自動車科 平成16年度卒業
日産サティオ岡山に就職
(倉敷市立倉敷北中学校出身)
「好き」を仕事に。夢はメカニックの頂点!
幼い頃からクルマに興味を持っていた私は、高校選びのとき、迷わず自動車科のあるおかやま山陽高校を選びました。在学中は自動車整備部でゼロハンカーや水陸両用車を製作しました。高校卒業後は、姉妹校の岡山自動車大学校に進学して一級自動車整備士の資格を取得し、現在は日産サティオ岡山のメカニックとして働いています。夢は、日産メカニックの最高峰「ハイテクマスター」になることです。
大好きなクルマをより楽しく、より深く学ぶことで「未来のカーエンジニア」を養成する学科です。広大な実習場は国土交通省の認証工場の規格を満たし、自動車整備士の一種養成施設でもあります。
車検ラインやクルマを持ち上げるためのリフトが9基、これからの自動車整備に欠かせない最新の外部診断機(スキャンツール)、塗装ブースやベンチエンジンなど、自動車整備の基礎を学ぶ設備や教材が大変充実しています。
実習はエンジン実習、シャシ(足回り)実習、電気装置実習、電子制御装置実習、車検実習など、自動車整備の基礎を1年生の時から徹底的に学ぶことができます。
その実習を教える講師のほとんどがカーディーラーで自動車整備士の実務経験を持ち、お客様へ『安全・安心』を届けられるような自動車整備士の育成に励んでいます。
EV(電気自動車)や自動運転などクルマの技術は近年急激に高度化しています。これらを適切に点検・修理できるカーエンジニアの需要はますます高まっています。
人々の生活に無くてはならないクルマ社会の『安全・安心を守るエンジニア』を育成する学科です。
2024年03月06日
3/6(水)
こんにちは!自動車科です。
本日、自動車科2年生は山陽ヤナセ株式会社様との企業連携授業を受けることができました。
実習場には普段目にしない車種が勢ぞろい!!
3グループに別れ、下記の?〜?の講座を受講しました。
?電気自動車について
?実車を使っての故障診断
?実際に車両に触れる
故障診断では本校卒業生が駆けつけてくれ、実際に教えてくださいました。
普段の授業とは違い、驚きや感動が多い授業となりました。
とても貴重なお時間を作って頂き、山陽ヤナセ株式会社様ありがとうございました。
【おまけ】
クルマの安全・安心を守ることで地域社会に貢献できるカーエンジニア
3年生の10月には、学科試験のみ(実技試験免除)で、三級自動車整備士の国家資格を受験することが可能です。4種目の三級自動車整備士すべてを取得しやすくなっています。
卒業生の半数以上が姉妹校の「岡山自動車大学校」に進学し、一級・二級整備士を目指します。岡山県西部・広島県東部で唯一、自動車を専門的に学べる学校です。
また、在学中に多くの資格が取得できるので、自動車整備業、製造業、運送業、販売業など就職にも有利です。
地元カーディーラー等のメカニック(自動車整備士)、自動車メーカーでの製造・開発、レースメカニック、大手運送会社の専属メカニックやドライバー、板金塗装業、国土交通省運輸局や検査場での検査官など
自動車整備の勉強は、クルマはもちろんのこと、他の機械のメンテナンスや操作などにも使えます。またクルマは機械的な要素と電気的な要素を併せ持つ乗り物で、その両方を学ぶことができます。
進学者の内、卒業生の半数以上が姉妹校の「岡山自動車大学校」に進学し、一級・二級整備士を目指します。岡山県西部・広島県東部で唯一、自動車を専門的に学べる学校です。他には四年制大学や各種専門学校に進学しています。
また、在学中に多くの資格が取得できるので、自動車整備業、製造業、運送業、販売業など地元優良企業を中心に、大手自動車メーカーにも就職しています。平成26年に30周年を迎える自動車科は、多くの卒業生が各企業で活躍しているので、安心して進路1選択することができます。
1年生の時は運動部に所属し、「クルマは、あまり詳しくないです。自動車科に入学したのは、手に職を付けたいと思い、自動車整備士という国家資格を取得したいと思ったからです。」と入学当初は話していました。専門教科を学んでいくうちに段々と興味を持ち始め、とても楽しそうに授業を受けていました。
資格取得を熱心に取り組み、在学中には三級自動車整備士4種目をはじめ機械保全・玉掛け作業・フォークリフト技能講習、乙種危険物取扱者全種目など、数多くの資格を取得しました。そうやって少しずつ自信を付けながら、3年生になるとハイブリッドカーや電気自動車に関心を持つようになり、「将来は一級自動車整備士になって、お客様に信頼される整備士になりたいです。」と、姉妹校の「岡山自動車大学校」への進学を迷わず決めました。
彼の場合、はじめから大目標があったのではなく、目の前の目標を一つひとつ、着実に達成しながら将来に向け、大きな目標(夢)を持つ事ができました。進学先の岡山自動車大学校では更に専門教科を深く学んでおり、今ではこちらが感心するほど、クルマに詳しくなっています。
自動車整備部に所属し、「世界一 車高の低い車 MIRAI」や「ゼロハンカー」など、自分のアイデアで様々なものづくりに励んでいました。時には周りの人がアッと驚くような車を作って見せるなど、本当に楽しそうに高校生活を送っていたように思います。
そんな彼が進路2選びをする時、自動車製造会社に勤めたいという希望から、「トヨタ自動車株式会社」を受験することになりました。勉強は苦手と言っていましたが『本当にやりたいこと』を実現するために、工具をペンに持ち替えてコツコツと勉強に励んでいました。進路3課の先生方のバックアップと、努力の甲斐があって見事合格通知を受けたその日から、再び工具を握ってものづくりに励んでいたのは言うまでもありません。
就職後、現在は開発関係の職場に配属されて頑張っているようです。いつか彼の開発したクルマを、街で見かける日が来ることを今から楽しみにしています。
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就職先 |
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