下関北(豊北)高校
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取得日:2024年03月24日
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山口県立下関北高等学校
〒759-5511 下関市豊北町滝部 1003 番地
TEL(083)782-0023 FAX(083)782-0183
6月末から続いた豪雨により、被害にあわれた方々には衷心よりお見舞いを申し上げます。本校も、JR 山
陰本線の長門市小串間の長期運転見合わせ、その他区間の運転取りやめにより、臨時休校としました。生
徒が安心して登校し、学習やその他の活動ができるよう、一日も早い復旧を願っております。
さて、今号から、記事の一部を生徒に執筆してもらうことにしました。今回は、3年生男子生徒が「
面接
1
ガイダンス」について書いています。
■ 車いす体験を実施しました
6月12日(月)2・3限、2年生の選択科目「生活と福祉」の授業
において車いす体験実習を行いました。
まず、教室内で使用方法を学習した後、校舎の外に出て段差がある場
所を移動したり、スロープを後ろ向きに下ったりしましたが、頭の中で
理解したつもりでいても、慣れない車いすの操作に戸惑う場面も見られ
ました。また、車いすに座った生徒
の方も、互いの顔が見えない状態で
動かしてもらう怖さを実感したよ
うです。
生徒たちにとって、今回の車いす体験は、障害のある人や介助される
人の立場に立って考え、行動することの大切さを知るとともに、バリア
フリー社会の実現に向けて大切なことは何かを考えるよい機会となり
ました。
■ 1・2年生が職業理解ガイダンスで将来について考えました
6月13日(火)6・7 限、1・2年生対象に職業理解ガイダンスを実施しました。
県内外の大学、短大、専門学校から13人の講師の先生をお招きし、1IT・情報処理、2CG・ゲーム、
3医療事務・診療情報管理士、4ホテル・
ブライダル 5公務員、6美容・理容、7
ファッション、8保育・幼児教育、9介護
福祉・社会福祉、10スポーツ、11看護、12
理学療法士・作業療法士の12の講座が
実施されました。
生徒は興味のある講座を6限目と7限
目にそれぞれ一つ選び、二つの講座を受
講しました。各講座では、講師の方からパ
ンフレットやプレゼンテーションソフト、
動画等を使って、職業のやりがいや魅力、
身に付けなければならない資格、そのため
にはどのような勉強をしなければならな
いかなどについて詳しく説明を受け、生徒
は熱心にメモをとっていました。
講師の先生方からも、「熱心に聞いてく
れた」「質問にしっかり答えてくれたり、
意見を言ってくれたりして、話しやすか
った」「リーダーの生徒がよく動いてくれ
た」等、ガイダンスに取り組む姿勢を褒め
ていただきました。生徒にとって将来の
職業を考える良い機会になりました。
■ スクールカウンセラーによる教育相談講演会を実施しました
6月15日(木)、本校スクールカウンセラーの 天辰 佳代子 先生を講
師に、
「ストレス対処法動けるこころを持ってみよう」と題して、教育
相談講演会を実施しました。
まず、「無理をせず、考え込まないよう
にするのも大事な心の動きだ」ということ
を伝えられた後、生徒たちは1週間を振り
返って印象に残っている出来事を書き出
し、その出来事が自分にとってどんな感じだったのかを、「普通」を「50」
として0100で得点化しました。1週間を振り返り、気持ちを書き出
し、数値化するといった行為自体もストレス対処法の一つになるそうです
が、「いやなことやつらいことがあっても、楽しいこともある日常生活を
送っている」というふうに、一つの考えにとらわれず、自分の中に別の視
点をもつようにしてほしいということと、本当に苦しいとき、つらいとき
は助けを求めることも大切であるということを話されました。
生徒が自ら心を動かしてストレスを対処できるようになることを期待
するとともに、学校も、生徒が苦しいときに相談できる信頼できる大人が
いる場所であり続けたいと思います。
■ 高齢者の気持ちを疑似体験しました
6月22日(木)、地域探究の「保育・福祉」グル
ープでは、下関市社会福祉協議会豊北支所の板垣さ
んと中野さんの御指導の下、生徒10名が高齢者疑
似体験を行いました。
ひざやひじの屈曲が困難になるサポーター、手
首・足首用の重りバンドと重り付きのベストを身に
付けていくたびに、徐々に体が動かしにくくなって
いきました。その後、前かがみ姿勢体験ベルトを装着すると腰が曲がり、前進するのもゆっくりとしかでき
なくなりました。さらに、視野狭窄等を体験できる視覚障害ゴーグルや聴覚
の変化を体験できるイヤーマフを付け、実際に校舎内を移動してみたところ、
杖を持ち、介助があったとしても、階段等の上り下りは怖さを感じたようです。
体の不自由さを感じるのは必ずしも高齢者とは限りませんが、超高齢社会
と呼ばれる現在、今回の疑似体験を通して、高齢者の気持ちを知るだけでな
く、高齢者をいたわり、周囲がどう介助したらよいのかを考えていかなけれ
ばならないことを学ぶことができました。
■ 2回目の
面接
2
ガイダンスを受けました(3年 M・K)
6月22日(木)の7限、私たち3年生を対象に2度目の
面接
3
ガイダンス
がありました。講師は、前回同様、学校法人大原学園の森 正登先生です。
・1つ1つの動作をし
今回は、実際に
面接
4
室への入退室と自分の長所を述べるという実践練習を
しました。その中で、私は、姿勢や手の位置、お辞儀の深さなどの動作に関 っかり止める!!
するマナーがとても勉強になりました。緊張した状態で自分の動作を意識す ・自分の長所が何に活
ることは非常に難しいことなので、この時間は大変有意義なものになりまし かせるのか
た。また、長所を述べる際の文章の構成についても学びました。一番伝えた
いことを初めに述べ、その理由や体
験などを絡めて伝えることが大切
だと教わりました。
これから3年生の多くは、進学や
就職の際、
面接
5
を経験することにな
ります。希望進路の実現に向けて、
今回の
面接
6
ガイダンスの内容を活
かしていきたいと思います。