学校長挨拶
小さな学校 夢いっぱい!
広島県立安芸高等学校のWEBページにアクセスしていただき,ありがとうございます。
本校は昭和49年に全日制普通科高校として創設され,平成10年に総合学科に改編され今日に至っています。これまでに9,900名を超える卒業生を輩出しており, 諸先輩方は各界で活躍されておられます。
本校では,総合学科の強みや小さな学校の利点を生かし,「自分自身の良さや可能性を見出し, それを生かして自らの人生を切り拓くとともに, 仲間と協力してより良い社会づくりに貢献できる人材」の育成を目指した教育実践を推進してきました。
「総合学科の強み」とは,第一に総合的な探究の時間を柱として,高校生活を通じて, 自分自身の在り方・生き方を探究する教育活動が進められることです。 第二に多様な選択科目の中から,興味・関心や進路希望に対応した学びを実現できることです。
「小さな学校の利点」は,第一に日常の面接1指導,少人数授業,AST(Additional Study Time)等を通して, 個に応じたきめ細かい 指導が行われることです。第二に安芸高祭,体育大会,総合学科発表会などの学校行事を通して,一人一人の生徒が主役となり, 生き生きと輝ける場があることです。
本校はこうした取組を組織的に進め,創立50周年を迎えますが,今年度末で閉校となります。しかし,本校の歴史の幕を閉じるまで, すべての生徒が生き生きと学校生活を送り,誇りをもって学び舎を巣立っていくことができるよう, 教職員が一体となって, 保護者・同窓生・地域の皆様と連携・協働した学校づくりを進めて参ります。
今後とも皆様の御理解と御協力を賜りますようお願いいたします。
令和5年4月 校長 平田 浩一