基町の卒業生の保護者としては、確かに大学受験のウェートはとても大きかった、だからこその進学実績だと思っています。
しかし、では基町の生徒は受験勉強しかしないのか、先生方は大学受験さえうまくいけばいいと思っていらっしゃるのかというとそういうわけではありません。部活だって頑張っていたし、クラスの団結力だってあったし。文化祭、体育大会、合唱祭etc...子供にとっては行事も日々の学校生活もとても大切な思い出のようです。
うちの場合は、理系クラスで、しかし、家はとても科学や
数学というような雰囲気ではなく、塾にも行きませんでしたので、理数の奥深さを語られる先生方をとても尊敬していました。兄のように慕う若い同性の先生もいらっしゃったようです。大学の学部も、その先生のしていた研究をしてみたいから、という理由での選択のようです。
親のほうも、子供の素行や精神面がとても心配な頃があったのですが、担任の先生に相談すると、適切に対応して下さいました。
悩み多き(?)思春期を基町で過ごせて良かったと思っています。
もちろん、他の高校でも、良かったかもしれませんが。公立なので、良くも悪くも、基町の先生だけが特別、ということはないと思いますよ。