下関北(豊北)高校(山口県)の公式サイト内のPDFをテキストに変換して表示しています。

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取得日:2024年03月24日[更新]

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-                                                        山口県立下関北高等学校
                                                            〒759-5511 下関市豊北町滝部 1003 番地
                                                                TEL(083)782-0023 FAX(083)782-0183
 
 
 
 
     ■ 豊北小学校代表児童、豊北中学校及び下関北高校生徒会による熟議
   1月6日(木)に豊北中学校を会場として、豊北小学校代表児童、豊北中学
 校及び下関北高校生徒会による熟議を行いました。熟議とは「熟慮」と「討議」
 を重ねながら共通認識・課題解決をしていくことです。
   熟議のテーマは「『私たちが社会(地域)にできること』生徒会として行え
 る地域貢献」でした。
   目的は、学校の中核を担って活動している小学校の代表児童、中学校及び高
 校の生徒会執行部が集い、地域を活性化するための方策についてグループ討論
 を通して考えることにより、リーダーとしての資質や能力を高めるとともに、
 地域や学校の良さを再認識し、各学校の児童活動、生徒会活動の活性化に積極
 的に取り組もうとする意欲と態度を育成することです。
   最初に「それぞれの学校の強み・弱み」  、次に「地域の強み・弱み」、最後にテーマである「私たちが社会
 (地域)にできること」を考えるという流れで話し合いが進んでいきました。北高生がファシリテーターと
 なり小学生、中学生の意見をうまく引き出していました。また小中高の各学校の学校運営協議会の委員の
 方々にも多数参加していただき、児童・生徒たちに的確なアドバイスをいただき、課題解決に向けて深い話
 し合いとなりました。
   「地域とクリーン大作戦!!」「ようこそ豊北(観光プロジェクト)  」「豊北のみんなで今ある活動をもっ
 と大きく」「豊北町の自己紹介」「安全で便利な通学環境」「地域盛り上げ隊」「地域明るくし隊」「豊北の自
 然を守る」「地域の安心・安全直売所」「地域交流大作戦」など児童・生徒ならではの柔軟な発想で、いろい
 ろなプロジェクトが発表されました。今回の熟議をきっかけに、小中高の連携が深まり、地域貢献のプロジ
 ェクトが着実に実現できるようになればと考えています。
 
 ■ 2 年生修学旅行
   1 月12日(水)から14日(金)の2泊3日で、2年生60人で修学旅行
 に行ってきました。今年は新型コロナウイルスの影響で、当初予定していた新
 潟・東京旅行から中九州(熊本、長崎、福岡)を巡る旅行へと変更になりまし
 た。旅行中もマスクの着用はもちろんのこと、バスの座席の間隔を空け、消毒
 を行うなど、新型コロナウイルスの感染防止対策を徹底しました。
   初日、地震の影響から復興途中である熊本城を訪れました。崩れて中が見え
 るようになったからこそわかる、石垣の組み方の精巧さに驚きました。その後、
 フェリーで雲仙岳災害記念館に向かいました。フェリーではかっぱえびせんが
 各人一袋ずつ配られ、カモメの餌やり体験ができました。カモメもわかってい
 ると見えて、人がデッキに集まってくると、大挙して飛来してきて人から餌を
 もらっていました。その様はさながらヒッチコックの映画「鳥」のようでした。
 生徒たちは初めおっかなびっくりの様子でしたが、慣れてくると手から直接あ
 げたり、空中に投げ上げたりして楽しそうでした。普賢岳災害記念館ではビデ
 オで災害時の状況や発生のメカニズムなどを学び、展示品を見たり、関連する
 ゲームなどに取り組んだりしていました。生徒たちにとっては生まれる前の出
 来事ですが、リアルタイムに災害を知っている身にとっては心が痛くなりまし
 た。夕食は中華料理をいただきましたが、量が多く、生徒たちも食べきれない
 ほどでした。
   2日目は午前中、大浦天主堂・グラバー園を見学し、午後から夜にかけてハウステンボスを楽しみました。
 大浦天主堂・グラバー園はかつて訪れたことがある生徒も多いようでした。バスに戻るまでの道に軒を連ね
 る土産物店で大量のお土産を買っている生徒が多数いました。この日は天気が良くなく、とても寒い1日で
 したが、ハウステンボス自由行動では寒さをものともせず、大はしゃぎでした。宿泊は園内にあるウォータ
                             ーマークホテルで豪華なホテルでした。夜のイルミネーションもきれいで、
                             ホテル帰着時間に遅れる生徒がいるかもしれないとの不安が杞憂に終わり、
                             全員、無事時間までにホテルに帰着したことに感心しました。
                                 3日目は太宰府天満宮と『キャッツ』の観劇でした。最終日とあって少し
                             疲れの見える生徒もいましたが、大宰府では今年の受験の合格祈願をしたり、
                             おみくじを引いたり、仲見世通りでお土産を買ったりしていました。『キャッ
                             ツ』は、ほとんどの生徒が初めてのミュージカルの観劇でした。ネコをまね
                             る役者の動き、キレのあるダンス、圧倒的な歌唱力に魅了され、引き込まれ
                             て、多くの生徒が感激していました。福岡を出た後は旅の疲れもあり生徒は
                             車中で爆睡状態でした。
                                 終了後の感想では肯定的な評価が多く、コロナ禍の中、何とか実施ができ
                             て本当によかったと思っています。実際、翌週になるとおそらく実施が不可
                             能になっていただろうと思うとギリギリ間に合ったと安堵しました。また、
                             終了後のPCR検査でも全員陰性であったので、胸を撫でおろしています。
                             コロナ禍で計画が変更になり、実施自体も危ぶまれた中、生徒にとっては高
                             校時代最大の思い出となる修学旅行を実施できたことは、運がよかったこと
                             もありますが、保護者の皆様や旅行業者等関係者のご協力のおかげであると
                             感謝しております。
  ■ ふるさと納税で本を購入
   下関北高校では、教育活動の更なる充実のために、ふるさと納税(県立学校指定
 寄附)の募集を行っています。
   この度、図書の充実を図るため、昨年度の寄附金で本を購入させていただきまし
 た。
   本は心の栄養、一人でも多く生徒のみなさんが本を手に取り、心を豊かにしても
 らいたいと思っています。
  ■ 受験体験報告会
   2月10日(木)の3限、今年度受験を突破し合格の栄冠をつかんだ3年生の
 代表29人が、1・2年生に対して、受験に向けての取組や受験の体験を報告
 する「受験体験報告会」を実施しました。
   大学や看護学校、大学校に進学した生徒や民間企業に就職を決めた生徒29
 人が、18の小グループに分かれて実施しました。昨年までは6人によるイン
 タビュー形式で報告会を実施していましたが、生徒のニーズに合わせたきめ細
 やかな対応とするために3年生の人数を増やし分科会形式をとることにしま
 した。受験先の決定時期、志望理由、受験科目、受験勉強にどのように取り組
 んだか、受験勉強で印象に残っていること、苦労したことや役に立ったこと、将来への抱負など、後輩への
 メッセージを述べました。また、本校では3年生に対する個別指導を徹底していますが、受験まで担当教員
 にきめ細かに指導してもらった経験も強く印象に残っているようで、事細かに語られていました。
   1・2年生の感想には「新聞やニュースをあまり見ていないので、これからは見てみようと思った。  」
                                                                                               「漢
                             字や英単語は隙間時間をしっかり活用して勉強の習慣をつけたい。」「進学で
                             も就職でも面接1があると思うので挨拶、礼、返事は意識しなくても完璧にで
                             きるようにしたい。」「どの大学を受けるにしても検定に沢山チャレンジして
                             資格をなるべく多くとりたい。」など具体的な目標が多くありました。
                               身近な先輩たちの体験談は、1・2年生にとって参考になることが多かっ
                             たようです。特に2年生は、間近かに迫った自分の姿を想像して、進路の決
                             定、実現に向けた受験勉強を本格的にスタートして欲しいと思います
 
  ■ 卒業証書授与式
   3月1日(火)10時00分から、山口県立下関北高等学校第2回卒業証
 書授与式が挙行されました。
   新型コロナウイルス感染症の予防対策のため、来賓も在校生も限られた方
 のみに出席していただき、卒業証書も卒業生一人ひとりにではなく代表の山
 本日菜さんに授与される形で、三密を避け時間も短縮して執り行われました。
   校長の式辞では、「あらゆる人の言葉に耳を傾けて『聴くこと』で自分を高
 め、夢を持ち続け、決して諦めず、自らを信じることで下関北高校を卒業す
 る皆さんが新しい時代を切り拓き、活躍されることを期待していますし、皆
 さんの限りない前途に幸多からんことを心からお祈りいたします。」とはなむ
 けの言葉が述べられました。
   また、在校生代表送辞では、2年生の松野健伸くんが、「先輩方の偉大さを
 強く感じたのは集会での行動力や体育祭などの行事で、場を盛り上げる力を
 目の当たりにした時です。コロナ禍で規制の多い中、何とか体育祭を成功さ
 せるべく全力で取り組む姿に勇気をもらいました。学校での先輩方の横顔は、
 いつでも熱意と将来への期待に向けられていたように感じます。先輩方、本
 当にこれまでありがとうございました。何かと頼りにしていた先輩方が卒業
 されると思うと、先輩に負けないような良き手本となれるように頑張ってい
 きたいと思います。」と、感謝の気持ちと決意を語ってくれました。
                               卒業生代表答辞では、鐘梨世さんが
                               「2年生になり、新型コロナウイルスの影響で行事の開催が危ぶまれるこ
                             ととなりました。そんな中、先生方のおかげで、文化祭や体育祭を開催でき
                             ることが決まりました。例年通りにできないことが多くある中、『出来ないこ
                             とばかりに目を向けるのではなく、今だからこそできることをみんなで探し
                             ていこう。』と前向きに動きだしました。
                                                                 」
                               「私にとって嬉しかったこと、悲しかったこと、楽しかったこと、それら
                             はすべて仲間がいたからこそ経験できたのだと思います。人生の3年間を多
                             くの仲間たちと過ごせたことは財産となりました。私たちの成長を身近に見
 守り、時には厳しく叱って導いてくださった先生方。生徒一人ひとりに対して真摯に向き合って下さる先生
 方からいただく言葉は私たちの原動力となりました。」
   「これまで支えてくださった保護者の方々。思春期の私達はなかなか素直になれず、私達の為を思って掛
 けてくれた言葉も受け入れることができない時もありました。それでも、どんな時でも私達に寄り添って励
 まし不安を和らげてくれる、その温かさが本当に嬉しかったです。いつも感謝しています。」と語りました。
   そして、「これから私たちはそれぞれの進路に向かって一歩踏み出します。みんな違う道です。しかし気
 持ちはみんな同じように期待と不安を胸に抱いています。今後、様々な困難にぶつかり思い悩んでしまうと
 きもあるでしょう。それでも、この下関北高校で得た多くの思い出、学び、誇りを胸にこれから待ち受ける
 困難を乗り越えていきたいと思います。」と新たな旅立ちへの決意を述べ、最後に「下関北高校がこれから
 も素晴らしい歴史を刻んでいかれますことをお祈りし答辞といたします。 」と締めくくりました。
   下関北高校第2期生に輝かしい未来が待っていることを心から願っています。