小学校の体育授業の一環として水泳授業を実施
・初芝立命館高等学校との連携
高等学校体育科の授業に施設貸与
・初芝富田林中学校の授業に施設貸与
3.施設等の状況 2023 年 3 月 31 日現在
主な施設設備の状況は次のとおりである。 面積：m2 金額：千円
所在地 施設等 面積等 取得価額 帳簿価額 摘 要
堺市東区日置荘西町 園地 4,301 141,151 141,151
（はつしば学園幼稚園 ） 園舎 2,884 585,426 328,067
同上 土地 1,518 28,868 28,868
（初芝スイミンク゛スクール） 建物 1,304 322,111 94,644
校地 48,523 2,916,279 2,916,279 はつしば学園小学校
堺市東区西野
初芝立命館中高等学校.
（北野田キャンハ゜ス） 校舎 29,463 4,099,687 2,076,999
本部分含む
58,314 1,335,086 1,335,086
富田林市彼方 校地 8,463 借地
（初芝富田林中高）
校舎 11,845 3,080,757 1,256,774
校地 39,053 1,258,000 1,258,000 寮敷地
橋本市小峰台
校舎 12,006 3,235,881 1,357,284 （714 m2）含む
（初芝橋本中高）
寮建物 2,093 602,326 293,485
三重県南伊勢町 土地 92,929 1,711 1,711 未利用
※校舎には、建物付属設備及び構築物を含む。
4.財務の概要
（1）計算書類
資金収支計算
2022 年 4 月 1 日から
2023 年 3 月 31 日まで 単位：円
a.2022 年度 b.2022 年度 差 異
第 2 回補正予算 決 算 （ab）
資金収入 7,327,644,402 7,634,232,727 △306,588,325
前年度繰越支払資金 2,141,894,045 2,141,894,045
収入の部合計 9,469,538,447 9,776,126,772
資金支出 7,558,429,901 7,523,684,466 34,745,435
翌年度繰越支払資金 1,911,108,546 2,252,442,306 △341,333,760
支出の部合計 9,469,538,447 9,776,126,772 △306,588,325
事業活動収支計算
2022 年 4 月 1 日から
2023 年 3 月 31 日まで 単位：円
a.2022 年度 b.2022 年度 差 異
第 2 回補正予算額 決 算 （a-b）
教 事業活動収入の部 3,972,720,774 4,015,139,804 △42,419,030
育
活
動 事業活動支出の部 4,063,918,992 3,902,854,041 161,064,951
収
支 収支差額 △91,198,218 112,285,763 △203,483,981
教
育 事業活動収入の部 10,213,065 2,262,408 7,950,657
活
動 事業活動支出の部 905,051 194,151 710,900
外
収
支 収支差額 9,308,014 2,068,257 7,239,757
経常収支差額 △81,890,204 114,354,020 △196,244,224
事業活動収入の部 25,530,000 35,104,617 △9,574,617
特
別
収 事業活動支出の部 0 0 0
支
収支差額 25,530,000 35,104,617 △9,574,617
[予備費] 36,000,000 36,000,000
基本金組入前当年度収支差額 △92,360,204 149,458,637 △241,818,841
基本金組入額合計 △249,674,071 △472,271,947 222,597,876
当年度収支差額 △342,034,275 △322,813,310 △19,220,965
前年度繰越収支差額 △4,378,782,144 △4,378,782,144 0
翌年度繰越収支差額 △4,720,816,419 △4,701,595,454 △19,220,965
貸 借 対 照 表
2023 年 3 月 31 日 単位：円
増 減
a.本年度末 b.前年度末
（ab）
資産の部
固定資産 13,576,923,729 13,556,614,850 20,308,879
流動資産 2,767,299,759 2,543,219,954 224,079,805
合 計 16,344,223,488 16,099,834,804 224,388,684
負債の部
固定負債 562,072,256 614,259,117 △52,186,861
流動負債 961,972,956 814,856,048 147,116,908
合 計 1,524,045,212 1,429,115,165 94.930,047
純資産の部
基本金 19,521,773,730 19,049,501,783 472,271,947
繰越収支差額 △4,701,595,454 △4,378,782,144 △322,813,310
合 計 14,820,178,276 14,670,719,639 149,458,637
負債及び純資産の部
合 計 16,344,223,488 16,099,834,804 244,388,684
（2）主な財務比率比較
単位：％
比率名 算式 2018 年度 2019 年度 2020 年度 2021 年度 2022 年度
事業活動収支 基本金組入前当年度収支差額
差額比率 8.1 5.7 5.8 7.6 2.9
（△） 事業活動収入
基本金組入後 事業活動支出
収支比率 99.9 101.9 106.9 93.1 110.1
（▼） 事業活動収入基本金組額
学生生徒等 学生生徒納付金
納付金比率 51.2 50.4 53.9 53.5 53.7
（） 経常収入
人件費
人件費比率
62.5 61.4 60.2 60.7 62.5
（▼）
経常収入
教育研究経費 教育研究経費
比率 16.0 18.2 18.9 18.4 19.6
（△） 経常収入
管理経費
管理経費比率
13.8 15.3 15.6 14.8 15.1
（▼）
経常収入
流動資産
流動比率
242.6 256.2 314.8 312.1 287.6
（△）
流動負債
総負債
負債比率
11.3 10.5 9.2 9.7 10.3
（▼）
純資産
純資産構成 純資産
比率 89.9 90.5 91.6 91.1 90.7
（△） 総負債+純資産
基本金
基本金比率
98.4 99.2 99.9 99.4 99.6
（△）
基本金要組入額
■ 比率名の（ ）内の記号は、評価を表している（
「今日の私学財政」
（日本私立学校
振興・共済事業団）による）
（△）：高い値が良い （▼）
：低い値が良い （）
：どちらともいえない
（3）その他
1有価証券の状況
区分 銘 柄 数 量 B/S 価額 時 価 計上科目
株式 王子ホールテ゛ィンク゛ス他 89,510 株 59,892,124 円 92,748,837 円 有価証券
合計 89,510 株 59,892,124 円 92,748,837 円
2学校債の状況
発行年度 本年度末残高 利息 償還期限 摘 要
2021 年度 55,400,000 円 ％ 2024 年 3 月
2022 年度 50,000,000 円 ％ 2025 年 3 月
2023 年度 54,400,000 円 ％ 2026 年 3 月
合 計 159,800,000 円
3寄付金の状況
寄付金の種類 寄 附 者 金 額 摘 要
特別寄付金 各校保護者会等 53,853,431 円
現物寄付金 各校保護者会等 12,016,099 円
4主な補助金の状況
補助金の内訳 金 額 摘 要
国庫補助金 5,292,900 ICT 教育設備整備事業補助金他
大阪府経常費補助金 944,636,000
大阪府授業料支援補助金 314,400,836
和歌山県経常費補助金 172,164,000
大阪府その他の補助金 10,390,370 幼稚園特別支援事業費補助金等
和歌山県その他の補助金 998,890 ハイスクール強化指定事業補助金
市町村他補助金 2,414,438 堺市、橋本市
5収益事業の状況
スイミングスクール（サービス業）の状況は次のとおりである。
損益計算書 単位：千円
2018 年度 2019 年度 2020 年度 2021 年度 2022 年度
売上高等 103,352 95,414 47,839 89,466 97,832
売上原価 2,212 2,413 1,473 1,883 2,033
販売管理費等 88,247 88,211 81,791 92,112 86,237
当期純損益 12,892 4,789 △35,426 △4,529 9,562
※ 千円未満の端数処理の関係で内訳の計が合計と一致しないことがある。
貸借対照表 単位：千円
2018 年度 2019 年度 2020 年度 2021 年度 2022 年度
流動資産 194,592 119,555 149,078 220,768 155,615
固定資産 24,205 21,622 19,721 16,844 13,420
資産合計 218,797 141,178 168,800 237,612 169,035
流動負債 9,903 9,505 8,533 11,341 9,654
固定負債 9,745 9,909 7,576 7,514 7,223
負債合計 19,648 19,415 16,110 18,855 16,877
純資産合計 199,148 121,762 152,689 218,757 152,157
負債・純資産合計 218,797 141,178 168,800 237,612 169,035
※ 千円未満の端数処理の関係で内訳の計が合計と一致しないことがある。