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松山中央高校のWiki
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基本情報
date:2019年3月10日 (日) 11:47 (UTC)
Infobox 日本の学校
校名:愛媛県立松山中央高等学校
国公私立:公立学校
(愛媛県県立学校)
設置者:愛媛県愛媛県
学区:愛媛県中予地方及び大洲市、喜多郡内子町、今治市の一部(菊間町)www3_e_reikinet_ehime338920100015000000MH
設立年月日:kensei
記念日名称:開校年月日
創立記念日:kensei
共学・別学:男女共学
課程:全日制課程
設置学科:普通科(9学級360名×3学年:nyugakuteiinn)
・ 理数系コース(3学級)
・ 医療看護系コース(1学級)
・ 人文系コース(4学級)
・ 英語系コース(1学級)
単位制・学年制:学年制と単位制を併用
学期:3学期制
高校コード:38155Bdnccode
郵便番号:791-1114
所在地:愛媛県松山市井門町1220番地gsimaps
緯度度:33 緯度分:47 緯度秒:59.72
経度度:132 経度分:46 経度秒:11.81
公式サイト:

'''愛媛県立松山中央高等学校'''(えひめけんりつまつやまちゅうおうこうとうがっこう)は、愛媛県松山市に所在する高等学校である。1986年に設立:0。

概観


1986年12月26日に設立(愛媛県県立学校設置条例の一部改正条例公布)し、翌1987年4月1日に開校(同条例の施行)した公立(県立)普通科高等学校である。学校は、愛媛県松山市の南端に位置する面積44,743m:teiinheisei30。

略歴

設置の経緯
愛媛県の県立高等学校は、1974年4月に愛媛県立松山西高等学校(現在の愛媛県立松山西中等教育学校)が開校したため51校になった。しかし、第二次ベビーブームの影響を受け、1979年頃から高等学校進学者が急増した。その結果、県立高等学校の入学希望者が1979年度には前年度より約500名増加した18,505名(特に松山地区の競争率は1.36倍、今治地区でも1.24倍まで上昇)となった。これに対し、愛媛県教育委員会は入学希望者の増加が大きい地区の募集定員を435名(10学級分)増加させたが、翌1980年度の入学希望者はさらに増加して19,228名になり、特に増加が大きかった松山地区では競争率が1.38倍となった。また、今治地区においても同様に高倍率となった。そこで、この事態を収束させるため、高倍率になっていた2つの地区にそれぞれ高等学校を開校させることで対処を図ることになった。その結果、新設校が松山地区では伊予郡松前町北黒田、今治地区では今治市桜井にそれぞれ誘致された。しかし、1981年1月の伊予市及び伊予郡の市長及び町長と議会議長が松前町の誘致計画に賛同することを記した署名文書を提出した際に、松山市PTA連合会(松山市小中学校PTA連合会)は「松山の子供は松山の高校に通わせるのが親の願い」等の主張を展開し、1980年12月から1981年1月にかけて「県立高校増設街頭署名運動」と称して行った署名運動で集めていた有権者190,000人以上の署名を持って愛媛県教育委員会及び愛媛県知事(白石春樹)に陳情した。加えて、これに応対した愛媛県教育委員会教育長の西田春善は、「松山市内における学校用地の確保は困難である」としたが、松山市の中卒者は1987年から1988年にかけて急増することが予想されるため、それらを長期的に考慮するとして、松山地区に一校の増設可能性が今後見込まれることを示唆した。その後、1983年4月に当初の誘致計画通りの伊予郡に愛媛県立伊予高等学校(1学年10学級、1期生の入学定員は450名)、今治市に愛媛県立今治東高等学校(1学年6学級、1期生の入学定員は270名、現在の愛媛県立今治東中等教育学校)が開校したが、松山地区では1983年度には1.32倍、1984年度には1.31倍の競争率となり、依然として高倍率を保っていた。そのため、松山市PTA連合会は愛媛県議会や愛媛県教育委員会に対して「松山市内の中学生数が今後数年間で15〜20%程度増加する」と主張した上で、松山市に県立普通科高等学校を増設することは不可欠であるとして請願及び陳情を続けた。1984年3月の愛媛県議会において、愛媛県教育委員会教育長の渡部好之は1987年度以降は既設校の学級数を増加させることによる対応では不十分であるという見方を示した上で、1987年度に高等学校を新設する方針を明らかにし、自由民主党愛媛県支部連合会(自民党県連)文教部会においても同様の決議がされ、新設校設置地区の候補として松山市や伊予郡砥部町等の希望が出た。1984年5月7日には、愛媛県知事の白石春樹や自由民主党愛媛県支部連合会に対し、松山市と砥部町の両首長及び議会とPTAの代表者らが新設高等学校誘致に係る陳情をした。その誘致活動の最中、自由民主党愛媛県支部連合会の幹部が地方財政法に抵触する行為である負担金を拠出することを松山市に要求したという報道があり、愛媛県や自由民主党愛媛県支部連合会は読売新聞や産経新聞等の全国紙も同様の報道をしていたにも拘わらず、日刊新愛媛(当時は愛媛新聞を上回る四国最大の発行部数を記録した愛媛県の県紙の一つだった)が虚偽の記事を掲載することで、白石春樹と自由民主党愛媛県支部連合会を中傷したとして、1984年8月9日に日刊新愛媛のみに対し、全国に例を見ない取材拒否の対抗措置を実行したwww3_e_reikinet_ehime339901010012000000MHhtml。
日刊新愛媛取材拒否事件

年表

(年表における主要な出典は公式サイトによるものである:0)
・ 1986年
  12月26日 - 愛媛県県立学校設置条例の一部改正条例(昭和61年12月26日条例第30号)公布(愛媛県立松山中央高等学校の設立)www3_e_reikinet_ehime339901010012000000MHhtml。
・ 1987年
  4月1日 - 愛媛県県立学校設置条例の一部改正条例(昭和61年12月26日条例第30号)施行www3_e_reikinet_ehime339901010012000000MHhtml、愛媛県立松山中央高等学校の開校、開校入学式を行う。(1期生450名)
  7月20日 - 落成式を行う。
・ 1988年
  2月25日 - プール竣工。
  3月31日 - クラブハウス竣工。
・ 1996年
  4月1日 - 入学定員を400名に変更する。
・ 2002年度
  医療看護系コース(全日制普通科)を設置するiryoukango2003。
・ 2006年度
 文部科学省からスーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクール(略称はSELHi、指定期間は3年間)に指定されるmextkokusaigaikokugo1293088。
・ 2009年
  4月1日 - 入学定員を360名に変更する。
・ 2017年度
  文部科学省から平成29年度学校保健及び学校安全表彰(文部科学大臣表彰)の被表彰者に選ばれるmextb_menuhoudou29_09_201709271396376_1pdf。

歴代校長

date:2019年5月
class:wikitable
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代氏名在任期間前職後職備考・出典等
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1三好貞義1987年4月 -
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3

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6高須賀康生1997年4月 -
愛媛県立図書館館長(24代)
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8松岡義勝
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9末廣久行
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10坂井良至
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11保積郁子
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12関岡利夫 - 2016年3月
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13藻利毅2016年4月 - 2018年3月愛媛県立大洲高等学校校長愛媛県総合教育センター指導主事
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14上田敏博2018年4月 - 2021年3月愛媛県立長浜高等学校校長
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15水田寿2021年4月 - 現在愛媛県総合教育センター

教育理念・目標等

(教育理念・目標等における主要な出典は公式サイトによるものである:0)
教育方針

心と心の触れ合いを大切にして、一人一人の個性を伸ばす。

指導目標

・ 自然や人間との触れ合いのなかで、思いやりの心と豊かな情操を育てる。
・ 一人一人に応じた学習活動のなかで、創造する力と表現する力を育てる。
・ 規律ある生活習慣のなかで、つよい意志とすこやかな体を育てる。

校訓

校訓は、英語名称(Ehime Prefectural Matsuyama ''Central'' Senior High Schoolまたは、Ehime Prefectural Matsuyama ''Central'' High School)の中から''Central''を抜き出し、'' C''・'' e''・'' n''・''t''・''r''・''a''・''l'' をそれぞれイニシャルとした語から成る。

'''''Challenge'''''(意味: 真意を問いかけて)
'''''energetic'''''(偽りなく果敢に挑む)
'''''noble'''''(純真な光彩のように)
'''''thoughtful'''''(研ぎ澄まされた)
'''''righteous'''''(信義に則り)
''''' ambitious'''''(向上させて拓く)
'''''liberal'''''(先駆けへ)

シラバス

2013年度から、新しい学習指導要領に完全移行したことに伴うシラバスの変更のため、年間33単位(週に33限)で授業を実施することになり、月曜日と水曜日と木曜日の週に3日が7限授業日となった。また、木曜日は全校集会を他の曜日における朝読書及びショートホームルーム(略称はSHR)の時間に設定されており、第6限はセントラルプラン(特別活動、略称はCP)、第7限はホームルーム活動(略称はHR)にそれぞれ設定されているyotei2018。

コース振り分け

2年次には生徒の進路希望に応じたコース振り分けがあり、系統別に'''理数系コース'''、'''医療看護系コース'''、'''人文系コース'''、'''英語系コース'''の全4コースを設置している。また、2年次後半には各コースごとで志望大学に合わせて、さらに詳細な選択教科及び科目を設定している。特に、英語系コース及び人文系コースでは、国公立大学等への進学を見据え、大学入試センター試験及び2021年から開始する大学入学共通テストの受験を想定した「V型(5教科型)」と私立大学文系学部等への進学を見据えた「〜型(3教科型)」のように細分化している。さらに、人文系コースでは、芸術系大学への進学希望者に対応することを目的とした「芸術型」も設定可能にしているgakushu-kankyo。

学科内各コースの特徴

(学科内の専門コースにおける主要な出典は公式サイトによるものであるgakushu-kankyo)
理数系コース
理系科目(数学、物理、化学、生物)を中心として、文系科目(英語、国語、地理)も同時に学習するコースである。履修科目上対応できる進学先の学部は、主に医学部、薬学部、理学部、工学部、教養学部(理系)、農学部、教育学部(理系)、経済学部(理系)であるRisushingaku。

医療看護系コース
2001年度の入学生から設置されたコースで、主に看護師等の医療従事者を目指すためのコースであり、医療系大学及び医療系専門学校が主な進学先であるehimeupost66670。

人文系コース
文系科目(英語、国語、地理歴史・公民)を中心として、理系科目(数学、地学基礎、生物基礎、物理基礎、化学基礎)も同時に学習する(〜型は除く)コースである。履修科目上対応できる進学先の学部は、主に法学部、文学部、経済学部(文系)、教養学部(文系)、教育学部(文系)であるJinbunshingaku。

英語系コース
人文系コースとほぼ同じ教育課程及び進学先である。ただし、高等学校卒業までに英検準1級の合格をコース内での目標としており、各種英語スピーチコンテストに参加したり、独自の授業及び行事(English Day、英語サマーキャンプ等EnglishDayDescription)がある。

設置学科及び教育課程系統表(コース)

(設置学科及び教育課程系統表における主要な出典は公式サイトによるものであるgakushu-kankyo)
  全日制課程
 ・ 普通科
   理数系コース
  ・ 物理専攻(化学は必ず履修、地学は選択不可)
  ・ 生物専攻(化学は必ず履修、地学は選択不可)
   医療看護系コース
   人文系コース
   英語系コース

学校施設


校舎(教棟)は、3年生のホームルーム教室及び図書室ならびに事務室及び職員室等が入る'''本館'''(北東側)、1年生及び2年生のホームルーム教室等が入る'''普通教棟'''(本館と普通教棟の間に位置する)、理科(地学、物理、化学、生物)及び地理歴史・公民の実験室や講義室ならびに情報教室及び家庭科調理室等の各教室が入る'''特別教棟'''(南西側)の4階建て3棟によって構成されている:schoolmap。

象徴

スクールカラー
スクールカラーは紺色 である。紺色は2016年の設立30周年記念時に考案された記念ステッカーのデザインの一部にスクールカラーとして採用されている30thAnniversary。

学校鳥
学校鳥は『カワセミ』である。カワセミは2016年の設立30周年記念時に当時の芸術科(美術)の教員が考案し、生徒によって名付けられた30周年記念マスコットキャラクターである「Challenge Bird カワみん」(後述)の題材に起用されているyurukyarakawamin。

校歌
校歌の作詞は初代校長である三好貞義を中心とした「校歌作成委員会」、作曲は当時の音楽の教員が担当した:0。

校章
漢字の'''〜'''(高の異体字)とChuo(Central)のイニシャルである'''C'''を図案化したものである:0。

オオバタネツケバナ
中庭には、「ていれぎの泉」と称した澱みがあり、杖ノ淵から松山市高井町の「高井保存会」によって移植されたオオバタネツケバナ(松山市における地方名は'''テイレギ''')がある30th。

創立30周年記念キャラクター『Challenge Bird カワみん』
'''Challenge Bird カワみん'''(ちゃれんじばーどかわみん)は、2016年に当時の芸術科(美術)の教員がカワセミ、''CENTRAL MARATHON''、重信川、石鎚山、ツバキから着想を得てデザインし、生徒によって名付けられた創立30周年記念マスコットキャラクターyurukyarank2016201-400。

緊急時の対応に係るガイドライン

災害発生時等の緊急時における学校の対応についてガイドラインを策定しており、気象庁が'''特別警報'''(大雨、大雪、暴風、暴風雪、波浪、高潮)を愛媛県に発表したり、'''暴風警報'''、'''暴風雪警報'''のうちいずれか一つでも愛媛県松山市または生徒の居住地区に発表した場合や当該市町村長が'''避難準備・高齢者等避難開始'''、'''避難勧告'''、'''避難指示(緊急)'''を災害対策基本法または原子力災害対策特別措置法に基づいて愛媛県松山市浮穴地区または生徒の居住地区に発令した場合には、生徒の登校が制限されて臨時休校等の措置がとられるmatsuyamachuo-h1。

重信川の氾濫及び南海トラフ地震への対応

年に数回実施される防災(退避)訓練では学校が一級河川重信川水系(主に重信川及び石手川)に近接することから、大雨時における重信川の氾濫及び南海トラフ地震に起因する津波の被害を想定して、学校施設が倒壊や液状化現象等による被害を受けないことを前提とした4階建て教棟の屋上への避難を組み入れているkeitai。

学校施設の耐震化

2017年時点で、校舎及び各施設は耐震化が完了している。しかし、耐震診断の結果は校舎及び各施設の構造(設計)のみを対象としており、建物内部の設備(内壁、黒板、本棚、照明、スピーカー、エアコン等)は耐震診断の対象となっていないため、建物内部の設備の耐震性は不明である。そのうえ、開校から既に30年以上経過しており、校舎の老朽化による外壁の剥落や一部施設での雨漏りならびに天井の剥落及び崩落や可視化できない内部構造の崩壊等の危険が問題となっているprefehimek7040029taishinpdf。

指定避難所及び広域避難所としての機能

愛媛県松山市浮穴地区の指定避難所(地震、津波、高潮、土砂災害のみで、洪水発生時は対応できない)に指定されており、体育館はRC造、4階建て、屋内有効面積1,604msbwifi。

原子力災害時における広域避難計画

愛媛県地域防災計画(原子力災害対策編)において、四国電力伊方発電所(伊方原子力発電所/伊方原発)で原子力事故(原子力災害対策特別措置法に定める原子力災害)が生じるまたは生じる恐れがある場合における愛媛県八幡浜市、大洲市の広域避難・第1避難先候補施設になっているcityozulife_23984_75528_misc。

特徴的な学校行事

特徴的な学校行事として、「創立記念凧揚げ大会」30th。

創立記念凧揚げ大会
1年生全員が入学直後に約10日間、クラスメイト同士の親睦を深めることを目的として、本来は部活動の時間として設定されている放課後を利用して凧を制作し、5月に近隣にある未来夢保育園(社会福祉法人愛媛福祉会)の園児と共に凧を揚げる端午の節句の恒例行事であるtakoage20181。

''CENTRAL MARATHON''(セントラルマラソン)
開校当初の1987年度から、1、2年生約700名全員で走るマラソン行事であり、重信川の堤防及び校内のグラウンド等を使用して実施しているmarathon。

愛媛県立松山中央高等学校に関連する人物




俳優・歌手・芸能

・ きむらバンド - お笑い芸人(たくろう)
・ やのひろみ - ローカルタレント、ラジオパーソナリティ


メディア

・ 〜田悠介 - 日本テレビ放送網株式会社 演出

報道

・ 結野亜希 - フリーアナウンサー

スポーツ

・ 青野大介 - サッカー指導者、元プロサッカー選手
・ 増谷幸祐 - プロサッカー選手
・ 山村路直 - 元プロ野球選手

アクセス


・ 予讃線 市坪駅下車から徒歩35分:1
・ 伊予鉄バス 砥部線 南井門バス停留所 下車徒歩30分:1
・ 伊予鉄バス北伊予線 南古川バス停留所 下車徒歩20分:1

注釈

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出典

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参考文献


・ id:- 新潟県立図書館、愛媛県立図書館に所蔵
・ id:- 愛媛県立図書館に所蔵

関連文献


・ id:- 愛媛県立図書館に所蔵
・ id:- 愛媛県立図書館に所蔵
・ 000002578902) - 国立国会図書館(東京本館・関西館)に所蔵
・ id:- 愛媛県立図書館に所蔵
・ id:- 愛媛県立図書館に所蔵

外部リンク


672385964
愛媛県立松山中央高等学校 - 公式サイト
愛媛県立松山中央高等学校 - 公式緊急連絡サイト
・ channel:UCTeWwgb0337IuaQQcFb8pzw
愛媛県立高校・中等教育学校における魅力化の取組の紹介(愛媛県教育委員会高校教育課)

教育


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